JP6875656B2 - 水栓装置及びそれを備えた洗面化粧台 - Google Patents

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Description

本発明は、水栓装置に関し、特に、ボウルから上方に立ち上がる壁面に設けられる水栓装置及びそれを備えた洗面化粧台に関する。
現在、ボウルから上方に立ち上がる壁面に設けられている水栓装置が広く普及している。このような水栓装置は、ボウルの上面に水栓装置が設置されていないため、ボウルをすっきりとしたデザインにすることができる。
このようなボウルから立ち上がる壁面に設けられている水栓装置において、特開2003−184139号公報(特許文献1)のように、壁面から前方に突出して形成される棚部と、この棚部の下方に固定された吐水部と、を備えた水栓装置が知られている。
このような水栓装置は、吐水部の全体が使用者から見えず、さらにデザイン性がよい。
また、棚部の上面に小物を置くことができるため、例えば、洗顔の際などに、使用者が眼鏡や化粧品等の小物を置く、いわゆる「ちょい置き動作」を、棚部の上面を使って行うことができ、使用者の使い勝手がよい。
しかしながら、特許文献1のような水栓装置は、吐水部が、棚部に固定されており、吐水口から吐水される水道水の向きを変えることができないため、使用者がボウルを清掃する際に、清掃性が悪いという問題があった。
その問題を解決するために、特開2007−85142号公報(特許文献2)に開示された水栓装置のように、吐水部を、本体から引き出し可能なプルアウト式にし、ボウルの清掃性を向上させることが考えられる。
特許文献1記載の水栓装置の清掃性を改善するために、特許文献1の水栓装置に特許文献2記載のプルアウト式の水栓装置を組み合わせた場合、棚部の下方から吐水部が引き出し可能になる。
しかしながら、特許文献1の水栓装置に特許文献2記載のプルアウト式の水栓装置を組み合わせた水栓装置は、例えば、眼鏡を棚部の上面に置いて使用者が洗顔動作を行う場合、眼鏡を外した使用者は、手元が見づらいため手動で吐止水の操作を行うことが困難であり、使い勝手が悪いという問題があった。
その問題を解決するため、特開2016−107810号公報(特許文献3)に開示された水栓装置のように、吐水口の下方にある被検知物の有無を検知する人体検知センサと、人体検知センサによる被検知物の検知の有無に基づいて吐水部からの吐止水を制御する制御装置を備えることで、吐水部が人体検知センサの検知に基づいて自動吐水を行うように構成することが考えられる。
特許文献1及び特許文献2を組み合わせた水栓装置の使い勝手を改善するために、特許文献1及び特許文献2を組み合わせた水栓装置に特許文献3に開示された自動吐水を行う水栓装置を組み合わせた場合、プルアウト式の吐水部から自動吐水が行われるようになり、使用者は吐水部に手をかざすだけで、吐水が開始され、手をどけるだけで、止水が行わるようにことができる。
しかしながら、特許文献1乃至特許文献3を組み合わせた自動吐水を行うプルアウト式の水栓装置は、使用者が吐水部を引き出して使用している際に、人体検知センサの検知に基づく自動吐水を行うと、使用者の意図しないタイミングで吐水が開始されてしまう恐れがある。
その問題を解決するために、特開平04−122464号公報(特許文献4)に開示された洗髪用洗面台に備えられた水栓装置ように、通常使用する吐水部と、プルアウト式の吐水部と、の2つの吐水部に分離することが考えられる。
特開2003−184139号公報 特開2007−85142号公報 特開2016−107810号公報 特開平04−122464号公報
ここで、特許文献1乃至特許文献3を組み合わせた自動吐水を行うプルアウト式の水栓装置に生じる問題を改善するために、特許文献4記載の2つの吐水部を有する水栓装置を組み合わせた場合、吐水部を、自動吐水を行う吐水部と、プルアウト式の吐水部とに分離することができる。
しかしながら、特許文献4記載の水栓装置では、通常使用する吐水部と、プルアウト式の吐水部と、の2つの吐水部が外部に露出しており、常に使用者から見えるように配置されているので、デザイン性が悪いという問題があった。
また、特許文献4記載の水栓装置では、この水栓装置に慣れていない使用者が手を洗う際に、使用者は、2つの吐水部のうちどちらから吐水が行われるのかが分からず、使用者に不安感を与えてしまうという問題もあった。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題を解決するためになされたものであり、デザイン性がよく且つ使用者の使い勝手のよい水栓装置を提供することを目的としている。
上述した目的を達成するために、本発明は、ボウルから上方に立ち上がる壁面に設けられる水栓装置であって、壁面から前方に突出して形成された棚部と、この棚部の下面に固定され、第1の吐水口が形成された固定吐水部と、第1の吐水口の下方にある被検知物の有無を検知する人体検知センサと、この人体検知センサによる被検知物の検知の有無に基づいて固定吐水部からの吐止水を制御する制御装置と、第2の吐水口が形成され、棚部から引き出し可能なプルアウト吐水部と、このプルアウト吐水部からの吐止水を使用者による操作に基づいて切り替える手動操作装置と、棚部の下面に設けられ、非使用時において、プルアウト吐水部の少なくとも上方を覆うようにプルアウト吐水部を収納する収納部と、を備え、収納部は、棚部に設けた凹部から構成され、非使用時において、プルアウト吐水部は凹部の中に収納され、さらに、収納部にプルアウト吐水部が収納されているか否かを検知する保持検知センサを備え、制御装置は、収納部にプルアウト吐水部が取り付けられていないことが保持検知センサによって検知されている場合には、人体検知センサによって被検知物が検知された場合にも、固定吐水部からの吐水を実行しないことを特徴としている。
このように構成された本発明においては、棚部の下面に設けられ、非使用時にプルアウト吐水部の上方を覆うように収納する収納部が備えられているので、プルアウト吐水部は、使用者から見えにくい位置に隠ぺいされているので、水栓装置全体のデザイン性を向上させることができる。
さらに、一般に、プルアウト式の吐水部はボウルの洗浄等に便利であるが、固定吐水部及びプルアウト吐水部の両方が使用者の目につく位置に露出していると、その水栓装置を初めて使用する使用者は、手洗い等の通常使用において、どちらの吐水部から自動吐水が行われるのか予想できず、使用者に不安感を与えてしまうことが考えられる。上記のように構成された本発明によれば、固定吐水部のみが目につく場所に露出しているので、初めて使用する使用者でも、手洗い等の通常使用時に固定吐水部から吐水されることを迷わず予想することができ、使用者に不安感を与えるのを防止することができる。
また、このように構成された本発明においては、収納部は、棚部に設けた凹部から構成され、非使用時において、プルアウト吐水部は凹部の中に収納されるので、プルアウト吐水部は、使用者が必要としないときには、プルアウト吐水部の全体が使用者から見えにくい位置に隠ぺいされるので、プルアウト吐水部全体を使用者に意識させることがなく、水栓装置全体のデザイン性をさらに向上させることができる。
本発明において、好ましくは、さらに、プルアウト吐水部を使用者の操作に基づいて移動させる移動装置を備え、この移動装置は、プルアウト吐水部を、収納部の収納位置から、使用者がプルアウト吐水部を引き出し易い引出開始位置へ移動させる。
本発明において、プルアウト吐水部は収納部から引き出して使用されるが、非使用時には棚部の収納部にプルアウト吐水部が収容されているので、プルアウト吐水部を掴みにくく引き出し動作が行いにくいという問題があった。
このため、上記のように構成された本発明においては、使用者の操作に基づいてプルアウト吐水部を収納部の収納位置から、引出開始位置へ移動させる移動装置を備えているので、移動装置によって引出開始位置に移動したプルアウト吐水部を容易に掴み、引き出すことができ、使用者の使い勝手を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、御装置は、収納部にプルアウト吐水部が取り付けられていることが保持検知センサによって検知されている場合には、第2の吐水口からの吐止水を禁止する。
本発明では、プルアウト吐水部は、非使用時には収納部に収容されているので、収納された状態で使用者がプルアウト吐水部からの吐水を開始させてしまうと、吐水された水が使用者の予期していない場所から噴出し、使用者に不快感を与えてしまうという問題が生じる。
このため、本発明では、制御装置は、収納部にプルアウト吐水部が取り付けられていることが保持検知センサによって検知されている場合には、プルアウト吐水部に設けられた第2の吐水口からの吐水が禁止されるので、プルアウト吐水部からの予期しない吐水が防止され、使用者に不快感を与えることがない。
本発明において、好ましくは、収納部の下方には収納部開口が形成されており、プルアウト吐水部は、第2の吐水口が収納部開口の方向を向いた状態で収容され、第2の吐水口は下方に向けて露出している。
このように構成された本発明においては、収納部は、下方に収納部開口が形成されており、プルアウト吐水部は、収納部に収納部開口の方向を向いた状態で収容され、第2の吐水口は下方に向けて露出しているので、使用後にプルアウト吐水部が収納部に収容された際に、プルアウト吐水部内の残水が第2の吐水口から漏れた場合でも、残水が収納部開口から流れ落ち、収納部又は棚部の内部に溜まりにくくなっている。したがって、収納部や棚部に溜まった残水による菌の繁殖を防止することができ、衛生性を維持することができる。
また、本発明は、本発明の水栓装置と、この水栓装置から水道水が吐水されるボウルと、を備えた洗面化粧台である。
このように構成された本発明においては、デザイン性がよく且つ使用者の使い勝手のよい洗面化粧台を提供することができる。
本発明の水栓装置によれば、デザイン性がよく且つ使用者の使い勝手のよい水栓装置を提供することができる。
本発明の実施形態による洗面化粧台全体の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態の洗面化粧台に備えられた水栓装置を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態による洗面化粧台における吐水系統を示すブロック図である。 図2のIV−IV線に沿った水栓装置の断面図である。 本発明の実施形態の洗面化粧台に備えられた水栓装置のプルアウト吐水部が引出可能位置にある状態を示す側面断面図である。 本発明の実施形態の洗面化粧台に備えられたコントローラーによる水用電磁弁及び湯用電磁弁の制御フローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による水栓装置について説明する。
まず、図1乃至図3により、本発明の実施形態による水栓装置を備えた洗面化粧台について説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態による洗面化粧台1は、ボウル2と、このボウル2の上方に配置された水栓装置4と、ボウル2の下方に設けられ、ボウル2を支持する下部キャビネット6と、水栓装置4の上方に配置された上部キャビネット8と、を有する。
ボウル2は、水栓装置4の吐水口26から吐出された水道水を受けるように配置された概ね矩形のボウルであり、その底面に排水口(図示せず)が設けられている。なお、本明細書において、「水道水」とは、水道事業者から提供される市水等ばかりでなく、洗面、手洗い等に使用する井戸水等を含むものとする。
水栓装置4は、ボウル2から立ち上がった壁面10に取り付けられており、その下面からボウル2へ向けて水道水を吐出する。この水栓装置4は、ボウル2から立ち上がった壁面10に設けられているため、ボウル2をすっきりとしたデザインにすることができる。水栓装置4の詳細な機能、構造については後述する。
下部キャビネット6は、ボウル2の下方に配置され、ボウル2を支持するキャビネットであり、2段の引き出しが設けられている。また、下部キャビネット6の内部には、水道水の吐水、停止を切り換える電磁弁等の機器が収納されている。下部キャビネット6に収納されている機器の詳細については後述する。
上部キャビネット8は、水栓装置4よりも上方の壁面10に設けられた薄型のキャビネットであり、その前面には、鏡が取り付けられている。
次に、図2及び図3を参照して、洗面化粧台1に備えられている水栓装置4の基本構造を説明する。
図2に示すように、水栓装置4には、棚部12と、固定吐水部14と、人体検知センサ16と、プルアウト吐水部18、移動装置20と、タッチスイッチ22と、操作ハンドル24と、が備えられている。
棚部12は、壁面10から前方に突出した直方体状に形成され、その上面が平面状に形成されており、小物を置くことができる。そのため、例えば、洗顔の際などに、使用者が眼鏡や化粧品等の小物を置く、いわゆる「ちょい置き動作」を、棚部12の上面を使って行うことができ、使用者の使い勝手がよい。
固定吐水部14は、斜め前方に向けて設けられた概ね円筒状の部材からなり、棚部12の下面中央に固定されており、洗面、手洗い等に使用する水道水をボウル2に向けて吐出する第1の吐水口である吐水口26が形成されている。この固定吐水部14は、吐水口26付近のみが棚部12から露出している。そのため、固定吐水部14の無駄な部分の露出が少なく、デザイン性がよい。
また、棚部12の前端部下面には人体検知センサ16が設けられており、手指等の被検知物の、固定吐水部14への接近を検知するように構成され、固定吐水部14は、吐水口26の下方にある被検知物の有無に基づいた自動吐水を行うことができる。本実施形態においては、人体検知センサ16は、赤外線式のセンサであり、固定吐水部14に接近した手指等により反射された赤外線を検出して、手指等の接近を検知するように構成されている。接近センサとしては、赤外線式の他、マイクロ波式等、任意の非接触タイプのセンサを使用することができる。
プルアウト吐水部18は、棚部12の右側内部に配置され、水道水を吐出する第2の吐水口である吐水口28が形成されている。このプルアウト吐水部18は、プルアウト式であり、清掃等の際に棚部12から引き出して使用することができる。また、プルアウト吐水部18は、非使用時にその吐水口28が見えにくいように棚部12の中に収容されている。
また、移動装置20は、押し込み式のボタンであり、棚部12の右側面に設けられている。この移動装置20は、使用者から押されることで、プルアウト吐水部18を棚部12の収納位置(図4)から使用者が引き出し易い引出開始位置(図5)に移動させることができる。プルアウト吐水部18及び移動装置20の詳細については、後述する。
タッチスイッチ22は、棚部12の前面右側に設けられたスイッチである。このタッチスイッチ22は、手動操作装置である。プルアウト吐水部18が棚部12から引き出されている状態においてタッチスイッチ22を操作することにより、プルアウト吐水部18からの吐水、停止を使用者が手動で切り換えることができる。
操作ハンドル24は、棚部12の下面から下方に向けて突出しているハンドルである。この操作ハンドル24は、棚部12に内蔵された流調・温調バルブ30に連結されており、操作ハンドル24を前後方向に操作することにより固定吐水部14及びプルアウト吐水部18から吐出される湯水の流量を調整し、左右方向に操作することにより湯水の温度を調整することができる。
次に、図3を参照して、本発明の実施形態による洗面化粧台1における給水・給湯系統を説明する。
図3に示すように、給水系統には、上流側から順に、給水源から水道水を供給する給水管32aと、水道水を遮断するための止水栓34aと、水道水の、固定吐水部14及びプルアウト吐水部18からの吐出、停止を切り換える水用電磁弁36aと、が設けられている。同様に、給湯系統には、上流側から順に、給水源である湯沸かし器(図示せず)等からの湯を供給する給湯管32bと、湯を遮断するための止水栓34bと、湯の、固定吐水部14及びプルアウト吐水部18からの吐出、停止を切り換える湯用電磁弁36bと、が設けられている。
これらの給水系統及び給湯系統を通って夫々供給された水及び湯は、流調・温調バルブ30を通過し、固定吐水部14又はプルアウト吐水部18へ流路を切り替える流路切替部38に流入し、固定吐水部14又はプルアウト吐水部18の何れか一方から吐出される。
なお、本実施形態の初期状態において、流路切替部38は固定吐水部14に流調・温調バルブ30からの流路を連通している。
上記のように、流調・温調バルブ30は、操作ハンドル24に連結された所謂「シングルレバー水栓」であり、操作ハンドル24の操作により、給水系統及び給湯系統を通って供給された湯及び水を所定の割合で混合させると共に、混合された湯水の流出流量を調整することができる。
水用電磁弁36a、湯用電磁弁36bは、制御装置であるコントローラー40によって、開弁、閉弁が制御されるように構成されている。
また、流路切替部38は、コントローラー40によって、固定吐水部14又はプルアウト吐水部18への流路の切り替えが制御されるように構成されている。
コントローラー40は、人体検知センサ16が検知した被検知物の有無、又は、タッチスイッチ22の操作の有無に基づいて、水用電磁弁36a及び湯用電磁弁36bの制御を行い、後述する磁気センサ42からの信号の有無に基づいて流路切替部38の制御を行う。コントローラー40による制御の詳細については、後述する。
なお、本実施形態においては、コントローラー40は、マイクロプロセッサ、メモリ、インターフェイス回路、電磁弁の駆動回路、及びこれらを作動させるソフトウェア等(以上、図示せず)により構成されている。また、コントローラー40は、AC電源(図示せず)から供給される電力により作動される。
次に、図4及び図5を新たに参照して、プルアウト吐水部18のプルアウト構造の詳細について、説明する。図4は、図2のIV−IV線に沿った水栓装置の断面図である。図5は、本発明の実施形態の洗面化粧台に備えられた水栓装置のプルアウト吐水部が引出可能位置にある状態を示す側面断面図である。
図2及び図4に示すように、棚部12は、棚部12の上面を覆う化粧板12aと、化粧板12aの下側に配置された棚カバー12bと、を有する。
化粧板12aは、棚部12上面の外観を構成する平板状の部材である。棚カバー12bは、棚部12の前面、下面、左右側面の外観を構成する概ね直方体状の部材である。この棚カバー12bの内部には、棚部12の下面側に配置された人体検知センサ16や、流調・温調バルブ30等が収納されている。また、棚カバー12bの下面右側部には凹部が形成されており、この凹部の中にプルアウト吐水部18が収納される。この凹部は、プルアウト吐水部18の収納部43(図5)として機能する。なお、プルアウト吐水部18から延びる可撓性ホース44は、棚カバー12bの内部を通って壁面10の裏側へ延びている。
プルアウト吐水部18は、外観部材46と、第1通水路部材48aと、第2通水路部材48bと、第3通水路部材48cと、保持用磁石50と、を備える。また、プルアウト吐水部18には可撓性ホース44が接続され、可撓性ホース44はプルアウト吐水部18の後端部から水平方向に延びている。
外観部材46は、概ね円筒形の樹脂製の部材である。また、外観部材46は、先端部が下方に向けて開口しており、開口したその先端にプルアウト吐水部18の吐水口28が設けられている。
第1通水路部材48aは、外観部材46の内部に配置された樹脂製の部材であり、水平方向に延びた後、下方に向けて屈曲した通水路48が形成されている。また、第1通水路部材48aの後端部には可撓性ホース44が接続され、可撓性ホース44から供給された湯水が第1通水路部材48a内部の通水路48に流入する。即ち、可撓性ホース44は、一端がプルアウト吐水部18の第1通水路部材48aと接続され、他端が流路切替部38(図3)に接続されている。
第2通水路部材48bは、外観部材46の内部に配置され、第1通水路部材48aの先端に取り付けられた円環状の樹脂製部材である。さらに、第3通水路部材48cは、外観部材46の内部に配置され、第2通水路部材48bの下流側に取り付けられた円環状の樹脂製部材であり、その下流端が吐水口28になっている。これによって、流調・温調バルブ30において流量及び温度調整された湯水は流路切替部38に接続された可撓性ホース44を通って、第1通水路部材48aに通水され、プルアウト吐水部18の吐水口28から吐出される。
保持用磁石50は、概ね直方体の磁石であり、外観部材46と第1通水路部材48aとの間であって、外観部材46の先端側に配置されている。
上記のように、棚部12の下面に配置された棚カバー12bは、その右側部下面に、凹部が設けられ、この凹部は下方と右側部側面に開口が形成されている。凹部はその中にプルアウト吐水部18が収納されている。従って、棚部12の下面の、棚カバー12bが凹んで形成された凹部は、プルアウト吐水部18の収納部43として機能する。この収納部43(図5)には、壁面10から引き出されていない状態のプルアウト吐水部18が収納され、この状態において、プルアウト吐水部18の上方及び3方向の側面が覆われ、1方向の側面が棚部12の側面と面一になっている。そのため、収納部43によってプルアウト吐水部18の全体が使用者から見えにくく、水栓装置4のデザイン性がよい。
また、プルアウト吐水部18が収納部43に収納されている状態において、固定吐水部14のみが使用者の目につく場所に露出しているので、初めて使用する使用者でも、手洗い等の通常使用時に固定吐水部14から吐水が行われることを明確に予想することができ、使用者に不安感を与えることがない。
プルアウト吐水部18は、収納部43を構成する凹部下方側の開口の方向を向いた状態で収容され、その吐水口28が下方に向けて露出している。このため、使用後にプルアウト吐水部18が収納部43に収容された際に、プルアウト吐水部18内の残水が第2の吐水口28から漏れた場合でも、残水が凹部下方側の開口から流れ落ち、棚部12の内部に溜まりにくくなっている。従って、凹部下方側の開口が収納部開口として機能する。
なお、本実施形態において、収納部43は棚部12の下面の、棚カバー12bが凹んで形成された凹部で構成されているが、プルアウト吐水部18の少なくとも上方を覆うように棚部12の下面に棚部12とは別体に収納部43を設けることもできる。
また、棚カバー12bは、その右側部下面に凹部が形成されているが、左側部下面にプルアウト吐水部18の少なくとも上方を覆うように凹部が形成されていればよい。
図4に示すように、移動装置20は、収納部43の上方である棚部12の化粧版12aと、棚カバー12bとの間に配置され、右側から順に、ボタン本体20aと、磁石吸着板20bと、当接部材20cと、コイルバネ20dとで構成されている。
ボタン本体20aは、L字状の板部材であり、その長辺の先端が棚部12の右側側面から外部に露出して配置され、使用者から押圧されるようになっている。また、短辺が棚カバー12bの壁面に係合し、ボタン本体20aが外部に外れないようになっている。
磁石吸着板20bは、金属製の板部材であり、図4における保持用磁石50と対向する位置に配置される。この磁石吸着板20bは、ボタン本体20aが押されると、ボタン本体20aの短辺によって押圧されて、図4に示す保持用磁石50と対向する位置から、図5に示す位置へ、左方向に移動される。
当接部材20cは、樹脂製の棒部材であり、一端が磁石吸着板20bに当接し、他端がコイルバネ20dに当接するように設けられている。コイルバネ20dは、棚カバー12bの壁面に当接するように設けられており、当接部材20cを図4における右方向に付勢している。そのため、ボタン本体20aによって図5に示す位置に移動されていた磁石吸着板20bは、ボタン本体20aからの押圧がなくなると、コイルバネ20dによって付勢された当接部材20cにより右方向に押圧され、図4に示す保持用磁石50と対向する位置に戻る。
