JP4206929B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、壁に取付けて、壁面を間接照明し且つ照度調整が容易に行えるようにする技術に関するものである。
従来から、トイレなどに設けられる照明器具として、人体検知により自動点灯及び消灯するものがあった。また、この照明機能に加え、夜間に中途覚醒状態でトイレに行った場合などの覚醒防止を目的として、点灯時の照度を数〜数十ルックスに設定した機能のものもあった。
しかし、夜間のトイレ内での行動に必要な照度は、加齢により若い時の数倍の照度を必要とすると言われている。
ところが、従来のトイレなどに設けられる夜間の覚醒防止を目的とした照明器具は5〜20ルックス程度に照度が設定してあり、例えば20歳の人にとっては、夜間の覚醒防止に丁度よい照度であるが、70歳ではこの4倍近い照度が必要であるといわれており、したがって、年を取った人にとっては照度不足となるという問題があった。逆に、年を取った人の夜間の覚醒防止に丁度よい照度に設定すると、若い人にとっては、明る過ぎて、夜間の覚醒防止効果がないという問題がある。
また、夜間の覚醒防止を目的とした照明として足元灯があるが、このものは足元のみを照らすため、足元以外は真っ暗な状態であり、トイレのように、上下方向にわたってある程度の明るさが必要な場所における照明としては十分ではない。
一方、天井に設置した照明器具で室内を直接照明するものにおいて、必要部位に対して直接照明により集中配光可能とするために、天井に配置した照明器具の下光透過用開口にルーバを角度調整可能に並設するものが、特許文献1により知られている。
ところが、このものは天井から室内を直接照明するに当たって、必要部位を集中配光するためにルーバの角度調整をするようにしたものであり、壁面を間接照明するようにしたものではなく、このよう照明器具をトイレにおける照明として用いても直接照明で必要部位を集中配向するものであるため、夜間における覚醒防止効果など期待できない。
また、段付き天井の段部に照明器具を配置して天井から室内を直接照明するものと、上段の天井面を間接照明するものが特許文献2により知られているが、これは、天井から室内を直接照明すると共に上段の天井面のみを間接照明したものであり、壁面を間接照明するようにしたものではなく、このよう照明器具をトイレにおける照明として用いても直接照明で天井から室内を照らすものであるため、夜間における覚醒防止効果など期待できない。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、簡単な構成で利用者に応じた最適の夜間の覚醒防止効果が期待できて、トイレなどの照明器具として最適の照明器具を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る照明器具は、壁面1に取付けられるボックス2の内部にランプ3を配置し、該ボックス2の下面部にランプ3の光が下方に透過して壁面を間接照明するための下光透過用開口5を設け、ボックス2の上面部にランプ3の光が上方に透過して壁面を間接照明するための上光透過用開口4を設け、上光透過用開口4及び下光透過用開口5のうち下光透過用開口5にのみ回動自在な照度調整用ルーバ6を設け、ボックス2内に設けた照明器具本体10から下方に突出した支持部25に前記ランプ3を取付け、照明器具本体10によりランプ3からの光の一部を遮ると共にランプ3からの光を照明器具本体10に設けた開口部18を介して上光透過用開口4側に向かって配光することで、上光透過用開口4を透過する光量を下光透過用開口5を透過する光量よりも少なくしたことを特徴とするものである。
このような構成とすることで、ボックス1の下面部の下光透過用開口5を透過したランプ3の光が壁面1を下方に照射することで、壁面1を柔らかい間接照明で照明でき、トイレなどの夜間の覚醒防止を図りながら間接照明で照明するのに適しており、しかも、照度調整用ルーバ6を回動して下光透過用開口4から壁面1に沿って下方に照射される光の照度を調整でき、若い人や、年を取った人に応じた最適の夜間の覚醒防止効果が得られる照度に調整ができるものである。
