JP7462881B2 - 水まわりユニット - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に水まわりユニットに関する。
吐水装置から吐水される湯水の温度に応じて、洗面ボウルが異なった色に発光する洗面台がある。このような洗面台は、周囲が暗い環境であっても発光により容易に視認でき、かつ吐水装置から吐水される湯水の温度を直感的に認識することができる(特許文献1)。
特開2007-125194号公報
しかしながら、例えば洗面行為のために使用者が吐水装置を利用する場合に、洗面ボウルが吐水温度に応じた色に発光しているので、手元の周辺がその発光色に照らされることになり、違和感や不快感を与える虞がある。
本発明の態様はかかる課題の認識に基づいてなされたものであり、湯水に触れることなく水温を認識させることができるとともに、使い勝手のよい水まわりユニットを提供することを目的とする。
第1の発明は、ボウルと、前記ボウルに湯水を吐水する吐水口と、前記吐水口に向けて湯水が流れる流路と、前記流路を流れる湯水の温度を計測する温度計測装置と、前記流路を開閉する開閉弁と、前記吐水口と前記ボウルとの間に存在する被検知物を検知する第1センサ部と、を有する吐水装置と、前記ボウルへ向けて発光する発光装置と、前記発光装置を制御する制御装置と、を備え、前記発光装置は、前記温度計測装置により計測された湯水の温度が第1温度閾値以下である場合には寒色系の色を発光し、前記第1温度閾値を超える場合には暖色系の色を発光する第1モードと、前記温度計測装置により計測された湯水の温度にかかわらず白色系に発光する第2モードと、を有し、前記制御装置は、前記第1センサ部が非検知状態である場合には前記発光装置を前記第1モードに設定させ、前記第1センサ部が検知状態である場合には前記発光装置を前記第2モードに設定させることを特徴とする水まわりユニットである。
この水まわりユニットによれば、ボウルに向けて発光される寒色系か暖色系かの発光色を確認することで、吐水装置から吐水される湯水に触れる前に、直感的に湯水の温度を認識することができる。また、発光装置は、第1センサ部が検知状態となった場合には発光色を寒色系または暖色系から白色に切換える。従って、例えば湯水に触れている手(被検知物)が寒色系や暖色系の色で照らされることがないので、違和感や不快感を与えるのを抑制できる。また、例えば吐水装置から吐水される湯水の温度を調整している場合には、発光色を確認してから湯水に手を差し入れることができる。従って、湯水の温度を使用者に認識させることができるとともに、使い勝手のよい水まわりユニットを提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記制御装置は、前記発光装置が前記第2モードに設定されている場合に前記第1センサ部が非検知状態となったときに、所定時間が経過した後に前記発光装置を前記第2モードから前記第1モードへ切換えることを特徴とする水まわりユニットである。
この水まわりユニットによれば、例えば、使用者が洗顔を行う場合などでは、短時間の間に吐水装置の下方に手の出し入れが発生する。このような場合に、発光装置の発光色が白色から寒色系または暖色系に頻繁に切換わることを抑制して、ちらつきによる不快感を与えることを抑制することができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記吐水装置は、前記開閉弁の開閉を手動で操作可能な手動操作部をさらに備え、前記制御装置は、前記所定時間の間で前記温度計測装置により計測された湯水の温度が前記第1温度閾値をまたぐ変化があった場合に、前記第2モードから前記第1モードへ切換えることを特徴とする水まわりユニットである。
この水まわりユニットによれば、第2モードで第1センサ部が非検知状態となってから所定時間の間では発光色が白色のために水温を認識することができない。このような場合に、「湯から水」または「水から湯」の変化が認められたときに第1モードへと切換えることで湯水の変化を使用者に報知でき、利便性が向上する。また、例えば吐水される湯水に触れてから湯水の温度調整を行った場合などに、白色から寒色系または暖色系の発光色を確認することで、吐水される湯水の温度が変化したのを認識することができる。
第4の発明は、第2の発明において、前記吐水装置は、前記開閉弁の開閉を手動で操作可能な手動操作部をさらに備え、前記発光装置は、前記第1モードで発光する寒色系の色相および暖色系の色相を湯水の温度に合わせてそれぞれ変更するものであって、前記制御装置は、前記所定時間の間で前記温度計測装置により計測された湯水の第1温度と前記第1温度の後に計測された第2温度との温度上昇量が第1温度勾配を超えた場合または前記第1温度と前記第2温度との温度低下量が第2温度勾配を超えた場合には前記第2モードを前記第1モードへ切換えることを特徴とする水まわりユニットである。
この水まわりユニットによれば、例えば、手動にて開閉弁を開放した状態において、使用者が洗面行為やコップなどの洗浄の最中に一時的に開閉弁を開放したまま吐水利用を中断した場合に、その中断中に白色から寒色系または暖色系の変化を確認することで、給湯温度の変更などにより湯水の温度が著しく変化していることを使用者に認識させることができる。
第5の発明は、第1~第4のいずれか1つの発明において、前記発光装置は、前記温度計測装置により計測された湯水の温度が前記第1温度閾値よりも高い第2温度閾値を超えた場合に、前記第1モードと前記第2モードとは異なる態様で発光する注意喚起モードをさらに有し、前記制御装置は、前記温度計測装置により計測された湯水の温度が前記第2温度閾値を超えた場合には前記発光装置を前記注意喚起モードに設定することを特徴とする水まわりユニットである。
この水まわりユニットによれば、湯水が高温になっている場合には第1モードと第2モードとの発光とは異なる態様の発光とすることで、使用者が吐水に触れる前に注意を促すことができる。
第6の発明は、第1~第5のいずれか1つの発明において、前記ボウルへの接近または前記ボウルの正面に位置する人体を検知する第2センサ部をさらに備え、前記制御装置は、前記第2センサ部が非検知状態である場合には前記発光装置からの発光を停止させることを特徴とする水まわりユニットである。
この水まわりユニットによれば、第2センサ部がボウルの正面にいる使用者を検知していない場合には発光装置からの発光を停止(消灯)しているので、省電力化を図ることができる。
本発明の態様によれば、湯水に触れることなく水温を認識させることができるとともに、使い勝手のよい水まわりユニットが提供される。
第1実施形態に係る水まわりユニットを示す斜視図である。 水まわりユニットの水路系と電気系とを示すブロック図である。 第1モードに設定されている場合にボウルを斜め上方からみた斜視図である。 第1センサ部の検知領域と第1モードでの発光状態を示す断面図である。 第2モードに設定されている場合にボウルを斜め上方からみた斜視図である。 第2モードでの発光状態を示す断面図である。 第1モードと第2モードとのモード設定制御を示す流れ図である。 第2実施形態に係る水まわりユニットのモード設定制御を示す流れ図である。 第3実施形態に係る水まわりユニットのモード設定制御を示す流れ図である。 第4実施形態に係る水まわりユニットの水路系と電気系とを示すブロック図である。 第1モード、第2モード、および注意喚起モードのモード設定制御を示す流れ図である。 第5実施形態に係る水まわりユニットの水路系と電気系とを示すブロック図である。 第1モードと第2モードとのモード設定制御を示す流れ図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、第1実施形態に係る水まわりユニットを示す斜視図である。
図2は、水まわりユニットの水路系と電気系とを示すブロック図である。
図3は、第1モードに設定されている場合にボウルを斜め上方からみた斜視図である。
図4は、第1センサ部の検知領域と第1モードでの発光状態を示す断面図である。
図5は、第2モードに設定されている場合にボウルを斜め上方からみた斜視図である。
図6は、第2モードでの発光状態を示す断面図である。
図1、図2に示すように、水まわりユニット10は、ボウル20と、吐水装置30と、発光装置40と、制御装置50と、を備えている。水まわりユニット10は、例えば脱衣所や洗面所などの洗面空間に設置される洗面化粧台である。なお、水まわりユニット10は、台所に設置されるキッチンでもよい。本実施形態では、水まわりユニット10を使用する使用者が位置する方向を「前方」として説明する。そして、「後方」、「上方」、「下方」、「右側方」、および「左側方」は、前方を向いた状態を基準としたそれぞれの方向である。
キャビネット12は、例えば床面部に設置されている。キャビネット12は、ボウル20の下方に設けられ、ボウル20を支持している。キャビネット12は、例えば下部キャビネット、あるいはフロアキャビネットなどと呼ばれる場合もある。
キャビネット12は、例えば本体部12aと、2つの引き出し12b、12cと、を有する。各引き出し12b、12cは、内部に物品を収納可能とする。なお、引き出しの数は、2つに限られず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。また、キャビネット12は、引き出し式のキャビネットに限られず、扉式のキャビネットでもよい。キャビネット12は、例えば洗面所などの壁面に直接取り付けられていてもよい。キャビネット12は、ボウル20の下方に設けられ、内部に物品を収納可能とする任意の構成でよい。
ミラーキャビネット14は、ボウル20よりも上方に設置される。ミラーキャビネット14は、キャビネット本体14aと、3枚の扉14b~14dと、を有する。キャビネット本体14aは、前方を開口させた略直方体の開口箱状であり、内部に物品を収納可能となっている。各扉14b~14dの前面には、鏡が設けられている。なお、ミラーキャビネット14に設けられる扉および鏡の数は、3枚に限られず、1枚または2枚でもよいし、4枚以上でもよい。
ボウル20は、下方に向かって凹んだ凹状に形成され、キャビネット12に支持されている。図3、図5に示すように、ボウル20は、排水口20aを有する。排水口20aは、ボウル20の底部に設けられる。排水口20aは、図示しない排水管に接続され、ボウル20に吐水された湯水Wを排水管に流す。ボウル20の後端には、上方に向けて延びるバックガード部22が設けられている。このバックガード部22は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
吐水装置30は、例えばボウル20よりも上方に延びる壁面に設けられる。吐水装置30は、吐水口32aを有する吐水部32と、吐水口32aに向けて湯水Wが流れる流路34と、流路34を流れる湯水Wの温度を計測する温度計測装置35と、流路34を開閉する開閉弁36と、吐水口32aとボウル20との間に存在する被検知物を検知する第1センサ部38と、を有している。また、吐水装置30は、開閉弁36の開閉を手動で操作可能な手動操作部37を備えている。
吐水部32は、吐水口32aからボウル20に向けて湯水Wを吐水する。吐水部32は、いわゆるスパウトである。また、吐水装置30は、上面に洗面用具や眼鏡などの物品を載置可能とする棚部33を有する。吐水部32は、例えば吐水口32aからボウル20に向けて湯水Wが吐水されるように、棚部33の下面に設けられている。吐水部32は、吐水口32aからボウル20に向けて湯水Wが吐水されれば棚部33の下面に設けられていなくてもよい。吐水装置30は、必ずしも棚部33を有していなくてもよい。
流路34は、吐水口32aに向けて湯水Wが流れる部分となっている。流路34は、例えばキャビネット12の内部や洗面所などの壁面の裏側に配設された金属製や樹脂製の管路を有し、給水源100および給湯源102に接続されている。給水源100は、例えば上水道である。給湯源102は、例えば水を加温する給湯器などである。給湯源102は、例えば図示しないリモコンなどから湯水Wの温度を調整可能となっている。
図2に示すように、流路34は、給水源100から開閉弁36まで延びる第1流路34aと、給湯源102から開閉弁36まで延びる第2流路34bと、開閉弁36から吐水口32aまで延びる第3流路34cと、を有する。第3流路34cの下流側は、吐水部32の内部となっており、吐水口32aに接続されている。
第1流路34aには、上水道から供給された常温の水が流通する。第2流路34bには、給湯源102で加温された湯が流通する。第3流路34cには、第1流路34a内を流通する水、第2流路34b内を流通する湯、または第1流路34a内を流通する水と第2流路34b内を流通する湯とが混合された温水が流通する。
温度計測装置35は、例えばサーミスタであり、流路34を流れる湯水Wの温度を計測する。具体的には、温度計測装置35は、第3流路34cに設けられている。すなわち、温度計測装置35は、開閉弁36よりも下流側の流路34に設けられている。温度計測装置35は、開閉弁36よりも下流側であれば、棚部33に設けられていてもよいし、吐水部32に設けられていてもよい。温度計測装置35は、後述の制御装置50に接続され、計測した温度信号を制御装置50に送信している。
開閉弁36は、流路34に設けられている。具体的には、開閉弁36は、第1流路34aおよび第2流路34bと、第3流路34cと、の間に設けられている。すなわち、開閉弁36は、第1流路34aを流れる水と、第2流路34bを流れる湯とを混合して第3流路34cに供給する混合弁である。
開閉弁36は、手動操作部37に接続されており、手動操作部37の操作により開閉される。また、開閉弁36は、制御装置50を介して第1センサ部38に接続され、第1センサ部38による被検知物(例えば、手)の検知により開閉される。これにより、開閉弁36は、給水源100および給湯源102から吐水口32aに向けて湯水Wを流通および止水することができる。