プルアウト吐水部18は、収納部43に収納された状態においては、内蔵された保持用磁石50の磁気により、棚カバー12bを介して磁石吸着板20bに吸着し保持されている。
プルアウト吐水部18が収納部43に収納されている図4に示す状態において、移動装置20のボタン本体20aが使用者によって押されると、それに伴い磁石吸着板20bが左方向に移動され、図5に示す保持用磁石50と対向しない位置(図5の想像線に示す)に遠ざかる。その結果、プルアウト吐水部18は、重力により下方に移動する。即ち、移動装置20は、使用者の操作により、プルアウト吐水部18を収納部43の図4に示す収納位置から、使用者がプルアウト吐水部18を引き出し易い図5に示す引出開始位置へ移動させる。
なお、本実施形態においては、移動装置20は、プルアウト吐水部18を収納位置から引出開始位置へ重力により移動させているが、バネなどの作用によりプルアウト吐水部18を収納位置から引出開始位置へ移動させるように、移動装置を構成することもできる。
また、図4に示すように、棚部12の棚カバー12bは、その水平部分の一部が切り欠かれており、この切欠の中に保持検知センサである磁気センサ42が埋め込まれている。この磁気センサ42は、本実施形態においてはホール素子であり、保持用磁石50に対向する位置に配置されており、保持用磁石50からの磁気を検知する。この磁気センサ42は、保持用磁石50からの磁気に基づいて、プルアウト吐水部18が収納部43から取り外されているか否かを検知する。具体的には、磁気センサ42が保持用磁石50からの磁気を検知していない状態においては、コントローラー40は、プルアウト吐水部18が収納部43から取り外されていると判断する。
なお、磁気センサ42は、保持用磁石50の上方に配置されているが、プルアウト吐水部18が収納部43から取り外されたことを検知できればよく、棚部12又は収納部43の任意の位置に配置することができる。
次に、図6を参照して、コントローラーによる水用電磁弁36a及び湯用電磁弁36bの制御を説明する。図6は、コントローラーにより実行される制御のフローチャートであり、水栓装置4の作動中、繰り返し実行される。なお、本実施形態の初期状態において、流路切替部38は、流調・温調バルブ30の下流側に固定吐水部14が接続されるように切り替えられている。
まず、図6のステップS1において、水栓装置4の電源が投入され、コントローラー40による水用電磁弁36a及び湯用電磁弁36bの制御が開始される。次いで、ステップS2において、コントローラー40は、磁気センサ42からの検知信号に基づいて、プルアウト吐水部18が収納部43から取り外されているか否かを判断する。具体的には、コントローラー40は、磁気センサ42がプルアウト吐水部18に内蔵された保持用磁石50からの磁気を検知していないとき、プルアウト吐水部18が収納部43から取り外されていると判断する。
ステップS2において、プルアウト吐水部18が取り外されていないと判断された場合には、ステップS3の処理に進み、プルアウト吐水部18が収納部43から取り外されていると判断された場合には、ステップS7の処理に進む。ステップS3においては、人体検知センサ16からの人体検知信号に基づいて、使用者の手指等の被検知物の有無が判断される。
ステップS3の処理において、被検知物が検知されていない場合には、コントローラー40による処理はステップS2に戻り、以後、プルアウト吐水部18が取り外されるか、被検知物が検知されるまで、ステップS2及びS3の処理が繰り返される。
ステップS3の処理において、被検知物が検知された場合には、ステップS4の処理が実行される。ステップS4において、コントローラー40は、水用電磁弁36a及び湯用電磁弁36bに信号を送り、これらを開弁させ、流路切替部38によって、流調・温調バルブ30からの流路が連通された固定吐水部14から湯水を吐出させる。そして、ステップS4を実行後、コントローラー40は、ステップS5の処理に移り、被検知物が検知されているか否かが判断される。被検知物が検知されている場合には、ステップS5の処理が再び行われ、被検知物が検知されなくなるまでステップS5の処理が繰り返され、固定吐水部14からの吐水状態が継続される。
ステップS5において、被検知物が検知されなくなると、ステップS5からステップS6の処理に移行し、コントローラー40は、水用電磁弁36a及び湯用電磁弁36bに信号を送って、これらを閉弁させ、固定吐水部14からの吐水を停止させる。
ステップS6処理が終了すると、コントローラー40における処理がステップS2へ戻る。
