JP4388234B2 - 水洗器における自動給水方法および水洗器における自動給水機構 - Google Patents

水洗器における自動給水方法および水洗器における自動給水機構 Download PDF

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    • E03C1/055Electrical control devices, e.g. with push buttons, control panels or the like
    • E03C1/057Electrical control devices, e.g. with push buttons, control panels or the like touchless, i.e. using sensors

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水洗器の使用者を視覚的に認識する人工網膜センサと、前記使用者に向けて光を照射する投光手段および使用者から反射した光を受光する受光手段を有するセンサ部とを用いた新規な水洗器における自動給水方法および水洗器における自動給水機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図17は、光反射方式を用いて自動給水を行う従来の手洗器92を示す。図17において、センサ部93は、光(例えば赤外線や近赤外線など)L1 を使用者Uへ向けて照射するための投光手段(図示せず)と、使用者Uから反射して生じた反射光L2 を受光するための受光手段(図示せず)とを備えている。そして、使用者Uから反射した反射光L2 が前記受光手段によって受光されることで手洗器92の洗面台90の取付け面部91上に設置されている吐水管92aからの給水が可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、光L1 が洗面台90の洗面ボール94に向くよう投光手段がセットされているので、陶器製の洗面ボールではなく例えばステンレス等の反射率の高い金属製の浅い洗面ボール94を有する洗面台90においては、使用者Uから反射した反射光L2 以外から同等の光が受光手段に入射した場合、誤って感知するおそれがある。
【0004】
一方、自動水栓本体の下部に差し出された使用者の手の映像を取り込む撮像部を有する自動給水機構が提案されている(特開平11−36396号公報参照)けれども、前記撮像部はカメラ機能を有するので、給水すべき感知範囲内に使用者の手があっても暗い場所(場合)ではこれを感知できないという問題点がある。
【0005】
この発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、暗い場所(場合)でも水洗器の使用者を確実に捕らえることができる水洗器における自動給水方法および水洗器における自動給水機構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、人工網膜センサにより水洗便器や手洗器等の水洗器の使用者を視覚的に認識して前記水洗器の給水動作を制御するとともに、明るさが所定以下となったときは使用者に向けて光を照射する投光手段および使用者から反射した光を受光する受光手段を有するセンサ部により前記水洗器の給水動作を制御するようにしている。
【0007】
また、この発明は別の観点から、水洗便器や手洗器等の水洗器と、この水洗器の使用者を視覚的に認識する人工網膜センサと、前記使用者に向けて光を照射する投光手段および使用者から反射した光を受光する受光手段を有するセンサ部と、前記人工網膜センサの出力または前記センサ部の出力に基づき前記水洗器の給水動作を制御する制御部とを備えたことを特徴とする水洗器における自動給水機構を提供する。
【0008】
人工網膜センサは例えば照明で照らされた明るい場所でのみ使用者を視覚的に認識できるという観点から、この発明は、暗い場所では人工網膜センサに代えて明るさに左右されない例えば光反射方式の赤外線センサ等のセンサ部を作動させるように構成したものである。すなわち、この発明では、水洗器使用中に例えば停電等により人工網膜センサが機能しなくなっても前記赤外線センサ等を機能できるように構成している。
【0009】
