JP5455593B2 - 流体の吐出装置 - Google Patents
流体の吐出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5455593B2 JP5455593B2 JP2009278838A JP2009278838A JP5455593B2 JP 5455593 B2 JP5455593 B2 JP 5455593B2 JP 2009278838 A JP2009278838 A JP 2009278838A JP 2009278838 A JP2009278838 A JP 2009278838A JP 5455593 B2 JP5455593 B2 JP 5455593B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- panel
- guide plate
- illumination panel
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
しかしながらこのものは吐水部自体に光源を取り付け保持させているため、防水処理が困難であるとともに、電気配線の取回しが面倒で、全体の構造も複雑化する問題がある。
ここで上記光源としてはLEDを好適に用いることができる。
尚この場合には、少なくとも照明パネルにおける発光部,受光部を配置した部分を板厚方向に全体的に透光性となしておくことが必要である。
図1において、10は洗面化粧台で、ベースキャビネット12と、その天板をなすカウンタ14と、カウンタ14に設けられた洗面ボウル16と、洗面ボウル16の背後においてカウンタ14から立ち上るバックガード部18、更にその上側に続くミラーキャビネット20を有している。
ミラーキャビネット20は、前面の開閉可能なミラー22と、図2に示す背板24と、底板26及び天板28と、側板30(図1参照)とを有している。
この実施形態では、底板26の内部の空洞部が収納空間32(図2参照)として利用されている。
照明パネル34は平板状の部材であって、上端側が下端側よりも前方(使用者側)に位置する状態で斜めに配置されている。即ちその前面が下方の洗面ボウル16を向くように斜めに配置されている。
尚、導光板36としては透明等の透光性を有するアクリル樹脂その他の樹脂或いはガラス(白板ガラス等)のような樹脂以外の他の材質から成るものを用いることができる。
ここで導光板36の後面(図2中左面)には微細な凹凸形状が施されている。図中40はその微細な凹凸形状の拡散加工部を示している。
尚前面の拡散シート38もまた、導光板36から前方に放射される光をこの拡散シート38で拡散させ、前方に放射させる働きをなす。
但し本実施形態において、表面材はこの拡散シート38の他、透明シートでも良く、またこれを省略することも可能である。
ここで照明パネル34における導光板36の図中下側の端面は、光不透過性の遮蔽材(若しくは反射板)42で被覆されている。
一方上側の端面には露出した状態とされており、その上側の端面の外部且つ端面に対向する状態で、光源としてのLED44が収納空間32内部に配置されている。
即ち照明パネル34の上側の端面に沿って洗面化粧台10の幅方向にLED44が所定ピッチで並んだ状態で複数配置され、それら複数のLED44からの光が、照明パネル34の外部から上側の端面に向けて投光されるようになっている。
即ち光源としてのLED44からの光によって照明パネル34全体が光るとともに、照明パネル34から前方斜め下方に向けて光が照射され、後述の吐水部56の斜め下方空間を照明するようになっている。
52は放熱板で、54はLED44の搭載されたLED基板であり、ここではそれら電源回路48,制御回路50,放熱板52及びLED基板54が、LED44及び電気配線(厳密にはその一部)46とともに底板26内部の収納空間32に、外部から隠蔽された状態で収納されている。
尚45は照明パネル周りを水密にシールするシール部材である。
詳しくは、照明パネル34には吐水部56,58に対応した板厚方向に貫通の挿通孔60(図2参照)が設けられており、それら挿通孔60を挿通して自動水栓の吐水部56及び手動水栓の吐水部58が設けられている。
尚図2において76は、挿通孔60への水の浸入を防止するためのシール部材である。
この例において、給水管64はバックガード部18を貫通して設けられている。
尚、吐水部56は先端の吐水口65を洗面ボウル16に向けた状態で設けられている。この点は手動水栓の吐水部58についても同様である。
即ち、通常は吐水部56にこれら発光部68と受光部70とが隣接して設けられているところを、この実施形態ではそれら発光部68と受光部70とが、左右に大きく距離を隔てた位置に配置されている。
この場合、洗面ボウル16における鉢面16Aを誤検知する恐れが高くなる。
尚このときには照明パネル34を半発光させ、そして使用者が洗面化粧台10により接近したところで照明パネル34を全発光(半発光よりも光量が多く、より明るい状態)させるようになしておくことができる。
また吐水口65の前方から使用者が手を引くと、そこで人体検知センサ66が手を非検知となり、そこで吐水口65からの吐水が停止する。
尚、入室センサ72もまた赤外線式のセンサとなしておくこともできるし、或いはその他のセンサ、例えば焦電センサや電波式センサ若しくはドップラ式,位相差式,レーダ式等のセンサとなしておくこともできる。
そして照明パネル34からの前方斜め下方に向けての照明によって、使用者は手元及び洗面ボウル16内を明るく照らした状態で手洗いその他水を使った作業を行うことができる。
更に必要に応じて手動水栓の吐水部58からの吐水によって、手洗いその他の作業を行うことができる。
尚、ここで反射シート74に代えて、ハーフミラーや半透過フィルムを用いることも可能である。
また差し出された手を検知する人体検知センサ66を照明パネル34の後側に設けてあることから、吐水部56からの吐水を受ける手や洗面ボウル16等からの跳返り水が人体検知センサ66に掛かって、そこに水滴が付着してしまうといったことを防止でき、人体検知センサ66に付着した水滴によって、検知精度に悪影響が及ぶのを防ぐことができる。
ここで人体検知センサ66は、必ずしも照明パネル34の後側でなくとも良く、照明パネル34の表面材である拡散シート38の最表面より後側に設けておいても良い。
例えば本発明においては差し出された手を検知するための人体検知センサとして焦電式センサや電波式センサ等を用いることも可能である。また人体検知センサは照明パネルの外に設けることも可能である。
上記実施形態ではミラーキャビネットの底板に設けた空洞部を収納空間として利用しているが、場合によってキャビネット内部の物品収納用の空間を利用して、そこに電源としてのLEDや電気配線,制御回路等を設けておくといったことも可能である。
16 洗面ボウル
18 バックガード部
20 ミラーキャビネット
26 底板
32 収納空間
34 照明パネル
36 導光板
38 拡散シート(表面材)
44 LED
56 吐水部
60 挿通孔
66 人体検知センサ
68 発光部
70 受光部
Claims (2)
- 洗面ボウルと、該洗面ボウルの背後から立ち上るバックガード部と、該バックガード部の上側に続くキャビネットとを有する洗面化粧台における吐出装置であって、