手動操作部37は、例えば棚部33に設けられている。この手動操作部37は、開閉弁36に接続され、開閉弁36の開閉を手動で操作可能なものである。使用者は、手動操作部37を操作することにより、吐水口32aから吐水される湯水Wの温度や吐水量を調整できる。
例えば、手動操作部37を一方向に操作することにより、第1流路34aと第3流路34cとの間を開状態とし、第2流路34bと第3流路34cとの間を閉状態とすることができる。この場合、手動操作部37の操作量により、第1流路34aから第3流路34cに流れる水の流量を調整できる。これにより、給水源100から供給される水(常温水)が吐水口32aからボウル20に向けて吐水される。
一方、手動操作部37を他方向に操作することにより、第1流路34aおよび第2流路34bと、第3流路34cとの間を開状態とすることができる。この場合、手動操作部37の操作量により、第1流路34aから第3流路34cに流れる水の流量と、第2流路34bから第3流路34cに流れる湯の流量とを調整できる。これにより、給水源100から供給される水と給湯源102から供給される湯とが混合された湯水Wが吐水口32aからボウル20に向けて吐水される。
第1センサ部38は、吐水部32の周囲に位置して棚部33に設けられている。この第1センサ部38は、例えばマイクロ波センサ、赤外線センサおよび静電センサなどであり、吐水口32aとボウル20との間に存在する被検知物Hを検知する。なお、第1センサ部38は、棚部33に設けられるのではなく、例えば吐水部32やバックガード部22などの他の場所に設けられていてもよい。すなわち、第1センサ部38は、吐水口32aとボウル20との間の被検知物Hを検知できれば任意に設置することができる。被検知物Hは、例えば使用者の手や、コップおよび皿などである。この例では、被検知物Hを使用者の手としている。
図4、図6に示すように、第1センサ部38は、例えば吐水口32aよりも前方に設けられている。第1センサ部38の検知領域Sは、吐水口32aよりも前方に位置して、棚部33とボウル20との間となっている。これにより、図6に示すように、第1センサ部38は、吐水口32aとボウル20との間に挿入された被検知物Hを検知する。第1センサ部38は、制御装置50に接続され、被検知物Hを検知した検知信号を制御装置50に送信する。
発光装置40は、第1センサ部38の前側に位置して棚部33に設けられている。この発光装置40は、例えばLEDや電球などの光源を有し、ボウル20に向けて複数の色相を発光可能となっている。図3、図4に示すように、発光装置40は、ボウル20に向けて寒色系または暖色系の光L1を発光する。また、図5、図6に示すように、発光装置40は、ボウル20に向けて白色系の光L2を発光する。
なお、発光装置40は、第1センサ部38の前側ではなく、後側、左側、および右側など第1センサ部38の周囲に設けられていてもよい。また、発光装置40は、棚部33に設けられるのではなく、例えば吐水部32やバックガード部22などの他の場所に設けられていてもよい。すなわち、発光装置40は、ボウル20に向けて発光できれば任意に設置することができる。
発光装置40は、ボウル20に向けて寒色系または暖色系の色(光L1)を発光する第1モードと、白色系(光L2)に発光する第2モードとを有している。寒色系とは、例えば青系統(青緑、青、青紫など)であり、視覚的に冷たさを感じさせる色である。一方、暖色系とは、赤系統(赤、だいだい、黄)であり、視覚的に暖かさを感じる色である。また、白色系とは、無彩色の色である。発光装置40は、制御装置50に接続され、制御装置50からの指令信号により第1モードまたは第2モードに設定される。
第1モードは、第1センサ部38が被検知物Hを検知していない場合に実行される。すなわち、第1モードは、吐水口32aとボウル20との間に被検知物Hが存在しない場合に実行される。第1モードでは、温度計測装置35で計測された第3流路34c内の湯水Wの温度が第1温度閾値Wx以下である場合には寒色系の色を発光し、第1温度閾値Wxを超える場合には暖色系の色を発光する。第1温度閾値Wxは、湯水Wに触れたときに冷たいか温かいかを感じる温度の境界となっており、例えば実験、シミュレーションにより設定される。一例を挙げると、第1温度閾値Wxは、例えば20度~30度の間で任意の値(例えば、25度)に設定されている。
これにより、発光装置40は、光L1によりボウル20を寒色系または暖色系に照らす。使用者は、ボウル20に照らされた光L1を確認することで、吐水口32aから吐水される湯水Wの温度を感覚的に認識することができる。
第2モードは、第1センサ部38が被検知物Hを検知している場合に実行される。すなわち、第2モードは、吐水口32aとボウル20との間に被検知物Hが存在している場合に実行される。第2モードでは、温度計測装置35で計測された第3流路34c内の湯水Wの温度にかかわらず白色系の色を発光する。
これにより、光L2により被検知物Hが有彩色で照らされることなく白色で照らされるので、不快感を抑制できる。例えば、手(被検知物H)を洗っている場合に、寒色系や暖色系の色で手が照らされていると不快に感じる虞がある。しかし、第2モードでは、手を洗っている場合に手が白色で照らされるので、不快に感じるのを抑制できるとともに、使い勝手を向上できる。
制御装置50は、例えば棚部33の内部や吐水部32の内部、またはキャビネット12の内部に設けられている。この制御装置50は、温度計測装置35、第1センサ部38、および発光装置40に接続され、温度計測装置35と第1センサ部38とから送信される信号に基づいて発光装置40を制御する。また、制御装置50は、第1センサ部38から送信される検知信号に基づき、開閉弁36の開閉制御を行う。なお、開閉弁36の開閉制御は、制御装置50とは別の制御装置で行われてもよい。
制御装置50は、記憶部52を有している。この記憶部52には、第1温度閾値Wxおよび発光装置40を第1モードまたは第2モードのいずれかに設定するかを判定するモード設定制御の制御プログラムが格納されている。制御装置50は、第1センサ部38が非検知状態である場合には発光装置40を第1モードに設定させ、第1センサ部38が検知状態である場合には発光装置40を第2モードに設定させる。
また、制御装置50は、発光装置40が第2モードに設定されている場合に第1センサ部38が非検知状態となったときに、所定時間が経過した後に発光装置40を第2モードから第1モードへ切換える。この所定時間は、第2モードから第1モードに切換えられるときの待機時間となっている。所定時間は、例えば30秒~1分程度の任意の時間に設定され、記憶部52にあらかじめ格納されている。
