JP3190539U - スイッチ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】強化構造を有し、電磁波の干渉を遮断し、多様な制御機能を提供するスイッチ構造を提供する。【解決手段】タッチ部12の本体1、金属感知板2、制御ユニット3、導電素子4、光反射カップ6、金属ケース7、底部蓋部8、第一発光ダイオード51、及び第二発光ダイオード52を有する。タッチ部12は複数のタッチモードを金属感知板2に感知させると共に感知信号を発信し、導電素子4により制御ユニット3に伝送される。制御ユニット3は感知信号に基き異なる電子装置に対し対応する制御を行い、第一発光ダイオード51及び第二発光ダイオード52の発光に合わせて反応しタッチ動作を実行し、これによりスイッチ構造の構造強度を強化し、電磁波の干渉を有効的に遮断し、電子装置の制御機能の多様化を提供する。【選択図】図1
Description
本考案は、強化構造を有し、電磁波干渉を遮断させ、多様な制御機能を提供するスイッチ構造に関する。
従来のマイクロスイッチは、主に基部、活動軸、及びボタンで構成される。基部の収納用溝には電極組及び導電弾性片が内設され、その動作方式は、ボタンが押されると活動軸が連動され、電極組の正負の電極を相互に接触させて導通させ、電源の入れ切りを達成させる。
しかしながら、従来のマイクロスイッチの前述の活動軸、導電弾性板、及び電極組の間は機械式で相互に作用して電源の入れ切りを切り換えるため、長期間頻繁に使用されるとすぐにマイクロスイッチ内部の部材間の動作不良や損壊等の問題を引き起こした。
しかしながら、従来のマイクロスイッチの前述の活動軸、導電弾性板、及び電極組の間は機械式で相互に作用して電源の入れ切りを切り換えるため、長期間頻繁に使用されるとすぐにマイクロスイッチ内部の部材間の動作不良や損壊等の問題を引き起こした。
しかしながら、前述した従来のタッチ式のマイクロスイッチは、制御される電子装置或いは電気機器に単一の機能の操作を可能にするのみである。例えば電灯の制御では、従来のスイッチは単純な入り切り機能或いは連続的な入り切り方式で同じ電灯の異なる電球への切り換えを行えるのみであり、明暗の調節等の他の機能の制御は出来なかった。
また、従来のマイクロスイッチは体積が小さく、外殻はプラスチック材質で製造されるため、構造強度が不足し、装設時に対接物を固装する際にケースが損壊し易かった。また、従来のマイクロスイッチは電磁波の干渉を遮断させる構造がないため、電磁波の干渉を受け易く、スイッチの動作に影響し、電子装置の正常な制御が不可能になった。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的かつ効果的に課題を改善する本考案のスイッチ構造の提案に到った。
本考案は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。本考案の主な目的は、上述の問題を解決するための、スイッチ構造を提供することにある。すなわち、強化構造を有し、電磁波の干渉を遮断し、多様な制御機能を提供するスイッチ構造を提供する。
なお、本考案のほかの目的は発光部材及び振動器に結合され、タッチ制御動作に反応するスイッチ構造を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本考案に係るスイッチ構造は、少なくとも1つの電子装置を制御させ、干渉用壁、及び前記干渉用壁内に形成されると共にそれを貫通させる嵌め穴からなり、対接物に固設される金属ハウジングと、内部には収納用溝が形成され、頂部にはタッチされるためのタッチ部が形成され、前記金属ハウジングの嵌め穴に嵌入される本体と、前記収納用溝内の前記タッチ部に隣接する箇所に設けられ、前記タッチ部の複数個のタッチモードを感知させ、前記複数個のタッチモードにより感知信号を出力させる金属感知板と、前記金属感知板の下方に設けられ、底端の周縁には上に向け広がるように延伸される