JP6895103B2 - トイレシステム - Google Patents
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Description
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、使い勝手や演出性を高めることができるトイレシステムを提供することを目的とする。
第5の発明は、第1〜第4のいずれかの発明において、前記第1照明は、前記便器の側方および後方の少なくとも一方に向けて光を照射することを特徴とするトイレシステムである。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、第1実施形態に係るトイレシステム1の斜視図である。
本実施形態に係るトイレシステム1は、トイレ装置10と、鏡20と、キャビネット30と、リモコン50と、を備える。図1に表したように、トイレシステム1は、さらに、手洗い器40を備えていてもよい。トイレ装置10、鏡20、キャビネット30、手洗い器40、およびリモコン50は、トイレ室TRの内部に設けられている。
図2(a)および図2(b)に表したように、トイレ装置10は、便器11と、便座12と、便蓋13と、本体部14と、照明16と、を有する。
より具体的には、図3は、鏡20、キャビネット30、およびリモコン50を含む、側壁SW1に対して垂直な面における断面構造を表す。また、図3では、手洗い器40の断面構造が、破線で表されている。
なお、図2に表す例に限られず、照明22は、鏡20の表側に設けられていてもよい。この場合、照明22は、例えば、鏡20の下端に沿って設けられる。あるいは、照明22が鏡20の上端および下端の両方に設けられていてもよい。この場合、それぞれの照明22は、鏡20の上端および下端に沿って設けられる。ただし、いずれの構成においても、照明22は、鏡20の下方に向けて光を照射する。
図4(a)は、リモコン50が開いた状態を表し、図4(b)は、リモコン50が閉じた状態を表している。
図3および図4に表したように、リモコン50は、制御部51と、操作部52と、照明53と、照明54と、を有する。図4(a)に表したように、操作部52は、通常はリモコン50内部に収納されている。一方で、着座検知センサ18が使用者の着座を検知すると、制御部15を介して制御部51に信号が送信され、図4(b)に表したように、使用者が操作可能なように操作部52が回動して開く。使用者は、操作部52を用いて、例えば局部洗浄機能の開始および停止や、便器11の洗浄、便座暖房機能のオン・オフなどを操作することができる。
図5は、第1実施形態に係るトイレシステム1が有する各構成要素の動作の一例を表すタイミングチャートである。
図5において、チャートの左側には各構成要素の名称が記載されている。また、それぞれの構成要素の下には、参考のために、各構成要素を有するユニットの名称が記載されている。また、図5において、横軸は時間を表し、縦軸は各構成要素の動作を表している。
図5において、タイミングt0は、人体検知センサ17によって人体が検知されておらず、着座検知センサ18によって着座が検知されていない状態である。この状態では、便蓋13および操作部52は閉じ、各照明は消灯している。
照明33は、トイレ室TRの床面FSを照らすものであり、照明16および22に比べて、使用者の視界に入り難い。照明33の点灯開始から所定の照度に達するまでの時間を、照明16および22の点灯開始から所定の照度に達するまでの時間よりも長くすることで、使用者に対して照明の演出効果の訴求性を高めるとともに、照明33の点灯と、照明16および22の点灯と、の間で緩急を付け、演出性をより一層高めることが可能となる。
図6〜8は、第1実施形態に係るトイレシステム1が有する各構成要素の動作の他の一例を表すタイミングチャートである。
図6〜8において、チャートの左側には各構成要素の名称が記載されている。また、横軸は時間を表し、縦軸は各構成要素の動作を表している。
図6に表すタイミングチャートのタイミングt0〜t3において、人体検知センサ17によって人体が検知されると、便蓋13が開き、照明16、22、33、53、および54が点灯する点については、図5に表すタイミングチャートと同様である。
図7に表したタイミングチャートは、タイミングt1において、人体検知センサ17によって使用者が検知された場合でも、照明22が点灯しない点で、図5に表したタイミングチャートと相違する。すなわち、深夜では、トイレ室TRに使用者が入室した場合であっても、照明22は点灯しない。
図8に表したタイミングチャートは、タイミングt1において、照明22が点灯しない点で、図6に表したタイミングチャートと相違する。すなわち、立小便時においても、比較的光源が見えやすい照明22を消灯させることで、図7と同様に、深夜における使用者の覚醒を抑制することができる。
