JP2022082922A - 便器装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】便蓋に配線することなく、便蓋を倒伏した状態であっても便鉢の洗浄状況を視認できる便器装置を提供する。【解決手段】便蓋22と、前記便蓋22を起立した状態と倒伏した状態とに回転自在に保持する装置本体23と、便鉢12の内部を照らす照明装置29と、前記便蓋22に設けられた透明部22Aと、を備え、前記便蓋22が倒伏した状態において、前記照明装置29の照明時に、前記透明部22Aを介して前記便鉢12の内部を視認できる。【選択図】図4
Description
本開示は、便器装置に関する。
従来、便蓋を通して便鉢の内部を視認する技術が知られている。例えば下記特許文献1に記載された便器装置の便蓋は、調光体を備えている。調光体は、電圧を印加することによって透明になり、電圧印加を解除することによって不透明になる。この便器装置によれば、便蓋を閉じた状態であっても、調光体を透明化し、便鉢の洗浄状況を視認できる。
上記の便器装置は、便蓋に配線されている。便蓋の配線は、便蓋の開閉動作の行いやすさに影響を与える可能性がある。便蓋に配線することなく、便蓋を倒伏した状態であっても便鉢の洗浄状況を視認できる便器装置が望まれた。
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、便蓋に配線することなく、便蓋を倒伏した状態であっても便鉢の洗浄状況を視認できる便器装置を提供することを目的とする。
本開示の便器装置は、便蓋と、前記便蓋を起立した状態と倒伏した状態とに回転自在に支持する装置本体と、便鉢の内部を照らす照明装置と、前記便蓋に設けられた透明部と、を備え、前記便蓋が倒伏した状態において、前記照明装置の照明時に、前記透明部を介して前記便鉢の内部を視認できるものである。
<実施形態1>
便器10は、図1に示すように、便器本体11及び便器装置20を具備する。便器装置20は、便器本体11の上面に設置される。便器本体11は、便鉢12を有する。便鉢12は、立面部13、鉢面部14及び凹部15を有する(図3及び図4参照)。立面部13は、便器本体11の上端部の概ね全周に設けられる。鉢面部14は、立面部13の下縁から下方に延びている。凹部15は、鉢面部14の下縁から下方に凹んでいる。凹部15は、排水路に連通する。
便器10は、図1に示すように、便器本体11及び便器装置20を具備する。便器装置20は、便器本体11の上面に設置される。便器本体11は、便鉢12を有する。便鉢12は、立面部13、鉢面部14及び凹部15を有する(図3及び図4参照)。立面部13は、便器本体11の上端部の概ね全周に設けられる。鉢面部14は、立面部13の下縁から下方に延びている。凹部15は、鉢面部14の下縁から下方に凹んでいる。凹部15は、排水路に連通する。
便器装置20は、図1に示すように、便座21と、便蓋22と、装置本体23とを有する。装置本体23は、便座21及び便蓋22を起立した状態と倒伏した状態とに回転自在に支持する。起立した状態は、便器本体11の上面に対して略垂直に立った状態である。倒伏した状態は、便器本体11の上面に沿って倒れた状態である。便座21は、自動及び手動で回転する。便蓋22は、自動及び手動で回転する。
便蓋22は、上面部32と側面部33とを有する。上面部32は、便蓋22を倒伏した状態において便座21の上面に被さる。上面部32は、複数の脚部34を有する。脚部34は、便蓋22の裏面(便蓋22を倒伏した状態における下面)に設けられている。側面部33は、便蓋22を倒伏した状態において便座21の周面に被さる。便蓋22は、透明部22A及び不透明部22Bを有する。透明部22A及び不透明部22Bについて、詳しくは後述する。
装置本体23は、図2に示すように、検知センサ24、着座センサ25、制御部26、開閉装置27、洗浄装置28、照明装置29及びリモコン装置31を備える。
検知センサ24は、例えば便器本体11の前側に立った人体を検知したり、トイレ室に入室した人体を検知したりする。
着座センサ25は、便座21に使用者が座ったこと(着座)、及び便座21から使用者が立ち上がったこと(脱座)を検知する。
開閉装置27は、制御部26の制御に基づいて便蓋22を自動的に開閉する。開閉装置27は、使用者が便器10を使用しようとすると、倒伏した状態の便蓋22を起立した状態にする。開閉装置27は、使用者が便器10の使用を終了すると、起立した状態の便蓋22を倒伏した状態にする。開閉装置27は、便蓋22が起立した状態であるか、倒伏した状態であるかを検知する検知部を有する。
洗浄装置28は、制御部26の制御に基づいて自動的に便鉢12の洗浄を行う。洗浄装置28は、使用者が便座21から立ち上がると、便鉢12に洗浄水を供給する。
照明装置29は、光源となるLEDを有する。照明装置29は、装置本体23の下部に設けられている。照明装置29から出力された光は、便鉢12の内部を照明する。照明装置29は、制御部26の制御に基づいて、自動的に点灯、消灯する。便器10の未使用時(検知センサ24が非検知のとき)には、消灯する。
照明装置29の点灯は、制御部26の制御に基づいて、第1状態と第2状態とに切り替えられる。第1状態の照明装置29は、ほのかな光で便鉢12の内部を照らす。第2状態の照明装置29は、第1状態よりも明るい光で便鉢12の内部を照らす。第2状態の照明装置29は、トイレ室内の照明装置29よりも便鉢12の内部を明るく照らす。照明装置29は、便蓋22が起立した状態において第1状態で点灯し、便蓋22が倒伏した状態において第2状態で点灯する。
リモコン装置31は、トイレ室の壁面に固定されている。リモコン装置31は、使用者の操作に応じて、便器装置20を遠隔操作する。リモコン装置31は、操作部31Aを有する。操作部31Aは、例えば、便器洗浄用ボタン、局部洗浄装置用ボタンを具備する。
便蓋22は、図1に示すように、透明部22Aと不透明部22Bとを備える。透明部22Aは、薄い板状である。透明部22Aの厚さ寸法と不透明部22Bの厚さ寸法とは同等である。透明部22Aは、便蓋22の中央部に設けられている。透明部22Aは、上面部32の縁部を除く大部分に設けられている。透明部22Aは、便器本体11の前側に立った使用者から便鉢12の内部の大部分を視認できる大きさを有する。
透明部22Aは、便蓋22を倒伏した状態において、照明装置29の点灯時に便鉢12の内部を視認できる程度に透明である。透明部22Aは、透明部材に反射膜が形成されたハーフミラーである。透明部材は、ガラスや樹脂等である。反射膜は、銀及びアルミニウムの何れか等の金属膜である。透明部22Aは、入射した光の一部を反射し、一部を透過させる。
便蓋22を倒伏した状態において、便鉢12側(透明部22Aの下側)の明るさが、室内側(透明部22Aの上側)の明るさよりも暗い場合、透明部22Aの下側からの透過光は、透明部22Aの上側の明るい反射光にかき消される。透明部22Aは、図3に示すように、室内側から鏡のように見えるため、便鉢12の内部を視認しにくい。便蓋22を倒伏した状態において、便鉢12側の明るさが、室内側の明るさよりも明るい場合、図4に示すように、便鉢12側からの透過光によって、室内側から便鉢12の内部を視認できる。
不透明部22Bは、図4に示すように、便蓋22のうち透明部22Aを除く全体に設けられている。不透明部22Bは、透明部22Aを取り囲んでいる。不透明部22Bは、便器本体11の後部、及び便座21の上側に重なる領域に設けられている。不透明部22Bは、脚部34を有する。
便器装置20の動作を、図5を参照しながら説明する。S101に示すように、トイレ室内に使用者がいない状態(便器10の未使用状態)では、便蓋22は倒伏した状態、照明装置29は消灯状態である。使用者がトイレ室内に入室し、検知センサ24が使用者を検知すると(S102、Yes)、制御部26は、便蓋22を起立した状態にし、照明装置29を点灯し、第1状態にする(S103)。便鉢12の内部は、照明装置29によってほのかな光で照らされる。第1状態の照明装置29の光は比較的弱いため、使用者は眩しさを感じない。
使用者が便座21に着座して用を足す場合、着座センサ25は、使用者の着座を検知する(S104、Yes)。使用者が用を足し終えて便座21から立ち上がると、着座センサ25は、使用者の脱座を検知する(S105、Yes)。制御部26は、着座センサ25の脱座の検知によって、便蓋22を倒伏した状態にし、照明装置29を第2状態にする(S106)。使用者が便座21に着座しないで用を足すときなど、使用者は、手動で便蓋22を倒伏した状態にする場合がある。この場合、開閉装置27の検知部が便蓋22の倒伏状態を検知し(S107、Yes)、制御部26は、照明装置29を第2状態にする(S108)。これによって、便鉢12の内部は、明るく照らされる。制御部26は、照明装置29の第2状態を、所定時間(10秒程度)継続する。
