JP2598426Y2 - ペダル式ゴミ容器 - Google Patents

ペダル式ゴミ容器

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JP2598426Y2
JP2598426Y2 JP1992034488U JP3448892U JP2598426Y2 JP 2598426 Y2 JP2598426 Y2 JP 2598426Y2 JP 1992034488 U JP1992034488 U JP 1992034488U JP 3448892 U JP3448892 U JP 3448892U JP 2598426 Y2 JP2598426 Y2 JP 2598426Y2
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武 山崎
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、足踏により蓋体を開閉
するペダル式のゴミ容器に関し、特に蓋体を着脱可能に
したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のペダル式ゴミ容器の構造について
図6を用いて説明する。101は上部を開口した箱型の
ゴミ容器本体で、底部に足踏ペダル102が揺動自在に
配設され、上部開口部101aには蓋体103が開閉自
在に枢支されている。蓋体103は、図7に示すように
蓋体103の裏面に左右一対に設けた軸部103aを本
体101の開口部101aに立設した軸受部101bに
回動自在に遊嵌されて取り付けられている。
【0003】また、本体101内の後部には前記ペダル
102と蓋体103を連係する昇降杆104が垂設され
ている。昇降杆104は下端部をペダル102の後端部
に連結され、上端部を蓋体103の裏面に形成した固定
孔103bに軸着されている。これにより足踏ペダル1
02を踏むと、昇降杆104が上昇し蓋体103を押し
上げて開蓋し、ペダル102を離すと蓋体103の自重
により閉蓋するように動作するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、この種のゴ
ミ容器は生ゴミ等の収容に用いられる場合が多く、使用
に伴い、特に蓋体103の裏面が著しく汚れ、悪臭の要
因となっている。そこで、蓋体103を本体101より
外して清掃を行なえるものが望まれているが、上記した
従来の技術によれば、蓋体は上面開口部101aの軸受
部101bに軸部103aを圧入して嵌め込むようにな
っており、しかも昇降杆104も蓋体103の固定孔1
03bに軸着されているため、着脱が容易に行なえるも
のではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような問題に対処し
て本考案は、上部を開口した容器本体と、該容器本体の
上部開口部を開閉するように軸支される蓋体と、前記容
器本体の底部に揺動自在に配設される操作板と、前記容
器本体の後部に配設され、前記操作板の操作により前記
蓋体を開放する昇降杆とを備えたゴミ容器において、前
記容器本体の上面開口部もしくは前記蓋体のいずれか一
側に軸孔を穿設し、他方側に支軸を凸設するととも
に、前記軸孔の周囲には略半球状に膨出させた固定部を
形成し、前記蓋体の裏面には前記昇降杆の上端部を案内
し蓋体の閉塞状態で当接する位置から蓋体の開放状態で
当接する位置にかけて蓋体の裏面と平行よりも上方に傾
斜させたガイドリブを形成したペダル式ゴミ容器を提供
するものである。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本考案の実施例について
説明する。1は天部,前部及び底部を開口した縦長の本
体で、天部に上面枠2が取り付けられるとともに前部に
前面板3及び前扉4が上下に配設されている。上面枠2
は略矩形の額縁状に形成し、左右部位を上方に肉厚とし
て断面凹形状をなしている。こうして形成される上面枠
2の矩形凹陥部2aには左右に係止部2bが形成され、
