JP2009085500A - 天板構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加熱装置が収容された本体ケース(34)の上方開放部を覆う天板(3)の上面に、前記加熱装置に対応する加熱部と前記加熱装置を操作する操作部(33)とが並設されている天板構造であって、前記加熱部は、外周枠部(2b)で囲まれたガラス天板(35)に設けられ、操作部(33)は、外周枠部(2b)の前方に連設された操作枠部(2a)と、操作枠部(2a)に設けられる操作ボタン(11)群と、操作枠部(2a)に設置され且つ前記操作ボタン(11)群を露出させる操作部カバー(1)とからなる天板構造に関し、操作ボタン(11)の押圧操作を長期にわたって繰り返しても、操作枠部(2a)が変形したり、その周囲に隙間が生じたりすることがないように、操作部(33)を補強すること。
【解決手段】 操作部カバー(1)は、操作枠部(2a)の側方からスライド式に嵌め込まれる構成としたこと。
【選択図】 図2

Description

本発明は天板構造、特に、天板の上面に、加熱部と前記加熱部を操作する操作部とが並設された形式の加熱調理器の天板構造に関する。
システムキッチン等において用いられる加熱調理器としては、図4に示すように、調理台や流し台に連続するカウンタートップ(31)に形成した開口(30)に、制御装置(38)や誘導加熱等の加熱装置(39)が収容された上方開放の本体ケース(34)を落し込んで固定させる、所謂、ドロップインコンロが一般的であり、前記本体ケース(34)の上方開放部は天板(3)で被覆されている。
天板(3)には、前記制御装置(38)を介して加熱装置(39)を操作するための押しボタン式の操作ボタン(37)が多数配設されている操作部(33)と、前記加熱装置(39)に対応する加熱部(32)とが前後に並設されてあり、前記加熱部(32)は、ガラス天板(35)に配設されてあり、その前方の前記操作部(33)には操作部カバー(36)が配設されている。
ガラス天板(35)の周縁は、アルミニウムやステンレス等の金属製の外周枠部(41)に嵌め込まれてあり、外周枠部(41)の前方には、前記操作部カバー(36)を支持する操作枠部(40)が連設されている。ガラス天板(35)及び操作部カバー(36)は、これら外周枠部(41)及び操作枠部(40)からなる枠部材を介して、前記本体ケース(34)の上方開放部に取付けられてカウンタートップ(31)に固定されている。
尚、同図のものでは、外周枠部(41)と操作枠部(40)との間には、仕切り壁(4)を突設させている。仕切り壁(4)を突設させることによって、加熱部(32)からの煮こぼれや油の飛散、さらには、輻射熱が操作部(33)に影響を及ぼすのを防止している。
又、天板(3)の上面に、操作部(33)を加熱部(32)と共に並設させる構成とすることにより、操作部(33)の操作ボタン(37)を操作し易く且つデザイン的にも優れた天板構造を提供している。
特開2005―98539号公報 特開2004―3847号公報 特開2004−251588号
しかしながら、従来の操作部カバー(36)は、複数のビス(42)によって操作枠部(40)にネジ止めされて固定されていることから、操作部カバー(36)は、ビス(42)によって操作枠部(40)に部分的に締結された構成となっている。又、押しボタン式の複数の操作ボタン(37)は操作基板(49)を介して、前記操作枠部(40)に固定されているから、操作ボタン(37)を押し操作すると、操作ボタン(37)、操作基板(49)を介して、操作枠部(40)に下向きの力が作用する。
このように、ネジ止めによって操作部カバー(36)に部分的に固定されている操作枠部(40)に、操作ボタン(37)の押し操作の際にさらに下向きの力が加わると、操作枠部(40)に捩れ方向の力が加えられることとなる。このような捩れ方向の力が、操作枠部(40)に、長期に渡って加えられ続けると、操作枠部(40)が変形したり、カウンタートップ(31)との間に隙間が生じたりする不都合がある。
本発明は、『加熱装置が収容された本体ケースの上方開放部を覆う天板の上面に、前記加熱装置に対応する加熱部と前記加熱装置を操作する操作部とが並設されている天板構造であって、
前記加熱部は、外周枠部で囲まれたガラス天板に設けられ、
