JPH11119894A - 自動販売機用リモコンキーボード - Google Patents

自動販売機用リモコンキーボード

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Publication number
JPH11119894A
JPH11119894A JP9304933A JP30493397A JPH11119894A JP H11119894 A JPH11119894 A JP H11119894A JP 9304933 A JP9304933 A JP 9304933A JP 30493397 A JP30493397 A JP 30493397A JP H11119894 A JPH11119894 A JP H11119894A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
switch
push
control keyboard
vending machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP9304933A
Other languages
English (en)
Inventor
Taichi Watanabe
太市 渡辺
Hiroyuki Sugiura
博之 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IZUMI DENSHI KK
Original Assignee
IZUMI DENSHI KK
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Publication date
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Priority to JP9304933A priority Critical patent/JPH11119894A/ja
Publication of JPH11119894A publication Critical patent/JPH11119894A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押しボタン部が脱落する虞れを解消し、また
過剰押し下げ力によるスイッチ接点破壊を防止すると共
に、スイッチオン時のクリック感(音)を向上させた自
動販売機用リモコンキーボードを提供する。 【解決手段】 スイッチ本体42を備えた回路基板41
を内装する上開口有底のケース体4と、スイッチ本体4
2に対応する窓孔31を備えた表面パネル板3と、窓孔
に配備されスイッチ本体42の可動スイッチ部42bを
操作する押下げ部12を備えた押しボタン部1とから成
るものであって、押しボタン部1は押しボタン部1の上
面より下がった位置に配備されるアーム状ヒンジ部2を
介して表面パネル板3に一体連続状に取付けられたこと
を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機内部
の各種電気機器をリモートコントロールする際に使用す
る自動販売機用リモコンキーボードに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の自動販売機用リモコンキ
ーボードのタクトスイッチ部分を示す説明断面図であ
る。自動販売機の機体内部には、各種電気機器が配備し
てある。この電気機器を機体外部から操作する際にリモ
コンキーボードが使用される。従来のリモコンキーボー
ドは、タクトスイッチ42を実装する回路基板41を内
蔵するケース体と、ケース体の上面を閉成する表面パネ
ル板3とからなり、表面パネル板3にはタクトスイッチ
42に対応する窓孔31が開設してある。タクトスイッ
チ42は、タクトスイッチ本体42aと可動スイッチ部
42bとから成る。また、窓孔31には保護シート5が
張設され、この保護シート5の内面に押しボタン部6が
貼着(接着)してある。押しボタン部6は、偏平な皿状
で皿体の下端62と、皿体の面内中央に配備される押下
げ部61下端とはほぼ突出高さが揃っている。
【0003】自販機内の電気機器を操作する際は、保護
シート5を操作者の手指で押す。これにより、押しボタ
ン部6が降下し、押しボタン部6の押下げ部61が可動
スイッチ部42bを押し下げる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の自動販売
機用リモコンキーボードでは、皿状の押しボタン部が窓
孔内に嵌合配備されているだけで、表面パネル板とは別
体となっている。従って、長年使用により押しボタン部
と保護シートとの接着が外れると、押しボタン部は下方
へ脱落し、スイッチ操作が実行し得なくなる不利があ
る。
【0005】また、押しボタン部は、偏平な皿状である
ため、押下げ部下端と可動スイッチ部上面との距離が極
めて短く、逆に皿体(押しボタン部)下周端面とスイッ
チ本体上面との距離が長い。このため、押しボタン部を
過剰な力で押し下げた場合には、タクトスイッチ接点破
壊が起こる不利がある。
【0006】この発明は、以上のような課題を解消さ
せ、押しボタン部が脱落する虞れを解消し、また過剰押
し下げ力によるスイッチ接点破壊を防止すると共に、操
作者が感受するクリック音を一層向上させた自動販売機
用リモコンキーボードを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】この目的を達成
させるために、この発明の自動販売機用リモコンキーボ
ードでは、次のような構成としている。自動販売機用リ
モコンキーボードは、スイッチ本体を備えた回路基板を
内装する上開口有底のケース体と、スイッチ本体に対応
する窓孔を備えた表面パネル板と、窓孔に配備されスイ
ッチ本体の可動スイッチ部を操作する押下げ部を備えた
押しボタン部とから成るものであって、押しボタン部は
押しボタン部の上面より下がった位置に配備されるアー
ム状ヒンジ部を介して表面パネル板に一体連続状に取付
けられたことを特徴としている。
【0008】このような構成を有する自動販売機用リモ
コンキーボードでは、押しボタン部がアーム状ヒンジ部
を介して表面パネル板と一体連続状に構成されている。
