JP5630522B2 - 操作入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トイレルーム壁面などに配置される操作入力装置に関する。
従来、トイレルームに設置された衛生洗浄装置に備わる種々の機能を遠隔操作によって作動させるために、トイレルーム壁面などに操作入力装置(リモコンセット)が配置されている(特許文献1参照)。
このような操作入力装置によって操作される機能数は、衛生洗浄装置の多様化・多品番化に伴い増加している。そして従来、オンオフの操作入力を行うためのプッシュキートップと、調整等の操作入力を行うためのシーソーキートップとを選択して使用することにより機能数を増減させる方法が採られていた。
特開2005−204271号公報
しかしながら、従来の操作入力装置では、プッシュキートップを設ける際には、プッシュキートップに対応する基板及びケースが必要であり、シーソーキートップを設ける際には、シーソーキートップに対応する基板及びケースが必要であった。また、操作入力装置によって操作される機能数は、衛生洗浄装置の製品品番毎に異なっていた。
すなわち、衛生洗浄装置の製品品番毎に、専用の基板及びケースを設計・組立・準備していた。そのため、同一の操作入力装置を異なる製品品番の衛生洗浄装置に流用することができず、それぞれの衛生洗浄装置に対応する操作入力装置毎に在庫を持たなければならなかった。このことは、設計コスト・制作コスト・在庫保有コストとして多大なデメリットやリスクを内包していた。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであって、基板及びケースの共通化を図ることで異なる製品品番の衛生洗浄装置に対しても流用可能な操作入力装置を提供することを目的とする。
本発明に係る操作入力装置は、第一釦、第二釦及び第三釦が設置され、前記第一釦、前記第二釦及び前記第三釦のそれぞれに対応した接点が形成された基板と、前記基板を収納すると共に少なくとも一つの窓部を有するケースと、前記ケースに取り付けられるキートップと、を備え、前記キートップを押圧操作することで、前記第一釦、前記第二釦及び前記第三釦のいずれかに対応した接点が閉成され、使用者の押圧操作を検出可能とした操作入力装置であって、前記第一釦、前記第二釦及び前記第三釦が、前記窓部の一つと対向しており、前記キートップは、前記ケースに設けられた窓部から前記ケース内に進入することで前記第一釦を押すための押し部が形成されたプッシュキートップと、前記ケースに設けられた窓部から前記ケース内に進入することで前記第二釦又は前記第三釦を押すための押し部がそれぞれ形成されたシーソーキートップとが準備されており、前記プッシュキートップと前記シーソーキートップとを選択して前記ケースに対して固定可能である。これにより、ケースに取り付けるキートップを、プッシュキートップとシーソーキートップとの間で切り替えるだけで、オンオフ等の操作入力と調整等の操作入力の切り替えが可能である。また、操作入力装置に用いられる基板及びケースの共通化を図ることができる。
また、本発明に係る操作入力装置においては、好ましくは、前記キートップは、前記第一釦、前記第二釦及び前記第三釦に対向する前記ケース表面に沿って配置され、使用者が押圧操作することで前記第一釦、前記第二釦又は前記第三釦に近接するように変位する操作部と、前記操作部から前記ケース表面に沿って突出し、固定手段によって前記ケースに対して固定される支持部と、を備える。これにより、プッシュキートップやシーソーキートップの形状を共通化した場合でも、操作感を損なうことがない構成にすることができる。
また、本発明に係る操作入力装置においては、好ましくは、前記固定手段は、前記ケース表面に形成され、前記支持部を嵌めこみ可能な形状に形成された溝部と、前記支持部の上から前記ケースに取り付けられる板部材とによって構成される。これにより、支持部をケースに取り付けた後の操作入力装置の前出寸法を最小限に抑えることができる。
また、本発明に係る操作入力装置においては、好ましくは、前記キートップには、当該キートップを前記ケースに取り付けるための取付用フックが形成され、前記ケースには、前記取付用フックを係合するための係合孔が形成される。これにより、取付用フックの長さを変えることでキートップのストローク量を決めることができる。すなわち、使用者が操作部を操作した際に、適正な操作感が得られるようなストローク量を規定することができる。
