JPH0893014A - 自動給水装置 - Google Patents

自動給水装置

Info

Publication number
JPH0893014A
JPH0893014A JP23518894A JP23518894A JPH0893014A JP H0893014 A JPH0893014 A JP H0893014A JP 23518894 A JP23518894 A JP 23518894A JP 23518894 A JP23518894 A JP 23518894A JP H0893014 A JPH0893014 A JP H0893014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
solenoid valve
control circuit
capacitor
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23518894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3085104B2 (ja
Inventor
Daiji Matsumoto
大司 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP06235188A priority Critical patent/JP3085104B2/ja
Publication of JPH0893014A publication Critical patent/JPH0893014A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3085104B2 publication Critical patent/JP3085104B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 電池8が消耗し、電池電圧が第1の電圧まで
低下すると、ランプ11が点滅される。このランプ11
の点滅に気が付いた使用者が電池を交換した場合、ラッ
チング式電磁弁5の駆動用のコンデンサ28,29から
マイコン12に給電され、メモリバックアップが行なわ
れる。 【効果】 電池交換時にメモリバックアップが行なわれ
るため、電池交換に伴って検知距離レベル等の再調整を
行なうことが不要である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吐水口の下方の手など
をセンサで感知して自動的に吐水及び止水を行なう自動
水栓などの自動給水装置に係り、特に電池を電源とした
ものにおいて、電池交換時のメモリ内容の消失を防止す
るようにした自動給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】センサによって手などを検知して吐水、
止水を制御するようにした自動水栓は周知である。自動
水栓において電池を電源とすることも実願平63−48
232号等にみられる通り公知である。この実願平63
−48232号には、電池を電源とした水源において、
電池電圧が所定電圧よりも低くなると警告手段を作動さ
せる(警告ランプを点灯又は点滅させる)ことも開示さ
れている。
【0003】発光素子及び受光素子よりなるセンサにお
いて、該発光素子の出力や受光素子の受光感度を調節す
ることにより、該センサの検知距離を調整することも公
知である。この検知距離の調整結果は、自動給水装置の
揮発性メモリに記憶されることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電池を電源とした従来
の自動給水装置においては、電池を交換するときに制御
回路の揮発性メモリの記憶内容が消失してしまう。この
ため、検知距離調整などを電池交換の度毎に行なう必要
があり、不便であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動給水装置
は、電池交換時にコンデンサから制御回路へ電力を供給
してメモリバックアップを果すようにしたものであり、
物体を検知するためのセンサと、該センサからの信号に
基づいて開弁又は閉弁信号を出力する制御回路本体と、
該開弁又は閉弁信号が入力される電磁弁駆動回路と、該
電磁弁駆動回路によって開閉作動される電磁弁と、該制
御回路本体に給電する電池とを有する自動給水装置にお
いて、該電池によって充電されるメモリバックアップ用
コンデンサを該制御回路に対し給電可能に接続したこと
を特徴とするものである。
【0006】請求項2の自動給水装置は、請求項1にお
いて、前記電磁弁駆動回路は、前記制御回路本体から前
記開弁又は閉弁信号が入力される素子駆動回路と、前記
電池によって充電されるコンデンサと、該コンデンサと
前記電磁弁との間に介在され、前記素子駆動回路からの
信号によって該コンデンサから電磁弁へ給電するスイッ
チング素子とを備えてなり、該コンデンサが前記メモリ
バックアップ用コンデンサとして前記制御回路に対し接
続されていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1,2の自動給水装置においては、電池
交換時においてもコンデンサからの電力が制御回路に供
給され、揮発性メモリのバックアップを行なうことがで
きる。
【0008】なお、請求項2の自動給水装置において
は、電磁弁の駆動用のコンデンサがメモリバックアップ
用コンデンサと共用されている。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は、自動水栓の回路ブロック図、第2図は自
動水栓の側面図である。
【0010】この自動水栓1は、先端に吐水口2を有
し、後端に水の受入口3を有する。この自動水栓1の外
殻部は合成樹脂製のケーシングにて構成されており、吐
水口2と受入口3とはケーシング内に引き通された導管
4により連通されている。この導管4の途中にラッチン
グタイプの電磁弁5が設置されている。
【0011】吐水口2の近傍にはセンサ6が設けられて
いる。自動水栓1の上面には手動吐水用のマニュアルス
イッチ7が設けられている。自動水栓1の背面部に電池
8の収納部が設けられている。この自動水栓1の背面に
は電池の交換口(図示略)が設けられている。
【0012】自動水栓1内の上面には制御回路基板9が
設けられており、センサ6、マニュアルスイッチ7及び
自動水栓1の下面の感知距離調整スイッチ10からの信
号が該制御回路基板9上の制御回路に入力されている。
この制御回路は、電池8から給電を受け、電磁弁5に駆
動電力を供給する。なお、自動水栓1の上面に設けられ
たランプ(LED)11は、電池電圧の低下の表示用の
ものである。
【0013】この制御回路の構成について第1図を参照
して詳細に説明する。
【0014】この制御回路は、1チップマイクロコンピ
ュータ(以下マイコンと略)12を有する制御回路本体
13と、この制御回路本体13からの信号に基づいて電
磁弁5を駆動する電磁弁駆動回路14とから主として構
成されている。このマイコン12に対し前記センサ6、
マニュアルスイッチ7、感知距離調整スイッチ10が接
続されている。
【0015】前記電池8の出力電圧は、ダイオード15
及び第1の電源回路(定電圧回路)16を介してマイコ
ン12の電源端子に入力されている。この電源回路16
の出力は、リセット回路17を介してマイコン12のリ
セット端子に入力されている。
【0016】前記電池8の出力は、第2の電源回路18
及びタイマー19を介してマイコン12に入力されてい
る。また、電池8の出力は、第1の電圧監視回路21及
び第2の電圧監視回路22を介してそれぞれマイコン1
2に入力されている。
【0017】前記電磁弁駆動回路14は、前記マイコン
12から開弁又は閉弁信号が入力されるトランジスタ駆
動回路23と、該トランジスタ駆動回路23からの出力
電圧がベースに入力されるNPN形トランジスタ24,
25と、抵抗26又は27を介して前記ダイオード15
に接続された電解コンデンサ28,29とを備えてい
る。
【0018】コンデンサ28,29の正端子側はそれぞ
れトランジスタ24,25のコレクタに接続されてい
る。コンデンサ28の負端子は電磁弁5の一方の入力端
子5aに接続され、コンデンサ29の負端子は電磁弁5
の他方の入力端子5bに接続されている。
【0019】電磁弁5の一方の入力端子5aはトランジ
スタ25のエミッタに接続され、他方の入力端子5bは
トランジスタ24のエミッタと共に接地されている。
【0020】このように構成された自動水栓において、
自動水栓1の吐水口2の下方に手やコップ等が差し出さ
れると、センサ6が検知信号を出力し、マイコン12は
トランジスタ駆動回路23に開弁信号を出力する。そう
すると、トランジスタ駆動回路23はトランジスタ24
のベースにパルス状のH信号を出力し、トランジスタ2
4が所定時間だけONとなる。
【0021】これにより、トランジスタ28からの電流
が電磁弁5に供給され、電磁弁5のソレノイドに矢印A
方向に電流が流れ、電磁弁5が開放する。そして、吐水
口2からの吐水が開始する。
【0022】センサ6が物体を検知しなくなると、マイ
コン12はトランジスタ駆動回路23に閉弁信号を出力
する。トランジスタ駆動回路23は、この閉弁信号を受
けてトランジスタ25のベースにHのパルス信号を出力
する。これにより、トランジスタ25が所定の短時間だ
けONとなり、コンデンサ29からの電流が電磁弁5を
矢印Aと反対の方向に流れ、電磁弁5が閉弁作動する。
【0023】このように、センサ6の検知信号に応じて
吐水口2からの自動吐水及び止水が行なわれる。
【0024】なお、マニュアルスイッチ7を1回押すと
強制的に吐水が行なわれ、もう1回該スイッチ7を押す
と自動運転に復帰する。
【0025】感知距離調整スイッチ10を押すと、セン
サ6の検知距離が調整される。本実施例では、この検知
距離は多段階にわたって段階的に切り替えられ、選定さ
れた検知距離レベルはマイコン12の揮発性メモリ(R
AM)に記憶される。
【0026】なお、感知距離調整スイッチ10を操作す
ると、選択された検知距離レベルに応じた回数だけラン
プ11が点滅される。
【0027】電池8が消耗し、電池電圧が所定の第1の
電圧まで低下すると、ランプ11が点滅される。このラ
ンプ11の点滅に気が付いた使用者が電池を交換すれ
ば、ランプ11の点滅が停止されるが、そのまま放置さ
れ、電池電圧がさらに低い第2の電圧まで低下すると、
自動吐水運転が停止され、スイッチ7によるマニュアル
吐水のみが可能となる。
【0028】なお、電池電圧が第2の電圧よりも低くな
ると、点滅の周期を短かくして視覚的に強い警告を発す
るようにしても良い。
【0029】ところで、電池8を交換すべく電池8を水
栓ケーシングの電池ホルダから取り外すと、コンデンサ
28,29の充電電圧が第1の電源回路16に印加さ
れ、マイコン12のメモリ(LAM)のメモリバックア
ップが行なわれる。
【0030】本実施例においては、上記マイコン12は
マイコンの機能にある低消費モードを利用している。即
ち、マイコン12は所定時間だけプログラムを実行し、
センサ6及びスイッチ7,11からの入力やトランジス
タ駆動回路23への出力を実行後低消費モードに入る。
【0031】タイマー19は、第2の電源回路18から
給電され、所定時間を計時する度に信号をマイコン12
に出力している。低消費モードに入っているマイコンに
対し該タイマー19からこの信号(プログラム再開始信
号)が与えられることによりマイコン12はプログラム
を再び実行する。マイコン12はこの「プログラム実
行」と「低消費モード」を繰り返す。
【0032】電池8が外されるとタイマー19は機能を
停止する。従ってマイコン12は低消費モードに入った
ままとなる。この間は、前述の通り、バルブ駆動用のコ
ンデンサ28,29より第1の電源回路16に電源を供
給する。マイコン12は、そのプログラム実行を停止し
ているため、トランジスタ駆動回路23に信号を出力し
て電磁弁5を駆動させることはない。
【0033】
【発明の効果】請求項1,2の自動給水装置は、電池交
換時にメモリバックアップが行なわれるため、電池交換
に伴って検知距離レベル等の再調整を行なうことが不要
である。
【0034】請求項2の自動給水装置においては、メモ
リバックアップ専用のコンデンサが不要であり、回路部
品コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置の制御回路のブロック図である。
【図2】自動水栓の側面図である。
【符号の説明】
1 自動水栓 5 電磁弁 6 センサ 7 マニュアルスイッチ 8 電池 10 感知距離調整スイッチ 11 ランプ(LED) 13 制御回路本体 14 電磁弁駆動回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体を検知するためのセンサと、 該センサからの信号に基づいて開弁又は閉弁信号を出力
    する制御回路本体と、 該開弁又は閉弁信号が入力される電磁弁駆動回路と、 該電磁弁駆動回路によって開閉作動される電磁弁と、 該制御回路本体に給電する電池とを有する自動給水装置
    において、 該電池によって充電されるメモリバックアップ用コンデ
    ンサを該制御回路に対し給電可能に接続したことを特徴
    とする自動給水装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記電磁弁駆動回路
    は、前記制御回路本体から前記開弁又は閉弁信号が入力
    される素子駆動回路と、前記電池によって充電されるコ
    ンデンサと、該コンデンサと前記電磁弁との間に介在さ
    れ、前記素子駆動回路からの信号によって該コンデンサ
    から電磁弁へ給電するスイッチング素子とを備えてな
    り、 該コンデンサが前記メモリバックアップ用コンデンサと
    して前記制御回路に対し接続されていることを特徴とす
    る自動給水装置。
JP06235188A 1994-09-29 1994-09-29 自動給水装置 Expired - Fee Related JP3085104B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06235188A JP3085104B2 (ja) 1994-09-29 1994-09-29 自動給水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06235188A JP3085104B2 (ja) 1994-09-29 1994-09-29 自動給水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0893014A true JPH0893014A (ja) 1996-04-09
JP3085104B2 JP3085104B2 (ja) 2000-09-04

