JP6071975B2 - コンロ - Google Patents

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本発明は、天板に単数或いは複数の加熱手段が配設されたコンロに関する。
テーブルコンロやビルトインコンロなど、天板に単数或いは複数の加熱手段が配設された従来のコンロにおいて、不使用時におけるコンロ本体の前面部がシンプルな外観となるよう、コンロ本体の前面部に開閉蓋を設け、上記開閉蓋の内側に、調理モードやタイマなど加熱手段の加熱動作を設定するための設定操作スイッチ、表示窓等を配設したものが知られている(例えば、特許文献1および2参照)。
また、天板に単数或いは複数の加熱手段が配設された従来のコンロにおいて、天板上面の前寄りの位置に上記設定操作スイッチや表示窓が配設されたものも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−263903号公報 特開2012−57897号公報 特開2008−89229号公報
しかしながら、本体前面部の開閉蓋の内側に設定操作スイッチや表示窓が配設された既述従来のコンロでは、設定操作スイッチを操作する際や表示窓の表示を視認する際に、開閉蓋を開く必要があるため、使い勝手が悪かった。また、設定操作スイッチにて加熱手段の加熱動作を設定する場合は、通常、開閉蓋を開いて表示窓を外部へ露出させた状態のまま使用されるため、その間、外観が損なわれるし、コンロ本体の前方へ流れ落ちた煮こぼれが開閉蓋周辺の隙間や凹凸部に付着し、落とし難い汚れとして残留し易いといった問題もあった。
一方、天板上面に設定操作スイッチや表示窓が配設された既述従来のコンロでは、設定操作スイッチを操作する際に、加熱手段からの輻射熱が使用者の手元へ直接的に伝わり、使用者に不快感を与える虞があるし、また、天板の上部に載置された高温の調理容器に手が触れてしまう虞もあった。さらに、天板の上部に載置された調理容器の持ち手部や容器本体が、設定操作スイッチの操作や表示の視認の妨げとなる問題もあった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、デザイン性に優れ、且つ、使い勝手、使い心地、清掃性の良好なコンロを提供することにある。
本発明は、本体上面部を構成する天板と、天板の上部に載置された調理容器を加熱する加熱手段と、加熱手段の加熱動作を設定操作する機能および表示機能を兼備する操作表示部とを備えたコンロであって、天板の前縁部が前下方に傾斜して形成され、前記操作表示部は、タッチパネルで構成され、前記前縁部に配設され、本体前面部における前記前縁部の下方位置に加熱手段のオンオフ操作ボタンが複数配設され、オンオフ操作ボタンにてオン操作がなされることで、オン操作された加熱手段に対応する操作表示部の操作や表示が可能な状態となるように構成されたものである。
このものでは、天板の前縁部が前下方に傾斜して形成されており、その傾斜面に、タッチパネルで構成された操作表示部が設けられているから、本体前面部の周辺をシンプルで且つ洗練された外観形態とすることができる。しかも、前下方に傾斜する天板の前縁部に操作表示部を設けたことで、使用する際に、既述従来のコンロのように開閉蓋を開く手間がかからないし、天板の上部に載置された調理容器の持ち手部や容器本体が操作表示部の操作や表示の視認の妨げにもなり難い。また、操作表示部を操作する際に、加熱手段からの輻射熱も使用者の手元へ直接的に伝わり難いし、天板の上部に載置された高温の調理容器に手が触れる虞もない。また、操作表示部の周辺が凹凸の無い平滑な面に構成されるから、コンロ本体の前方へ煮こぼれが流れ落ちても、操作表示部の周辺には留まり難く、操作表示部の周辺に煮こぼれや油などの汚れが付着した場合には、簡単に拭き取ることもできる。
また、このものでは、オンオフ操作ボタンにて加熱手段のオン操作がなされた後、オン操作された加熱手段に対応する操作表示部が操作可能な状態となるから、使用者が直感的に次の加熱動作の設定操作に移行できる。しかも、本体前面部に複数設けられたオンオフ操作ボタンの上方位置にそれぞれ、対応する操作表示部が設けられているから、加熱手段のオン操作を行った後、加熱動作の設定操作により移行し易い。また、このものでは、オンオフ操作ボタンにてオン操作がなされなければ操作表示部の操作ができず、余分な表示もされないから、誤操作を防止できるし、本体前面部の外観も損なわれない。
