JP2009293264A - 照明機能付の自動水栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐水管をコンパクトに構成し得てデザイン性,意匠性を高めることができるとともに所要コストを安価に抑えることができ、且つ暗がりの中にあっても使用者が吐水管の位置を容易に知ることのできる照明機能付の自動水栓を提供する。
【解決手段】光センサを検知センサとして備えた自動水栓10において、光センサの光を可視光となすとともに、光センサにおける発光部30をもって照明用の発光部となし、且つ発光部30は、人体非検知時においても照明を行うものとなしておくとともに、人体検知時においては人体非検知時に比べて照明を明るくするものとなしておく。
【選択図】 図1

Description

この発明は発光部と受光部とを有する光センサを検知センサとして用い、その検知センサによる人体検知に基づいて吐水口から自動的に吐水する自動水栓に関し、特に照明機能付の自動水栓に関する。
従来、発光部と受光部とを有し、発光部から発した光の人体による反射光を受光部で受光する光センサを検知センサとして吐水管に備え、検知センサによる設定した検知エリア内の人体検知により吐水口から自動吐水する自動水栓が公共のトイレや洗面所等に広く用いられている。
この種自動水栓は、近年家庭の洗面所やキッチン等にも用いられるようになってきている。
ここで光センサからなる検知センサは、従来、センサの光として赤外光を用い、そして通常は受光部における受光量が設定受光量よりも多いことをもって人体有りと判定する。
ところでこの種従来の自動水栓の場合、夜間等においては室全体を照明する照明灯の照明の下で手洗い等の行為を行うことが必要なものであり、この場合手洗いの行為だけのために室全体を照明する必要があって経済的でなく、しかも手洗いの際に手元が影となって手元が見づらい等の問題があった。
また夜中、暗さに慣れた眼には、室全体の照明をつけるとまぶしすぎるという問題もあった。
このような事情の下で、自動水栓の吐水管に光センサからなる検知センサと併せて照明用の発光部を設け、人体検知により吐水口から自動吐水するのと併せて照明用の発光部を発光させ、手元を照明するようになしたものが下記特許文献1に提案されている。
しかしながらこの特許文献1に開示の自動水栓の場合、光センサが赤外光を用いたものであり、そのため人体検知用と照明用とに2つの発光部を吐水管に設けることが必要であって、そのためのスペースも広く確保しておかなければならず、これにより吐水管が大型化してしまうとともに、発光部を2つ必要とすることによってコストも高くなってしまう問題がある。
またこの特許文献1に開示のものは、人体を検知したときに、そこで初めて照明用の発光部が発光して照明を開始するものであり、使用者が検知センサによる検知エリアの外にいるときには照明用の発光部が発光せず、室全体の照明灯が消灯状態にあるときには、吐水管の位置が暗がりの中にあって分りづらいといった問題を有していた。
尚、本発明に関連する先行技術として下記特許文献2に開示されたものがある。
このものは光センサを検知センサとして用いたものであり、且つその光センサの光を可視光としたものであるが、このものは照明機能を備えていないものであり、本発明とは別異のものである。
特開2003−293405号公報 特開2001−20338号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、吐水管をコンパクトに構成し得てデザイン性,意匠性を高めることができるとともに所要コストを安価に抑えることができ、且つ暗がりの中にあっても使用者が吐水管の位置を容易に知ることができ且つ手洗い中においては手元を明るく照明することのできる照明機能付の自動水栓を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、発光部と受光部とを有し、該発光部から発した光の人体による反射光を受光部で受光する光センサを検知センサとして吐水管に備えるとともに、該吐水管には使用者の手元を照明する照明用の発光部が設けてあり、該検知センサによる設定した検知エリア内の人体検知により吐水口から自動吐水するとともに、該照明用の発光部から照明光を照射する照明機能付の自動水栓において、前記光センサの光を可視光となすとともに、該光センサにおける前記発光部をもって前記照明用の発光部となし、且つ該発光部は、人体非検知時においても照明を行うものとなしてあるとともに、人体検知時においては該人体非検知時に比べて照明を明るくするものとなしてあることを特徴とする。
尚、検知センサは反射光を受光部で受光して人体検知するものであり、コップその他光を反射する物品も検知する。
請求項2のものは、請求項1において、前記発光部は、前記検知エリアよりも広い範囲に亘って広角度で照明光を発光するものとなしてあることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項2において、前記発光部は、前記検知エリアと照明範囲の該検知エリア以外の部分とで発光の強さを異ならせるものとなしてあり、該検知エリアに向けて発光ビームを集中的に多く発光し、光の強さを強くするものとなしてあることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項2において、前記発光部は、照明範囲の全体に均等な強さで光を発光するものとなしてあるとともに、前記受光部が前記反射光を受光する受光エリアが前記照明範囲よりも狭い前記検知エリアに定めてあり、該受光部の該検知エリアからの反射光の受光の大小に基づいて人体検知するものとなしてあることを特徴とする。
請求項5のものは、請求項1〜4の何れかにおいて、前記検知センサが、前記検知エリア内の人体を検知している状態で人体が該検知エリアの遠限よりも近い位置に設定した境界位置の内側の近位置から外側の遠位置に移行したときに、前記発光部が照明状態を、前記人体が前記近位置にあるときの照明状態から異なった照明状態に状態変化させるものとなしてあることを特徴とする。
請求項6のものは、請求項1〜5の何れかにおいて、設定した限度時間に達するまでの一定時間の間連続吐水するための手動吐水スイッチが設けてあり、該手動吐水スイッチの操作による連続吐水中において吐水継続時間が前記限度時間に到る前の設定した予告時間を越えた後に、前記発光部が照明状態を前記予告時間に到る前の照明状態から異なった照明状態に状態変化させるものとなしてあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、光センサを検知センサとして用いた照明機能付の自動水栓において、光センサ(検知センサ)の光を可視光となすとともに、光センサにおける発光部をもって照明用の発光部となし、且つその発光部は人体非検知時においても照明を行うものとなしてあるとともに、人体検知時においては人体非検知時に比べて照明を明るくするものとなしたものである。
かかる本発明では、検知センサにおける発光部と照明用の発光部とが1つの発光部にて兼用されており、従って吐水管に発光部を設けるに際して所要スペースが少なくて済み、これにより吐水管を小型化し得て、吐水管のデザイン性,意匠性を高めることができる。
また所要の発光部が1つで済むため、コストも低減することができる。
本発明は、その発光部を照明用として機能させるに際し、人体検知時はもとより人体非検知時においても発光部にて照明を行うようになしている点を特徴としている。
従って使用者が自動水栓を使用するために自動水栓に近づいて行くとき、使用者が検知センサによる検知エリア外に位置していても、発光部による照明によって容易に自動水栓、詳しくは吐水管の位置が分り、目的とする自動水栓に近づいて行くことができる。
そしてその過程で使用者の体が検知センサによる検知エリア内に位置したときに、その時点で照明が明るくなり、人体検知に基づいて吐水口から吐水を行わせて手洗い等の行為をする際、発光部からの照明によって手洗いが行い易くなり、自動水栓を使用する際の使い勝手が良好となる。
また実際に手洗いを行っていないときには照明が暗い状態にあり、電力消費が少ないために省エネルギーとなり、経済性も高めることができる。
尚、従来の光センサからなる検知センサは使用者の有無に拘らず常に発光部からパルス光を発光してセンシングしているが、そのパルス光の発光時間は短く且つ発光の時間間隔が長いため、これを視認することはできない。即ちそのような光は照明光としては機能し得ないものである。
本発明において、人体非検知時における照明は人の目で見て明らかに光と分るものであって、発光部はそれに必要な時間間隔或いは発光時間で発光を行う。
本発明では、上記発光部が検知センサにおける設定した検知エリアよりも広い範囲に亘って照明光を発光するものとなしておくことができる(請求項2)。
通常、自動水栓における検知センサは使用者によって差し出された手を検知するもので、その検知エリアは狭い範囲に小角度で設定される。
従って光センサの発光部は通常はその狭い検知エリアに向けて小角度で光を発光する。
しかしながらそのような狭い範囲内に向けての発光のみでは、照明としての機能を十分に発揮させることができない。
しかるにこの請求項2に従って、検知エリアよりも広い範囲に亘って照明光を発光部から広角度で発光させるようになすことで、照明としての機能を十分に発揮させることができる。
この場合において上記発光部は、検知エリアと照明範囲の検知エリア以外の部分とで発光の強さを異ならせるものとなし、検知エリアに向けて発光ビームを集中的に多く発光し、光の強さを強くするものとなしておくことができる(請求項3)。