また、ボックス2を水平断面コ字状をした本体部7と、本体部7の前面開口を開閉自在とする本体部7に対して回動自在に取付けた前蓋板8とで構成し、前蓋板8の前面を鏡面9とすることが好ましい。
このような構成とすることで、前蓋板8を回動することで、ランプ3交換やメンテナンスが簡単に行えるものであり、しかも、前蓋板8を閉じた状態では、ボックス2の前面部を鏡として利用でき、鏡の上下から光が出て壁面1を間接照明するという新規な照明器具が提供できるものである。
本発明は、ボックスの下面部の下光透過用開口を透過したランプの光が壁面を下方に照射することで、壁面を柔らかい間接照明で照明でき、トイレなどの夜間の覚醒防止を図りながら間接照明で照明するのに適しており、しかも、照度調整用ルーバを回動して下光透過用開口から壁面に沿って下方に照射される光の照度を調整でき、若い人や、年を取った人に応じた最適の夜間の覚醒防止効果が得られる照度に調整ができるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
ボックス2は扁平な角筒状をしており、水平断面コ字状をした本体部7と、本体部7の前面開口を開閉自在とする前蓋板8とで構成してある。この扁平な角筒状をしたボックス2は上面部、下面部にはそれぞれランプ3の光が壁面1に沿って上方及び下方に透過して壁面1を照らすための上光透過用開口4、下光透過用開口5を設けてある。ボックス2内には主体部7の背板部9に照明器具本体10が取付けてあり、照明器具本体10の下面部から下方に突出した支持部25にランプ3が取付けてある。照明器具本体10には開口部18を設けてあり、これにより、照明器具本体10により遮られるランプ3の光を開口部18を介して上光透過用開口4側に配向できるようになっている。
主体部7の背板部9にはコード導入孔11が設けてあり、ボックス2の背板部9を壁面1に固着具や引掛け具などにより取付けた際に、壁面1側から上記コード導入孔11を介して照明器具本体10に電源コードを導入できるようになっている。
前蓋板8上端部がボックス2に対して軸12により回動自在に取付けてあり、図3、図4(b)のように前蓋板8を上に回動して本体部7の前面部を開放することで、ランプ3の交換や内部の点検等ができるようになっている。この前蓋板8は鏡により構成してあったり、板材の前面に鏡を取着して構成してあり、これにより前蓋板8の前面が鏡面9となっている。
ボックス2の下光透過用開口5には照度調整用ルーバ6が回動自在に設けてある。照度調整用ルーバ6はルーバ体14の長手方向の両端部に軸部15を設け、少なくとも一方軸部15に回動操作用のダイヤル16を固着して構成してあり、照度調整用ルーバ6の両端部の軸部15を水平断面コ字状をした本体部7の両側板部13の下部に回動自在に取付けることで、ボックス2の下光透過用開口5に照度調整用ルーバ6が回動自在に配設されることになる。
ここで、下光透過用開口5側にのみ照度調整用ルーバ6を設けたのは、前述のように、照明器具本体10の下方位置にランプ3を配置してあるので、ランプ3からの光の一部が照明器具本体10に遮られ、上光透過用開口3を透過する光量が下光透過用開口4を透過する光量よりも少なく、したがって、ボックス2の上方位置の壁面1を照らす光の照度の方が、ボックス2の下方位置の壁面1を照らす光の照度よりも小さい。したがって、夜間の覚醒防止効果を得るには、上光透過用開口4を透過してボックス2の上方位置の壁面1を照らす照度を、夜間に中途覚醒状態でトイレにいく若い人の覚醒防止効果が期待できる程度の照度である5〜20ルックス又はこれ以下の照度となるように設定し、下光透過用開口4を透過してボックス2の下方位置の壁面1を照らす照度を、照度調整ルーバ6の回動角度を小さくした状態で上記と同様に夜間に中途覚醒状態でトイレにいく若い人の覚醒防止効果が期待できる程度の照度となり且つ照度調整用ルーバー6の回動角度を最大にした全開状態で老人が夜間に中途覚醒状態でトイレに行った時に覚醒防止効果が期待できる程度又はそれ以上の照度となるように設定し、照度調整用ルーバ6を回動することで若い人や老人に応じた夜間に中途覚醒状態における覚醒防止効果が期待できる照度に調整する。若い人が住んでいる家では、ダイヤル16を操作して照度調整用ルーバ6を図5(a)のように回動して下光透過用開口4からの光量を絞り、ボックス2の下方の壁面1を照らす照度を低下させる。一方、老人が住んでいる家では、ダイヤル16を操作して照度調整用ルーバ6を回動して照度調整用ルーバ6の角度を大きくして下光透過用開口4を透過する光量を多くし、ボックス2の下方の壁面1を照らす照度を上げる。
これにより、使用する人の年齢に応じた夜間に中途覚醒状態における覚醒防止ができる照度が確保できる。この場合、ボックス2の下方の壁面1の間接照明だけでなく、上透過用開口3を透過する光でボックス2の上方の壁面1も覚醒防止ができる照度で間接照明されるので、夜間の覚醒防止を図りながら室内を上下方向にわたって間接照明できるものであり、トイレのようにある程度室内の上下方向にわたって照明が必要な箇所における間接照明に適している。
また、図5(b)のように、照度調整用ルーバ6の角度を大きくし、照度を最大にするように設定すれば、昼間の間接照明として利用できる照度が確保できるものである。
本発明の照明器具はトイレにおける間接照明に適しているのであるが、図1、図2のように、トイレの手洗い用ボール20やからん21の上方に配置して壁面1を間接照明するようにすると、手洗い用ボール20やからん21部分も間接照明で照らされ、夜間において半覚醒状態で手洗いをする際に覚醒防止効果が期待できる。なお、手洗いボール20を上面に備えたキャビネット22の前面の下端部にLEDよりなる足元照明23を設けてもよい。つまり、本発明のように壁面1を間接照明するものにおいては、壁面1の下部の前方にキャビネット22を配置すると、キャビネット22に遮られて、足元が暗くなる怖れがあるが、このようにキャビネット22の下端部に足元照明23を設けると、覚醒防止効果を発揮しながら足元を照らすことができるものである。また、ランプ3は人体検知センサ26による人体の検知の有無により自動点灯、自動消灯するようにしてもよい。
また、照度調整用ルーバ6を回動操作して角度調整するに当たり、軸部15に固着した回動操作用のダイヤル16を手動で操作する例につき説明したが、電動により照度調整用ルーバ6を回動して角度調整ができるようにしてもよい。この場合、照度調整用ルーバ6の角度の可変を連続して行うように制御することで、室内の雰囲気をダイナミックに変えることも可能となるものである。
上記例ではボックス2の前蓋板8の前面を鏡面9としてあるので、本発明の照明器具はボックス2自体が照明機能付きのミラー装置として機能するものである。
なお、ボックス2が壁面1に取付けられる収納棚やその他の工作物であってもよく、この場合にはボックス2自体が照明機能付きの収納棚(又は照明機能付きの工作物)として機能する。
本発明の斜視図である。 同上の全体斜視図である。 同上の斜視図である。 (a)は同上の側面図であり、(b)は同上の前蓋部を開いた状態の側面図である。 (a)は同上の間接照明(暗め)に照度調整用ルーバを調整した場合の説明図であり、(b)は同上の間接照明(明るめ)に照度調整用ルーバを調整した場合の説明図である。
符号の説明
1 壁面
2 ボックス
3 ランプ
4 上光透過用開口
5 下光透過用開口
6 照度調整用ルーバ
7 本体部
8 前蓋板
9 鏡面

Claims (2)

  1. 壁面に取付けられるボックスの内部にランプを配置しボックスの下面部にランプの光が下方に透過して壁面を間接照明するための下光透過用開口を設け、ボックスの上面部にランプの光が上方に透過して壁面を間接照明するための上光透過用開口を設け、上光透過用開口及び下光透過用開口のうち下光透過用開口にのみ回動自在な照度調整用ルーバを設け、ボックス内に設けた照明器具本体から下方に突出した支持部に前記ランプを取付け、照明器具本体によりランプからの光の一部を遮ると共にランプからの光を照明器具本体に設けた開口部を介して上光透過用開口側に向かって配光することで、上光透過用開口を透過する光量を下光透過用開口を透過する光量よりも少なくしたことを特徴とする照明装置。
  2. ボックスを水平断面コ字状をした本体部と、本体部の前面開口を開閉自在とする本体部に対して回動自在に取付けた前蓋板とで構成し、前蓋板の前面を鏡面として成ることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
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