JP7292599B2 - キャビネット - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、キャビネットに関する。
従来、トイレ室内のトイレ装置に設けられた人体検知センサによって、トイレ内器具に設けられた照明機器を自動点灯・自動消灯させ、トイレ室内に光による演出効果をもたらす技術が提案されている(特許文献1)。
特開2017-169901号公報
上記の照明システムは、人体検知センサを有する専用のトイレ装置を用いることで実現される。そのため、例えば、上記のような照明システムを導入するには、専用のトイレ装置を用いる必要があり、消費者の選択肢を制限してしまうという問題がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、専用のトイレ装置を用いることなく、トイレ室内に光による演出効果をもたらすことができるキャビネットを提供することを目的とする。
第1の発明は、トイレ室内において、便器の側方に配置されるキャビネットであって、前記便器よりも前方に延びるキャビネット本体と、前記トイレ室内における人体の検知を行う人体検知センサと、前記トイレ室内を照らす照明部と、前記人体検知センサの検知結果に基づいて前記照明部を制御する制御部と、を備えたことを特徴とするキャビネットである。
このキャビネットによれば、キャビネットに、人体検知センサと、トイレ室内を照らす照明部と、照明部の動作を制御する制御部と、を設けることで、キャビネットにおいて、人体検知センサの検知結果に基づいて、制御部により照明部を制御することができる。これにより、専用のトイレ装置を用いることなく、トイレ室内に光による演出効果をもたらすことができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記人体検知センサは、取付角度を調整可能であることを特徴とするキャビネットである。
このキャビネットによれば、人体検知センサを取付角度が調整可能なものとすることで、トイレ室の大きさによらず、人体のトイレ室への入室やトイレ室内における人体の動きを精度よく検知することができる。また、トイレ室の外にいる人体を検知することによる照明部の誤動作(誤点灯)を抑制することができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記人体検知センサは、前記キャビネット本体の左右方向の中央よりも前記便器側であって、前記便器よりも後方、または、左右方向において前記便器と重なる位置に設けられることを特徴とするキャビネットである。
このキャビネットによれば、人体検知センサをこのような位置に設けることで、トイレ室のドア付近の人体の動きだけでなく、着座中の人体も検知しやすくなる。
第4の発明は、第3の発明において、前記人体検知センサは、前記トイレ室のドアに向かって設けられることを特徴とするキャビネットである。
このキャビネットによれば、人体検知センサをこのような角度で設けることで、人体のトイレ室への入室及びトイレ室からの退室の検知精度が向上する。
本発明の態様によれば、専用のトイレ装置を用いることなく、トイレ室内に光による演出効果をもたらすことができるキャビネットが提供される。
実施形態に係るキャビネットを備えたトイレシステムを模式的に表す斜視図である。 実施形態に係るキャビネットを模式的に表す斜視図である。 実施形態に係るキャビネットの一部を模式的に表す断面図である。 実施形態に係るキャビネットの一部を模式的に表すブロック図である。 図5(a)及び図5(b)は、実施形態に係るキャビネットの人体検知センサ周辺を模式的に表す斜視図である。 図6(a)及び図6(b)は、実施形態に係るキャビネットの人体検知センサ周辺を模式的に表す平面図である。 図7(a)及び図7(b)は、実施形態に係るキャビネットの人体検知センサ周辺の変形例を模式的に表す平面図である。 図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係るキャビネットを備えたトイレシステムを模式的に表す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係るキャビネットを備えたトイレシステムを模式的に表す斜視図である。
図1に表したように、トイレシステム500は、キャビネット100と、トイレ装置200と、を備える。キャビネット100及びトイレ装置200は、トイレ室TRの内部に設けられる。
トイレ装置200は、例えば、トイレ室TRの床面FSに取り付けられる。トイレ装置200は、トイレ装置200の後方の壁に取り付けられてもよい。トイレ装置200は、例えば、トイレ室TRの床面FSから離れた位置に取り付けられてもよい。
トイレ装置200は、例えば、便器210と、便座220と、便蓋230と、を有する。便座220は、便器210の上に設けられる。便蓋230は、便器210の上に、便座220を覆うように設けられる。便座220及び便蓋230は、便器210に対して回動可能に軸支される。図1は、便座220が下がり、便蓋230が上がった状態を示している。
なお、本願明細書においては、便蓋230を背にして便座220に着座した使用者からみた上方、下方、前方、後方、右側方、及び左側方を、それぞれ「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「右側方」、及び「左側方」とする。
トイレ装置200は、便座220を温める暖房便座機能や、便座220に着座した使用者の局部を洗浄する局部洗浄機能などを有していてもよい。
キャビネット100は、便器210の側方に配置される。キャビネット100は、例えば、トイレ室TRの左右いずれかの側壁に取り付けられる。この例では、キャビネット100は、便器210の右側の側壁SWに取り付けられている。キャビネット100は、便器210の左側の側壁に取り付けられてもよい。
トイレ室TRには、トイレ室TRに出入りするためのドア(図示せず)が設けられる。ドアは、例えば、トイレ室TRの前方側の壁に設けられる。ドアは、例えば、トイレ室TRのキャビネット100が設けられる側壁SWと反対側の側壁に設けられてもよい。ドアは、例えば、左右方向において便器210と重ならない位置に設けられる。
図2は、実施形態に係るキャビネットを模式的に表す斜視図である。
図3は、実施形態に係るキャビネットの一部を模式的に表す断面図である。
図4は、実施形態に係るキャビネットの一部を模式的に表すブロック図である。
図2~図4に表したように、キャビネット100は、キャビネット本体10と、人体検知センサ20と、照明部30と、制御部40と、を備える。また、この例では、キャビネット100は、手洗器50と、紙巻器60と、をさらに備えている。
キャビネット本体10は、物品を収納可能な内部空間を有する略直方体の箱状である。キャビネット本体10は、便器210よりも前方に延びる。換言すれば、キャビネット本体10の前端は、便器210の前端よりも前方に位置する。キャビネット本体10は、例えば、トイレ室TRの側壁SWに取り付けられる。この例では、キャビネット本体10は、トイレ室TRの床面FSから離れた位置に取り付けられている。換言すれば、この例では、キャビネット本体10と床面FSとの間に空間が形成されている。キャビネット本体10は、いわゆるハーフキャビネットである。キャビネット本体10は、例えば、トイレ室TRの床面FSに載置されてもよい。
キャビネット本体10は、例えば、便器210側の面に扉DRを有する。扉DRは、例えば、トイレ室TRの側壁SWに対して略平行であり、トイレ室TRの床面FSに対して略垂直である。扉DRは、例えば、取手がないプッシュ式であり、使用者は、扉DRを押すことで扉DRを開けることができる。この例では、キャビネット本体10の前後方向の中央に紙巻器60が設けられており、紙巻器60の前方及び後方に2つずつ扉DRが設けられている。なお、図2では、人体検知センサ20が設けられている部分の扉DRを省略している。
人体検知センサ20は、トイレ室TR内における人体の検知を行う。人体検知センサ20は、例えば、赤外線センサやマイクロ波センサなどである。人体検知センサ20は、例えば、人体のトイレ室TRへの入室及びトイレ室TRからの退室を検知する。人体検知センサ20は、例えば、キャビネット本体10の内部に取り付けられる。人体検知センサ20は、例えば、キャビネット本体10の上方または下方に設けられてもよい。人体検知センサ20の取り付けについては、後述する。
