JP2010007263A - 自動水栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】手洗い等の行為中に吐水継続の意思があるにも拘らず誤って手が検知エリアから外れることによって吐水口からの水を途切らせてしまい、水栓の使い勝手が悪くなる問題を解決し得る自動水栓を提供する。
【解決手段】赤外線式の検知センサ28を可視光を発光する照明用の発光部37とともに吐水管12に備えて成る照明機能付の自動水栓において、検知センサ28が、検知エリア内の人体を検知している状態で人体が検知エリアの遠限よりも近い位置に設定した境界位置の内側の近位置から外側の遠位置に移行したときに、発光部37が照明状態を、人体が近位置にあるときの照明状態から異なった照明状態に状態変化させるようにする。
【選択図】 図2

Description

この発明は発光部と受光部とを有する赤外線式の検知センサを備え、その検知センサによる人体等検知対象の検知に基づいて吐水口から自動的に吐水する自動水栓に関する。
従来、発光部と受光部とを有し、発光部から発した赤外光の人体等検知対象による反射光を受光部で受光する赤外線式の検知センサを吐水管に備え、検知センサによる設定した検知エリア内の検知対象の検知により吐水口から自動吐水する自動水栓が公共のトイレや洗面所等に広く用いられている。
この種自動水栓は、近年家庭の洗面所やキッチン等にも用いられるようになってきている。
ここで赤外線式の検知センサは、従来、通常は受光部における受光量が設定受光量よりも多いことをもって人体有りと判定する。
ところでこの種従来の自動水栓の場合、夜間等においては室全体を照明する照明灯の照明の下で手洗い等の行為を行うことが必要なものであり、この場合手洗いの行為だけのために室全体を照明する必要があって経済的でなく、しかも手洗いの際に手元が影となって手元が見づらい等の問題があった。
また夜中、暗さに慣れた眼には、室全体の照明をつけるとまぶしすぎるという問題もあった。
このような事情の下で、自動水栓の吐水管に赤外線式の検知センサと併せて可視光を発光する照明用の発光部を設け、人体等検知対象の検知により吐水口から自動吐水するのと併せて照明用の発光部を発光させ、水栓使用者の手元を照明するようになしたものが下記特許文献1に提案されている。
ところで、自動水栓の使用者が手洗い等の行為をしているときに意図せず手が検知センサによる検知エリアから一時的に外れてしまうことがあり、こうした場合、使用者が吐水継続の意思を有しているにも拘らず途中で吐水口からの吐水が途切れてしまうこととなり、自動水栓の使い勝手が悪くなってしまう。
また検知エリアから手が外れることにより、即ち検知センサが手を非検知となることによって照明も消えてしまうと、暗がりの中で改めて手探りで検知センサの前方に手をかざして吐水開始させなければならず、面倒を伴う。
尚下記特許文献2には、吐水が停止した後において発光部が発光停止するようになした照明機能付の自動水栓が開示されている。
この特許文献2の照明機能付自動水栓では、手洗い中の手が検知センサの検知エリアから外れても直ちに照明停止しないものであるが、手洗い等の行為中に手が検知エリアから一時的に外れると吐水停止してしまう問題については解決することができず、本発明とは異なったものである。
特開2003−293405号公報 特開2003−293406号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、手洗い等の行為中に吐水継続の意思があるにも拘らず誤って手が検知エリアから外れることによって吐水口からの水を途切らせてしまう問題を解決し、使い勝手の良好な自動水栓を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、発光部と受光部とを有し、該発光部から発した赤外光の人体等検知対象による反射光を該受光部で受光する赤外線式の検知センサを吐水管に備え、該検知センサによる設定した検知エリア内の前記検知対象の検知に基づいて制御部による制御の下に吐水口から自動吐水する自動水栓において、前記検知センサが、前記検知エリア内の前記検知対象を検知している状態で該検知対象が該検知エリアの遠限よりも近い位置に設定した境界位置の内側の近位置から外側の遠位置に移行したときに前記制御部が、前記検知対象が前記遠位置に移行したことを使用者に報知するようになしてあることを特徴とする。
