JP2002266393A - 水栓金具 - Google Patents
水栓金具Info
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Abstract
ンの効果を際立たせることができる水栓金具を提供す
る。 【解決手段】LEDユニット8で照射された光を光ファ
イバ7で吐水口4a内に導き、光ファイバ7の先端部7
aから光を照射可能な水栓金具において、水の吐水方向
Wと光の照射方向Lとが角度θとなるように光ファイバ
7の先端部7aを固定する。
Description
で吐水口内に導き、光ファイバの一端から光を吐水口内
から照射可能な水栓金具が知られている(特開平3−1
76519号公報)。この水栓金具によれば、光ファイ
バの一端から照射された光が吐水された水内を反射しな
がら吐水方向に進むことから、水が内部より光るように
視認される。そのため、この水栓金具は、使用者の手元
を明るく照らすことができるとともに、室内のイルミネ
ーションともなる。
栓金具では、吐水口による水の吐水方向と光の照射方向
とが一致しているため、常に吐水方向にのみ光が照射さ
れることとなる。そのため、水を吐水していない場合、
光源から照射された光を別の用途に利用することができ
ない。このため、例えば、夜間にその水栓金具を使用し
ようとする者は、他の照明装置により周囲を照らさざる
を得ず、かつその状態でその水栓金具を使用せざるを得
ないため、電力の無駄使いを生じるとともに、せっかく
のイルミネーションの効果が減殺されてしまう。
たものであって、電力の無駄使いを生じず、かつイルミ
ネーションの効果を際立たせることができる水栓金具を
提供することを解決すべき課題としている。
源で照射された光を光ファイバで吐水口内に導き、該光
ファイバの一端から該光を該吐水口内から照射可能な水
栓金具において、
照射方向とが一致しておらず、該吐水口から該水を吐水
していない場合には該光は周囲を照射可能であることを
特徴とする。
吐水方向と光の照射方向とが一致していないため、水を
吐水していない場合には、光は周囲を照射可能である。
このため、水栓金具の周辺の照明として、特に別の照明
装置を用意する必要がない。
の光導波路効果により、一部が水中を全反射しつつ伝播
し、他の一部が全反射することなく水中から漏れ出てく
る。こうして、水が内部より光るように視認され、水栓
金具の使用者の手元を明るく照らすことができるととも
に、室内のイルミネーションともなる。
電力の無駄使いを生じず、かつイルミネーションの効果
を際立たせることができる。
を吐水する場合、水内で主に全反射不能な角度で光を照
射することができる。これにより、吐水口付近におい
て、大部分の光が全反射することなく水中から漏れ出て
くるため、主に吐水口付近の水が光ることとなり、イル
ミネーションの効果が大きい。
を吐水する場合、水内で主に全反射可能な角度で光を照
射することもできる。これにより、大部分の光が水中を
全反射しつつ伝播する。そして、この光は水栓金具の使
用者の手の上で乱反射されるため、水栓金具の使用者の
手の上が特に光ることになり、この場合にも他の意味で
イルミネーションの効果が大きい。
吐水する水に空気を混入させる散水板を設け、光ファイ
バの一端を散水板に固定することができる。これによ
り、水と空気とが混合されるため、水と空気との境目で
光が乱反射され、その光はあらゆる方向に拡散されつつ
水中から漏れ出てくる。このため、この場合にも他の意
味でイルミネーションの効果が大きい。また、これによ
り光の照射方向を固定する手段を特別に設ける必要をな
くすこともできる。
一端には光を分散させるレンズを設けることが望まし
い。これにより、吐水口から水を吐水していない場合に
は、光は周囲を広範囲に照射可能である。このため、こ
の場合にも他の意味でイルミネーションの効果が大き
い。
兼ねさせることもできる。こうであれば、レンズを特別
に設ける必要をなくすこともできる。
態1、2を図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2に示すように、レバー3が揺動可能に設け
られたボディ2を有し、ボディ2には図示しない水道管
と接続されたホース5を内蔵する吐水管4が設けられて
いる。レバー3を操作することにより、吐水管4の吐水
口4aからの吐水及び止水が可能になっている。また、
吐水管4内にはLEDユニット8と接続された光ファイ
バ7も内蔵されている。なお、吐水管4の吐水口4aの
下方には手洗ボール20が位置している。
には、ホルダを介して吐水する水に空気を混入させ得る
散水板9が設けられている。この散水板9は不透明なも
のである。ホース5の開口部はこの散水板9に固定さ
れ、光ファイバ7の先端部7aは散水板9を貫通して固
定されている。吐水口4aによる水の吐水方向Wと、光
ファイバ7の先端部7aからの光の照射方向Lとは角度
θをなして一致していない。照射方向Lは、図1に示す
ように、吐水口4aから水を吐水しない場合、光ファイ
バ7の先端部7aから照射された光が水栓金具の周囲を
照射可能な方向である。また、角度θは、吐水口4aか
ら水を吐水する場合、光ファイバ7の先端部7aから照
射された光が水内で主に全反射不能な角度である。
水口4aから水を吐水していない場合には、水栓金具の
周辺の照明として、特に別の照明装置を用意する必要が
ない。
は、水の吐水方向Wと光の照射方向Lとの角度θが上記
角度であるため、図3に示すように、吐水口4a付近に
おいて、大部分の光が全反射することなく水中から漏れ
出てくる。さらに、散水板9により、水と空気とが混合
されるため、水と空気との境目で光が乱反射され、その
光はあらゆる方向に拡散されつつ水中から漏れ出てくる
ことになる。こうして、図4に示すように、水栓金具の
使用者の手21の近くを明るく照らすことができるのみ
ならず、主に吐水口4a付近の水が光り、幻想的な雰囲
気を醸し出す室内のイルミネーションともなる。また、
吐水量が少ない場合には、散水板9を設けていても、水
だけが吐水され、光は使用者の手21のみを明るく照ら
すこととなり、さらに幻想的な雰囲気を醸し出す室内の
イルミネーションともなる。
ば、電力の無駄使いを生じず、かつイルミネーションの
効果を際立たせることができる。
先端部7aが散水板9を貫通して固定されているため、
光の照射方向Lを固定する手段を特別に設ける必要をな
くし、コストの低減化を実現している。