広い照明範囲全般に亘って発光部から均等な強さで光を発光し、そして照明範囲全体を検知エリアとして、そこにある対象物からの反射光を均等に受光部で受光するようになした場合、例えば手洗器の鉢面が使用者により差し出された手よりも遠い位置にあっても、反射率が高く且つ受光面の広い鉢面からの反射の光量が手からの反射の光量よりも多くなって、検知センサが鉢面を人体と誤検知してしまう恐れが生ずるし、また手等の人体に対する検知精度が低下してしまう。
しかるに請求項3に従って、発光部からの光を照明範囲よりも狭く設定してある検知エリア内で強く、検知エリア外で弱くしておけば、そのような誤検知を有効に防止でき、また手等の人体検知の検知精度を効果的に高めることができる。
一方請求項4は、照明範囲の全体に均等な強さで発光部から光を発光するようになすとともに、受光部が反射光を受光する受光エリアを照明範囲よりも狭い検知センサによる検知エリアに定め、受光部の検知エリアからの反射光の受光の大小に基づいて人体検知するようになしたもので、この請求項4においても、鉢面等を人体と誤検知してしまうのを有効に防止でき、また手等の人体検知の検知精度を高めることができる。
次に請求項5は、検知センサが検知エリア内の人体を検知している状態で、人体が検知エリアの遠限よりも近い位置に設定した境界位置の内側の近位置から外側の遠位置に移行したときに、発光部による照明状態を、人体が近位置にあるときの照明状態から異なった照明状態となるように状態変化させるようになしたものである。
このようにしておけば、使用者が手洗い等の行為中に手が発光部から遠ざかり、検知エリアの遠限に近づいたときに、このままもっと手が遠くなると吐水が停止してしまうことを使用者に知らしめることができ、手をもっと吐水口に近づけるように誘導することができる。
従って使用者は手洗い等の行為中、吐水口からの吐水を途切らせることなく連続吐水させることができ、自動水栓の使い勝手が向上する。
この場合において上記発光部は、人体が上記の遠位置に移行したときに照明をそれまでよりも暗く又は点滅するようになしておくことができる。
次に請求項6は、設定した限度時間に達するまでの一定時間の間、連続吐水するための手動吐水スイッチを自動水栓に設けた場合において、その手動吐水スイッチの操作による連続吐水中に、吐水継続時間が上記の限度時間に到る前の設定した予告時間を越えた後には、上記の発光部が照明状態を予告時間に到る前の照明状態とは異なった照明状態に状態変化させるようになしたものである。
この請求項6によれば、連続吐水の吐水継続時間が限度時間に近くなったとき、このまま時間が継続すると、間もなく吐水が停止する旨を使用者に対して知らしめることができ、吐水をもっと継続したいときには手動吐水スイッチを再度オン操作するように誘導することができ、従ってこの場合においても、使用者は吐水中に水が途切れてしまうのを防止でき、自動水栓の使い勝手が向上する。
尚この場合において、手動吐水スイッチは、再度予め定めた時間以下短時間オン操作することで吐水を継続させ、また長時間押した場合には止水を行わせるものとなしておくことができる。
また発光部は、吐水継続時間が予告時間を越えたときに照明をそれまでよりも暗く又は点滅するものとなしておくことができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は本実施形態の自動水栓で、12は自動水栓10における吐水管である。
吐水管12は、図中下端部に扁平な形状の台座部14を有しており、その台座部14がカウンタ部(取付基体)16上に着座せしめられている。
この実施形態において、台座部14の上面には、一定時間(ここでは60秒)の間連続吐水を行わせるための手動吐水スイッチ18が設けられている。
この実施形態では、使用者が手動吐水スイッチ18をオン操作(押操作)すると、後述の吐水口20から吐水が開始されて吐水継続され、そして設定した限度時間である60秒が経過したところで、自動的に吐水が停止される。
また吐水継続中に手動吐水スイッチ18を短時間(ここでは2秒以下の短い時間)オン操作すると、その時点を起点として更に60秒だけ吐水が継続される。
一方、吐水継続中に手動吐水スイッチ18を上記よりも長い時間押すと、その時点で吐水口20からの吐水が停止する。
吐水管12は、上部が逆U字状のグースネック形状をなしており、使用者に向って斜め前方下向きをなす先端面12Aに、図2に示しているように正面形状(先端面12Aに対する正面視の形状)が円形状をなす吐水口20が設けられている。
ここで吐水管12は、吐水口20が手洗鉢やシンク等の水槽内部を向くようにして設けられている。
吐水管12の内部には、給水路22の一部をなす給水チューブ(図示省略)が挿通されており、その先端が吐水口20に接続されている。
給水路22上には、吐水口20からの吐水と止水とを行う開閉弁としての電磁弁24が設けられている。
26はこの電磁弁24の開閉を制御する制御部で、この制御部26に対し電磁弁24が電気的に接続されている。