これにより、第2モードと第1モードとの間の切換えが頻繁になされるのを抑制できる。例えば、使用者が洗顔を行う場合などでは、短時間の間に吐水口32aの下方に手の出し入れが発生する。このような場合に、発光装置40の発光色が白色から寒色系または暖色系に頻繁に切換わることを抑制して、ちらつきによる不快感を与えることを抑制することができる。
第1実施形態による水まわりユニット10は、上述の如き構成を有するもので、次に水まわりユニット10の作動について説明する。
図7は、第1モードと第2モードとのモード設定制御を示す流れ図である。図7に示すモード設定制御は、制御装置50の記憶部52に格納されている。このモード設定制御は、所定の周期で繰り返し実行される。また、各ステップを「S」と示し、例えば「ステップ1」を「S1」で示している。
まず、S1では、水温Wtを取得する。すなわち、制御装置50は、温度計測装置35が計測した第3流路34cの湯水Wの温度を取得して、S2に進む。
S2では、第1センサ部38が被検知物Hを検知しているか否かを判定する。すなわち、制御装置50は、第1センサ部38から送信される検知信号を基に、吐水口32aとボウル20との間の検知領域Sに被検知物Hがある検知状態となっているか、吐水口32aとボウル20との間の検知領域Sに被検知物Hがない非検知状態となっているかを判定する。
そして、S2で「YES」、すなわち第1センサ部38が被検知物Hを検知していると判定した場合には、S6に進み、発光装置40を第2モードに設定する。一方、S2で「NO」、すなわち第1センサ部38が被検知物Hを検知していないと判定した場合には、S3に進み、発光装置40を第1モードに設定する。
S3では、水温Wtが第1温度閾値Wx以下か否かを判定する(Wt≦Wx)。すなわち、制御装置50は、第3流路34c内の湯水Wが「水」か「湯」かを判定する。例えば、第1温度閾値Wxが25度である場合には、第3流路34c内の湯水Wが25度以下か25度を超えているかを判定する。そして、S3で「YES」、すなわち水温Wtが第1温度閾値Wx以下であると判定された場合には、S4に進む。一方、S3で「NO」、すなわち水温Wtが第1温度閾値Wxを超えていると判定された場合には、S5に進む。
S4では、寒色系の発光をさせる。すなわち、制御装置50は、発光装置40に寒色系(例えば、青色)の発光を実行させて、エンドとする。これにより、使用者は、吐水口32aから吐水される湯水Wが冷たい(例えば、25度以下である)ことを、湯水Wに触れることなく認識することができる。
S5では、暖色系の発光をさせる。すなわち、制御装置50は、発光装置40に暖色系(例えば、赤色)の発光を実行させて、エンドとする。これにより、使用者は、吐水口32aから吐水される湯水Wが温かい(例えば、25度よりも高い)ことを、湯水Wに触れることなく認識することができる。
図3、図4に示すように、使用者は、吐水口32aから吐水される湯水Wに触れることなく、発光装置40からの発光色によって、感覚的に湯水Wの温度を認識することができる。これにより、使用者の意図しない温度の湯水Wに触れることによる不快感を抑制することができる。
一例を挙げると、前回の使用者が吐水口32aから高温の湯水Wを吐水させていた場合には、第3流路34c内には高温の湯水Wが残留することになる。このような場合に、直後の使用者は、発光装置40から発光されている赤色を確認することで、吐水口32aから高温の湯水Wが吐水されることを認識することができる。また、第1センサ部38に被検知物Hを検知させる前に手動操作部37を操作することにより吐水口32aから湯水Wを吐水させて、その後に発光装置40から発光される発光色の変化を確認することで、現在吐水されているのが水なのか湯なのかを湯水Wに触れずに認識することができる。
S6では、白色系の発光をさせる。すなわち、制御装置50は、水温Wtにかかわらず、発光装置40に白色系の発光を実行させる。これにより、被検知物Hは、白色で照らされることになるので、例えば被検知物Hの汚れの落ち具合がわかりやすくなる。また、手が寒色や暖色による彩色により照らされることによる不快感を抑制できる。
次のS7では、第1センサ部38が被検知物Hを検知しているか否かを判定する。すなわち、制御装置50は、第1センサ部38から送信される検知信号を基に、吐水口32aとボウル20との間の検知領域Sに挿入された被検知物Hが検知領域Sから外れたか否かを監視する。そして、S7で「YES」、すなわち第1センサ部38が被検知物Hを検知していると判定した場合には、検知領域Sにある被検知物Hを監視する。一方、S7で「NO」、すなわち第1センサ部38が被検知物Hを検知していないと判定した場合には、S8に進む。
S8では、所定時間が経過したか否かを判定する。すなわち、制御装置50は、S7で被検知物Hが検知されなくなってから所定時間が経過したか否かを判定する。この所定時間は、使用者が吐水装置30の使用を終了したことを判定する時間であり、例えば30秒~1分程度の任意の時間に設定されている。発光装置40は、この所定時間が終了するまでの間は白色の発光を継続する。所定時間は、制御装置50の記憶部52にあらかじめ格納されており、水まわりユニットが設置される場所や使用用途などを考慮して、実験、シミュレーションにより設定することができる。
そして、S8で「YES」、すなわち所定時間が経過したと判定された場合には、エンドとする。一方、S8で「NO」、すなわち所定時間が経過していないと判定された場合には、S7に戻り、第1センサ部38による被検知物Hの検知状態を監視するとともに、時間をカウントする。この所定時間以内に第1センサ部38が再度被検知物Hを検知した場合には、カウントしていた時間はリセットされる。なお、S8での制御は、必要に応じて設けられる。すなわち、S7で第1センサ部38が被検知物Hを検知しなくなったら、所定時間の経過を待たずにエンドとしてもよい。
S8の制御を設けることにより、例えば短時間の間に吐水口32aの下方に被検知物Hの出し入れがなされた場合に、発光装置40の発光色が白色から寒色系または暖色系に頻繁に切換わることを抑制して、ちらつきによる不快感を与えることを抑制することができる。
かくして、第1実施形態による水まわりユニット10によれば、ボウル20と、ボウル20に湯水Wを吐水する吐水口32aと、吐水口32aに向けて湯水Wが流れる流路34と、流路34を流れる湯水Wの温度を計測する温度計測装置35と、流路34を開閉する開閉弁36と、吐水口32aとボウル20との間に存在する被検知物Hを検知する第1センサ部38と、を有する吐水装置30と、ボウル20へ向けて発光する発光装置40と、発光装置40を制御する制御装置50と、を備えている。
そして、発光装置40は、温度計測装置35により計測された湯水Wの温度が第1温度閾値Wx以下である場合には寒色系の色を発光し、第1温度閾値Wxを超える場合には暖色系の色を発光する第1モードと、温度計測装置35により計測された湯水Wの温度にかかわらず白色系に発光する第2モードと、を有し、制御装置50は、第1センサ部38が非検知状態である場合には発光装置40を第1モードに設定させ、第1センサ部38が検知状態である場合には発光装置40を第2モードに設定させる。
これにより、ボウル20に向けて発光される寒色系か暖色系かの発光色を確認することで、吐水装置30から吐水される湯水Wに触れる前に、直感的に湯水Wの温度を認識することができる。また、発光装置40は、第1センサ部38が検知状態となった場合には発光色を寒色系または暖色系から白色に切換える。
従って、例えば湯水Wに触れている手(被検知物H)が寒色系や暖色系の色で照らされることがないので、違和感や不快感を与えるのを抑制できる。また、例えば吐水装置30から吐水される湯水Wの温度を調整している場合には、発光色を確認してから湯水Wに手を差し入れることができる。従って、湯水Wの温度を使用者に認識させることができるとともに、使い勝手のよい水まわりユニット10を提供することができる。
また、制御装置50は、発光装置40が第2モードに設定されている場合に第1センサ部38が非検知状態となったときに、所定時間が経過した後に発光装置40を第2モードから第1モードへ切換える。
例えば、使用者が洗顔を行う場合などでは、短時間の間に吐水装置30の下方に手の出し入れが発生する。このような場合に、発光装置40の発光色が白色から寒色系または暖色系に頻繁に切換わることを抑制して、ちらつきによる不快感を与えることを抑制することができる。
次に、図8は、本発明の態様による第2実施形態を示している。第2実施形態による水まわりユニット10は、第2モードで被検知物Hが検知されなくなってからの所定時間の間で湯水Wの温度が変化したときに、所定時間の経過を待たずに第1モードに切換えるものである。なお、第2実施形態では、上述の第1実施形態と同一の構成要素に同一符合を付し、その説明を省略する。
制御装置50は、発光装置40が第2モードに設定されているときに、被検知物Hが非検知状態となってから所定時間の間で温度計測装置35により計測された湯水Wの温度が第1温度閾値Wxをまたぐ変化があった場合に、第2モードから第1モードへ切換える。
図8は、第2実施形態に係る水まわりユニットのモード設定制御を示す流れ図である。
図8に示すモード設定制御は、制御装置50の記憶部52に格納されている。このモード設定制御は、所定の周期で繰り返し実行される。
S11~S18は、図7中のS1~S8と同様の制御処理が実行される。そして、S18で「NO」、すなわち所定時間が経過していないと判定した場合には、S19に進む。
S19では、水温Wtを取得する。すなわち、制御装置50は、温度計測装置35が計測した第3流路34cの湯水Wの温度を取得して、S20に進む。
S20では、水温Wtが第1温度閾値Wxをまたいだか否かを判定する。すなわち、制御装置50は、温度計測装置35により前回計測された水温Wtを基にして、今回計測された水温Wtが第1温度閾値Wxをまたいだか否かを判定する。換言すると、制御装置50は、被検知物Hが検知領域Sから外れてからの所定時間の間で、第3流路34c内の湯水Wが「水から湯」または「湯から水」に変化したかを判定する。
そして、S20で「YES」、すなわち水温Wtが第1温度閾値Wxをまたいだと判定された場合には、S13に進む。一方、S20で「NO」、すなわち水温Wtが第1温度閾値Wxをまたいでいないと判定された場合には、S17に進み、第1センサ部38による被検知物Hの検知状態を監視するとともに、時間をカウントする。この所定時間以内に第1センサ部38が再度被検知物Hを検知した場合には、カウントしていた時間はリセットされる。
かくして、第2実施形態による水まわりユニット10も第1実施形態による水まわりユニット10と同様の作用、効果を有することができる。第2実施形態による水まわりユニット10では、第2モードで被検知物Hが検知されなくなってからの所定時間の間に、第1温度閾値Wxをまたぐような水温Wtの変化があったときに、所定時間の経過を待たずに第1モードへ切換えている。
例えば、第2モードで第1センサ部38が非検知状態となってから所定時間の間では発光色が白色のために水温Wtを認識することができない。このような場合に、「湯から水」または「水から湯」の変化が認められたときに第1モードへと切換えることで湯水Wの温度変化を使用者に報知でき、利便性を向上することができる。また、例えば吐水される湯水Wに触れてから湯水Wの温度調整を行った場合などに、白色から寒色系または暖色系の発光色を確認することで、吐水される湯水の温度が変化したのを認識することができる。さらに、所定時間の経過を待たずに湯水Wの温度変化を認識することができるので、湯水Wを無駄に流すことを抑制できる。
また、例えば水まわりユニット10が設置されている建屋内で他の水まわりユニットと共通の水温設定リモコン(図示せず)が用いられている場合がある。このような場合に、他者が水温設定リモコンの温度を操作したり、水温設定リモコンの電源をオフにしたりすると、水まわりユニット10を使用している使用者の知らない間に湯水Wの温度が変化してしまう虞がある。しかし、第2実施形態では、被検知物Hを検知領域Sから外してから所定時間の間での湯水Wの温度変化を使用者に認識させることができる。
次に、図9は、本発明の態様による第3実施形態を示している。第3実施形態による水まわりユニット10は、第2モードで被検知物Hが検知されなくなってからの所定時間の間で湯水Wの温度変化の勾配が所定の値を超えたときに、所定時間の経過を待たずに第1モードに切換えるものである。また、第3実施形態では、第1モードでの寒色系および暖色系の発光色のそれぞれで湯水Wの温度に応じて色相を変更させている。なお、第3実施形態では、上述の第1、第2実施形態と同一の構成要素に同一符合を付し、その説明を省略する。
発光装置40は、第1モードで発光する寒色系の色相および暖色系の色相を湯水Wの温度に合わせてそれぞれ変更可能となっている。すなわち、発光装置40は、寒色系や暖色系の中でも温度計測装置35により計測された水温Wtに基づいて、段階的に発光色を変化させる。
制御装置50の記憶部52には、例えば寒色閾値Wx1と暖色閾値Wx2とが格納されている。寒色閾値Wx1は、第1温度閾値Wxよりも低い温度となっている。第1温度閾値Wxが例えば、25度で設定されているとすると、寒色閾値Wx1を25度よりも低く(例えば、15度)に設定することができる。
そして、発光装置40は、寒色閾値Wx1を境にして発光色の色相を寒色系の中で変化させる。例えば、水温Wtが10度である場合には、発光色を「青色」とし、水温Wtが20度である場合には、発光色を「青緑色」とする。これにより、使用者は、吐水口32aから吐水される湯水Wの温度をより感覚的に認識することができる。
一方、暖色閾値Wx2は、第1温度閾値Wxよりも高い温度となっている。第1温度閾値Wxが例えば、25度で設定されているとすると、暖色閾値Wx2を25度よりも高く(例えば、35度)に設定することができる。
