JP2007103285A - スイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】主に各種電子機器の操作に用いられるスイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機に関し、簡易な構成で誤操作がなく、確実な操作の可能なものを提供することを目的とする。
【解決手段】操作体11のベース部11Cに、押釦5の下面端部が当接する複数のドーム状の突出部11Dを設けることによって、押釦5の中央部ではなく端部を押圧操作した場合には、押釦5の下面端部が複数の突出部11Dを不均等に押圧して、中央部を押圧操作した場合とは異なる、節度感が損なわれ、操作しづらい操作感触となるため、誤操作を防ぎ簡易な構成で、確実な操作の可能なスイッチ装置、及びこれを用いたリモコン送信機を得ることができる。
【選択図】図1
【解決手段】操作体11のベース部11Cに、押釦5の下面端部が当接する複数のドーム状の突出部11Dを設けることによって、押釦5の中央部ではなく端部を押圧操作した場合には、押釦5の下面端部が複数の突出部11Dを不均等に押圧して、中央部を押圧操作した場合とは異なる、節度感が損なわれ、操作しづらい操作感触となるため、誤操作を防ぎ簡易な構成で、確実な操作の可能なスイッチ装置、及びこれを用いたリモコン送信機を得ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、主に各種電子機器の操作に用いられるスイッチ装置、及びこれを用いたリモコン送信機に関するものである。
近年、映像や音響、空調等の各種電子機器の高機能化や多様化が進むなか、これらを操作するスイッチ装置やリモコン送信機においても、多様で確実な操作の可能なものが求められている。
このような従来のスイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機について、図5〜図7を用いて説明する。
図5は従来のリモコン送信機の断面図、図6は同分解斜視図であり、同図において、1はゴム等の弾性樹脂製の操作体で、上方へ突出した操作部1Aが、下面外周に形成された薄肉のドーム部1Bによって、シート状のベース部1Cに連結されると共に、操作部1A下面には、カーボン等によって可動接点2が形成されている。
そして、3は上下面に複数の配線パターン(図示せず)が形成された配線基板で、この配線基板3上面にはカーボン等によって、操作部1Aの可動接点2と所定の間隙を空けて対向する複数の固定接点4が形成されて、スイッチ接点が形成されている。
また、5は絶縁樹脂製の押釦で、この操作部1Aよりも大きな形状の押釦5が操作部1A上面に装着されて、スイッチ装置6が構成されている。
さらに、配線基板3上面には、発光ダイオード等の電子部品によってリモコン信号を送信する送信手段7や、マイコン等の制御手段8が形成され、この制御手段8が配線パターンを介して、固定接点4や送信手段7と接続されている。
そして、配線基板3上面を絶縁樹脂製のケース(図示せず)が覆うと共に、このケース上面の開口孔から押釦5が上方へ突出して、リモコン送信機が構成されている。
以上の構成において、押釦5の上面中央部を押圧操作すると、この下方のドーム部1B全周が弾性変形して反転動作することによって、節度感を伴って操作部1Aが下方へ移動して、下面の可動接点2が配線基板3上面の固定接点4に接触し、可動接点2を介して複数の固定接点4が電気的に接続される。
そして、この固定接点4の電気的接離に応じて、制御手段8が送信手段7からリモコン信号を電子機器へ送信し、例えば、テレビやビデオ、エアコン等の音量や温度の増減等が行われる。
また、押釦5への押圧力を解除すると、操作体1のドーム部1Bが弾性復帰して、操作部1Aが上方へ移動し、押釦5が元の位置に戻ると共に、操作部1A下面の可動接点2も固定接点4から離れ、スイッチ接点が切断された状態となる。
つまり、押釦5の押圧操作によって、操作体1の下面全周のドーム部1Bを弾性変形させて、スイッチ接点の電気的接離が行われると共に、このスイッチ装置6の操作によって、離れた箇所に置かれた機器の、リモコン送信機による様々な遠隔操作が行われるように構成されている。
ただ、押圧操作の際、特に押釦5の外形寸法が操作部1Aに比べて大きな場合、押釦5の上面中央部ではなく、誤って押釦5の端部の押圧操作が行われ易く、例えば、図7の断面図に示すように、押釦5の上面左端部を押圧操作した場合、操作体1下面の左側のドーム部1Bのみが弾性変形して、左側に傾いた状態で操作体1が下方へ移動し、下面の可動接点2の左側が左側の固定接点4のみに接触する。
従って、可動接点2を介した左右の固定接点4の電気的接離は行われないが、ドーム部1Bの左側のみは弾性変形して反転動作するため、多少の節度感を伴った操作感触となり、操作したつもりがスイッチ接点の電気的接離は行われていない、いわゆる誤操作となってしまう。
このため、押釦5の外形寸法が大きな場合には、押釦5外周とケース上面の開口孔との隙間を小さくしたり、ケース下面に押釦5の端部押圧による誤操作が生じないように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2005−100674号公報
しかしながら、上記従来のスイッチ装置やリモコン送信機においては、特に大きな外形寸法の押釦5を用いた場合、押釦5の端部押圧による誤操作を防止するため、押釦5とケースとの間等で対策を講じる必要があり、構成部品数が増えたり、構成が複雑なものになったりしてしまうという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、簡易な構成で誤操作がなく、確実な操作の可能なスイッチ装置、及びこれを用いたリモコン送信機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、操作体のベース部に、押釦の下面端部が当接する複数のドーム状の突出部を形成してスイッチ装置を構成したものであり、押釦の中央部ではなく端部を押圧操作した場合には、押釦の下面端部が複数の突出部を不均等に押圧して、押釦の中央部を押圧操作した場合とは異なる、節度感が損なわれ、操作しづらい操作感触となるため、誤操作を防ぎ簡易な構成で、確実な操作の可能なスイッチ装置を得ることができるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のスイッチ装置のスイッチ接点に制御手段を接続し、制御手段がスイッチ接点の電気的接離に応じて、送信手段からリモコン信号を送信するようにしてリモコン送信機を構成したものであり、簡易な構成で、確実な操作の可能なリモコン送信機を実現することができるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、簡易な構成で誤操作がなく、確実な操作の可能なスイッチ装置、及びこれを用いたリモコン送信機を実現できるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるリモコン送信機の断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、11はゴムやエラストマー等の弾性樹脂製の操作体で、上方へ突出した操作部11Aが、下面外周に形成された薄肉のドーム部11Bによって、シート状のベース部11Cに連結されると共に、操作部11A下面には、カーボン等によって可動接点2が形成されている。
図1は本発明の一実施の形態によるリモコン送信機の断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、11はゴムやエラストマー等の弾性樹脂製の操作体で、上方へ突出した操作部11Aが、下面外周に形成された薄肉のドーム部11Bによって、シート状のベース部11Cに連結されると共に、操作部11A下面には、カーボン等によって可動接点2が形成されている。
また、3は紙フェノールやガラス入りエポキシ等の配線基板で、上下面に銅箔等によって複数の配線パターン(図示せず)が形成されると共に、この配線基板3上面にはカーボン等によって、操作部11Aの可動接点2と所定の間隙を空けて対向する複数の固定接点4が形成されて、スイッチ接点が形成されている。
さらに、5はポリスチレンやABS等の絶縁樹脂製の押釦で、この操作部11Aよりも大きな形状の押釦5が操作部11A上面に装着されると共に、操作体11のベース部11C上には、押釦5の下面端部に当接する四つのドーム状の突出部11Dが、操作部11Aを囲むように前後左右に形成されて、スイッチ装置16が構成されている。
また、配線基板3上面には、発光ダイオード等の電子部品によってリモコン信号を送信する送信手段7や、マイコン等の制御手段8が形成され、この制御手段8が配線パターンを介して、固定接点4や送信手段7と接続されている。
そして、配線基板3上面を絶縁樹脂製のケース(図示せず)が覆うと共に、このケース上面の開口孔から押釦5が上方へ突出して、リモコン送信機が構成されている。
以上の構成において、押釦5上面中央部を押圧操作すると、操作部11A下方のドーム部11B全周が弾性変形して反転動作すると共に、四つの突出部11Dも押釦5の下面端部に押圧されて弾性変形し、節度感を伴って操作部11Aが下方へ移動して、下面の可動接点2が配線基板3上面の固定接点4に接触し、可動接点2を介して複数の固定接点4が電気的に接続される。
そして、この固定接点4の電気的接離に応じて、制御手段8が送信手段7からリモコン信号を電子機器へ送信し、例えば、テレビやビデオ、エアコン等の音量や温度の増減等が行われる。
また、押釦5への押圧力を解除すると、操作体11のドーム部11Bや突出部11Dが弾性復帰して、操作部11Aが上方へ移動し、押釦5が元の位置に戻ると共に、操作部11A下面の可動接点2も固定接点4から離れ、スイッチ接点が切断された状態となる。
つまり、押釦5の押圧操作によって、操作体11の下面全周のドーム部11Bを弾性変形させて、スイッチ接点の電気的接離が行われると共に、このスイッチ装置16の操作によって、離れた箇所に置かれた機器の、リモコン送信機による様々な遠隔操作が行われるように構成されている。
なお、この押圧操作時に、押釦5の上面中央部ではなく、誤って押釦5の端部を押圧操作した場合には、押釦5の下面端部には四つのドーム状の突出部11Dが当接しているため、例えば、押釦5の上面左端部を押圧操作した場合、始めは右側の二つの突出部11Dは押圧されず、左側の二つの突出部11Dだけが押圧され、押圧力の加わり方が不均等なものとなる。
そして、そのまま押釦5の左端部を強く押圧し続けると、図3の断面図に示すように、ドーム部11Bの左側に加え右側も、左側の二つの突出部11Dに加え右側の突出部11Dも各々弾性変形するが、左側と右側の撓み量が異なる不均等な操作となり、節度感が損なわれ違和感のある操作感触となる。
これに対し、押釦5の上面中央部を押圧操作した場合には、操作部11A下方のドーム部11B全周と、四つの突出部11Dが同時に弾性変形して反転動作するため、四つの突出部11Dの分だけ操作力は重くはなるが、四つの突出部11Dが均等に押圧されるため、良好な節度感のある操作感触となる。
つまり、押釦5の外形寸法が操作部11Aに比べて大きな場合等に、押釦5の端部が押圧操作された際、押釦5の下面端部に当接する複数の突出部11Dを設けることによって、中央部を押圧した場合とは明らかに異なる、節度感が損なわれ違和感のある操作感触とし、操作を行いづらくすることで、操作したつもりがスイッチ接点の電気的接離は行われていない、いわゆる誤操作を防ぐように構成されている。
このように本実施の形態によれば、操作体11のベース部11Cに、押釦5の下面端部が当接する複数のドーム状の突出部11Dを設けることによって、押釦5の中央部ではなく端部を押圧操作した場合には、押釦5の下面端部が複数の突出部11Dを不均等に押圧して、中央部を押圧操作した場合とは異なる、節度感が損なわれ、操作しづらい操作感触となるため、誤操作を防ぎ簡易な構成で、確実な操作の可能なスイッチ装置、及びこれを用いたリモコン送信機を得ることができるものである。
なお、以上の説明では、操作体11のベース部11C上に、押釦5の下面端部に当接する四つのドーム状の突出部11Dを設けた構成について説明したが、図4の断面図に示すように、押釦5下面の左右端部に、押釦5の幅よりも大きな二つの突出部11Eを設け、押釦5の端部押圧時には、いずれか一方の突出部11Eを押釦5の下面端部が押圧するようにしても、本発明の実施は可能であり同様の効果を得ることができる。
本発明によるスイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機は、簡易な構成で誤操作がなく、確実な操作の可能なものが得られ、主に各種電子機器の操作用として有用である。
2 可動接点
3 配線基板
4 固定接点
5 押釦
7 送信手段
8 制御手段
11 操作体
11A 操作部
11B ドーム部
11C ベース部
11D、11E 突出部
16 スイッチ装置
3 配線基板
4 固定接点
5 押釦
7 送信手段
8 制御手段
11 操作体
11A 操作部
11B ドーム部
11C ベース部
11D、11E 突出部
16 スイッチ装置
Claims (2)
- シート状のベース部上方に、操作部が薄肉のドーム部で連結された操作体と、この操作体の上下動に応じて電気的接離を行うスイッチ接点と、上記操作体の操作部上面に装着された押釦からなり、上記操作体のベース部に、上記押釦の下面端部が当接する複数のドーム状の突出部を形成したスイッチ装置。
- 請求項1記載のスイッチ装置と、このスイッチ装置のスイッチ接点に接続された制御手段からなり、上記制御手段が上記スイッチ接点の電気的接離に応じて、送信手段からリモコン信号を送信するリモコン送信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005294797A JP2007103285A (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | スイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005294797A JP2007103285A (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | スイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007103285A true JP2007103285A (ja) | 2007-04-19 |
Family
ID=38030017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005294797A Pending JP2007103285A (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | スイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007103285A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120118718A1 (en) * | 2010-11-16 | 2012-05-17 | Trumpf Medizin Systeme Gmbh + Co. Kg | Switching Devices for Medical Apparatuses and Related Systems and Methods |
-
2005
- 2005-10-07 JP JP2005294797A patent/JP2007103285A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120118718A1 (en) * | 2010-11-16 | 2012-05-17 | Trumpf Medizin Systeme Gmbh + Co. Kg | Switching Devices for Medical Apparatuses and Related Systems and Methods |
US9941084B2 (en) * | 2010-11-16 | 2018-04-10 | Trumpf Medizin Systeme Gmbh + Co. Kg | Switching devices for medical apparatuses and related systems and methods |
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