JP7048085B2 - ビルトインコンロ - Google Patents
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Description
ガスバーナと、
前記ガスバーナを収容する収容空間の周囲に配置される周壁部と、前記周壁部の上端部において外側へと環状に張り出すように形成された被支持部と、を備え、上端側が開放して構成された筐体部と、
板状に構成されるとともに前記筐体部の上端側を閉塞するように取り付けられ、自身の周縁部が前記被支持部の上方側を覆うように配置されるトッププレートと、
前記筐体部の前記被支持部に沿って設けられるパッキンと、
を有し、
キッチンカウンターの所定の載置面に形成されたカウンター孔を通してキッチンカウンターの内部に前記周壁部が収容されつつ、前記被支持部が前記カウンター孔の周囲の前記載置面に支持された状態で設置されるビルトインコンロであって、
前記パッキンは、
前記被支持部に沿うように環状に配置されるとともに前記被支持部に固定される固定部と、
前記固定部に沿うように環状に配置されるとともに前記固定部に一体的に連結され、前記固定部の外側且つ下側に張り出した形状をなし、弾性変形及び撓み変形が可能とされた外側部と、
前記固定部に沿うように環状に配置されるとともに前記固定部を基端として内側且つ下側に向かう形状をなす内側延出部を有し、前記外側部の内側において前記固定部に一体的に連結された構成で弾性変形及び撓み変形が可能とされた内側部と、
を備える。
よって、トッププレートから零れた煮汁等の液体がカウンター孔側に入り込むことをより確実に防止し得る。
以下、本発明の一例を具現化したビルトインコンロ1について、図面に基づいて説明する。これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。以下に記載されている装置の構造などは、特に特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図3のように、パッキン50は、筐体部30の被支持部34(ビルトインコンロ1がキッチンカウンター100に設置されたときにパッキン50を介して載置面102Aによって支持される部分)に沿って設けられ、被支持部34の周囲に環状に取り付けられている。図6~図11はいずれも、固定部52が被支持部34に沿って延びる方向と直交する方向の断面をみた図である。固定部52が被支持部34に沿って延びる方向は、被支持部34の左右両端部に配置される固定部52では、前後方向が被支持部34に沿って延びる方向である。よって、この位置に配置される固定部52の断面は、前後方向と直交する平面方向の断面である。また、被支持部34の前後両端部に配置される固定部52では、左右方向が被支持部34に沿って延びる方向である。よって、この位置に配置される固定部52の断面は、左右方向と直交する平面方向の断面である。また、被支持部34の四隅に設けられた円弧状の角部に配置される固定部52では、その円弧状の角部の接線方向が被支持部34に沿って延びる方向である。なお、図4、図5、図6、図8では、断面のハッチングを省略して示す。
上述したビルトインコンロ1は、キッチンカウンター100の載置面102Aの反り等に起因して被支持部34や固定部52の一部が載置面102Aから若干浮き上がったとしても、その浮き上がり部分近傍に位置する外側部54や内側延出部57は、被支持部34や固定部52と同様に浮き上がるのではなく、弾性復帰力によって載置面102A側に撓むように変位することになる。このような変位が外側部54及び内側延出部57において部分的に生じ得るため、被支持部34や固定部52の一部が若干浮き上がったとしても外側部54及び内側延出部57がキッチンカウンター100の載置面102Aに密着した状態で維持されやすくなる。しかも、外側部54と内側延出部57とが内外に延びる形態でそれぞれ設けられているため、比較的軽い荷重であったり、浮き上がり量が小さい場合であっても、外側部54と内側延出部57とが内外に拡がりながら撓み変形し、それぞれが載置面102Aに密着した状態で維持されやすくなる。よって、トッププレート2から零れた煮汁等の液体がカウンター孔104側に入り込むことをより確実に防止し得る。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような例も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上述した実施例の特徴や後述する実施例の特徴は矛盾しない範囲で様々に組み合わせることが可能である。
2…トッププレート
5,6…ガスバーナ
30…筐体部
32…周壁部
34…被支持部
50…パッキン
52…固定部
54…外側部
56…内側部(中空部)
57…内側延出部
100…キッチンカウンター
102A…載置面
104…カウンター孔
Claims (4)
- ガスバーナと、
前記ガスバーナを収容する収容空間の周囲に配置される周壁部と、前記周壁部の上端部において外側へと環状に張り出すように形成された被支持部と、を備え、上端側が開放して構成された筐体部と、
板状に構成されるとともに前記筐体部の上端側を閉塞するように取り付けられ、自身の周縁部が前記被支持部の上方側を覆うように配置されるトッププレートと、
前記筐体部の前記被支持部に沿って設けられるパッキンと、
を有し、
キッチンカウンターの所定の載置面に形成されたカウンター孔を通して前記キッチンカウンターの内部に前記周壁部が収容されつつ、前記被支持部が前記カウンター孔の周囲の前記載置面に支持された状態で設置されるビルトインコンロであって、
前記パッキンは、
前記被支持部に沿うように環状に配置されるとともに前記被支持部に固定される固定部と、
前記固定部に沿うように環状に配置されるとともに前記固定部に一体的に連結され、前記固定部の外側且つ下側に張り出した形状をなし、弾性変形及び撓み変形が可能とされた外側部と、
前記固定部に沿うように環状に配置されるとともに前記外側部の基端よりも内側且つ下側に向かう形状をなす内側延出部と、前記固定部と前記内側延出部とを連結する連結部と、を有し、前記外側部の内側において前記固定部に一体的に連結された構成で弾性変形及び撓み変形が可能とされた内側部と、
を備え、
前記ビルトインコンロが前記キッチンカウンターに設置されていない非設置状態において前記固定部が前記被支持部に沿って延びる方向と直交する方向の断面をみたときに、前記内側部は一端及び他端が前記固定部に連結された環状形態をなす中空部として構成され、前記中空部の下端部よりも外側に前記内側延出部が設けられ、前記中空部の下端部よりも内側に前記連結部が設けられ、前記内側延出部及び前記連結部によって囲まれる構成で空間が構成され、
前記ビルトインコンロが前記キッチンカウンターに設置されることに応じて前記外側部が前記載置面によって下方から押され且つ前記内側延出部の下端側が前記載置面によって下方から押された場合に、前記内側延出部が前記空間側に弾性変形して前記中空部が変形した状態で前記中空部が前記載置面に密着しつつ維持される
ビルトインコンロ。 - 前記パッキンは、前記非設置状態において、前記外側部の上方に第1空間が存在し、前記内側延出部の上方に前記空間である第2空間が存在する構成をなし、
前記ビルトインコンロが前記キッチンカウンターに設置されることに応じて前記外側部の下端側が前記載置面によって下方から押され且つ前記内側延出部の下端側が前記載置面によって下方から押された場合に、前記外側部が前記第1空間側に弾性変形し、前記内側延出部が前記第2空間側に弾性変形する
請求項1に記載のビルトインコンロ。 - 前記非設置状態において前記断面をみたとき、前記外側部が前記固定部の外側且つ下側に向かって延びるとともに前記外側部の上方に第1空間が存在し、前記内側延出部が前記固定部の内側且つ下側に向かって延びるとともに前記内側延出部の上方に前記空間である第2空間が存在し、前記外側部と前記内側延出部との間において前記外側部と前記内側延出部とが連結する部分の下方側に第3空間が存在し、
前記ビルトインコンロが前記キッチンカウンターに設置されることに応じて前記外側部の下端側が前記載置面によって下方から押され且つ前記内側延出部の下端側が前記載置面によって下方から押された場合に、前記外側部が前記第1空間側に弾性変形し、前記内側延出部が前記第2空間側に弾性変形し、前記外側部の下端側と前記内側延出部の下端側が離間する
請求項1に記載のビルトインコンロ。 - 前記非設置状態において前記断面をみたとき、前記内側延出部は、下方側且つ外側に向かって凸となる湾曲形状をなす
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のビルトインコンロ。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018038743A JP7048085B2 (ja) | 2018-03-05 | 2018-03-05 | ビルトインコンロ |
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Family Applications (1)
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JP2018038743A Active JP7048085B2 (ja) | 2018-03-05 | 2018-03-05 | ビルトインコンロ |
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JP2006090617A (ja) | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Rinnai Corp | ドロップインコンロのシール装置 |
JP2017075743A (ja) | 2015-10-15 | 2017-04-20 | 株式会社パロマ | ビルトインコンロ |
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JP3733985B2 (ja) * | 1997-02-07 | 2006-01-11 | パロマ工業株式会社 | ドロップインこんろのシール装置 |
JP3997604B2 (ja) * | 1998-05-14 | 2007-10-24 | 松下電器産業株式会社 | こんろトッププレートシール部の製造方法 |
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2018
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