反光錘状凹部が形成され、内部は中空状を呈する光反射カップと、前記光反射カップに内設され、一端は前記金属感知板に電気的に接続され、前記感知信号を伝送させる導電素子と、前記収納用溝に内設され、前記導電素子の他端が接続される制御ユニットを備え、前記制御ユニットは前記導電素子から伝送された感知信号を受信させ、前記感知信号に基き制御信号を前記少なくとも1つの電気設備に送信させ、制御機能を実行させて前記少なくとも1つの電子装置を制御させる回路素子を含み、前記制御機能は前記電子装置の起動と終了、及び異なる電子装置への切り換え機能を少なくとも有することを特徴とする。
請求項2に記載のスイッチ構造は請求項1において、前記本体のタッチ部は、第一時間内にタッチされる時間の長短、タッチの回数、及びタッチ回数の間隔時間を少なくとも含む異なるタッチモードを受信し、前記金属感知板は前記タッチモードに基き対応する感知信号を発信させることを特徴とする。
請求項3に記載のスイッチ構造は請求項1において、前記制御機能は車両の起動と停止を行う電子装置の制御を更に含み、前記回路素子は更に前記車両を起動させた後他のタッチモードの感知信号に基き、少なくとも前記車両の音響装置の音量或いは車両照明の明暗を調整させることを特徴とする。
請求項4に記載のスイッチ構造は請求項1において、前記金属ハウジングの干渉用壁は複数のねじ山を有し、前記対接物に螺着されると共に前記対接物との干渉接触力を増加させることを特徴とする。
請求項5に記載のスイッチ構造は請求項1において、前記スイッチ構造は、前記制御ユニットの頂部に設置される第一発光ダイオードを更に備え、前記光反射カップは前記第一発光ダイオードの外囲の前記収納用溝に内設され、前記第一発光ダイオードは前記錘状凹部内に位置され、前記第一発光ダイオードが発する光線は前記錘状凹部により反射されて集光され、凹型パターン及びタッチ部により前記本体の上方に向け投射されることを特徴とする。
請求項6に記載のスイッチ構造は請求項1において、前記スイッチ構造は、前記制御ユニットの頂部に設置される複数の第二発光ダイオードを更に備え、前記本体のタッチ部は透光形態を呈し、前記光反射カップの外壁には光反射面が形成され、前記光反射カップは前記第二発光ダイオードの間の前記収納用溝に内設され、前記第二発光ダイオードは前記光反射面の外囲に位置され、前記第二発光ダイオードが発する光線は前記光反射面により反射され、前記タッチ部を通過させることを特徴とする。
本考案の実施形態に係るスイッチ構造はタッチ部の異なるタッチモードにより感知信号を発信させ、制御ユニットに伝送されると電子装置に対する多様な機能制御を実行させる。第一発光ダイオード及び第二発光ダイオードの発光及び振動器による制御の確認が可能であり、金属ハウジングはスイッチ構造を強化し電磁波の干渉を有効的に遮断させ、従来のスイッチが単一の機能の制御しかできず、構造強度が不足し電磁波の干渉を受けるといった欠点を改善させる。
以下に図面を参照して、本考案を実施するための形態について、詳細に説明する。なお、本考案は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
以下、第1実施例を図1〜5に基づいて説明する。本考案に係るスイッチ構造は、円柱形態を呈する本体1、円形の金属感知板2、制御ユニット3、金属製の導電素子4、光反射カップ6、金属ケース7、及び底部蓋部8を備える。
金属ハウジング7は、干渉用壁71、干渉用壁71の頂部に設けられると共に前記干渉用壁71の外に向け突出される係合縁部72、及び前記干渉用壁71内に形成されると共に前記金属ハウジング71を貫通させる嵌め穴73で構成される。前記金属ハウジング7は対接物の予備位置9に固設されると共に本体1に覆設され、電磁波が内部の部材に干渉しないように遮断する。
本体1はプラスチック材料により一体射出成形され、内部には収納用溝11が形成され、本体1の頂部には人の手でタッチするためのフラットなタッチ部12が形成され、底部には収納用溝11に連通される凹部開口部111が形成される。本体1は金属ハウジング7の嵌め穴73に嵌入される。
金属感知板2は収納用溝11内のタッチ部12の底部に隣接される箇所に設置されると共に人の手によりタッチされた位置を感知させ、タッチ部12は人の手によるタッチの複数のタッチモードを感知させて感知信号を出力させる。人の手がタッチ部12に接触すると人の手と金属感知板2との間には静電容量効果が発生し、前記静電容量効果が発生させる電位差により前記感知信号が形成される。
制御ユニット3は収納用溝11内の凹部開口部111に隣接する位置に設置され、制御ユニット3は円形の回路基板の回路素子30を有し、前記回路素子30は集積回路或いは集積チップを有し、回路素子30は複数組の電源コード31及び信号線32に電気的に接続される。
前述の複数組の電源コード31及び複数の信号線32は底部蓋部8の孔部82をそれぞれ通過し、本体1の底部の凹部開口部111から収納用溝11の外まで延伸され、電源及び他の電子装置や電器設備に電気的に接続される(図示せず)。
前述の複数組の電源コード31及び複数の信号線32は底部蓋部8の孔部82をそれぞれ通過し、本体1の底部の凹部開口部111から収納用溝11の外まで延伸され、電源及び他の電子装置や電器設備に電気的に接続される(図示せず)。
前記電器は一般的な室内外の家電であり、特に浴室内の電灯の点消灯、蛇口の開け締め、便器の水を流すために使用される電子制御器である。前記光反射カップ6は金属感知板2の底部と制御ユニット3の頂部との間に介設され、金属感知板2と制御ユニット3との間に間隔を開ける。
導電素子4は金属感知板2の底部及び制御ユニット3の間に電気的に接続され、金属感知板2の感知信号を制御ユニット3に伝送させ、制御ユニット3に制御信号を出力させて電子装置や電器設備を制御させる。
上述の構造により構成され、本考案を実施する場合、前記金属ケース7は予備位置9の表面の収納用孔91内に挿着される(図6参照)。前記予備位置9は室内外の人の手に接触されるのに便利な壁面であり、家電やバストイレ設備の表面でもよく、収納用孔91は電源及び他の電器に連通する。
本体1の外周壁10は金属ケース7の干渉用壁71の内壁面に近接される。金属ケース7の係合縁部72は収納用孔91の頂部に近接され(図6に図示する)、金属ケース7により収納用孔91が塞がれる。
タッチ部12は収納用孔91の外の予備位置9の表面に露出され、金属ケース7の装設時に金属ケース7の底部の電源コード31及び信号線32は収納用孔91を経由し電源及び他の電器に電気的に接続される。
タッチ部12は収納用孔91の外の予備位置9の表面に露出され、金属ケース7の装設時に金属ケース7の底部の電源コード31及び信号線32は収納用孔91を経由し電源及び他の電器に電気的に接続される。
本考案のスイッチ構造を使用する場合、ユーザーが指で前記予備位置9の表面のスイッチのタッチ部12をタッチすると、金属感知板2は感知信号を発信させ、制御ユニット3は導電素子4により前記感知信号を受信させ、前記電源コード31及び複数の信号線32により他の電子装置或いは電器設備に制御信号を送信させ、前述の電子装置或いは電器設備の起動と終了並びに制御を行う。
特に説明すると、制御ユニット3は導電素子4から伝送された感知信号を受信させる回路素子30を備え、前記感知信号に基き少なくとも1つの制御機能を実行させて前記少なくとも1つの電子装置を制御させる。前記制御機能は、前記電子装置の起動と終了及び異なる電子装置への切り換え内の何れか1つを少なくとも含む。
特に説明すると、制御ユニット3は導電素子4から伝送された感知信号を受信させる回路素子30を備え、前記感知信号に基き少なくとも1つの制御機能を実行させて前記少なくとも1つの電子装置を制御させる。前記制御機能は、前記電子装置の起動と終了及び異なる電子装置への切り換え内の何れか1つを少なくとも含む。
本体1のタッチ部12のタッチモードは第一時間内に於けるタッチの時間の長短、タッチの回数、及びタッチ回数の間隔時間を少なくとも含み、前記第一時間は10秒に設定され(しかし、これに限定されるものではない)、金属感知板2は前記タッチモードに基き対応する感知信号を発信する。
前記制御ユニット3は更に、タッチ部12のタッチモードの感知信号に基き車両の電子装置(図示せず)の起動と終了を多段制御させ、前記車両に電力を供給し、前記車両のエンジンの始動と停止を行う。
具体的な実施方式は、例えば、前記タッチ部12を2秒間タッチすると前記車両の電子装置の起動と終了が行われ、前記車両に電力を供給し、前記タッチ部12をより短い時間1回タッチするとエンジンが始動され、短いタッチを一回行った後再び2秒間タッチするとエンジンが停止する等である。但し前述のタッチモードは一例に過ぎず、これに限定させるものではない。
前記制御ユニット3は更に、タッチ部12のタッチモードの感知信号に基き車両の電子装置(図示せず)の起動と終了を多段制御させ、前記車両に電力を供給し、前記車両のエンジンの始動と停止を行う。
具体的な実施方式は、例えば、前記タッチ部12を2秒間タッチすると前記車両の電子装置の起動と終了が行われ、前記車両に電力を供給し、前記タッチ部12をより短い時間1回タッチするとエンジンが始動され、短いタッチを一回行った後再び2秒間タッチするとエンジンが停止する等である。但し前述のタッチモードは一例に過ぎず、これに限定させるものではない。
また、本考案のスイッチ構造は照明機能を有する等の電器設備に応用され、前記制御ユニット3の回路素子30は前記感知信号に基き前記電器設備の照明の明暗を制御させ、電器設備が音声出力機能を有する場合、前記制御ユニット3は前記感知信号に基き前記電器設備の音量を制御させる。
電灯の制御の具体的な実施方式は、例えば、単独でタッチ部12が1回タッチされた場合電灯の電源の入れ切りが行われ、タッチ部12が連続で3回タッチされた場合異なる電灯への切り換えが行われ、タッチ時間が3秒ならば明暗調整の制御が行われ、最初に3秒タッチされた後に短く1回タッチされると異なる場所(例えば、リビングルーム及びキッチン)の灯具に切り換えられる等である。制御信号は皆複数の信号線32により各電器設備に伝送される。
電灯の制御の具体的な実施方式は、例えば、単独でタッチ部12が1回タッチされた場合電灯の電源の入れ切りが行われ、タッチ部12が連続で3回タッチされた場合異なる電灯への切り換えが行われ、タッチ時間が3秒ならば明暗調整の制御が行われ、最初に3秒タッチされた後に短く1回タッチされると異なる場所(例えば、リビングルーム及びキッチン)の灯具に切り換えられる等である。制御信号は皆複数の信号線32により各電器設備に伝送される。
このほか、本考案のタッチ式マイクロスイッチは振動器80を更に備え、前記底部蓋部8の頂部には凸部81が設けられ、前記振動器80は前記凸部81内に納置される。振動器80は感知信号に基き振動を発生させ、振動器80は前述の本体1とタッチ部12とを同調させて振動させ、ユーザーはタッチスイッチが起動と終了或いは他の機能を制御させていると分かる。
ちなみに、水や他の液体が前記予備位置8の表面にかかると、本体1のタッチ部12と金属ケース7の干渉用壁71との間は水や他の液体を収納用溝11内の繋ぎ目や隙間に侵入させず、水や他の液体による影響を防ぎ本体1内部の金属感知板2、制御ユニット3及び導電素子4に対する損害を与えさせない。
上述の構造以外、本体1の外周壁10には複数の相互に平行になる凸状階段部13が形成され、本体1の外周壁10は階層式形態を形成させ、金属ケース7の干渉用壁71に被覆されると共に好ましい干渉作用を形成させ、本体1が緩んだり脱落するのを防止させ、また多層の凸状階段部13により水や他の液体が収納用孔81内に侵入するのを防ぐ。
タッチ部12の周辺には本体1の外周壁10の外まで延伸される環状フランジ部121が形成され、前記フランジ部121は下方の外周壁10の前述の凸状階段部13を遮断させ、フランジ部121は収納用孔91を更に遮断させ、水や他の液体が収納用孔91内に侵入するのを更に防止する。
