JP4435996B2 - 照明水栓装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は水栓装置に関し、詳しくは照明機能を備えた照明水栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トイレや洗面室,キッチン等水栓装置の設置されている室での水栓装置を用いた作業は、室の天井等に設けた主照明装置により室全体を照明した状態の下で行っている。
しかしながら水栓装置の設置位置はその主照明装置から大きく離れた位置にあり、このため水栓装置を用いて手洗いや食器洗い,化粧直し等の作業をする際に、作業空間が必ずしも十分に明るくないといった問題があった。
【0003】
また夜間、寝所から起き出して水栓装置を用いるとき、主照明装置を点灯させて室全体を照らし出さなければならず、無駄が多い問題もあった。
このようなことから、従来水栓装置自体に照明機能を持たせることが考えられている。
【0004】
図3はその一例を示している(特開平5−202540)。
同図において200は内部に水路202の形成された吐水部ボデーで先端部に吐水口206を有している。
この例では、吐水部ボデー200の一部を前方に延長してそこに照明部207が設けてある。
【0005】
この照明部207は、吐水管部ボデー200に、下面で開口する開口窓208に続いて凹部210を設け、その開口窓208に臨むようにして凹部210に光源214を設けた上、開口窓208を透光性の蓋212にて閉鎖し、光源214からの光をその透光性の蓋212を通じて開口窓208から下向きに照射するようになしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この図3に示す照明機能付きの従来の水栓装置は、水栓の吐水部ボデーの外面で開口する凹部を設けてそこに光源を埋め込み、その光源からの光をその開口窓から外部に照射するものであることから、水栓装置の構造が複雑となってデザイン性が悪く、また開口窓からの照射であるために光の照射範囲が狭い上に開口窓の部分を個別に防水構造とする必要がある等の問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の照明水栓装置はこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、内部に水路が形成されるとともに該水路からの水を吐水口から外部に吐水する吐水部ボデーを全体的に若しくは外面に至るまでの部分を部分的に透光性となすとともに、該吐水部ボデーの外部であって、取付基体の取付面に取り付けられる該吐水部ボデーの被取付面の外周縁よりも内方の位置、且つ該被取付面に対向する位置に光源を設け、該光源からの光を該吐水部ボデーの透光性部分に外部から当てることにより該吐水部ボデーを光らせるとともに、該吐水部ボデーから光を外部に照射するように成したことを特徴とする。
【0008】
請求項2のものは、請求項1において、前記吐水部ボデーが人体検知のためのセンサを備えた自動水栓の吐水部ボデーであることを特徴とする。
【0009】
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記吐水部ボデーには前記光源からの光を反射する反射板が設けてあることを特徴とする。
【0010】
【作用及び発明の効果】
上記のように本発明は水栓の吐水部ボデーを全体的に若しくは外面に至るまでの部分を透光性となして、吐水部ボデーの外部であって、取付基体の取付面に取り付けられる吐水部ボデーの被取付面の外周縁よりも内方の位置、且つ被取付面に対向する位置に設けた光源からの光を吐水部ボデーの透光性部分に外部から当て、これを光らせるとともに、そこから光を外部に照射するようになしたもので、本発明によれば、水栓の吐水部ボデーに光を外部に照射するための開口窓を設ける必要がないため構造が簡単となり、デザイン性も良好となるととともに、開口窓を個別に厳密な防水構造とするといった必要がない。
またそのような光照射のための開口窓を設ける必要がないため、その開口窓成形に基づく凹凸がボデーの外面に生じるといったことがなく、水栓装置を清掃する際の清掃性も良好となる。
【0011】
加えて本発明によれば、透光性の部分を大きく取ることで光の照射面積を広く取ることができ、周辺への照明機能を高くすることができる。即ち照度を従来に増して高めることができ、水栓装置を作業用の照明装置として十分活用できるようになる。
【0012】
また本発明ではあたかも水栓そのものが全体的に光を放っているようになすことができるため、インテリア部品として意匠性を高めることができ、室内の雰囲気,美観も高めることができる。
【0013】
請求項2のものは、人体検知のためのセンサを備えた自動水栓の吐水部ボデーを全体的に若しくは部分的に透光性となし、そこに外部光源からの光を当ててこれを光らせ、且つそこから外部に光を照射するようになしたもので、このような自動水栓の場合、元々電源供給を受けているものであることから簡単にこれを照明装置として構成することができる。
【0014】
請求項3のものは、光源からの光を反射する反射板を吐水部ボデーに設けたもので、このようにしておけば、光源からの光を目的とする方向に集中して照射することができ、目的とする箇所をより効率的に明るく照らし出すことができる。
尚、吐水部ボデー外面に拡散板(ディフューザ)を設けておいて、光を均一な光として照射(面発光)するようになすこともできる。
【0015】
【実施例】