照明部30は、トイレ室TR内を照らす。図2及び図3に表したように、この例では、照明部30は、キャビネット本体10の下部に設けられており、キャビネット本体10の下方に向かって光を照射する。これにより、トイレ室TRの床面FSを照らして、トイレ室TR内に光による演出効果をもたらすことができる。また、この例では、照明部30は、キャビネット本体10の前後方向の中央に設けられており、紙巻器60の下方に位置する。
照明部30を設ける位置は、これに限定されない。照明部30は、例えば、キャビネット本体10の上部に設けられてもよい。照明部30をキャビネット本体10の上部に設けることで、キャビネット本体10の天板(カウンター)を照らすことができる。また、照明部30は、例えば、手洗器50の下に設けられてもよい。照明部30を手洗器50の下に設けることで、手洗器50の周辺を照らすことができる。
照明部30の光源は、例えば、LED(light emitting diode)である。照明部30の光源は、LEDに限定されず、可視光を発光可能なものであればよい。
制御部40は、人体検知センサ20の検知結果に基づいて、照明部30を制御する。図4に表したように、人体検知センサ20は、検知結果を制御部40に送信する。制御部40は、人体検知センサ20から送信された検知結果に基づき、照明部30の動作を制御する。換言すれば、制御部40は、照明部30の動作を制御するための制御信号を照明部30に送信する。
例えば、人体検知センサ20が人体のトイレ室TRへの入室を検知すると、制御部40は、照明部30を点灯させる。例えば、人体検知センサ20がトイレ室TRにおける人体の動きを検知すると、制御部40は、照明部30を点灯させる。例えば、人体検知センサ20が人体のトイレ室TRからの退室を検知すると、制御部40は、照明部30を消灯させる。
例えば、キャビネット100は、照明部30を動作させるための操作部(例えば、スイッチやリモコンなど)をさらに備えていてもよい。制御部40は、上記の人体検知センサ20の検知結果に基づく制御に加えて、例えば、使用者による操作部の操作に基づいて、照明部30の動作を制御してもよい。
手洗器50は、例えば、キャビネット本体10の天板(カウンター)の上に設けられる。手洗器50は、水栓装置51と、ボウル52と、を有する。ボウル52は、水栓装置51の吐水部の下方に設けられ、水栓装置51から吐出される水を受ける。ボウル52からの排水は、例えば、キャビネット本体10の内部に収納された排水管(図示せず)を介して、壁面に設けられた排出部(図示せず)に排出される。手洗器50は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
紙巻器60は、トイレットペーパTPを保持する。紙巻器60は、トイレットペーパTPを便器210側に向かって取り出せるように設けられる。紙巻器60は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
このように、実施形態によれば、キャビネット100に、人体検知センサ20と、トイレ室TR内を照らす照明部30と、照明部30の動作を制御する制御部40と、を設ける。これにより、キャビネット100において、人体検知センサ20の検知結果に基づいて、制御部40により照明部30を制御することができる。したがって、専用のトイレ装置を用いることなく、トイレ室TR内に光による演出効果をもたらすことができる。
図5(a)及び図5(b)は、実施形態に係るキャビネットの人体検知センサ周辺を模式的に表す斜視図である。
図5(a)及び図5(b)に表したように、キャビネット100は、センサ取付部15を有する。人体検知センサ20は、例えば、センサ取付部15を介して、キャビネット本体10に取り付けられる。
センサ取付部15は、例えば、上面部15aと、下面部15bと、立面部15cと、を有する。立面部15cは、上面部15aと下面部15bとを接続する。上面部15a及び下面部15bは、例えば、略水平に拡がる。立面部15cは、例えば、上面部15a及び下面部15bのそれぞれに対して略垂直である。上面部15aは、例えば、ネジなどによりキャビネット本体10の天板に固定される。人体検知センサ20は、例えば、下面部15bに載置され、下面部15bに固定される。