請求項2において、請求項1において、可視光を発光して水栓使用時における使用者の手元を照明する発光部が設けてあり、前記検知対象が前記遠位置に移行したときに前記制御部が、該発光部の照明状態を、前記検知対象が前記近位置にあるときの照明状態から異なった照明状態に状態変化させることにより、前記検知対象が前記遠位置に移行したことを報知するようになしてあることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項2において、前記検知対象が前記遠位置に移行したときに前記制御部が、前記発光部を暗い照明状態若しくは明滅する照明状態に状態変化させるものとなしてあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、検知センサが検知エリア内の検知対象を検知している状態で、検知対象が検知エリアの遠限よりも近い位置に設定した境界位置の内側の近位置から外側の遠位置に移行したときに制御部が、検知対象が遠位置に移行したことを使用者に報知するようになしたものである。
このようにしておけば、使用者が手洗い等の行為中に手が検知センサ、詳しくは検知センサの発光部から遠ざかり、検知エリアの遠限に近づいたときに、このままもっと手が遠くなると吐水が停止してしまうことを使用者に知らしめることができ、手をもっと吐水口に近づけるように誘導することができる。
従って使用者は手を吐水口に近づけることで手洗い等の行為中吐水口からの吐水を途切らせることなく連続吐水させることができ、自動水栓の使い勝手が向上する。
本発明において、上記報知の手段としては種々の手段が可能である。
例えば自動水栓にスピーカを備えておき、スピーカから報知音を発生させるようになすことができる。
或いは流量調整弁を備えておき、流量を少なくすることによって使用者に報知するようになすといったことも可能である。
また好適な手段として、可視光を発光して水栓使用時における使用者の手元を照明する発光部を設けておき、検知対象が遠位置に移行したときに、発光部の照明状態を、それまでの照明状態から異なった照明状態に状態変化させることで、使用者に報知するようになすことができる(請求項2)。
このようにしておけば、手洗い等の行為を手元照明の下で良好に行うことができるとともに、その照明を変化させることで使用者に対し、手が遠位置に移行したことを効果的に知らしめることができる。
この場合において、上記照明用の発光部は、検知対象が上記の遠位置に移行したときに照明をそれまでよりも暗い照明状態又は明滅状態(明るくなったり暗くなったりし、或いは照明が点いたり消えたりする状態)に状態変化させるようになしておくことができる(請求項3)。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は本実施形態の自動水栓で、12は自動水栓10における吐水管である。
吐水管12は、図中下端部に扁平な形状の台座部14を有しており、その台座部14がカウンタ部(取付基体)16上に着座せしめられている。
この実施形態において、台座部14の上面には、一定時間(ここでは60秒)の間連続吐水を行わせるための手動吐水スイッチ18が設けられている。
この実施形態では、使用者が手動吐水スイッチ18を押操作すると、後述の吐水口20から吐水が開始されて吐水継続され、そして設定した限度時間である60秒が経過したところで、自動的に吐水が停止される。
また吐水継続中に手動吐水スイッチ18を短時間(ここでは0.2秒以下の短い時間)押操作すると、その時点を起点として更に60秒だけ吐水が継続される。
一方、吐水継続中に手動吐水スイッチ18を上記よりも長い時間押操作(長押し)すると、その時点で吐水口20からの吐水が停止する。
吐水管12は、上部が逆U字状のグースネック形状をなしており、使用者に向って斜め前方下向きをなす先端面12Aに、図2に示しているように正面形状(先端面12Aに対する正面視の形状)が円形状をなす吐水口20が設けられている。
ここで吐水管12は、吐水口20が手洗鉢やシンク等の水槽内部を向くようにして設けられている。
吐水管12の内部には、給水路22の一部をなす給水チューブ(図示省略)が挿通されており、その先端が吐水口20に接続されている。
給水路22上には、吐水口20からの吐水と止水とを行う開閉弁としての電磁弁24が設けられている。
26はこの電磁弁24の開閉を制御する制御部で、この制御部26に対し電磁弁24が電気的に接続されている。
図2(B)に示しているように、吐水管12の先端部には吐水口20と併せて赤外線式の光センサからなる検知センサ28における発光部30と、受光部32とが設けられている。
ここで発光部30,受光部32は、それぞれ吐水口20とほぼ同方向、つまり吐水口20からの吐水の方向とほぼ同方向に向けて配向されている。
検知センサ28は、発光部30から赤外光を発し、そして人体等検知対象(以下検知対象を人体として説明する)により反射された光(赤外光)を受光部32で受光し、その受光の光量が設定した光量以上であるときに人体有りと判断する。即ち人体検知する。そしてその人体検知に基づいて吐水口20から自動的に吐水を行う。
また人体非検知となったときに、吐水口20からの吐水を自動的に停止する。
詳しくは、受光部32が設定以上の受光量で反射光を受光すると、図1の制御部26が電磁弁24を開弁させて、給水路22を通じ吐水口20へと水を供給し、吐水口20から吐水させる。
一方人体非検知状態になると、制御部26が開弁状態にある電磁弁24を閉弁させ、吐水口20からの吐水を停止させる。
吐水管12の先端面12Aにはまた、可視光を発光する照明用の発光部37が設けられている。
この実施形態では、発光部37の光源としてLEDが用いられている。
図2(A)において、34,36は吐水管12内に互いに別々に独立して設けられた検知センサ28における発光側のセンサケース,受光側のセンサケースで、これらセンサケース34,36内に発光部30,受光部32が吐水管12の先端面12Aに臨むようにして収容されている。
尚この実施形態において、発光側のセンサケース34は、吐水口20周りに時計方向に90°回転させると(このとき自己中心周りに90°回転(自転)する)、受光側のセンサケース36と正面形状が同形状となり、また受光側のセンサケース36は、吐水口20周りに反時計方向に90°回転させると(このとき自己中心周りに90°回転(自転)する)、発光側のセンサケース34と正面形状が同形状となる。
更に発光側のセンサケース34及び受光側のセンサケース36は、それぞれの上辺が先端面12Aに対する正面視において水平となり、また各側辺が上辺に対し直角の向きとなるように先端面12Aに配置されている。
一方吐水管12の先端面12Aは、図2(B)に示しているように略下半部が、詳しくは吐水口20の図中下半分に対応する部分が半円形状とされ、略上半部が4角形状とされている。
そして略上半部の図中左上のコーナー部に発光側のセンサケース34が、また右上のコーナー部に受光側のセンサケース36がそれぞれ配置されている。
尚先端面12Aにおける上辺は図中左右方向に水平な形状をなしており、また左右の側辺が上辺に対し直角な形状をなしている。
上記検知センサ28における発光部30は、赤外光を発光するLED等の発光素子で構成し、発光素子を発光させる駆動回路とともに発光側のセンサケース34内部に収容しておくことができる。
また受光部32は、赤外光を感知可能なフォトダイオード,フォトトランジスタ等の受光素子にて構成し、受光素子にて受光した光を電気信号に変換し信号処理する処理回路とともに、受光側のセンサケース36内部に収容しておくことができる。
この場合、センサケース34,36内の発光駆動回路,信号処理回路を電気配線にて上記の制御部26に接続しておく。
本実施形態において、上記照明用の発光部37は使用者の手元を照明するように設けられている。
ここで照明用の発光部37は、人体非検知状態の下でも使用者に視認可能なように光をパルス状に発光しており、図3に示しているように人体非検知状態の下で照明を行っている。
但しその照明の明るさは、使用者にとって自動水栓10即ち吐水管12の位置が分る程度の明るさの、暗いものである。
一方検知センサ28が人体検知すると、発光部37からの照明光はそこで明るい照明光となって、水栓使用時の使用者の手元を明るく照らすようになる。
但し照明用の発光部37は、人体検知した時点でそこで初めて発光して照明を行い、人体非検知となったときに照明停止するようになしておいても良い。
この実施形態では、使用者が手洗い等の行為をしている際に、詳しくは検知センサ28が検知エリア内の使用者の手(人体)を検知している状態で、使用者の手が検知エリアの遠限L(図4参照)よりも近い位置に設定した境界位置Lの内側の近位置から外側の遠位置に移行したときに、発光部37による照明状態を、使用者の手が境界位置Lよりも内側の近位置にあるときの照明状態とは異なった照明状態に状態変化させるようになしてある。
尚図4において、40は水槽としての手洗鉢を表しており、40Aは鉢面を表している。
図5は、その実施手段の具体的な一例を示している。
