JP7133144B2 - ボウルユニット - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、ボウルユニットに関する。
従来、透光性のある材料を用いたボウルをカウンターと一体成型した洗面化粧台において、カウンター下部に設置された照明部によって、ボウル及びカウンターを照らすことで、美観を向上させる技術が提案されている(特許文献1)。
特許第5491121号公報
例えば、カウンターの上にボウルを載置するいわゆるベッセルタイプのボウルユニットにおいて、特許文献1のように下方からカウンターに光を照射すると、ボウルの形状によっては、カウンターの下面にカウンター補強材などが設けられた際に、カウンター補強材の影がカウンターに投影されてしまい、カウンターを照らした際の美観が損なわれる場合がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、ボウルの形状によらず、カウンターを照らした際の美観を向上させることができるボウルユニットを提供することを目的とする。
第1の発明は、上下方向に貫通する開口部を有し、光を透過するカウンターと、前記カウンターの上に載置され、前記開口部を介して下方に排水するボウルと、前記カウンターに光を照射する照射部を有する照明部と、を備え、前記ボウルの少なくとも一部は、前記カウンターの上面から上方に突出し、前記照射部は、前記開口部の端面から光を入射させることを特徴とするボウルユニットである。
このボウルユニットによれば、開口部の端面から光を入射させることで、端面から入射させた光をカウンターに導光させ、カウンターを光らせることができる。これにより、ボウルの形状によらず、カウンターを照らした際の美観を向上させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記ボウルは、前記開口部を塞ぐように設けられることを特徴とするボウルユニットである。
このボウルユニットによれば、開口部を塞ぐようにボウルを設けることで、照射部から開口部の上方へ向かう光をボウルにより遮蔽でき、使用者が眩しさを感じることを抑制できる。また、発光がカウンターのみとなり、演出効果が上がる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記ボウルの下方に設けられる排水ソケットをさらに備え、前記照射部の下方かつ前記排水ソケットの下端よりも上方に設けられる遮光部材をさらに備えたことを特徴とするボウルユニットである。
このボウルユニットによれば、照射部の下方かつ排水ソケットの下端よりも上方に遮光部材を設けることで、照射部から照射された光がボウルの下方に届かないように光を遮蔽することができる。これにより、例えば、カウンターの下面にカウンター補強材などが設けられた際にも、ボウルの下方から届いた光によってカウンター補強材の影がカウンターに投影されることを抑制できる。したがって、カウンターを照らした際の美観をより向上させることができる。
第4の発明は、第1~第3のいずれか1つの発明において、前記照射部の少なくとも一部は、前記端面の下端よりも上方に位置することを特徴とするボウルユニットである。
このボウルユニットによれば、照射部の少なくとも一部が端面の下端よりも上方に位置することで、例えば、カウンターの下面にカウンター補強材などが設けられた際にも、カウンター補強材の影がカウンターに投影されることを抑制できる。これにより、カウンターを照らした際の美観をより向上させることができる。
第5の発明は、第1~第4のいずれか1つの発明において、前記照射部は、前記開口部に沿って配置されることを特徴とするボウルユニットである。
このボウルユニットによれば、照射部を第1開口部に沿って配置することで、開口部に沿ってカウンターを光らせることができる。これにより、カウンターを照らした際の美観をより向上させることができる。
第6の発明は、第1~第5のいずれか1つの発明において、前記照射部は、反射光が前記端面に入射されるように、上方に向かって光を照射することを特徴とするボウルユニットである。
このボウルユニットによれば、反射光が端面に入射されるように上方に向かって光を照射することで、照射部からの光が拡散し、輝度のばらつきを抑制できる。これにより、カウンターを照らした際の美観をより向上させることができる。
本発明の態様によれば、ボウルの形状によらず、カウンターを照らした際の美観を向上させることができるボウルユニットが提供される。
実施形態に係るボウルユニットを備えた手洗器を模式的に表す正面図である。 実施形態に係るボウルユニットを模式的に表す分解斜視図である。 実施形態に係るボウルユニットの一部を模式的に表す断面図である。 実施形態に係るボウルユニットの一部を模式的に表す平面図である。 実施形態に係るボウルユニットの変形例の一部を模式的に表す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係るボウルユニットを備えた手洗器を模式的に表す正面図である。 図2は、実施形態に係るボウルユニットを模式的に表す分解斜視図である。