タッチ部12の周辺には本体1の外周壁10の外まで延伸される環状フランジ部121が形成され、前記フランジ部121は下方の外周壁10の前述の凸状階段部13を遮断させ、フランジ部121は収納用孔91を更に遮断させ、水や他の液体が収納用孔91内に侵入するのを更に防止する。
本体1の外周壁10には少なくとも1つの方向指示用の肋材部14が形成され、金属ケース7に嵌入し定位する位置を指示する。前記肋材部14の数は本実施例では2つであり、隣接フランジ部121の外周壁10にそれぞれ形成され、前記肋材部14は対称になる。
本考案は第一発光ダイオード51を備え、前記タッチ部12は透光形態を呈し、タッチ部12は本実施例では半透明の透光形態である。前記第一発光ダイオード51は制御ユニット3の頂部の中央に設置され、第一発光ダイオード51は収納用溝11の底部の中央に位置される。第一発光ダイオード51は本実施例ではRGBフルカラーの発光ダイオードが用いられ、前記制御ユニット3は前記感知信号を受信すると、第一発光ダイオード51の発光と消灯を行う(図1ないし図5参照)。
光反射カップ6は下から上にかけて径が広がる光反射用の錘状凹部61を有し、光反射カップ6は第一発光ダイオード51の外囲の収納用溝11に内設され、第一発光ダイオード51は錘状凹部61内に位置される。ユーザーが前記タッチ部12をタッチしていない場合、前記第一発光ダイオード51は制御ユニット3により制御されて単色(緑色等)の光線を発光させ、前記単色の光線は錘状凹部61により反射されて集光され、光線はより均等になり、半透明のタッチ部12を通過させて本体1の上方に投射される。
ユーザーが前記タッチ部12をタッチすると、前記第一発光ダイオード51は制御ユニット3により制御されて他の色(例えば、赤色)の光線を発光させ、前記赤色の光線は本体1の上方に向け投射され、同時にタッチ部12には赤色の光線が形成される。
このように、前述の緑色や赤色の光線による照明作用及び指示作用を形成させ、マイクロスイッチ構造が採用される電灯、家電、バストイレ設備の使用状態を明示する。特に、本考案の第一発光ダイオード51はタッチ部12のタッチモードに反応し、ユーザーは第一発光ダイオード51の発光からタッチモードの切り換えが成功したかを知ることができる。
このように、前述の緑色や赤色の光線による照明作用及び指示作用を形成させ、マイクロスイッチ構造が採用される電灯、家電、バストイレ設備の使用状態を明示する。特に、本考案の第一発光ダイオード51はタッチ部12のタッチモードに反応し、ユーザーは第一発光ダイオード51の発光からタッチモードの切り換えが成功したかを知ることができる。
この好ましい実施例では、導電素子4は実際には錘状を呈する螺旋形態であり、導電素子4は錘状凹部61の内壁の螺旋に沿い前述の金属感知板2及び制御ユニット3まで延伸され、第一発光ダイオード51が発光させる光線を避け、導電素子4が前記光線に影響を与えたり遮断するのを回避する。
また、導電素子4はばねと同様の螺旋形態を呈するため、導電素子4は弾性により前記金属感知板2の底部及び制御ユニット3の頂部の間に接近する。
また、導電素子4はばねと同様の螺旋形態を呈するため、導電素子4は弾性により前記金属感知板2の底部及び制御ユニット3の頂部の間に接近する。
この好ましい実施例では、前述のタッチ部12の底部と金属感知板2との間の収納用溝11内に介設される円形の光透過板21を更に備える。前記タッチ部12は本実施例では透明の透光形態を呈し、前記光透過板21は半透明の透光形態を呈し、収納用溝11内の金属感知板2、導電素子4、及び制御ユニット3を遮断させる。
上述のように、前記第一発光ダイオード51が発光させる光線は錘状凹部61により反射されて集光され、前記光透過板21及び透明のタッチ部12を経由し本体1の上方の嵌め穴73に投射され、同時にタッチ部12には透光された光線が反映される。
