JP2654302B2 - 各種衛生器具における自動洗浄制御装置 - Google Patents
各種衛生器具における自動洗浄制御装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水洗便器やハンドドラ
イヤなどの各種衛生器具における自動洗浄制御装置に係
り、特に、使用者を検知しているときに点灯する表示灯
にあって、その点灯モードと非点灯モードとの間の切替
え制御に関するものである。
イヤなどの各種衛生器具における自動洗浄制御装置に係
り、特に、使用者を検知しているときに点灯する表示灯
にあって、その点灯モードと非点灯モードとの間の切替
え制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の水洗便所においては、使
用者を検知すると、使用の前後又は使用後のみに洗浄が
行われるようになっている。その場合、使用者を検知し
ていることを表示するための表示灯を点灯させることが
ある。しかし、電池を電源とする自動洗浄制御装置で
は、通常表示灯が点灯しない状態にして使用し、電池の
消耗を抑えるようにしている。
用者を検知すると、使用の前後又は使用後のみに洗浄が
行われるようになっている。その場合、使用者を検知し
ていることを表示するための表示灯を点灯させることが
ある。しかし、電池を電源とする自動洗浄制御装置で
は、通常表示灯が点灯しない状態にして使用し、電池の
消耗を抑えるようにしている。
【0003】一方、このような水洗便器を施工する際、
施工者は表示灯を点灯させた状態にして装置の動作を調
べることが多い。
施工者は表示灯を点灯させた状態にして装置の動作を調
べることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、施工後に施
工者が表示灯をモード切換スイッチにより点灯モードか
ら非点灯モードに切替えることを忘れ、その状態のまま
放置することが多々ある。そして、使用者を検知するた
びに、表示灯に電流が流れて電池の電圧低下が著しくな
り、電池の消耗が早くなる。
工者が表示灯をモード切換スイッチにより点灯モードか
ら非点灯モードに切替えることを忘れ、その状態のまま
放置することが多々ある。そして、使用者を検知するた
びに、表示灯に電流が流れて電池の電圧低下が著しくな
り、電池の消耗が早くなる。
【0005】本発明は電源電圧が低下したとき非点灯モ
ードに変更できるように改良し、施工者のモード切替え
忘れがあっても電池の消耗を抑えることを第一の目的と
している。
ードに変更できるように改良し、施工者のモード切替え
忘れがあっても電池の消耗を抑えることを第一の目的と
している。
【0006】本発明の第二の目的は非点灯モードに変更
後も電源電圧が復帰しない場合にそれを警告する手段を
設けることにある。
後も電源電圧が復帰しない場合にそれを警告する手段を
設けることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】後記する実施例の図面に
示すように、本発明に係る各種衛生器具1の自動洗浄制
御装置においては、各種衛生器具1の使用者を検知する
検知手段6と、各種衛生器具1に対し洗浄体を供給する
状態とその供給を停止する状態とを取り得る手段4と、
点灯状態と非点灯状態とを取り得る表示灯17と、前記
人検知手段6からの信号に基づき、現状態と現状態にな
る前の状態とでそれぞれ使用者を検知しているか否かを
判断する判別手段9と、現状態が非検知で前状態が検知
であると判断した場合に前記洗浄体供給停止手段4に後
洗浄指令を送る制御手段9と、直流電源8の電圧を検出
する手段23と、この電圧検出手段23からの信号に基
づき、その電圧が所定値V以下であるか否かを判断する
判別手段9と、この電圧が所定値V以下であると判断し
た場合に前記表示灯17の点灯モードから非点灯モード
に変更する自動モード切替え手段9とを備えている。
示すように、本発明に係る各種衛生器具1の自動洗浄制
御装置においては、各種衛生器具1の使用者を検知する
検知手段6と、各種衛生器具1に対し洗浄体を供給する
状態とその供給を停止する状態とを取り得る手段4と、
点灯状態と非点灯状態とを取り得る表示灯17と、前記
人検知手段6からの信号に基づき、現状態と現状態にな
る前の状態とでそれぞれ使用者を検知しているか否かを
判断する判別手段9と、現状態が非検知で前状態が検知
であると判断した場合に前記洗浄体供給停止手段4に後