次に本発明を自動水栓に適用した場合の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1及び図2において、10は自動水栓における吐水部で、12はその吐水部ボデーである。この吐水部ボデー12には内部に水路14が形成してあり、またその下面には水路14に連通する状態で吐水口16が設けてあって、水路14を通じて送られて来た水がその吐水口16から下向きに吐水されるようになっている。
尚水路14に連通する外部水路上には電磁弁18が設けてあり、この電磁弁18の開閉動作によって吐水口16からの吐水と止水とが制御される。
【0016】
吐水部ボデー12には、吐水口16の先端側の位置において人体検知のためのセンサ、即ち差し出された手を検知するためのセンサ20が設けられている。
この例の自動水栓の場合、そのセンサ20により差し出された手を検知することで電磁弁18を開動作させ、吐水口16から自動的に吐水を行う。
【0017】
また一方手が引き込められてセンサ20が手を検知しなくなったところで電磁弁18が閉弁動作し、吐水口16からの吐水が停止する。
【0018】
本例においては、吐水部ボデー12のほぼ全体が透光性の材料(この例ではアクリル樹脂)で構成されており、図1にも示しているようにその上面22と前面24とが部分的に非透光性材にて構成されている。
尚基端側には取付用の軸部26が設けてあり、その外周面に雄ねじ28が形成してある。
30は壁等の所定の取付基体の縦の取付面に取り付けられる被取付面であって、この例の自動水栓は、吐水部ボデー12がその取付基体から前方に突き出す状態で被取付面30において取り付けられる。
【0019】
この例の水栓照明装置の場合、吐水部ボデー12の近傍外部に光源(この例ではLED)32が基板34に保持された状態で設置されており、その光源32からの光が吐水部ボデー12に向けて当てられるようになっている。
【0020】
この場合、光源32からの光は吐水部ボデー12の内部に入射し、この結果吐水部ボデー12における大部分、即ち透光性材で構成された部分全体が光った状態となり、そこから外部に向けて光が照射される。
【0021】
尚この例では吐水部ボデー12内部に反射面36が設けてあり、光源32から吐水部ボデー12内部に入り込んだ光がその反射面36で反射されて外部へと放射されるようになっている。
【0022】
本例の照明水栓装置の場合、吐水部ボデー12全体が、詳しくは透光性材で構成された大部分が、それ自身あたかも光源のようになってそこから外部に光が照射され、周辺を明るく照らし出す。
【0023】
尚、光源32は2個以上の多数個設けておくこともできる。このようにした場合、吐水部ボデー12全体をより強く光らせることができる。ひいては周辺に対してその吐水部ボデー12からの光を良好に照射し、周辺の照度を高めることができる。
【0024】
本例によれば、水栓の吐水部ボデーに光源埋込み及び光源からの光を照射するための開口窓を設ける必要がないため構造が簡単となり、デザイン性も良好となるととともに、開口窓を個別に厳密な防水構造とするといった必要がない。
またそのような開口窓を設ける必要がないため、開口窓成形に基づく凹凸がボデーの外面に生じるといったことがなく、水栓装置を清掃する際の清掃性も良好となる。
【0025】
また本例の自動水栓の場合、もともと電源供給を受けているものであることから、吐水部ボデー12の近傍外部に光源32を設けるだけで簡単にこれを照明装置として構成することができる。
【0026】
更に本例では光源32からの光を反射する反射板36を設けているため、光源32からの光を目的とする方向に集中して照射することができ、目的とする箇所をより明るく照らし出すことができる。
【0027】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば上記自動水栓においては水が流れるときだけ光源32を自動点灯させて吐水部ボデー12を光らせるようになすこともできる。
また上例は本発明を自動水栓に適用した場合の実施例であるが、本発明は自動水栓以外の通常の他の水栓に適用することも可能である等、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である水栓照明装置を示す図である。
【図2】同実施例における吐水部ボデーの内部構造を示した図である。
【図3】従来の水栓照明装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 吐水部
12 吐水部ボデー
14 水路
20 センサ
32 光源
36 反射板

Claims (3)

  1. 内部に水路が形成されるとともに該水路からの水を吐水口から外部に吐水する吐水部ボデーを全体的に若しくは外面に至るまでの部分を部分的に透光性となすとともに、該吐水部ボデーの外部であって、取付基体の取付面に取り付けられる該吐水部ボデーの被取付面の外周縁よりも内方の位置、且つ該被取付面に対向する位置に光源を設け、該光源からの光を該吐水部ボデーの透光性部分に外部から当てることにより該吐水部ボデーを光らせるとともに、該吐水部ボデーから光を外部に照射するように成したことを特徴とする照明水栓装置。
  2. 請求項1において、前記吐水部ボデーが人体検知のためのセンサを備えた自動水栓の吐水部ボデーであることを特徴とする照明水栓装置。
  3. 請求項1,2の何れかにおいて、前記吐水部ボデーには前記光源からの光を反射する反射板が設けてあることを特徴とする照明水栓装置。
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