人体検知センサ20は、センサ本体21と、支持部22と、を有する。センサ本体21は、例えば、赤外線やマイクロ波などを照射し、反射光を受光することで、人体を検知する。また、センサ本体21は、検知結果を制御部40に送信する。
支持部22は、センサ本体21を支持する。支持部22は、例えば、立面部22aと、下面部22bと、を有する。立面部22aは、例えば、センサ取付部15の下面部15bに対して略垂直である。センサ本体21は、例えば、立面部22aに沿うように配置される。下面部22bは、例えば、立面部22aの下端からセンサ本体21とは反対側に延びる。下面部22bは、例えば、センサ取付部15の下面部15bに対して略平行である。下面部22bは、例えば、ネジなどによりセンサ取付部15の下面部15bに固定される。
図6(a)及び図6(b)は、実施形態に係るキャビネットの人体検知センサ周辺を模式的に表す平面図である。
図6(a)及び図6(b)に表したように、センサ取付部15の下面部15bには、上下方向に貫通する第1~第4孔部71~74が設けられている。第1~第4孔部71~74は、例えば、上面視において、円形である。第1孔部71の中心と第2孔部72の中心とを通る直線は、第3孔部73の中心と第4孔部74の中心とを通る直線と交差する。換言すれば、第1孔部71の中心と第2孔部72の中心とを通る直線は、第3孔部73の中心と第4孔部74の中心とを通る直線に対して平行ではない。第1~第4孔部71~74の直径は、例えば、それぞれ略同じである。
人体検知センサ20の支持部22の下面部22bには、上下方向に貫通する第1固定孔81及び第2固定孔82が設けられている。第1固定孔81及び第2固定孔82は、例えば、破線で表したセンサ本体21が赤外線やマイクロ波などを照射する方向(照射方向)の中心線CLの延長線上に位置する。第1固定孔81の直径と第2固定孔82の直径とは、例えば、略同じである。第1固定孔81及び第2固定孔82の直径は、例えば、第1~第4孔部71~74の直径よりも大きい。第1固定孔81及び第2固定孔82の直径は、例えば、第1~第4孔部71~74の直径と略同じであってもよい。
第1孔部71の中心と第2孔部72の中心との間の距離は、第3孔部73の中心と第4孔部74の中心との間の距離と略同じである。第1固定孔81の中心と第2固定孔82の中心との間の距離は、第1孔部71の中心と第2孔部72の中心との間の距離、及び、第3孔部73の中心と第4孔部74の中心との間の距離と略同じである。
支持部22の下面部22bは、例えば、図6(a)に表したような第1状態、または、図6(b)に表したような第2状態で、センサ取付部15の下面部15bにネジなどにより固定される。
第1状態は、図6(a)に表したように、上下方向において、第1固定孔81が第1孔部71と重なり、第2固定孔82が第2孔部72と重なる状態である。一方、第2状態は、図6(b)に表したように、上下方向において、第1固定孔81が第3孔部73と重なり、第2固定孔82が第4孔部74と重なる状態である。
上記のように、第1孔部71の中心と第2孔部72の中心とを通る直線は、第3孔部73の中心と第4孔部74の中心とを通る直線に対して平行ではない。したがって、第1状態(図6(a))及び第2状態(図6(b))において、人体検知センサ20のセンサ取付部15に対する取付角度θは異なる。取付角度θは、例えば、左右方向と、センサ本体21の赤外線などの照射方向の中心線CLとがなす角度(劣角)である。なお、図6(a)において、取付角度は約70度であり、図6(b)において、取付角度は約50度である。
このように、人体検知センサ20は、例えば、第1状態または第2状態でセンサ取付部15に取り付けることで、取付角度θを調整可能である。
図7(a)及び図7(b)は、実施形態に係るキャビネットの人体検知センサ周辺の変形例を模式的に表す平面図である。
図7(a)及び図7(b)に表したように、この例では、センサ取付部15の下面部15bには、第1孔部71及び第2孔部72が設けられている。この例では、第1孔部71は、上面視において、円形であり、第2孔部72は、第1孔部71を中心とする円弧状の長孔である。第2孔部72の円弧の角度は、約90度である。
