JP2010140799A

JP2010140799A - 照明器具

Info

Publication number: JP2010140799A
Application number: JP2008316925A
Authority: JP
Inventors: Michiya Hoshiga; 実知也星賀
Original assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 2008-12-12
Filing date: 2008-12-12
Publication date: 2010-06-24

Abstract

【課題】容易に変化に富んだ配光状態に切替えることができる照明器具を提供する。
【解決手段】制御部４０の配光切替手段制御部４２が配光切替手段３０を制御して、所定時間に予め設定された所定の配光状態とする。そして、明るさセンサ２７により検知された明るさに基づいて、配光切替手段制御部４２が配光切替手段３０を制御して、別の配光状態とするので、環境に応じた配光状態を形成することができる。この際、点灯切替制御部４３は、所定の時間に所定の配光状態とする際には１種の光源２２を点灯させ、別の所定の時間には別の種類の光源２３を点灯させるので、変化に富んだ配光状態に切替えることができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、光源による配光状態を変えることができる照明器具に関するものである。

従来より、配光状態を変えることができる照明器具が提案されている（例えば特許文献１参照）。
図６に示すように、特許文献１に記載の照明器具１００は、照明器具本体１０１と、照明器具本体１０１に設けられた矩形状の光源１０２と、光源１０２を囲うように外側下方に対向して可動可能に設けられた４個のルーバー１０３とを有しており、各ルーバー１０３には角度を変化させる角度制御部１０４が設けられている。
そして、角度制御部１０４の制御によりルーバー１０３の角度を変化させて、明暗のコントラストを変化させている。
特開２００７−２４２３４７号公報（第１図）

しかしながら、前述したような従来の照明器具１００においては、１種類の光源を用いてルーバー１０３を開閉させることにより配光状態を変えているため、配光状態の変化に乏しいという問題があった。

本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、容易に変化に富んだ配光状態に切替えることができる照明器具を提供することを目的とする。

本発明の照明器具は、光源部と、周囲の明るさを検知する明るさセンサと、前記光源部を制御可能な制御部と、を有する照明器具であって、前記光源部が種類の異なる複数個の光源を有し、配光状態を切替える配光切替手段を有し、前記制御部が、前記配光切替手段を制御して所定時間に予め設定された所定の配光状態とするとともに前記明るさセンサにより検知された明るさに基づいて別の配光状態に切り替える配光切替手段制御部と、前記所定の時間で１個の前記光源を点灯し、別の前記所定の時間で別の前記光源を点灯させる点灯切替制御部と、を有する構成を有している。

この構成により、制御部の配光切替手段制御部が配光切替手段を制御して、所定時間に予め設定された所定の配光状態とする。そして、明るさセンサにより検知された明るさに基づいて、配光切替手段制御部が配光切替手段を制御して、別の配光状態とするので、環境に応じた配光状態を形成することができる。この際、点灯切替制御部は、所定の時間に所定の配光状態とする際には１種の光源を点灯させ、別の所定の時間には別の種類の光源を点灯させるので、変化に富んだ配光状態に切替えることができる。

また、本発明の照明器具は、前記点灯切替制御部は、前記別の光源を眩しさを低減したソフト点灯させる構成を有している。

この構成により、点灯切替制御部の制御により別の光源を点灯させる際には、ソフト点灯を行うので、光源の眩しさを低減することができる。

さらに、本発明の照明器具は、前記配光切替手段が、前記光源の照射範囲を規定するルーバーと、前記ルーバーによる照射範囲を変更するルーバー駆動部を有する構成を有している。

この構成により、配光切替手段は、光源の照射範囲を規定するルーバーをルーバー駆動部により移動させて、光源の照射範囲を変える。

さらに、本発明の照明器具は、所定範囲内の人を検知する人感センサを設け、前記人感センサにより人を検知したら前記点灯切替制御部が前記別の光源を点灯させる構成を有している。

この構成により、人感センサが所定範囲内で人を検知した場合には、点灯切替制御部が別の光源を点灯させるので、変化に富んだ配光状態に切替えることができる。

本発明は、制御部の配光切替手段制御部が配光切替手段を制御して、所定時間に予め設定された所定の配光状態とする。そして、明るさセンサにより検知された明るさに基づいて、配光切替手段制御部が配光切替手段を制御して、別の配光状態とするので、環境に応じた配光状態を形成することができる。この際、点灯切替制御部は、所定の時間に所定の配光状態とする際には１種の光源を点灯させ、別の所定の時間には別の種類の光源を点灯させるので、変化に富んだ配光状態に切替えることができるという効果を有する照明器具を提供することができるものである。