また、本発明は、上記コンロにおいて、本体前面部における前記前縁部の前端より後方へ奥まった位置に、加熱手段のオンオフ操作ボタンが配設されたものである。
このものでは、加熱手段のオンオフ操作ボタンが天板の前縁部より後方へ奥まった位置に設けられているから、コンロ本体の前方へ油が飛散したり煮こぼれが流れ落ちたりしても、オンオフ操作ボタンには付着し難い。
また、本発明は、上記コンロにおいて、本体内部にグリル庫が設けられ、本体前面部に、グリル庫の前面開口部を被閉するグリル扉が配設され、前記前面開口部がグリル扉で閉じられた状態において、前記前縁部と、グリル庫内を視認するためのグリル扉の窓部とが同一平面で構成されたものである。
このものでは、天板の前縁部とグリル扉の窓部とが同一平面で構成されるから、本体前面部の周辺をよりシンプルで且つ洗練された外観形態とすることができる。また、天板の前縁部からグリル扉の窓部に亘る範囲に付着した汚れを一括して拭き取ることもできる。
以上のように、本発明によれば、本体前面部の周辺をシンプルで且つ洗練された外観形態とすることができるため、デザイン性が向上する。しかも、既述従来のコンロのように開閉蓋を開く手間がかからないし、調理容器の持ち手部や容器本体が操作表示部の操作や表示の視認の妨げにもなり難いから、使い勝手も向上する。また、操作表示部を操作する際に、加熱手段からの輻射熱が使用者の手元へ直接的に伝わり難く、天板の上部に載置された調理容器に手が触れる虞もないから、使い心地も向上する。さらに、操作表示部の周辺に汚れが残留し難く、操作表示部の周辺に汚れが付着した場合には、簡単に拭き取ることもできるから、清掃性も向上する。しかも、このものでは、加熱手段のオン操作を行った後、使用者が直感的に次の加熱動作の設定操作に移行できるし、操作表示部の誤操作も防止できるから、使い勝手が一層良好である。また、オンオフ操作ボタンにてオン操作がなされなければ、天板の前縁部に余分な表示がなされないため、デザイン性も一層向上する。
図1は、本発明の実施の形態に係るコンロのグリル扉を開いた状態を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るコンロのグリル扉を閉じた状態を示す斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るコンロの正面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るコンロの左側面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るコンロのコンロ用操作表示部の第1表示状態を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係るコンロのコンロ用操作表示部の第2表示状態を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係るコンロのコンロ用操作表示部の第3表示状態を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係るコンロのグリル用操作表示部の第1表示状態を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係るコンロのグリル用操作表示部の第2表示状態を示す図である。
次に、上記した本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1および図2に示すように、本発明の実施の形態に係るコンロ1は、キッチンのテーブルに載置して使用される所謂ガステーブルコンロであり、略矩形箱状のコンロ本体10の上面部を構成する天板11に、加熱手段として単数或いは複数(ここでは、2口)のコンロバーナ2が配設されている。また、天板11の上面におけるコンロバーナ2の配設部には、鍋やフライパン等の調理容器を支持する五徳20が載置されている。さらに、コンロ本体10の内部には、グリル庫100が設けられており、グリル庫100の内部には、グリル庫100内に収容した食材を加熱する加熱手段としてグリルバーナ3が設けられている。尚、本明細書では、コンロ本体10の前面部(以下、「本体前面部」という)102側から見たときの奥行き方向を前後方向、幅方向を左右方向、高さ方向を上下方向という。
本体前面部102には、コンロバーナ2およびグリルバーナ3のオンオフ操作ボタンとして、コンロバーナ2の点火および消火を行うためのコンロ点消火操作ボタン12と、グリルバーナ3の点火および消火を行うためのグリル点消火操作ボタン13とが設けられている。また、本体前面部102の略中央位置には、コンロ本体10に対して前後にスライド可能な状態で連結支持され、グリル庫100の前面開口部104を被閉するグリル扉14が設けられている。さらに、グリル扉14の上半面には、透光性を有し、グリル庫100内を視認可能な窓部140が設けられている。
天板11は、耐熱性および耐衝撃性の高いガラス板で形成されており、その外周端面は、アルミニウムやステンレス等の金属製の天板外枠15で覆われている。グリル扉14の窓部140も天板11と同様、耐熱性および耐衝撃性の高いガラス板で形成されており、その下端面には、天板外枠15と同一素材で形成された窓部前枠141が設けられている。
天板11の上面中央部(以下、「天板中央部」という)11Aは、天板11の上面外周部(以下、「天板外周部」という)11Bより一段低く設定されている。従って、調理中、五徳20の上部に載置された調理容器から天板中央部11Aの上面へ煮こぼれが流れ落ちても、天板外周部11Bより外側には流出し難い。
天板中央部11Aには、略円形のバーナ用開口16が設けられており、コンロバーナ2は、略円筒状のバーナボディ21をバーナ用開口16から上方へ突出させた状態でコンロ本体10の内部に組み込まれている。また、天板外周部11Bにおけるコンロ本体10の後方寄りの位置には、グリル庫100の内部に通じる横長スリット状の排気口17が設けられている。
天板11の前縁部(以下、「天板前縁部」という)11Cは、本体前面部102の上半面を覆うように、所定の角度(ここでは、略56度)下向きに、即ち、天板外周部11Bの前辺から前下方へ向かって斜めに折曲形成されている。また、天板前縁部11Cの上辺の折曲部11Dは、コンロ本体10の前上方へ向かって凸の円弧状に湾曲形成されている。
天板前縁部11Cの下辺の略中央位置には、窓部140と略同一形状の切欠114が形成されており、グリル扉14が閉じられた状態において、窓部140が上記切欠114に嵌り込むことで一つの面が構成される。即ち、天板前縁部11Cと窓部140とが同一平面で一体的に構成されるようになっている。また、このとき、窓部前枠141が天板外枠15と一体的に繋がり、天板11の外周を囲うように一つの環状の枠体が構成される(図2参照)。
グリル扉14の扉本体142は、天板前縁部11C(窓部前枠141)の前端より後方へ奥まった位置に配設されており、その前端は、前方へ天板前縁部11Cの前端と略同一の位置まで突出している。尚、扉本体142は、前端が天板前縁部11Cの前端より後方位置まで突出形成されたものとしてもよい。
図1から図4に示すように、天板前縁部11Cからその上辺の折曲部11Dに至る所定範囲には、各コンロバーナ2における調理モードやタイマなどの加熱動作を設定操作する機能および表示機能を兼備するコンロ用操作表示部18と、グリルバーナ3の加熱動作を設定操作する機能および表示機能を兼備するグリル用操作表示部19とが設けられている。
コンロ点消火操作ボタン12およびグリル点消火操作ボタン13は、本体前面部102における天板前縁部11Cの下辺に沿って配設されている。また、コンロ点消火操作ボタン12およびグリル点消火操作ボタン13は、扉本体142と同様、天板前縁部11C(天板外枠15)の前端より後方へ奥まった位置に配設されており、それら各前端は、前方へ天板前縁部11Cの前端と略同一の位置まで突出している。尚、コンロ点消火操作ボタン12およびグリル点消火操作ボタン13は、前端がそれぞれ天板前縁部11Cの前端より後方位置まで突出形成されたものとしてもよい。
また、コンロ点消火操作ボタン12およびグリル点消火操作ボタン13は、コンロ本体10内の図示しないプッシュプッシュ機構に連結されており、オフ位置から後方へ押し込む点火操作(オン操作)によって、コンロ本体10の内部に組み込まれた図示しないガスバルブユニットを開状態にさせると共に点火スイッチをオン状態にし、対応するバーナ2,3を点火させる。一方、再度後方へ押し込んでオフ位置に戻す消火操作(オフ操作)によって、上記ガスバルブユニットを閉状態にさせると共に点火スイッチをオフ状態にし、対応するバーナ2,3を消火させる。
コンロ用操作表示部18およびグリル用操作表示部19は、何れも静電式のタッチパネルで構成されている。また、コンロ用操作表示部18は、天板前縁部11Cにおけるコンロ点消火操作ボタン12の上方位置に設けられ、グリル用操作表示部19は、天板前縁部11Cにおけるグリル点消火操作ボタン13の上方位置に設けられている。
図5に示すように、コンロ点消火操作ボタン12にて点火操作がなされると、コンロ用操作表示部18における天板前縁部11Cの傾斜面に、対応するコンロバーナ2の調理モードを選択するための擬似操作キーとなる複数のモード選択アイコン181が表示される。また、コンロ用操作表示部18における天板前縁部11C上辺の折曲部11Dには、対応するコンロバーナ2の火力を調整するための擬似操作キーとなるスライドバー182および火力アップダウンアイコン183と、対応するコンロバーナ2の設定火力を示す火力インジケータ184とが表示される。これにより、調理モードの選択およびコンロバーナ2の火力調整が可能な状態になる。
尚、本実施の形態に係るコンロ1では、コンロ本体10の内部に、炊飯に適した火力および加熱時間でコンロバーナ2の燃焼を制御する「炊飯モード」、使用者が任意に設定した調理時間が経過した時点でコンロバーナ2を自動消火させる「タイマモード」、および、使用者が任意に設定した調理温度にてコンロバーナ2の燃焼を制御する「温度設定モード」の各動作プログラムを実行可能な制御回路が組み込まれており、コンロ点消火操作ボタン12にて点火操作がなされると、炊飯モード、タイマモードおよび温度設定モードに対応する三つのモード選択アイコン181がコンロ用操作表示部18に表示される。
そして、図6に示すように、例えば「温度設定モード」のモード選択アイコン181が押されると、さらに、選択された調理モードの設定情報(ここでは、調理温度)185と、選択された調理モードの設定を変更するための擬似操作キーとなる設定アップダウンアイコン186とが、コンロ用操作表示部18における天板前縁部11Cの傾斜面に表示される。これにより、調理温度の設定が変更可能な状態になる。
尚、図示しないが、コンロ点消火操作ボタン12にて点火操作がなされた後、「タイマモード」のモード選択アイコン181が押された場合は、選択された調理モードの設定情報(ここでは、調理時間)185と、設定アップダウンアイコン186とがコンロ用操作表示部18における天板前縁部11Cの傾斜面に表示される。これにより、調理時間の設定が変更可能な状態となる。また、「炊飯モード」のモード選択アイコン181が押された場合は、選択された調理モードの設定情報(ここでは、炊き加減)185と、設定アップダウンアイコン186とがコンロ用操作表示部18における天板前縁部11Cの傾斜面に表示される。これにより、炊き加減の設定が変更可能な状態となる。
一方、コンロ点消火操作ボタン12にて点火操作がなされた後、図7に示すように、スライドバー182を右側方へ向かってなぞるか、或いは、スライドバー182の右側に表示された火力アップダウンアイコン183が押された場合は、上記ガスバルブユニットの開度を大きくして、対応するコンロバーナ2の火力を強くすると共に、火力インジケータ184の火力表示を増加させる。また、スライドバー182を左側方へ向かってなぞるか、或いは、スライドバー182の左側に表示された火力アップダウンアイコン183が押された場合は、上記ガスバルブユニットの開度を小さくして、対応するコンロバーナ2の火力を弱めると共に、火力インジケータ184の火力表示を減少させる。
図8に示すように、グリル点消火操作ボタン13にて点火操作がなされた場合は、グリル用操作表示部19に、グリルバーナ3の自動調理モードを選択するための擬似操作キーとなるオートメニュー選択アイコン191と、手動調理モードにおけるグリルバーナ3の火力を調整するための擬似操作キーとなる火力切替アイコン192と、グリルバーナ3の設定火力を示す火力インジケータ194と、手動調理モードにおける調理時間195と、手動調理モードにおける調理時間を変更するための擬似操作キーとなる設定アップダウンアイコン196とが表示される。これにより、自動調理モードの選択、手動調理モードにおけるグリルバーナ3の火力および調理時間の設定が可能な状態になる。
