JPH11273875A - 照明制御システム - Google Patents

照明制御システム

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JPH11273875A
JPH11273875A JP10075233A JP7523398A JPH11273875A JP H11273875 A JPH11273875 A JP H11273875A JP 10075233 A JP10075233 A JP 10075233A JP 7523398 A JP7523398 A JP 7523398A JP H11273875 A JPH11273875 A JP H11273875A
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JP
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dimming
wireless
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control
group number
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Application number
JP10075233A
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English (en)
Inventor
Toshiyasu Higuma
利康 樋熊
Yoshiaki Koizumi
吉秋 小泉
Yoshiko Ochiai
淑子 落合
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調光範囲と点滅範囲を容易に変更することが
でき、また、煩雑な配線のいらない照明制御システムを
得る。 【解決手段】 各機器ごとにグループ番号を割り当て、
各機器にグループ番号を設定するワイヤレス設定器7
と、照度を検出し、該検出された照度情報と設定された
グループ番号情報とを送信するワイヤレスセンサ2と、
点滅の指示をするスイッチS1,S2を有し、各スイッ
チS1,S2により指示された点滅情報及び設定された
グループ番号情報を送信するワイヤレススイッチ1と、
ワイヤレスセンサ2及びワイヤレススイッチ1から送信
された情報を入力し、該情報のグループ番号情報と予め
設定されたグループ番号とを比較して、一致しないとき
には入力情報を無視し、一致するときは該入力情報に基
づいて照明器具の調光及び点滅制御を行うワイヤレスイ
ンバータとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明制御システムに
関し、特に照明負荷の点滅及び調光を制御する照明制御
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば特開平9−266072
号公報に示された従来の照明制御システム(自動調光制
御システム)の構成を示す図である。まず、全体構成を
概説すると、101は主操作盤、102はセンサー端末
器であり、光検出部103と光検出部の信号をワイヤレ
ス手段により発信するワイヤレス発信部104とワイヤ
レス発信部の信号を受信して照度データを伝送信号とし
て送信する端末器本体105で構成されている。106
は調光制御端末器であり、調光信号をインバータ107
に連続して入力し照明器具108を所定の照明出力で点
灯させる。調光端末器106ならびにセンサー端末器1
02の端末器本体105は伝送線110により主操作盤
101に接続されている。109は電源であり照明器具
108に電力を供給する。
【0003】次に、各構成要素の主なものの詳細を説明
する。光検出部103は所定のエリアの照度を検出し、
ワイヤレス発信部104へ入力する。ワイヤレス発信部
104は照度データをワイヤレス信号にて発信して端末
器本体105に伝送する。端末器本体105は伝送線1
10を通じて主操作盤101へ照度データを伝送する。
主操作盤101は受信した照度データを端末器本体10
5と関連付けられた調光制御端末器106へ伝送する。
【0004】照度データを受信した調光制御端末器10
6は照度データに従い所定の調光信号をインバータ10
7に出力する。調光信号は一般的にPWM(パルス幅変
調)信号が用いられ、一定周期の矩形波のデューティ比
により調光度が決定されるようになっている。また、イ
ンバータ107はPWMの調光信号を連続的に入力され
ることで点灯するよう構成されている。従って、調光制
御端末器106はインバータ107に対してとぎれるこ
となく連続的に調光信号を出力するよう動作する。調光
信号により制御されたインバータ107は照明器具10
8を駆動し所定の照明出力を得る。
【0005】以上が従来の自動調光制御システムの基本
的な動作であるが、照明の制御には前記の調光制御以外
に点滅の制御が必要である。図10は従来の自動調光制
御システムを用いて点滅制御を行うよう構成したもので
ある。図において、図9と同一部分(101〜110)
には同一の符号を付して説明を省略する。111はリレ
ー制御端末器であり主操作盤101からの制御信号によ
りリモコンリレー112の開閉制御を行う。リモコンリ
レー112は電源109と照明器具108の間に配置さ
れ、照明器具108に供給される電力の開閉を行う。
【0006】図10において調光制御の動作に関しては
前記と同様であるため説明を省略し、点滅制御に関する
動作についてのみ説明する。主操作盤101の操作によ
りリレー制御端末器111へ照明on信号が伝送線11
0に送信されるとリレー制御端末器111は操作出力を
リモコンリレー112へ出力し、リモコンリレー112
は接点を閉じる。電源109より照明器具108へ電源
の供給が開始されると照明器具108はインバータ10
7の出力に従い所定の照明出力で点灯する。
【0007】消灯の制御は、主操作盤101操作により
リレー制御端末器111へ照明off信号が伝送線11
0に送信されるとリレー制御端末器111は操作出力を
リモコンリレー112へ出力し、リモコンリレー112
は接点を開く。電源109より照明器具108へ電源の
供給が停止されると照明器具108は消灯する。このよ
うに点滅の制御は照明器具108への電源の入り切りに
よって行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図11は図10のよう
に構成された照明制御システムをあるビルのフロアーに
設置した場合の接続例を示す図である。(なお、同図で
はインバータ107と照明器具108を合わせてHf器
具と表記している。)この例では、点滅ゾーンを図中左
右2つに分割し、調光ゾーンを図中上下方向で3つに分
割している。そして、点滅ゾーン1には会社Aが、点滅
ゾーン2には会社Bがテナントとして入っていると仮定
する。また、図中の上方(調光ゾーン1の上方)が窓側
であるとする。通常、窓側が明るく窓から遠ざかるに従
って暗くなるので、照明の調光レベルとしては明るい方
から調光ゾーン3、調光ゾーン2、調光ゾーン1の順と
なる。
【0009】ところが、テナントが変わって会社Cと会
社Dが入居して、それぞれの規模が従来の会社A,Bと
違ったために、例えば図12に示すような配置になった
と仮定する(図12では説明の明確化のために調光ゾー
ンを省略している)。ところが、点滅ゾーンが従来のま
まであるとすれば、例えば会社Cの人が全て退社した場
合であっても、会社Dの人がいるかぎり点滅ゾーン1,
2の両方共に点灯しておく必要があり、非常に効率が悪
い。これを避けるために、会社Cと会社Dの占有する部
分に合わせて点滅ゾーンを変更するには、電源や制御の
配線の大掛かりな変更工事をしなければならず手間と費
用がかかる。
【0010】また、テナントが変わるような場合だけで
なく、例えば同一会社での配置換えなどにより、例えば
図13に示すように調光ゾーン2を左右に仕切るような
仕切壁120ができたような場合を想定すると、仕切壁
120より下側(奥側)は暗くなるので仕切壁より上側
(窓側)よりも明るく調光する必要がある。にもかかわ
らず、従来のような調光ゾーン2のままでは窓側が明る
すぎるか、あるいは奥側が暗すぎることになり適切な調
光制御ができない。そこで、例えば、図14のように調
光ゾーンを変更することが考えられるが、従来の装置で
は点滅ゾーンの場合と同様に制御配線の変更工事が必要
となり、手間と費用がかかるという問題があった。
【0011】この発明は上記の問題点を解決するために
なされたもので、調光範囲と点滅範囲を容易に変更する
ことができ、また、煩雑な配線のいらない照明制御シス
テムを得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る照明制御
システムは、各機器ごとにグループ番号を割り当て、該
割り当てられたグループ番号情報を各機器に送信して各
機器にグループ番号を設定する設定手段と、調光の基準
となる情報を検出し、該センサーで検出された情報と前
記設定手段によって設定されたグループ番号情報とを送
信する調光情報検出手段と、点滅の指示をする複数のス
イッチ操作部を有し、各スイッチ操作部により指示され
た点滅情報及び前記設定手段により設定されたグループ
番号情報を送信するスイッチ手段と、前記調光情報検出
手段及び前記スイッチ手段から送信された情報を入力
し、該情報のグループ番号情報と前記設定手段によって
予め設定されたグループ番号とを比較して、一致しない
ときには入力情報を無視し、一致するときは該入力情報
に基づいて照明器具の調光及び点滅制御を行う調光・点
滅制御手段とを備えたものである。
【0013】また、設定手段、調光情報検出手段、前記
スイッチ手段、前記調光・点滅制御手段の各手段間の情
報の送受信をワイヤレス通信手段にて行うようにしたも
のである。
【0014】さらに、ワイヤレス通信の信号を同一シス
テム内や別システムヘ伝送する信号中継手段を備えたも
のである。
【0015】また、ワイヤレス通信部を光送受信により
構成すると共に、受光部の受信感度を切り換え可能に構
成したものである。
【0016】さらに、照明器具は連続調光用の照明器具
であり、調光・点滅制御手段は外部信号により発振停止
可能なインバータを備えてなるものである。
【0017】また、インバータはインバータを駆動制御
するための調光度あるいは照度をラッチするラッチ手段
を備えたものである。
【0018】さらに、調光情報検出手段の電源を光電池
セルにしたものである。
【0019】
【発明の実施形態】実施の形態1.図1は本発明の実施
の形態1である照明制御システムの構成を示すブロック
図である。まず、ブロック図に示す構成を概説する。図
において、1はワイヤレススイッチであり、S1とS2
の2つの操作スイッチを持つ例を示しており、たとえ
ば、壁に設置して照明器具の点滅操作を行う壁スイッチ
の形態として使用する。2はワイヤレスセンサであり、
たとえば所定範囲の照度を計測する機能を持つ。3はワ
イヤレスインバータであり高周波点灯照明器具(以下、
「Hf器具」と略す。)4が接続されている。またワイ
ヤレススイッチ1、ワイヤレスセンサ2、ワイヤレスイ
ンバータ3は各々ワイヤレス通信部6を有し、ワイヤレ
ス伝送媒体5により論理的に接続されている。7はワイ
ヤレス設定器であり、ワイヤレススイッチ1や、ワイヤ
レスセンサ2ならびにワイヤレスインバータ3にワイヤ
レス通信部6を通じて種々の設定を行う機能を有してい
る。
【0020】次に、各構成の詳細について説明する。図
2はワイヤレス通信部6の具体的構成を示す図であり、
(A)は光方式、(B)は電波方式、(C)は電力線搬
送通信方式の構成を示している。(A)、(B)、
(C)において、60は伝送制御部であり通信の制御と
センサなど各機器の制御部とデータ交換の制御機能を有
している。また、(A)において70は受光アンプでフ
ォトダイオードなど光検出手段が接続されており光ワイ
ヤレスにより伝送された通信信号を受信する。また、受
光アンプ70は感度切り替えスイッチ72を有してお
り、伝送制御部60からの信号により受光感度が所定の
感度に切り換るように構成されている。
【0021】71はLED駆動回路であり、LEDなど
の発光素子を送信するデータに基づいた信号により変調
して送信する。(B)において、80は復調回路であり
アンテナ部81で検出された電波信号を増幅復号し通信
信号を得る。82は変調回路で送信データを電波の周波
数で変調しアンテナ部81より送出する。(C)におい
て90は復調回路であり電力線結合部91で検出された
信号を増幅復号し通信信号を得る。92は変調回路で送
信データを高周波信号に変調し電力線結合部91より送
出する。
【0022】図3はワイヤレスセンサ2の内部構成を示
すブロック図であり、照度を検出する照度センサ機能を
有する場合の構成を示している。6はワイヤレス通信
部、21は制御部であり、照度センサ22と機器番号受
信部23ならびにワイヤレス制御部6が接続されてい
る。24はメモリであり、種々の設定内容を記憶する。
8は電源部でありAC電源を電源としてワイヤレスセン
サ2内部の電気回路部分へ電源の供給を行う。
【0023】図4はワイヤレススイッチ1の内部構成を
示すブロック図であり、照明の操作(点灯、消灯)を指
示するスイッチ機能を有する機器の構成を示している。
6はワイヤレス通信部、11は制御部であり、スイッチ
12と機器番号受信部23ならびにワイヤレス制御部6
が接続されている。24はメモリであり、種々の設定内
容を記憶する。8は電源部であり電池またはソーラセル
で充電される2次電池などを電源としてワイヤレススイ
ッチ2内部の電気回路部分へ電源の供給を行う。
【0024】図5はワイヤレスインバータ3の内部構成
を示すブロック図であり、6はワイヤレス通信部、31
は制御部であり、インバータ回路32と機器番号受信部
23ならびにワイヤレス通信部6が接続されている。そ
して、制御部31内にはインバータ制御信号をラッチす
る制御信号保持手段33とインバータの動作を停止制御
する発振停止手段34を有している。24はメモリであ
り、種々の設定内容を記憶する。また、インバータ回路
32にはHf器具4が接続されている。
【0025】次に動作を説明する。まず、点滅制御に関
し、操作スイッチS1、S2とHf器具4との対応関
係、及び調光制御に関し、ワイヤレスセンサ2とHf器
具4との対応関係のそれぞれを設定する設定動作につい
て説明する。なお、本実施の形態では、各機器を図1の
点線で囲った2つのグループ(グループ1,2)に分け
て対応付けている。この対応づけはワイヤレス設定器7
を使い実施する。
【0026】ワイヤレススイッチ1は操作スイッチS
1,S2に対応したグループ番号をメモリ24に記憶す
るよう構成されている。ワイヤレス設定器7から操作ス
イッチS1をグループ1に、操作スイッチS2をグルー
プ2に設定するよう操作すると、ワイヤレス設定器7は
ワイヤレス通信部6を介して前記設定内容を含んだ設定
コマンドを送信する。ワイヤレススイッチ1では設定コ
マンドをワイヤレス通信部6を介し機器番号受信部23
により受信し、メモり24に内容を書き込む。以後、操
作スイッチS1を操作するとグループ1の点滅制御信号
が、操作スイッチS2を操作するとグループ2の点滅制
御信号がワイヤレス通信部6を通じて出力されるように
なる。
【0027】ワイヤレスセンサ2に対しても同様に、ワ
イヤレス設定器7からグループ番号を設定するコマンド
を送信する。そして、ワイヤレスセンサ2は設定コマン
ドをワイヤレス通信部6を介し機器番号受信部23によ
り受信し、メモリ24に内容を書き込む。以後、ワイヤ
レスセンサ2は設定されたグループ番号を付加した制御
コマンドを送信するよう制御される。
【0028】ワイヤレスインバータ3に対しも同様に、
ワイヤレス設定器7からグループ番号を設定するコマン
ドを送信する。そして、ワイヤレスインバータ3は設定
コマンドをワイヤレス通信部6を介し機器番号受信部2
3により受信し、メモリ24に内容を書き込む。以後、
ワイヤレスインバータ3は設定されたグループ番号を付
加された制御コマンドのみを受信するよう制御される。
【0029】なお、ワイヤレス伝送手段を用いた場合こ
の手の設定を行うには機器を特定して行う必要がある。
そこで、例えば赤外線等の光を用いた場合には、ワイヤ
レス設定器7の発光出力のビーム幅を狭めかつ受光部の
感度は反射光などを受信しないよう低くして行うように
する必要がある。そのため、図2(A)に示すように、
受光アンプ71に感度切り替えスイッチ72を設け、設
定時にはあらかじめワイヤレス設定器7から、設定モー
ドである旨のコマンドを各機器に送信しておき、伝送制
御部60が感度切り替えスイッチ72を切り替えるよう
にワイヤレス通信部6を構成する。これによって、ワイ
ヤレス設定器のビームの方向により機器の特定が可能と
なり、目的とする機器への設定を確実に行うことができ
る。
【0030】また電波などの場合には、周波数によって
はビームを絞ることは困難なので、あらかじめ機器毎に
ユニークなシリアル番号等を与えておき、最初にワイヤ
レス設定器7で読みとった後、グループ番号を設定すれ
ばよい。さらに、電力線搬送など電源線が共通の媒体と
なる方式に置いても、電波と同様な取り扱いとなる。
【0031】次に、上記のように設定された照明制御シ
ステムの調光ならびに点滅の制御に関する動作を説明す
る。まず、調光制御について説明する。ワイヤレスセン
サ2において、照度センサ22が所定の範囲の照度を計
測し、制御部21が計測された照度データに従ってイン
バータを制御するための調光度を算出する。算出した調
光度は調光度指定コマンドとして制御部21によりメモ
リ24内に記憶したグループ番号を付加してワイヤレス
通信部6から送信される。
【0032】ワイヤレスインバータ3においては、ワイ
ヤレス受信部6で調光度指定コマンドが受信され、この
調光度指定コマンドは制御部31によりメモリ24に記
憶されたグループ番号と同一かどうかがチェックされ、
同一であればインバータ回路32を指定された調光度で
照明出力を得るよう制御する。このとき制御部31の制
御信号保持手段33はこの調光度をラッチし、以後再び
調光度指定コマンドを受信し調光度が再指定されるま
で、ラッチされた調光度に応じた光出力になるようイン
バータ回路32を制御する。
【0033】次に点滅制御について説明する。ワイヤレ
ススイッチ1の操作スイッチS1をon操作すると、制
御部11はメモリ24より操作スイッチS1に対応した
グループ番号1を読み出しグループ1onの意味を持つ
制御コマンドを作成する。このコマンドはワイヤレス通
信部6に送られワイヤレス信号となって送信される。送
信された制御コマンドは複数設置されているワイヤレス
インバータ3のワイヤレス通信部6で受信される。各々
のワイヤレスインバータ3の制御部31ではメモリ24
に記憶されたグループ番号と制御コマンドに含まれるグ
ループ番号を比較する。そして、これらのグループ番号
が異なる場合はこのコマンドを無視するが、同一である
場合はHf器具4が点灯するように発振停止手段34の
作動を停止させインバータ回路32が動作するよう制御
する。
【0034】操作スイッチS1をoff操作する場合に
ついても同様にグループ番号を判定しoffするか否か
をワイヤレスインバータ3毎に判定しHf器具4のof
f制御を行う。off制御の場合は、発振停止手段34
を作動させインバータ回路32が停止するよう制御す
る。
【0035】このようにワイヤレス設定器7でグループ
番号を自由に設定でき、これによって制御範囲を自由に
切り分けられるため、例えばビル内の同一フロアにおけ
る仕切換えがあった場合にも、仕切換えに対応した最も
効率のよい制御範囲にすることが極めて容易にできる。
【0036】なお、上記の説明では各機器をワイヤレス
伝送媒体5によって接続する例を示したが、各機器を伝
送線で接続した場合であっても、上記と同様の設定方法
によれば上記と同様に仕切換えに対応した最も効率のよ
い制御範囲にすることが極めて容易にできることは言う
までもない。また、ワイヤレスセンサ2、ワイヤレスイ
ンバータ3の電源は特に記述していないがHf器具4と
同一、あるいは別電源であってもよい。また、ワイヤレ
スセンサ2においては電源配線を無くすため光電池セル
と2次電池を組み合わせた電源で構成してもよい。
【0037】実施の形態2.実施の形態1ではワイヤレ
スセンサ2の電源がAC電源であり、常時電源が供給さ
れていることを前提に動作を説明したが、本実施の形態
においては、電源8をソーラセルにより構成し、電源配
線を不要したものである。この場合、夜間消灯時には電
源供給が得られず、照度を検出することは不可能となる
が、照度制御が照明点灯時のみ行われることを考えれ
ば、消灯時にワイヤレスセンサ2が動作する必要はな
い。ワイヤレススイッチ1が操作され点灯制御さると、
ソーラセルにより電源供給が開始されるためワイヤレス
センサ2は機能し始め、照度制御がなされる。このよう
にワイヤレスセンサ2の電源をソーラセルで構成すれば
電源についてメンテナンス不要かつ配線不要にすること
が出来る。
【0038】実施の形態3.図6は実施の形態3のブロ
ック図である。本実施の形態3においては、たとえば1
つのフロアないし部屋に設置された実施の形態1,2に
示した照明制御システムをそれぞれF1、F2、F3と
し、これらをワイヤレス信号中継装置51で各々を接続
し、さらにインタフェース手段10を経由して上位シス
テム9を接続したものである。
【0039】以下図6に基づいて本実施の形態の詳細を
説明するが、図1〜図5と同一部分には同一符号を付し
て説明を省略する。51はワイヤレス信号中継装置であ
り、具体的には図7ならびに図8に示すように第1のワ
イヤレス通信部61と第1の中継伝送制御部52とから
なる第1の中継伝送部と、第2のワイヤレス通信部62
と第2の中継伝送制御部53とからなる第2の中継伝送
部とから構成されている。
【0040】そして、第1ならびに第2の中継伝送部の
間は、図7に示す専用配線トランシーバ54、あるいは
図8に示すワイヤレストランシーバ等の他のワイヤレス
通信手段55により構成されている。10は上位システ
ム9とのインタフェース手段であり、ワイヤレス伝送媒
体5上の通信コマンドを上位システム9が取り込めるよ
う、また逆に送信できるように形態の変換を行う機能を
有している。9は上位システムであり、たとえば全館の
照明設備の集中監視を行う機能を有している。
【0041】次に、上記の様に構成された本システムの
動作を説明する。なお、図6のF1、F2、F3におけ
る調光制御、ならびに点滅制御の動作については先に述
べたのと同様であるので、ここではワイヤレス信号中継
装置51ならびにインタフェース手段10を用いた伝送
信号の伝達についての説明のみを行う。
【0042】図6においてF2で点灯の制御が行われる
と、ワイヤレススイッチ1はon制御コマンドをワイヤ
レス通信部6より送信する。ワイヤレス信号中継装置5
1はワイヤレス伝送媒体5を流れる信号は全て受信可能
に構成されているため、図7あるいは図8に示した、第
1のワイヤレス通信部61はon制御コマンドを受信
し、それを中継伝送制御部52に伝える。中継伝送制御
部52では専用配線トランシーバ54、あるいは他のワ
イヤレス通信手段55の伝送媒体上の信号の有無を確認
し、信号が検出されない場合はon制御コマンドを第2
の中継伝送部53に向け送信する。第2の中継伝送部5
3はon制御コマンドを受信するとこれを第2のワイヤ
レス通信部61へ転送する。ワイヤレス通信部61は通
信方式に従った方法でon制御コマンドをF1のシステ
ムヘ送信する。以上のような動作によりF2のシステム
からF1のシステムヘのコマンド転送が実現される。
【0043】インタフェース手段10はあらかじめワイ
ヤレス媒体5上のコマンドの内、指定された物だけを上
位システム9に伝送するよう動作する。on制御コマン
ドが指定されている場合には、F2で送信されたコマン
ドがワイヤレス信号中継装置51を経てF1へ伝送され
さらにインタフェース手段10経由で上位システム9に
伝送される。上位システム9ではこの情報に基づき、F
2で照明が点灯されたことを表示するなどの動作する。
【0044】以上のように、本実施の形態によれば、特
にワイヤレス通信媒体5として光や微弱な電波を用いる
場合のように通常であればワイヤレス信号が伝達できな
い区間のシステム間を接続することができる。
【0045】なお、図7のワイヤレス信号中継器51の
専用配線トランシーバ54での通信方式について信号の
有無検出により制御する半2重の方式について説明した
が、同期キャラクタ、ハンドシェーク信号による半2重
方式または、専用配線を送受信別々に配線したり、周波
数多重等全2重方式などの方式であっても同様の機能を
果たすことができる。
【0046】また、図8のワイヤレス信号中継器51の
他のワイヤレス通信手段55での通信方式について信号
の有無検出により制御する半2重の方式について説明し
たが、時分割多重による方式、周波数多重等全2重方式
など他の方式あっても同様の機能を果たすことができ
る。さらに、ワイヤレス通信部6について図2(A)
(B)(C)にそれぞれ光、電波、電力線搬送通信の例
を示したが何れの媒体を用いても、特に動作方法を変え
ずに同一の機能を実現することができる。また、ワイヤ
レスセンサとして照度センサを実施の形態として示した
が、人感センサなど他の機能を持つセンサにワイヤレス
通信を適用しても、配線の煩わしさのない制御システム
が構築可能である。
【0047】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に示すような効果を奏する。
【0048】設定手段によって、スイッチ手段と調光情
報検出手段とを自由にグループ分けして、これらのグル
ープ分けにしたがって調光・点滅制御手段を動作させる
ようにしたことにより、調光範囲と点滅範囲を自由に設
定変更でき、フロアーの配置換えに柔軟に対応できる。
また、従来のシステムで必要であった集中制御盤やリレ
ー制御端末器など、制御系を複数系統持つ必要が無くな
り、システム構成がシンプルかつ低コストとなる。
【0049】また、設定手段、調光情報検出手段、スイ
ッチ手段、調光・点滅制御手段の各手段間の情報の送受
信をワイヤレス通信手段にて行うようにしたので、配線
の煩雑さをなくした照明制御システムを得ることが可能
となる。
【0050】また、ワイヤレス通信の信号を同一システ
ム内や別システムヘ伝送する信号中継手段を備えたの
で、照明制御システムの規模の拡大を容易に実現でき
る。
【0051】また、ワイヤレス通信部を光送受信により
構成すると共に、受光部の受信感度を切り換え可能に構
成したので、設定時における機器の特定が確実にできる
と共に、グループ番号の設定時と制御時とで受信部を共
用することができ、安価に機器が構成できる。
【0052】また、照明器具は連続調光用の照明器具で
あり、調光・点滅制御手段は外部信号により発振停止可
能なインバータを備えてなる構成としたので、蛍光灯に
も適用可能となる。
【0053】また、インバータはインバータを駆動制御
するための調光度あるいは照度をラッチするラッチ手段
を備えたので、常時調光信号をインバータに入力し続け
る必要が無くなり、信号がとぎれても照明器具の点灯が
維持できる。したがって、ワイヤレス伝送など、デジタ
ルデータ通信手段を用いた照明器具の出力制御が容易に
可能となる。
【0054】また、調光情報検出手段の電源を光電池セ
ルとしたので、照明出力を電源として利用することが可
能となり、センサヘの電源配線が不要、かつ、電池交換
等メンテナンスが不要なセンサが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による照明制御シス
テム構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるワイヤレス通
信部の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるワイヤレスセ
ンサの構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるワイヤレスス
イッチの構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態1によるワイヤレスイ
ンバータの構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による照明制御シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるワイヤレス信
号中継器の第1の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態3によるワイヤレス信
号中継器の第2の構成を示すブロック図である。
【図9】 従来の照明制御システム(自動調光制御シス
テム)の構成を示すブロック図である。
【図10】 従来の照明制御システム(自動調光制御シ
ステム)に点滅制御機能を加えたシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図11】 従来の照明制御システム(自動調光制御シ
ステム)に点滅制御機能を加えたシステムの接続例を示
したブロック図である。
【図12】 従来の照明制御システム(自動調光制御シ
ステム)の課題を説明する説明図である。
【図13】 従来の照明制御システム(自動調光制御シ
ステム)の課題を説明する説明図である。
【図14】 従来の照明制御システム(自動調光制御シ
ステム)の課題を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ワイヤレススイッチ、2 ワイヤレスセンサ、3
ワイヤレスインバータ、4 Hf器具、5 ワイヤレス
伝送媒体、6 ワイヤレス通信部、7 ワイヤレス設定
器、8 電源部、10 インタフェース手段、51 ワ
イヤレス信号中継装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各機器ごとにグループ番号を割り当て、
    該割り当てられたグループ番号情報を各機器に送信して
    各機器にグループ番号を設定する設定手段と、 調光の基準となる情報を検出し、該センサーで検出され
    た情報と前記設定手段によって設定されたグループ番号
    情報とを送信する調光情報検出手段と、 点滅の指示をする複数のスイッチ操作部を有し、各スイ
    ッチ操作部により指示された点滅情報及び前記設定手段
    により設定されたグループ番号情報を送信するスイッチ
    手段と、 前記調光情報検出手段及び前記スイッチ手段から送信さ
    れた情報を入力し、該情報のグループ番号情報と前記設
    定手段によって予め設定されたグループ番号とを比較し
    て、一致しないときには入力情報を無視し、一致すると
    きは該入力情報に基づいて照明器具の調光及び点滅制御
    を行う調光・点滅制御手段とを備えたことを特徴とする
    照明制御システム。
  2. 【請求項2】 前記設定手段、前記調光情報検出手段、
    前記スイッチ手段、前記調光・点滅制御手段の各手段間
    の情報の送受信をワイヤレス通信手段にて行うようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の照明制御システム。
  3. 【請求項3】 前記ワイヤレス通信の信号を同一システ
    ム内や別システムヘ伝送する信号中継手段を備えたこと
    を特徴とする請求項2記載の照明制御システム。
  4. 【請求項4】 前記ワイヤレス通信部を光送受信により
    構成すると共に、受光部の受信感度を切り換え可能に構
    成したことを特徴とする請求項2又は3記載の照明制御
    システム。
  5. 【請求項5】 前記照明器具は連続調光用の照明器具で
    あり、前記調光・点滅制御手段は外部信号により発振停
    止可能なインバータを備えてなることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の照明制御システム。
  6. 【請求項6】 前記インバータはインバータを駆動制御
    するための調光度あるいは照度をラッチするラッチ手段
    を備えたことを特徴とする請求項5記載の照明制御シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記調光情報検出手段の電源を光電池セ
    ルとしたことを特徴とした請求項1〜6のいずれかに記
    載の照明制御システム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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