そして、発光装置40は、暖色閾値Wx2を境にして発光色の色相を暖色系の中で変化させる。例えば、水温Wtが40度である場合には、発光色を「黄色」とし、水温Wtが45度である場合には、発光色を「赤色」とする。これにより、使用者は、吐水口32aから吐水される湯水Wの温度をより感覚的に認識することができる。
また、制御装置50は、第2モードで第1センサ部38が非検知状態となってから所定時間の間で温度計測装置35により計測された湯水Wの第1温度Wt1と第1温度Wt1の後に計測された第2温度Wt2との温度上昇量が第1温度勾配を超えた場合または第1温度Wt1と第2温度Wt2との温度低下量が第2温度勾配を超えた場合には第2モードを第1モードへ切換える。第1温度勾配の値と第2温度勾配の値との絶対値は、同じ値でもよいし、異なる値でもよい。
すなわち、制御装置50は、前記所定時間の間で、水温Wtの単位時間当たりの温度勾配((Wt2-Wt1)/Δt)が所定の値(第1温度勾配、第2温度勾配)を超えている場合に、所定時間の経過を待たずに第2モードから第1モードに切換える。第1温度勾配および第2温度勾配は、制御装置50の記憶部52にあらかじめ格納されている。第1温度勾配および第2温度勾配は、水まわりユニット10が設置される場所や地域などを考慮して、実験、シミュレーションにより設定することができる。
図9は、第3実施形態に係る水まわりユニットのモード設定制御を示す流れ図である。
図9に示すモード設定制御は、制御装置50の記憶部52に格納されている。このモード設定制御は、所定の周期で繰り返し実行される。
S21~S23は、図7中のS1~S3と同様の制御処理が実行される。そして、S23で「YES」、すなわち水温Wtが第1温度閾値Wx以下であると判定された場合には、S24に進む。一方、S23で「NO」、すなわち水温Wtが第1温度閾値Wxを超えていると判定された場合には、S27に進む。
S24では、水温Wtが寒色閾値Wx1以下であるか否かを判定する(Wt≦Wx1)。すなわち、制御装置50は、温度計測装置35が計測した第3流路34c内の湯水Wの温度が寒色閾値Wx1以下か否かを判定する。そして、S24で「YES」、すなわち水温Wtが寒色閾値Wx1以下であると判定された場合には、S25に進む。一方、S24で「NO」、すなわち水温Wtが寒色閾値Wx1を超えていると判定された場合には、S26に進む。
S25では、青色の発光をさせる。すなわち、制御装置50は、発光装置40に寒色系の発光色のうち青色の発光を実行させて、エンドとする。これにより、使用者は、吐水口32aから吐水される湯水Wに触れることなく、湯水Wの温度がより低いことを認識することができる。
S26では、青緑色の発光をさせる。すなわち、制御装置50は、発光装置40に寒色系の発光色のうち青緑色の発光を実行させて、エンドとする。これにより、使用者は、吐水口32aから吐水される湯水Wに触れることなく、湯水Wの温度が低いことを認識することができる。
S27では、水温Wtが暖色閾値Wx2以下であるか否かを判定する(Wt≦Wx2)。すなわち、制御装置50は、温度計測装置35が計測した第3流路34c内の湯水Wの温度が暖色閾値Wx2以下か否かを判定する。そして、S27で「YES」、すなわち水温Wtが暖色閾値Wx2以下であると判定された場合には、S28に進む。一方、S27で「NO」、すなわち水温Wtが暖色閾値Wx2を超えていると判定された場合には、S29に進む。
S28では、黄色の発光をさせる。すなわち、制御装置50は、発光装置40に暖色系の発光色のうち黄色の発光を実行させて、エンドとする。これにより、使用者は、吐水口32aから吐水される湯水Wに触れることなく、湯水Wの温度が高いことを認識することができる。
S29では、赤色の発光をさせる。すなわち、制御装置50は、発光装置40に暖色系の発光色のうち赤色の発光を実行させて、エンドとする。これにより、使用者は、吐水口32aから吐水される湯水Wに触れることなく、湯水Wの温度がより高いことを認識することができる。
S30~S32は、図7中のS6~S8と同様の制御処理が実行される。S33は、図8中のS19と同様の制御処理が実行される。
次のS34では、水温Wtの変化量が第1温度勾配または第2温度勾配を超えたか否かを判定する。すなわち、制御装置50は、第2モードで第1センサ部38が非検知状態となってから温度計測装置35により計測された湯水Wの第1温度Wt1を記憶部52に記憶する。その後、制御装置50は、温度計測装置35により計測された湯水Wの第2温度Wt2を記憶部52に記憶する。そして、制御装置50は、第2温度Wt2と第1温度Wt1との温度変化量を演算して、この温度変化量が第1温度勾配または第2温度勾配を超えているか否かを判定する。
そして、S34で「YES」、すなわち水温Wtの変化量が第1温度勾配または第2温度勾配を超えていると判定された場合には、S23に進む。一方、S34で「NO」、すなわち水温Wtの変化量が第1温度勾配または第2温度勾配を超えていないと判定された場合には、S31に進み、第1センサ部38による被検知物Hの検知状態を監視するとともに、時間をカウントする。この所定時間以内に第1センサ部38が再度被検知物Hを検知した場合には、カウントしていた時間はリセットされる。
かくして、第3実施形態による水まわりユニット10も第1、第2実施形態による水まわりユニット10と同様の作用、効果を有することができる。第3実施形態では、第2モードで被検知物Hが検知されなくなってからの所定時間の間に、第1温度勾配または第2温度勾配を超えるような水温Wtの変化があったときに、所定時間の経過を待たずに第1モードへ切換えている。
これにより、例えば、手動にて開閉弁を開放した状態において、使用者が洗面行為やコップなどの洗浄の最中に一時的に開閉弁を開放したまま吐水利用を中断した場合に、その中断中に白色から寒色系または暖色系の変化を確認することで、給湯温度の変更などにより湯水の温度が著しく変化していることを使用者に認識させることができる。
すなわち、例えば水まわりユニット10が設置されている建屋内で他の水まわりユニットと共通の水温設定リモコン(図示せず)が用いられている場合がある。このような場合に、他者が水温設定リモコンの温度を操作したり、水温設定リモコンの電源をオフにしたりすると、水まわりユニット10を使用している使用者の知らない間に湯水Wの温度が変化してしまう虞がある。しかし、第3実施形態による水まわりユニット10では、被検知物Hを検知領域Sから外してから所定時間の間での湯水Wの著しい温度変化を使用者に認識させることができる。
さらに、寒色閾値Wx1および暖色閾値Wx2を設けることで、寒色系および暖色系のなかでも水温Wtにより色相を変化させている。これにより、使用者に湯水Wの温度をより細かく認識させることができる。
次に、図10、図11は、本発明の態様による第4実施形態を示している。第4実施形態による水まわりユニット10は、水温Wtが第1温度閾値Wxよりも温度が高い第2温度閾値Wyを超えている場合に、第1モードと第2モードとは異なる注意喚起モードに設定されるものである。なお、第4実施形態では、上述の第1~第3実施形態と同一の構成要素に同一符合を付し、その説明を省略する。
