JP3274299B2 - ゴミ容器 - Google Patents
ゴミ容器Info
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- JP3274299B2 JP3274299B2 JP27497494A JP27497494A JP3274299B2 JP 3274299 B2 JP3274299 B2 JP 3274299B2 JP 27497494 A JP27497494 A JP 27497494A JP 27497494 A JP27497494 A JP 27497494A JP 3274299 B2 JP3274299 B2 JP 3274299B2
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Description
【0001】
【技術分野】本発明は、ゴミ容器に係り、特に蓋体と容
器本体との係合及びその解除を片手で行なうことの出来
るゴミ容器に関するものである。
器本体との係合及びその解除を片手で行なうことの出来
るゴミ容器に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来より、室外等に置かれるゴミ容器は、
ゴミが収容される容器本体と、該容器本体の上部開口に
取り付けられて、該上部開口を覆蓋する蓋体とからなっ
ている。また、かかる蓋体の外面には把手が設けられて
おり、この把手を把持して、容器本体の上部開口の開閉
操作が行なわれるようになっている。
ゴミが収容される容器本体と、該容器本体の上部開口に
取り付けられて、該上部開口を覆蓋する蓋体とからなっ
ている。また、かかる蓋体の外面には把手が設けられて
おり、この把手を把持して、容器本体の上部開口の開閉
操作が行なわれるようになっている。
【0003】そして、そのようなゴミ容器の一つとし
て、図8に示される如き構造を有するものが知られてい
る。即ち、このゴミ容器52は、有底筒形状を呈する容
器本体12と、外面の略中央部に把手22が設けられた
蓋体14とからなっている。また、容器本体12の外周
面の上部部位において、互いに対向する位置には、水平
方向(図中、紙面に垂直な方向)に延びる2つの軸部材
54,54がそれぞれ取り付けられた軸受部56,56
が設けられており、更に各軸受部56には、係合部材5
8が、軸部材54の軸心回りに回動可能な状態で、取り
付けられている。かくして、かかるゴミ容器52にあっ
ては、容器本体12の上部開口を蓋体14にて覆蓋せし
めた状態下において、各係合部材58を上方に回動せし
めて、蓋体14に係合させ、該蓋体14を、かかる2つ
の係合部材58,58と容器本体12の上端面との間で
挟圧保持せしめることによって、蓋体14の容器本体1
2からの自由な離脱が有効に阻止され得るようになって
いるのである。
て、図8に示される如き構造を有するものが知られてい
る。即ち、このゴミ容器52は、有底筒形状を呈する容
器本体12と、外面の略中央部に把手22が設けられた
蓋体14とからなっている。また、容器本体12の外周
面の上部部位において、互いに対向する位置には、水平
方向(図中、紙面に垂直な方向)に延びる2つの軸部材
54,54がそれぞれ取り付けられた軸受部56,56
が設けられており、更に各軸受部56には、係合部材5
8が、軸部材54の軸心回りに回動可能な状態で、取り
付けられている。かくして、かかるゴミ容器52にあっ
ては、容器本体12の上部開口を蓋体14にて覆蓋せし
めた状態下において、各係合部材58を上方に回動せし
めて、蓋体14に係合させ、該蓋体14を、かかる2つ
の係合部材58,58と容器本体12の上端面との間で
挟圧保持せしめることによって、蓋体14の容器本体1
2からの自由な離脱が有効に阻止され得るようになって
いるのである。
【0004】ところが、そのような従来のゴミ容器52
にあっては、係合部材58,58の蓋体14に対する係
合及びその解除を行なう場合、蓋体14や容器52全体
がガタついたり、移動したりしないように、一方の手で
蓋体14を押さえつつ、他方の手で係合部材58を回動
せしめるか、或いは2つの係合部材58,58を同時に
回動せしめるようにしていたのであり、何れにしろ、両
手を使用した面倒な操作を行なわなければならなかっ
た。そのため、かかるゴミ容器52においては、特にゴ
ミを容器52内に投入する際に、ゴミを手に持ったま
ま、開蓋することが極めて困難であったのであり、使用
性に劣るといった問題が内在していたのである。
にあっては、係合部材58,58の蓋体14に対する係
合及びその解除を行なう場合、蓋体14や容器52全体
がガタついたり、移動したりしないように、一方の手で
蓋体14を押さえつつ、他方の手で係合部材58を回動
せしめるか、或いは2つの係合部材58,58を同時に
回動せしめるようにしていたのであり、何れにしろ、両
手を使用した面倒な操作を行なわなければならなかっ
た。そのため、かかるゴミ容器52においては、特にゴ
ミを容器52内に投入する際に、ゴミを手に持ったま
ま、開蓋することが極めて困難であったのであり、使用
性に劣るといった問題が内在していたのである。
【0005】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
に鑑みて為されたものであって、その解決課題とすると
ころは、係合部材の蓋体若しくは容器本体に対する係合
及びその解除を片手で簡単に行なうことの出来る、使用
性に優れたゴミ容器を提供することにある。
に鑑みて為されたものであって、その解決課題とすると
ころは、係合部材の蓋体若しくは容器本体に対する係合
及びその解除を片手で簡単に行なうことの出来る、使用
性に優れたゴミ容器を提供することにある。
【0006】
【解決手段】そして、本発明にあっては、かかる課題の
解決のために、上部が開口せしめられた、ゴミが収容さ
れる容器本体と、該容器本体の上部開口に装着されて、
該上部開口を覆蓋する蓋体とを含み、且つ該蓋体の外面
に、該容器本体の上部開口を該蓋体にて開閉する際に把
持される把手を設けてなるゴミ容器において、前記蓋体
と前記容器本体の何れか一方のものに設けられ、他方の
ものに係合せしめられることによって、該蓋体の容器本
体に対する自由な離脱を阻止し得る少なくとも一つの係
合部材を配すると共に、該係合部材のうちの少なくとも
一つを、該容器本体若しくは該蓋体に係合せしめられる
係合位置と、かかる係合状態が解除される解除位置との
間で移動乃至は変位し得るように構成し、更に該係合部
材の移動乃至は変位を行なわしめる操作部材を、前記把
手又はその近傍に設けたことを、その特徴とするもので
ある。
解決のために、上部が開口せしめられた、ゴミが収容さ
れる容器本体と、該容器本体の上部開口に装着されて、
該上部開口を覆蓋する蓋体とを含み、且つ該蓋体の外面
に、該容器本体の上部開口を該蓋体にて開閉する際に把
持される把手を設けてなるゴミ容器において、前記蓋体
と前記容器本体の何れか一方のものに設けられ、他方の
ものに係合せしめられることによって、該蓋体の容器本
体に対する自由な離脱を阻止し得る少なくとも一つの係
合部材を配すると共に、該係合部材のうちの少なくとも
一つを、該容器本体若しくは該蓋体に係合せしめられる
係合位置と、かかる係合状態が解除される解除位置との
間で移動乃至は変位し得るように構成し、更に該係合部
材の移動乃至は変位を行なわしめる操作部材を、前記把
手又はその近傍に設けたことを、その特徴とするもので
ある。
【0007】なお、かくの如き本発明に従うゴミ容器の
好ましい第一の態様によれば、前記係合部材が複数設け
られ、それら複数の係合部材のうちの少なくとも1つの
ものが、前記係合位置と前記解除位置との間で移動乃至
は変位し得るように構成される。
好ましい第一の態様によれば、前記係合部材が複数設け
られ、それら複数の係合部材のうちの少なくとも1つの
ものが、前記係合位置と前記解除位置との間で移動乃至
は変位し得るように構成される。
【0008】また、本発明の望ましい第二の態様によれ
ば、前記係合部材の二つが用いられ、そのうちの一つ
が、前記蓋体の外周縁部の所定部位に位置固定的に設け
られる一方、他の一つが、該蓋体の外周縁部の前記所定
部位とは略対称となる部位に、前記係合位置と前記解除
位置との間で移動乃至は変位し得るように設けられて、
それら二つの係合部材が、前記容器本体の上部開口の周
縁部に係合せしめられるように構成されることとなる。
ば、前記係合部材の二つが用いられ、そのうちの一つ
が、前記蓋体の外周縁部の所定部位に位置固定的に設け
られる一方、他の一つが、該蓋体の外周縁部の前記所定
部位とは略対称となる部位に、前記係合位置と前記解除
位置との間で移動乃至は変位し得るように設けられて、
それら二つの係合部材が、前記容器本体の上部開口の周
縁部に係合せしめられるように構成されることとなる。
【0009】更にまた、本発明の有利な第三の態様によ
れば、前記容器本体の上部開口の周縁部に、外方に突出
したフランジ部が設けられ、該フランジ部に係合するフ
ック部が前記二つの係合部材にそれぞれ形成される一
方、前記他の一つの係合部材が、それに形成される該フ
ック部が前記蓋体の外周縁部から所定距離外方に突出移
動せしめられ得るように、該蓋体に設けられることとな
る。
れば、前記容器本体の上部開口の周縁部に、外方に突出
したフランジ部が設けられ、該フランジ部に係合するフ
ック部が前記二つの係合部材にそれぞれ形成される一
方、前記他の一つの係合部材が、それに形成される該フ
ック部が前記蓋体の外周縁部から所定距離外方に突出移
動せしめられ得るように、該蓋体に設けられることとな
る。
【0010】また、本発明の好ましい第四の態様によれ
ば、前記他の一つの係合部材が、前記蓋体の外周縁部に
位置するフック部と、該蓋体の外周縁部より前記把手の
形成部位側に延びる作用部とから構成され、該作用部に
対する前記操作部材の移動作動によって、該他の一つの
係合部材が移動せしめられるように構成される。
ば、前記他の一つの係合部材が、前記蓋体の外周縁部に
位置するフック部と、該蓋体の外周縁部より前記把手の
形成部位側に延びる作用部とから構成され、該作用部に
対する前記操作部材の移動作動によって、該他の一つの
係合部材が移動せしめられるように構成される。
【0011】さらに、本発明の望ましい第五の態様によ
れば、前記二つの係合部材の少なくとも一方のフック部
の下面に、前記フランジ部の突出方向に向かって下傾す
る傾斜面乃至は湾曲面状の案内面が形成されることとな
る。
れば、前記二つの係合部材の少なくとも一方のフック部
の下面に、前記フランジ部の突出方向に向かって下傾す
る傾斜面乃至は湾曲面状の案内面が形成されることとな
る。
【0012】更にまた、本発明の有利な第六の態様によ
れば、前記移動乃至は変位可能な係合部材に対して、前
記係合位置に移動乃至は変位せしめる方向に付勢力を及
ぼす付勢手段が設けられることとなる。
れば、前記移動乃至は変位可能な係合部材に対して、前
記係合位置に移動乃至は変位せしめる方向に付勢力を及
ぼす付勢手段が設けられることとなる。
【0013】
【作用・効果】すなわち、本発明に従うゴミ容器にあっ
ては、蓋体と容器本体の何れか一方のものに設けられ、
他方のものに係合せしめられる少なくとも一つの係合部
材が、それら蓋体若しくは容器本体に対する係合位置と
その係合の解除位置との間で移動乃至は変位可能に構成
される一方、かかる係合部材の移動乃至は変位を行わし
める操作部材が、容器本体の上部開口を開閉する際に把
持される、蓋体の把手又はその近傍に設けられていると
ころから、開蓋若しくは覆蓋する際に、かかる把手を把
持しつつ、その把持した手指で、操作部材を操作して、
係合部材を蓋体若しくは容器本体に係合せしめたり、そ
の係合を解除させたりすることが極めて容易にできるの
である。
ては、蓋体と容器本体の何れか一方のものに設けられ、
他方のものに係合せしめられる少なくとも一つの係合部
材が、それら蓋体若しくは容器本体に対する係合位置と
その係合の解除位置との間で移動乃至は変位可能に構成
される一方、かかる係合部材の移動乃至は変位を行わし
める操作部材が、容器本体の上部開口を開閉する際に把
持される、蓋体の把手又はその近傍に設けられていると
