JPH0577371U - 衛生器具の自動洗浄制御装置 - Google Patents

衛生器具の自動洗浄制御装置

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JPH0577371U
JPH0577371U JP1774792U JP1774792U JPH0577371U JP H0577371 U JPH0577371 U JP H0577371U JP 1774792 U JP1774792 U JP 1774792U JP 1774792 U JP1774792 U JP 1774792U JP H0577371 U JPH0577371 U JP H0577371U
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JP
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valve
voltage
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microcomputer
sanitary
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JP1774792U
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Inventor
眞人 板津
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】男子用水洗小便器や洗面台等の衛生器具の自動
洗浄制御装置に関し、電源電圧が低下しても正常に動作
させることを目的とする。 【構成】人検知センサ6は衛生器具の使用者を検知す
る。電磁開閉弁4が開くと衛生器具に対して洗浄体が供
給される。弁駆動回路21は電磁開閉弁4を駆動する。
マイコン22は発振回路25からのクロック信号φに基
づいて動作し、人検知センサ6の検知に基づいて、弁駆
動回路21を制御することにより、衛生器具に対して洗
浄体が一定時間だけ供給されるように電磁開閉弁4を制
御する。定電圧回路30は電池8の電圧を定電圧化して
弁駆動回路21に供給する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は水洗便器や洗面台等の各種の衛生器具における自動洗浄制御装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2に、従来の男子用水洗小便器(通称、朝顔)1の取り付け状態を示す。 朝顔1は洗面所の壁面2の表側に取り付けられ、朝顔1に接続された水供給管 3には電磁開閉弁4が連結されている。その電磁開閉弁4が開かれると水供給管 3から朝顔1へ洗浄水が供給される。反対に、電磁開閉弁4が閉じられると水供 給管3から朝顔1への洗浄水の供給は遮断される。
【0003】 制御箱5は朝顔1よりも若干上方の壁面2の裏側に取着され、その制御箱5の 表面板5aは壁面2に露出している。表面板5aには発光素子6aと受光素子6 bとからなる人検知センサ6が設けられ、制御箱5内にはコントローラ7および 電池8が設けられている。
【0004】 図4に、従来の自動洗浄制御装置の電気ブロック回路図を示す。 電池8は、コントローラ7内の定電圧回路20および弁駆動回路21に電源を 供給している。
【0005】 定電圧回路20は3端子レギュレータによって構成され、コントローラ7内の マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す)22、発光駆動回路23、受光 回路24、発振回路25のそれぞれに安定な直流電圧を供給している。
【0006】 マイコン22は、中央処理装置(CPU)、制御プログラムを記憶した読み出 し専用メモリ(ROM)、後記する検知動作およびタイマ動作の結果を一時記憶 する読み出しおよび書き込み可能なメモリ(RAM)、入出力インターフェイス から構成される。
【0007】 発振回路25はマイコン22にクロックを出力する。マイコン22内のタイマ 22aは、そのクロックに基づいてタイマ動作を行う。 弁駆動回路21はマイコン22からの指令信号に基づいて自己保持ソレノイド ・バルブからなる電磁開閉弁4を開閉させる。すなわち、弁駆動回路21がパル ス状のタイミング信号を出力する度に電磁開閉弁4の開閉の状態は切り替わり、 タイミング信号が出力されていないときには、それ以前の開閉の状態がそのまま 保持される。
【0008】 発光駆動回路23はマイコン22からの指令信号に基づいて発光ダイオードか らなる発光素子6aを発光させる。そして、朝顔1の前に人が立っている場合、 発光素子6aからの投射光はその人にあたって反射する。フォトトランジスタか らなる受光素子6bはその反射光を検出して検出信号を出力し、受光回路24は その検出信号を増幅してマイコン22に出力する。一方、朝顔1の前に人が立っ ていない場合、発光素子6aからの投射光は反射せず、受光素子6bは反射光を 検出できないため検出信号を出力しない。
【0009】 従って、その受光回路24からの検出信号に基づいて、マイコン22は朝顔1 の前に人が立っているかどうかを検知することができる。そして、マイコン22 は、立っていれば「人検知」、立っていなければ「人非検知」と判定して、その 判定結果をRAMに記憶する。このマイコン22の一連の動作を、以下、検知動 作と呼ぶ。尚、この検知動作はタイマ22aのタイマ動作に従って1秒毎に行わ れる。そして、マイコン22は、今現在の判定結果とRAMに記憶されている前 回の判定結果とに基づいて、タイマ22aおよび弁駆動回路21を制御する。
【0010】 すなわち、マイコン22は、現在の判定結果が「人検知」で前回の判定結果が 「人非検知」の場合、タイマ22aをリセットさせると共に、弁駆動回路21に 指令信号を出力して電磁開閉弁4を1秒間開かせ、前洗浄処理を行う。また、マ イコン22は、現在の判定結果が「人非検知」で前回の判定結果が「人検知」の 場合、タイマ22aをリセットさせると共に、弁駆動回路21に指令信号を出力 して電磁開閉弁4を5秒間開かせ、後洗浄処理を行う。さらに、マイコン22は 、現在および前回の判定結果が共に「人検知」あるいは「人非検知」の場合、タ イマ22aがタイマ動作を開始してから1秒経過後にタイマ22aをリセットさ せる。
【0011】 また、マイコン22には、後記する洗浄時間等の各種の設定を行うための各設 定スイッチ26が接続されている。 次に、上記の自動洗浄制御装置の動作を図5に示すフローチャートに従って説 明する。
【0012】 まず、ステップ(以下、Sとする)1において、自動洗浄制御装置の施工時に 施工者が各設定スイッチ26を操作して洗浄時間等を設定する。そして、S2へ 移行する。
【0013】 S2において、各設定スイッチ26による各種設定に基づいて、マイコン22 は検知動作を開始すると共に、タイマ22aのタイマ動作を開始させる。そして 、S3へ移行する。
【0014】 S3において、マイコン22の現在の判定結果が「人検知」の場合はS4へ移 行し、「人非検知」の場合はS5へ移行する。 S4において、RAMに記憶された前回の判定結果が「人非検知」の場合はS 6へ移行し、「人検知」の場合はS7へ移行する。
【0015】 S6において、マイコン22はタイマ22aをリセットさせる。そして、S8 へ移行する。 S8において、マイコン22は弁駆動回路21に指令信号を出力して電磁開閉 弁4を1秒間開かせ、前洗浄処理を行う。すなわち、小用を足そうとする人が朝 顔1の前に立つと、水供給管3から朝顔1へ1秒間だけ洗浄水が供給され、小用 の前に朝顔1を洗浄する。そして、S2へ戻る。
【0016】 一方、S5において、RAMに記憶された前回の判定結果が「人非検知」の場 合はS7へ移行し、「人検知」の場合はS9へ移行する。 S9において、マイコン22はタイマ22aをリセットさせる。そして、S1 0へ移行する。
【0017】 S10において、マイコン22は弁駆動回路21に指令信号を出力して電磁開 閉弁4を5秒間開かせ、後洗浄処理を行う。すなわち、小用を足し終えた人が朝 顔1の前から立ち去ると、水供給管3から朝顔1へ5秒間だけ洗浄水が供給され て朝顔1を洗浄する。そして、S2へ戻る。
【0018】 また、S7において、マイコン22は、タイマ動作を開始してからタイマ22 aの計時した時間が1秒以上経過したかどうかを判定する。そして、1秒以上経 過していればS11へ移行し、1秒未満しか経過していなければ1秒経過するま で待つ。
【0019】 そして、S11において、マイコン22はタイマ22aをリセットさせ、S2 へ戻る。すなわち、小用を足そうとする人が朝顔1の前に現れずに1秒経過した 場合は、再度検知動作を繰り返す。また、小用を足そうとする人が朝顔1の前に 1秒以上立っていれば、小用中であるとして再度検知動作を繰り返す。
【0020】 このように朝顔1の自動洗浄制御装置においては、小用を足そうとする人が朝 顔の前に立つと朝顔1を洗浄し(前洗浄)、小用を足し終えて朝顔1の前から立 ち去ると再度朝顔1を洗浄する(後洗浄)ようになっている。
【0021】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、電池8の電圧が低下した場合、弁駆動回路21が正常に動作し なくなることがある。すると、電磁開閉弁4が動作不能になり、上記の自動洗浄 動作が行われなくなってしまう。
【0022】 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、電 源電圧が低下しても正常に動作することができる衛生器具の自動洗浄制御装置を 簡単な構成によって提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するため、衛生器具の使用者を検知する人検知手段 と、前記衛生器具に対して洗浄体を供給する洗浄体供給手段と、前記洗浄体供給 手段を駆動する駆動手段と、前記人検知手段の検知に基づいて、駆動手段を制御 することにより、前記衛生器具に対して洗浄体が一定時間だけ供給されるように 前記洗浄体供給手段を制御する制御手段と、前記各手段に電源を供給する電源装 置とからなることを特徴とする衛生器具の自動洗浄制御装置において、前記電源 装置の電源電圧を定電圧化して前記駆動手段に供給する電圧安定手段を前記電源 装置と前記駆動手段の間に設けたことをその要旨とする。
【0024】
【作用】
従って本考案によれば、駆動手段に供給される電源電圧は、電圧安定手段によ って定電圧化される。そのため、電源装置の電圧が変動しても駆動手段が影響を 受けることはなく、安定した動作が可能になる。
【0025】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図1に従って説明する。 尚、本実施例において、従来例と同じ構成については符号を等しくしてその詳 細な説明を省略する。
【0026】 定電圧回路30は3端子レギュレータによって構成され、電池8の電圧を定電 圧化してコントローラ7内の弁駆動回路21に供給する。 従って、電池8の電圧が定電圧回路30の動作可能電圧以上であれば、弁駆動 回路21は正常に動作することができ、電磁開閉弁4が動作不能になることはな い。
【0027】 尚、本実施例の動作は図5のフローチャートに示す従来例と同じであるため、 説明を省略する。 ところで、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、以下のよ うに実施してもよい。
【0028】 1)電池8を直流電源装置に置き換え、商用電源から電源を供給する。 2)定電圧回路30を3端子レギュレータではなく、図3に示すようにトラン ジスタT1とツェナーダイオードD1と抵抗R1とからなる公知のシリーズ・レ ギュレータによって具体化してもよい。また、電圧検出回路を備えた、より複雑 な公知のシリーズ・レギュレータによって具体化してもよい。さらに、ディスク リート構成による公知のシャント・レギュレータによって具体化してもよい。
【0029】 3)定電圧回路20の電流容量を大きくすると共に、定電圧回路30を省略す る。そして、弁駆動回路21にはその電流容量の大きな定電圧回路20から電源 を供給する。
【0030】 4)朝顔1だけでなく、洗面台等の各種の衛生器具における自動洗浄制御装置 に具体化する。 5)発光駆動回路23、受光回路24、発振回路25のそれぞれの働きをマイ コン22に代行させて、各回路23〜25を省略する。
【0031】 6)前洗浄動作および後洗浄動作のいずれか一方のみを行うようにする。
【0032】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、電源電圧が低下しても正常な動作が可能 な衛生器具の自動洗浄制御装置を簡単な構成によって提供することができる優れ た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の自動洗浄制御装置を示す電
気ブロック回路図である。
【図2】(a)は本考案の一実施例の男子用水洗小便器
の取り付け状態を示す一部切欠側面図であり、(b)は
同じく正面図である。
【図3】定電圧回路30の一例の電気回路図である。
【図4】従来例の自動洗浄制御装置の電気ブロック回路
図である。
【図5】自動洗浄制御装置の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1…衛生器具としての朝顔、3…洗浄液供給手段として
の水供給管、4…洗浄液供給手段としての電磁開閉弁、
6…人検知手段としての人検知センサ、8…電源装置と
しての電池、21…駆動手段としての弁駆動回路、22
…制御手段としてのマイクロコンピュータ、30…電圧
安定手段としての定電圧回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛生器具(1)の使用者を検知する人検
    知手段(6)と、 前記衛生器具(1)に対して洗浄体を供給する洗浄体供
    給手段(3,4)と、 前記洗浄体供給手段(3,4)を駆動する駆動手段(2
    1)と、 前記人検知手段(6)の検知に基づいて、駆動手段(2
    1)を制御することにより、前記衛生器具(1)に対し
    て洗浄体が一定時間だけ供給されるように前記洗浄体供
    給手段(3,4)を制御する制御手段(22)と、 前記各手段に電源を供給する電源装置(8)とからなる
    ことを特徴とする衛生器具の自動洗浄制御装置におい
    て、 前記電源装置(8)の電源電圧を定電圧化して前記駆動
    手段(21)に供給する電圧安定手段(30)を、前記
    電源装置(8)と前記駆動手段(21)との間に設けた
    ことを特徴とする衛生器具の自動洗浄制御装置。
JP1774792U 1992-03-30 1992-03-30 衛生器具の自動洗浄制御装置 Pending JPH0577371U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01182426A (ja) * 1988-01-14 1989-07-20 Toto Ltd 水洗器への給水制御装置における電源回路
JPH03288073A (ja) * 1990-03-30 1991-12-18 Inax Corp 自動吐水装置

Patent Citations (2)

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