洗浄指令を送る制御手段9と、直流電源8の電圧を検出
する手段23と、この電圧検出手段23からの信号に基
づき、その電圧が所定値V以下であるか否かを判断する
判別手段9と、この電圧が所定値V以下であると判断し
た場合に前記表示灯17の点灯モードから非点灯モード
に変更する自動モード切替え手段9とを備えている。
【0008】さらに、この非点灯モード変更後その状態
を計時する手段24と、この非点灯モード変更状態が所
定時間経過したか否かを判断する判別手段9と、この非
点灯モード変更状態が所定時間経過したと判断した場合
に、前記電圧検出手段23からの信号に基づき、その電
圧が所定値V以下であるか否かを判断する判別手段9
と、この電圧が所定値V以下であると判断した場合に警
告手段17,4を働かせる制御手段9とを備えている。
を計時する手段24と、この非点灯モード変更状態が所
定時間経過したか否かを判断する判別手段9と、この非
点灯モード変更状態が所定時間経過したと判断した場合
に、前記電圧検出手段23からの信号に基づき、その電
圧が所定値V以下であるか否かを判断する判別手段9
と、この電圧が所定値V以下であると判断した場合に警
告手段17,4を働かせる制御手段9とを備えている。
【0009】
【作用】使用者が衛生器具1から離れると、人検知手段
6からの信号に基づき、判別手段9は現状態が非検知で
前状態が検知であると判断する。その判断に基づき、制
御手段9は後洗浄指令を送り、洗浄体供給停止手段4が
作動して後洗浄が行われる。
6からの信号に基づき、判別手段9は現状態が非検知で
前状態が検知であると判断する。その判断に基づき、制
御手段9は後洗浄指令を送り、洗浄体供給停止手段4が
作動して後洗浄が行われる。
【0010】この水洗動作中に、直流電源8の電圧が所
定値V以下であると判別手段9が判断した場合に、自動
モード切替え手段9が点灯モードから非点灯モードに自
動的に変更する。
定値V以下であると判別手段9が判断した場合に、自動
モード切替え手段9が点灯モードから非点灯モードに自
動的に変更する。
【0011】さらに、この非点灯モード状態で所定時間
待っても、直流電源8の電圧が所定値V以下であると判
断手段9が判断した場合、制御手段9が警告手段17,
4を働かせて警告が行われる。
待っても、直流電源8の電圧が所定値V以下であると判
断手段9が判断した場合、制御手段9が警告手段17,
4を働かせて警告が行われる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を水洗便器に具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。図1に示すように、水洗
便器1は前面プレート2の表側に取付けられ、この便器
1に接続された水供給管3に電磁開閉弁4が連結されて
いる。この便器1よりも若干上方で前面プレート2の裏
側に制御箱5が取着され、前面プレート2の表側に露出
する同箱5の表面板5aに人検知センサ6が設置されて
いる。このセンサ6は中央の発光素子6aとその両側の
受光素子6bとからなる。制御箱5内にはコントローラ
7が設置され、電池8を電源としている。
例を図面を参照して説明する。図1に示すように、水洗
便器1は前面プレート2の表側に取付けられ、この便器
1に接続された水供給管3に電磁開閉弁4が連結されて
いる。この便器1よりも若干上方で前面プレート2の裏
側に制御箱5が取着され、前面プレート2の表側に露出
する同箱5の表面板5aに人検知センサ6が設置されて
いる。このセンサ6は中央の発光素子6aとその両側の
受光素子6bとからなる。制御箱5内にはコントローラ
7が設置され、電池8を電源としている。
【0013】図2に示すように、コントローラ7内のマ
イクロコンピュータ(以下マイコンと略称する)9は中
央処理装置(CPU)、制御プログラムを記憶した読出
し専用のメモリ(ROM)、演算結果を一時記憶する読
出し及び書換え可能な目盛(RAM)及び入出力インタ
ーフェイスとから構成されている。
イクロコンピュータ(以下マイコンと略称する)9は中
央処理装置(CPU)、制御プログラムを記憶した読出
し専用のメモリ(ROM)、演算結果を一時記憶する読
出し及び書換え可能な目盛(RAM)及び入出力インタ
ーフェイスとから構成されている。
【0014】前記人検知センサ6の発光素子6aは発光
駆動回路10を介してマイコン9に接続され、人検知セ
ンサ6の両受光素子6bは増幅器11及び波形整形回路
12を介してマイコン9に接続されている。スイッチン
グ回路13は電池の消耗を抑えるために発光を間欠的に
行なう機能を有し、定電圧回路14を介して電池8に接
続され、マイコン9からの信号に基づきオン又はオフす
るようになっている。マイコン9はこのスイッチング回
路13のオンにより1パルスだけ発光させ、受光の有無
を判断した後にスイッチング回路13をオフにするよう
になっている。
駆動回路10を介してマイコン9に接続され、人検知セ
ンサ6の両受光素子6bは増幅器11及び波形整形回路
12を介してマイコン9に接続されている。スイッチン
グ回路13は電池の消耗を抑えるために発光を間欠的に
行なう機能を有し、定電圧回路14を介して電池8に接
続され、マイコン9からの信号に基づきオン又はオフす
るようになっている。マイコン9はこのスイッチング回
路13のオンにより1パルスだけ発光させ、受光の有無
を判断した後にスイッチング回路13をオフにするよう
になっている。
【0015】弁駆動回路15は定電圧回路16を介して
電池8に接続され、マイコン9からの信号に基づき電磁
開閉弁4を開閉させるようになっている。マイコン9に
は表示灯としての発光ダイオード17が接続され、マイ
コン9の制御により点灯状態と非点灯状態とを取り得る
ようになっている。マイコン9にはモード切替えスイッ
チ18が接続され、発光ダイオード17の点灯モード状
態と非点灯モード状態とに切替え得るようになってい
る。
電池8に接続され、マイコン9からの信号に基づき電磁
開閉弁4を開閉させるようになっている。マイコン9に
は表示灯としての発光ダイオード17が接続され、マイ
コン9の制御により点灯状態と非点灯状態とを取り得る
ようになっている。マイコン9にはモード切替えスイッ
チ18が接続され、発光ダイオード17の点灯モード状
態と非点灯モード状態とに切替え得るようになってい
る。
【0016】その他、マイコン9には洗浄時間等の設定
を行なう各種設定スイッチ19が接続されている。マイ
コン9には発振回路20が接続され、マイコン9内の各
種タイマ21,24がこの発振回路20からの信号に基
づき計時するようになっている。マイコン9にはリセッ
ト回路22が接続され、マイコン9は各種タイマ21,
24の設定時間に基づきこのリセット回路22により各
種リセットを行なうようになっている。
を行なう各種設定スイッチ19が接続されている。マイ
コン9には発振回路20が接続され、マイコン9内の各
種タイマ21,24がこの発振回路20からの信号に基
づき計時するようになっている。マイコン9にはリセッ
ト回路22が接続され、マイコン9は各種タイマ21,
24の設定時間に基づきこのリセット回路22により各
種リセットを行なうようになっている。
【0017】マイコン9は、人検知センサ6からの信号
に基づき、現状態での検知の有無と、現状態になる前の
状態での検知の有無とをそれぞれ検出するようになって
いる。そして、マイコン9は、現状態が検知で前状態が
非検知であると判断した場合、第1タイマ21を停止さ
せてリセットするとともに、弁駆動回路15に前洗浄指
令を送って電磁開閉弁4を開くようになっている。ま
た、マイコン9は現状態が非検知で前状態が検知である
と判断した場合、第1タイマ21を停止させてリセット
するとともに、弁駆動回路15に後洗浄指令を送って電
磁開閉弁4を開くようになっている。さらに、マイコン
9は、現状態と前状態とが共に検知のまま又は非検知の
ままであると判断した場合、1秒経過後に第1タイマ2
1を停止させてリセットするようになっている。
に基づき、現状態での検知の有無と、現状態になる前の
状態での検知の有無とをそれぞれ検出するようになって
いる。そして、マイコン9は、現状態が検知で前状態が
非検知であると判断した場合、第1タイマ21を停止さ
せてリセットするとともに、弁駆動回路15に前洗浄指
令を送って電磁開閉弁4を開くようになっている。ま
た、マイコン9は現状態が非検知で前状態が検知である
と判断した場合、第1タイマ21を停止させてリセット
するとともに、弁駆動回路15に後洗浄指令を送って電
磁開閉弁4を開くようになっている。さらに、マイコン
9は、現状態と前状態とが共に検知のまま又は非検知の
ままであると判断した場合、1秒経過後に第1タイマ2
1を停止させてリセットするようになっている。
【0018】特に本実施例では、電池8の電圧を検出す
る回路23がマイコン9に接続され、マイコン9はこの
電圧検出回路23からの信号に基づき電池8の電圧を演
算するようになっている。また、次の機能をマイコン9
に持たせている。すなわち、マイコン9は、その内部の
第2タイマ24がアップしているか否かを判断するよう
になっている。そして、マイコン9は、第2タイマ24
がアップしていると判断した場合、電池8の電圧が所定
値V以下であるか否かを判断するようになっている。さ
らに、マイコン9は、電池8の電圧が所定値V以下であ
ると判断した場合、マイコン9内のカウンタ25が0か
否かを判断するようになっている。マイコン9は、カウ
ンタ25が0であると判断した場合、第2タイマ24を
リセットしてスタートさせ、非点灯モードに変更するよ
うになっている。このとき、カウンタ25に1が加算さ
れる。一方、マイコン9は、カウンタ25が0でないと
判断した場合、非点灯モードであっても発光ダイオード
17を点灯させて警告表示するとともに、弁駆動回路1
5への洗浄指令を阻止して電磁開閉弁4を閉状態にロッ
クするようになっている。
る回路23がマイコン9に接続され、マイコン9はこの
電圧検出回路23からの信号に基づき電池8の電圧を演
算するようになっている。また、次の機能をマイコン9
に持たせている。すなわち、マイコン9は、その内部の
第2タイマ24がアップしているか否かを判断するよう
になっている。そして、マイコン9は、第2タイマ24
がアップしていると判断した場合、電池8の電圧が所定
値V以下であるか否かを判断するようになっている。さ
らに、マイコン9は、電池8の電圧が所定値V以下であ
ると判断した場合、マイコン9内のカウンタ25が0か
否かを判断するようになっている。マイコン9は、カウ
ンタ25が0であると判断した場合、第2タイマ24を
リセットしてスタートさせ、非点灯モードに変更するよ
うになっている。このとき、カウンタ25に1が加算さ
れる。一方、マイコン9は、カウンタ25が0でないと
判断した場合、非点灯モードであっても発光ダイオード
17を点灯させて警告表示するとともに、弁駆動回路1
5への洗浄指令を阻止して電磁開閉弁4を閉状態にロッ
クするようになっている。
【0019】次に、本実施例に係る水洗便器1の自動洗
浄制御装置の作用を図3のフローチャートに従って詳述
する。本来、施工者は施工後にモード切替えスイッチ1
8を点灯モード状態から非点灯モード状態に切替えるた
め、発光ダイオード17は点灯しないはずであるが、施
工者はその切替え操作をし忘れることがある。その状態
のまま放置されて使用される場合を想定する。なお、施
工時に施工者が本装置に電池8を接続し、各種設定スイ
ッチ19を操作すると、各種スイッチ19からの信号に
基づき、マイコン9は設定洗浄時間などを演算する。前
述したように、モード切替えスイッチ18が点灯モード
状態にあるため、発光ダイオード17は点灯可能であ
る。
浄制御装置の作用を図3のフローチャートに従って詳述
する。本来、施工者は施工後にモード切替えスイッチ1
8を点灯モード状態から非点灯モード状態に切替えるた
め、発光ダイオード17は点灯しないはずであるが、施
工者はその切替え操作をし忘れることがある。その状態
のまま放置されて使用される場合を想定する。なお、施
工時に施工者が本装置に電池8を接続し、各種設定スイ
ッチ19を操作すると、各種スイッチ19からの信号に
基づき、マイコン9は設定洗浄時間などを演算する。前
述したように、モード切替えスイッチ18が点灯モード
状態にあるため、発光ダイオード17は点灯可能であ
る。
【0020】そして、第1タイマ21がスタートする
と、マイコン9は第2タイマ24がアップしたか否かを
判断する。第2タイマ24はアップ状態で初期設定され
るため、マイコン9は第2タイマ24がアップしている
と判断し、電圧検出回路23からの信号に基づき、電池
8の電圧が所定値V以下であるか否かを判断する。マイ
コン9は電池8の電圧が所定値V以下でないと判断した
場合、人検知センサ6からの信号に基づき、人の存在を
判断する。
と、マイコン9は第2タイマ24がアップしたか否かを
判断する。第2タイマ24はアップ状態で初期設定され
るため、マイコン9は第2タイマ24がアップしている
と判断し、電圧検出回路23からの信号に基づき、電池
8の電圧が所定値V以下であるか否かを判断する。マイ
コン9は電池8の電圧が所定値V以下でないと判断した
場合、人検知センサ6からの信号に基づき、人の存在を
判断する。
【0021】例えば、現状態と前状態とが共に検知であ
るか又は非検知であるとマイコン9が判断した場合に