光反射カップ6の底部の周辺には少なくとも1つのホック部63が形成され、前記制御ユニット3の中央に隣接する位置には少なくとも1つのホック部63が係入される位置決め孔33が形成され、光反射カップ6は光透過板21の底部と制御ユニット3の頂部との間に定位され、金属感知板2は錘状凹部61の頂部に定位される。
本考案は制御ユニット3の頂部に設置される複数の第二発光ダイオード52を更に備え、第一発光ダイオード51の四方に等間隔で配列され、第二発光ダイオード52は光反射カップ6の外囲に位置され、光反射カップ6は第一発光ダイオード51及び第二発光ダイオード52の間に間隔を空け、第一発光ダイオード51及び第二発光ダイオード52が発する光線が相互に干渉するのを防止させる。
第二発光ダイオード52は本実施例では単色型式である。前記光反射カップ6の外壁には光反射面62が形成され、第二発光ダイオード52は光反射面62の外囲に位置される。前記制御ユニット3は前記感知信号を受信させて前記第二発光ダイオード52の発光と消灯を行う。
第二発光ダイオード52は本実施例では単色型式である。前記光反射カップ6の外壁には光反射面62が形成され、第二発光ダイオード52は光反射面62の外囲に位置される。前記制御ユニット3は前記感知信号を受信させて前記第二発光ダイオード52の発光と消灯を行う。
上述のように、第二発光ダイオード52は制御ユニット3により制御されて光線を発し、前記光線は光反射面62により反射され、本体1の上方に向け四方に投射され、円環形態の光線を発生させる。これにより、前述の光線をバックライトとし、或いは照明作用及び指示作用を形成させ、またはマイクロスイッチが採用される電灯、家電、バストイレ設備の使用状態を表示させてもよい。
上述したように、本考案のスイッチ構造はタッチ部12を用いて異なるタッチモード毎に感知信号を発信し、制御ユニット3に伝送させて電子装置や電器設備に対し多様な機能の制御を実行する。
また、第一発光ダイオード51及び第二発光ダイオード52の発光及び振動器と組み合わせて制御の確認に用い、金属ハウジング7によりスイッチ構造を強化し電磁波による干渉を有効的に遮断する。従来のスイッチが単一の機能の制御しか出来ず、構造強度も不足し電磁波の干渉を受けるといった欠点を改善する。
また、第一発光ダイオード51及び第二発光ダイオード52の発光及び振動器と組み合わせて制御の確認に用い、金属ハウジング7によりスイッチ構造を強化し電磁波による干渉を有効的に遮断する。従来のスイッチが単一の機能の制御しか出来ず、構造強度も不足し電磁波の干渉を受けるといった欠点を改善する。
なお、本考案は前述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
1 本体
10 外周壁
11 収納用溝
111 凹部開口部
12 タッチ部
121 フランジ部
13 凸状階段部
14 肋材部
2 金属感知板
21 光透過板
3 制御ユニット
30 回路素子
31 電源コード
32 信号線
33 位置決め孔
4 導電素子
51 第一発光ダイオード
52 第二発光ダイオード
6 光反射カップ
61 錘状凹部
62 光反射面
63 ホック部
7 金属ハウジング
71 干渉用壁
72 係合縁部
73 嵌め穴
8 底部蓋部
80 振動器
81 凸部
82 孔部
9 予備位置
91 収納用孔
10 外周壁
11 収納用溝
111 凹部開口部
12 タッチ部
121 フランジ部
13 凸状階段部
14 肋材部
2 金属感知板
21 光透過板
3 制御ユニット
30 回路素子
31 電源コード
32 信号線
33 位置決め孔
4 導電素子
51 第一発光ダイオード
52 第二発光ダイオード
6 光反射カップ
61 錘状凹部
62 光反射面
63 ホック部
7 金属ハウジング
71 干渉用壁
72 係合縁部
73 嵌め穴
8 底部蓋部
80 振動器
81 凸部
82 孔部
9 予備位置
91 収納用孔
Claims (10)
- 少なくとも1つの電子装置を制御するためのスイッチ構造であって、