図10は、第4実施形態に係る水まわりユニットの水路系と電気系とを示すブロック図である。
図10に示すように、発光装置40は、温度計測装置35により計測された湯水Wの温度が第1温度閾値Wxよりも高い第2温度閾値Wyを超えた場合に、第1モードと第2モードとは異なる態様で発光する注意喚起モードをさらに有している。そして、制御装置50は、温度計測装置35により計測された湯水Wの温度が第2温度閾値Wyを超えた場合には発光装置40を注意喚起モードに設定する。
この注意喚起モードは、温度計測装置35により計測された湯水Wの温度が高温となっていることを使用者に認識させるものである。注意喚起モードでは、例えば赤色点滅で発光装置40から発光する。
第2温度閾値Wyは、湯水Wに触れたときに熱いと感じる温度となっており、例えば実験、シミュレーションにより設定される。一例を挙げると、第2温度閾値Wyは、例えば45度~50度の間で任意の値(例えば、47度)に設定されている。
これにより、発光装置40は、ボウル20を例えば赤色点滅に照らす。使用者は、ボウル20に照らされた赤色点滅を確認することで、吐水口32aから吐水される湯水Wの温度が高温になっていることを認識することができる。
図11は、第1モード、第2モード、および注意喚起モードのモード設定制御を示す流れ図である。
図11に示すモード設定制御は、制御装置50の記憶部52に格納されている。このモード設定制御は、所定の周期で繰り返し実行される。
S41は、図7中のS1と同様の制御処理が実行される。そして、次のS42では、水温Wtが第2温度閾値Wyを超えているか否かを判定する(Wt>Wy)。すなわち、制御装置50は、第3流路34c内の湯水Wが高温かを判定する。例えば、第2温度閾値Wyが47度である場合には、第3流路34c内の湯水Wが47度以下か47度を超えているかを判定する。
そして、S42で「YES」、すなわち水温Wtが第2温度閾値Wyを超えていると判定された場合には、S52に進む。一方、S42で「NO」、すなわち水温Wtが第2温度閾値Wy以下であると判定された場合には、S43に進む。
S43~S47は、図7中のS2~S6と同様の制御処理が実行される。次のS48では、水温Wtを取得して、S49に進む。S49は、第2モード中に水温Wtが第2温度閾値Wyを超えているか否かの監視を行うもので、S42と同様の制御処理が実行される。
そして、S49で「YES」、すなわち水温Wtが第2温度閾値Wyを超えていると判定された場合には、S52に進む。一方、S49で「NO」、すなわち水温Wtが第2温度閾値Wy以下であると判定された場合には、S50に進む。
S50は、図7中のS7と同様の制御処理が実行される。そして、S50で「YES」、すなわち第1センサ部38が被検知物Hを検知していると判定した場合には、S48に戻り、水温Wtが第2温度閾値Wyを超えていないかを監視する。一方、S50で「NO」、すなわち第1センサ部38が被検知物Hを検知していないと判定した場合には、S51に進む。
S51は、図7中のS8と同様の制御処理が実行される。そして、S51で「YES」、すなわち第1センサ部38が被検知状態となってから所定時間が経過していると判定した場合には、エンドとする。一方、S51で「NO」、すなわち第1センサ部38が被検知状態となってから所定時間が経過していないと判定した場合には、S48に戻り、時間をカウントするとともに、水温Wtが第2温度閾値Wyを超えていないかの監視と、第1センサ部38が被検知物Hを検知していないかの監視を行う。この所定時間以内に第1センサ部38が再度被検知物Hを検知した場合には、カウントしていた時間はリセットされる。
S52は、赤色点滅を発光させる。すなわち、制御装置50は、発光装置40に赤色点滅の発光を実行させて、エンドとする。これにより、使用者は、吐水口32aから吐水される湯水Wの温度が高温となっていることを認識することができる。
かくして、第4実施形態による水まわりユニット10も第1実施形態による水まわりユニット10と同様の作用、効果を有することができる。第4実施形態では、水温Wtが第2温度閾値Wyを超えたときに、寒色系、暖色系、および白色系の発光とは異なる態様の発光(例えば、赤色点滅)を実行することで、使用者に注意を促すことができる。
例えば、前回の使用者が吐水口32aから第2温度閾値Wyよりも高い温度の湯水Wを吐水させていた場合には、第3流路34c内には高温の湯水Wが残留することになる。このような場合に、直後の使用者は、発光装置40から発光されている赤色点滅を確認することで、吐水口32aから高温の湯水Wが吐水されることを認識することができる。また、第2モード中にも水温Wtが第2温度閾値Wyを超えているか否かを監視しているので、使用者が不用意に高温の湯水Wに触れるのを抑制できる。
次に、図12、図13は、本発明の態様による第5実施形態を示している。第5実施形態による水まわりユニット10は、人体を検知する第2センサ部60をさらに備え、第2センサ部60が人体を検知していない場合には発光装置40からの発光を停止するものである。なお、第5実施形態では、上述の第1~第4実施形態と同一の構成要素に同一符合を付し、その説明を省略する。
図12は、第5実施形態に係る水まわりユニットの水路系と電気系とを示すブロック図である。
図12に示すように、第2センサ部60は、制御装置50に接続され、制御装置50に検知信号を送信している。第2センサ部60は、例えばマイクロ波センサ、赤外線センサ、静電センサ、および焦電センサなどであり、ボウル20への接近またはボウル20の正面に位置する人体を検知する。
第2センサ部60は、例えばキャビネット12、ボウル20、バックガード部22、および棚部33などに設けられている。なお、第2センサ部60は、ボウル20の正面に存在する人やボウル20に向かって移動している人を検知できればその取付位置は任意である。例えば、ボウル20の前方の床部に圧力センサなどを設けて、その圧力センサによりボウル20の正面にいる人体を検知してもよい。
制御装置50は、第2センサ部60が非検知状態である場合には発光装置40からの発光を停止させる。これにより、第2センサ部60がボウル20の正面にいる使用者を検知していない場合には発光装置40からの発光を停止(消灯)しているので、省電力化を図ることができる。
図13は、第1モードと第2モードとのモード設定制御を示す流れ図である。
図13に示すモード設定制御は、制御装置50の記憶部52に格納されている。このモード設定制御は、所定の周期で繰り返し実行される。
S61は、図7中のS1と同様の制御処理が実行される。次のS62では、第2センサ部60が人体を検知しているか否かを判定する。すなわち、制御装置50は、第2センサ部60から送信される検知信号を基に、ボウル20に接近または存在する人体を検知しているか否かを判定する。