前記操作部は、前記外周枠部の前方に連設された操作枠部と、前記操作枠部に設けられる操作ボタン群と、前記操作枠部に設置され且つ前記操作ボタン群を露出させる操作部カバーとからなる天板構造』において、操作ボタンの押圧操作を長期にわたって繰り返しても、前記操作枠部が変形したり、操作枠部の周囲に隙間が生じたりすることがないように、前記操作部を補強することを課題とする。
[請求項1に係る発明]
上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、『前記操作部カバーは、前記操作枠部の側方からスライド式に嵌め込まれる構成としたこと』である。
上記技術的手段は次のように作用する。
操作部カバーは操作枠部にネジ止めされることなく、スライドによる嵌め込みによって装着できるようにしたから、操作部カバーと操作枠部とは部分的に固着されることはなく、操作枠部が前記スライド方向の全域に沿って操作部カバーで補強された状態となる。よって、操作ボタン群が押圧されることにより、それが配設されている前記操作枠部の一部分に下方への荷重がかかっても、操作枠部には無理なねじれやひねりが生じない。
[請求項2に係る発明]
請求項2に係る発明の天板構造は、請求項1に係る発明のものにおいて、『前記操作部カバーは、アルミニウムの押し出し成型によって形成されていると共に、前記操作部カバーの頂面を上方へ凸の絞り加工により隆起させた隆起面に、前記操作ボタン群を露出させる開口部が設けられ、
前記開口部を囲む周域には、前記開口部全域を被覆するように被覆シートが貼着されている』もので、アルミニウムの押し出し成型によって形成した操作部カバーに、上方へ凸の絞り加工を加えることにより、上方に凸の隆起部を具備させた操作部カバーを一体的に成型することができる。操作ボタン群は前記隆起部の頂面に設けられている開口部から露出していると共に、前記開口部の周域には、被覆シートを貼着させることにより、前記開口部は密閉される。
[請求項3に係る発明]
請求項3に係る発明の天板構造は、請求項1又は請求項2に係る発明のものにおいて、『前記操作部カバーの中央に電源ボタンが設けられ、
前記電源ボタンは、前記操作部カバーの頂面の中央部を下方へ凸の絞り加工により凹ませた凹陥部の底面に設けた中央開口部から露出しており、
前記中央開口部を囲む周域には、前記中央開口部全域を被覆するように電源被覆シートが貼着されていること』を特徴とするもので、操作部のメインスイッチとなる電源ボタンを操作部カバーの中央において、操作部カバーの頂面よりも低く位置させたから、他の操作ボタン群の操作時や操作部カバーの清掃の際に、前記電源ボタンに手が触れない。又、電源ボタンを露出させている凹陥部の底面に設けた中央開口部を囲む周域に電源被覆シートを貼着させることにより、前記中央開口部は密閉される。
[請求項4に係る発明]
上記各請求項において、『前記本体ケースは、カウンタートップに形成された開口内に落とし込み状態に設置され、
前記天板は前記開口全体を覆う大きさに構成され、
前記操作枠部と前記外周枠部との境界辺部には、後係止凸条部が前記ガラス天板よりも上方へ突設されていると共に、前記操作枠部の前端辺部には、前係止凸条部が前記ガラス天板よりも下方へ突設されてあり、
前記操作部カバーの後端部内面には、前記後係止凸条部に対して側方へ摺動可能で且つ抜け止め状態に係合する後係止凹溝が設けられていると共に、前記操作部カバーの前端部内面には、前記前係止凸条部に対して側方へ摺動可能で且つ抜け止め状態に係合する前係止凹溝が形成されており、
前記操作部カバーの頂面全体は前方へ向って降下する方向に傾斜している』ものでは、システムキッチンのドロップインコンロに採用可能である。ガラス天板を囲む外周枠部の前方に、操作部カバーが載置される操作枠部が連設されているが、操作枠部を構成する辺のうち、前記外周枠部との境界辺部に沿って設けられる後係止凸部は、前記ガラス天板よりも上方へ突設させていることから、これに被覆させる操作部カバーの後端部は前記ガラス天板よりも高く位置する。これに対し、操作枠部の前端辺部に沿って形成される前係止凸部はガラス天板よりも下方へ突設していることから、これに被覆させる操作部カバーの前端部は、前記後端部よりも低く位置し、操作部カバーの頂面は、全体に前方へ向って降下するように傾斜する。又、操作枠部の後係止凸部に操作部カバーの後係止凹溝を、操作枠部の前係止凸部には操作部カバーの前係止凹溝をそれぞれ係合させることにより、操作部カバーは操作枠部に対して、側方へ摺動可能で且つ上方へ抜け止め状態に取付けられる。
本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
請求項1のものでは、操作ボタンが押圧操作されることにより、操作枠部に下向きの力が作用しても、操作枠部に無理なねじれやひねりが生じないから、長期の使用によっても、操作枠部が変形したり、カウンタートップとの間に隙間が生じたりする不都合はない。よって、上面に操作部と加熱部とを並設させることにより、外観上デザイン性に優れた天板において、操作部カバーの脱着作業が容易で且つ操作部の強度を向上させた天板構造を提供することができる。
又、操作部カバーは、操作枠部に対して、ネジ止めにより部分的に固定されるものではなく、スライドによる嵌め込みにより装着させているから、操作部カバーの装着が容易であり、又、ネジ止め部分が汚れで固着することもないから、取り外しが容易である。よって、操作部カバーの組み付け作業及び保守点検作業の作業性が向上する。
請求項2のものでは、上記効果を有する上に、操作部カバーをアルミニウムの押し出し成型と絞り加工によって一体的に仕上げる構成としたから、全体にシャープで高級感のあるデザイン性の高い操作部を提供することができる。又、前記隆起部の頂面に設けられた開口部は被覆シートを貼着させ、前記被覆シートを介して操作ボタン群を露出させているから、操作部全体が密閉された構造となる。これにより、操作部内に煮こぼれ等が浸み込む不都合はなく、操作部カバーの清掃が容易となる。
請求項3のものでは、操作部カバーの中央部に、電源ボタンを設ける構成としたから、操作部における操作性が向上し、利便性が良くなる。又、電源ボタンは、操作部カバーの頂面よりも低く位置させて、他の操作部ボタンの操作時や清掃時等に、電源ボタンに直接手が触れることがないようにしたから、操作部の誤操作を防止することができる。又、電源ボタンを露出させる凹陥部の底面に設けた中央開口部には、電源被覆シートで密閉する構成としたから、凹陥部に水滴や汚れが溜まっても、内部に入り込むことはない。
請求項4のものでは、操作部の強度を向上させた天板を具備させたドロップインコンロを提供することができると共に、操作部カバーの後端部を、加熱部を構成しているガラス天板よりも高く位置させることにより、加熱部からの煮こぼれや油等が操作部側に飛散する不都合を防止することができる。又、輻射熱も遮断して操作部を保護することができる上に、操作時の安全性も向上する。さらに、操作部カバーの頂面は、全体に前方へ向って降下するように傾斜する構成としたから、その前方に立つ調理者にとって操作し易い形状となり、コンロの使い勝手が向上する。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態の天板構造は、図1及び図2に示すように、システムキッチンのカウンタートップ(31)に形成されている開口(30)に本体ケース(34)を落とし込み状態に装着されるドロップインコンロの上方開放部を閉塞させるものであって、開口(30)の上方は天板(3)によって閉塞されると共に、コンロの内部には、グリル部(43)が組み込まれている。
天板(3)の上面には、2つの加熱部(32)(32)と、その前方に配設され且つ前記加熱部(32)(32)のガスバーナ等を操作する操作部(33)と、前記加熱部(32)(32)の後方に配設され且つ前記グリル部(43)からの燃焼排気を排出する後方排気部(44)がそれぞれ略同一面上に並設されている。
加熱部(32)(32)には、ガラス天板(35)が配設されており、各加熱部(32)(32)に対応する位置には、それぞれバーナ用開口(46)(46)が開口していると共に、バーナ用開口(46)(46)の周縁には五徳(47)(47)がそれぞれ載置されている。
操作部(33)には、ガラス天板(35)の前端辺に沿って、操作部カバー(1)が設けられており、前記操作部カバー(1)の中央には、電源ボタン(12)が配設されていると共に、その左右には、前記加熱部(32)(32)のガスバーナをそれぞれ操作するためのタッチ式の複数の操作ボタン(11)(11)群が設けられている。