この例では、例えば、図7(a)及び図7(b)に表したように、上下方向において、第1固定孔81と第1孔部71とが重なった状態で、第2固定孔82と第2孔部72とが重なる範囲で、支持部22の下面部22bを回転させることで、取付角度θを任意の角度に調整することができる。例えば、この例では、取付角度θを0度以上90度以下の任意の角度に調整することができる。なお、図7(a)は、取付角度θが約70度の状態を示し、図7(b)は、取付角度θが約50度の状態を示している。
例えば、第2孔部72の円弧の角度を大きくすることで、取付角度θを調整できる範囲を広くすることができる。例えば、第2孔部72の円弧の角度を小さくすることで、取付角度θを調整できる範囲を狭くすることができる。
このように、取付角度θを任意の角度に調整可能な人体検知センサ20を設けることで、例えば、人体検知センサ20による検知範囲の調整をより細かく行うことができる。
図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係るキャビネットを備えたトイレシステムを模式的に表す平面図である。
図8(a)は、図6(a)及び図7(a)に表したように、人体検知センサ20の取付角度θを約70度にした場合を示す。
図8(b)は、図6(b)及び図7(b)に表したように、人体検知センサ20の取付角度θを約50度にした場合を示す。
図8(a)及び図8(b)に表したように、トイレ室TRの大きさやトイレ室TRのドアの位置によって、トイレ室TRに入室するときの使用者(人体)の位置は異なる。奥行きがL1であり、幅がW1のトイレ室TRにおいて、ドアが左側の側壁に設けられている場合、トイレ室TRに入室するときの人体の位置は、例えば、第1位置P1である。また、このトイレ室TRにおいて、ドアが前方側の壁に設けられている場合、トイレ室TRに入室するときの人体の位置は、例えば、第2位置P2である。
奥行きがL1であり、幅がW2のトイレ室TRにおいて、ドアが左側の側壁に設けられている場合、トイレ室TRに入室するときの人体の位置は、例えば、第3位置P3である。また、このトイレ室TRにおいて、ドアが前方側の壁に設けられている場合、トイレ室TRに入室するときの人体の位置は、例えば、第4位置P4である。
奥行きがL2であり、幅がW1のトイレ室TRにおいて、ドアが左側の側壁に設けられている場合、トイレ室TRに入室するときの人体の位置は、例えば、第5位置P5である。また、このトイレ室TRにおいて、ドアが前方側の壁に設けられている場合、トイレ室TRに入室するときの人体の位置は、例えば、第6位置P6である。
奥行きがL2であり、幅がW2のトイレ室TRにおいて、ドアが左側の側壁に設けられている場合、トイレ室TRに入室するときの人体の位置は、例えば、第7位置P7である。また、このトイレ室TRにおいて、ドアが前方側の壁に設けられている場合、トイレ室TRに入室するときの人体の位置は、例えば、第8位置P8である。
また、例えば、トイレ装置200(便座220)に着座したときの人体の位置は、第9位置P9である。
キャビネット100に人体検知センサ20を設ける場合、特にキャビネット本体10、トイレ装置200、及びトイレ室TRのドア(出入り口)の3方向を考慮して、人体検知センサ20の位置や取付角度を決めることが好ましい。より具体的には、例えば、人体のトイレ室TRへの入室及び便座220に着座中の人体を検知でき、かつ、トイレ室TRの外にいる人体の検知を抑制できるような位置及び取付角度が好ましい。
実施形態において、人体検知センサ20は、例えば、キャビネット本体10の左右方向の中央よりも便器210側に設けられる。換言すれば、例えば、人体検知センサ20とキャビネット本体10の扉DRとの間の左右方向の距離は、人体検知センサ20と側壁SWとの間の左右方向の距離よりも短い。また、人体検知センサ20は、例えば、便器210よりも後方、または、左右方向において便器210と重なる位置に設けられる。このような位置に人体検知センサ20を設けることで、トイレ室TRのドア付近(つまり、第1~第8位置P1~P8)の人体の動きだけでなく、着座中(つまり、第9位置P9)の人体も検知しやすくなる。なお、この例では、左右方向は、上面視において、キャビネット本体10の短手方向であり、前後方向は、上面視において、キャビネット本体10の長手方向である。
また、人体検知センサ20は、例えば、トイレ室TRのドアに向かって設けられる。このような角度で人体検知センサ20を設けることで、人体のトイレ室TRへの入室及びトイレ室TRからの退室の検知精度が向上する。
上記のように、トイレ室TRの大きさやトイレ室TRのドアの位置によって、トイレ室TRに入室するときの人体の位置は異なるため、人体検知センサ20の取付角度θを固定にすると、トイレ室TRの大きさやトイレ室TRのドアの位置によっては、トイレ室TRに入室するときの人体を検知しにくくなる場合がある。
これに対し、実施形態によれば、人体検知センサは、取付角度θを調整可能である。例えば、人体検知センサ20を図8(a)に表したような角度(取付角度θが約70度)で取り付けると、第3位置P3、第4位置P4、第7位置P7、及び第8位置P8の人体を検知しやすい。一方、例えば、人体検知センサ20を図8(b)に表したような角度(取付角度θが約50度)で取り付けると、第1位置P1、第2位置P2、第5位置P5、第6位置P6、第7位置P7、及び第8位置P8の人体を検知しやすい。
このように、トイレ室TRの大きさやトイレ室TRのドアの位置に応じて、取付角度θを調整することで、トイレ室TRの大きさによらず、人体のトイレ室TRへの入室やトイレ室TR内における人体の動きを精度よく検知することができる。また、取付角度θを調整することで、トイレ室TRの外にいる人体を検知することを抑制できる。これにより、照明部30の誤動作(誤点灯)を抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、キャビネットなどが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 キャビネット本体、 15 センサ取付部、 15a 上面部、 15b 下面部、 15c 立面部、 20 人体検知センサ、 21 センサ本体、 22 支持部、 22a 立面部、 22b 下面部、 30 照明部、 40 制御部、 50 手洗器、 51 水栓装置、 52 ボウル、 60 紙巻器、 71~74 第1~第4孔部、 81、82 第1、第2固定孔、 100 キャビネット、 200 トイレ装置、 210 便器、 220 便座、 230 便蓋、 500 トイレシステム、 CL 中心線、 DR 扉、 FS 床面、 L1、L2 奥行き、 P1~P9 第1~第9位置、 SW 側壁、 TP トイレットペーパ、 TR トイレ室、 W1、W2 幅、 θ 取付角度

Claims (4)

  1. トイレ室内において、便器の側方に配置されるキャビネットであって、
    前記便器よりも前方に延びるキャビネット本体と、
    前記キャビネット本体の内部に取り付けられ、前記トイレ室内における人体の検知を行う人体検知センサと、
    前記トイレ室内を照らす照明部と、
    前記人体検知センサの検知結果に基づいて前記照明部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記人体検知センサは、前記便器よりも後方、または、左右方向において前記便器と重なる位置に設けられ、
    前記人体検知センサの検知範囲は、前記トイレ室へ入室する人体及び便座に着座中の人体を検知可能な範囲に設定されることを特徴とするキャビネット。
  2. 前記人体検知センサは、取付角度を調整可能であることを特徴とする請求項1記載のキャビネット。
  3. 前記人体検知センサは、前記キャビネット本体の左右方向の中央よりも前記便器側に設けられることを特徴とする請求項2記載のキャビネット。
  4. 前記人体検知センサは、前記トイレ室のドアに向かって設けられることを特徴とする請求項3記載のキャビネット。
JP2018177122A 2018-09-21 2018-09-21 キャビネット Active JP7292599B2 (ja)

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