図1に表したように、手洗器500は、ボウルユニット100と、水栓装置200と、を備える。
手洗器500は、例えば、トイレ室の内部に設けられるトイレ用の手洗器である。手洗器500は、例えば、トイレ室に設置されるキャビネット5に設けられる。手洗器500は、例えば、洗面所に設けられる洗面化粧台であってもよい。
図1及び図2に表したように、ボウルユニット100は、カウンター10と、ボウル20と、照明部90と、を備える。また、この例では、ボウルユニット100は、ボウル固定部材30と、ソケット支持材40と、排水ソケット50と、ソケット固定部材60と、水密部材70と、排水管80と、をさらに備える。
水栓装置200は、吐水口210を有しており、吐水口210の下方に設けられたボウル20に向かって水を吐出する。使用者は、水栓装置200からの吐水により、手などを洗うことができる。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
また、本願明細書においては、ボウルユニット100と向き合う使用者からみて手前側を「前方」とし、奥側を「後方」とし、上側を「上方」とし、下側を「下方」とし、右側を「右側方」とし、左側を「左側方」とする。
この例では、水栓装置200は、キャビネット5の上面に設けられたカウンター10に取り付けられている。また、この例では、水栓装置200は、ボウル20の右側方に取り付けられている。水栓装置200は、例えば、ボウル20の左側方や後方に取り付けられてもよい。また、水栓装置200は、例えば、ボウル20に取り付けられてもよいし、ボウル20の後方の壁に取り付けられてもよい。
カウンター10は、ボウル20を支持する。カウンター10は、例えば、床、壁、またはキャビネット5に支持される。カウンター10は、例えば、略水平方向に拡がる板状の部材である。カウンター10は、例えば、キャビネット5の天板である。換言すれば、手洗器500は、例えば、キャビネット5の上部に設けられる。
キャビネット5は、例えば、略直方体の箱状であり、内部に収納空間を有する。キャビネット5は、例えば、床から離れた位置に取り付けられる。換言すれば、例えば、キャビネット5と床面との間には空間が設けられる。キャビネット5は、例えば、壁に取り付けられる。キャビネット5の内部の収納空間には、排水管80が収納される。なお、図1では省略されているが、キャビネット5は、例えば、前面に扉を有する。この扉により、内部に収納された排水管80などを隠すことができる。
カウンター10は、光を透過する。より具体的には、カウンター10は、可視光(例えば、波長が360nm以上830nm以下の光)を透過する。カウンター10は、例えば、透光性を有する材料で形成される。カウンター10は、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの合成樹脂や人工大理石、ガラスなどで形成される。カウンター10は、例えば、白色または乳白色である。カウンター10には、例えば、色の濃淡などによる柄(模様)が設けられていてもよい。
カウンター10は、上下方向に貫通する開口部(第1開口部)11を有する。第1開口部11は、上下方向においてボウル20と重なる位置に設けられる。
カウンター10の下面10bには、例えば、カウンター補強材15が設けられる。この例では、第1開口部11の前方側及び後方側に、それぞれカウンター補強材15が設けられている。このようなカウンター補強材15を設けることで、カウンター10がボウル20などの重みでたわむことを抑制できる。
ボウル20は、カウンター10の上に載置される。ボウル20は、吐水口210の下方に設けられる。ボウル20は、吐水口210から吐出された水を受け、下方に排出する。ボウル20は、吐水口210から吐出された水を受ける本体部21と、本体部21の下端から下方に延びる排水部22を有する。排水部22は、筒状の構造を有し、本体部21内の水をカウンター10の第1開口部11を介して下方に排出する。本体部21の内壁には、例えば、本体部21内の水を排水部22に導くための傾斜が設けられる。
本体部21の少なくとも一部は、例えば、カウンター10の上面10aよりも上方に位置する。換言すれば、ボウル20(本体部21)の少なくとも一部は、例えば、カウンター10の上面10aから上方に突出する。
ボウル固定部材30は、ボウル20をカウンター10に固定する。ボウル固定部材30は、例えば、カウンター10の下面10bからカウンター10を上下方向に貫通する。カウンター10には、例えば、ボウル固定部材30を貫通させるための孔部が設けられる。この例では、孔部は、第1開口部11と連続して設けられている。ボウル固定部材30は、例えば、ネジであってもよいし、ボルト及びナットであってもよい。