は、1秒経過後に第1タイマ21が停止してリセットさ
れ、マイコン9は前述した場合と同様に第2タイマ24
がアップしたか否かを判断する。
るか又は非検知であるとマイコン9が判断した場合に
は、1秒経過後に第1タイマ21が停止してリセットさ
れ、マイコン9は前述した場合と同様に第2タイマ24
がアップしたか否かを判断する。
【0022】例えば、不使用状態にある便器1を使用す
るために人が便器1の前に立つと、その使用者を人検知
センサ6が検知し、その信号がマイコン9に入力され
る。そして、マイコン9は現状態が検知で前状態が非検
知であると判断し、第1タイマ21が停止してリセット
されるとともに、弁駆動回路15に前洗浄指令を送る。
その指令に基づき、弁駆動回路15が電磁開閉弁4を開
き、所定時間だけ前洗浄が行われる。その後、マイコン
9は前述した場合と同様に第2タイマ24がアップした
か否かを判断する。
るために人が便器1の前に立つと、その使用者を人検知
センサ6が検知し、その信号がマイコン9に入力され
る。そして、マイコン9は現状態が検知で前状態が非検
知であると判断し、第1タイマ21が停止してリセット
されるとともに、弁駆動回路15に前洗浄指令を送る。
その指令に基づき、弁駆動回路15が電磁開閉弁4を開
き、所定時間だけ前洗浄が行われる。その後、マイコン
9は前述した場合と同様に第2タイマ24がアップした
か否かを判断する。
【0023】使用者が便器1から離れると、人検知セン
サ6からの信号に基づき、マイコン9は現状態が非検知
で前状態が検知であると判断する。その判断に基づき、
第1タイマ21が停止してリセットするとともに、マイ
コン9が弁駆動回路15に後洗浄指令を送る。その指令
に基づき、弁駆動回路15が電磁開閉弁4を開き、所定
時間だけ後洗浄が行われる。その後、マイコン9は前述
した場合と同様に第2タイマ24がアップしたか否かを
判断する。
サ6からの信号に基づき、マイコン9は現状態が非検知
で前状態が検知であると判断する。その判断に基づき、
第1タイマ21が停止してリセットするとともに、マイ
コン9が弁駆動回路15に後洗浄指令を送る。その指令
に基づき、弁駆動回路15が電磁開閉弁4を開き、所定
時間だけ後洗浄が行われる。その後、マイコン9は前述
した場合と同様に第2タイマ24がアップしたか否かを
判断する。
【0024】一方、電圧検出回路23からの信号に基づ
き電池8が所定値V以下であるとマイコン9が判断した
場合には、マイコン9はカウンタ25が0か否かを判断
する。カウンタ25が0であるとマイコン9が判断した
場合には、マイコン9は第2タイマ24をリセットして
スタートさせ、モード切替えスイッチ18が点灯モード
状態になったままでも、非点灯モードに変更し、発光ダ
イオード17を点灯させない。その変更によりカウンタ
25は1を加算する。その後、マイコン9は人検知セン
サ6からの信号に基づき人の存在を判断し、前述した場
合と同様に水洗動作を行なわせた後、第2タイマ24が
アップしたか否かを判断する。マイコン9は第2タイマ
24がアップしていないと判断した場合に、同様な水洗
動作を行わせた後、第2タイマ24がアップしたか否か
を判断する。すなわち、第2タイマ24がスタートして
からアップするまでの所定時間だけ、前述した水洗動作
が繰り返される。
き電池8が所定値V以下であるとマイコン9が判断した
場合には、マイコン9はカウンタ25が0か否かを判断
する。カウンタ25が0であるとマイコン9が判断した
場合には、マイコン9は第2タイマ24をリセットして
スタートさせ、モード切替えスイッチ18が点灯モード
状態になったままでも、非点灯モードに変更し、発光ダ
イオード17を点灯させない。その変更によりカウンタ
25は1を加算する。その後、マイコン9は人検知セン
サ6からの信号に基づき人の存在を判断し、前述した場
合と同様に水洗動作を行なわせた後、第2タイマ24が
アップしたか否かを判断する。マイコン9は第2タイマ
24がアップしていないと判断した場合に、同様な水洗
動作を行わせた後、第2タイマ24がアップしたか否か
を判断する。すなわち、第2タイマ24がスタートして
からアップするまでの所定時間だけ、前述した水洗動作
が繰り返される。
【0025】そして、この所定時間経過後、マイコン9
は電池8の電圧が所定値V以下であるか否かを判断す
る。すなわち、非点灯モードに切替えたことにより、発
光ダイオード17による電流の消費がなくなるため、前
記所定時間の間に電池8の電圧が所定値V以上に復帰し
たか否かを確認するのである。電池8の電圧が所定値V
以下になっていないとマイコン9が判断した場合には、
前述した場合と同様に水洗動作が繰り返される。
は電池8の電圧が所定値V以下であるか否かを判断す
る。すなわち、非点灯モードに切替えたことにより、発
光ダイオード17による電流の消費がなくなるため、前
記所定時間の間に電池8の電圧が所定値V以上に復帰し
たか否かを確認するのである。電池8の電圧が所定値V
以下になっていないとマイコン9が判断した場合には、
前述した場合と同様に水洗動作が繰り返される。
【0026】しかし、電池8の電圧が所定値V以下であ
るとマイコン9が判断した場合には、マイコン9はカウ
ンタ25が0か否かを判断する。カウンタ25はすでに
1になっているため、マイコン9はカウンタ25が0で
ないと判断する。すなわち、所定時間待っても電池8の
電圧が復帰せず電池8の寿命が来たと判断したのであ
る。
るとマイコン9が判断した場合には、マイコン9はカウ
ンタ25が0か否かを判断する。カウンタ25はすでに
1になっているため、マイコン9はカウンタ25が0で
ないと判断する。すなわち、所定時間待っても電池8の
電圧が復帰せず電池8の寿命が来たと判断したのであ
る。
【0027】カウンタ25はすでに1になっているた
め、マイコン9はカウンタ25が0になっていないと判
断し、発光ダイオード17を点灯させて警告表示すると
ともに、弁駆動回路15への洗浄指令を阻止して電磁開
閉弁4を閉状態にロックする。すなわち、これらの警告
手段により電池8の交換の必要性を知らせるのである。
め、マイコン9はカウンタ25が0になっていないと判
断し、発光ダイオード17を点灯させて警告表示すると
ともに、弁駆動回路15への洗浄指令を阻止して電磁開
閉弁4を閉状態にロックする。すなわち、これらの警告
手段により電池8の交換の必要性を知らせるのである。
【0028】なお、前記実施例では後洗浄ばかりではな
く前洗浄も行なうことができる水洗便器1に具体化した
が、後洗浄のみを行なうことができる水洗便器に具体化
してもよい。
く前洗浄も行なうことができる水洗便器1に具体化した
が、後洗浄のみを行なうことができる水洗便器に具体化
してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る各種衛生器具1の自動洗浄
制御装置によれば、直流電源8の電圧が復帰可能な所定
値Vになると、非点灯モードに自動的に切替わるので、
施工者がたとえモードの切替えを忘れたとしても、施工
後に表示灯17が点灯されたまま長期間放置されること
がなくなり、直流電源8の消耗を抑えることができる。
制御装置によれば、直流電源8の電圧が復帰可能な所定
値Vになると、非点灯モードに自動的に切替わるので、
施工者がたとえモードの切替えを忘れたとしても、施工
後に表示灯17が点灯されたまま長期間放置されること
がなくなり、直流電源8の消耗を抑えることができる。
【0030】さらに、非点灯モードに切替えて所定時間
待ち、その間に直流電源8の電圧が復帰しなければ、直
流電源8の交換を警告することができる。
待ち、その間に直流電源8の電圧が復帰しなければ、直
流電源8の交換を警告することができる。
【図1】(a)は本発明の一実施例に係る水洗便器の取
付状態を示す一部切欠き側面図であり、(b)は同じく
正面図である。
付状態を示す一部切欠き側面図であり、(b)は同じく
正面図である。
【図2】この水洗便器の自動洗浄制御装置を示す電気ブ
ロック回路図である。
ロック回路図である。
【図3】同装置のフローチャートである。
1 水洗便器(衛生器具)、4 電磁開閉弁(洗浄体供
給停止手段、警告手段)、6 人検知センサ、7 コン
トローラ、8 電池(直流電源)、9 マイクロコンピ
ュータ(自動モード切替え手段、判別手段、制御手
段)、発光ダイオード(表示灯、警告手段)、18 モ
ード切替えスイッチ、23 電圧検出回路、24 第2
タイマ(計時手段)、25 カウンタ、V 電池電圧の
所定値。
給停止手段、警告手段)、6 人検知センサ、7 コン
トローラ、8 電池(直流電源)、9 マイクロコンピ
ュータ(自動モード切替え手段、判別手段、制御手
段)、発光ダイオード(表示灯、警告手段)、18 モ
ード切替えスイッチ、23 電圧検出回路、24 第2
タイマ(計時手段)、25 カウンタ、V 電池電圧の
所定値。
Claims (2)
- 【請求項1】 各種衛生器具(1)の使用者を検知する
人検知手段(6)と、 各種衛生器具(1)に対し洗浄体を供給する状態とその
供給を停止する状態とを取り得る手段(4)と、 点灯状態と非点灯状態とを取り得る表示灯(17)と、 前記人検知手段(6)からの信号に基づき、現状態と現
状態になる前の状態とでそれぞれ使用者を検知している
か否かを判断する判別手段(9)と、 現状態が非検知で前状態が検知であると判断した場合に
前記洗浄体供給停止手段(4)に後洗浄指令を送る制御
手段9と、 直流電源(8)の電圧を検出する手段(23)と、 この電圧検出手段(23)からの信号に基づき、その電
圧が所定値(V)以下であるか否かを判断する判別手段
(9)と、 この電圧が所定値(V)以下であると判断した場合に前
記表示灯(17)の点灯モードから非点灯モードに変更
する自動モード切替え手段(9)とを備えたことを特徴
とする各種衛生器具の自動洗浄制御装置。 - 【請求項2】 各種衛生器具(1)の使用者を検知する
人検知手段(6)と、 各種衛生器具(1)に対し洗浄体を供給する状態とその
供給を停止する状態とを取り得る手段(4)と、 点灯状態と非点灯状態とを取り得る表示灯(17)と、 前記人検知手段(6)からの信号に基づき、現状態と現
状態になる前の状態とでそれぞれ使用者を検知している
か否かを判断する判別手段(9)と、 現状態が非検知で前状態が検知であると判断した場合に
前記洗浄体供給停止手段(4)に後洗浄指令を送る制御
手段(9)と、 直流電源(8)の電圧を検出する手段(23)と、 この電圧検出手段(23)からの信号に基づき、その電
圧が所定値(V)以下であるか否かを判断する判別手段
(9)と、 この電圧が所定値(V)以下であると判断した場合に前
記表示灯(17)の点灯モードから非点灯モードに変更
する自動モード切替え手段(9)と、 この非点灯モード変更後その状態を計時する手段(2
4)と、 この非点灯モード変更状態が所定時間経過したか否かを
判断する判別手段(9)と、 この非点灯モード変更状態が所定時間経過したと判断し
た場合に、前記電圧検出手段(23)からの信号に基づ
き、その電圧が所定値(V)以下であるか否かを判断す
る判別手段(9)と、 この電圧が所定値(V)以下であると判断した場合に警
告手段(17,4)を働かせる制御手段(9)とを備え
たことを特徴とする各種衛生器具の自動洗浄制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6235692A JP2654302B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 各種衛生器具における自動洗浄制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6235692A JP2654302B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 各種衛生器具における自動洗浄制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05263447A JPH05263447A (ja) | 1993-10-12 |
JP2654302B2 true JP2654302B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=13197756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6235692A Expired - Fee Related JP2654302B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 各種衛生器具における自動洗浄制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2654302B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP6235692A patent/JP2654302B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05263447A (ja) | 1993-10-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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