JP3239319U - 照明付きベッド - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者に安全性と利便性のみでなく、利用者の心と身体を癒してくれる装飾性を備えた照明付きベッドを提供する。【解決手段】照明付きベッド1は、マットレス11が上載されるベッド本体10と、ベッド本体10の前端部に設けられ、前面壁22と上面壁23と左右側面壁24と背面壁25で覆われた収納空間部21を有し、背面壁25から上方に立設され前面に装飾壁27aが形成された背板27が設けられたヘッドボード20と、ヘッドボード20の収納空間部21に配置された照明器具40とで構成する。ヘッドボード20の上面壁23に、照明器具40の光が通過して装飾壁27aに達するように光開口部30を形成する。ヘッドボード20の上面壁23に、光開口部30を閉鎖し、光開口部30を通過する照明器具40の光を散乱および透過し、その散乱および透過した光によって少なくとも装飾壁27aを照らす光散乱透過部材50を設ける。【選択図】図1
Description
本考案は、ヘッドボードに照明機能を設けたベッドに関するものである。
従来から、ヘッドボードに照明機能を設けた照明付きベッドが開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の照明付きベッド60は、図9に示すように、略箱状のヘッドボード61の背面壁62の内面に前方(ベッド本体側)に光を放射する照明器具63を設け、ヘッドボード61の前面壁64の上部にベッド本体側に向いた開放部64を設けると共に、その開放部64を照明カバー65で覆っている。
これにより、照明カバー65を透して、照明器具63の光でベッド本体側を明るくすることができるようにしている。なお、このヘッドボード61には上面壁66が設けられ、照明器具63の光が上方に向かうのを阻止している。
これにより、照明カバー65を透して、照明器具63の光でベッド本体側を明るくすることができるようにしている。なお、このヘッドボード61には上面壁66が設けられ、照明器具63の光が上方に向かうのを阻止している。
このような照明付きベッド60は、ヘッドボード61の背面壁62に設けた照明器具63の光でベッド本体側を明るくすることができるので、例えば、夜中に、ベッドの使用者の手元や足元を見易くすることができ、使用者に安全性と利便性を提供することができる。
しかしながら、特許文献1に記載のベッドは、照明器具の光を、単に、ベッド本体側を明るくして、使用者の安全性と利便性の図ることとしているので、装飾性には欠ける。
ベッドは、疲れた身体を癒すために使用するものであり、例えば、睡眠に入る前の時間や、睡眠から覚めたときの時間に、ヘッドボードに設けた照明器具が装飾性を発揮して利用者の心と身体を癒してくれることが好ましい。
ベッドは、疲れた身体を癒すために使用するものであり、例えば、睡眠に入る前の時間や、睡眠から覚めたときの時間に、ヘッドボードに設けた照明器具が装飾性を発揮して利用者の心と身体を癒してくれることが好ましい。
そこで、本考案の目的とするところは、ベッドの使用者に安全性と利便性のみでなく、使用者の心と身体を癒してくれる装飾性を備えた構造の照明付きベッドを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案の照明付きベッド(1)は、
マットレス(11)が上載されるベッド本体(10)と、
前記ベッド本体(10)の前端部に設けられ、前面壁(22)と上面壁(23)と左右側面壁(24,24)と背面壁(25)で覆われた収納空間部(21)を有し、前記背面壁(25)から上方に立設され前面に装飾壁(27a)が形成された背板(27)が設けられたヘッドボード(20)と、
前記ヘッドボード(20)の収納空間部(21)に配置された照明器具(40)とを備え、
前記ヘッドボード(20)の上面壁(23)に、前記照明器具(40)の光が通過して少なくとも前記装飾壁(27a)に達するように光開口部(30)を形成するとともに、
前記ヘッドボード(20)の上面壁(23)に、前記光開口部(30)を閉鎖するように配置され、前記光開口部(30)を通過する前記照明器具(40)の光を散乱および透過し、その散乱および透過した光によって少なくとも前記装飾壁(27a)を装飾する光散乱透過部材(50)を設けたことを特徴とする。
なお、ここで言う光の「散乱」には、屈折と反射も含む。
マットレス(11)が上載されるベッド本体(10)と、
前記ベッド本体(10)の前端部に設けられ、前面壁(22)と上面壁(23)と左右側面壁(24,24)と背面壁(25)で覆われた収納空間部(21)を有し、前記背面壁(25)から上方に立設され前面に装飾壁(27a)が形成された背板(27)が設けられたヘッドボード(20)と、
前記ヘッドボード(20)の収納空間部(21)に配置された照明器具(40)とを備え、
前記ヘッドボード(20)の上面壁(23)に、前記照明器具(40)の光が通過して少なくとも前記装飾壁(27a)に達するように光開口部(30)を形成するとともに、
前記ヘッドボード(20)の上面壁(23)に、前記光開口部(30)を閉鎖するように配置され、前記光開口部(30)を通過する前記照明器具(40)の光を散乱および透過し、その散乱および透過した光によって少なくとも前記装飾壁(27a)を装飾する光散乱透過部材(50)を設けたことを特徴とする。
なお、ここで言う光の「散乱」には、屈折と反射も含む。
また本考案は、前記ヘッドボード(20)に形成された光開口部(30)を、前記ヘッドボード(20)の上面壁(23)の前記背面壁(25)側を切り欠いて形成したことを特徴とする。
また本考案は、前記光散乱透過部材(50)が、光の散乱が大きい高光散乱部(52)と、前記高光散乱部(52)よりも光の散乱が小さい低光散乱部(53)を備えることが特徴とする。
また本考案は、前記光散乱透過部材(50)が凹凸(51)のあるアクリル板であることを特徴とする。
また本考案は、前記背板(27)の装飾壁(27a)がメラミン化粧板であることを特徴とする。
さらに、本考案の照明付きベッド(1)は、マットレス(11)が上載されるベッド本体(10)と、
前記ベッド本体(10)の前端部に設けられ、前面壁(22)と上面壁(23)と左右側面壁(24)と背面壁(25)で覆われた収納空間部(21)を有し、前記背面壁(25)から上方に立設され前面に装飾壁(27a)が形成された背板(27)が設けられたヘッドボード(20)と、
前記ヘッドボード(20)の収納空間部(21)に配置された照明器具(40)とを備え、
前記ヘッドボード(20)の上面壁(23)に、前記照明器具(40)の光が通過して少なくとも前記装飾壁(27a)に達するように光開口部(30)を形成するとともに、
前記ヘッドボード(20)の上面壁(23)に、前記光開口部(30)を閉鎖するように配置され、前記光開口部(30)を通過する前記照明器具(40)の光を散乱および透過し、その散乱および透過した光によって少なくとも前記装飾壁(27a)を装飾する光散乱透過部材(50)を設け、
前記光開口部(30)を前記上壁の前記背面壁(25)側を切り欠いて形成し、
前記光散乱透過部材(50)をアクリル板で形成したことを特徴とする。
前記ベッド本体(10)の前端部に設けられ、前面壁(22)と上面壁(23)と左右側面壁(24)と背面壁(25)で覆われた収納空間部(21)を有し、前記背面壁(25)から上方に立設され前面に装飾壁(27a)が形成された背板(27)が設けられたヘッドボード(20)と、
前記ヘッドボード(20)の収納空間部(21)に配置された照明器具(40)とを備え、
前記ヘッドボード(20)の上面壁(23)に、前記照明器具(40)の光が通過して少なくとも前記装飾壁(27a)に達するように光開口部(30)を形成するとともに、
前記ヘッドボード(20)の上面壁(23)に、前記光開口部(30)を閉鎖するように配置され、前記光開口部(30)を通過する前記照明器具(40)の光を散乱および透過し、その散乱および透過した光によって少なくとも前記装飾壁(27a)を装飾する光散乱透過部材(50)を設け、
前記光開口部(30)を前記上壁の前記背面壁(25)側を切り欠いて形成し、
前記光散乱透過部材(50)をアクリル板で形成したことを特徴とする。
またさらに、本考案の照明付きベッド(1)は、マットレス(11)が上載されるベッド本体(10)と、
前記ベッド本体(10)の前端部に設けられ、前面壁(22)と上面壁(23)と左右側面壁(24)と背面壁(25)で覆われた収納空間部(21)を有し、前記背面壁(25)から上方に立設され前面に装飾壁(27a)が形成された背板(27)が設けられたヘッドボード(20)と、
前記ヘッドボード(20)の収納空間部(21)に配置された照明器具(40)とを備え、
前記ヘッドボード(20)の上面壁(23)に、前記照明器具(40)の光が通過して少なくとも前記装飾壁(27a)に達するように光開口部(30)を形成するとともに、