また、本発明に係る操作入力装置においては、好ましくは、前記支持部は、使用者が前記操作部を押圧すると撓み変形し、使用者による押圧が解除されると撓みが復元する。これにより、使用者の押圧時にのみ必要な接点を閉成して操作入力することができる。よって、操作部にバネ等の部材を別途設ける必要がなく、構造を簡素化することができる。
また、本発明に係る操作入力装置においては、好ましくは、前記支持部は、前記操作部の上端の左右側から延出する一対のアーム部である。これにより、キートップの塗装を行う際に、アーム部をハンガー等に引っ掛けることができるので、塗装の工程を簡素化することができる。
本発明によれば、基板及びケースの共通化を図ることで異なる製品品番の衛生洗浄装置に対しても流用可能な操作入力装置を提供することができる。
本実施形態に係る操作入力装置の概略斜視図である。 本実施形態に係る操作入力装置の部品構成例を示す斜視図である。 本実施形態に係る操作入力装置を構成する基板を正面から見た図である。 本実施形態に係るプッシュキートップの一例を示す正面図である。 本実施形態に係るプッシュキートップの一例を示す背面図である。 本実施形態に係るシーソーキートップの一例を示す正面図である。 本実施形態に係るシーソーキートップの一例を示す背面図である。 本実施形態に係るキートップの取付構造の一例を示す図である。 本実施形態に係るキートップの支持部の動作例を示す図である。 本実施形態に係るキートップの支持部の動作例を示す図である。 本実施形態に係るプッシュキートップの動作例の説明図である。 本実施形態に係るシーソーキートップの動作例の説明図である。
本発明に係る操作入力装置は、第一釦、第二釦及び第三釦が設置され、第一釦、第二釦及び第三釦のそれぞれに対応した接点が形成された基板と、基板を収納するケースと、ケースに取り付けられるキートップと、を備え、キートップを押圧操作することで、第一釦、第二釦及び第三釦のいずれかに対応した接点が閉成され、使用者の押圧操作を検出可能とした操作入力装置であって、キートップは、ケースに設けられた窓部から前記ケース内に進入することで第一釦を押すための押し部が形成されたプッシュキートップと、ケースに設けられた窓部から前記ケース内に進入することで第二釦又は第三釦を押すための押し部がそれぞれ形成されたシーソーキートップとが準備されており、プッシュキートップとシーソーキートップとを選択してケースに対して固定可能である。これにより、異なる製品品番の衛生洗浄装置に対しても流用可能な操作入力装置を実現するものである。以下、本発明の実施の形態を説明する。
なお、本実施形態に係る操作入力装置は、衛生洗浄装置の遠隔操作用として、トイレルーム壁面に取付けて使用することから、本願明細書においては、壁面に取付けた状態の操作入力装置の上側を天面、壁面に相対する面を背面、壁面の反対側に位置する面を正面として説明する。
[操作入力装置の概要]
図1は、本実施形態に係る操作入力装置の概略斜視図である。
図1に示すように、操作入力装置1は、基板2、プッシュキートップ3、シーソーキートップ4、ダミーキートップ5、正面プレート6、天面釦7、天面ダミー釦8、天面プレート9、赤外線送信部10を有する構成である。この操作入力装置1の背面には、トイレルーム壁面に取付けられたハンガーに着脱自在に取り付けるための溝状の取付け部(不図示)が例えば左右端側に1つずつ設けられている。
以上に示す操作入力装置1は、使用者がオンオフの操作入力を行うためのプッシュキートップ3と、使用者が調整等の操作入力を行うためのシーソーキートップ4とを備える。図1に示す例では、2個のプッシュキートップ3の各々によって、使用者は各種動作の停止指示や洗浄ノズルをきれいにする指示を入力することができる。一方、4個のシーソーキートップ4の各々によって、使用者はおしり洗浄かやわらか洗浄かを切替えたり、ビデ洗浄かワイドビデ洗浄かを切替えたり、水勢の強弱を調整したり、洗浄位置を調整したりすることができる。
なお、本実施形態に係る操作入力装置1によれば、基板2は共通化されているため、異なる製品品番の衛生洗浄装置に対しても流用可能である。また、プッシュキートップ3、シーソーキートップ4を、操作入力装置1の実現すべき機能内容や機能数に応じて適宜選択して配置可能となっている。