そのため、この発明の水洗器の給水動作を制御する制御部は、人工網膜センサが使用者を視覚的に認識可能な明るさになっているか否かの明暗判断機能を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
図1〜図16は、この発明の一実施形態を示す。なお、この実施形態では、使用者に向けて光を照射する投光手段および使用者から反射した光を受光する受光手段を有するセンサ部として赤外線センサを採用している。この赤外線センサの代わりに近赤外線センサを用いてもよい。
【0011】
図1、図3および図4において、自動給水機構は、手洗器1と、1個の人工網膜センサ2aと、赤外線センサ2bと、前記人工網膜センサ2aの出力または前記赤外線センサ2bの出力に基づき手洗器1の給水動作を制御する制御部3とより主としてなる。
【0012】
更に、前記手洗器1は、洗面ボール4および水平取付け面部5よりなる洗面台と、水平取付け面部5上に設置されている吐水管6を備えた水栓本体とよりなる。なお、洗面ボール4は白色のものを使用している。吐水管6は、吐水口6bが洗面ボール4内に向くよう水平取付け面部5の水平面に対して垂直な垂直面Nから洗面ボール4側に所定の角度θ(θは鋭角)だけ傾斜して設置されている。
【0013】
この実施形態では、前記人工網膜センサ2aおよび赤外線センサ2bを、赤外線センサ2bが人工網膜センサ2aよりも上方に位置するよう吐水管6の前面部6aにそれぞれ取り付けている。図4において、9aは、人工網膜センサ2aの感知窓9であり、正面視円形をなす。9bは、赤外線センサ2bの光透過窓で、正面視横長の楕円形をなす。また、前記前面部6aは、正面視縦長の矩形(長方形)をなす。
【0014】
前記人工網膜センサ2aは、カメラ機能を有し、洗面ボール4の表面4aのうち図3で示すような表面4aの視野領域mを映し出すよう前記前面部6aに取り付けられている。この実施形態では、人工網膜センサ2aとして、画素数(ドット数)が1024(32×32)個のものを採用している。
【0015】
更に、前記人工網膜センサ2aは、図2に示すように、前記視野領域mを形成する正面視円形の広角レンズ7と、この広角レンズ7の後面部側に位置する受光素子アレイ8と、広角レンズ7の前面部側に位置する前記感知窓9aとより主としてなる。受光素子アレイ8は、ベース10上に載置された正面視正方形の回路基板11の表面に形成されており、この実施形態では、例えば32×32画像版に対応するよう1024個の受光素子が回路基板11上に配置されている。すなわち、この実施形態では、受光素子アレイ8、回路基板11、ベース10によって前記32×32画像版が構成されている。また、12は、感知窓9aの周囲を覆うカバー体、13は、リング状の防水パッキンである。
【0016】
すなわち、視野領域をできるだけ広げたいために受光素子アレイ8の上方に広角レンズ7が設けられている。この広角レンズ7により図3に示すような視野領域mとなる。
【0017】
例えば、図7〜図10には、明るい場所で人工網膜センサ2aが捕らえたイメージ映像が示されている。つまり、図7〜図10には、感知窓9aから見える視野領域mのイメージ映像が示されている。
【0018】
図7において、Bは、感知窓9aから見た例えば白色陶器製の洗面ボール4の表面4aのイメージ映像(以下、感知窓9aから見える映像という)で、洗面ボール4の排水穴4aが写っている。また、図8において、Aは、感知対象物である手洗器1の使用者Uが手洗いしているときの感知窓9aから見える映像である。また、図9において、Cは、感知対象物である手洗器1の使用者Uが手洗いしているときの感知窓9aから見える映像である。また、図10において、Dは、使用者Uの手以外の異物Zが写っている洗面ボール4の表面4aの感知窓9aから見える映像である。なお、前記感知窓9aから見える映像A,B,C,D等は32×32画像版で得られるものである。
【0019】
前記制御部3は、人工網膜センサ2aの出力または赤外線センサ2bの出力に基づき手洗器1の給水動作を制御するもので、図1に示すように、マイクロコンピュータ15と、二つのメモリ部16a,16bよりなるメモリ16と、吐水管6の吐水・止水動作を司る電磁弁17と、この電磁弁17を駆動制御する電磁弁駆動回路18と、制御部3の駆動電源21と、この駆動電源21の電源電圧の低下を表示するアラーム表示回路19と、低電圧回路・電圧監視回路20とより構成されている。
【0020】
更に、マイクロコンピュータ15は、明暗を判断する機能(後述する)を備えている。
【0021】
まず最初に、人工網膜センサ2aが捕らえる感知窓9aから見える映像の処理過程を示す。この感知窓9aから見える映像として図8の感知窓9aから見える映像Aを例にとって説明する。
【0022】
図11において、(1)人工網膜センサ2aの感知窓9aから見える映像Aは、人工網膜センサ2aからの出力画像A’となってマイクロコンピュータ15に入力される。
【0023】
(2)マイクロコンピュータ15においては、前記出力画像A’の最適化処理が施され、その結果、認識対象画像を取得する。最適化処理として例えば二値化処理(白黒処理)が行われた場合は、図11に示すような認識対象画像A’’(図13参照)を得る。
【0024】
図13、図11に示した認識対象画像A’’において、白表示は例えば白色陶器製の洗面ボール4の表面4aに対応し、黒表示部分300は陶器表面4aに存在する物に対応する。すなわち、認識対象画像A’’の黒表示部分300が使用者Uの手に対応する画像にあたる。この実施形態では、人工網膜センサ2aの画素数(ドット数)が1024(32×32)個であり、黒表示部分300のドット数は例えば400個である。
【0025】
(3)前記認識対象画像(以下、取得画像という)A’’はマイクロコンピュータ15から前記メモリ16へ収納される。
【0026】
同様に、マイクロコンピュータ15により図7の感知窓9aから見える映像Bも取得画像B’’(図12参照)として処理される。図12において、黒表示部分400は洗面ボール4の排水穴4aに対応する。同様に図9の感知窓9aから見える映像Cも取得画像C’’(図示せず)に処理される。また、図10の感知窓9aから見える映像Dも取得画像D’’(図示せず)に処理される。
【0027】
そして、前記取得画像B’’,A’’,C’’,D’’等は前記メモリ16を使って認識アルゴリズムにより処理される。
【0028】
ここで、時間的にこの順で連続する前記取得画像B’’、取得画像A’’および取得画像C’’を例にとって認識アルゴリズムによる処理の手順について説明する。この前記取得画像B’’、取得画像A’’および取得画像C’’の連続で、感知対象物である使用者Uの手を認識できる。
【0029】
上述したように、図12および図11(図13)は、感知窓9aから見える映像Bおよび映像Aそれぞれの取得画像B’’およびA’’を示している。
【0030】
図16において、使用者Uが手洗いのために手洗器1へ行く(ステップ100参照)。まず、ステップ101で、使用者Uが手洗いしていないときの取得画像B’’がメモリ部16a(以下、メモリ1という)に収納されている。
【0031】
続いて、使用者Uが手洗いのために洗面ボール4に手をさしのべたことによる取得画像A’’が取得され、取得画像A’’はメモリ部16b(以下、メモリ2という)に収納される(ステップ102参照)。
【0032】
続いて、ステップ103においては、メモリ1とメモリ2が参照されて画像を構成するドットの変化数aを抽出する。すなわち、メモリ16において、時間的に先に収納された取得画像B’’と、後に収納された取得画像A’’とを比較して、ドット変化(差分)があった位置のものだけを摘出した結果、図14に示すようなドット変化を示す変化画像S1 を得る。
【0033】
例えば、図12において、先に取得された取得画像B’’に示された黒表示されたドットd1 は、後に取得された取得画像A’’(図13参照)にも示されていることから、前記変化画像S1 においては、ドットd1 が存在した位置p(図14参照)が白表示されており、変化がなかったことが分かる。
【0034】
これに対し、取得画像A’’に示された黒表示されたドットd2 (図13参照)は、取得画像B’’(図12参照)においては対応する位置になかったことから、前記変化画像S1 においては、ドットd2 は黒表示されたままである。
【0035】
そして、この発明では、変化画像S1 で認識されるドットの変化数aが所定の範囲内にあるか否かを判断する(ステップ104参照)よう構成されている。例えば、ドットの変化数aの上限を960とし、下限を128に設定している。
【0036】
すなわち、ステップ104でドットの変化数aがこの範囲内にあると判断されると、電磁弁17を開状態にする開弁信号をマイクロコンピュータ15は電磁弁駆動回路18に発信して吐水管6から吐水する(ステップ105参照)。
【0037】