そして、図9に示すように、オートメニュー選択アイコン191が押された場合は、火力切替アイコン192、調理時間195および設定アップダウンアイコン196の表示が消去されると共に、選択された自動調理モードにおける食材の焼き加減を選択するための擬似操作キーとなる焼き加減切替アイコン197と、選択された自動調理モードの設定情報198とが新たにグリル用操作表示部19に表示され、さらに、選択された自動調理モードにおいて予め設定された火力に合わせて、火力インジケータ194の火力表示が変更される。これにより、自動調理モードの選択および自動調理モードにおける食材の焼き加減の設定が可能な状態になる。
尚、本実施の形態に係るコンロ1では、コンロ本体10の内部に、魚などの姿焼きに適した火力および加熱時間でグリルバーナ3の燃焼を制御する「姿焼モード」、切り身に適した火力および加熱時間でグリルバーナ3の燃焼を制御する「切身モード」、干物に適した火力および加熱時間でグリルバーナ3の燃焼を制御する「干物モード」、および、使用者が任意に設定した調理時間および火力にてグリルバーナ3の燃焼を制御する「手動調理モード」の各動作プログラムを実行可能な制御回路が組み込まれており、グリル点消火操作ボタン13にて点火操作がなされた後、オートメニュー選択アイコン191が押されると、姿焼モード、切身モード、或いは、干物モードが選択されていることを示す設定情報198と、食材の焼き加減が標準、強め、或いは、弱めに設定されていることを示す設定情報198とがグリル用操作表示部19に表示される。
一方、グリル点消火操作ボタン13にて点火操作がなされた後、オートメニュー選択アイコン191が押される前に、設定アップダウンアイコン196(図8参照)が押された場合は、その操作に応じて手動調理モードにおける調理時間の設定を増減させると共に、調理時間195の表示を増減させる。また、火力切替アイコン192が押された場合は、その操作に応じて上記ガスバルブユニットの開度を調整して、グリルバーナ3の火力を強弱させると共に、火力インジケータ194の火力表示を増減させる。
このように、上記実施の形態に係るコンロ1では、天板前縁部11Cが前下方に傾斜して形成され、その傾斜面にタッチパネルで構成された操作表示部18,19が設けられているから、本体前面部102の周辺をシンプルで且つ洗練された外観形態とすることができる。よって、デザイン性に優れたコンロを提供することが可能である。
しかも、前下方に傾斜する天板前縁部11Cに操作表示部18,19を設けたことで、使用する際に、既述従来のコンロのように開閉蓋を開く手間がかからないし、五徳20の上部に載置された調理容器P(図4参照)の持ち手部や容器本体が操作表示部18,19の操作や表示の視認の妨げにもなり難い。よって、使い勝手が良い。また、操作表示部18,19を操作する際に、コンロバーナ2からの輻射熱も使用者の手元へ直接的に伝わり難いし、高温の調理容器Pに手が触れる虞もない。よって、使い心地も良好である。
また、このものでは、天板前縁部11C上辺の曲凸面(折曲部11D)に沿って、コンロバーナ2の火力を調整するための擬似操作キーとなるスライドバー182が設けられ、この曲凸面を指でなぞる操作によって上記火力が調整されるように構成されているから、平面を指でなぞって火力を調整するように構成されたものよりも、正確に火力調整することができる。よって、より使い勝手が良い。
さらに、このものでは、操作表示部18,19の周辺が凹凸の無い平滑な面に構成されるから、調理容器Pからコンロ本体10の前方へ煮こぼれが流れ落ちても、操作表示部18,19の周辺には留まり難く、操作表示部18,19の周辺に煮こぼれや油などの汚れが付着した場合には、簡単に拭き取ることもできる。よって、清掃性も良好である。
また、このものでは、点消火操作ボタン12,13にて点火操作がなされた後、その点火させたバーナ2,3に対応する操作表示部18,19が操作可能な状態となるから、使用者が直感的に次の加熱動作などの設定操作に移行できる。しかも、点消火操作ボタン12,13の上方位置にそれぞれ近接して、対応する操作表示部18,19が設けられているから、バーナ2,3を点火させた後、加熱動作などの設定操作により移行し易い。よって、使い勝手が一層良好である。
また、このものでは、点火操作がなされなければ操作表示部18,19の操作ができず、余分な表示もされないから、その間、操作表示部18,19における誤操作を防止できるし、本体前面部102の外観も損なわれない。よって、より使い勝手が良く、且つ、デザイン性にも優れたコンロを提供することが可能である。
さらに、このものでは、点消火操作ボタン12,13が天板前縁部11Cより後方へ奥まった位置に設けられているから、コンロ本体10の前方へ油が飛散したり煮こぼれが流れ落ちたりしても、点消火操作ボタン12,13には付着し難い。よって、清掃性が一層良好である。
しかも、このものでは、点消火操作ボタン12,13の前端は、天板前縁部11Cの前端より前方に突出していないため、たとえ使用者の身体や荷物がコンロ本体10の前方から点消火操作ボタン12,13の前端に接触しても、点消火操作ボタン12,13は、そこからさらに後方(点火操作方向)には押し込まれ難い。よって、バーナ2,3の誤点火も生じ難い。
また、このものでは、天板前縁部11Cとグリル扉14の窓部140とが同一平面で一体的な構成となるから、本体前面部102の周辺をよりシンプルで且つ洗練された外観形態とすることができる。よって、デザイン性が一層向上する。しかも、天板前縁部11Cからグリル扉14の窓部140に亘る範囲に付着した煮こぼれや油などの汚れを一括して拭き取ることもできるから、清掃性もより一層良好である。
尚、上記実施の形態では、天板前縁部11Cの上辺の折曲部11Dに沿ってスライドバー182および火力アップダウンアイコン183が表示されるものを説明したが、天板前縁部11Cにおける上記折曲部11Dより下方の傾斜面に、スライドバー182および火力アップダウンアイコン183が表示されるように構成されたものとしてもよい。このものでは、調理容器Pの載置部からより離れた位置に火力アップダウンアイコン183が配設されるから、設定火力をより視認し易く、使い勝手が良い。また、スライドバー182を操作する際に、コンロバーナ2からの輻射熱が使用者の手元へより伝わり難いし、高温の調理容器Pに手が触れる虞もないから、使い心地も良好である。
本発明は、キッチンのカウンタトップに開設されたコンロ取付孔に落とし込み状態で装着される所謂ビルトインコンロにも適用できるし、グリル庫100を有しない構成のコンロ、加熱手段として電気ヒータやIHヒータを備えたコンロにも適用できる。
1 コンロ
10 コンロ本体
100 グリル庫
102 本体前面部
104 前面開口部
14 グリル扉
140 窓部
11 天板
11C 天板前縁部
12,13 点消火操作ボタン(オンオフ操作ボタン)
18,19 操作表示部
2,3 バーナ(加熱手段)

Claims (3)

  1. 本体上面部を構成する天板と、天板の上部に載置された調理容器を加熱する加熱手段と、加熱手段の加熱動作を設定操作する機能および表示機能を兼備する操作表示部とを備えたコンロであって、
    天板の前縁部が前下方に傾斜して形成され、前記操作表示部は、タッチパネルで構成され、前記前縁部に配設され
    本体前面部における前記前縁部の下方位置に加熱手段のオンオフ操作ボタンが複数配設され、
    オンオフ操作ボタンにてオン操作がなされることで、オン操作された加熱手段に対応する操作表示部の操作や表示が可能な状態となるように構成された、コンロ。
  2. 請求項1に記載のコンロにおいて、
    本体前面部における前記前縁部の前端より後方へ奥まった位置に、加熱手段のオンオフ操作ボタンが配設された、コンロ。
  3. 請求項1または2に記載のコンロにおいて、
    本体内部にグリル庫が設けられ、
    本体前面部に、グリル庫の前面開口部を被閉するグリル扉が配設され、
    前記前面開口部がグリル扉で閉じられた状態において、前記前縁部と、グリル庫内を視認するためのグリル扉の窓部とが同一平面で構成された、コンロ。
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