図2(B)に示しているように、吐水管12の先端部には光センサからなる検知センサ28における発光部30と、受光部32とが設けられている。
ここで発光部30,受光部32は、それぞれ吐水口20とほぼ同方向、つまり吐水口20からの吐水の方向とほぼ同方向に向けて配向されている。
検知センサ28は、発光部30から光を発し、そして人体により反射された光を受光部32で受光し、その受光の光量が設定した光量以上であるときに人体有りと判断する。即ち人体検知する。そしてその人体検知に基づいて吐水口20から自動的に吐水を行う。
また人体非検知となったときに、吐水口20からの吐水を自動的に停止する。
詳しくは、受光部32が設定以上の受光量で反射光を受光すると、図1の制御部26が電磁弁24を開弁させて、給水路22を通じ吐水口20へと水を供給し、吐水口20から吐水させる。
一方人体非検知状態になると、制御部26が開弁状態にある電磁弁24を閉弁させ、吐水口20からの吐水を停止させる。
図2(A)において、34,36は吐水管12内に互いに別々に独立して設けられた発光側のセンサケース,受光側のセンサケースで、これらセンサケース34,36内に発光部30,受光部32が吐水管12の先端面12Aに臨むようにして収容されている。
図2(C)に示しているように、発光側のセンサケース34は、正面形状が正方形状の一部を2等辺3角形状の切欠部38で切り欠いた形状をなしている。その上辺の寸法L,一方の側辺の寸法Lが同寸法をなし、また他方の側辺の寸法Lと下辺の寸法Lとが同寸法をなしている。
一方受光側のセンサケース36は、発光側のセンサケース34に対し左右対称形状(吐水管12の先端面12Aに対する正面視において)をなしている。
またこれら発光側のセンサケース34と受光側のセンサケース36とは、図2(B)に示しているように吐水口20の中心Oに対し90°の角度を成すように配置されている。
即ちこの実施形態において、発光側のセンサケース34は、吐水口20周りに時計方向に90°回転させると(このとき自己中心周りに90°回転(自転)する)、受光側のセンサケース36と正面形状が同形状となり、また受光側のセンサケース36は、吐水口20周りに反時計方向に90°回転させると(このとき自己中心周りに90°回転(自転)する)、発光側のセンサケース34と正面形状が同形状となる。
更に発光側のセンサケース34及び受光側のセンサケース36は、それぞれの上辺が先端面12Aに対する正面視において水平となり、また各側辺が上辺に対し直角の向きとなるように先端面12Aに配置されている。
一方吐水管12の先端面12Aは、図2(B)に示しているように略下半部が、詳しくは吐水口20の図中下半分に対応する部分が半円形状とされ、略上半部が4角形状とされている。
そして略上半部の図中左上のコーナー部に発光側のセンサケース34が、また右上のコーナー部に受光側のセンサケース36がそれぞれ配置されている。
尚先端面12Aにおける上辺は図中左右方向に水平な形状をなしており、また左右の側辺が上辺に対し直角な形状をなしている。
上記検知センサ28をなす光センサは、ここではセンサの光として可視光を用いており、発光部30から可視光を発光し、また受光部32にてその可視光の反射光を受光し、人体検知するものとなしてある。
この場合において発光部30は、可視光を発光する白色LED等の発光素子で構成し、発光素子を発光させる駆動回路とともに発光側のセンサケース34内部に収容しておくことができる。
また受光部32は、白色(可視光)を感知可能なフォトダイオード,フォトトランジスタ等の受光素子にて構成し、受光素子にて受光した光を電気信号に変換し信号処理する処理回路とともに、受光側のセンサケース36内部に収容しておくことができる。
この場合、センサケース34,36内の発光駆動回路,信号処理回路を電気配線にて上記の制御部26に接続しておく。
本実施形態では、検知センサ28をなす光センサの発光部30が、使用者の手元を照明する照明用の発光部を成している。
この実施形態では、発光部30は人体の非検知状態,検知状態を通じて絶えず一定時間間隔ごとに可視光をパルス状に発光し、センシング動作を行っている。
通常そのセンシングのために発光部30から発せられる光のパルス幅は短いもので、しかも発光と発光との間の時間間隔が長いものであり、使用者にとって視認できないものであるが、この実施形態では、照明用を兼ねた発光部30は人体非検知状態の下で使用者に視認可能なように光をパルス状に発光しており、図3に示しているように人体非検知状態の下で照明を行っている。
但しその照明の明るさは、使用者にとって自動水栓10即ち吐水管12の位置が分る程度の明るさの、暗いものである。
一方検知センサ28が人体検知すると、発光部30からの照明光はそこで明るい照明光となって、使用者の手元を明るく照らすようになる。