の吐水方向Wと光の照射方向Lとの角度θが実施形態1
の水栓金具と異なる。角度θは、図5に示すように、吐
水口4aから水を吐水する場合、光ファイバ7の先端部
7aから照射された光が水内で主に全反射可能な角度で
ある。他の構成は実施形態1と同様である。
水した場合には、水の吐水方向Wと光の照射方向Lとの
角度θが上記角度であるため、水流の光導波路効果によ
り、大部分の光が水中を全反射しつつ伝播する。こうし
て、図6に示すように、この光は水栓金具の使用者の手
21の上で乱反射されるため、使用者の手21の上が特
に光ることになる。他の作用及び効果は実施形態1と同
様である。
先端部7aに光を分散させるボール状のボールレンズ1
0を取り付け、先端部7a及びボールレンズ10を散水
板9に固定することもできる。これにより、吐水口4a
から水を吐水していない場合には、光は周囲を広範囲に
照射可能であり、水栓金具の周辺を十分に照らすことが
できる。また、この水栓金具では、ボールレンズ10も
散水板9に固定しているため、ボールレンズ10のみを
固定する手段を特別に設ける必要をなくし、コストの低
減化を実現している。
1を使用することもできる。これによれば、光ファイバ
7の先端部7aを散水板11に貫通させる必要はない。
このため、この水栓金具では、吐水圧の確保と組付けの
容易性とを達成できる。
板11の一部をレンズ11aとすることもできる。これ
によっても、吐水口4aから水を吐水していない場合に
は、光は周囲を広範囲に照射可能であり、水栓金具の周
辺を十分に照らすことができる。また、この水栓金具で
は、別部品としてのレンズも不要となり、コストのさら
なる低減化を実現している。
図である。
図である。
断面図である。
である。
断面図である。
である。
端部の拡大断面図である。
端部の拡大断面図である。
端部の拡大断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】光源で照射された光を光ファイバで吐水口
内に導き、該光ファイバの一端から該光を該吐水口内か
ら照射可能な水栓金具において、 前記吐水口による水の吐水方向と前記光の照射方向とが
一致しておらず、該吐水口から該水を吐水していない場
合には該光は周囲を照射可能であることを特徴とする水
栓金具。 - 【請求項2】光は、吐水口から水を吐水する場合、該水
内で主に全反射不能な角度で照射されることを特徴とす
る請求項1記載の水栓金具。 - 【請求項3】光は、吐水口から水を吐水する場合、該水
内で主に全反射可能な角度で照射されることを特徴とす
る請求項1記載の水栓金具。 - 【請求項4】吐水口内には吐水する水に空気を混入させ
る散水板が設けられ、光ファイバの一端が該散水板に固
定されていることを特徴とする請求項2又は3記載の水
栓金具。 - 【請求項5】光ファイバの一端には光を分散させるレン
ズが設けられていることを特徴とする請求項1記載の水
栓金具。 - 【請求項6】散水板は透明であり、該散水板がレンズを
兼ねていることを特徴とする請求項4記載の水栓金具。
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---|---|---|---|
JP2001065875A JP4424868B2 (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 水栓金具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001065875A JP4424868B2 (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 水栓金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002266393A true JP2002266393A (ja) | 2002-09-18 |
JP4424868B2 JP4424868B2 (ja) | 2010-03-03 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007023689A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Inax Corp | 便器 |
JP2011153408A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Lixil Corp | 水回り製品 |
US10393363B2 (en) | 2017-04-25 | 2019-08-27 | Delta Faucet Company | Illumination device for a fluid delivery apparatus |
US11603987B2 (en) | 2020-08-31 | 2023-03-14 | Kraus Usa Plumbing Llc | Lighting system for fixtures and appliances |
-
2001
- 2001-03-09 JP JP2001065875A patent/JP4424868B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2011153408A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Lixil Corp | 水回り製品 |
US10393363B2 (en) | 2017-04-25 | 2019-08-27 | Delta Faucet Company | Illumination device for a fluid delivery apparatus |
US10697628B2 (en) | 2017-04-25 | 2020-06-30 | Delta Faucet Company | Faucet illumination device |
US11603987B2 (en) | 2020-08-31 | 2023-03-14 | Kraus Usa Plumbing Llc | Lighting system for fixtures and appliances |
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