前記ヘッドボード(20)の上面壁(23)に、前記光開口部(30)を閉鎖するように配置され、前記光開口部(30)を通過する前記照明器具(40)の光を散乱および透過し、その散乱および透過した光によって少なくとも前記装飾壁(27a)を装飾する光散乱透過部材(50)を設け、
前記光開口部(30)を前記上面壁(23)の前記背面壁(25)側を切り欠いて形成し、
前記光散乱透過部材(50)を凹凸(51)のあるアクリル板で形成し、
前記背板(27)の装飾壁(27a)をメラミン化粧板で形成したことを特徴とする。
前記ベッド本体(10)の前端部に設けられ、前面壁(22)と上面壁(23)と左右側面壁(24)と背面壁(25)で覆われた収納空間部(21)を有し、前記背面壁(25)から上方に立設され前面に装飾壁(27a)が形成された背板(27)が設けられたヘッドボード(20)と、
前記ヘッドボード(20)の収納空間部(21)に配置された照明器具(40)とを備え、
前記ヘッドボード(20)の上面壁(23)に、前記照明器具(40)の光が通過して少なくとも前記装飾壁(27a)に達するように光開口部(30)を形成するとともに、
前記ヘッドボード(20)の上面壁(23)に、前記光開口部(30)を閉鎖するように配置され、前記光開口部(30)を通過する前記照明器具(40)の光を散乱および透過し、その散乱および透過した光によって少なくとも前記装飾壁(27a)を装飾する光散乱透過部材(50)を設け、
前記光開口部(30)を前記上面壁(23)の前記背面壁(25)側を切り欠いて形成し、
前記光散乱透過部材(50)を凹凸(51)のあるアクリル板で形成し、
前記背板(27)の装飾壁(27a)をメラミン化粧板で形成したことを特徴とする。
ここで、上記括弧内の記号は、図面および後述する考案を実施するための形態に掲載された対応要素または対応事項を示す。
本考案の照明付きベッドによれば、ヘッドボードの上面壁に、照明器具の光が通過して少なくとも装飾壁に達する光開口部を形成し、同じ上面壁に、光開口部を閉鎖して、光開口部を通過する照明器具の光を散乱および透過し、その散乱および透過した光によって少なくとも装飾壁を装飾する光散乱透過部材を設けたので、ベッドの使用者に安全性と利便性を与えるのみでなく、装飾性を提供することができる。
すなわち、照明器具の光は光散乱透過部材によって散乱および透過し、その散乱光で利用者の手元や足元を照らすことができる。従って、利用者は、例えば、夜中でもベッドのまわりを安全かつ容易に動作することができる。また、この散乱光は装飾壁にも達するので、装飾壁で反射する光によって装飾性が発揮される。従って、この装飾効果により、例えば、睡眠に入る前や睡眠から覚めた使用者の心と身体を癒すことができる。
また本考案によれば、ヘッドボードに形成された光開口部を、ヘッドボードの上面壁の背面壁側を切り欠いて形成したので、照明器具の光を、より直接的に装飾壁に到達させることができる。すなわち、光開口部を、上面壁の背面壁側を切り欠いて形成したことにより、背面壁の前面と背板の前面(装飾壁)とを連続的で面一の平坦面とし、両者の間に照明器具の光の通過を妨げる部分を形成しない。
ちなみに、下記の実施形態で述べるように、光開口部が例えば穴であると、背面壁の前面と装飾壁の前面との間に、穴を形成する壁部分(穴を取り囲む部分)が形成されてしまい、これが光の直接的な通過を阻害してしまう。本考案ではこうした壁部分が存在しないので、照明器具の光を装飾壁に直接的に到達させることができる。
また本考案によれば、光散乱透過部材が、光の散乱が大きい高光散乱部と、この高光散乱部よりも光の散乱が小さい低光散乱部を備えるので、両者を透過する光の性質の違いにより、装飾壁の装飾性を高めると共に、その周囲の雰囲気も向上させることができる。
また本考案によれば、光散乱透過部材が凹凸のあるアクリル板であるため、装飾壁の装飾性をさらに高めることができる。すなわち、照明器具の光はアクリル板の凹凸によって大きく散乱し透過して装飾板に達する。従って、装飾板には幻想的な光の文様が形成されて優れた装飾性が現出される。なお、アクリル板は、強度が高く、加工が容易であるので、耐衝撃性と加工性に優れた光散乱透過部材を提供することができる。
また本考案によれば、背板の装飾壁がメラミン化粧板であるので、メラミン化粧板が持つ特性により、表面硬度が高く、対汚染性、耐摩耗性、耐熱性、耐水性に優れた装飾壁とすることができる。
さらに、本考案の照明付きベッドによれば、光開口部を上壁の背面壁側を切り欠いて形成したので、照明器具の光を、より効果的に装飾壁に到達させることができる。また光散乱透過部材をアクリル板で形成したので、アクリル板の持つ特性により、耐衝撃性と加工性に優れた光散乱透過部材を提供することができる。
またさらに、本考案の照明付きベッドによれば、光開口部を上面壁の背面壁側を切り欠いて形成したので、照明器具の光を、より効果的に装飾壁に到達させることができる。また光散乱透過部材を凹凸のあるアクリル板で形成したので、凹凸の作用によって装飾壁の装飾性をさらに高めることができ、かつ、アクリル板の特性によって耐衝撃性と加工性に優れた光散乱透過部材を提供することができる。さらに、背板の装飾壁をメラミン化粧板で形成したので、メラミン化粧板が持つ特性により、表面硬度が高く、対汚染性、耐摩耗性、耐熱性、耐水性に優れた装飾壁とすることができる。
図1乃至図3を参照して、本考案の実施形態に係る照明付きベッドを説明する。
本実施形態に係る照明付きベッド1は、ベッド本体10、ヘッドボード20および照明器具40を備える。
ベッド本体10は、左右側に位置する一対のサイドフレーム12と足元側に位置するフットボード13と床面を形成する床板14とを備え、床板14の上にマットレス11が載置される。
ベッド本体10は、左右側に位置する一対のサイドフレーム12と足元側に位置するフットボード13と床面を形成する床板14とを備え、床板14の上にマットレス11が載置される。
ヘッドボード20は、ベッド本体10の前端部に設けられ、前面壁22、上面壁23、左右に位置する一対の側面壁24、背面壁25および底面壁26で覆われた収納空間部21を有し、また、背面壁25から上方に立設された背板27を有する。背板27の前面は装飾壁27aを構成する。この装飾壁27aはメラミン化粧板で形成している。なお、本実施形態では、背板27の全体を、装飾壁27aを構成するメラミン化粧板で構成しているが、これに代えて、背板本体部(図示せず)の前面に装飾壁27aを貼り付けて背板27を構成することもできる。
照明器具40は、ヘッドボード20の収納空間部21に配置され、電気コード41とスイッチ(図示せず)を備える。スイッチはベッドの使用者の手が容易に届く場所(例えば、ヘッドボード20の上など)に置かれる。このスイッチを使用者が操作することによって、照明器具40を容易に点灯および消灯することができる。
そして、ヘッドボード20の上面壁23に、照明器具40の光が通過して装飾壁27aおよびその周り(ヘッドボード20の上面壁23など)に達するように形成した光開口部30を設けている。この光開口部30は、上面壁23の背面壁25側を平面略半楕円状に切り欠いて形成している。
またヘッドボード20の上面壁23に、光開口部30を閉鎖する状態で光散乱透過部材50を配置している。この配置は、図4および図5に示すように、上面壁23の光開口部30を形成する周壁面に嵌入溝23aを形成し、その嵌入溝23aに光散乱透過部材50の周端部を嵌入することによって行っている。
この光散乱透過部材50は、光開口部30を通過する照明器具40の光を散乱(屈折と反射を含む)させると共に透過させ、その散乱および透過した光によって装飾壁27aおよびその周り(上面壁23など)を装飾する。
この光散乱透過部材50は、例えば、図7に示すように、片面が凹部51aと凸部51bからなる凹凸51(波形形状)を有するアクリル板で構成することができる。なお、アクリル板は透明あるいは半透明のものを使用することができる。また、色彩のあるものを使用することもできる。さらに、スリットの入ったアクリル板を使用することもできる。またさらに、光散乱透過部材50は半透明ガラス(磨りガラスなど)で構成することもできる。
この光散乱透過部材50は、例えば、図7に示すように、片面が凹部51aと凸部51bからなる凹凸51(波形形状)を有するアクリル板で構成することができる。なお、アクリル板は透明あるいは半透明のものを使用することができる。また、色彩のあるものを使用することもできる。さらに、スリットの入ったアクリル板を使用することもできる。またさらに、光散乱透過部材50は半透明ガラス(磨りガラスなど)で構成することもできる。
上記した構成の本実施形態に係る照明付きベッド1は、ヘッドボード20の上面壁23に光開口部30を形成し、同じ上面壁23に、光開口部30を閉鎖するように光散乱透過部材50を設け、そこを通過する照明器具40の光を散乱および透過させて装飾壁27aおよびその周りを装飾するようにしたので、ベッドの使用者に安全性と利便性を与えると共に、装飾性を提供することができる。
