JP6587494B2 - ビルトインコンロ - Google Patents

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本発明は、キッチンのカウンターに組み込まれるビルトインコンロに関する。
ビルトインコンロは、特許文献1に開示されるように、コンロ本体をキッチンのカウンタートップに設けた開口から組み入れて、コンロ本体の上端外周縁に設けたフランジを開口の周縁に係止させることで、カウンター内に吊り下げ支持される。コンロ本体の上面開口には、トッププレートが被せられ、フランジには、コンロ本体とカウンタートップとの間をシールするために、シール材が全周に亘って装着される。このシール材の装着は、フランジの外周端を上方に立ち上げてその上端を外側に折り曲げた断面L字状の立ち上げ部を、シール材に設けた同形状の挿着溝に挿入することで行われる。
特開平10−220779号公報
上記従来のビルトインコンロにおいては、カウンターに組み付ける際、フランジに予めシール材を装着した状態で、コンロ本体をカウンタートップの開口から吊り下げることになる。しかし、この作業の際、フランジを掴む手指がシール部材の内側に引っ掛かりやすく、シール部材がフランジの立ち上げ部から外側に外れることがある。このため、コンロ本体を再びカウンターから取り出してシール部材を装着し直す作業が必要となっていた。
そこで、本発明は、シール部材をコンロ本体のフランジから外れにくくしてカウンターへの組み付けに係る作業性を良好としたビルトインコンロを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、上面を開口したコンロ本体の外周に、フランジが周設され、前記フランジに、前記フランジの外端から上方へ立ち上がる縦壁部と、その縦壁部の上端から外側へ突出する横壁部とからなる断面倒L字状の立ち上げ部が連設されており、前記立ち上げ部の全周に、前記立ち上げ部が嵌合する断面倒L字状の挿着溝を下面から形成したシール部材が装着されてなるビルトインコンロであって、
前記立ち上げ部における前記横壁部に、前記横壁部の突出方向と反対側へ突出して前記シール部材の装着状態で前記挿着溝の内面に係止する係止部が、前記立ち上げ部に沿って所定間隔で複数配置されてなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、前記係止部は、前記立ち上げ部から切り起こし形成される係止突起であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、シール部材の装着状態で挿着溝の内面に係止する係止部を、立ち上げ部に沿って所定間隔で複数配置したことで、シール部材がコンロ本体のフランジから外れにくくなり、カウンターへの組み付けに係る作業性が良好となる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、係止部を、立ち上げ部から切り起こし形成される係止突起としたことで、立ち上げ部の形成と同時に係止突起を形成でき、係止突起を設けても製造工程が増えることがない。
ビルトインコンロの斜視図である。 トッププレートを取り外した状態の斜視図である。 フランジ部分の横断面図である。 シール部材の横断面図である。 フランジの切り欠き部分を示す斜視図である。 切り欠きの位置でのフランジ部分の横断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、ビルトインコンロの一例を示す斜視図である。このビルトインコンロ1は、上面を開口した箱状のコンロ本体2内に、3つのコンロ3,3・・と、グリル4とを設けて、コンロ本体2の開口をトッププレート5で閉塞してなる。コンロ3は、コンロ本体2の前側左右と中央後側(図1の左下側を前方とする。)とに配置されて、トッププレート5に形成した開口に、コンロバーナのバーナ本体6を露出させて炎口を形成するバーナキャップ7を載置している。8,8・・は五徳である。
グリル4は、前側左右のコンロ3,3の間に配置されて、前面にグリル扉9及び取っ手10を備える。トッププレート5の後部には複数の排気口11,11・・が設けられている。
コンロ本体2の前面には、各コンロ3及びグリル4に対応した操作ボタン12,12・・が設けられると共に、各操作ボタン12の上方に、火力調整レバー13が設けられている。14は操作パネルである。
そして、コンロ本体2の開口の外周縁部には、図2に示すように、フランジ15が周設されて、このフランジ15にシール部材16が全周に亘って装着されている。フランジ15は、キッチンのカウンタートップに形成された開口の周縁に係止することで、コンロ本体2をカウンター内で吊り下げ支持するもので、シール部材16は、組み付け状態でカウンタートップに当接して開口とコンロ本体2との間をシールする。シール部材16には、図3に示すように、トッププレート5の外周縁に形成したカール部17が載置されて、フランジ15を含む開口全体を閉塞するようになっている。
