JP6771738B2 - トイレシステム - Google Patents
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Description
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、使い勝手を向上させることが可能なトイレシステムを提供することを目的とする。
また、このトイレシステムによれば、第1照明から上方に向けて光が照射されることで、トイレ室の天井を照らし、より演出効果を高めることができる。また、第2照明から上方に向けて光が照射されることで、便器の上に座った使用者に対する光の照射を抑えつつ、鏡の前方の使用者をより美しく見せることが可能となる。
図1は、実施形態に係るトイレシステム1の斜視図である。
図1に表したように、本実施形態に係るトイレシステム1は、鏡20と、キャビネット30と、手洗い器40と、リモコン50と、を備える。これらの構成要素は、トイレ装置10が配されたトイレ室TRの内部に設けられる。
図2(a)および図2(b)に表したように、トイレ装置10は、便器11と、便座12と、便蓋13と、本体部14と、を有する。便座12は、便器11の上に設けられている。便蓋13は、便器11の上に、便座12を覆うように設けられている。本体部14は、便器11の後方上部に設けられている。便座12および便蓋13は、本体部14によって回動可能に軸支されている。
本体部14が人体検知センサ17および着座検知センサ18を有する場合、これらのセンサは、その検知結果を制御部15に送信する。制御部15は、人体検知センサ17および着座検知センサ18から送信された検知結果に基づき、トイレ室TR内に設けられた各構成要素の動作を制御することができる。
また、トイレ装置10は、便座12を温める暖房便座機能や便座12に着座した使用者の局部を洗浄する局部洗浄機能などを、さらに有していてもよい。
より具体的には、図3の断面図は、鏡20、キャビネット30、および手洗い器40を含む、側壁SW1に対して垂直な面における断面構造を表す。
図3に表したように、鏡20は、トイレ室TR内部に面する鏡面MSを有する。また、鏡20は、第1照明21と、第2照明22と、支持部23と、制御部24と、を有し、支持部23によって側壁SW1に取り付けられている。
第2照明22は、鏡20の下部に設けられている。第2照明22は、第2照明22の下方に向けて光L3を照射する。第2照明22は、さらに第2照明22の上方に向けて光L4を照射してもよい。
図4(a)は、リモコン50が開いた状態を表し、図4(b)は、リモコン50が閉じた状態を表している。
図4(a)に表したように、リモコン50は、キャビネット30に埋め込まれており、待機状態では操作部52がキャビネット30の内部側に向いている。リモコン50は、例えば、着座検知センサ18が便座12への着座を検知すると、図4(b)に表したように、制御部15によって開かれる。これにより、使用者が、リモコン50の操作部52を操作可能となる。一例として、リモコン50は、ボタン52a〜52cおよびタッチスクリーン52dを有する。使用者は、これらの入力手段を用いて、局部洗浄機能の開始および停止や、便器11の洗浄、便座暖房機能のオン・オフなどを操作することができる。
図5は、実施形態に係るトイレシステム1が有する第1照明21の斜視断面図である。
図6は、実施形態に係るトイレシステム1が有する第2照明22の斜視断面図である。
なお、ここでは、幅とは、鏡面MSに対して垂直な方向における寸法を意味している。
1つ目に、発光部215に発光部225よりも輝度の高いものを用いることが挙げられる。2つ目に、発光部215に発光部225よりも多くの発光素子を配することが挙げられる。3つ目に、幅W1を幅W3よりも広くし、幅W2を幅W4よりも広くすることが挙げられる。
なお、既に述べた発光部215および発光部225への電流の制御も含め、上述したそれぞれの態様は、適宜相互に組み合わせて採用することが可能である。
なお、鏡20の前方は、図5および図6に表す座標系の左側方に相当する。
図7は、照度の測定方法を説明するための断面図である。
図7に表したように、照度の測定は、例えば照度計60を用いて行われる。
第1照明21から上方に向けて照射される光の照度は、照度計60を第1照明21の上方に配し、第1照明21と照度計60との間の上下方向における距離D15を300mmとして、測定される。
第1照明21から下方に向けて照射される光の照度は、照度計60を第1照明21の下方に配し、第1照明21と照度計60との間の上下方向における距離D16を300mmとして、測定される。