例えば操作入力装置1の実現すべき機能が1個のプッシュキートップ3及び5個のシーソーキートップ4の計6個のキートップを要する場合には、一番右のプッシュキートップ3をシーソーキートップ4に置き換え、基板2に対して外部からプログラムを書き込むことによって、各キートップ3、4に対応する操作入力装置1の動作を変更するだけで良い。
[操作入力装置の部品構成]
図2は、本実施形態に係る操作入力装置の部品構成例を示す斜視図である。図3は、本実施形態に係る操作入力装置を構成する基板を正面から見た図である。
図2では、図1に示す基板2、プッシュキートップ3、シーソーキートップ4、ダミーキートップ5、正面プレート6、天面釦7、天面ダミー釦8、天面プレート9を分解した部品構成を斜視図で示している。
基板2は、使用者による操作入力に応じて衛生洗浄装置を動作させるための指示情報を生成する回路が形成された基板である。この基板2において生成された指示情報は、赤外線送信部10を介して衛生洗浄装置に送られる。
この基板2は、プッシュキートップ3、シーソーキートップ4を取り付けるための複数のキートップ取付部22が表面に形成されたケース21に収納されている。各キートップ取付部22は、溝部23と、窓部24とを組み合わせて構成される。
なお、窓部24の背面側には、図2や図3に示すように、第一釦25A、この第一釦25Aを挟むように設置される第二釦25B、第三釦25Cが設けられ、これら第一釦25A、第二釦25B、第三25Cのそれぞれに対応した接点が基板2上に形成されている。このように、第一釦25Aを挟むように第二釦25B及び第三釦25Cが設置され、且つそれらの釦が直線に並んで配置されていることにより、操作性を良くすることができる。但し、図2や図3に示す一番左側の窓部24の背面側には、第一釦25Aのみが設置され、第一釦25Aに対応した接点のみが基板2上に形成されている。これら第一釦25A〜第三釦25Cは例えばタクトスイッチ(登録商標)であり、第一釦25A〜第三釦25Cへの水の浸入を防ぐため、これら第一釦25A〜第三釦25Cを覆うようにゴム等のカバー部材を設けることが好ましい。
溝部23は、ケース21表面に形成され、プッシュキートップ3の支持部32やシーソーキートップ4の支持部42を嵌め込み可能な形状に形成された凹部である。
一方、窓部24は、貫通孔24A、24B、係合孔24Cを含む。貫通孔24Aは、プッシュキートップ3の背面に形成された押し部35(図4B参照)が挿通可能に形成された挿入孔である。この貫通孔24Aは、プッシュキートップ3の背面の上側2箇所に形成された取付用フック36(図4B参照)や、シーソーキートップ4の背面の上側2箇所に形成された上側2箇所の取付用フック46(図5B参照)と係合するための係合孔も兼ねている。これらの係合形態については後述する。
貫通孔24Bは、シーソーキートップ4に形成された押し部45A、45B(図5B参照)が挿通可能に形成された挿入孔である。但し、図2や図3に示す一番左側の窓部24では、貫通孔24Bは形成されていない。
一方、係合孔24Cは、プッシュキートップ3の背面の下側2箇所に形成された取付用フック36(図4B参照)やシーソーキートップ4の背面の下側2箇所に形成された取付用フック46(図5B参照)と係合するための係合孔である。これらの係合形態については後述する。
以上に示すように、本実施形態に係る操作入力装置1では、プッシュキートップ3のみによって押圧可能な第一釦25Aと、シーソーキートップ4のみによって押圧可能な第二釦25B及び第三釦25Cが設けられている。また、使用者がプッシュキートップ3、シーソーキートップ4を押圧操作することで第一釦25A、第二釦25B及び第三釦25Cのいずれかに対応した接点が閉成され、使用者の押圧操作を検出可能としている。
プッシュキートップ3は、使用者がオンオフの操作入力を行うための操作手段である。図2に示す例では、2個のプッシュキートップ3がケース21に取り付けられている。なお、図2や図3に示す1番左側のキートップ取付部22は、各種動作の停止指示を行うためのプッシュキートップ3専用の取付部である。そのため、それ以外の5個のキートップ取付部22において、プッシュキートップ3を例えば1個から5個の間で数を増減させてケース21に対して取付け可能である。プッシュキートップ3の詳細形状については図4A及び図4Bを用いて後述する。