ソケット支持材40は、排水ソケット50を支持する。ソケット支持材40は、例えば、金属製の板状の部材である。ソケット支持材40は、取付部41を有する。取付部41は、カウンター10の上面10aまたは下面10bに取り付けられる。この例では、取付部41は、カウンター10の上面10aに取り付けられ、カウンター10の上面10aに係合している。
ソケット支持材40は、上下方向に貫通する第2開口部42を有する。第2開口部42は、上下方向において、第1開口部11と重なる位置に設けられる。第2開口部42は、例えば、前後方向または左右方向において、取付部41の間に設けられる。この例では、第2開口部42は、取付部41よりも下方に位置している。このような構造であれば、第2開口部42と取付部41との間の上下方向の距離(ソケット支持材40の高さ)を変えることで、様々なデザインのボウル20に対応できる。なお、ソケット支持材40は、これに限定されず、平板状であってもよい。換言すれば、第2開口部42と取付部41とは、同一平面上に設けられていてもよい。
排水ソケット50は、ボウル20の下方に設けられる。排水ソケット50は、例えば、取付部51と、ボウル接続部52と、排水管接続部53と、を有する。取付部51は、ソケット支持材40の下面に取り付けられる。このように排水ソケット50をソケット支持材40の下面に取り付けることで、ボウル20やソケット支持材40を取り外さなくても、排水ソケット50を下方に取り外すことができる。これにより、簡単に排水ソケット50や水密部材70を交換することができる。取付部51は、例えば、略水平方向に拡がる平板状である。
ボウル接続部52は、ボウル20の排水部22と接続される。ボウル接続部52は、例えば、前後方向または左右方向において、取付部51の間に設けられる。ボウル接続部52は、上下方向において、ボウル20の排水部22及びソケット支持材40の第2開口部42と重なる位置に設けられる。この例では、ボウル接続部52は、上方が開放されたカップ状であり、上方から排水部22がボウル接続部52の内部に挿入されている。
排水管接続部53は、ボウル接続部52と排水管80とを接続する。換言すれば、ボウル20の排水部22は、排水ソケット50のボウル接続部52及び排水管接続部53を介して、排水管80と接続される。排水管接続部53は、例えば、ボウル接続部52の下端から下方に延びる筒状である。
ソケット固定部材60は、排水ソケット50をソケット支持材40に固定する。ソケット固定部材60は、例えば、排水ソケット50の下面から排水ソケット50を上下方向に貫通する。ソケット支持材40には、例えば、ソケット固定部材60を貫通させるための孔部が設けられる。ソケット固定部材60は、例えば、ネジであってもよいし、ボルト及びナットであってもよい。
水密部材70は、ボウル20の排水部22と排水ソケット50との間を塞ぐ。水密部材70は、例えば、排水部22と排水ソケット50のボウル接続部52との間を塞ぐ。この例では、水密部材70は、排水部22の外壁とボウル接続部52の内壁との間に設けられている。
水密部材70は、ボウル20の排水部22と排水ソケット50との間の水の通過を防止し、いわゆる水密状態にする。水密部材70は、例えば、パッキンである。
排水管80は、排水ソケット50の排水管接続部53と、床または壁に設けられた排出部85と、を接続する。排水管80は、例えば、排水トラップを有する。排水トラップは、例えば、上方からの排水を2か所のU字構造を介して床に設けられた排出部85に流す、いわゆるSトラップであってもよいし、上方からの排水を1か所のU字構造を介して壁に設けられた排出部85に流すいわゆるPトラップであってもよい。この例では、排水管80は、Pトラップを有する。
吐水口210から吐出された水は、例えば、ボウル20の本体部21から排水部22を通り、排水ソケット50の排水管接続部53を通り、さらに排水管80を通って、排出部85から排出される。
照明部90は、カウンター10に光を照射する。より具体的には、照明部90は、カウンター10に光を照射する照射部91を有する。照射部91は、カウンター10の第1開口部11の端面11aから光を入射させる。
例えば、カウンター10の上にボウル20を載置するいわゆるベッセルタイプのボウルユニット100において、下方からカウンター10に光を照射すると、ボウル20の形状によっては、カウンター10を照らした際の美観が損なわれる場合がある。
これに対し、実施形態によれば、照明部90の照射部91により第1開口部11の端面11aから光を入射させることで、端面11aから入射させた光をカウンター10に導光させ、カウンター10を光らせることができる。これにより、ボウル20の形状によらず、カウンター10を照らした際の美観を向上させることができる。
この例では、上下方向において、ソケット支持材40の取付部41と第2開口部42との間に、照射部91からの光を透過させるための孔部43が設けられている。このような孔部43を設けることで、カウンター10の第1開口部11の端面11aと照明部90との間にソケット支持材40が設けられている場合にも、照射部91からの光をカウンター10の第1開口部11の端面11aに入射させることができる。
図3は、実施形態に係るボウルユニットの一部を模式的に表す断面図である。
図4は、実施形態に係るボウルユニットの一部を模式的に表す平面図である。
図3及び図4に表したように、ボウル20は、第1開口部11を塞ぐように設けられる。このように、第1開口部11を塞ぐようにボウル20を設けることで、照射部91から第1開口部11の上方へ向かう光をボウル20により遮蔽でき、使用者が眩しさを感じることを抑制できる。また、発光がカウンター10のみとなり、演出効果が上がる。
なお、図3に表したように、この例では、ボウル20は、カウンター10に埋め込まれている(すなわち、ボウル20の本体部21の下端は、カウンター10の下面10bよりも下方に位置している)が、ボウル20は、カウンター10に埋め込まれていなくてもよい。例えば、ボウル20の本体部21の下端は、カウンター10の上面10aと略同一平面上に位置していてもよいし、カウンター10の上面10aよりも上方に位置していてもよい。換言すれば、ボウル20の本体部21の全体が、カウンター10の上面10aよりも上方に位置していてもよい。
照明部90の照射部91は、上面視において、第1開口部11(端面11a)の内側に位置する。照射部91は、上面視において照射部91よりも外側に位置する第1開口部11の端面11aに光を入射させる。
照射部91は、照射部91から照射される光を直接第1開口部11の端面11aに入射させてもよいし、照射部91から照射される光を反射させるなどして、間接的に第1開口部11の端面11aに入射させてもよい。
照射部91は、例えば、反射光が端面11aに入射されるように、上方に向かって光を照射する。例えば、照射部91から上方に向かって照射された光は、ボウル20の本体部21の外壁などに反射して、第1開口部11の端面11aから入射される。
例えば、照射部91から照射される光を直接第1開口部11の端面11aに入射させると、光が入射した部分だけが強く光るなど輝度のばらつきが発生する場合がある。これに対し、例えば、照射部91から上方に向かって照射した光をボウル20の本体部21の外壁などに反射させると、照射部91から照射された光を拡散させることができる。このように、光を拡散させて第1開口部11の端面11aに入射させることで、輝度のばらつきを抑制することができる。これにより、カウンター10を照らした際の美観をより向上させることができる。
なお、照射部91から上方に向かって照射された光は、上記のように、ボウル20の本体部21の外壁などに反射させてもよいし、別途設けられた反射部材に反射させてもよい。
また、照射部91または端面11aに光拡散部材(例えば、光拡散板)を設けることで、照射部91からの光を拡散させてもよい。例えば、光拡散部材を設けることで、照射部91から照射される光を直接第1開口部11の端面11aに入射させる場合にも、輝度のばらつきを抑制することができる。
照射部91の少なくとも一部は、例えば、端面11aの下端よりも上方に位置する。この例では、端面11aの下端は、カウンター10の下面10bに相当する。このように、照射部91の少なくとも一部が端面11aの下端よりも上方に位置することで、例えば、カウンター10の下面10bにカウンター補強材15などが設けられた際にも、カウンター補強材15の影がカウンター10に投影されることを抑制できる。これにより、カウンター10を照らした際の美観をより向上させることができる。
また、照射部91の少なくとも一部は、例えば、端面11aの上端よりも下方に位置する。この例では、端面11aの上端は、カウンター10の上面10aに相当する。
また、照射部91は、例えば、ボウル20の本体部21よりも下方に位置する。このように、照射部91をボウル20の本体部21よりも下方に設けることで、照射部91から照射された光が直接ボウル20の周辺から漏れることを抑制できる。これにより、カウンター10を照らした際の美観をより向上させることができる。
照射部91は、例えば、第1開口部11に沿って配置される。この例では、照射部91は、カウンター補強材15に設けられた溝部に載置されている。溝部は、第1開口部11に沿って設けられている。照射部91は、例えば、第1開口部11に沿うように端面11aやカウンター補強材15に取り付けられてもよい。このように、照射部91を第1開口部11に沿って配置することで、第1開口部11に沿ってカウンター10を光らせることができる。これにより、カウンター10を照らした際の美観をより向上させることができる。
照明部90の光源は、例えば、LED(light emitting diode)である。照明部90の光源は、LEDに限定されず、可視光を発光可能なものであればよい。この例では、照明部90は、複数のLEDが帯状に等間隔に配列され樹脂によってモールドされたフレキシブルLEDモジュールである。換言すれば、この例では、照明部90は、等間隔に配置された複数の照射部91を有する。