又、後方排気部(44)には、多数の排気孔を具備させた排気カバー(45)が配設されている。
これら操作部カバー(1)、ガラス天板(35)及び、排気カバー(45)は、図3に示すような、枠部材(2)に順に組み付けられて、全体として天板(3)を構成している。
枠部材(2)は、全体に横長長方形状の金属製の枠体からなり、前方側に、操作部カバー(1)を配設するための操作枠部(2a)が設けられ、後方側に、前記排気カバー(45)を設置するための排気枠部(2c)が設けられ、これらの間に、ガラス天板(35)の外周を囲む外周枠部(2b)が設けられている。
操作枠部(2a)と外周枠部(2b)との境界線を構成している境界辺部(21)の外周枠部(2b)側は、図2に示すように、外周枠部(2b)側に向って開放する略コ字状の支持部(22)が設けられており、前記支持部(22)内に、ガラス天板(35)とその下方を支持する裏板(48)とが挟持される。
又、支持部(22)の上方には、上端が外周枠部(2b)側に突出するように屈曲させた断面逆L字状の後係止凸条部(20)が直立している。
操作枠部(2a)の前端辺部(23)には、下方に凸の前係止凸条部(24)が突設されている。
又、境界辺部(21)及び前端辺部(23)の下部域には、それぞれ、後述する操作部ケース(5)を支持するための支持片(25)(26)が内方へ向ってそれぞれ水平に突設されている。
次に、操作枠部(2a)に被覆させる操作部カバー(1)について説明する。
操作部カバー(1)は、アルミニウムの押し出し成型によって、頂面(1a)と、その前後辺から下方へ延長する前端部(1b)及び後端部(1c)を具備する下方及び両側方に開放する下向きの浅い樋状に形成されており、境界辺部(21)を被覆する後端部(1c)には、前記後係止凸条部(20)が前方から嵌め込まれる後係止凹溝(10)が操作部カバー(1)の内方に向って開放するように設けられており、前端辺部(23)を被覆する前端部(1b)には、内方へ向って開放する断面コ字状部(13)が形成されていると共に、その下辺(13a)には、前記前係止凸条部(24)が上方から嵌め込まれる前係止凹溝(14)が上方に開放するように形成されている。
尚、後係止凸条部(20)は後係止凹溝(10)に対して、前係止凸条部(24)は前係止凹溝(14)に対して、操作枠部(2a)の側方へ摺動自在に嵌め込まれる。
又、図2及び図3に示すように、操作部カバー(1)の頂面(1a)の左右対称な各位置に、上方に凸の絞り加工を施すことにより、前記頂面(1a)よりも所定高さ上方へ突出する隆起部(15)が設けられていると共に、前記頂面(1a)の中央には、下方に凸の絞り加工を施すことにより、前記頂面(1a)よりも所定高さ下方へ突出する凹陥部(16)が設けられている。
隆起部(15)(15)及び凹陥部(16)には、それぞれ開口部(50)(50)及び中央開口部(51)が貫通している。
開口部(50)(50)に対応するように、複数の操作ボタン(11)(11)群を具備する操作部ケース(5)(5)がそれぞれ嵌め込まれると共に、中央開口部(51)に対応するように、電源ボタン(12)を露出させる電源ケース(52)が嵌め込まれる。
操作ボタン(11)は、図2に示すように、操作基板(53)と一体に組み込まれており、操作部ケース(5)には、各操作ボタン(11)をそれぞれ露出させる開口部(54)が形成されている。各操作ボタン(11)を開口部(54)に対応させた状態にて、操作基板(53)は操作部ケース(5)にネジ止めにより一体とする。
尚、図示しないが、電源ボタン(12)と電源ケース(52)の関係も同様に構成されている。
本発明の実施の形態の天板(3)を構成するには、まず、ガラス天板(35)の両側方に、外周枠部(2b)の両側部材(27)(27)を嵌め込み、その前方から、境界辺部(21)に設けた支持部(22)内に、ガラス天板(35)を裏板(48)と共に差し込みながら、操作枠部(2a)の両端を両側部材(27)(27)間にネジ止めする。これにより、外周枠部(2b)の前方に、操作枠部(2a)が延長形成された形状となる。