シーソーキートップ4は、使用者が調整等の操作入力を行うための操作手段である。図2に示す例では、4個のシーソーキートップ4がケース21に取り付けられている。なお、プッシュキートップ3と同様に、図2や図3に示す1番左側のキートップ取付部22を除く5個のキートップ取付部22において、シーソーキートップ4を例えば1個から5個の間で数を増減させてケース21に対して取付け可能である。シーソーキートップ4の詳細形状については図5A及び図5Bを用いて後述する。
ダミーキートップ5は、プッシュキートップ3やシーソーキートップ4の増減により生じる隙間を補うための略平板状の部材である。プッシュキートップ3、シーソーキートップ4及びこのダミーキートップ5によってケース21の正面横方向全体が覆われるように、ダミーキートップ5の横長は適宜調整される。
なお、このダミーキートップ5の背面には、ケース21に取り付けるための取付用フックは形成されるものの、第一釦25A〜第三釦25Cを押し下げるための押し部は形成されない。そのため、使用者がダミーキートップ5を押下した場合であっても、第一釦25A〜第三釦25Cは押圧されることがない。
正面プレート6は、上記のキートップ3、4、5がケース21に取り付けられた状態で、この正面プレート6と基板2とによって支持部32、42を挟むように、ケース21に取り付けられる板部材である。なお、この正面プレート6の表面には、配置されるキートップ3、4の機能に応じた図柄が印刷される。そのため、各キートップ3、4の配置や機能を切替えたとしても、正面プレート6に印刷される図を変更するだけで使用者に機能を報知することができる。
天面釦7は、使用者が各種操作を行うための操作手段である。各天面釦7は、使用者が押圧操作を行うための操作部71と、操作部71における押圧操作に応じて基板2に設けられた釦26を押下する押し部72とを備える。図2に示す例では、6個の天面釦7がケース21に取り付けられているが、例えば1個から6個の間で数を増減させてケース21に対して取付け可能としても良い。
天面ダミー釦8は、天面釦7の増減により生じる隙間を補うための部材である。天面釦7及び天面ダミー釦8によってケース21の天面横方向全体が覆われるように、天面ダミー釦8の横長は適宜調整される。なお、この天面ダミー釦8は、基板2の天面に配置された各釦26を押し下げるための押し部が形成されていない。
天面プレート9は、この天面プレート9と基板2とによって各天面釦7を挟むように、ケース21に取り付けられる板部材である。なお、この天面プレート9は、前述の正面プレート6と同様、配置される天面釦7の機能に応じた図柄が印刷される。そのため、各天面釦7、天面ダミー釦8の配置や機能を切替えたとしても、天面プレート9に印刷される図を変更するだけで使用者に機能を報知することができる。
以上に示す構成により、本実施形態に係る操作入力装置1では、一番左側のキートップ取付部22を除く5個のキートップ取付部22において、プッシュキートップ3とシーソーキートップ4との組合わせを選択してケース21に対して固定可能とすることにより、操作入力装置1により操作可能な機能数を増減可能に設定する構造を実現している。特に、プッシュキートップ3とシーソーキートップ4の両方を同じ位置で取付け可能であることを特徴としており、基板2、ケース21、プッシュキートップ3、シーソーキートップ4、正面プレート6等を共通化している。また、プッシュキートップ3やシーソーキートップ4の形状を共通化した場合でも、操作感を損なうことがない構成にすることができる。
[プッシュキートップ]
図4Aは、本実施形態に係るプッシュキートップの一例を示す正面図である。図4Bは、本実施形態に係るプッシュキートップの一例を示す背面図である。これら図4A及び図4Bを用いてプッシュキートップ3の詳細形状について説明する。
図4A及び図4Bに示すように、プッシュキートップ3は、正面から見て横長略矩形状で、且つ、中央全体が正面側に向かって凸型に形成された操作部31と、操作部31の上端の左右側から上方向に延出する一対のアーム部32とを備えている。このプッシュキートップ3は、例えばABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)によって形成される。