ころから、開蓋若しくは覆蓋する際に、かかる把手を把
持しつつ、その把持した手指で、操作部材を操作して、
係合部材を蓋体若しくは容器本体に係合せしめたり、そ
の係合を解除させたりすることが極めて容易にできるの
である。
【0014】従って、かかるゴミ容器においては、係合
部材の蓋体若しくは容器本体に対する係合及びその解除
が、片手で簡単に行なわれ得るのであり、それ故、例え
ば一方の手でゴミを持ったまま、他方の手で開蓋操作を
行なうこと等が可能となり、その使用性が極めて効果的
に向上され得るのである。
部材の蓋体若しくは容器本体に対する係合及びその解除
が、片手で簡単に行なわれ得るのであり、それ故、例え
ば一方の手でゴミを持ったまま、他方の手で開蓋操作を
行なうこと等が可能となり、その使用性が極めて効果的
に向上され得るのである。
【0015】なお、上記した本発明の第一の態様に従う
構成が採用される場合には、蓋体若しくは容器本体に対
する係合部材の係合が、より確実に実現せしめられ得る
こととなる。
構成が採用される場合には、蓋体若しくは容器本体に対
する係合部材の係合が、より確実に実現せしめられ得る
こととなる。
【0016】また、本発明の第二の態様に従う構成が採
用される場合には、2つの係合部材が、蓋体の外周縁部
において略対称となる部位にそれぞれ設けられているこ
とから、それら2つの係合部材が、容器本体の上部開口
の周縁部において略対称となる部位に各々係合せしめら
れ得て、蓋体の容器本体に対する自由な離脱の阻止効果
が有効に確保され得るのであり、しかもかかる2つの係
合部材うちの1つのみが移動乃至は変位可能に構成され
ていることから、操作部材によって移動乃至は変位され
得る係合部材の数が有利に減少せしめられ得、以て係合
部材の構造が効果的に簡略化され得るのである。
用される場合には、2つの係合部材が、蓋体の外周縁部
において略対称となる部位にそれぞれ設けられているこ
とから、それら2つの係合部材が、容器本体の上部開口
の周縁部において略対称となる部位に各々係合せしめら
れ得て、蓋体の容器本体に対する自由な離脱の阻止効果
が有効に確保され得るのであり、しかもかかる2つの係
合部材うちの1つのみが移動乃至は変位可能に構成され
ていることから、操作部材によって移動乃至は変位され
得る係合部材の数が有利に減少せしめられ得、以て係合
部材の構造が効果的に簡略化され得るのである。
【0017】さらに、本発明の第三の態様に従う構成が
採用される場合には、係合部材の容器本体に対する係合
及びその解除が、更に確実且つ安定的に実現され得るの
である。
採用される場合には、係合部材の容器本体に対する係合
及びその解除が、更に確実且つ安定的に実現され得るの
である。
【0018】更にまた、本発明の第四の態様に従う構成
が採用される場合には、移動乃至は変位可能な係合部材
の構造が、より有利に簡略化され得ることとなる。
が採用される場合には、移動乃至は変位可能な係合部材
の構造が、より有利に簡略化され得ることとなる。
【0019】また、本発明の第五の態様に従う構成が採
用される場合には、容器本体の上部開口に蓋体を装着す
る際に、フック部が、その下面に形成せしめられた案内
面に案内されて、フランジ部のフック部に対する係合部
位にスムーズに導かれ得、その結果、容器本体の上部開
口の覆蓋が良好且つ簡単に行なわれ得ることとなるので
ある。
用される場合には、容器本体の上部開口に蓋体を装着す
る際に、フック部が、その下面に形成せしめられた案内
面に案内されて、フランジ部のフック部に対する係合部
位にスムーズに導かれ得、その結果、容器本体の上部開
口の覆蓋が良好且つ簡単に行なわれ得ることとなるので
ある。
【0020】さらに、本発明の第六の態様に従う構成が
採用される場合には、付勢手段の付勢力に基づいて、係
合部材の蓋体若しくは容器本体に対する確実且つ安定的
な係合状態が、効果的に維持され得、以て蓋体の容器本
体に対する自由な離脱がより有効に阻止され得るのであ
る。しかも、かかる場合にあっては、操作部材を操作し
て、係合部材を前記解除位置に移動乃至は変位せしめた
状態で蓋体を容器本体に装着した後、単に、操作部材の
操作状態を解消するだけで、付勢手段の付勢力によっ
て、直ちに、係合部材が、前記係合位置に移動乃至は変
位せしめられ得るのであり、従って特別な操作を何等行
なうことなく、蓋体を容器本体に装着すると同時に、係
合部材が、蓋体若しくは容器本体に対して、確実に係合
され得ることとなるのである。加えて、かくの如き付勢
手段が、前記案内面が形成された前記フック部を有する
移動乃至は変位可能な係合部材に対して設けられる場合
には、単に、かかるフック部の案内面を容器本体の上手
開口の周縁部若しくはそこに設けられるフランジ部に当
接せしめた状態で、蓋体を押し下げるだけで、かかる付
勢力に基づいて、係合部材が、係合位置→解除位置→係
合位置の順に移動乃至は変位せしめられ得るのであり、
それによって、操作部材を何等操作することなく、蓋体
の容器本体への装着がスムーズに行なわれ得るのであ
り、またそれと同時に、係合部材が前記フランジ部に対
して確実に係合せしめられ得、その結果として、より優
れた使用性が発揮され得ることとなるのである。
採用される場合には、付勢手段の付勢力に基づいて、係
合部材の蓋体若しくは容器本体に対する確実且つ安定的
な係合状態が、効果的に維持され得、以て蓋体の容器本
体に対する自由な離脱がより有効に阻止され得るのであ
る。しかも、かかる場合にあっては、操作部材を操作し
て、係合部材を前記解除位置に移動乃至は変位せしめた
状態で蓋体を容器本体に装着した後、単に、操作部材の
操作状態を解消するだけで、付勢手段の付勢力によっ
て、直ちに、係合部材が、前記係合位置に移動乃至は変
位せしめられ得るのであり、従って特別な操作を何等行
なうことなく、蓋体を容器本体に装着すると同時に、係
合部材が、蓋体若しくは容器本体に対して、確実に係合
され得ることとなるのである。加えて、かくの如き付勢
手段が、前記案内面が形成された前記フック部を有する
移動乃至は変位可能な係合部材に対して設けられる場合
には、単に、かかるフック部の案内面を容器本体の上手
開口の周縁部若しくはそこに設けられるフランジ部に当
接せしめた状態で、蓋体を押し下げるだけで、かかる付
勢力に基づいて、係合部材が、係合位置→解除位置→係
合位置の順に移動乃至は変位せしめられ得るのであり、
それによって、操作部材を何等操作することなく、蓋体
の容器本体への装着がスムーズに行なわれ得るのであ
り、またそれと同時に、係合部材が前記フランジ部に対
して確実に係合せしめられ得、その結果として、より優
れた使用性が発揮され得ることとなるのである。
【0021】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の代表的な実施例について、図面を参照し
つつ、詳細に説明することとする。
めに、本発明の代表的な実施例について、図面を参照し
つつ、詳細に説明することとする。
【0022】先ず、図1及び図2には、本発明に従う構
造とされたゴミ容器が概略的に示されている。それらの
図からも明らかなように、ゴミ容器10は、容器本体1
2と蓋体14とを含んで成り、全体として、平面略矩形
状の角筒形状をもって構成されている。
造とされたゴミ容器が概略的に示されている。それらの
図からも明らかなように、ゴミ容器10は、容器本体1
2と蓋体14とを含んで成り、全体として、平面略矩形
状の角筒形状をもって構成されている。
【0023】より具体的には、図3に示される如く、こ
のゴミ容器10を構成する容器本体12は、全体とし
て、合成樹脂からなる有底筒体形状を呈しており、その
開口部16を通じて、ゴミが収容され得るようになって
いる。また、該開口部16の端面には、外方に向かって
鉤の手状に突出し、且つ周方向に連続的に延びるフラン
ジ部18が一体的に設けられている。なお、図3中、2
0,20は、容器本体12を持ち上げるための把持部で
ある。
のゴミ容器10を構成する容器本体12は、全体とし
て、合成樹脂からなる有底筒体形状を呈しており、その
開口部16を通じて、ゴミが収容され得るようになって
いる。また、該開口部16の端面には、外方に向かって
鉤の手状に突出し、且つ周方向に連続的に延びるフラン
ジ部18が一体的に設けられている。なお、図3中、2
0,20は、容器本体12を持ち上げるための把持部で
ある。
【0024】一方、蓋体14は、容器本体12の開口部
16及びフランジ部18よりも一回り大きな大きさを有
し、該容器本体12に対応した略矩形の皿形形状をもっ
て構成されている(図2参照)。また、この蓋体14の
外面の略中央部には、該蓋体14の長手方向に延びるア
ーチ状の把手22が一体的に形成されている。かくし
て、かかるゴミ容器10にあっては、把手22を把持し
て、蓋体14を容器本体12に装着することによって、
該容器本体12の開口部16が覆蓋され得るようになっ
ているのである。
16及びフランジ部18よりも一回り大きな大きさを有
し、該容器本体12に対応した略矩形の皿形形状をもっ
て構成されている(図2参照)。また、この蓋体14の
外面の略中央部には、該蓋体14の長手方向に延びるア
ーチ状の把手22が一体的に形成されている。かくし
て、かかるゴミ容器10にあっては、把手22を把持し
て、蓋体14を容器本体12に装着することによって、
該容器本体12の開口部16が覆蓋され得るようになっ
ているのである。
【0025】なお、それら容器本体12の開口端面と、
蓋体14との間には、合成樹脂製の枠体24が、該開口
端面に載置されて、介装されており、後述する如く、蓋
体14が容器本体12に装着された状態において、2つ
の係合部材26,28が容器本体12のフランジ部18
に係合せしめられた際に、蓋体14のガタツキが可及的
に防止され得るようになっている。
蓋体14との間には、合成樹脂製の枠体24が、該開口
端面に載置されて、介装されており、後述する如く、蓋
体14が容器本体12に装着された状態において、2つ
の係合部材26,28が容器本体12のフランジ部18
に係合せしめられた際に、蓋体14のガタツキが可及的
に防止され得るようになっている。
【0026】そして、特に本実施例にあっては、所定幅
を有する合成樹脂製のプレート材からなる固定係合部材
26と移動係合部材28とが、蓋体14の外周部におけ
る短辺方向の略中央部位に、それぞれ、対称的に配設さ
れている(図2参照)。また、この固定係合部材26
は、縦断面略L字形形状を呈するフック部30にて、構
成されている。そして、蓋体14の前記外周部位におい
て、フック部30の下部部位が、蓋体14の下端縁か
ら、その内側方向に向かって、所定寸法、水平に延び出
すようにして配され、且つその上部部位が、該蓋体14
の外周面に対して、外側から重ね合わされて、ビス止め
されており、以て蓋体14のかかる部位に位置固定的に
取り付けられている。
を有する合成樹脂製のプレート材からなる固定係合部材
26と移動係合部材28とが、蓋体14の外周部におけ
る短辺方向の略中央部位に、それぞれ、対称的に配設さ
れている(図2参照)。また、この固定係合部材26
は、縦断面略L字形形状を呈するフック部30にて、構
成されている。そして、蓋体14の前記外周部位におい
て、フック部30の下部部位が、蓋体14の下端縁か
ら、その内側方向に向かって、所定寸法、水平に延び出
すようにして配され、且つその上部部位が、該蓋体14
の外周面に対して、外側から重ね合わされて、ビス止め
されており、以て蓋体14のかかる部位に位置固定的に
取り付けられている。
【0027】一方、図3及び図4からも明らかなよう
に、移動係合部材28は、前記固定係合部材26と同様
な形状を呈するフック部30と、該フック部30の上部
部位の端部から該フック部30の下部部位と略同一の方
向に一体的に延び出す、該フック部30よりも狭幅の作
用部32とから、構成されている。そして、蓋体14の
外周部における、固定係合部材26の配置部位とは略対
称となる部位において、フック部30の下部部位が蓋体
14の下端縁から、その内側方向に向かって水平に延び
出すように配され、且つ作用部32が、蓋体14の外周
部に形成された貫通孔34を通じて内部に突入せしめら
れ、更にその先端部が該蓋体14の内側面に沿うよう
に、前記把手22の形成部位側にまで延び出して、位置
せしめられている。
に、移動係合部材28は、前記固定係合部材26と同様
な形状を呈するフック部30と、該フック部30の上部
部位の端部から該フック部30の下部部位と略同一の方
向に一体的に延び出す、該フック部30よりも狭幅の作
用部32とから、構成されている。そして、蓋体14の
外周部における、固定係合部材26の配置部位とは略対
称となる部位において、フック部30の下部部位が蓋体
14の下端縁から、その内側方向に向かって水平に延び
出すように配され、且つ作用部32が、蓋体14の外周
部に形成された貫通孔34を通じて内部に突入せしめら
れ、更にその先端部が該蓋体14の内側面に沿うよう
に、前記把手22の形成部位側にまで延び出して、位置
せしめられている。
【0028】また、そのような配置形態とされた移動係
合部材28の作用部32には、所定長さを有する2つの
透孔36,37が、把手22側とフック部30側におい
て、それぞれ直列に配されるように形成されている。そ
して、それらのうち、把手22側の透孔36には、蓋体
14を容器本体12等に引っ掛けて、保持させるため
に、該蓋体14の内面側において、把手22を挟んだ両
側に、それぞれ一体的に立設せしめられた引っ掛け部3
8,38の一方のものが、挿通せしめられている。ま
た、この引っ掛け部38の一方のものにおける移動係合
部材28のフック部30に対向する面には、合成樹脂製
の板バネ42が、その長さ方向の一端部において、金属
製の補強プレート40と共にビス止めされており、更に
該板バネ42の他端部が、フック部30側の透孔37に
突入せしめられている。
合部材28の作用部32には、所定長さを有する2つの
透孔36,37が、把手22側とフック部30側におい
て、それぞれ直列に配されるように形成されている。そ
して、それらのうち、把手22側の透孔36には、蓋体
14を容器本体12等に引っ掛けて、保持させるため
に、該蓋体14の内面側において、把手22を挟んだ両
側に、それぞれ一体的に立設せしめられた引っ掛け部3
8,38の一方のものが、挿通せしめられている。ま
た、この引っ掛け部38の一方のものにおける移動係合
部材28のフック部30に対向する面には、合成樹脂製
の板バネ42が、その長さ方向の一端部において、金属
製の補強プレート40と共にビス止めされており、更に
該板バネ42の他端部が、フック部30側の透孔37に
突入せしめられている。
【0029】また一方、蓋体14の外面における把手2
2の近傍には、所定厚さを有する大小2つの板材が一体
的に重ね合わされてなる爪部44が、把手22側から移
動係合部材28に向かう方向、即ち蓋体14の外側方向
に移動可能に配されており、更に該爪部44の直下に
は、把手22の形成部位と移動係合部材28の配置部位
との間に、所定長さで延びる通孔46が形成されてい
る。そして、かかる爪部44が、蓋体14の内側におい
て、把手22の形成部位にまで延び出した前記移動係合
部材28の作用部32の先端部に、通孔46を挿通して
配されたビスによって固定されている。
2の近傍には、所定厚さを有する大小2つの板材が一体
的に重ね合わされてなる爪部44が、把手22側から移
動係合部材28に向かう方向、即ち蓋体14の外側方向
に移動可能に配されており、更に該爪部44の直下に
は、把手22の形成部位と移動係合部材28の配置部位
との間に、所定長さで延びる通孔46が形成されてい
る。そして、かかる爪部44が、蓋体14の内側におい
て、把手22の形成部位にまで延び出した前記移動係合
部材28の作用部32の先端部に、通孔46を挿通して
配されたビスによって固定されている。
【0030】かくして、かくの如き構造とされたゴミ容
器10にあっては、移動係合部材28の作用部32が蓋
体14の貫通孔34の周壁部と爪部44とにて支持せし
められていると共に、該爪部44における蓋体14の外
側方向への移動作動に伴って、フック部30が、前記引
っ掛け部38の一方のものが挿通せしめられる透孔36
の長さ分だけ、若しくは爪部44の直下の通孔46の長
さの分だけ、蓋体14の外周縁部から外側方向に突出移
動可能とされているのであり、また、その移動時におい
て、透孔37に突入配置せしめられる板バネ42の弾性
力に基づいて、蓋体14の内側方向に付勢せしめられる
ようになっているのである。
器10にあっては、移動係合部材28の作用部32が蓋
体14の貫通孔34の周壁部と爪部44とにて支持せし
められていると共に、該爪部44における蓋体14の外
側方向への移動作動に伴って、フック部30が、前記引
っ掛け部38の一方のものが挿通せしめられる透孔36
の長さ分だけ、若しくは爪部44の直下の通孔46の長
さの分だけ、蓋体14の外周縁部から外側方向に突出移
動可能とされているのであり、また、その移動時におい
て、透孔37に突入配置せしめられる板バネ42の弾性
力に基づいて、蓋体14の内側方向に付勢せしめられる
ようになっているのである。
【0031】そして、それによって、移動係合部材28
が、容器本体12の開口部16の端面に設けられたフラ
ンジ部18に対する係合位置とそれを解除する解除位置
との間で、該係合位置に移動する方向に付勢せしめられ
た状態で、移動し得るようになっているのである。この
ことから明らかなように、本実施例にあっては、板バネ
42によって所定の付勢手段が、また爪部44によって
操作部材が、それぞれ構成されているのである。
が、容器本体12の開口部16の端面に設けられたフラ
ンジ部18に対する係合位置とそれを解除する解除位置
との間で、該係合位置に移動する方向に付勢せしめられ
た状態で、移動し得るようになっているのである。この
ことから明らかなように、本実施例にあっては、板バネ
42によって所定の付勢手段が、また爪部44によって
操作部材が、それぞれ構成されているのである。
【0032】なお、蓋体14の外周縁部における移動係
合部材28と前記固定係合部材26とが配置せしめられ
る部位には、所定高さで突出する突出部45,45が、
それぞれ所定長さをもって形成されており、かかる移動
係合部材28の移動時において、作用部32が蓋体14
の外周面上を良好に摺動し得るようになっている。
合部材28と前記固定係合部材26とが配置せしめられ
る部位には、所定高さで突出する突出部45,45が、
それぞれ所定長さをもって形成されており、かかる移動
係合部材28の移動時において、作用部32が蓋体14
の外周面上を良好に摺動し得るようになっている。
【0033】しかも、本実施例にあっては、特に、かく
の如き2つの係合部材26,28における各フック部3
0の下面に対して、蓋体14の外側方向に向かって下傾
する傾斜面状の案内面48を備えた案内部50が一体的
に設けられている。
の如き2つの係合部材26,28における各フック部3
0の下面に対して、蓋体14の外側方向に向かって下傾
する傾斜面状の案内面48を備えた案内部50が一体的
に設けられている。
【0034】それ故、かかるゴミ容器10において、把
手22を片手で把持して、固定係合部材26及び移動係
合部材28の各フック部30における案内部50の案内
面48を容器本体の開口部16のフランジ部18に当接
せしめ、その状態で、蓋体14を押し下げれば、両係合
部材26,28のフック部30が、該案内部50の案内
面48によって良好に導かれて、固定係合部材26のフ
ック部30が、フランジ部18に係合されると共に、移
動係合部材28のフック部30が、前記板バネ42の付
勢力に抗して蓋体14の外側方向に移動せしめられ、更
にはかかる付勢力によって内側方向に移動せしめられる
のであり、即ち係合位置→解除位置→係合位置の順に移
動され得るようになっているのであり、それによって、
蓋体14が容器本体12の開口部16に装着されると同
時に、固定係合部材26及び移動係合部材28がフラン
ジ部18に対して係合せしめられ得るようになっている
のである。そして、その結果として、蓋体14の容器本
体12に対する自由な離脱が阻止され得るようになって
いるのである。
手22を片手で把持して、固定係合部材26及び移動係
合部材28の各フック部30における案内部50の案内
面48を容器本体の開口部16のフランジ部18に当接
せしめ、その状態で、蓋体14を押し下げれば、両係合
部材26,28のフック部30が、該案内部50の案内
面48によって良好に導かれて、固定係合部材26のフ
ック部30が、フランジ部18に係合されると共に、移
動係合部材28のフック部30が、前記板バネ42の付
勢力に抗して蓋体14の外側方向に移動せしめられ、更
にはかかる付勢力によって内側方向に移動せしめられる
のであり、即ち係合位置→解除位置→係合位置の順に移
動され得るようになっているのであり、それによって、
蓋体14が容器本体12の開口部16に装着されると同
時に、固定係合部材26及び移動係合部材28がフラン
ジ部18に対して係合せしめられ得るようになっている
のである。そして、その結果として、蓋体14の容器本
体12に対する自由な離脱が阻止され得るようになって
いるのである。
【0035】また、容器本体12の開口部16から蓋体
14を取り外す場合には、図4において仮想線で示され
る如く、把手22を片手で把持し、その手指にて、該把
手22の近傍に設けられた爪部44を板バネ42の付勢
力に抗して蓋体14の外側方向に移動操作して、移動係
合部材28を蓋体14の外側方向、即ちフック部30の
フランジ部18への係合を解除せしめる解除位置に移動
させ、その状態で、蓋体14を持ち上げれば良いのであ
る。
14を取り外す場合には、図4において仮想線で示され
る如く、把手22を片手で把持し、その手指にて、該把
手22の近傍に設けられた爪部44を板バネ42の付勢
力に抗して蓋体14の外側方向に移動操作して、移動係
合部材28を蓋体14の外側方向、即ちフック部30の
フランジ部18への係合を解除せしめる解除位置に移動
させ、その状態で、蓋体14を持ち上げれば良いのであ
る。
【0036】このように、本実施例に係るゴミ容器10
にあっては、把手22を把持する片手の手指にて、該把
手22の近傍に設けられた爪部44に対して所定の操作
を行なうだけで、固定係合部材26及び移動係合部材2
8の容器本体12に対する係合及びその解除が簡単且つ
確実に行なわれ得るのであり、以てその使用性が従来の
ものに比して、飛躍的に高められ得るのである。
にあっては、把手22を把持する片手の手指にて、該把
手22の近傍に設けられた爪部44に対して所定の操作
を行なうだけで、固定係合部材26及び移動係合部材2
8の容器本体12に対する係合及びその解除が簡単且つ
確実に行なわれ得るのであり、以てその使用性が従来の
ものに比して、飛躍的に高められ得るのである。
【0037】また、かかるゴミ容器10においては、容
器本体12の開口部16の端面にフランジ部18が設け
られている一方、固定係合部材26と移動係合部材28
とが、何れも、該フランジ部18に係合するフック部3
0を含んで、蓋体14に配設され、更に移動係合部材2
8が、その作用部32に設けられた透孔36の長さ分だ
け、若しくは蓋体14に形成された通孔46の長さの分
だけ、蓋体14の外周縁部から外側方向に突出移動可能
に構成されていることから、それら2つの係合部材2
6,28の容器本体に対する係合及びその解除が、より
確実且つ安定的に実現され得るのである。
器本体12の開口部16の端面にフランジ部18が設け
られている一方、固定係合部材26と移動係合部材28
とが、何れも、該フランジ部18に係合するフック部3
0を含んで、蓋体14に配設され、更に移動係合部材2
8が、その作用部32に設けられた透孔36の長さ分だ
け、若しくは蓋体14に形成された通孔46の長さの分
だけ、蓋体14の外周縁部から外側方向に突出移動可能
に構成されていることから、それら2つの係合部材2
6,28の容器本体に対する係合及びその解除が、より
確実且つ安定的に実現され得るのである。
【0038】さらに、かかるゴミ容器10にあっては、
固定係合部材26が、蓋体14に対して位置固定的に取
り付けられ、移動係合部材28が、蓋体14において、
固定係合部材26の固定部位とは略対称となる位置に、
容器本体12のフランジ部18に対する係合位置とその
解除位置との間で移動し得るように取り付けられている
ところから、蓋体14の容器本体12への安定的な装着
状態が有利に得られるのであり、また全べての係合部材
が移動可能に構成されているものに比して、その構造が
有利に簡略化され得るのである。
固定係合部材26が、蓋体14に対して位置固定的に取
り付けられ、移動係合部材28が、蓋体14において、
固定係合部材26の固定部位とは略対称となる位置に、
容器本体12のフランジ部18に対する係合位置とその
解除位置との間で移動し得るように取り付けられている
ところから、蓋体14の容器本体12への安定的な装着
状態が有利に得られるのであり、また全べての係合部材
が移動可能に構成されているものに比して、その構造が
有利に簡略化され得るのである。
【0039】更にまた、かかるゴミ容器10において
は、移動係合部材28が、前記フランジ部18に係合す
るフック部30と、蓋体14の把手22の近傍に配され
た爪部44に連結せしめられた作用部32とにて、構成
され、該爪部44の移動作動に伴って、係合位置と解除
位置との間で移動し得るようになっていることから、か
かる移動係合部材28の構造がより効果的に簡略化され
得ているのである。
は、移動係合部材28が、前記フランジ部18に係合す
るフック部30と、蓋体14の把手22の近傍に配され
た爪部44に連結せしめられた作用部32とにて、構成
され、該爪部44の移動作動に伴って、係合位置と解除
位置との間で移動し得るようになっていることから、か
かる移動係合部材28の構造がより効果的に簡略化され
得ているのである。
【0040】また、本実施例に係るゴミ容器10にあっ
ては、移動係合部材28に対して、係合位置に移動せし
める方向に付勢する板バネ42が取り付けられているこ
とから、かかる移動係合部材28及び固定係合部材26
の各フック部30における容器本体12のフランジ部1
8に対する係合状態が、常に安定的に維持され得ること
となるのである。
ては、移動係合部材28に対して、係合位置に移動せし
める方向に付勢する板バネ42が取り付けられているこ
とから、かかる移動係合部材28及び固定係合部材26
の各フック部30における容器本体12のフランジ部1
8に対する係合状態が、常に安定的に維持され得ること
となるのである。
【0041】しかも、かかるゴミ容器10においては、
固定係合部材26及び移動係合部材28の各フック部3
0の下面に、特定方向に下傾する案内面48が設けられ
ていることから、蓋体14を容器本体12に装着せしめ
るに際して、爪部44を何等操作することなく、単に、
蓋体14を容器本体12に向かって押し下げるだけで、
それら2つの係合部材26,28がフランジ部18に対
して確実に係合され得るのであり、使用性の向上が更に
効果的に図られ得るといった利点がある。
固定係合部材26及び移動係合部材28の各フック部3
0の下面に、特定方向に下傾する案内面48が設けられ
ていることから、蓋体14を容器本体12に装着せしめ
るに際して、爪部44を何等操作することなく、単に、
蓋体14を容器本体12に向かって押し下げるだけで、
それら2つの係合部材26,28がフランジ部18に対
して確実に係合され得るのであり、使用性の向上が更に
効果的に図られ得るといった利点がある。
【0042】ところで、上記実施例におけるゴミ容器1
0にあっては、移動係合部材28に対して、蓋体14の
内側方向、換言すれば容器本体12のフランジ部18に
係合する係合位置に移動する方向に付勢力を及ぼす板バ
ネ42が、蓋体14の内面側に立設せしめられた引っ掛
け部38にビス止めされて、固定されていたが、それら
板バネ42と引っ掛け部38とを一体成形品として構成
し、それを蓋体14の内面側の所定部位に立設せしめる
ようにすることも可能である。
0にあっては、移動係合部材28に対して、蓋体14の
内側方向、換言すれば容器本体12のフランジ部18に
係合する係合位置に移動する方向に付勢力を及ぼす板バ
ネ42が、蓋体14の内面側に立設せしめられた引っ掛
け部38にビス止めされて、固定されていたが、それら
板バネ42と引っ掛け部38とを一体成形品として構成
し、それを蓋体14の内面側の所定部位に立設せしめる
ようにすることも可能である。
【0043】すなわち、例えば図5及び図6に示されて
いるように、蓋体14の内面側において、把手22(図
示せず)の形成部位とその外周縁部における移動係合部
材28のフック部30の配置部位との間に、一対の支柱
部60,60を、移動係合部材28の作用部32の幅方
向の両サイドに、所定高さをもって、互いに対向する状
態で、一体的に突出形成せしめ、そして、この支柱部6
0,60に対して、バネ部62と引っ掛け片64とを備
えた付勢部材66を取り付けるようにしても良いのであ
る。なお、図5及び図6においては、前記第一の実施例
と同様な構造とされた部材及び部位について、図中、そ
れぞれ、第一の実施例と同一の符号を付しておいた。
いるように、蓋体14の内面側において、把手22(図
示せず)の形成部位とその外周縁部における移動係合部
材28のフック部30の配置部位との間に、一対の支柱
部60,60を、移動係合部材28の作用部32の幅方
向の両サイドに、所定高さをもって、互いに対向する状
態で、一体的に突出形成せしめ、そして、この支柱部6
0,60に対して、バネ部62と引っ掛け片64とを備
えた付勢部材66を取り付けるようにしても良いのであ
る。なお、図5及び図6においては、前記第一の実施例
と同様な構造とされた部材及び部位について、図中、そ
れぞれ、第一の実施例と同一の符号を付しておいた。
【0044】より具体的には、かかる付勢部材66は、
図7に示される如く、それらバネ部62と引っ掛け片6
4と、更に枠部68とを含んで構成されている。また、
この付勢部材66を構成する枠部68は、略コ字形形状
を呈しており、矩形平板状の2つの脚部70,70とそ
れらを連結する、同じく矩形平板状の連結部72とから
なっている。そして、かかる連結部72の長辺方向の略
中央部において、その短辺方向の一方側に、該短辺方向
に所定寸法突出する引っ掛け片64が、また他方側に、
前記脚部70に沿って延びるバネ部62が、共に一体的
に設けられているのである。