この実施形態においては、図4に示しているように検知センサ28としての検知エリアKが小角度の狭い範囲に設定されており、そして発光部30はこれよりも広角度で広い範囲に亘って設定された照明範囲Sに照明光を発光するものとなしてある。
尚図4(A)において、40は水槽としての手洗鉢を表しており、40Aは鉢面を表している。
本実施形態ではまた、発光部30は、検知エリアKと照明範囲Sの、検知エリアKを除いた部分とで発光の強さを異ならせるものとなしてある。
具体的には、検知エリアKに向けて発光ビームを集中的に多く発光し、検知エリアKにおいては光の強さを強くするものとなしてある。
例えば図5(A)に示しているように、狭い検知エリアKを同時に照明範囲Sとなした場合、発光部30が使用者の手元を照明するための照明用として十分に機能しない。
他方、図5(B)に示すように照明範囲Sを広くし、またこれを検知エリアKとして全体に亘り均等な強さで光を発光するようになした場合、検知対象となる手からの反射光の光量(受光部32で受光する光量)に対し、鉢面40Aからの反射光の光量が多くなり、鉢面40Aを人体の手と誤検知してしまい易い。
しかるに図4(A)に示すように、検知エリアKを狭く設定し、検知エリアKに向けての発光の強さを集中的に強くしておくことで、検知エリアK内に位置する手からの反射光の光量を、鉢面40Aからの反射光の光量よりも多くすることができ、鉢面40Aを人体と誤検知するのを有効に防止でき、また人体(手)に対する検知精度を高くすることができる。
検知エリアKに向けての発光の強さを強くする手段として、図4(B)に示すレンズ42を発光部30に備えておき、レンズ42にて発光部30からの光を検知エリアKにおいて強く、照明範囲Sの他の部分において弱くするようになすことができる。
ここではレンズ42は、中央部が凸レンズ部44をなし、他の外周部46が平坦な形状をなしている。
このレンズ42では、中央部を通る光に対してレンズ効果によって光ビームを絞り、検知エリアKに向けて強く光を照射する。
また平坦な形状をなす外周部46は実質的にレンズ効果を持っておらず、発光部30から発せられた光を特に集光せずに、広い照明範囲S全域に亘って発光ビームを拡散させ、照明範囲Sに対する照明光を検知エリアKに対するよりも弱くする。
以上のように本実施形態によれば、検知センサ(光センサ)28における発光部と照明用の発光部とが1つの発光部30にて兼用されており、従って吐水管12に発光部を設けるに際して所要スペースが少なくて済み、これにより吐水管12を小型化し得て、吐水管12のデザイン性,意匠性を高めることができる。
また所要の発光部が1つの発光部30で済むため、コストも低減することができる。
本実施形態では、発光部30を照明用として機能させるに際し、人体検知時はもとより、人体非検知時においても発光部30にて照明を行う。
従って使用者が自動水栓10を使用するために自動水栓10に近づいて行くとき、使用者が検知センサ28による検知エリアK外に位置していても、発光部30による照明によって容易に自動水栓10、詳しくは吐水管12の位置が分り、目的とする自動水栓10に近づいて行くことができる。
そして使用者の体(具体的には使用者の手)が検知センサ28による検知エリアK内に位置したときに、その時点で照明が明るくなり、人体検知に基づいて吐水口20から吐水を行わせ、手洗い等の行為をする際、発光部30からの照明によって手洗いが行い易く、自動水栓10を使用する際の使い勝手が良好となる。
また実際に手洗いを行っていないときには照明が暗い状態にあり、電力消費が少ないために省エネルギーとなり、経済性も高めることができる。
本実施形態ではまた、上記発光部30が、検知センサ28における検知エリアKよりも広い範囲に亘って照明光を発光する。
これにより発光部30を照明用の発光部として十分に機能発揮させることができる。
尚、図4では発光部30からの光を検知エリアKに向けて集中的に強く発光するようになしているが、図6に示しているように発光部30からの光を照明範囲S全体に亘って均等な強さで発光するとともに、受光部32の受光エリアを検知エリアKに絞り込み、検知エリアKからの反射光だけをレンズ42で集光し、受光部32に受光させるようになしておくこともできる。
このようになした場合においても、鉢面40A等を人体と誤検知してしまうのを有効に防止でき、また手等の人体検知の検知精度を高めることができる。
本発明では、使用者が手洗い等の行為をしている際に、詳しくは検知センサ28が検知エリアK内の使用者の手(人体)を検知している状態で、使用者の手が検知エリアKの遠限L(図4参照)よりも近い位置に設定した境界位置Lの内側の近位置から外側の遠位置に移行したときに、発光部30からの照明状態を、使用者の手が境界位置Lよりも内側の近位置にあるときの照明状態とは異なった照明状態に状態変化させるようになしておくことができる。
図7は、その実施手段の具体的な一例を示している。
図7において受光量(受光電圧)のBは、図4(A)において使用者の手が検知エリアKの遠限Lに位置しているときの受光量(受光電圧)のしきい値を表しており、またAは、使用者の手が境界位置Lに位置しているときの受光量のしきい値を表している。
図7に示しているようにここでは使用者の手が検知エリアKの外にあって、検知センサ28が人体非検知状態にあるときでも、発光部30は照明光を照射している。
具体的には、発光部30はここでは40mS(秒)ごとに100μSのパルス幅でパルス発光を行っており、これによって自動水栓10、詳しくは吐水管12の位置が分る程度の明るさ(図中Mレベルの明るさ)で暗く照明を行っている。
尚、検知センサ28による人体検知の判定(人体有無の判定)(センシング)は200mSごとに行っている。
このとき、使用者の手が検知エリアK内且つ境界位置Lよりも近い位置に差し出されると、即ちそのことによって検知センサ28における受光部32での受光量がしきい値Aよりも多くなると、次の人体検知の判定のタイミングで発光部30からの照明の明るさが、図7中Mレベルの明るさに明るくなる。
具体的には、発光部30は10mSごとに100μSのパルス幅でパルス発光を行うようになり、使用者の手元を照明する照明光をMレベルの明るさに明るくする。
一方、手洗い中に使用者の手が境界位置Lを越えて遠限L側に移行すると、即ち境界位置Lよりも遠位置まで遠くなると、受光部32における受光量がしきい値Aを下回ることによって、次の人体検知の判定のタイミングで、発光部30による照明の明るさが図7中Mレベルまで暗くなる。但しこのときの照明の暗さは、人体非検知状態にあるときよりも明るいものである。
そして照明光の明るさが暗く変化することで、使用者に対し、このまま手が更に遠ざかると吐水が停止することを知らしめ、従って手洗い等を更に継続したいとき、つまり吐水を継続したいときには手をもっと吐水口20側に、つまり検知センサ28側に近づけるように促し、手の接近動作を誘導する。
そのことによって、使用者の手が境界位置Lよりも更に近い位置に持ち来されたときには、照明の明るさが再びMレベルの明るい状態に状態回復する。
一方、使用者の手がそのまま検知エリアKの遠限Lよりも更に遠くなったときには、次の人体検知の判定のタイミングで、発光部30による照明の明るさが人体非検知状態のときのMレベルの明るさ(暗さ)に低下する。
尚、吐水口20からの吐水は、人体検知の判定のタイミング即ち照明の明るさが明るくなるのと同じタイミングで行われ、そして使用者の手が検知エリアKから外れたとき、人体検知の判定のタイミングで吐水口20からの吐水が停止する。即ち止水する。
図8は、制御部26の制御の下に図7に示す動作を実行するための自動水栓10の具体的な実行手順を表している。
図8に示すように、自動水栓10は人体非検知状態の下で発光部30から40mSごとに100μSのパルス幅でパルス発光を行い、図7のMレベルの暗い明るさで照明を行い(ステップS10)、また200mSごとに受光部32での受光量測定を行って人体有無の判定(センシング)を行う(ステップS12)。
そしてステップS14において受光量(受光電圧)Xが図7のAより大か否か、即ち使用者の手が検知エリアK内に差し出されたか否かを判定し、そして使用者の手が検知されていないときにはステップS10〜S14の各ステップを繰返し実行する。
一方ステップS14において検知センサ28が検知エリアK内にある使用者の手を検知すると、そこで吐水口20から自動吐水する(ステップS16)。
またこのとき同時に、発光部30からの発光の時間間隔を異ならせて照明を明るくする。具体的には、発光部30からの発光を10mSごとに100μSのパルス幅でパルス発光し、照明を図7のMレベルまで明るくする。
そして図4の境界位置Lよりも近い位置にあった使用者の手が、その後境界位置Lよりも遠くなり、なお且つ検知エリアKの遠限L以内にあると、そこで発光部30からの発光を20mSごとに100μSのパルス幅のパルス発光に切り替え、照明を図7のMレベルまで暗くし(ステップS20,S22,S24,S26)、使用者に対して手が検知エリアの遠限近くまで離れたこと、つまりこのまま手が更に離れると吐水が停止することを知らしめる。
その結果使用者が再び手を境界位置Lよりも近い位置に接近させると、そこで再び発光部30からの照明がMレベルまで明るくされるとともに、ステップS20〜S26までの各ステップが再び繰り返される。
そして使用者の手が検知エリアKの遠限Lよりも遠く離れると、そこで吐水口20からの吐水が停止される(ステップS24,S28)。
以上のように本実施形態によれば、使用者が手洗い等の行為中に手が発光部30から遠ざかり、検知エリアKの遠限に近づいたときに、このままもっと手が遠くなると吐水が停止してしまうことを使用者に知らせることができ、手をもっと吐水口20に近づけるように誘導することができる。