図4Aに示すように、操作部31の表面には、使用者が押圧操作するための操作領域33が形成されている。この操作部31の裏面には、図4Bに示すように、略中央上部において背面方向に向かって延出した略十字状の押し部35が形成されている。使用者が操作領域33を押圧操作すると、押し部35が第一釦25A(図2参照)に近接するように変位する。
すなわち、押し部35は、操作部31の第一釦25Aから第三釦25Cと対向する面において、ケース21に設けられた窓部24(図2参照)からケース21内に進入することで第一釦25Aを押下するよう形成されている。そのため、押し部35によって第二釦25B及び第三釦25Cが押圧されることはない。
また、操作部31の裏面には、取付用フック36が4箇所に突出して設けられている。この取付用フック36は、プッシュキートップ3を貫通孔24A及び係合孔24C(図2参照)に係合させることで固定するためのものである。なお、この取付用フック36の長さを変えることで、プッシュキートップ3のストローク量を決めることができる。すなわち、使用者が操作部31を操作した際に、適正な操作感が得られるようなストローク量を規定することができる。
アーム部32は、操作部31の略中央(第一釦25Aに相当する位置)を挟むように操作部31の上端から上方向に延出する第一アーム部32Aと、第一アーム部32Aの上端から水平方向内側に延出するとともに、第一アーム部32Aよりも背面方向に幅厚に形成された第二アーム部32Bと、第二アーム部32Bの内側端部から下方に延出するとともに、第二アーム部32Bと同一の厚みで形成された第三アーム部32Cとを備える。
このアーム部32は、ケース21に形成された溝部23(図2参照)に嵌め込まれ、その上から正面プレート6が取り付けられることによって固定される。
なお、本実施形態に係るプッシュキートップ3では、支持部としてのアーム部32が、操作部31の上端の左右側から延出する一対のアーム部であるように構成される。これにより、プッシュキートップ3を塗装する際に、一対のアーム部32をハンガー等に引っ掛けることができるので、塗装の工程を簡素化することができる。
[シーソーキートップ]
図5Aは、本実施形態に係るシーソーキートップの一例を示す正面図である。図5Bは、本実施形態に係るシーソーキートップの一例を示す背面図である。これら図5A及び図5Bを用いてシーソーキートップ4の詳細形状について説明する。
図5A及び図5Bに示すように、シーソーキートップ4は、正面から見て横長略矩形状で、且つ、中央全体が正面側に向かって凸型に形成された操作部41と、操作部41の上端の左右側から上方向に延出する一対のアーム部42とを備えている。このシーソーキートップ4は、プッシュキートップ3と同様に、例えばABSによって形成される。
図5Aに示すように、操作部41の表面には、使用者が押圧操作するための操作領域43A、43Bと、縦方向に所定長の凸部44が形成されている。この操作部41の裏面には、図5Bに示すように、左右において背面方向に向かって延出した略十字状の押し部45A、45Bが形成されている。使用者が操作領域43Aを押圧操作すると、押し部45Aが第二釦25B(図2参照)に近接するように変位する。一方、操作領域43Bを押圧操作すると、押し部45Bが第三釦25C(図2参照)に近接するように変位する。
すなわち、押し部45A、45Bは、操作部41の第一釦25Aから第三釦25Cと対向する面において、ケース21に設けられた窓部24(図2参照)からケース21内に進入することでそれぞれ第二釦25B、第三釦25Cを押下するよう形成されている。そのため、押し部45A、45Bによって第一釦25Aが押圧されることはない。
また、操作部41の裏面には、プッシュキートップ3の取付用フック36と同じ4箇所の位置に取付用フック46が突出して設けられている。この取付用フック46は、プッシュキートップ4を貫通孔24A及び係合孔24C(図2参照)に係合させることで固定するためのものである。なお、この取付用フック46の長さを変えることで、シーソーキートップ4のストローク量を決めることができる。すなわち、使用者が操作部41を操作した際に、適正な操作感が得られるようなストローク量を規定することができる。
アーム部42は、操作部41の略中央(第一釦25Aに相当する位置)を挟むように操作部41の上端の左右側から上方向に延出する第一アーム部42Aと、第一アーム部42Aの上端から水平方向内側に延出するとともに、第一アーム部42Aよりも背面方向に幅厚に形成された第二アーム部42Bと、第二アーム部42Bの内側端部から下方に延出するとともに、第二アーム部42Bと同一の厚みで形成された第三アーム部42Cとを備える。
このアーム部42は、ケース21に形成された溝部23(図2参照)に嵌め込まれ、その上から正面プレート6が取り付けられることによって固定される。
なお、本実施形態に係るシーソーキートップ4では、プッシュキートップ3と同様に、支持部としてのアーム部42が、操作部41の上端の左右側から延出する一対のアーム部であるように構成される。これにより、プッシュキートップ4を塗装する際に、一対のアーム部42をハンガー等に引っ掛けることができるので、塗装の工程を簡素化することができる。
以上図4A、図4B、図5A、図5Bを用いて説明してきたプッシュキートップ3とシーソーキートップ4とは互換性のある構造である。そのため、使用者はプッシュキートップ3とシーソーキートップ4とを選択してケース21に対して固定可能である。よって、ケース21に取り付けるキートップを、プッシュキートップ3とシーソーキートップ4との間で切り替えるだけで、オンオフ等の操作入力と調整等の操作入力の切り替えが可能である。そのため、基板2及びケース21の共通化を図ることができる。
図6は、本実施形態に係るキートップの取付構造の一例を示す図である。図6では、本実施形態に係るシーソーキートップ4とケース21との取付構造を図1の底面方向から見た断面図である。
図6に示すように、シーソーキートップ4に形成された各取付用フック46には、外側に向かって爪部46Aが形成されており、この爪部46Aが係合孔24Cの外側縁と係合する。これにより、シーソーキートップ4はケース21に取り付けられる。なお、プッシュキートップ3についても同様である。これにより、シーソーキートップ4の操作領域43A、43Bのいずれか一方が押下された場合であっても、他方の操作領域側の爪部46Aが係合孔24Cに係合されたままであるので、他方の操作領域側が必要以上にケース21から離間すること等を防止することができる。
図7A及び図7Bは、本実施形態に係るキートップの支持部の動作例を示す図である。図7Aでは、本実施形態に係るプッシュキートップ3が固定される構造を図1の側面方向から見た断面図である。
図7Aでは、使用者が操作部31を押圧していない状態を示している。図7Bでは、使用者が操作部31を押圧している状態を示している。
図7Aに示すように、プッシュキートップ3の支持部32は、ケース21表面に形成された溝部23に嵌め込まれ、支持部32の上から正面プレート6が取り付けられている。このように溝部23に支持部32を嵌め込むことによって、支持部32をケース21に取り付けた後の操作入力装置1の前出寸法を最小限に抑えることができる。
ここで使用者が操作部31を押圧すると、図7Bに示すように、支持部32の付け根部分、すなわち第一アーム部32Aと第二アーム部32Bの境界部分から、第一アーム部32Aの長軸方向の途中に至るまでが撓み変形するとともに、操作部31の裏面に形成された押し部35が窓部24からケース21内に進入することで第一釦25Aを押下する。また、使用者が操作部31の押圧を解除すると、図7Aに示すように、支持部32の撓み変形は復元する。
このように、本実施形態に係る操作入力装置1によれば、支持部32のしなりを利用して、使用者による操作部31の押圧時にのみ必要な接点を閉成して操作入力することができる。そのため、操作部31にバネ等の弾性部材を別途設けることなく、構造を簡素化することができる。
図8は、本実施形態に係るプッシュキートップの動作例の説明図である。図8では、本実施形態に係るプッシュキートップ3が押圧された場合の様子を図1の底面方向から見た断面図である。
図8に示すように、プッシュキートップ3の操作部31が押圧されると、操作部31の裏面に形成された押し部35が、ケース21に設けられた窓部24からケース21内に進入することで第一釦25Aを押下する。これにより、プッシュキートップ3では第一釦25Aのみを押圧可能である。
図9は、本実施形態に係るシーソーキートップの動作例の説明図である。図9では、本実施形態に係るシーソーキートップ4の操作領域43Bが押圧された場合の様子を図1の底面方向から見た断面図である。