Family

ID=16982383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06235188A Expired - Fee Related JP3085104B2 (ja) 1994-09-29 1994-09-29 自動給水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3085104B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003020702A (ja) * 2001-07-04 2003-01-24 Denso Corp 自動給水装置
JP2003119853A (ja) * 2001-10-17 2003-04-23 Inax Corp 自動水栓
JP2009293264A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Inax Corp 照明機能付の自動水栓
JP2013113052A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Kvk Corp 自動水栓
JP2014114577A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Toto Ltd 水栓装置
JP2018162598A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 Toto株式会社 吐水装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4587694B2 (ja) * 2004-04-07 2010-11-24 旭化成ケミカルズ株式会社 アミノ酸とイミノジカルボン酸を分離回収する方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003020702A (ja) * 2001-07-04 2003-01-24 Denso Corp 自動給水装置
JP2003119853A (ja) * 2001-10-17 2003-04-23 Inax Corp 自動水栓
JP2009293264A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Inax Corp 照明機能付の自動水栓
JP2013113052A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Kvk Corp 自動水栓
JP2014114577A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Toto Ltd 水栓装置
JP2018162598A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 Toto株式会社 吐水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3085104B2 (ja) 2000-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
MXPA05009454A (es) Herramienta mecanica operada con baterias con una fuente de luz.
RU2004121210A (ru) Источник постоянного тока с функцией зарядки аккумуляторных батарей
JP3085104B2 (ja) 自動給水装置
JPH0343432Y2 (ja)
US5670832A (en) Power-supply control apparatus for image processing apparatus
US5257171A (en) Electric control apparatus for dishwashing machine
JPH08203564A (ja) バッテリチャージャの誤動作防止回路
CN116265031A (zh) 灭菌系统及其控制方法
KR0133827B1 (ko) 스위치에 의해 제어되는 타이머장치
JP2654303B2 (ja) 各種衛生器具における自動洗浄制御装置
JP2795141B2 (ja) 自動水栓の制御方法
JPH05265599A (ja) マイクロコンピュータの電源供給装置
JP3237447B2 (ja) アイロン
JPH0333005Y2 (ja)
JP2654302B2 (ja) 各種衛生器具における自動洗浄制御装置
JP2902236B2 (ja) 自動給水装置
JPH06173311A (ja) 自動給水装置
JP2000048699A (ja) 遅れオフ機能付きスイッチ装置
JPH06343956A (ja) イオン水生成装置
JP2717905B2 (ja) 自動水栓
KR100202625B1 (ko) 물통내장 냉장고 디스펜서 및 제어방법
JPS5996026A (ja) コンデンサ式方向指示点滅装置
JP2001223112A (ja) 衛生洗浄装置
KR950005089Y1 (ko) 컴팩트디스크 플레이어의 도어 자동제어회로
JPH02128793A (ja) 給水制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees