JP2007038530A

JP2007038530A - 操作ボタンの取り付け構造及びこれを備えた画像形成装置

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Publication number: JP2007038530A
Application number: JP2005225291A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Matsuzaki; 義昭松崎
Original assignee: Funai Electric Co Ltd; Lexmark International Inc
Current assignee: Funai Electric Co Ltd; Lexmark International Inc
Priority date: 2005-08-03
Filing date: 2005-08-03
Publication date: 2007-02-15

Abstract

【課題】画像形成装置等に用いられる操作ボタンの、電子機器の筐体から外部に露出する部位の形状や色等を変更するときにも、各操作ボタン全体を新しく成型する必要をなくし、また、操作ボタンを成型するための金型等の種類を少なくし、製造コストを低くすることを可能とする。
【解決手段】操作ボタン２のうち、操作ボタン２ａ，２ｃは、プリント基板上に略十字状に設けられたタクトスイッチに対応している。４個の操作ボタン２ｃは、略十字状の中央部のタクトスイッチに対応する操作ボタン２ａとそれぞれ腕部２１を介して互いに接続されて一体成型されている。各操作ボタン２ａ，２ｃには、一体成型された部位とは別の部材であるボタントップ部材２２ａ，２２ｃがそれぞれ装着されている。操作ボタン２ａ，２ｃの外部に露出する部位の形状や色等を変更するときには、ボタントップ部材２２ａ，２２ｃの形状や色等のみを変更すればよい。
【選択図】図４

Description

本発明は、画像形成装置等の電子機器に用いられ、電子機器を操作するための操作ボタンの取り付け構造に関するものである。

一般に、画像形成装置等の電子機器には、この電子機器を操作するための操作ボタンが設けられていることがある。このような操作ボタンは、電子機器の筐体内部に配されたプリント基板上に設けられたタクトスイッチ等のスイッチに対応して設けられるものであり、外部からユーザ等が押下することにより押下される。操作ボタンが押下されると、操作ボタンによりスイッチが押下され、スイッチから電子機器の動作を制御する制御部にオン／オフ信号が送信される。

図５は、従来の、画像形成装置に適用された操作ボタンの取り付け構造の一例を示す。この画像形成装置は、樹脂等の成型品である操作ボタン８２と、筐体８１０の内部に操作ボタン８２の下側に収納されるプリント基板８３と、プリント基板８３の上面に設けられた複数のタクトスイッチ８４と、プリント基板８３を筐体８１０に固定するためのビス８５とを備えており、操作ボタン８２は筐体８１０に設けられたボタン孔８１０ｂから露出するように取り付けられている。タクトスイッチ８４はプリント基板３上に互いに近接して設けられている。操作ボタン８２は、各タクトスイッチ８４と対応して設けられている。そして、操作ボタン８２は、その操作ボタン８２の筐体８１０の外部に露出した部位が押下されて変位することにより、タクトスイッチ８４をそれぞれ独立して押下する。

図に示すように、タクトスイッチ８４は、プリント基板３上に、上面から見て略十字状をなす４方向及びこの略十字状の中央部に並設されている。操作ボタン８２のうち、略十字状の中央部に最も近い位置にそれぞれ設けられた４個のタクトスイッチ８４に対応する操作ボタン８２ａは、中央部に孔部８２ｅを有する略円盤状に一体成型されている。略十字状の中央部のタクトスイッチ８４と、操作ボタン８２ａに対応するように設けられているタクトスイッチ８４よりも略十字状の中央部からの距離が遠いタクトスイッチ８４とに対応する操作ボタン８２ｂは、それぞれが筐体８１０に別個に支持されて設けられている。操作ボタン８２ｂは、筐体８１０とプリント基板８３との間の狭い空間に配置可能となるように、互いに異なる形状に成型されている。操作ボタン８２ａは、この操作ボタン８２ａの端部が外部から押下操作されることにより揺動して傾き、タクトスイッチ８４を押下する。一方、操作ボタン８２ｂは、外部から押下操作されると、それぞれ独立してタクトスイッチ８４に向けて変位して、タクトスイッチ８４を押下する。

なお、このような互いに近接して設けられたタクトスイッチ８４を操作するスイッチ装置として、例えば特許文献１及び特許文献２に示すようなものがある。これらのスイッチ装置は、操作ボタンが揺動操作型であるものであり、スイッチを押圧するための押圧突起を複数有する操作ボタンがユーザにより揺動操作されることにより、スイッチ素子が操作ボタンの押圧突起に押圧されて動作するものである。

ところで、上述のような操作ボタンの取り付け構造においては、例えばユーザが各操作ボタン８２ｂを識別しやすいように、各操作ボタン８２ｂを互いに異なる色の樹脂等で成型する場合がある。また、電子機器自体の外観デザインを変更して、各操作ボタン８２ｂの、筐体８１０の外部に露出する部位の形状を変更する場合がある。しかしながら、複数の操作ボタン８２ｂは互いに形状が異なるものであるため、各操作ボタン８２ｂの色の組み合わせを変更したり、各操作ボタン８２ｂの形状を変更する際には、それぞれの操作ボタン８２ｂの全体を再成型する必要があり、製造コストが高くなってしまうという問題がある。また、各操作ボタン８２ｂの形状は複雑であるため、各操作ボタン８２ｂを成型するための金型等の種類は多く、製造コストが高くなるという問題がある。なお、このような問題点は、特許文献１又は特許文献２に記載されているようなスイッチ装置で解決されるものではない。
特開２０００−３１５４４５号公報特開平１１−２９７１６５号公報

本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、操作ボタンの、電子機器の筐体から外部に露出する部位の形状や色等を変更するときにも、各操作ボタン全体を新しく成型する必要がなく、また、操作ボタンを成型するための金型等の種類が少なくなり、製造コストを低くすることが可能となる操作ボタンの取り付け構造及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。

上記目的を達成するため請求項１の発明は、画像データを用いて、搬送される用紙に画像を形成するプリント動作と、所定の位置に配置された原稿を走査して画像データを生成するスキャン動作とを実行可能な画像形成装置であって、前記プリント動作及びスキャン動作を制御する制御部と、筐体内部のプリント基板上に、上面から見て略十字状をなす４方向及びこの略十字状の中央部に、互いに近接して並設されており、それぞれ前記制御部と接続され、押下されることにより制御部にオン／オフ信号を送信する複数のタクトスイッチと、前記筐体の前記タクトスイッチにそれぞれ対応する位置に設けられたボタン孔から前記筐体の外部に露出するように、前記タクトスイッチそれぞれに対応して設けられており、外部から押下操作されて変位することにより、前記タクトスイッチをそれぞれ独立して押下する複数の操作ボタンとを備え、前記複数の操作ボタンのうち、前記タクトスイッチのうち略十字状をなす４方向に、略十字状の中央部に最も近い位置にそれぞれ設けられた４個のタクトスイッチに対応する操作ボタンは、中央部に孔部を有する略円盤形状に一体成型されており、外部からこの操作ボタンの端部が押下操作されることにより揺動して傾いて前記タクトスイッチを押下可能であり、前記タクトスイッチのうち、略十字状をなす４方向にそれぞれ設けられ、前記４個のタクトスイッチを除く少なくとも４個のタクトスイッチと対応する操作ボタンは、略十字状の中央部のタクトスイッチに対応する操作ボタンとそれぞれ腕部を介して互いに接続されて一体成型されており、これらの一体成型された操作ボタンには、前記ボタン孔及び前記孔部から前記筐体の外部に露出して、外部から押下操作される部位となるボタントップ部材が装着されており、前記ボタントップ部材のうち、少なくとも略十字状の各方向に設けられたタクトスイッチに対応する操作ボタンに装着されたボタントップ部材は、互いに略同一形状に成型されているものである。

請求項２の発明は、電子機器に用いられ、この電子機器を操作するための操作ボタンの取り付け構造であって、筐体内部のプリント基板上に互いに近接して並設されており、それぞれ電子機器の動作を制御する制御部と接続され、押下されることによりこの制御部にオン／オフ信号を送信する複数のタクトスイッチと、前記筐体の前記タクトスイッチにそれぞれ対応する位置に設けられたボタン孔から前記筐体の外部に露出するように、前記タクトスイッチそれぞれに対応して設けられており、外部から押下操作されて変位することにより前記タクトスイッチを押下する複数の操作ボタンとを備え、前記複数の操作ボタンのうち、前記タクトスイッチのうち少なくとも２個のタクトスイッチに対応する操作ボタンが、それぞれ腕部を介して互いに接続されて一体成型されており、これらの一体成型された操作ボタンには、前記ボタン孔から前記筐体の外部に露出して、外部から押下操作される部位となるボタントップ部材が装着されているものである。

請求項３の発明は、請求項２の発明において、前記タクトスイッチは、前記プリント基板上に、上面から見て略十字状をなす４方向及びこの略十字状の中央部に、互いに近接して並設されており、前記操作ボタンのうち、前記タクトスイッチのうち略十字状をなす４方向にそれぞれ設けられた少なくとも４個のタクトスイッチと対応する操作ボタンは、略十字状の中央部のタクトスイッチに対応する操作ボタンとそれぞれ腕部を介して互いに接続されて一体成型されているものである。

請求項１の発明によれば、略十字状をなす４方向にそれぞれ設けられた少なくとも４個のタクトスイッチと対応する操作ボタンが一体成型されており、これらの一体成型された操作ボタンには、ボタントップ部材が装着されているので、操作ボタンの外部に露出する部位の形状や色等を変更するときには、ボタントップ部材の形状や色等のみを変更すればよく、形状や色等を変更することが容易に可能となる。また、このとき、操作ボタンの取り付け部等を含めた全体の形状よりも、ボタントップ部材のみの形状のほうが単純な形状となるため、操作ボタン全体を新規に成型する場合と比較して製造コストを低くすることができる。そして、ボタントップ部材は互いに略同一形状に成型されているので、製造に必要な金型等の種類が少なくなり、製造コストをより低くすることが可能となる。

請求項２の発明によれば、複数のタクトスイッチと対応する操作ボタンが一体成型されており、これらの一体成型された操作ボタンには、ボタントップ部材が装着されているので、操作ボタンの、外部に露出する部位の形状や色等を変更するときには、ボタントップ部材のみを変更すればよい。従って、操作ボタン全体を新しく成型する必要がなくなるので、上述と同様に、製造コストを低くすることが可能となる。

請求項３の発明によれば、略十字状をなす４方向にそれぞれ設けられた少なくとも４個のタクトスイッチと対応する操作ボタンが一体成型されており、これらの一体成型された操作ボタンには、ボタントップ部材が装着されている。これにより、上述と同様に、製造コストを低くすることが可能となる。

以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図１は、本実施形態に係る操作ボタンの取り付け構造を備えた画像形成装置を示す。この画像形成装置１は、画像データを用いて、搬送される用紙に画像を形成するプリント動作と、所定の位置に配置された原稿を走査して画像データを生成するスキャン動作とを実行可能なものである。図に示すように、画像形成装置１の筐体１０の上面には、操作パネル部１０ａが設けられている。

図２及び図３は、画像形成装置１の操作パネル部１０ａを示す。画像形成装置１は、例えば樹脂等の成型品である複数の操作ボタン２と、筐体１０の内部に操作ボタン２の下側に収納されたプリント基板３と、プリント基板３の上面に互いに近接して並設された複数のタクトスイッチ４と、プリント基板３を筐体１０に固定するためのビス５と、上述のプリント動作及びスキャン動作を制御する制御部（図示せず）とを備えている。図３に示すように、筐体１０のボタン孔１０ｂは、タクトスイッチ４にそれぞれ対応する位置に設けられている。複数の操作ボタン２は、複数のタクトスイッチ４にそれぞれ対応して、ボタン孔１０ｂから筐体１０の外部に露出するように設けられている。プリント基板３は、ビス５により、操作ボタン２を筐体１０との間に挟むようにして筐体１０の内面に固定されているが、これに限るものではない。

タクトスイッチ４は、それぞれ制御部と接続されており、押下されることにより制御部にオン／オフ信号を送信するものである。制御部は、複数のタクトスイッチ４からそれぞれオン／オフ信号が送信されると、そのタクトスイッチ４に対応する動作を実行させる。すなわち、タクトスイッチ４は、例えば画像形成装置１の電源オン／オフや、スキャン動作及びプリント動作の設定機能等、種々の制御機能に対応して設けられているものである。本実施形態において、図３に示すように、タクトスイッチ４としては、プリント基板３に上面から見て略十字状をなす４方向に設けられているタクトスイッチ４ａ，４ｂ，４ｃと、これらのタクトスイッチ４ａ，４ｂ，４ｃよりも手前側に１つ設けられているタクトスイッチ４ｄとが設けられている。タクトスイッチ４ａは、この略十字状の中央部に設けられている。また、タクトスイッチ４ｂ，４ｃは、略十字状をなす４方向にそれぞれ１つずつ設けられているものであり、略十字状の中央部に近いほうにタクトスイッチ４ｂが、中央部から遠いほうにタクトスイッチ４ｃが設けられている。なお、タクトスイッチ４の数又は配置や、対応する制御機能等は、これに限られるものではない。

操作ボタン２は、タクトスイッチ４にそれぞれ対応するように、すなわち、画像形成装置１の種々の制御機能に対応するように設けられている。操作ボタン２は、取り付け部２０ａ及びタクトスイッチ４と接触する接触部（図示せず）を有しており、取り付け部２０ａを介して例えば筐体１０の内面に取り付けられている。操作ボタン２は、筐体１０の外部に露出した部分を外部からユーザ等により押下操作されて接触部が下方に変位することにより、その操作ボタン２に対応するタクトスイッチ４をそれぞれ独立して押下する。本実施形態において、図３に示されるように、上述の略十字状に設けられたタクトスイッチ４のうち、中央部のタクトスイッチ４ａに対応するように操作ボタン２ａが設けられており、タクトスイッチ４ａに最も近い位置に設けられた４個のタクトスイッチ４ｂに対応するように、後述するように１つの操作ボタン２ｂが設けられており、タクトスイッチ４ａ，４ｂとは別の４個のタクトスイッチ４ｃにそれぞれ対応するように、４個の操作ボタン２ｃが設けられている。また、タクトスイッチ４ｄに対応するように、操作ボタン２ｄが設けられている。これらの操作ボタン２のうち、操作ボタン２ｂは、図３に示すように、中央部に孔部２ｅを有する略円盤形状に一体成型されたものであり、上述の略十字状をなす４方向に揺動可能に設けられている。操作ボタン２ｂは、外部からこの操作ボタン２ｂの端部が押下操作されることにより、略十字状の各方向に揺動して傾き、タクトスイッチ４ｂを押下するものである。

図４は、操作ボタン２ａ，２ｃを示す。図に示すように、操作ボタン２のうち、４個の操作ボタン２ｃは、略十字状の中央部のタクトスイッチ２ａに対応する操作ボタン２ａとそれぞれ腕部２１を介して互いに接続されて一体成型されている。図に示すように、操作ボタン２ａ，２ｃを互いに接続する腕部２１は、タクトスイッチ４ａとタクトスイッチ４ｃとの間に配置されているタクトスイッチ４ｂと干渉しないように、水平方向に湾曲した形状とされているが、この形状に限られるものではない。また、本実施形態においては、腕部２１の垂直断面の形状は、いずれかの操作ボタン２ａ，２ｃが押下操作により変位したときに腕部２１が撓んで発生する弾性力が、押下操作の際に各操作ボタン２に加えられる力と比べて小さくなるように、例えば水平軸周りの断面二次モーメントが小さくなるような形状とされている。従って、いずれかの操作ボタン２ａ，２ｃが押下操作により変位したときにも、他の操作ボタン２ａ，２ｃがタクトスイッチ４ａ，４ｃを押下するほど変位せず、押下操作された操作ボタン２ａ，２ｃと対応するタクトスイッチ４ａ，４ｃのみが独立して押下されるが、これに限られるものではない。

また、図４に示すように、各操作ボタン２ａ，２ｃには、一体成型された部位とは別の部材であるボタントップ部材２２ａ，２２ｃがそれぞれ装着されている。ボタントップ部材２２ａは、操作ボタン２ｂの孔部２ｅから外部に露出しており、外部から押下される部位となっている。また、ボタントップ部材２２ｃは、ボタン孔１０ｂから筐体１０の外部に露出しており、外部から押下される部位となっている。本実施形態において、ボタントップ部材２２ａ，２２ｃは、上下方向を中心軸とする回転体状の形状であるが、これに限られるものではない。また、ボタントップ部材２２ｃは、互いに略同一形状に成型されており、４個とも１種類の型形状の金型を用いて成型可能なものであるが、これに限られるものではなく、それぞれが異なる形状であっても、また、ボタントップ部材２２ａ，２２ｃがすべて同一の形状に構成されるものであってもよい。

上述のように、操作ボタン２ａ，２ｃは一体成型されており、それぞれボタントップ部材２２ａ，２２ｃが装着されて構成されているので、操作ボタン２ａ，２ｃの外部に露出する部位の形状や色等を変更するときには、ボタントップ部材２２ａ，２２ｃの形状や色等のみを変更すればよく、形状や色等を変更することが容易に可能となる。また、このとき、操作ボタン２ａ，２ｃの取り付け部２０ａ等を含めた全体の形状よりも、ボタントップ部材２２ａ，２２ｃのみの形状のほうが単純な形状となるため、操作ボタン２ａ，２ｃ全体を新規に成型する場合と比較して製造コストを低くすることができる。

また、本実施形態において、ボタントップ部材２２ｃは互いに略同一形状に成型されているので、製造に必要な金型等の種類が少なくなり、製造コストをより低くすることが可能となる。

なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、上述の実施形態の操作ボタン２ａ，２ｃのように一体成型される操作ボタンは４個に限られず、少なくとも２個の操作ボタンが互いに一体成型されたものであってもよい。このときも上述と同様に、操作ボタンの外部に露出する部位の形状や色等を変更するときに、変更が容易に可能となるとともに、製造コストを低くすることが可能となる。また、一体成型された操作ボタンに装着するボタントップ部材の形状を互いに同一形状とすることで、製造コストをより低くすることが可能となる。

また、本発明の操作ボタンの取り付け構造は、上述の実施形態のように画像形成装置に適用されるものに限られず、種々の電子機器にも適用されうるものである。種々の電子機器を操作するための操作ボタンのうち少なくとも２個の操作ボタンを腕部を介して互いに接続された一体成型として、各操作ボタンにボタントップ部材を装着した構成とすることにより、操作ボタンの外部に露出する部位の形状や色等を変更するときに、上述と同様に、変更が容易となるとともに、製造コストを低くすることが可能となる。

本発明の一実施形態に係る操作ボタンの取り付け構造を適用した画像形成装置を示す斜視図。同上画像形成装置の操作パネルを示す斜視図。同上画像形成装置の操作ボタンの取り付け構造を示す分解斜視図。同上画像形成装置の操作ボタンの構成を示す斜視図。従来の操作ボタンの取り付け構造を示す分解斜視図。

符号の説明

１画像形成装置（電子機器）
２，２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄ操作ボタン
２ｅ孔部
３プリント基板
４，４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄタクトスイッチ
１０筐体
１０ｂボタン孔
２１腕部
２２ａ，２２ｂ，２２ｃボタントップ部材

Claims

画像データを用いて、搬送される用紙に画像を形成するプリント動作と、所定の位置に配置された原稿を走査して画像データを生成するスキャン動作とを実行可能な画像形成装置であって、
前記プリント動作及びスキャン動作を制御する制御部と、
筐体内部のプリント基板上に、上面から見て略十字状をなす４方向及びこの略十字状の中央部に、互いに近接して並設されており、それぞれ前記制御部と接続され、押下されることにより制御部にオン／オフ信号を送信する複数のタクトスイッチと、
前記筐体の前記タクトスイッチにそれぞれ対応する位置に設けられたボタン孔から前記筐体の外部に露出するように、前記タクトスイッチそれぞれに対応して設けられており、外部から押下操作されて変位することにより、前記タクトスイッチをそれぞれ独立して押下する複数の操作ボタンとを備え、
前記複数の操作ボタンのうち、前記タクトスイッチのうち略十字状をなす４方向に、略十字状の中央部に最も近い位置にそれぞれ設けられた４個のタクトスイッチに対応する操作ボタンは、中央部に孔部を有する略円盤形状に一体成型されており、外部からこの操作ボタンの端部が押下操作されることにより揺動して傾いて前記タクトスイッチを押下可能であり、
前記タクトスイッチのうち、略十字状をなす４方向にそれぞれ設けられ、前記４個のタクトスイッチを除く少なくとも４個のタクトスイッチと対応する操作ボタンは、略十字状の中央部のタクトスイッチに対応する操作ボタンとそれぞれ腕部を介して互いに接続されて一体成型されており、
これらの一体成型された操作ボタンには、前記ボタン孔及び前記孔部から前記筐体の外部に露出して、外部から押下操作される部位となるボタントップ部材が装着されており、
前記ボタントップ部材のうち、少なくとも略十字状の各方向に設けられたタクトスイッチに対応する操作ボタンに装着されたボタントップ部材は、互いに略同一形状に成型されていることを特徴とする画像形成装置。
電子機器に用いられ、この電子機器を操作するための操作ボタンの取り付け構造であって、
筐体内部のプリント基板上に互いに近接して並設されており、それぞれ電子機器の動作を制御する制御部と接続され、押下されることによりこの制御部にオン／オフ信号を送信する複数のタクトスイッチと、
前記筐体の前記タクトスイッチにそれぞれ対応する位置に設けられたボタン孔から前記筐体の外部に露出するように、前記タクトスイッチそれぞれに対応して設けられており、外部から押下操作されて変位することにより前記タクトスイッチを押下する複数の操作ボタンとを備え、
前記複数の操作ボタンのうち、前記タクトスイッチのうち少なくとも２個のタクトスイッチに対応する操作ボタンが、それぞれ腕部を介して互いに接続されて一体成型されており、
これらの一体成型された操作ボタンには、前記ボタン孔から前記筐体の外部に露出して、外部から押下操作される部位となるボタントップ部材が装着されていることを特徴とする操作ボタンの取り付け構造。
前記タクトスイッチは、前記プリント基板上に、上面から見て略十字状をなす４方向及びこの略十字状の中央部に、互いに近接して並設されており、
前記操作ボタンのうち、前記タクトスイッチのうち略十字状をなす４方向にそれぞれ設けられた少なくとも４個のタクトスイッチと対応する操作ボタンは、略十字状の中央部のタクトスイッチに対応する操作ボタンとそれぞれ腕部を介して互いに接続されて一体成型されていることを特徴とする請求項２に記載の操作ボタンの取り付け構造。