図9に示すように、シーソーキートップ4の操作領域43Bが押圧されると、操作部41の裏面に形成された押し部45Bが、ケース21に設けられた窓部24からケース21内に進入することで第三釦25Cを押下する。これにより、シーソーキートップ4では第三釦25Cを押圧可能である。同様に、シーソーキートップ4では第三釦25Bを押圧可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものであり、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
例えば本実施形態では、図3に示すように、第一釦25Aを挟むように第二釦25B及び第三釦25Cが左右に配置された形態について説明してきたが、この場合には限らない。第一釦25Aを挟むように第一釦25B及び第三釦25Cを上下に配置しても良い。また、第一釦25A、第二釦25B及び第三釦25Cの3個の釦が設けられた形態について説明してきたが、この場合には限らない。例えば4個以上の釦を設け、各釦の配置や個数に応じてキートップの裏面形状を適宜設計変更しても良い。
1 操作入力装置
2 基板
3 プッシュキートップ
4 シーソーキートップ
6 正面プレート(板部材)
21 ケース
23 溝部
24 窓部
24A 貫通孔(係合孔)
24B 貫通孔
24C 係合孔
25A 第一釦
25B 第二釦
25C 第三釦
31、41 操作部
32、42 アーム(支持部)
35、45A、45B 押し部
36、46 取付用フック

Claims (6)

  1. 第一釦、第二釦及び第三釦が設置され、前記第一釦、前記第二釦及び前記第三釦のそれぞれに対応した接点が形成された基板と、
    前記基板を収納すると共に少なくとも一つの窓部を有するケースと、
    前記ケースに取り付けられるキートップと、を備え、
    前記キートップを押圧操作することで、前記第一釦、前記第二釦及び前記第三釦のいずれかに対応した接点が閉成され、使用者の押圧操作を検出可能とした操作入力装置であって、
    前記第一釦、前記第二釦及び前記第三釦が、前記窓部の一つと対向しており、
    前記キートップは、前記ケースに設けられた窓部から前記ケース内に進入することで前記第一釦を押すための押し部が形成されたプッシュキートップと、前記ケースに設けられた窓部から前記ケース内に進入することで前記第二釦又は前記第三釦を押すための押し部がそれぞれ形成されたシーソーキートップとが準備されており、
    前記プッシュキートップと前記シーソーキートップとを選択して前記ケースに対して固定可能であることを特徴とする操作入力装置。
  2. 前記キートップは、
    前記第一釦、前記第二釦及び前記第三釦に対向する前記ケース表面に沿って配置され、使用者が押圧操作することで前記第一釦、前記第二釦又は前記第三釦に近接するように変位する操作部と、
    前記操作部から前記ケース表面に沿って突出し、固定手段によって前記ケースに対して固定される支持部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の操作入力装置。
  3. 前記固定手段は、前記ケース表面に形成され、前記支持部を嵌めこみ可能な形状に形成された溝部と、前記支持部の上から前記ケースに取り付けられる板部材とによって構成されることを特徴とする請求項2に記載の操作入力装置。
  4. 前記キートップには、当該キートップを前記ケースに取り付けるための取付用フックが形成され、
    前記ケースには、前記取付用フックを係合するための係合孔が形成されたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の操作入力装置。
  5. 前記支持部は、使用者が前記操作部を押圧すると撓み変形し、使用者による押圧が解除されると撓みが復元することを特徴とする請求項2から4のいずれか1つに記載の操作入力装置。
  6. 前記支持部は、前記操作部の上端の左右側から延出する一対のアーム部であることを特徴とする請求項2から5のいずれか1つに記載の操作入力装置。
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