以下、本発明の実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
図１は本発明の実施形態にかかる照明器具においてルーバーにより光を拡散する配光状態を示す側面図、図２はルーバーを下方へ移動させて光をスポット状に照射する配光状態を示す側面図、図３は制御系統を示すブロック図、図４（Ａ）は全般拡散型広角配光状態を示す説明図、図４（Ｂ）はスポット型狭角配光状態を示す説明図、図５はソフト点灯の一例を示すグラフである。

図１および図２に示すように、本発明の実施形態にかかる照明器具１０は、被取付部である例えば天井１１に取付けて使用することができる。

照明器具１０は、矩形箱状の灯体２０を有し、内部には複数種の光源を有する光源部２１が設けられている。光源部２１は、第１の光源である例えば蛍光ランプ２２と、第２の光源である例えば電球２３とを有する。蛍光ランプ２２は、円環または矩形のものを使用することができる。電球２３は、白熱電球、ハロゲン電球、ＬＥＤ電球、電球型蛍光灯、水銀灯等、種々のものを用いることができる。

灯体２０は、矩形の天板２０１の周囲に、４枚の側板２０２を下方に向けて有し、下方は開口している。天板２０１の上には取付金具２９が取付けられており、取付金具２９を天井１１または天井１１に取付けられている金具（図示省略）に取付けることにより、照明器具１０を天井１１に取付けるとともに、天井１１の裏から配線されている電源線（図示省略）に接続している。

取付金具２９の側面には、周囲の明るさを検知する明るさセンサ２７が取付けられている。天板２０１は不透明な板状部材で形成し、明るさセンサ２７に光源からの光が照射されないようにして、周囲の明るさを検知するようにしている。また、灯体２０の外側には、人感センサ２８が設けられており、所定の検知範囲内の人を検知している。なお、図１に示す人感センサ２８の取り付け位置は一例であり、検知範囲に応じた箇所に取付けることができる。

灯体２０の内部である天板１１の下面には、電気部品を収納する収納部２４が設けられている。収納部２４には、ソケット２５１に給電して蛍光ランプ２２を点灯させる点灯装置２５、電球２３を取付けて点灯させるソケット２６等が収納されている。また、収納部２４には、制御部４０が設けられている。

各側板２０２の下端部には、配光状態を切替える配光切替手段として、ルーバー部３０が設けられている。ルーバー部３０は、側板２０２の下端部に回動可能に取付けられる枠体３１を有する。枠体３１には、細板からなる複数のルーバー３２が水平に設けられており、上下に回動可能となっている。灯体２０の収納部２４にはルーバー駆動部３３が設けられており、側壁２０２の内面に沿ってアーム３４が延設され、アーム３４の下端部は枠体３１の内面上端部に取付けられている連結部３５に回転可能に連結されている。

図３に示すように、制御部４０には、中央処理装置（ＣＰＵ）４１に接続されて、配光切替手段制御部４２、点灯切替制御部４３、タイマー４４等が設けられている。配光切替手段制御部４２は、ルーバー部３０のルーバー駆動部３３を制御して、所定の配光状態とする。点灯切替制御部４３は、点灯させる光源２２、２３を切替える。
また、制御部４０には、明るさセンサ２７および人感センサ２８が接続されており、検知信号を制御部４０に送っている。

次に、配光状態の切替動作について説明する。
タイマー４４からの時間信号が所定時間になると、配光切替手段制御部４２がルーバー部３０のルーバー駆動部３３を制御するとともに、点灯切替制御部４３が光源２１、２２を制御して、予め設定された所定の配光状態となるようにする。

例えば、タイマー４４により日中の所定時間であることを検知すると、図１に示すように、ルーバー駆動部３３がアーム３４を上昇させることにより、枠体３１の内面を引き上げて、水平まで回動させ、点灯切替制御部４３は１個の光源として蛍光ランプ２２を点灯させる。ルーバー３２は下方外側へ向かって傾斜しており、各ルーバー３２の間から光源部２１の光が下方外側へ拡散して照射される（図４（Ａ）参照、全般拡散広角配光）。