そして、S62で「YES」、すなわち第2センサ部60が人体を検知していると判定した場合には、S63に進む。一方、S63で「NO」、すなわち第2センサ部60が人体を検知していないと判定した場合には、S70に進み、発光装置40を停止(消灯)させて、エンドとする。S63~S69は、図7中のS2~S8と同様の制御処理が実行される。
かくして、第5実施形態による水まわりユニット10も第1実施形態による水まわりユニット10と同様の作用、効果を有することができる。第5実施形態では、第2センサ部60がボウル20の正面にいる人体(使用者)を検知していない場合には発光装置40からの発光を停止(消灯)しているので、省電力化を図ることができる。また、第2センサ部60が人体を検知した場合には、第1モードによる発光によりボウル20が照らされるので、例えば水まわりユニット10が配設されている部屋の電気を点灯させることなく、水まわりユニット10の位置を把握できたり、水まわりユニット10の使用ができたりすることができる。
なお、上述した実施形態では、第1モードでの寒色系とするか暖色系とするかの判定を制御装置50で行った場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば発光装置40が温度計測装置35から水温Wtを取得して第1モードでの寒色系とするか暖色系とするかの判定を行ってもよい。
また、上述した実施形態では、第1センサ部38の検知により吐水口32aから湯水Wが吐水された場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば第1センサ部38は、被検知物Hの検知により、第2モードを設定するのみに用いられてもよく、第1センサ部38の検知により吐水口32aからの吐水がなされなくてもよい。すなわち、手動操作部37のみで吐水口32aから湯水Wが吐水されてもよいし、第1センサ部38とは異なる他のセンサ部の検知により吐水口32aから湯水Wが吐水されてもよい。
また、上述した第3実施形態では、水温Wtと寒色閾値Wx1および暖色閾値Wx2とを比べることで、寒色系および暖色系のなかでそれぞれ2種類の色相を発光させた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば寒色閾値と暖色閾値とをそれぞれ複数設けてもよい。すなわち、寒色系と暖色系とでそれぞれ3種類以上の色相で発光されてもよい。また、第1、第2、第4、第5実施形態で、寒色系および暖色系のなかで2種類以上の色相を発光させてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、水まわりユニットが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 水まわりユニット
12 キャビネット
12a 本体部
12b,12c 引き出し
14 ミラーキャビネット
14a キャビネット本体
14b~14d 扉
20 ボウル
20a 排水口
22 バックガード部
30 吐水装置
32 吐水部
32a 吐水口
33 棚部
34 流路
34a 第1流路
34b 第2流路
34c 第3流路
35 温度計測装置
36 開閉弁
37 手動操作部
38 第1センサ部
40 発光装置
50 制御装置
52 記憶部
60 第2センサ部
100 給水源
102 給湯源
H 被検知物
L1,L2 光
S 検知領域
W 湯水

Claims (6)

  1. ボウルと、
    前記ボウルに湯水を吐水する吐水口と、前記吐水口に向けて湯水が流れる流路と、前記流路を流れる湯水の温度を計測する温度計測装置と、前記流路を開閉する開閉弁と、前記吐水口と前記ボウルとの間に存在する被検知物を検知する第1センサ部と、を有する吐水装置と、
    前記ボウルへ向けて発光する発光装置と、
    前記発光装置を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記発光装置は、
    前記温度計測装置により計測された湯水の温度が第1温度閾値以下である場合には寒色系の色を発光し、前記第1温度閾値を超える場合には暖色系の色を発光する第1モードと、
    前記温度計測装置により計測された湯水の温度にかかわらず白色系に発光する第2モードと、
    を有し、
    前記制御装置は、前記第1センサ部が非検知状態である場合には前記発光装置を前記第1モードに設定させ、前記第1センサ部が検知状態である場合には前記発光装置を前記第2モードに設定させることを特徴とする水まわりユニット。
  2. 前記制御装置は、前記発光装置が前記第2モードに設定されている場合に前記第1センサ部が非検知状態となったときに、所定時間が経過した後に前記発光装置を前記第2モードから前記第1モードへ切換えることを特徴とする請求項1に記載の水まわりユニット。
  3. 前記吐水装置は、前記開閉弁の開閉を手動で操作可能な手動操作部をさらに備え、
    前記制御装置は、前記所定時間の間で前記温度計測装置により計測された湯水の温度が前記第1温度閾値をまたぐ変化があった場合に、前記第2モードから前記第1モードへ切換えることを特徴とする請求項2に記載の水まわりユニット。
  4. 前記吐水装置は、前記開閉弁の開閉を手動で操作可能な手動操作部をさらに備え、
    前記発光装置は、前記第1モードで発光する寒色系の色相および暖色系の色相を湯水の温度に合わせてそれぞれ変更するものであって、
    前記制御装置は、前記所定時間の間で前記温度計測装置により計測された湯水の第1温度と前記第1温度の後に計測された第2温度との温度上昇量が第1温度勾配を超えた場合または前記第1温度と前記第2温度との温度低下量が第2温度勾配を超えた場合には前記第2モードを前記第1モードへ切換えることを特徴とする請求項2に記載の水まわりユニット。
  5. 前記発光装置は、前記温度計測装置により計測された湯水の温度が前記第1温度閾値よりも高い第2温度閾値を超えた場合に、前記第1モードと前記第2モードとは異なる態様で発光する注意喚起モードをさらに有し、
    前記制御装置は、前記温度計測装置により計測された湯水の温度が前記第2温度閾値を超えた場合には前記発光装置を前記注意喚起モードに設定することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の水まわりユニット。
  6. 前記ボウルへの接近または前記ボウルの正面に位置する人体を検知する第2センサ部をさらに備え、
    前記制御装置は、
    前記第2センサ部が非検知状態である場合には前記発光装置からの発光を停止させることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の水まわりユニット。
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