この例では、照明部90の光源は、照射部91に設けられているが、照明部90の光源の位置は、これに限定されない。例えば、照明部90の光源は、照射部91から離れた位置に設けられてもよい。より具体的には、例えば、照射部91から離れた位置に設けられた光源から発生した光を、光ファイバなどにより導光し、照射部91から照射してもよい。
照明部90は、例えば、配線部95を介して、制御部(図示せず)に接続される。制御部は、例えば、使用者による操作(スイッチやリモコン等の操作)やセンサによる検知に基づいて、照明部90の点灯及び消灯を制御する。
図5は、実施形態に係るボウルユニットの変形例の一部を模式的に表す断面図である。 図5に表したように、この例では、ボウルユニット100Aは、遮光部材97をさらに備える。遮光部材97は、照射部91の下方かつ排水ソケット50の下端(すなわち、排水管接続部53の下端)よりも上方に設けられる。遮光部材97は、例えば、照射部91の下方かつボウル20の下端(すなわち、排水部22の下端)よりも上方に設けられてもよい。この例では、遮光部材97は、ソケット支持材40と排水ソケット50の取付部51との間に設けられている。また、遮光部材97は、カウンター10の下面10bに取り付けられている。
遮光部材97は、例えば、遮光フィルムである。遮光部材97は、例えば、光を完全に遮断するものでなくてもよい。遮光部材97は、例えば、遮光部材97を透過することで、光の強度が50%以上低減されるものであればよい。
このように、照射部91の下方かつボウル20の下端よりも上方に遮光部材97を設けることで、照射部91から照射された光がボウル20の下方に届かないように光を遮蔽することができる。これにより、例えば、カウンター10の下面10bにカウンター補強材15などが設けられた際にも、ボウル20の下方から届いた光によってカウンター補強材15の影がカウンター10に投影されることを抑制できる。したがって、カウンター10を照らした際の美観をより向上させることができる。
また、実施形態において、遮光部材97の代わりに、光を反射する部材を設けてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、手洗器やボウルユニットなどが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
5 キャビネット、 10 カウンター、 10a 上面、 10b 下面、 11 開口部(第1開口部)、 11a 端面、 15 カウンター補強材、 20 ボウル、 21 本体部、 22 排水部、 30 ボウル固定部材、 40 ソケット支持材、 41 取付部、 42 第2開口部、 43 孔部、 50 排水ソケット、 51 取付部、 52 ボウル接続部、 53 排水管接続部、 60 ソケット固定部材、 70 水密部材、 80 排水管、 85 排出部、 90 照明部、 91 照射部、 95 配線部、 97 遮光部材、 100、100A ボウルユニット、 200 水栓装置、 210 吐水口、 500 手洗器

Claims (6)

  1. 上下方向に貫通する開口部を有し、光を透過するカウンターと、
    前記カウンターの上に載置され、前記開口部を介して下方に排水するボウルと、
    前記カウンターに光を照射する照射部を有する照明部と、
    を備え、
    前記ボウルの少なくとも一部は、前記カウンターの上面から上方に突出し、
    前記照射部は、前記開口部の端面から光を入射させることを特徴とするボウルユニット。
  2. 前記ボウルは、前記開口部を塞ぐように設けられることを特徴とする請求項1記載のボウルユニット。
  3. 前記ボウルの下方に設けられる排水ソケットをさらに備え、
    前記照射部の下方かつ前記排水ソケットの下端よりも上方に設けられる遮光部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のボウルユニット。
  4. 前記照射部の少なくとも一部は、前記端面の下端よりも上方に位置することを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載のボウルユニット。
  5. 前記照射部は、前記開口部に沿って配置されることを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載のボウルユニット。
  6. 前記照射部は、反射光が前記端面に入射されるように、上方に向かって光を照射することを特徴とする請求項1~5のいずれか1つに記載のボウルユニット。
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