従って使用者にとっては、手洗い等の行為中、吐水口20からの吐水を途切らせることなく連続吐水させることができ、自動水栓10の使い勝手が向上する。
尚、図7では使用者の手が境界位置Lの内側の近位置から境界位置Lと遠限Lとの間の外側の遠位置に移行したときに、発光部30からの照明の明るさをMレベルに落す(暗くする)ようにしているが、場合によってこのとき発光部30による照明を点滅状態の照明となすことも可能である。
本実施形態の自動水栓10では、前述したように検知センサ28による人体検知の有無に拘らず、吐水口20から一定時間(ここでは60秒)連続吐水させるための手動吐水スイッチ18(図1参照)が備えられている。
この手動吐水スイッチ18は、コップやバケツその他の容器に水を溜めたいとき等に用いられるもので、手動吐水スイッチ18をオン操作すると、以後吐水口20から連続吐水される。
その吐水を止めたいときには、手動吐水スイッチ18を再びオン操作(但し2秒超の長時間のオン操作)する。
但しそのような吐水停止の操作をし忘れることがある場合を想定して、ここでは一定時間の60秒連続吐水した後に自動的に吐水停止させるようにしている。
ところが使用者が1分以上連続吐水させたいときにも、60秒丁度で吐水が止まってしまうと、使用者はそこで改めて手動吐水スイッチ18をオン操作しなければならず、その間に一旦水が途切れてしまい、自動水栓10の使い勝手が悪くなってしまう。
このような場合において、本発明では手動吐水スイッチ18のオン操作による連続吐水中において、吐水継続時間が限度時間である60秒に到る前の設定予告時間を越えた後に、発光部30が照明状態をそれ以前の照明状態とは異なった照明状態に状態変化するものとなしておくことができる。
図9はこれを具体的に表している。
ここでは手動吐水スイッチ18をオン操作するとタイマーAが作動し、そして設定した予告時間、ここでは50秒に達するとタイマーAがタイムアップし、発光部30の照明状態が、それまでのAの照明状態からBの照明状態に状態変化する。
またこれと同時にタイマーBが作動開始する。タイマーBは吐水時間が限度時間である60秒に達するとタイムアップする。
ここで図9中Aの照明状態は、図7に示すMレベルでの照明状態であり、またBの照明状態は、図7に示すMレベルの明るさでの照明状態或いは光を点滅状態に発する照明状態である。但し照明状態Aとは異なる他の照明状態とすることもできる。
このように照明状態が変化することによって、使用者はもうすぐ吐水継続時間が限度時間に到達することを知ることができ、従って更に吐水を継続したいときには、図9に示しているように再び手動吐水スイッチ18を短時間だけオン操作することで、吐水を途切れさせることなく吐水継続させることができる。このとき発光部30からの照明もまた、Aに示す照明状態に状態変化する。
また同時にこの時点でタイマーAが作動開始する。
一方吐水継続中において吐水を強制的に停止させたいときには、手動吐水スイッチ18を長押し(ここでは2秒超の長い時間押す)することによって吐水を停止させることができる。
図10は、図9に示す動作を実行する際の実行手順を表している。
図10に示しているように、ここでは手動吐水スイッチ18が押されると吐水開始されるとともに、図9のCに示す照明状態からAに示す照明状態に照明が変化する。
尚、Cに示す照明状態は図7に示すMレベルの暗い明るさでの照明状態である(ステップS30,S32)。
そして吐水開始からの吐水継続時間が、予告時間である50秒を越えると、そこで照明状態が図9のAに示す照明状態からBに示す照明状態に状態変化する。またこのとき同時にタイマーBが動作開始する(ステップS36,S38)。
またこの間、タイマーAがタイムアップするまでの間繰返し手動吐水スイッチ18が押されたか否かの判定が行われる(ステップS34)。
照明状態がAの照明状態からBの照明状態に状態変化することで、使用者は吐水継続時間が限度時間である60秒に近づいたことを知ることができ、更に吐水を長く継続したいときには、再び手動吐水スイッチ18を短時間のオン操作、即ち短か押し操作することとなる。
詳しくは設定時間である0.2秒以下の短い時間オン操作することとなる(ステップS40,S42)。
そしてそのことによりステップS32以下が再び実行され、ステップS42での手動吐水スイッチ18のオン操作を起点として、引き続き60秒間継続した吐水が行われるとともに、照明状態が再び図9のAに示す照明状態に状態変化する。
一方そのような手動吐水スイッチ18のオン操作が行われなかったときには、タイマーBのタイムアップとともに、即ち吐水開始から60秒経過した時点で、自動的に吐水が停止する(ステップS44,S46)。
尚、吐水開始から予告時間に到るまでの間に手動吐水スイッチ18がオン操作された場合においてもステップS34,S42が実行され、そこでタイマーAがリセットされて、その時点を起点として60秒の限度時間が時間計測される。
本発明では、図11に示しているように発光素子,受光素子を発光素子からの発光駆動回路及び受光素子にて受光した反射光の光量を光電変換し信号処理する処理回路を含むセンサ回路を備えたセンサ本体48を、吐水管12の先端部から離隔して、例えば吐水管12の台座部14内部等に配置しておき、そして発光素子,受光素子から発光用,受光用の光ファイバー50を吐水管12の先端部まで延ばし、発光用光ファイバーの先端を発光部30とし、また受光用光ファイバーの先端を受光部32として構成することも可能である。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば上例では手動吐水スイッチのオン操作による吐水継続中において、手動吐水スイッチ18を2秒以下の短時間押すことによって、その時点を起点としてそこから更に60秒連続吐水するものとして説明しているが、予告時間に到る前に短時間押しを行った場合には止水動作を行うようにし、予告時間を越えたときに短時間押しの操作をしたときにのみ、更に60秒の吐水を継続するようになすといったことも可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態の照明機能付の自動水栓を示した図である。 図1の自動水栓の要部を示した図である。 同実施形態における照明の明るさと照明状態の変化のタイミングを表した図である。 同実施形態における検知エリアと照明範囲とを表した図である。 同実施形態の利点を説明するために示した比較例図である。 本発明の他の実施形態の要部の図である。 本発明の他の実施形態における動作内容を表した図である。 図7の動作の実行手順の説明図である。 本発明の更に他の実施形態における動作内容を表した図である。 図9の動作の実行手順を表した図である。 本発明の更に他の実施形態を示した図である。
符号の説明
10 自動水栓
12 吐水管
18 手動吐水スイッチ
28 検知センサ
30 発光部
32 受光部
K 検知エリア

Claims (6)

  1. 発光部と受光部とを有し、該発光部から発した光の人体による反射光を受光部で受光する光センサを検知センサとして吐水管に備えるとともに、該吐水管には使用者の手元を照明する照明用の発光部が設けてあり、該検知センサによる設定した検知エリア内の人体検知により吐水口から自動吐水するとともに、該照明用の発光部から照明光を照射する照明機能付の自動水栓において、
    前記光センサの光を可視光となすとともに、該光センサにおける前記発光部をもって前記照明用の発光部となし、
    且つ該発光部は、人体非検知時においても照明を行うものとなしてあるとともに、人体検知時においては該人体非検知時に比べて照明を明るくするものとなしてあることを特徴とする照明機能付の自動水栓。
  2. 請求項1において、前記発光部は、前記検知エリアよりも広い範囲に亘って広角度で照明光を発光するものとなしてあることを特徴とする照明機能付の自動水栓。
  3. 請求項2において、前記発光部は、前記検知エリアと照明範囲の該検知エリア以外の部分とで発光の強さを異ならせるものとなしてあり、該検知エリアに向けて発光ビームを集中的に多く発光し、光の強さを強くするものとなしてあることを特徴とする照明機能付の自動水栓。
  4. 請求項2において、前記発光部は、照明範囲の全体に均等な強さで光を発光するものとなしてあるとともに、前記受光部が前記反射光を受光する受光エリアが前記照明範囲よりも狭い前記検知エリアに定めてあり、該受光部の該検知エリアからの反射光の受光の大小に基づいて人体検知するものとなしてあることを特徴とする照明機能付の自動水栓。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記検知センサが、前記検知エリア内の人体を検知している状態で人体が該検知エリアの遠限よりも近い位置に設定した境界位置の内側の近位置から外側の遠位置に移行したときに、前記発光部が照明状態を、前記人体が前記近位置にあるときの照明状態から異なった照明状態に状態変化させるものとなしてあることを特徴とする照明機能付の自動水栓。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、設定した限度時間に達するまでの一定時間の間連続吐水するための手動吐水スイッチが設けてあり、該手動吐水スイッチの操作による連続吐水中において吐水継続時間が前記限度時間に到る前の設定した予告時間を越えた後に、前記発光部が照明状態を前記予告時間に到る前の照明状態から異なった照明状態に状態変化させるものとなしてあることを特徴とする照明機能付の自動水栓。
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