そして、操作枠部(2a)の一方の端部に、操作部カバー(1)の一方の端縁を対応させ、操作部カバー(1)の後端部(1c)の後係止凹溝部(10)に境界辺部(21)に突設されている後係止凸条部(20)の上端を、前端部(1b)の前係止凹溝部(14)に前端辺部(23)の前係止凸条部(24)をそれぞれ側方から嵌め込む。後係止凸条部(20)の上端は後係止凹溝部(10)に対して、前係止凸条部(24)は前係止凹溝部(14)に対して、それぞれ摺動自在であるから、操作部カバー(1)は、操作枠部(2a)上をスライド可能となる。操作部カバー(1)を、操作枠部(2a)上にスライドさせて、操作枠部(2a)の他方の端部に、操作部カバー(1)の前記一方の端縁が到達した時点で、操作部カバー(1)の操作枠部(2a)への取り付けは完了する。
前係止凹溝部(14)と前係止凸条部(24)との係合部は、後係止凹溝部(10)と後係止凸条部(20)との係合部よりも下方に位置するように設定されているから、前記操作部カバー(1)は全体的に前方へ向って降下する方向に傾斜する。
その後、操作枠部(2a)の両端に、図1に示すような、カバー部(17)(17)を取り付けておく。
操作枠部(2a)に操作部カバー(1)を組み付けた後、操作枠部(2a)の裏側から、操作ボタン(11)と操作基板(53)とを具備する操作部ケース(5)(5)をそれぞれ嵌め込み、操作枠部(2a)の支持片(25)(26)に、操作部ケース(5)の突片(55)(56)をそれぞれ固定する。これにより、操作部カバー(1)の頂面(1a)の左右の隆起部(15)(15)に設けられた開口部(50)(50)から操作ボタン(11)群と操作部ケース(5)の頂面が露出する態様で、操作枠部(2a)と操作部カバー(1)との結合体に、操作部ケース(5)が取り付けられる。
同様に、電源ボタン(12)を具備させた電源ケース(52)も、操作部カバー(1)の凹陥部(16)に設けた中央開口部(51)から電源ボタン(12)が露出する態様にセットされる。
尚、開口部(50)及び中央開口部(51)の周域(57)(58)は、図2に示すように、隆起部(15)の頂面及び凹陥部(16)の底面よりもそれぞれ一段低く設定されてあり、各周域(57)(58)には、図3に示すような、各周域(57)(58)と同じ大きさ形状の輪郭を有し且つ開口部(50)及び中央開口部(51)を閉塞可能な被覆シート(18)(19)がそれぞれ貼着される。
被覆シート(18)(19)の肉厚は、図2に示すように、各周域(57)(58)と隆起部(15)の頂面及び凹陥部(16)の底面との段差に等しく設定されていることから、被覆シート(18)(19)を周域(57)(58)に貼着させると、隆起部(15)の頂面及び凹陥部(16)の底面はそれぞれ面一となる。これにより、開口部(50)及び中央開口部(51)は密閉され、操作部(33)の組み付けが完成する。
そして、ガラス天板(35)の後方に、排気枠部(2c)の構成枠部(28)を差し込むと共に、構成枠部(28)と両側部材(27)(27)間に、排気カバー(45)を差し込み、後端の構成枠部(29)を後方から嵌め込むことにより、天板(3)が完成する。
操作部カバー(1)は、アルミニウムの押し出し成型に絞り加工を加えて一体的に構成されているから、外観がシャープな仕上がりとなる上に、開口部(50)及び中央開口部(51)は被覆シート(18)(19)で密閉される構成であるから、操作部(33)内に煮こぼれ等が浸み込む不都合はなく、操作部カバー(1)の清掃が容易となる
尚、操作部(33)のメインスイッチとなる電源ボタン(12)は、操作部カバー(1)の中央に設けられているから使い勝手が良い上に、操作部カバー(1)の頂面(1a)よりも低く位置するように設けられているから、操作ボタン(11)の操作時や清掃時等に、手が電源スイッチ(12)に不用意に触れることがなく、誤操作を防止することができる。
操作ボタン(11)群が露出する開口部(50)及び電源ボタン(12)が露出する中央開口部(51)に被覆シート(18)(19)を貼着させて、隆起部(15)の頂面及び凹陥部(16)の底面をそれぞれ面一となるようにしたから、操作部カバー(1)の上面は全体にすっきりとしたフラット感に仕上げられ、デザイン性が向上する。
又、操作部(33)は、前方へ向って降下するように傾斜させているから、操作部カバー(1)の後端部(1c)が加熱部(32)(32)からの煮こぼれや油の飛散、又は輻射熱を遮断する仕切り壁として機能することとなり、操作部カバー(1)に煮こぼれや油等の汚れが付着したり熱が影響したりすることを防止している。又、操作部(33)は作業者側に向くように傾斜させていることから、操作部(33)の操作がやり易くなる上に、操作する際に、手指が前記加熱部(32)(32) に近接する危険もない。
尚、前記操作ボタン(11)群と加熱部(32)(32)とはコンロ内に内蔵されている制御手段(図示せず)を介して電気的に接続されており、前記制御手段やガス電磁弁等に電池電源を供給する電源ボタン(12)は、前記操作部カバー(1)の中央に設けられている。
これら電源ボタン(12)及び操作ボタン(11)を押圧操作すると、操作基板(53)及び操作部ケース(5)を介して、操作枠部(2a)に下方への荷重がかかるが、操作枠部(2a)は操作部カバー(1)に対して、部分的にネジ止めされておらず、スライドさせて嵌め込まれているだけであるから、操作枠部(2a)が長手方向全域に渡って、操作部カバー(1)で補強された状態となり、操作枠部(2a)に無理なねじれやひねりが生じない。よって、長期の使用によっても、操作枠部(2a)が変形したり、カウンタートップ(31)との間に隙間を生じさせたりする不都合はなく、天板(3)の強度を向上させることができる。
本発明の実施の形態の天板構造をシステムキッチンに採用した状態を示す斜視図。 本発明の実施の形態の天板構造の操作部の拡大断面図。 本発明の実施の形態の天板構造の分解図。 従来の天板構造の要部拡大断面図。
符号の説明
(1) ・・・・・・操作部カバー
(11)・・・・・・操作ボタン
(2a)・・・・・・操作枠部
(2b)・・・・・・外周枠部
(3) ・・・・・・天板
(32)・・・・・・加熱部
(33)・・・・・・操作部
(34)・・・・・・本体ケース
(35)・・・・・・ガラス天板
(5) ・・・・・・操作部ケース
(53)・・・・・・操作基板

Claims (4)

  1. 加熱装置が収容された本体ケースの上方開放部を覆う天板の上面に、前記加熱装置に対応する加熱部と前記加熱装置を操作する操作部とが並設されている天板構造であって、
    前記加熱部は、外周枠部で囲まれたガラス天板に設けられ、
    前記操作部は、前記外周枠部の前方に連設された操作枠部と、前記操作枠部に設けられる操作ボタン群と、前記操作枠部に設置され且つ前記操作ボタン群を露出させる操作部カバーとからなる天板構造において、
    前記操作部カバーは、前記操作枠部の側方からスライド式に嵌め込まれる構成であることを特徴とする天板構造。
  2. 請求項1に記載の天板構造において、前記操作部カバーは、アルミニウムの押し出し成型によって形成されていると共に、前記操作部カバーの頂面を上方へ凸の絞り加工により隆起させた隆起面に、前記操作ボタン群を露出させる開口部が設けられ、
    前記開口部を囲む周域には、前記開口部全域を被覆するように被覆シートが貼着されていることを特徴とする天板構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の天板構造において、前記操作部カバーの中央に電源ボタンが設けられ、
    前記電源ボタンは、前記操作部カバーの頂面の中央部を下方へ凸の絞り加工により凹ませた凹陥部の底面に設けた中央開口部から露出しており、
    前記中央開口部を囲む周域には、前記中央開口部全域を被覆するように電源被覆シートが貼着されていることを特徴とする天板構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の天板構造において、前記本体ケースは、カウンタートップに形成された開口内に落とし込み状態に設置され、
    前記天板は前記開口全体を覆う大きさに構成され、
    前記操作枠部と前記外周枠部との境界辺部には、後係止凸条部が前記ガラス天板よりも上方へ突設されていると共に、前記操作枠部の前端辺部には、前係止凸条部が前記ガラス天板よりも下方へ突設されてあり、
    前記操作部カバーの後端部内面には、前記後係止凸条部に対して側方へ摺動可能で且つ抜け止め状態に係合する後係止凹溝が設けられていると共に、前記操作部カバーの前端部内面には、前記前係止凸条部に対して側方へ摺動可能で且つ抜け止め状態に係合する前係止凹溝が形成されており、
    前記操作部カバーの頂面全体は前方へ向って降下する方向に傾斜していることを特徴とする天板構造。
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