透光性部材にて構成された導光板を有する照明パネルと、該照明パネルの該導光板の端面の外部に且つ該端面に対向して配置された光源と、を有し、該光源からの光を該端面から該導光板に投光して該照明パネルを光らせるとともに、少なくとも該照明パネルの前面から光を前方に放射し照明するようになしてあり、
前記照明パネルには板厚方向に貫通の挿通孔が設けてあって、該挿通孔を該照明パネルの裏側である後側から挿通して前方に突出する状態で流体を吐出する吐出部が設けてあるとともに、
前記照明パネルの前記導光板の端面が前記キャビネットに備えられた収納空間に導入されていて、該収納空間に設けられた前記光源からの光が前記導光板の端面に投光されるようになしてあることを特徴とする流体の吐出装置。 - 請求項1において、前記収納空間が前記キャビネットの底板に設けられていることを特徴とする流体の吐出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009278838A JP5455593B2 (ja) | 2009-12-08 | 2009-12-08 | 流体の吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009278838A JP5455593B2 (ja) | 2009-12-08 | 2009-12-08 | 流体の吐出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011120648A JP2011120648A (ja) | 2011-06-23 |
JP5455593B2 true JP5455593B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=44285211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009278838A Expired - Fee Related JP5455593B2 (ja) | 2009-12-08 | 2009-12-08 | 流体の吐出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5455593B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5952075B2 (ja) * | 2012-05-08 | 2016-07-13 | 株式会社セラク | 情報表示システム |
JP6829414B2 (ja) * | 2016-09-27 | 2021-02-10 | Toto株式会社 | 洗面化粧台 |
JP6875656B2 (ja) * | 2017-01-12 | 2021-05-26 | Toto株式会社 | 水栓装置及びそれを備えた洗面化粧台 |
JP6930172B2 (ja) * | 2017-03-29 | 2021-09-01 | Toto株式会社 | 水周り装置 |
JP7186002B2 (ja) | 2017-12-14 | 2022-12-08 | 株式会社Lixil | キャビネットおよびそれを用いた洗面化粧台 |
JP7411393B2 (ja) | 2019-11-19 | 2024-01-11 | 株式会社Lixil | 洗面化粧台 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004152609A (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-27 | Inax Corp | センサー式スイッチ構造 |
JP4415327B2 (ja) * | 2005-12-02 | 2010-02-17 | 株式会社Inax | ミラーキャビネット用照明装置 |
JP2007291606A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-08 | Inax Corp | 照明機能付の水栓 |
JP2008237615A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 手洗装置 |
-
2009
- 2009-12-08 JP JP2009278838A patent/JP5455593B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011120648A (ja) | 2011-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5455593B2 (ja) | 流体の吐出装置 | |
US20110215688A1 (en) | Built-in dishwasher | |
JP7076618B2 (ja) | トイレキャビネット | |
KR102051827B1 (ko) | 조명거울을 갖는 욕실 수납장 | |
JP2014014616A (ja) | ミラーキャビネット | |
JP2007291606A (ja) | 照明機能付の水栓 | |
JP2007125194A (ja) | 発光洗面台 | |
JP5221212B2 (ja) | 照明付コンパクト容器 | |
JP4435996B2 (ja) | 照明水栓装置 | |
JP2015104626A (ja) | トイレ用設備 | |
JP2004261221A (ja) | 照明付き便器設備 | |
JP7411393B2 (ja) | 洗面化粧台 | |
JP2003293405A (ja) | 照明付手洗水栓 | |
JP2022101111A (ja) | 水栓ユニット及びこれを備えた洗面化粧台 | |
JP7133144B2 (ja) | ボウルユニット | |
JP2016104235A (ja) | 洗面化粧台 | |
JP2021003481A (ja) | 洗面装置 | |
JPH11299707A (ja) | 人体局部洗浄装置 | |
JP7465682B2 (ja) | 便器装置 | |
JP2015148106A (ja) | 浴室における照明装置兼点検口蓋 | |
JP4435994B2 (ja) | 照明水栓装置 | |
JP6048883B2 (ja) | 厨房装置 | |
JP6643628B2 (ja) | 水回り設備及び厨房装置 | |
JP4508967B2 (ja) | 水洗装置 | |
TWI544884B (zh) | 廚房裝置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20110520 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120730 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130903 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131010 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5455593 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |