JP6403047B2 - 水栓装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水栓装置に関する。
従来、特許文献1等によって、カラン吐水用やシャワー吐水用の押しボタンを備えた水栓装置が提案されている。
特開2005−133530号公報
特許文献1のような押しボタンを備えた水栓装置では、操作しやすくするために、押しボタンを大きく設けることが好ましい。
しかし、押しボタンが大きいと、端部(角部や辺部)を押圧した際に、押しボタンが傾いて、押しボタンを全体的に押し込むことができず、スイッチのオン・オフができなくて、操作性が悪化するおそれがある。
上記事情に鑑みて、本発明は、押しボタンを大きくしても、操作性を確保することができ、尚且つ防水性も確保することができる水栓装置を提案することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の水栓装置は、吐水量を調整する電動弁と、前記電動弁を開閉するためのスイッチと、前記電動弁及び前記スイッチが収納されるケースと、前記ケースに設けられる操作面と、前記操作面を覆う防水シートと、前記防水シートを更に覆うように取り付けられるカバーと、前記カバーに取り付けられ、前記スイッチを押圧可能な押しボタンと、を備え、前記押しボタンは、前記カバーに向けて突出する突片を縁部に有し、前記カバーは、前記突片が挿入される挿入孔を有し、前記突片の先端部には、前記カバーに引っ掛かるように形成された爪部が設けられ、前記押しボタンの両端部にそれぞれ、前記カバーに向けて突出する脚部を有し、前記カバーは、前記脚部が接触する箇所にそれぞれ、弾性変形可能な受け部を有することを特徴とする。
また、前記押しボタンの周縁部に、前記突片を複数有し、複数の前記突片は、互いに距離をあけて配置されていることが好ましい。
本発明の水栓装置は、押しボタンを大きくしても、操作性を確保することができ、尚且つ防水性を確保することができる。
本発明の一実施形態の水栓装置を示す分解斜視図である。 同上の水栓装置を示す側断面図である。 同上の水栓装置の押しボタンとカバーを示し、Aは分解斜視図であり、Bは押しボタンを押していないときの側断面図であり、Cは押しボタンを押したときの側断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
図1に示す本発明の一実施形態の水栓装置100は、浴室や洗面台の壁面に取り付けられるシャワーヘッド(図示せず)付きの湯水混合栓である。以下では、設置先の壁面に対して水栓装置100が位置する側を前方とし、その反対側を後方とし、設置先の壁面に対して平行な水平方向を左右方向とし、前後方向及び左右方向に対して垂直な方向を上下方向として、各構成について説明する。つまり、図1では、矢印X1で示す向きが前方であり、その反対の向きが後方であり、矢印Y1で示す向きが右方であり、その反対の向きが左方であり、矢印Z1で示す向きが上方であり、その反対の向きが下方である。
水栓装置100は、電動弁1と、電動弁1を開閉するためのスイッチ10と、ケース2と、ケース2の前面に設けられる操作面3と、操作面3を覆う防水シート4と、カバー5と、カバー5に取り付けられる押しボタン6と、吐水口7とを備える。電動弁1は、吐水量を調整する。電動弁1及びスイッチ10は、ケース2に収納される。カバー5は、防水シート4を更に覆うように操作面3に取り付けられる。押しボタン6は、スイッチ10を押圧可能に設けられる。
水栓装置100は、電動弁1を複数備える。複数の電動弁1は、例えば、湯水混合弁をなす電動弁1と、吐水用の弁をなす電動弁1と、流路切替弁をなす電動弁1である。湯水混合弁には、給湯管と給水管とが接続される。湯水混合弁は、流入する湯と水との混合割合を変えて、任意の温度の吐水を生成する。吐水用の弁は、湯水混合弁によって生成された湯水の吐水・止水を切り替える。また、吐水用の弁は、吐水の流量を変更する。流路切替弁は、シャワーヘッドからの吐水にするか、カラン(吐水口7)からの吐水にするかを切り替える。