(1)この場合には、取得画像A’’よりも先に収納された取得画像B’’を削除して空になったメモリ1(16a)にメモリ部2(16b)から取得画像A’’を移動させる(ステップ106参照)。
【0038】
続いて、取得画像A’’よりも時間的に後に取得された前記取得画像C’’を空になったメモリ部2(16b)に収納する(ステップ107参照)。
【0039】
続いて、ステップ103の場合と同様に、メモリ1とメモリ2が参照されて画像を構成するドットの変化数aを抽出する(ステップ108参照)。すなわち、メモリ16において、時間的に先に収納された取得画像A’’と、後に収納された取得画像C’’とを比較して、ドット変化があった位置のものだけを摘出した結果、図15に示すようなドット変化を示す変化画像S2 を得る。
【0040】
すなわち、図15は、手洗器使用中の検出対象となる2枚の前記取得画像A’’,C’’を比較して、前記取得画像A’’,C’’のドット変化があったものだけを摘出した変化画像S2 を示す。
【0041】
この場合、摘出した変化画像S2 におけるドット変化数aが64個以上のときは使用中と判断し(ステップ109参照)、継続して取得画像C’’以降の画像の取得にあたる。64個よりドット変化数aが少なくなると、使用者Uの手が手洗器1から離れていると判断して、電磁弁17を閉状態にする閉弁信号をマイクロコンピュータ15は電磁弁駆動回路18に発信する(ステップ110参照)。そして、ステップ105に戻る。
【0042】
(2)ところで、ステップ104でドットの変化数aが前記範囲外にあると判断されると、取得画像A’’よりも先に収納された取得画像B’’を削除して空になったメモリ1(16a)にメモリ2(16b)から取得画像A’’を移動させる(ステップ111参照)。そして、ステップ102に戻る。
【0043】
このように、連続した二枚の取得画像B’’,A’’やA’’,C’’のドット数の変化を演算し、その差分により感知対象物の動きを捉えることで容易に給水動作を制御きる。
【0044】
一方、前記赤外線センサ2bは、使用者に向けて赤外線(光)を照射する投光素子(投光手段)(図示せず)および使用者から反射した赤外線(光)を受光する受光素子(受光手段)(図示せず)を有する(例えば特願2000−346533号明細書、図面参照)。
【0045】
前記投光素子および受光素子は、回路基板の表面に形成された投光領域および受光領域にそれぞれ実装された状態で回路基板と光透過窓9b間に位置する。
【0046】
以下、図7、図8、図9で示した給水手順に基づいて手洗器1での自動給水工程を図5を用いて説明する。
【0047】
図5において、(1)使用者Uが手洗いのために明かりの灯った手洗器1へ行く場合を想定する(ステップ200参照)。まず、ステップ201で、使用者Uが手洗いしていないときの取得画像B’’がメモリ部16a(以下、メモリ1という)に格納されている。
【0048】
続いて、使用者Uが手洗いのために洗面ボール4に手をさしのべたことによる取得画像A’’が取得され、取得画像A’’はメモリ部16b(以下、メモリ2という)に格納される(ステップ202参照)。
【0049】
続いて、ステップ203においては、メモリ2に格納された取得画像A’’の黒表示部分300を構成するドット数dに基づいて人工網膜センサ2aが使用者を視覚的に認識できるか否かの判断が行われる。つまり、人工網膜センサ2aの設置場所は、人工網膜センサ2aが使用者を視覚的に認識可能な明るさを有するのか否かの判断(以下、明暗判断という)を行う。
【0050】
そこで、人工網膜センサ2aが機能できる明るさを、この実施形態では、人工網膜センサ2aの画素数(ドット数)が1024(32×32)個であるので、前記ドット数dが960個以上の場合に設定する一方、人工網膜センサ2aが機能しない暗さを前記ドット数dが960個より少ない場合としている。
【0051】
この960という値は、例えば、手洗い中に使用者Uが図8に示す映像Aの場合よりも更に人工網膜センサ2aに手を近づけたときに取得される画像に現れる黒表示部分の最大のドット数である。明暗判断の基準となるドット数dを960個ではなくて960個より少ない例えば800個に設定すると、800個を越えると、例えば、人工網膜センサ2aに手を近づけたときに取得される画像の黒表示部分が850個であると明るいのに人工網膜センサ2aが機能しなくなってしまうという不都合が生じるからである。
【0052】