その後、自動及びリモコン操作の何れかによって、便鉢12を洗浄する(S109)。使用者は、透明部22Aを介して、便鉢12の内部の洗浄前の様子、洗浄中の様子、及び洗浄後の様子を視認できる。洗浄終了後、所定時間経過した後、制御部26は、照明装置29を消灯する(S110)。
上記のように構成された実施形態の作用および効果について説明する。便器装置20は、便蓋22と、装置本体23と、照明装置29と、透明部22Aと、を備える。装置本体23は、便蓋22を起立した状態と倒伏した状態とに回転自在に保持する。照明装置29は、装置本体23に設けられ、便鉢12の内部を照明する。透明部22Aは、便蓋22に設けられている。透明部22Aは、便蓋22が倒伏した状態において、照明装置29の照明時に便鉢12の内部を視認できる程度に透明である。この構成によれば、便蓋22を倒伏した状態であっても、照明装置29によって照明された便鉢12の内部を、透明部22Aを介して視認できる。したがって、便蓋22に配線することなく、便蓋22を倒伏した状態であっても便鉢12の洗浄状況を視認できる。
透明部22Aは、入射した光の一部を反射し、一部を透過させるハーフミラーである。この構成によれば、照明装置29の照明と室内の照明との明るさの違いによって、便鉢12の内部を隠したり現したりできるから、美観を良くできる。
照明装置29は、便蓋22が倒伏した状態では、便蓋22が起立した状態よりも明るい光を出力する。この構成によれば、照明装置29を常に明るくする場合と比べて、照明装置29に係るエネルギーの使用を節約できる。
照明装置29は、便鉢12の内部の洗浄終了まで、便鉢12の内部を照明する。この構成によれば、使用者は、便鉢12の内部の洗浄後の状態を視認できる。したがって、使用者は、便蓋22を倒伏状態にしたまま、安心して便鉢12を洗浄できる。
照明装置29は、便蓋22が起立した状態から倒伏した状態になった後の所定時間、便鉢12の内部を照明する。この構成によれば、使用者は、便蓋22が倒伏した状態になった後の所定時間、便鉢12の内部を視認できる。
照明装置29は、便鉢12の内部を便器装置20が設置された室内よりも明るく照明する。この構成によれば、使用者は、便鉢12の内部を視認しやすい。
<実施形態2>
次に、本開示を具体化した実施形態2に係る便器装置20を説明する。実施形態2の便器装置20は、照明装置29の照度をトイレ室内の照度と比較して自動で調整する点で、実施形態1とは相違する。実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
次に、本開示を具体化した実施形態2に係る便器装置20を説明する。実施形態2の便器装置20は、照明装置29の照度をトイレ室内の照度と比較して自動で調整する点で、実施形態1とは相違する。実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
便器装置20は、実施形態1と同様に、便座21と、便蓋22と、装置本体23とを備える(図1参照)。装置本体23は、実施形態1と同様に、検知センサ24、着座センサ25、制御部26、開閉装置27、洗浄装置28、照明装置29、及びリモコン装置31を備える(図2参照)。
装置本体23は、トイレ室の照明装置29の照度を検出する照度センサを備える。制御部26は、照度センサの検出結果に基づいて、便鉢12の内部がトイレ室に対して同等もしくはより暗くなるように、第1状態の照度を調整する。第1状態の照明装置29の照度は、トイレ室の照度に応じて変わる。
制御部26は、照度センサの検出結果に基づいて、便鉢12の内部がトイレ室よりも明るくなるように、第2状態の照度を調整する。例えば、制御部26は、第2状態の照度を、トイレ室の照度よりも、5%明るくするようにする。どの程度明るくするかは、予めプログラムされている。第2状態の照明装置29の照度は、トイレ室の照度に応じて変わる。
検知センサ24が、使用者を検知すると、照度センサはトイレ室内の照度を検出する。制御部26は、便蓋22を起立した状態にし、照明装置29を点灯して第1状態にする。第1状態の照明装置29の光は、トイレ室内の光よりも弱いため、使用者は眩しさを感じない。使用者が用を足した後、便蓋22が倒伏した状態にされると、制御部26は、照明装置29を第2状態にする。これによって、便鉢12の内部は、トイレ室内よりも明るく照らされるから、使用者は、便鉢12の内部をはっきり見ることができる。
以上のように本実施形態においては、実施形態1と同様、便蓋22を倒伏状態であっても、照明装置29によって照明された便鉢12の内部を、透明部22Aを介して視認できる。したがって、便蓋22に配線することなく、便蓋22を倒伏状態であっても便鉢12の洗浄状況を視認できる。
<実施形態3>
次に、本開示を具体化した実施形態3に係る便器装置20を説明する。実施形態3の便器装置20は、照明装置29の照度を手動で操作できる点で、実施形態1とは相違する。実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
次に、本開示を具体化した実施形態3に係る便器装置20を説明する。実施形態3の便器装置20は、照明装置29の照度を手動で操作できる点で、実施形態1とは相違する。実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
便器装置20は、実施形態1と同様に、便座21と、便蓋22と、装置本体23とを備える(図1参照)。装置本体23は、実施形態1と同様に、検知センサ24、着座センサ25、制御部26、開閉装置27、洗浄装置28、照明装置29、及びリモコン装置31を備える(図2参照)。
リモコン装置31の操作部31Aは、照明装置29を手動で操作する照明操作部を有する。照明操作部は、照明装置29の点灯及び消灯を操作するための操作部を有する。照明装置29の点灯及び消灯は、便蓋22が起立した状態、及び倒伏した状態のいずれにおいても行うことができる。便蓋22を倒伏した状態にし、照明装置29を点灯することによって、透明部22Aを介して便鉢12の内部を視認できる。
照明操作部は、照明装置29の光の明るさを調整する調整操作部を有する。照明装置29の明るさの調整は、便蓋22が起立した状態、及び倒伏した状態のいずれにおいても行うことができる。使用者は、照明装置29の光を眩しすぎると感じる場合、照明装置29の光を弱くできる。使用者は、便鉢12の内部が暗くて視認しにくいと感じる場合、照明装置29の光を強くできる。照明装置29の点灯及び消灯を行う操作部、及び照明装置29の光の明るさを調整する調整操作部は、1つのスイッチなどであってもよいし、別々のスイッチなどであってもよい。
以上のように本実施形態においては、実施形態1と同様、便蓋22を倒伏した状態であっても、照明装置29によって照明された便鉢12の内部を、透明部22Aを介して視認できる。したがって、便蓋22に配線することなく、便蓋22を倒伏した状態であっても便鉢12の洗浄状況を視認できる。照明装置29の点灯及び消灯を手動で操作できるから、使い勝手を良くすることができる。照明装置29の光の明るさを手動で調整できるから、使い勝手を良くすることができる。
<他の実施形態>
本開示は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本開示の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態において便蓋22は、透明部22Aと不透明部22Bとを備える。これに限らず、便蓋を透明部のみで形成してもよい。
(2)上記実施形態において照明装置29は、装置本体23の下部に設けられている。照明装置は、例えば局部洗浄用の洗浄ノズルの先端に設けてもよい。この場合、便蓋を倒伏した状態にすることによって、洗浄ノズルが自動で前方に延びるようにしてもよい。これによって、照明装置は、便鉢の内部を広範囲にわたり照らすことができる。
(3)上記実施形態において透明部22Aは、ハーフミラーである。これに限らず、透明部は、透明部材のみからなるものであってもよい。透明部材は、透明及び半透明のいずれであってもよい。
(4)上記実施形態においてリモコン装置31は、トイレ室の壁面に固定されている。これに限らず、リモコン装置は、便座の横に設置された袖リモコンや、スマホなどの携帯端末などであってもよい。
(5)上記実施形態において透明部22Aは、便蓋22の中央部に設けられている。これに限らず、透明部は便蓋の中央部に設けられていなくてもよい。
(6)上記実施形態において透明部22Aは、上面部32の縁部を除く大部分に設けられている。これに限らず、透明部は、上記実施形態よりも小さい領域に形成されても良い。
(7)上記実施形態2において制御部26は、照度センサの検出結果に基づいて第1状態の照度を調整する。これに限らず、制御部は、第1状態の照度を調整しなくてもよい。例えば、制御部は、トイレ室が照明されていない状態で、照明装置を点灯し、第1状態にしてもよい。この場合、第1状態の照明は、トイレ室の照明よりも明るくなる。
本開示は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本開示の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態において便蓋22は、透明部22Aと不透明部22Bとを備える。これに限らず、便蓋を透明部のみで形成してもよい。
(2)上記実施形態において照明装置29は、装置本体23の下部に設けられている。照明装置は、例えば局部洗浄用の洗浄ノズルの先端に設けてもよい。この場合、便蓋を倒伏した状態にすることによって、洗浄ノズルが自動で前方に延びるようにしてもよい。これによって、照明装置は、便鉢の内部を広範囲にわたり照らすことができる。
(3)上記実施形態において透明部22Aは、ハーフミラーである。これに限らず、透明部は、透明部材のみからなるものであってもよい。透明部材は、透明及び半透明のいずれであってもよい。
(4)上記実施形態においてリモコン装置31は、トイレ室の壁面に固定されている。これに限らず、リモコン装置は、便座の横に設置された袖リモコンや、スマホなどの携帯端末などであってもよい。
(5)上記実施形態において透明部22Aは、便蓋22の中央部に設けられている。これに限らず、透明部は便蓋の中央部に設けられていなくてもよい。
(6)上記実施形態において透明部22Aは、上面部32の縁部を除く大部分に設けられている。これに限らず、透明部は、上記実施形態よりも小さい領域に形成されても良い。
(7)上記実施形態2において制御部26は、照度センサの検出結果に基づいて第1状態の照度を調整する。これに限らず、制御部は、第1状態の照度を調整しなくてもよい。例えば、制御部は、トイレ室が照明されていない状態で、照明装置を点灯し、第1状態にしてもよい。この場合、第1状態の照明は、トイレ室の照明よりも明るくなる。
12…便鉢、20…便器装置、22…便蓋、22A…透明部、23…装置本体、29…照明装置、31A…操作部
Claims (8)
- 便蓋と、
前記便蓋を起立した状態と倒伏した状態とに回転自在に支持する装置本体と、
便鉢の内部を照らす照明装置と、
前記便蓋に設けられた透明部と、を備え、
前記便蓋が倒伏した状態において、前記照明装置の照明時に、前記透明部を介して前記便鉢の内部を視認できる、便器装置。 - 前記透明部は、入射した光の一部を反射し、一部を透過させるハーフミラーである請求項1に記載の便器装置。
- 前記照明装置は、前記便蓋が倒伏した状態では、前記便蓋が起立した状態よりも明るい光を出力する請求項1から請求項2までの何れか一項に記載の便器装置。
- 前記照明装置は、前記便鉢の少なくとも洗浄終了まで、前記便鉢の内部を照明する請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の便器装置。
- 前記照明装置は、前記便蓋が起立した状態から倒伏した状態になった後の所定時間、前記便鉢の内部を照明する請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の便器装置。
- 前記照明装置は、前記便器装置が設置された室内の明るさよりも明るく前記便鉢の内部を照明する請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の便器装置。
- 前記照明装置の点灯及び消灯を手動で操作するための操作部を備えている請求項1から請求項6までの何れか一項に記載の便器装置。
- 前記照明装置の光の明るさを手動で調整するための調整操作部を備えている請求項1から請求項7までの何れか一項に記載の便器装置。
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