相互の係止部2bを跨ぐように生ゴミ容器5が着脱自在
に係止されている。また、上面枠2の後端部には前記凹
陥部2aを閉鎖する蓋体6が回動自在に取り付けられる
枢支部7が形成されている。蓋体6は前記上面枠2の凹
陥部2aを密閉する矩形をなし、裏面には中間部横方向
に補強リブ6aが成形されるととともに該補強リブ6a
から後端壁6bにかけててガイドリブ6cが成形されて
いる。また、側壁6dには前記上面枠2の枢支部7に係
合する軸部6eが外方に凸設されている。
【0007】8は不燃ゴミ容器で、前記前扉4の背面部
に係止され、本体1内部において生ゴミ容器5の下方に
配置されている。前扉4は下端部を本体1底部に所定角
開放可能に枢支されており、この扉4を前方に傾斜させ
ることにより不燃ゴミ容器8へのゴミ投入及び容器8の
着脱が行なえるようになっている。9は本体1内の奥部
に昇降自在に立設される昇降杆で、上面枠2に穿設した
通孔2cから一端を突出させて蓋体6裏面のガイドリブ
6cに当接している。10は本体1底部において奥行方
向に横設される操作板で、先端部に足踏ペダル11が装
着され前扉4の下部より外方に突出するとともに他端部
に前記昇降杆9の他方端が連係されている。また、操作
板10は側面中間部に突起を凸設しており、本体1底部
に穿設した軸孔に枢支され揺動自在となっている。よっ
て、足踏ペダル11を踏み込むと操作板10は揺動し、
昇降杆9を上方に押し上げるように動作する。
【0008】図3は図2におけるA部を拡大した説明図
である。前述した蓋体6のガイドリブ6cは、後端壁6
bの縁部から蓋体6の内面に向かって補強リブ6aに及
ぶ傾斜状に形成し且つ両先端部に引掛部6c1,6c2
を形成している。このように形成される蓋体6の裏面に
おいて、閉じている状態では昇降杆9の先端がガイドリ
ブ6cの引掛部6c1に抱持されるように当接してい
る。また、上記したように足踏ペダル11の踏み込みに
より昇降杆9が上昇すると、昇降杆9の先端はガイドリ
ブ6cに案内され、引掛部6c1から引掛部6c2まで
摺動する。これに伴い、蓋体6は、引掛部6c2によっ
て開放角を規制されながら開放し、生ゴミ容器5へゴミ
を投入することができるようになる。この時、昇降杆9
の先端部は引掛部6c2により抱持されるので蓋体6裏
面より外れることはない。また、ガイドリブ6cには傾
斜が設けられているので、前記引掛部6c1を蓋体6の
枢支部7の略真下に形成しても蓋体6を開放させること
ができ、蓋体6の枢支部7を本体1の後部に張出させる
ことなく、本体1背面を壁等に密接に固定配置させるこ
とができる。尚、ペダル11の踏み込みを解除すると、
蓋体6の自重により昇降杆9を下降させ、操作板11を
通常の状態に復帰させるように動作するものである。
【0009】続いて、上面枠2における蓋体6の枢支部
7について説明する。枢支部7は上面枠2の内側壁の後
部左右に形成されており、蓋体6の軸部6eが挿通可能
な軸孔7aを穿設するとともに該軸孔7aの周囲を凹形
に切欠き弾性を有する可撓片7bを形成している。ま
た、軸孔7aの開口縁は略半球形に固定部7cが凸設さ
れ、軸部6eを挿通した状態で抜けないように保持して
いる。
【0010】こうして形成される枢支部7によると、蓋
体6を嵌着させた状態で、蓋体6を左右いずれかの枢支
部7に向かって押し込むと弾性を有する可撓片7bが変
形し、押し込んだ方と反対側に設けられる軸部6eが軸
孔7aから外れ、続いて押し込んだ方の軸部6eを外し
蓋体6を上面枠2から取外すことが可能となる。この
時、前記固定部7cが設けられているため蓋体6の押し
込みがスムーズに行なえ、取外し作業を容易にしてい
る。また、蓋体6を取り付ける際にも、蓋体6の軸部6
eが該固定部7c上を案内され軸孔7aに導かれるため
容易に行なうことができる。更に、蓋体6の着脱を行な
う上で障害となっていた昇降杆9の軸着も、前記したよ
うにガイドリブ6c上に当接させるだけの構造であるの
で、着脱の障害になるものではない。
【0011】尚、上記実施例では、蓋体6の枢支部7を
上面枠2の内側壁の後部左右に設けているが、左右いず
れか一方だけに形成し、他方には軸孔6eのみを穿設し
たものでもよい。また、枢支部7を蓋体6側に設け、上
面枠2側には軸部を凸設しても上記構成と同一の作用を
し、本考案を逸脱するものではない。
【0012】
【考案の効果】本考案は以上のように構成され、上部を
開口した容器本体と、該容器本体の上部開口部を開閉
るように軸支される蓋体と、前記容器本体の底部に揺動
自在に配設される操作板と、前記容器本体の後部に配設
され、前記操作板の操作により前記蓋体を開放する昇降
杆とを備えたゴミ容器において、前記容器本体の上面開
口部もしくは前記蓋体のいずれか一方側に軸孔を穿設
し、他方側に支軸をを凸設するとともに、前記軸孔の周
囲には略半球状に膨出させた固定部を形成し、前記蓋体
の裏面には前記昇降杆の上端部を案内し蓋体の閉塞状態
で当接する位置から蓋体の開放状態で当接する位置にか
けて蓋体の裏面と平行よりも上方に傾斜させたガイドリ
ブを形成したので、容易に蓋体の着脱が行なえ、汚れの
著しい蓋体を清掃し悪臭や虫の発生を防ぐことができ
る。
【0013】また、軸孔の周囲を略半球状に膨出させた
固定部により、蓋体の取り付け時には支軸が軸孔に導か
れるようになり、容易に蓋体を取り付けることができ、
取り付け状態では固定部の肉厚により連係力が高まり、
取り外す時には蓋体により押し込み動作がスムーズに行
え、容易に蓋体を取り外すことができる。
【0014】更に、蓋体の裏面に形成される昇降杆のガ
イドリブは、昇降杆の上端部を連結することなく、昇降
杆の上下動を蓋体の開閉動作に置換することができると
ともに、傾斜していることにより蓋体の軸部と蓋体の閉
塞状態で当接する位置との距離を接近させることがで
き、よって蓋体の軸部を本体の後方に張り出させること
なく本体背面を壁などに密着させて配置することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるゴミ容器を示す外観斜
視図である。
【図2】同ゴミ容器の側部断面図である。
【図3】図2におけるA部を拡大した説明図である。
【図4】上記ゴミ容器の枢支部7を拡大した説明図であ
る。
【図5】同枢支部7の断面図である。
【図6】従来のゴミ容器を示す外観斜視図である。
【図7】同ゴミ容器の蓋体103の取付け部を拡大した
説明図である。
【符号の説明】
1 本体 2 上面枠 6 蓋体 6c ガイドリブ 6e 軸部 7 枢支部 7a 軸孔 7b 可撓片 7c 固定部 9 昇降杆 10操作板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−97712(JP,A) 実開 昭60−188155(JP,U) 実開 平4−122508(JP,U) 実開 昭62−129207(JP,U) 実開 昭54−123224(JP,U) 実開 平2−2304(JP,U) 実開 昭61−196942(JP,U) 実開 平2−99805(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65F 1/00 - 1/16 B65D 43/26

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部を開口した容器本体と、該容器本体
    の上部開口部を開閉するように軸支される蓋体と、前記
    容器本体の底部に揺動自在に配設される操作板と、前記
    容器本体の後部に配設され、前記操作板の操作により前
    記蓋体を開放する昇降杆とを備えたゴミ容器において、 前記容器本体の上面開口部もしくは前記蓋体のいずれか
    一方側に軸孔を穿設し、他方側に支軸を凸設するととも
    に、前記軸孔の周囲には略半球状に膨出させた固定部を
    形成し、前記蓋体の裏面には前記昇降杆の上端部を案内
    し蓋体の閉塞状態で当接する位置から蓋体の開放状態で
    当接する位置にかけて蓋体の裏面と平行よりも上方に傾
    斜させたガイドリブを形成したことを特徴とするペダル
    式ゴミ容器。
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