また、夜間の所定時間であることを検知すると、図２に示すように、ルーバー駆動部３３がアーム３４を下降させることにより、枠体３１を下降させて、灯体２０の側面２０２の延長上に鉛直に吊り下げる。この状態では、各ルーバー部３０のルーバー３２は鉛直方向を向いており、閉じている（図２中破線で表示）。このため、光は下方へスポット状に照射される（図４（Ｂ）参照、スポット型狭角配光）。

また、図１および図４（Ａ）に示す全般拡散型広角配光状態において、明るさセンサ２７により検知された明るさが所定の明るさ以下になったとき、および人感センサ２８が検知範囲内に人を検知した場合には、配光切替手段制御部４２が別の配光状態となるようにルーバー駆動部３３を制御し、ルーバー３２を閉じて前述したスポット型狭角配光（図４（Ｂ）参照）とする。同時に、点灯切替制御部４３は、全般拡散型広角配光状態において点灯している蛍光ランプ２２とは別の光源である電球２３が点灯するように制御する。

このとき、点灯切替制御部４３は、電球２３をソフト点灯させる。例えば、図５に示すように、光源の切替時（ｔ＝０）に２０％の明るさで点灯させ、その後約１０秒かけて明るさを徐々に増して１００％まで上昇させる。

以上、説明した本発明の実施形態にかかる照明器具１０によれば、制御部４０の配光切替手段制御部４２がルーバー駆動部３３を制御して、所定時間に予め設定された所定の配光状態とする。そして、明るさセンサ２７により検知された明るさに基づいて、配光切替手段制御部４２がルーバー駆動部３３を制御して、別の配光状態とするので、環境に応じた配光状態を形成することができる。この際、点灯切替制御部４３は、所定の時間に所定の配光状態とする際には１種の光源として蛍光ランプ２２を点灯させ、別の所定の時間には別の種類の光源である電球２３を点灯させるので、変化に富んだ配光状態に切替えることができる。

また、点灯切替制御部４３の制御により別の光源である電球２３を点灯させる際には、ソフト点灯を行うので、眩しさを低減することができ、深夜の移動による覚醒が低減する。

さらに、配光切替手段が、光源の照射範囲を規定するルーバー３２と、ルーバー３２による照射範囲を変更するルーバー駆動部３３を有するので、ルーバー駆動部３３によりルーバー３２を移動させて、光源の照射範囲を変えることができる。

さらに、人感センサ２８が所定範囲内で人を検知した場合には、点灯切替制御部４３が別の光源を点灯させるので、変化に富んだ配光状態に切替えることができる。

なお、本発明の照明器具は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形，改良等が可能である。

本発明の実施形態にかかる照明器具においてルーバーにより光を拡散する配光状態を示す側面図ルーバーを下方へ移動させて光をスポット状に照射する配光状態を示す側面図制御系統を示すブロック図（Ａ）は全般拡散型広角配光状態を示す説明図、（Ｂ）はスポット型狭角配光状態を示す説明図ソフト点灯の一例を示すグラフ従来の照明器具の分解斜視図

符号の説明

１０照明器具
２１光源部
２２蛍光ランプ（光源）
２３電球（光源）
２７明るさセンサ
２８人感センサ
３０ルーバー部（配光切替手段）
３２ルーバー
３３ルーバー駆動部
４０制御部
４２配光切替手段制御部
４３点灯切替制御部

Claims

光源部と、
周囲の明るさを検知する明るさセンサと、
前記光源部を制御可能な制御部と、を有する照明器具であって、
前記光源部が種類の異なる複数個の光源を有し、
配光状態を切替える配光切替手段を有し、
前記制御部が、
前記配光切替手段を制御して所定時間に予め設定された所定の配光状態とするとともに前記明るさセンサにより検知された明るさに基づいて別の配光状態に切り替える配光切替手段制御部と、
前記所定の時間で１個の前記光源を点灯し、別の前記所定の時間で別の前記光源を点灯させる点灯切替制御部と、を有することを特徴とする照明器具。
前記点灯切替制御部は、前記別の光源を眩しさを低減したソフト点灯させることを特徴とする請求項１記載の照明器具。
前記配光切替手段が、前記光源の照射範囲を規定するルーバーと、前記ルーバーによる照射範囲を変更するルーバー駆動部を有することを特徴とする請求項１または２記載の照明器具。
所定範囲内の人を検知する人感センサを設け、
前記人感センサにより人を検知したら前記点灯切替制御部が前記別の光源を点灯させることを特徴とする請求項１ないし請求項３のいずれかに記載の照明器具。