干渉用壁、及び前記干渉用壁内に形成されると共にそれを貫通させる嵌め穴からなり、対接物に固設される金属ハウジングと、
内部には収納用溝が形成され、頂部にはタッチされるためのタッチ部が形成され、前記金属ハウジングの嵌め穴に嵌入される本体と、
前記収納用溝内の前記タッチ部に隣接する箇所に設けられ、前記タッチ部の複数のタッチモードを感知し、前記複数のタッチモードにより感知信号を出力する金属感知板と、
前記金属感知板の下方に設けられ、底端の周縁には上に向け広がるように延伸される錘状凹部が形成され、内部は中空状を呈する光反射カップと、
前記光反射カップに内設され、一端は前記金属感知板に電気的に接続され、前記感知信号を伝送させる導電素子と、
前記収納用溝に内設され、前記導電素子の他端が接続される制御ユニットを備え、
前記制御ユニットは前記導電素子から伝送された感知信号を受信し、前記感知信号に基き制御信号を前記少なくとも1つの電気設備に送信し、制御機能を実行させて前記少なくとも1つの電子装置を制御する回路素子を含み、前記制御機能は前記電子装置の起動と終了、及び異なる電子装置への切り換え機能を少なくとも有することを特徴とする、
スイッチ構造。 - 前記本体のタッチ部は、第一時間内にタッチされる時間の長短、タッチの回数、及びタッチ回数の間隔時間を少なくとも含む異なるタッチモードを受信し、前記金属感知板は前記タッチモードに基き対応する感知信号を発信させることを特徴とする、請求項1に記載のスイッチ構造。
- 前記制御ユニットは更に前記タッチ部のタッチモードの感知信号に基き車両の電子装置の起動と終了を多段制御させ、前記車両に電力を供給し、前記車両のエンジンの始動と停止を実行することを特徴とする、請求項2に記載のスイッチ構造。
- 前記金属ハウジングの干渉用壁は複数のねじ山を有し、前記対接物に螺着されると共に前記対接物との干渉接触力を増加させることを特徴とする、請求項1に記載のスイッチ構造。
- 前記制御ユニットの頂部に設置される第一発光ダイオードを更に備え、前記光反射カップは前記第一発光ダイオードの外囲の前記収納用溝に内設され、前記第一発光ダイオードは前記錘状凹部内に位置され、前記第一発光ダイオードが発する光線は前記錘状凹部により反射されて集光され、凹型パターン及びタッチ部により前記本体の上方に向け投射されることを特徴とする、請求項1に記載のスイッチ構造。
- 前記制御ユニットの頂部に設置される複数の第二発光ダイオードを更に備え、前記本体のタッチ部は透光形態を呈し、前記光反射カップの外壁には光反射面が形成され、前記光反射カップは前記第二発光ダイオードの間の前記収納用溝に内設され、前記第二発光ダイオードは前記光反射面の外囲に位置され、前記第二発光ダイオードが発する光線は前記光反射面により反射され、前記タッチ部を通過させることを特徴とする、請求項1に記載のスイッチ構造。
- 前記本体の外周壁には干渉作用に必要な複数個の凸状階段部が形成されることを特徴とする、請求項1に記載のスイッチ構造。
- 前記本体の底部には前記収納用溝の凹部に連通される開口部が形成され、内部には底部蓋部が覆設されることを特徴とする、請求項1に記載のスイッチ構造。
- 振動器を更に備え、前記底部蓋部の頂部には前記振動器を納置させる凸部が設けられ、前記感知信号に基き振動を発生させることを特徴とする、請求項8に記載のスイッチ構造。
- 前記光反射カップの底部の周辺には少なくとも1つのホック部が形成され、前記制御ユニットには前記ホック部に対応する位置決め孔が形成され、前記ホック部に係合されて定位されることを特徴とする、請求項1に記載のスイッチ構造。
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JP2018006176A (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 静電タッチスイッチ |
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