一方、ステップS2において、プルアウト吐水部18が収納部43から取り外されていると判断されると、コントローラー40における処理はステップS7に進み、ステップS7において、コントローラー40は、人体検知センサ16を停止させ、人体検知センサ16からの信号を無視する。
即ち、コントローラー40は、プルアウト吐水部18が収納部43から取り外されていることが磁気センサ42によって検知されている場合には、人体検知センサ16の検知に基づく水用電磁弁36a及び湯用電磁弁36bの開閉を禁止する。コントローラー40における処理はステップS8に進む。
次いで、ステップS8において、コントローラー40は、タッチスイッチ22からの信号に基づいて、使用者がタッチスイッチ22を操作したか否かが判断される。ステップS8において、使用者による操作がない場合には、コントローラー40は、ステップS2の処理に戻る。以後、使用者によりタッチスイッチ22が操作されるか、プルアウト吐水部18が収納部43に取り付けられるまで、ステップS2→S7→S8→S2の処理が繰り返される。
ステップS8の処理において、使用者による操作が確認されると、ステップS9の処理が実行される。ステップS9において、コントローラー40は、流路切替部38に信号を送り、流調・温調バルブ30から流路を固定吐水部14からプルアウト吐水部18に切り替えさせる。
次いで、ステップS10において、コントローラー40は、水用電磁弁36a及び湯用電磁弁36bに信号を送り、これらを開弁させ、流調・温調バルブ30から流路が連通されたプルアウト吐水部18から湯水を吐出させる。次いで、コントローラー40は、ステップS11の処理に移行し、使用者によるタッチスイッチ22の操作の有無が判断される。ステップS11において、タッチスイッチ22が操作されていない場合には、ステップS11の処理が再び実行され、以後、使用者によるタッチスイッチ22の操作があるまでステップS11の処理が繰り返され、プルアウト吐水部18から湯水の吐出が継続される。
次いで、タッチスイッチ22の操作が検知されると、コントローラー40は、ステップS11からステップS12の処理に移行し、水用電磁弁36a及び湯用電磁弁36bに信号を送って、これらを閉弁させ、プルアウト吐水部18からの吐水を停止させる。
次いで、ステップS13において、コントローラー40は、流路切替部38に信号を送り、流調・温調バルブ30から流路をプルアウト吐水部18から固定吐水部14に流路を切り替える。ステップS13の処理が終了すると、再びフローチャートの処理がステップS2に戻る。
以上のように、プルアウト吐水部18が収納部43に収納されている場合には、コントローラー40は、手指等の被検知物が固定吐水部14に接近している間、水用電磁弁36a及び湯用電磁弁36bを開弁させ、流調・温調バルブ30から流路が連通している固定吐水部14から湯水を吐出させる。一方で、プルアウト吐水部18が収納部43から取り外されている場合には、コントローラー40は、流路切替部38によって、流調・温調バルブ30からの流路をプルアウト吐水部18に切り替えさせ、タッチスイッチ22が使用者に操作されてから次にタッチスイッチ22が操作されるまで、水用電磁弁36a及び湯用電磁弁36bを開弁させ、プルアウト吐水部18から湯水を吐出させる。
つぎに、上述した本発明の実施形態による洗面化粧台1における作用について説明する。
まず、本発明の実施形態による洗面化粧台1によれば、水栓装置4の棚部12の下面に設けられ、非使用時にプルアウト吐水部18の上方を覆うように収納する収納部43が備えられているので、プルアウト吐水部18は、使用者から見えにくい位置に隠ぺいされているので、水栓装置4全体のデザイン性を向上させることができる。
さらに、固定吐水部14のみが目につく場所に露出しているので、初めて使用する使用者でも、手洗い等の通常使用時に固定吐水部から吐水されることを迷わず予想することができ、使用者に不安感を与えるのを防止することができる。
また、収納部43は、棚部12に設けた凹部から構成され、非使用時において、プルアウト吐水部18は、凹部の中に収容されているので、プルアウト吐水部18は、使用者が必要としないときには、プルアウト吐水部18の全体が使用者から見えにくいに隠ぺいされるので、プルアウト吐水部18全体を使用者に意識させることがなく、水栓装置4全体のデザイン性をさらに向上させることができる。
また、本発明の実施形態による洗面化粧台1によれば、プルアウト吐水部18を使用者の操作に基づいて移動させる移動装置20を備え、この移動装置20は、プルアウト吐水部18を収納部43の図4に示す収納位置から、使用者がプルアウト吐水部18を引き出し易い図5に示す引出開始位置へ移動させるので、移動装置20によって引出開始位置に移動したプルアウト吐水部18を容易に掴み、引き出すことができ、使用者の使い勝手を向上させることができる。