さて、明かりが灯っているので、取得画像A’’の黒表示部分300を構成するドット数dは例えば400個で960個より少ない。よって、ステップ204においては、メモリ1とメモリ2が参照されて画像を構成するドットの変化数aを抽出する。すなわち、メモリ16において、時間的に先に収納された取得画像B’’と、後に収納された取得画像A’’とを比較して、ドット変化(差分)があった位置のものだけを摘出した結果、図14に示すようなドット変化を示す変化画像S1 を得る。
【0053】
そして、変化画像S1 で認識されるドットの変化数aが所定の範囲内にあるか否かを判断する(ステップ205参照)。ドットの変化数aが128個以上であるので、電磁弁17を開状態にする開弁信号をマイクロコンピュータ15は電磁弁駆動回路18に発信して吐水管6から吐水する(ステップ206参照)。
【0054】
(1)この場合には、取得画像A’’よりも先に収納された取得画像B’’を削除して空になったメモリ1(16a)にメモリ部2(16b)から取得画像A’’を移動させる(ステップ207参照)。
【0055】
続いて、取得画像A’’よりも時間的に後に取得された前記取得画像C’’を空になったメモリ部2(16b)に収納する(ステップ208参照)。
【0056】
そして、次のステップ209でも、明暗判断が行われる。すなわち、給水中であるが停電等で手洗器1の明かりが消えて薄暗くなった場合、この時点の取得画像L’’の黒表示部分を構成するドット数dは960個以上であることから、人工網膜センサ2aの機能は停止するとともに、赤外線センサ2bが起動する(ステップ210参照)。
【0057】
例えば、図6で示したタイムチャートにおいて、時間Tで赤外線センサ2bが起動し、以降タイマーで設定された数のパルスPによって薄暗くなった間中、赤外線S(図3参照)を間欠的に発光する。この場合、ステップ210に続くステップ211において、使用者Uの手から反射した赤外線を赤外線センサ2bが受光することにより薄暗くても少なくとも使用者Uが手をさしのべている限りは(図6におけるM参照)給水動作が続行される(図6におけるN参照)。Mは、使用者Uが吐水管6に手をさしのべている状態を示し、t1 はその開始時刻、t2 は終了時刻である。Nは、給水状態を示す。
【0058】
一方、ステップ209で、停電等が発生せず手洗器1の明かりが消えない場合は、メモリ1とメモリ2が参照されて画像を構成するドットの変化数aを抽出する(ステップ212参照)。すなわち、メモリ16において、時間的に先に収納された取得画像A’’と、後に収納された取得画像C’’とを比較して、ドット変化があった位置のものだけを摘出した結果、図15に示すようなドット変化を示す変化画像S2 を得る。
【0059】
この場合、摘出した変化画像S2 におけるドット変化数aが64個以上のときは使用中と判断し(ステップ213参照)、継続して取得画像C’’以降の画像の取得にあたる。64個よりドット変化数aが少なくなると、使用者の手が手洗器1から離れていると判断して、電磁弁17を閉状態にする閉弁信号をマイクロコンピュータ15は電磁弁駆動回路18に発信する(ステップ214参照)。そして、ステップ217(後述する)に戻る。
【0060】
以上、明かりの灯った手洗器1で給水動作中に明かりが消えた場合の給水工程を示した。
【0061】
次は、(2)使用者Uが手洗いのために明かりをつけることなく薄暗い手洗器1を使用する場合を想定する(ステップ200参照)。まず、ステップ201で、使用者Uが手洗いしていないときの取得画像X’’がメモリ1(16a)に格納される。
【0062】
続いて、使用者Uが手洗いのために薄暗い洗面ボール4に手をさしのべたことによる取得画像Y’’が取得され、この取得画像Y’’はメモリ2(16b)に格納される(ステップ202参照)。
【0063】
そして、ステップ203において明暗判断がなされるが、明かりが灯っていないので取得画像Y’’の黒表示部分を構成するドット数は960個以上である。そして、明かりが灯っていないのでこの時点(時刻F)より前から赤外線Sは間欠的に発光しているとする。つまり、ステップ215で既に起動している赤外線センサ2bから使用者Uの手に照射され、使用者Uの手から反射した赤外線を赤外線センサ2bが受光することによりステップ216で使用者Uが手をさしのべている限りは(図6におけるM’参照)給水動作が続行される(図6におけるN’参照)。前記M’は、使用者Uが吐水管6に手をさしのべている状態を示し、Fはその開始時刻、Gは終了時刻である。N’は、給水状態を示す。