安全性と利便性は、照明器具40の光は光散乱透過部材50によって散乱および透過した照明器具40の散乱光が利用者の手元や足元を照らすことによって得ることができる。利用者は、手元や足元を照らす光によって安全にかつ容易に動くことができるからである。また、装飾性は、装飾壁27aに到達する散乱光が反射することによって得ることができる。
なお、この散乱光は、装飾壁27aのみならず、例えば、上面壁23に置かれた小物(花瓶や置物など)に到達して反射する。従って、これらの小物を単に置くのではなく、飾るように置いて、装飾性を発揮させることができる。
こうした、装飾壁27aと小物による装飾効果が現出される空間によって、ベッドの使用者は心身を癒すことができる。
こうした、装飾壁27aと小物による装飾効果が現出される空間によって、ベッドの使用者は心身を癒すことができる。
なお、本実施形態に係る照明付きベッド1は、光開口部30を、ヘッドボード20の上面壁23の背面壁25側を平面略半楕円状に切り欠いて形成し、背面壁25の前面と背板27の前面(装飾壁27a)とを連続的な平坦面としている。
これにより、照明器具40の光を、より効率的に装飾壁27aに到達させることができるので、装飾壁27aにおける散乱光の反射を促し、光のデザインによる装飾性を高めることができる。
これにより、照明器具40の光を、より効率的に装飾壁27aに到達させることができるので、装飾壁27aにおける散乱光の反射を促し、光のデザインによる装飾性を高めることができる。
また本実施形態に係る照明付きベッド1は、光散乱透過部材50を凹凸51(波形状)のあるアクリル板で構成しているため、装飾壁27aによる装飾性をさらに高めることができる。これは、照明器具40の光がアクリル板の凹凸51によって大きく散乱し、かつ透過して装飾板に達するため、装飾板に幻想的な光の文様が形成されるからである。
なお、アクリル板を色の付いた半透明のものとすることによって、その色に対応した装飾性を得ることができる。また、アクリル板は、強度が高く、加工性に優れるといった特性を有するので、耐衝撃性と加工性に優れた光散乱透過部材50を提供することができる。
さらに、本実施形態に係る照明付きベッド1は、背板27の装飾壁27aをメラミン化粧板で構成しているので、メラミン化粧板が持つ特性により、表面硬度が高く、対汚染性、耐摩耗性、耐熱性、耐水性に優れた装飾壁27aを得ることができる。
上記実施形態に係る照明付きベッド1では、光開口部30を、ヘッドボード20の上面壁23の背面壁25側を平面略半楕円形状に切り欠いて形成しているが、この形状は限定されない。従って、例えば、平面矩形状や三角形状とすることもできる。また、切り欠いて形成する代わりに、図6に示すように、穴Hによって形成することもできる。
この場合、背面壁25の前面と背板27の前面との間に、穴Hを形成する壁部分Wが形成されて光の直接的な通過を抑制し、装飾壁27aで反射する光の量を少なくして、落ち着いた雰囲気を醸し出すことができる。なお、切り欠いて形成する光開口部30および穴Hによって形成する光開口部30の数は一つに限定されず、複数であっても良い。
また上記実施形態に係る照明付きベッド1における光散乱透過部材50は、凹凸51のあるアクリル板で形成しているが、これに限らず、例えば、図8に示すように、光の散乱が大きい高光散乱部52と、この高光散乱部52よりも光の散乱が小さい低光散乱部53とを交互に配置した樹脂材あるいはガラス材で構成することができる。高光散乱部52では、光の散乱が大きく透過性が鈍く、低光散乱では光の散乱が小さく透過性が良いので、両者を透過する光の性質の違いによって、装飾壁27aおよびその周りに優れた装飾性を現出させることができる。
本考案に係る照明付きベッドは、一般家庭での使用のみならず、ホテルなどの宿泊療養施設での使用も有効である。
1 照明付きベッド
10 ベッド本体
11 マットレス
12 サイドフレーム
13 フットボード
14 床板
20 ヘッドボード
21 収納空間部
22 前面壁
23 上面壁
23a 嵌入溝
24 側面壁
25 背面壁
26 底面壁
27 背板
27a 装飾壁
30 光開口部
40 照明器具
41 電気コード
50 光散乱透過部材
51 凹凸
51a 凹部
51b 凸部
52 高光散乱部
53 低光散乱部