また、本発明の実施形態による洗面化粧台1によれば、コントローラー40は、収納部43にプルアウト吐水部18が取り付けられていることが磁気センサ42によって検知されている場合には、プルアウト吐水部18に設けられた第2の吐水口28からの吐水を禁止する(図6のステップS7)ので、プルアウト吐水部18からの予期しない吐水が防止され、使用者に不快感を与えることがない。
また、本発明の実施形態による洗面化粧台1によれば、収納部43は、下方に収納部開口が形成されており、プルアウト吐水部18は、収納部43に収納部開口の方向を向いた状態で収容され、第2の吐水口28は下方に向けて露出している(図4参照)ので、使用後にプルアウト吐水部18が収納部43に収容された際に、プルアウト吐水部18内の残水が第2の吐水口28から漏れた場合でも、残水が収納部開口から流れ落ち、棚部12の内部に溜まりにくくなっている。したがって、棚部12に溜まった残水による菌の繁殖を防止することができ、衛生性を維持することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、上述した実施形態においては、本発明の水栓装置を洗面化粧台に適用していたが、台所用、浴室用の水栓装置等、任意の装置に本発明の水栓装置を適用することができる。
1 洗面化粧台
2 ボウル
4 水栓装置
6 下部キャビネット
8 上部キャビネット
10 壁面
12 棚部
12a 化粧板
12b 棚カバー
14 固定吐水部
16 人体検知センサ
18 プルアウト吐水部
20 移動装置
20a ボタン本体
20b 磁石吸着板
20c 当接部材
20d コイルバネ
22 タッチスイッチ(手動操作装置)
24 操作ハンドル
26 吐水口(第1の吐水口)
28 吐水口(第2の吐水口)
30 流調・温調バルブ
32a 給水管
32b 給湯管
34a 止水栓
34b 止水栓
36a 水用電磁弁
36b 湯用電磁弁
38 流路切替部
40 コントローラー(制御装置)
42 磁気センサ(保持検知センサ)
43 収納部
44 可撓性ホース
46 外観部材
48 通水路
48a 第1通水路部材
48b 第2通水路部材
48c 第3通水路部材
50 保持用磁石

Claims (5)

  1. ボウルから上方に立ち上がる壁面に設けられる水栓装置であって、
    上記壁面から前方に突出して形成された棚部と、
    この棚部の下面に固定され、第1の吐水口が形成された固定吐水部と、
    上記第1の吐水口の下方にある被検知物の有無を検知する人体検知センサと、
    この人体検知センサによる上記被検知物の検知の有無に基づいて上記固定吐水部からの吐止水を制御する制御装置と、
    第2の吐水口が形成され、上記棚部から引き出し可能なプルアウト吐水部と、
    このプルアウト吐水部からの吐止水を使用者による操作に基づいて切り替える手動操作装置と、
    上記棚部の下面に設けられ、非使用時において、上記プルアウト吐水部の少なくとも上方を覆うように上記プルアウト吐水部を収納する収納部と、を備え
    上記収納部は、上記棚部に設けた凹部から構成され、非使用時において、上記プルアウト吐水部は上記凹部の中に収納され、
    さらに、上記収納部に上記プルアウト吐水部が収納されているか否かを検知する保持検知センサを備え、
    上記制御装置は、上記収納部に上記プルアウト吐水部が取り付けられていないことが上記保持検知センサによって検知されている場合には、上記人体検知センサによって被検知物が検知された場合にも、上記固定吐水部からの吐水を実行しないことを特徴とする水栓装置。
  2. さらに、上記プルアウト吐水部を使用者の操作に基づいて移動させる移動装置を備え、この移動装置は、上記プルアウト吐水部を、上記収納部の収納位置から、使用者が上記プルアウト吐水部を引き出し易い引出開始位置へ移動させる請求項記載の水栓装置。
  3. 上記制御装置は、上記収納部に上記プルアウト吐水部が取り付けられていることが上記保持検知センサによって検知されている場合には、上記第2の吐水口からの吐止水を禁止する請求項又は請求項記載の水栓装置。
  4. 上記収納部の下方には収納部開口が形成されており、
    上記プルアウト吐水部は、上記第2の吐水口が上記収納部開口の方向を向いた状態で収容され、上記第2の吐水口は下方に向けて露出している請求項乃至の何れか1項に記載の水栓装置。
  5. 請求項1乃至の何れか1項に記載の水栓装置と、この水栓装置から水道水が吐水されるボウルと、を備えた洗面化粧台。
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