また、フランジ15には、外端から上方に立ち上がる縦壁部19と、縦壁部19の上端を外側に折り返した横壁部20とからなる断面倒L字状の立ち上げ部18が一体形成されている。
一方、シール部材16は、シリコンゴム等の弾性材料で形成されて、縦壁部19よりも上下方向に肉厚で、横壁部20よりも幅方向に広くなる本体部21と、その本体部21の外周に延設されてトッププレート5のカール部17が載置される薄肉部22とからなる。23は、本体部21の外側底面に突設される突条である。
また、シール部材16の本体部21には、図4にも示すように、フランジ15の立ち上げ部18と同じ断面倒L字状の挿着溝24が、下面から形成されている。すなわち、挿着溝24の下方を押し広げて立ち上げ部18を挿入し、立ち上げ部18を挿着溝24に嵌合させることで、図3のようにシール部材16は全周に亘ってフランジ15に装着される。このとき立ち上げ部18の横壁部20が、シール部材16の上方への抜け止めとして機能する。
ここで、フランジ15の立ち上げ部18には、図5に示すように、縦壁部19の手前から縦壁部19とに跨がって断面L字状に開口する切り欠き25が、所定間隔(例えば40mm間隔)をおいて形成されており、切り欠き25の上端に位置する横壁部20の内側端面には、内側へ突出する係止部としての係止突起26が切り起こし形成されている。この係止突起26は、平面視四角形状で、その突出端面が立ち上げ部18の縦壁部19よりも内側に位置する長さとなっている。
よって、フランジ15にシール部材16を装着した状態では、図6に示すように、係止突起26が挿着溝24内でシール部材16を内側へ押圧して弾性変形させ、横壁部20と反対側でシール部材16に係止して上方への抜け止めとして機能することになる。
以上の如く構成されたビルトインコンロ1においては、キッチンのカウンターに組み付ける際、図2のようにトッププレート5を取り付けず、フランジ15にシール部材16を装着した状態のコンロ本体2を、カウンタートップに形成した開口に上方から組み付ける。すると、フランジ15が開口の周縁に係止してコンロ本体2を吊り下げ支持することになるが、このときフランジ15を把持する手指がシール部材16に引っ掛かったりしても、シール部材16はフランジ15に設けた複数の係止突起26,26・・によって内側での抜け止めがされているため、シール部材16がフランジ15から外れるおそれが少なくなる。例え一部が外れたとしても、残りの係止突起26がシール部材16に係止しているので、シール部材16が全周に亘って外れることはない。よって、スムーズに組み付け作業を行うことができる。コンロ本体2の組み付け後、上方からトッププレート5を取り付ければ、ビルトインコンロ1の組み付けは完了する。
このように、上記形態のビルトインコンロ1によれば、立ち上げ部18における横壁部20に、横壁部20の突出方向と反対側へ突出してシール部材16の装着状態で挿着溝24の内面に係止する係止部(係止突起26)を、立ち上げ部18に沿って所定間隔で複数配置したことで、シール部材16がコンロ本体2のフランジ15から外れにくくなり、カウンターへの組み付けに係る作業性が良好となる。
特にここでは、係止部を、立ち上げ部18から切り起こし形成される係止突起26としているので、立ち上げ部18の形成と同時に係止突起26を形成でき、係止突起26を設けても製造工程が増えることがない。
なお、係止突起は、平面視四角形状に限らず、平面視が三角形状や台形状に突出するものであってもよく、シール部材の内面に係止可能であれば、形状は適宜変更可能である。
また、係止部としては係止突起に限らず、別体の突起やピン部材を立ち上げ部に取り付けることで形成することも可能である。係止部の間隔も適宜変更して差し支えない。
その他、ビルトインコンロの他の構成も、上記形態に限定するものではなく、例えばコンロが2口であったりしても本発明の採用は可能である。
1・・ビルトインコンロ、2・・コンロ本体、3・・コンロ、4・・グリル、5・・トッププレート、15・・フランジ、16・・シール部材、18・・立ち上げ部、19・・縦壁部、20・・横壁部、21・・本体部、22・・薄肉部、24・・挿着溝、25・・切り欠き、26・・係止突起。

Claims (2)

  1. 上面を開口したコンロ本体の外周に、フランジが周設され、前記フランジに、前記フランジの外端から上方へ立ち上がる縦壁部と、その縦壁部の上端から外側へ突出する横壁部とからなる断面倒L字状の立ち上げ部が連設されており、前記立ち上げ部の全周に、前記立ち上げ部が嵌合する断面倒L字状の挿着溝を下面から形成したシール部材が装着されてなるビルトインコンロであって、
    前記立ち上げ部における前記横壁部に、前記横壁部の突出方向と反対側へ突出して前記シール部材の装着状態で前記挿着溝の内面に係止する係止部が、前記立ち上げ部に沿って所定間隔で複数配置されてなることを特徴とするビルトインコンロ。
  2. 前記係止部は、前記立ち上げ部から切り起こし形成される係止突起であることを特徴とする請求項1に記載のビルトインコンロ。
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