次に、図9〜図12を用いて、第2実施形態に係るトイレシステムについて説明する。第2実施形態に係るトイレシステムは、例えば、図1〜図4に表した第1実施形態に係るトイレシステム1と同様の構成要素を備え、各構成要素の動作が第1実施形態と異なる。
図9〜図12において、チャートの左側には各構成要素の名称が記載されている。また、図9〜図12において、横軸は時間を表し、縦軸は各構成要素の動作を表している。
図9において、タイミングt0は、図5と同様に、人体検知センサ17によって人体が検知されておらず、着座検知センサ18によって着座が検知されていない状態である。この状態では、便蓋13および操作部52は閉じ、各照明は消灯している。
トイレ装置10の使用者が立小便のみを行う場合、タイミングt4において着座検知センサ18による着座が検知されないため、操作部52が開かない。すなわち、図10に表したタイミングチャートは、操作部52の開閉が行われない点で、図9に表したタイミングチャートと相違する。
図12は、深夜において、トイレ装置10の使用者が便座12に着座せず、立小便のみを行う場合の各構成要素の動作を表したものである。
図11および図12に表したタイミングチャートは、第1実施形態に係るトイレシステム1の動作と同様に、照明22が点灯しない点で、図9および図10に表したタイミングチャートと異なる。すなわち、図11および図12に表したタイミングチャートは、タイミングt1において人体検知センサ17によって人体が検知された場合であっても、照明22が点灯しない点で、図9および図10に表したタイミングチャートと相違する。
また、老齢者の場合、若齢者に比べて、明るさの変化に対する感度が高いと言われている。すなわち、老齢者の場合、若齢者に比べて、照度の変化をより不快に感じる可能性がある。
これに対して、実施形態に係るトイレシステムによれば、複数の照明の一部が、他の一部と異なるタイミングで点灯を開始するとともに、各照明の照度を徐々に高めている。このため、トイレ室TR内における照度の変化を抑えることができ、使用者が暗い廊下からトイレ室TRに入った場合でも、照度の変化による不快感を使用者に与えにくい。特に、深夜においては、一部の照明(照明22)を点灯させないことで、照度の変化をさらに抑えている。このため、実施形態に係るトイレシステムによれば、老齢者にも不快感を与えにくく、深夜において使用者を覚醒させてしまう可能性を低減し、使い勝手を向上させることが可能となる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (5)
- 便器と、前記便器の上に設けられた便座と、第1照明と、を有し、トイレ室内に設けられるトイレ装置と、
前記トイレ室内における人体の検知を行う人体検知センサと、
前記トイレ装置を操作するためのリモコンと、
前記トイレ室内の側壁に設けられ、第2照明を有する鏡と、
前記トイレ室の床面を照らす第3照明を有し、前記トイレ室内において前記鏡の下方に設けられ、前記トイレ室の床面と離間するキャビネットと、
前記第1照明と、前記第2照明と、前記第3照明と、を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記人体検知センサが人体を検知した後に前記第3照明を点灯させ、前記第3照明を点灯させた後に前記第1照明および前記第2照明を点灯させ、前記第3照明を点灯させた際に、前記第3照明の照度を第3照度まで徐々に高めることを特徴とするトイレシステム。 - 前記制御部は、前記第1照明および前記第2照明のそれぞれを点灯させる際に、それぞれの照度を徐々に高めることを特徴とする請求項1記載のトイレシステム。
- 前記制御部は、
前記第1照明を点灯させた際に、前記第1照明の照度を第1照度まで高め、
前記第2照明を点灯させた際に、前記第2照明の照度を第2照度まで高め、
前記第3照明の点灯を開始してから前記第3照度まで高める間の時間は、前記第1照明の点灯を開始してから前記第1照度まで高める間の時間および前記第2照明の点灯を開始してから前記第2照度まで高める間の時間よりも長いことを特徴とする請求項2記載のトイレシステム。 - 前記リモコンによって、前記第1照明、前記第2照明、および前記第3照明の少なくともいずれかの照度および色温度の少なくとも一方を設定できることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のトイレシステム。
- 前記第1照明は、前記便器の側方および後方の少なくとも一方に向けて光を照射することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のトイレシステム。
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