【0064】
また、ステップ202の時点で明かりをつけた場合は、ステップ204においては、メモリ1とメモリ2が参照されて画像を構成するドットの変化数aを抽出する。すなわち、メモリ16において、時間的に先に収納された取得画像B’’と、後に収納された取得画像A’’とを比較して、ドット変化(差分)があった位置のものだけを摘出した結果、図14に示すようなドット変化を示す変化画像S1 を得る。
【0065】
そして、変化画像S1 で認識されるドットの変化数aが所定の範囲内にあるか否かを判断する(ステップ205参照)。ドットの変化数aが128個以上であるので、電磁弁17を開状態にする開弁信号をマイクロコンピュータ15は電磁弁駆動回路18に発信して吐水管6から吐水する(ステップ206参照)。
【0066】
この場合には、取得画像A’’よりも先に収納された取得画像B’’を削除して空になったメモリ1(16a)にメモリ部2(16b)から取得画像A’’を移動させる(ステップ217参照)。
【0067】
続いて、取得画像A’’よりも時間的に後に取得された前記取得画像C’’を空になったメモリ部2(16b)に収納する(ステップ202参照)。
【0068】
なお、この発明は、用いる受光素子の数が1024個に限定されるものでないことは勿論である。
【0069】
また、この発明は、手洗器1に限らず水洗便器等の他の水洗器にも適用できる

【0070】
【発明の効果】
この発明では、暗い場所(場合)でも水洗器の使用者を確実に捕らえることができる水洗器における自動給水方法および水洗器における自動給水機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す全体構成説明図である。
【図2】上記実施形態における要部構成説明図である。
【図3】上記実施形態における人工網膜センサの視野領域を示す構成説明図である。
【図4】上記実施形態における吐水管を示す斜視図である。
【図5】上記実施形態における自動給水工程を示すフローチャートである。
【図6】上記実施形態における自動給水工程を示すタイムチャートである。
【図7】上記実施形態における感知窓から見える洗面ボールの表面の映像を示す図である。
【図8】上記実施形態における水洗器の使用者が手洗いしているときの感知窓から見える映像を示す図である。
【図9】同じく上記実施形態における水洗器の使用者が手洗いしているときの感知窓から見える映像を示す図である。
【図10】上記実施形態における使用者の手以外の異物が写っている洗面ボールの表面の感知窓から見える映像を示す図である。
【図11】上記実施形態における感知窓から見える映像の処理過程を示す構成説明図である。
【図12】上記実施形態における感知窓から見える映像の取得画像を示す図である。
【図13】同じく上記実施形態における感知窓から見える映像の取得画像を示す図である。
【図14】不使用状態が使用状態に以降するときの連続する二枚の取得画像におれるドット変化数を摘出した変化画像を示す図である。
【図15】使用中の連続する二枚の取得画像におれるドット変化数を摘出した変化画像を示す図である。
【図16】上記実施形態における人工網膜センサのみによる自動給水工程を示すフローチャートである。
【図17】従来例の給水動作を示す図である。
【符号の説明】
1…手洗器、2a…人工網膜センサ、2b…赤外線センサ、3…制御部。

Claims (2)

  1. 人工網膜センサにより水洗便器や手洗器等の水洗器の使用者を視覚的に認識して前記水洗器の給水動作を制御するとともに、明るさが所定以下となったときは使用者に向けて光を照射する投光手段および使用者から反射した光を受光する受光手段を有するセンサ部により前記水洗器の給水動作を制御するようにしたことを特徴とする水洗器における自動給水方法。
  2. 水洗便器や手洗器等の水洗器と、この水洗器の使用者を視覚的に認識する人工網膜センサと、前記使用者に向けて光を照射する投光手段および使用者から反射した光を受光する受光手段を有するセンサ部と、前記人工網膜センサの出力または前記センサ部の出力に基づき前記水洗器の給水動作を制御する制御部とを備えたことを特徴とする水洗器における自動給水機構。
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