60 照明付きベッド
61 ヘッドボード
62 背面壁
63 照明器具
63 前面壁
64 開放部
65 照明カバー
66 上面壁
H 穴
W 壁部分
10 ベッド本体
11 マットレス
12 サイドフレーム
13 フットボード
14 床板
20 ヘッドボード
21 収納空間部
22 前面壁
23 上面壁
23a 嵌入溝
24 側面壁
25 背面壁
26 底面壁
27 背板
27a 装飾壁
30 光開口部
40 照明器具
41 電気コード
50 光散乱透過部材
51 凹凸
51a 凹部
51b 凸部
52 高光散乱部
53 低光散乱部
60 照明付きベッド
61 ヘッドボード
62 背面壁
63 照明器具
63 前面壁
64 開放部
65 照明カバー
66 上面壁
H 穴
W 壁部分
Claims (7)
- 照明付きのベッドであって、
マットレスが上載されるベッド本体と、
前記ベッド本体の前端部に設けられ、前面壁と上面壁と左右側面壁と背面壁で覆われた収納空間部を有し、前記背面壁から上方に立設され前面に装飾壁が形成された背板が設けられたヘッドボードと、
前記ヘッドボードの収納空間部に配置された照明器具とを備え、
前記ヘッドボードの上面壁に、前記照明器具の光が通過して少なくとも前記装飾壁に達するように光開口部を形成するとともに、
前記ヘッドボードの上面壁に、前記光開口部を閉鎖するように配置され、前記光開口部を通過する前記照明器具の光を散乱および透過し、その散乱および透過した光によって少なくとも前記装飾壁を装飾する光散乱透過部材を設けたことを特徴とする照明付きベッド。 - 前記ヘッドボードに形成された光開口部を、前記ヘッドボードの上面壁の前記背面壁側を切り欠いて形成したことを特徴とする請求項1に記載の照明付きベッド。
- 前記光散乱透過部材が、光の散乱が大きい高光散乱部と、前記高光散乱部よりも光の散乱が小さい低光散乱部を備えることが特徴とする請求項1又は2に記載の照明付きベッド。
- 前記光散乱透過部材が凹凸のあるアクリル板であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の照明付きベッド。
- 前記背板の装飾壁がメラミン化粧板であることを特徴とする請求項4に記載の照明付きベッド。
- 照明付きのベッドであって、
マットレスが上載されるベッド本体と、
前記ベッド本体の前端部に設けられ、前面壁と上面壁と左右側面壁と背面壁で覆われた収納空間部を有し、前記背面壁から上方に立設され前面に装飾壁が形成された背板が設けられたヘッドボードと、
前記ヘッドボードの収納空間部に配置された照明器具とを備え、
前記ヘッドボードの上面壁に、前記照明器具の光が通過して少なくとも前記装飾壁に達するように光開口部を形成するとともに、
前記ヘッドボードの上面壁に、前記光開口部を閉鎖するように配置され、前記光開口部を通過する前記照明器具の光を散乱および透過し、その散乱および透過した光によって少なくとも前記装飾壁を装飾する光散乱透過部材を設け、
前記光開口部を前記上壁の前記背面壁側を切り欠いて形成し、
前記光散乱透過部材をアクリル板で形成したことを特徴とする照明付きベッド。 - 照明付きのベッドであって、
マットレスが上載されるベッド本体と、
前記ベッド本体の前端部に設けられ、前面壁と上面壁と左右側面壁と背面壁で覆われた収納空間部を有し、前記背面壁から上方に立設され前面に装飾壁が形成された背板が設けられたヘッドボードと、
前記ヘッドボードの収納空間部に配置された照明器具とを備え、
前記ヘッドボードの上面壁に、前記照明器具の光が通過して少なくとも前記装飾壁に達するように光開口部を形成するとともに、
前記ヘッドボードの上面壁に、前記光開口部を閉鎖するように配置され、前記光開口部を通過する前記照明器具の光を散乱および透過し、その散乱および透過した光によって少なくとも前記装飾壁を装飾する光散乱透過部材を設け、
前記光開口部を前記上面壁の前記背面壁側を切り欠いて形成し、
前記光散乱透過部材を凹凸のあるアクリル板で形成し、
前記背板の装飾壁をメラミン化粧板で形成したことを特徴とする照明付きベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002214U JP3239319U (ja) | 2022-07-04 | 2022-07-04 | 照明付きベッド |
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