図5において、受光量(受光電圧)のBは、図4(A)において使用者の手が検知エリアの遠限Lに位置しているときの受光量(受光電圧)のしきい値を表しており、またAは、使用者の手が境界位置Lに位置しているときの受光量のしきい値を表している。
図5に示しているように、ここでは使用者の手が検知エリアの外にあって、検知センサ28が人体非検知状態にあるときでも、発光部37は照明光を照射している。
具体的には、発光部37はここでは40mS(秒)ごとに100μSのパルス幅でパルス発光を行っており、これによって自動水栓10、詳しくは吐水管12の位置が分る程度の明るさ(図中Mレベルの明るさ)で暗く照明を行っている。
尚、検知センサ28による人体検知の判定(人体有無の判定)(センシング)は200mSごとに行っている。
このとき、使用者の手が検知エリア内且つ境界位置Lよりも近い位置に差し出されると、即ちそのことによって検知センサ28における受光部32での受光量がしきい値Aよりも多くなると、次の人体検知の判定のタイミングで発光部37からの照明の明るさが、図5中Mレベルの明るさに明るくなる。
具体的には、発光部37は10mSごとに100μSのパルス幅でパルス発光を行うようになり、使用者の手元を照明する照明光をMレベルの明るさに明るくする。
一方、手洗い中に使用者の手が境界位置Lを越えて遠限L側に移行すると、即ち境界位置Lよりも遠位置まで遠くなると、受光部32における受光量がしきい値Aを下回ることによって、次の人体検知の判定のタイミングで、発光部37による照明の明るさが図5中Mレベルまで暗くなる。但しこのときの照明の暗さは、人体非検知状態にあるときよりも明るいものである。
そして照明光の明るさが暗く変化することで、使用者に対し、このまま手が更に遠ざかると吐水が停止することを知らしめ、従って手洗い等を更に継続したいとき、つまり吐水を継続したいときには手をもっと吐水口20側に、つまり検知センサ28側に近づけるように促し(検知センサ28の発光部30は使用者の手に対して吐水口20と同じ側且つほぼ同じ距離にある)、手の接近動作を誘導する。
そのことによって使用者の手が境界位置Lよりも更に近い位置に持ち来されたときには、照明の明るさが再びMレベルの明るい状態に状態回復する。
一方、使用者の手がそのまま検知エリアの遠限Lよりも更に遠くなったときには、次の人体検知の判定のタイミングで、発光部37による照明の明るさが人体非検知状態のときのMレベルの明るさ(暗さ)に低下する。
尚、吐水口20からの吐水は、人体検知の判定のタイミング即ち照明の明るさが明るくなるのと同じタイミングで行われ、そして使用者の手が検知エリアから外れたとき、人体検知の判定のタイミングで吐水口20からの吐水が停止する。即ち止水する。
図6は、制御部26の制御の下に図5に示す動作を実行するための自動水栓10の具体的な実行手順を表している。
図6に示すように、自動水栓10は人体非検知状態の下で発光部37から40mSごとに100μSのパルス幅でパルス発光を行い、図5のMレベルの暗い明るさで照明を行い(ステップS10)、また検知センサ28は200mSごとに発光部30の発光及びこれに連動した受光部32での受光量測定を行って人体有無の判定(センシング)を行う(ステップS12)。
そしてステップS14において受光量(受光電圧)Xが図5のAより大か否か、即ち使用者の手が検知エリア内且つ図4の距離L以内に差し出されたか否かを判定し、そして使用者の手が検知されていないときにはステップS10〜S14の各ステップを繰返し実行する。
一方ステップS14において検知センサ28が検知エリア内にある使用者の手を検知すると、そこで吐水口20から自動吐水する(ステップS16)。
またこのとき同時に、照明用の発光部37からの発光の時間間隔を異ならせて照明を明るくする。具体的には、発光部30からの発光を10mSごとに100μSのパルス幅でパルス発光し、照明を図5のMレベルまで明るくする。
そして図4の境界位置Lよりも近い位置にあった使用者の手が、その後境界位置Lよりも遠くなり、なお且つ検知エリアの遠限L以内にあると、そこで発光部37からの発光を20mSごとに100μSのパルス幅のパルス発光に切り替え、照明を図5のMレベルまで暗くし(ステップS20,S22,S24,S26)、使用者に対して手が検知エリアの遠限近くまで離れたこと、つまりこのまま手が更に離れると吐水が停止することを知らしめる。
その結果、使用者が再び手を境界位置Lよりも近い位置に接近させると、そこで再び発光部37からの照明がMレベルまで明るくされるとともに、ステップS20〜S26までの各ステップが再び繰り返される。
そして使用者の手が検知エリアの遠限Lよりも遠く離れると、そこで吐水口20からの吐水が停止される(ステップS24,S28)。
図7は本発明の他の実施形態を示している。
ここではステップS24において、使用者の手が境界位置Lよりも近い近位置から境界位置Lと遠限Lとの間の遠位置に移行したと判定されたとき、先ずステップS32において、その状態が設定時間、ここでは5秒以上継続したか否か判定され、そして5秒未満であるとき、図6の実施形態と同様にステップS26が実行され、照明の明るさが図5のMレベルの明るさに変化せしめられる。
一方5秒以上継続したものと判定されたときには、続いてステップS28の止水が行われる。
他方、使用者の手が検知エリアから外れたときには、ステップS30においてその状態が設定時間、ここでは1秒以上継続したか、即ち受光部32における受光量がしきい値B未満である状態が1秒以上継続したか否か判定され、そして1秒以上であると判定されたときに、そこで始めてステップS28が実行されて、止水が行われる。
これらの実施形態によれば、使用者が手洗い等の行為中に手が検知センサ28の発光部30から遠ざかり、検知エリアの遠限に近づいたときに、このままもっと手が遠くなると吐水が停止してしまうことを使用者に知らせることができ、手をもっと吐水口20に近づけるように誘導することができる。
従って使用者にとっては、手洗い等の行為中吐水口20からの吐水を途切らせることなく連続吐水させることができ、自動水栓10の使い勝手が向上する。
尚、図5では使用者の手が境界位置Lの内側の近位置から境界位置Lと遠限Lとの間の外側の遠位置に移行したときに、発光部37からの照明の明るさをMレベルに落す(暗くする)ようにしているが、場合によってこのとき発光部37による照明を明滅状態の照明となすことも可能である。
更に上例では使用者の手が境界位置L以内に近づいたところで照明を図5のMレベルまで明るくするようにしているが、使用者の手が検知エリアの遠限L内に到った時点で照明をMレベルまで明るくし、また同時に吐水開始させるようになすことも可能である。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれらはあくまで一例示であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態の照明機能付の自動水栓を示した図である。 図1の自動水栓の要部を示した図である。 同実施形態における照明状態の変化のタイミングを表した図である。 同実施形態における検知センサによる検知エリアの遠限と境界位置との関係を表した図である。 同実施形態における動作内容をタイムチャートで表した図である。 図5の動作の実行手順の説明図である。 他の実施形態における動作の実行手順の説明図である。
符号の説明
10 自動水栓
12 吐水管
20 吐水口
28 検知センサ
30 発光部
32 受光部
37 発光部(照明用)
遠限
境界位置

Claims (3)

  1. 発光部と受光部とを有し、該発光部から発した赤外光の人体等検知対象による反射光を該受光部で受光する赤外線式の検知センサを吐水管に備え、該検知センサによる設定した検知エリア内の前記検知対象の検知に基づいて制御部による制御の下に吐水口から自動吐水する自動水栓において、
    前記検知センサが、前記検知エリア内の前記検知対象を検知している状態で該検知対象が該検知エリアの遠限よりも近い位置に設定した境界位置の内側の近位置から外側の遠位置に移行したときに前記制御部が、前記検知対象が前記遠位置に移行したことを使用者に報知するようになしてあることを特徴とする自動水栓。
  2. 請求項1において、可視光を発光して水栓使用時における使用者の手元を照明する発光部が設けてあり、前記検知対象が前記遠位置に移行したときに前記制御部が、該発光部の照明状態を、前記検知対象が前記近位置にあるときの照明状態から異なった照明状態に状態変化させることにより、前記検知対象が前記遠位置に移行したことを報知するようになしてあることを特徴とする自動水栓。
  3. 請求項2において、前記検知対象が前記遠位置に移行したときに前記制御部が、前記発光部を暗い照明状態若しくは明滅する照明状態に状態変化させるものとなしてあることを特徴とする自動水栓。
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