第2照明22から下方に向けて照射される光の照度は、照度計60を第2照明22の下方に配し、第2照明22と照度計60との間の上下方向における距離D18を300mmとして、測定される。
この場合、第1照明21から照射される光の照度は、照度計60を鏡面MS上端の前方に配し、第1照明21と照度計60との間の距離D19を300mmとして、測定することができる。
第2照明22から照射される光の照度は、照度計60を鏡面MS下端の前方に配し、第2照明22と照度計60との間の距離D20を300mmとして、測定することができる。
第1照明21から上方に向けて照射される光の照度は、85.9lx(ルクス)であった。第1照明21から下方に向けて照射される光の照度は、638.3lxであった。
第2照明22から上方に向けて照射される光の照度は、68.1lxであった。第2照明22から下方に向けて照射される光の照度は、397.9lxであった。
その一方で、第1照明21は、手洗い器40(水栓42)との間の距離が長い。仮に、第1照明21のみで、鏡20と手洗い器40の両方を照らす場合、手洗い器40近傍を十分に照らすためには、第1照明21の照度を高めなければならない。
しかし、第1照明21は、鏡20の上部に設けられていることから、トイレ室TRの使用者が便座12に着座した際に、光が眼に入りやすい。従って、第1照明21の照度を高くしすぎると、使用者が便座12に着座した際に眩しさを感じてしまう。特に夜間では、そのような照明は、使用者の眠気を覚ましてしまうため、望ましくない。
この点について、本実施形態に係るトイレシステムは、第1照明21に加えて第2照明22が設けられている。第2照明22は、鏡20の下部に設けられ、第2照明22の下方に向けて光を照射するため、着座した使用者の目に光が入り難い。また、第1照明21から下方に向けて照射される光で手洗い器40を照らす場合、鏡20の下部が影となり、手洗い器40周りが見えにくくなるが、第2照明22は、鏡20の下部に設けられ、かつ手洗い器40との距離が近いため、手洗い器40に効率的に光を照射することができる。従って、第2照明22によって手洗い器40を照らす分、第1照明21から照射される光の照度を低減し、便座12に着座した使用者に対する眩しさを低減することができる。
すなわち、本実施形態によれば、鏡20および手洗い器40を十分に照らしてトイレシステムの使い勝手を向上させるとともに、便座12に着座した使用者に対する眩しさを低減させることが可能となる。
第2照明22も同様に、さらに上方に向けて光を照射する。第2照明22から上方に向けて光を照射することで、着座した使用者に対する光の照射を抑えつつ、鏡20の鏡面MSを照らし、鏡面MSに映った使用者をより美しく見せることが可能となる。また、第1照明21と第2照明22によって、使用者の顔を上下から照らすことで、照明によって顔にできる影を抑え、鏡面MSに映った使用者をより美しく見せることが可能である。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (5)
- 便器が配されるトイレ室の内側の側壁に設けられる鏡と、
前記トイレ室内に設けられ、前記鏡の下方に設けられるカウンターと、
前記カウンターの上面に設けられる水栓と、
を備え、
前記鏡は、
前記鏡の上部に設けられた第1照明と、
前記鏡の下部に設けられた第2照明と、
を有し、
前記第1照明は、前記第1照明の下方および上方に向けて光を照射し、
前記第2照明は、前記第2照明の下方および上方に向けて光を照射するトイレシステム。 - 前記鏡の鏡面と前記第2照明の先端部との間の距離は、前記鏡面と前記第1照明の先端部との間の距離よりも短いことを特徴とする請求項1記載のトイレシステム。
- 前記第1照明から下方に向けて照射される光の照度は、前記第1照明から上方に向けて照射される光の照度よりも高く、
前記第2照明から下方に向けて照射される光の照度は、前記第2照明から上方に向けて照射される光の照度よりも高いことを特徴とする請求項1または2に記載のトイレシステム。 - 前記第1照明から下方に向けて照射される光の照度は、前記第2照明から上方に向けて照射される光の照度よりも高いことを特徴とする請求項3記載のトイレシステム。
- 前記第1照明から照射される光の照度は、前記第2照明から照射される光の照度よりも高いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のトイレシステム。
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