電動弁1は、ケース2内の、スイッチ10を実装した基板ブロック11(図2参照)に電気的に接続されており、基板ブロック11が有する制御部(図示せず)によって制御される。制御部は、例えば、制御基板に実装されたマイクロプロセッサを主構成要素とする。電動弁1は、例えば、スイッチ10が押圧操作された際に、駆動部の突部が、接点開閉用のダイヤフラムを押圧し、これにより、流路の開閉を行う。なお、電動弁1は、湯水混合弁、吐水用の弁、流路切替弁のうちのいずれか1つであってもよい。その場合、電動弁1ではない弁は、機械式の弁で構成される。
ケース2は、樹脂製の箱体である。ケース2は、上部が前方に向けて突出し、この突出した上部の前面が操作面3となっている。操作面3は、上端よりも下端が前方に位置するように傾斜した傾斜面である。
操作面3には、防水シート4、カバー5、押しボタン6がこの順に重なるように取り付けられる。操作面3は、前面全体が防水シート4によって覆われる。防水シート4は、止水性と可撓性と光透過性を有する材質のものであり、例えば、プラスチックフィルムやエラストマー製のフィルムである。防水シート4は、前面全体がカバー5によって覆われる。
カバー5には、複数の押しボタン6が前後方向に押し込み自在に取り付けられる。各押しボタン6は、独立して押し込み自在である。
各押しボタン6は、図3Aに示すように、矩形板状のボタン本体60と、カバー5に取り付けられる取付片61と、カバー5に挿入される突片62と、カバー5の前面に接触する脚部63とを有する。押しボタン6は、例えば樹脂製である。
取付片61は、ボタン本体60の後面のうち、上下方向及び左右方向の中央部から、カバー5に向けて、つまり後方に向けて突出している。取付片61は、先端部(後端部)がカバー5に取り付けられる。
本実施形態では、取付片61は、左右一対の突出片610で構成される。突出片610は、先端部に取付爪611が設けられている。右側の突出片610では、先端部から右方向に向けて取付爪611が突出している。左側の突出片610では、先端部から左方向に向けて取付爪611が突出している。左右一対の突出片610はそれぞれ、後述するカバー5の挿通孔58に挿通されて、カバー5の後面に取付爪611が引っ掛かることで、カバー5に取り付けられる。なお、取付片61は、上述の構造に限らない。例えば、取付片61は、柱状であり、先端部が接着や溶着等によってカバー5に取り付けられるものであってもよい。
各押しボタン6は、ボタン本体60の後面の周縁部に、突片62を複数有する。複数の突片62は、互いに距離をあけて配置される。本実施形態では、突片62は、ボタン本体60の後面の4つの隅部にそれぞれ設けられる。各突片62の先端部には、カバー5に引っ掛かるように形成された爪部620が設けられている。上側の2つの隅部に位置する各突片62では、先端部(後端部)から爪部620が上方に向けて突出している。また、下側の2つの隅部に位置する各突片62では、先端部(後端部)から爪部620が下方に向けて突出している。
各押しボタン6は、ボタン本体60の後面の周縁部に、脚部63を複数有する。複数の脚部63は、互いに距離をあけて配置される。本実施形態では、脚部63は、ボタン本体60の後面の左右の両端部にそれぞれ1つずつ設けられ、ボタン本体60の後面の下側の縁部に2つ左右方向に距離をあけて設けられている。各脚部63は、例えば、円柱状である。
カバー5は、樹脂製であり、例えば、黒色の透明樹脂で形成される。カバー5は、ボタン部50と、突出片610が挿通される挿通孔58と、突片62が挿入される挿入孔51と、脚部63が接触する受け部52とを有する。挿入孔51は、カバー5のうち、各突片62に対応する箇所に設けられる。挿通孔58は、カバー5のうち、各突出片610に対応する箇所に設けられる。受け部52は、カバー5のうち、各脚部63に対応する箇所に設けられる。ボタン部50と受け部52は、前後方向に弾性変形可能に設けられる。
本実施形態では、ボタン部50は、右方に開口した略C字状の貫通孔53と、左方に開口した略C字状の貫通孔53とによって囲まれる領域に設けられる。両貫通孔53は、囲む領域の大部分が重なり、且つ互いに非連続となるように配置されている。これにより、ボタン部50は、前後方向と略平行な方向に弾性変形可能である。また、ボタン部50の左右両側には、挿通孔58が位置する。
また、カバー5のうち、受け部52の周囲には、略U字状の貫通孔54が設けられる。受け部52は、この略U字状の貫通孔54によって囲まれる領域の最奥部に設けられる。
ボタン部50は、カバー5から前方及び後方に突出させて設けられる。ボタン部50の前面が、ボタン本体60の後面が接触する接触面をなし、ボタン部50の後面が、操作面3の後述する操作面ボタン部30を押圧する押圧面をなす。
挿入孔51は、挿入された突片62の爪部620が引っ掛かる引掛け部510を内部に有する。本実施形態では、挿入孔51のうち、前側の部位を、後側の部位よりも開口面積が小さくなるように形成することによって、挿入孔51内に引掛け部510を形成している。挿入孔51は、例えば、前側に位置する長方形状の前孔と、後側に位置し、前孔よりも長辺の長さが長い長方形状の後孔とで構成される。本実施形態では、下側の2つの隅部に位置する挿入孔51は、下側に位置する貫通孔54に連続している。
押しボタン6は、左右一対の突出片610の先端部(後端部)をそれぞれ、挿通孔58に挿通して、挿通孔58の周囲のカバー5の後面に、各取付爪611を引掛けることによって、カバー5に取り付けられる。このとき、押しボタン6は、ボタン本体60の裏面がボタン部50の前面に接触する。また、このとき、押しボタン6は、図3Bに示すように、各突片62の先端部(後端部)が対応する挿入孔51に挿入され、各脚部63が対応する受け部52に接触する。これにより、押しボタン6は、使用者によって押圧されていないときには、ボタン本体60が、カバー5の前面から所定距離離れた位置に保持される。ここで、所定距離とは、ボタン部50のカバー5の前面からの突出長さである。また、このとき、本実施形態では、各突片62の先端部が、挿入孔51内にほぼ収まる。また、このとき、突出片610の先端(後端)は、ボタン部50の後面よりも前側に位置する。
押しボタン6は、使用者によってボタン本体60の前面の中央部が押圧された際には、ボタン本体60と脚部63によって、ボタン部50と受け部52が押圧されて、ボタン部50と受け部52が後方に弾性変形する。このとき、各突片62の爪部620は、挿入孔51内の引掛け部510から離れる。これにより、押しボタン6は、図3Cに示すように、カバー5の前面に接触する位置、またはカバー5の前面に近接する位置まで移動可能である。
また、押しボタン6は、使用者によってボタン本体60の前面の端部(角部や辺部)が押圧された際には、他方の端部の突片62の爪部620が挿入孔51内の引掛け部510に引っ掛かることによって、ボタン本体60の他方の端部の浮き上がりが抑制される。また、このとき、挿入孔51によって突片62の進む方向がガイドされることによって、ボタン本体60を全体的に後方に押し込むことができる。これにより、押しボタン6は、使用者によってボタン本体60の前面の端部が押圧された際にも、ボタン本体60が全体的に後方に移動でき、ボタン本体60がカバー5の前面に接触、または近接する位置まで確実に移動して操作が可能である。
押しボタン6は、使用者による押圧が解除されると、ボタン部50と受け部52が前方に弾性復帰して、図3Bに示す押圧される前の位置まで移動する。
操作面3は、図1に示すように、各ボタン部50の後方に位置し、且つ前後方向に弾性変形可能な操作面ボタン部30を有する。操作面ボタン部30は、例えば、ボタン部50と同様の構造によって、弾性変形可能に設けられる。
押しボタン6が使用者によって押圧されると、カバー5のボタン部50が後方に移動し、ボタン部50によって防水シート4が撓ませられて、ボタン部50によって操作面ボタン部30が押圧される。このとき、操作面ボタン部30が後方に移動して、操作面ボタン部30によってスイッチ10が押圧されて、スイッチ10のオン・オフがなされる。
なお、操作面3は、照明部31、パネル部32、及び固定部33を更に有する。照明部31は、操作面3を前後方向に貫通する孔である。固定部33には、操作面3に防水シート4とカバー5を固定するためのねじ等の固定具(図示せず)が固定される。カバー5は、パネルカバー部55、窓部56、および透光部57を更に有する。窓部56及び透光部57は、カバー5を前後方向に貫通する孔である。パネルカバー部55は、パネル部32の前方に位置する。パネルカバー部55は、ケース2内のうち、パネル部32の後方の箇所に設置される液晶パネルを透過可能にカバーする。液晶パネルには、吐出される湯温や吐水量が表示される。窓部56及び透光部57は、照明部31の前方に位置する。窓部56及び透光部57は、ケース2内のうち、照明部31の後方の箇所に設置されるLED等の照明装置の光が透過する。液晶パネルの表示内容や照明装置の照明は、各押しボタン6を押し操作することで切り替わる。
以上説明した本実施形態の水栓装置100では、ボタン本体60の後面の左右上下の縁部に、先端部に爪部620を有する突片62を設け、カバー5に、各突片62が挿入され、爪部620が引っ掛かる挿入孔51を設けている。これにより、本実施形態の水栓装置100では、ボタン本体60の前面の上下左右いずれか一方の縁部を押圧したときに、反対方向の縁部に位置する爪部620が挿入孔51に引っ掛かることで、ボタン本体60の押圧していない側の縁部の浮き上がりを抑制できる。また、このとき、挿入孔51によって突片62の進む方向がガイドされることによって、ボタン本体60を全体的に後方に押し込むことができ、スイッチ10のオン・オフを行うことができる。したがって、本実施形態の水栓装置100では、押しボタン6を大きくしても、操作性を確保することができる。
また、本実施形態の水栓装置100では、操作面3を防水シート4で覆うことで、操作面3に水が流れ込むことを抑制でき、ケース2の内部に水が浸入することを抑制できる。
また、本実施形態の水栓装置100では、可撓性の防水シート4を用いたことで、押しボタン6を押圧した際に、押しボタン6によって防水シート4が破れてしまうことを抑制できる。また、本実施形態の水栓装置100では、カバー5を貫通する突片62の先端部が、押しボタン6を押圧していていない状態で、挿入孔51内に収まるように設けている。これにより、本実施形態の水栓装置100では、押しボタン6を押圧した際に、突片62のカバー5から後方への突出量を抑制でき、突片62によって防水シート4が破れることも抑制できる。
また、本実施形態の水栓装置100では、押しボタン6をカバー5に取り付けた状態において、図3Bに示すように、各脚部63が対応する受け部52に載置される。これにより、本実施形態の水栓装置100では、押しボタン6をカバー5に、がたつきを極力抑制した状態で装着することができる。また、押しボタン6のボタン本体60の前面の縁部の前後位置が一つに決まりやすく、隣り合う押しボタン6の間で段差が生じることを抑制できる。
なお、上述した実施形態の水栓装置100では、突片62をボタン本体60の四隅に設けた例について説明したが、突片62を、ボタン本体60の四隅以外の縁部に複数設けてもよいし、また、突片62を、ボタン本体60の一方の縁部に1つだけ設けてもよい。
また、上述した実施形態の水栓装置100では、ボタン本体60が矩形板状である例について説明したが、ボタン本体60は、円形や三角形や多角形等の他の形状の板体であってもよい。この場合も、突片62は、ボタン本体60の縁部に設ければよい。
また、上述した実施形態の水栓装置100では、脚部63をボタン本体60の周縁部に4つ設けた例について説明したが、脚部63を、ボタン本体60の一方の縁部に1つだけ設けてもよいし、また、脚部63を、ボタン本体60に設けなくてもよい。
以上まとめると、本発明の水栓装置は、上述した実施形態の水栓装置100のように、下記の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明の水栓装置は、電動弁1と、電動弁1を開閉するためのスイッチ10と、ケース2と、ケース2に設けられる操作面3と、操作面3を覆う防水シート4と、カバー5と、カバー5に取り付けられる押しボタン6と、を備える。電動弁1は、吐水量を調整する。電動弁1及びスイッチ10はケース2に収納される。カバー5は、防水シート4を更に覆うように取り付けられる。押しボタン6は、スイッチ10を押圧可能に設けられる。押しボタン6は、カバー5に向けて突出する突片62を縁部に有する。カバー5は、突片62が挿入される挿入孔51を有する。突片62の先端部には、カバー5に引っ掛かるように形成された爪部620が設けられる。
このような構成とすることで、本発明の水栓装置は、押しボタン6の縁部を押圧操作した際に、押しボタン6の他の縁部が浮き上がることを、突片62の爪部620がカバー5に引っ掛かることで抑制できる。また、この際、本発明の水栓装置では、挿入孔51によって突片62の進む方向がガイドされて、押しボタン6を全体的に押し込むことができて、スイッチ10のオン・オフを行うことができる。また、本発明の水栓装置では、操作面3を防水シート4で覆うことで、操作面3に水が流れ込むことを抑制できる。したがって、本発明の水栓装置は、押しボタン6を大きくしても、操作性を確保することができ、尚且つ防水性も確保することができる。
また、本発明の水栓装置は、上述した一実施形態の水栓装置100のように、上記の構成に加えて、更に下記の構成を備えることが好ましい。
すなわち、本発明の水栓装置は、押しボタン6の周縁部に、突片62を複数有し、複数の突片62は、互いに距離をあけて配置されている。
このような構成とすることで、本発明の水栓装置は、押しボタン6の縁部を押圧操作した際に、押しボタン6の他の縁部が浮き上がることを、対応した突片62の爪部620がカバー5に引っ掛かって抑制しやすい。
また、本発明の水栓装置は、上述した一実施形態の水栓装置100のように、上記の構成に加えて、更に下記の構成を備えることが好ましい。
すなわち、本発明の水栓装置は、押しボタン6の両端部にそれぞれ、カバー5に向けて突出する脚部63を有し、カバー5は、脚部63が接触する箇所にそれぞれ、弾性変形可能な受け部52を有する。
このような構成とすることで、本発明の水栓装置は、使用者による押圧操作が解除されたときに、受け部52が前方に確実に弾性復帰して、押圧操作される前の位置まで確実に移動し、これにより、押しボタン6のガタツキを抑制できる。
以上、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
1 電動弁
2 ケース
3 操作面
4 防水シート
5 カバー
6 押しボタン
10 スイッチ
51 挿入孔
52 受け部
62 突片
63 脚部
620 爪部

Claims (2)

  1. 吐水量を調整する電動弁と、
    前記電動弁を開閉するためのスイッチと、
    前記電動弁及び前記スイッチが収納されるケースと、
    前記ケースに設けられる操作面と、
    前記操作面を覆う防水シートと、
    前記防水シートを更に覆うように取り付けられるカバーと、
    前記カバーに取り付けられ、前記スイッチを押圧可能な押しボタンと、を備え、
    前記押しボタンは、前記カバーに向けて突出する突片を縁部に有し、
    前記カバーは、前記突片が挿入される挿入孔を有し、
    前記突片の先端部には、前記カバーに引っ掛かるように形成された爪部が設けられ
    前記押しボタンの両端部にそれぞれ、前記カバーに向けて突出する脚部を有し、
    前記カバーは、前記脚部が接触する箇所にそれぞれ、弾性変形可能な受け部を有することを特徴とする水栓装置。
  2. 前記押しボタンの周縁部に、前記突片を複数有し、
    複数の前記突片は、互いに距離をあけて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の水栓装置
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