従って、部品点数が少なくなる許かりでなく、押しボタ
ン部が脱落しスイッチ操作をなし得ない等の虞れがな
い。
【0009】また、アーム状ヒンジ部は押しボタン部の
上面(表面パネル板の上面)より一段下がった位置に配
備されている。また、アーム状ヒンジ部の長さは窓孔内
において可能な限り長く設定され、押しボタン部より最
も離れた位置にアーム状ヒンジ部の付け根(パネル板と
の連続部)が位置するよう設定してある。これにより、
押しボタン部に加わる押圧力によるアーム状ヒンジ部の
応力集中が避けられると共に、アーム状ヒンジ部の付け
根に力が加わり難い。従って、押しボタン部の長年使用
による耐用寿命を確保し得る。
【0010】更に、仮にアーム状ヒンジ部が棄損した場
合であっても、押しボタン部は筒体形状に設定してあ
る。従って、表面パネル板から外れた筒状押しボタン部
はスイッチ本体上面に載置される結果となり、スイッチ
操作が実行し得ない等の不利はない。
【0011】また、押しボタン部を筒状としたから、押
下げ部で可動スイッチ部を押し下げるとき、スイッチオ
ンの後、筒状押しボタン部の下端がスイッチ本体上面に
当接する。従って、過剰な押し下げ力によるタクストス
イッチ接点破壊が防止できる許かりでなく、スイッチオ
ンのクリック感(音)が一層向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係る
自動販売機用リモコンキーボードの具体的な実施の形態
を説明する。
【0013】図1は、この発明に係る自動販売機用リモ
コンキーボードを示す斜視図である。自動販売機用リモ
コンキーボードAは、上面開口有底のケース体4とケー
ス体4の上開口面を塞ぐ表面パネル板3と、ケース体4
に内蔵されるタクトスイッチ42と、アーム状ヒンジ部
2を介して表面パネル板3に連続する押しボタン部1と
から構成される。
【0014】ケース体4には、図3で示すように、内部
に回路基板41を配備し、この回路基板41上に各種の
電子部品を実装している。また、回路基板41上には、
複数のタクトスイッチ42が配備してある。タクトスイ
ッチ42は、スイッチ本体42aと、上下方向へ進退可
能な可動スイッチ部42bとからなる。また、表面パネ
ル板3にはタクトスイッチ42に対応する窓孔31が開
設されている。
【0015】押しボタン部1は、後述するアーム状ヒン
ジ部2を介して表面パネル板3と一体に形成される樹脂
成形品である。図1及び図2で示すように、押しボタン
部1は下開口の筒体11形状に形成されている。筒状押
しボタン部1の底面中央には下方向へ突出する可動スイ
ッチ押下げ部12を設けている。
【0016】押しボタン部1の筒体11は、筒体上面1
1aが表面パネル板3の上面とほぼ面一となるように窓
孔31内に遊嵌されている。筒体11の筒長さ、つまり
筒体11の下端11bと上記スイッチ本体42a上面と
の距離は、押下げ部12下端と可動スイッチ部42b上
面との距離と、ほぼ等しく設定してある。つまり、押下
げ部12が可動スイッチ部42bを僅かに押し下げた
時、スイッチON後に筒体1111の下端11bがスイ
ッチ本体42aの上面に当接するように設定してある。
【0017】前記アーム状ヒンジ部2は、所定厚みを有
する平板状で、長さ一端部側で直角に折り曲げた平面形
状が「L」字状の棒体である。このアーム状ヒンジ部2
の短い部分21の先端が、筒体11の周壁面に一体連続
状に取付けられ、長い部分22の先端が表面パネル板
3、つまり窓孔31を構成する壁面に一体連続状に取付
けられている。
【0018】アーム状ヒンジ部2は筒体11の上面11
aより一段下がった位置であり、且つ表面パネル板3の
厚みの下方部分に取付けられている。つまり、アーム状
ヒンジ部2は押しボタン部1の下降方向に合わせて、筒
体(表面パネル板3)11の上面11aより一段下がっ
た位置に配備されている。
【0019】また、アーム状ヒンジ部2は、窓孔31に
おいて可能なかぎり長尺に設定するため、平面形状
「L」字状として表面パネル板3との連続部分(長い部
分22の先端・付け根)を筒体11壁面より距離を開く
ことで、押しボタン部1降下によるヒンジ部2付け根に
過剰な力(応力集中)がかからないように設定してあ
る。また、上記窓孔31を含む表面パネル板3の上面に
は、保護シート5が張設されている。
【0020】このような構成を有する自動販売機用リモ
コンキーボードでは、押しボタン部1がアーム状ヒンジ
部2を介して表面パネル板3と連続一体に構成されてい
る。従って、部品点数が少なくなる許かりでなく、押し
ボタン部1が脱落しスイッチ操作をなし得なくなる等の
虞れがない。
【0021】また、アーム状ヒンジ部2は押しボタン部
(筒体11)1の上面11aより一段下がった周壁に配
備されている。また、アーム状ヒンジ部2の長さは窓孔
31内において可能な限り長く設定され、押しボタン部
1より最も離れた位置にアーム状ヒンジ部2の付け根
(パネル板3との連続部)が位置するよう設定してあ
る。これにより、押しボタン部1に加わる押圧力による
アーム状ヒンジ部2の応力集中が避けられると共に、ア
ーム状ヒンジ部2の付け根(長い部分22の先端)に力
が加わり難い。従って、押しボタン部1の長年使用によ
る耐用寿命を確保し得る。
【0022】更に、アーム状ヒンジ部2が仮に棄損した
場合であっても、押しボタン部1は筒体11形状に設定
してある。従って、表面パネル板3から外れた筒状押し
ボタン部1はスイッチ本体42a上面に載置される結果
となり、スイッチ操作を実行し得なくなる不利はない。
【0023】また、押しボタン部1を筒状としたから、
押下げ部12で可動スイッチ部42bを押し下げると
き、ほぼ同時に押しボタン部(筒体11)1の下端11
bがスイッチ本体42a上面に当接する。従って、過剰
な押し下げ力によるタクストスイッチ接点破壊が防止で
きる許かりでなく、スイッチON時におけるクリック感
(音)が一層向上する。
【0024】
【発明の効果】この発明では、以上のように、表面パネ
ル板の窓孔内に遊嵌する筒体形状の押しボタン部を、ア
ーム状ヒンジ部を介して表面パネル板に一体連続状に配
備することとしたから、部品点数が少なくなる許かりで
なく、長年使用によっても押しボタン部が脱落しスイッ
チ操作が不能となる等の不利が解消される。また、アー
ム状ヒンジ部は窓孔内において可能な限り長尺に設定す
ると共に、ヒンジ部の連続位置を表面パネル板及び押し
ボタン部の上面より一段下がった位置に配備することと
したから、ヒンジ部の付け根に余分な力が加わらず、耐
久性を増す許かりでなく、押しボタン部の降下操作がス
ムーズとなる利点がある。更に、押しボタン部を筒体形
状とすることで、過剰な操作力によるタクトスイッチ接
点の破壊を防止し得ると共に、仮にヒンジ部が棄損した
場合であってもスイッチ操作が不能となる等の虞れを解
消し得る等、発明目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】リモコンキーボードの実施の形態を示す斜視図
である。
【図2】リモコンキーボードの押しボタン部を示す要部
拡大斜視図である。
【図3】リモコンキーボードのタクトスイッチと押しボ
タン部の関係を示す断面図である。
【図4】従来のタクトスイッチと押しボタン部との関係
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 押しボタン部 2 アーム状ヒンジ部 3 表面パネル板 4 ケース体 11 筒体 12 可動スイッチ押下げ部 31 窓孔 41 回路基板 42 タクトスイッチ 42a スイッチ本体 42b 可動スイッチ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体を備えた回路基板を内装す
    る上開口有底のケース体と、スイッチ本体に対応する窓
    孔を備えた表面パネル板と、窓孔に配備されスイッチ本
    体の可動スイッチ部を操作する押下げ部を備えた押しボ
    タン部とから成る自動販売機用リモコンキーボードにお
    いて、 押しボタン部は、押しボタン部の上面より下がった位置
    に配備されるアーム状ヒンジ部を介して表面パネル板に
    一体連続状に取付けられたことを特徴とする自動販売機
    用リモコンキーボード。
  2. 【請求項2】 前記押しボタン部は、可動スイッチ押下
    げ部を備えた下開口の筒体であって、押下げ部の下端と
    可動スイッチ部上面との距離と、筒体下端とスイッチ本
    体上面との距離をほぼ等しく設定したものである請求項
    1記載の自動販売機用リモコンキーボード。
  3. 【請求項3】 前記アーム状ヒンジ部は、長さ一端部側
    で直角状に曲げられたL字状で、短部分の先端を押しボ
    タン部の筒壁に連続させ、長部分の先端を表面パネル板
    の窓孔壁に連続させたものである請求項1記載の自動販
    売機用リモコンキーボード。
JP9304933A 1997-10-20 1997-10-20 自動販売機用リモコンキーボード Pending JPH11119894A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9304933A JPH11119894A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 自動販売機用リモコンキーボード

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JP9304933A JPH11119894A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 自動販売機用リモコンキーボード

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JPH11119894A true JPH11119894A (ja) 1999-04-30

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ID=17939071

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JP9304933A Pending JPH11119894A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 自動販売機用リモコンキーボード

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001283299A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Izumi Denshi Kk 自動販売機用リモコンキーボード
WO2006008755A1 (en) * 2004-07-20 2006-01-26 Chungath Joseph Ittoop A device for manually inputting information and instructions to an equipment incorporating digital electronic circuits
JP2009146708A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Dx Antenna Co Ltd 電子機器の押し釦装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001283299A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Izumi Denshi Kk 自動販売機用リモコンキーボード
WO2006008755A1 (en) * 2004-07-20 2006-01-26 Chungath Joseph Ittoop A device for manually inputting information and instructions to an equipment incorporating digital electronic circuits
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Effective date: 20051024

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Effective date: 20060328