図7に示される如く、それらバネ部62と引っ掛け片6
4と、更に枠部68とを含んで構成されている。また、
この付勢部材66を構成する枠部68は、略コ字形形状
を呈しており、矩形平板状の2つの脚部70,70とそ
れらを連結する、同じく矩形平板状の連結部72とから
なっている。そして、かかる連結部72の長辺方向の略
中央部において、その短辺方向の一方側に、該短辺方向
に所定寸法突出する引っ掛け片64が、また他方側に、
前記脚部70に沿って延びるバネ部62が、共に一体的
に設けられているのである。
【0045】而して、かくの如き構成とされた付勢部材
66が、引っ掛け片64が略水平方向に、またバネ部6
2が鉛直方向に、それぞれ延び出し、且つ該バネ部62
の先端部が該作用部32に形成された前記通孔37に突
入せしめられた状態で、移動係合部材28の作用部32
を跨ぐようにして配され、更に各脚部70に設けられた
突起74において、各支柱部60に形成された凹部76
に係合されて、蓋体14の内面側に立設せしめられてい
るのである(図5及び図6参照)。
66が、引っ掛け片64が略水平方向に、またバネ部6
2が鉛直方向に、それぞれ延び出し、且つ該バネ部62
の先端部が該作用部32に形成された前記通孔37に突
入せしめられた状態で、移動係合部材28の作用部32
を跨ぐようにして配され、更に各脚部70に設けられた
突起74において、各支柱部60に形成された凹部76
に係合されて、蓋体14の内面側に立設せしめられてい
るのである(図5及び図6参照)。
【0046】かくして、本実施例に係るゴミ容器におい
ては、引っ掛け片64によって、蓋体14が、容器本体
12に対して、良好に引っ掛け保持せしめられ得るよう
になっていることに加えて、爪部44の移動作動によ
り、移動係合部材28を、蓋体14の外側方向、即ち容
器本体12のフランジ部への係合を解除させる解除位置
に移動させる方向に移動せしめた際に、該移動係合部材
28が、付勢部材66のバネ部62の付勢力に基づい
て、蓋体14の内側方向、つまり容器本体12のフラン
ジ部への係合位置に移動せしめる方向に付勢せしめられ
得るようになっているのである。
ては、引っ掛け片64によって、蓋体14が、容器本体
12に対して、良好に引っ掛け保持せしめられ得るよう
になっていることに加えて、爪部44の移動作動によ
り、移動係合部材28を、蓋体14の外側方向、即ち容
器本体12のフランジ部への係合を解除させる解除位置
に移動させる方向に移動せしめた際に、該移動係合部材
28が、付勢部材66のバネ部62の付勢力に基づい
て、蓋体14の内側方向、つまり容器本体12のフラン
ジ部への係合位置に移動せしめる方向に付勢せしめられ
得るようになっているのである。
【0047】従って、かかるゴミ容器にあっても、付勢
部材66のバネ部62の付勢力に基づいて、移動係合部
材28フック部30における容器本体12のフランジ部
18に対する係合状態が、常に安定的に維持され得ると
いった優れた特徴が発揮され得る他、前記実施例と同様
な効果が有効に享受され得ることとなるのである。
部材66のバネ部62の付勢力に基づいて、移動係合部
材28フック部30における容器本体12のフランジ部
18に対する係合状態が、常に安定的に維持され得ると
いった優れた特徴が発揮され得る他、前記実施例と同様
な効果が有効に享受され得ることとなるのである。
【0048】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0049】例えば、前記実施例では、固定係合部材2
6と移動係合部材28とが、蓋体14の外周縁部におい
て略対称となる部位に設けられ、それらの係合部材2
6,28が容器本体12に係合せしめられるようになっ
ていたが、それら2つの係合部材26,28を共に容器
本体12に設けるようにしても良く、またそれらのうち
の一方のものを蓋体14に、他方のものを容器本体に、
それぞれ設けるようにすることも可能である。更に、そ
れら2つの係合部材26,28の蓋体14若しくは容器
本体12における配設位置も特に限定されるものではな
いことは、勿論である。
6と移動係合部材28とが、蓋体14の外周縁部におい
て略対称となる部位に設けられ、それらの係合部材2
6,28が容器本体12に係合せしめられるようになっ
ていたが、それら2つの係合部材26,28を共に容器
本体12に設けるようにしても良く、またそれらのうち
の一方のものを蓋体14に、他方のものを容器本体に、
それぞれ設けるようにすることも可能である。更に、そ
れら2つの係合部材26,28の蓋体14若しくは容器
本体12における配設位置も特に限定されるものではな
いことは、勿論である。
【0050】また、それら固定係合部材26と移動係合
部材28の配設個数も、前記実施例のものに何等限定さ
れるものではない。
部材28の配設個数も、前記実施例のものに何等限定さ
れるものではない。
【0051】さらに、前記実施例では、移動係合部材2
8が、容器本体12に係合せしめられる係合位置と、か
かる係合状態が解除される解除位置との間で移動し得る
ように構成されていたが、そのような移動係合部材28
の代わりに、該係合位置と該解除位置との間で変位し得
るように構成された係合部材を設けるようにすることも
可能である。
8が、容器本体12に係合せしめられる係合位置と、か
かる係合状態が解除される解除位置との間で移動し得る
ように構成されていたが、そのような移動係合部材28
の代わりに、該係合位置と該解除位置との間で変位し得
るように構成された係合部材を設けるようにすることも
可能である。
【0052】更にまた、前記実施例では、固定係合部材
26が、蓋体14に対して、その外周面に重ね合わされ
て、ビス止めされることによって、位置固定的に取り付
けられていたが、その配設構造は、何等これに限定され
るものではなく、例えば、接着剤等を用いて、蓋体14
や容器本体12に接着するようにして良いのであり、ま
たそれら蓋体14若しくは容器本体12との一体成形品
として、設けるようにすることも、勿論、可能である。
26が、蓋体14に対して、その外周面に重ね合わされ
て、ビス止めされることによって、位置固定的に取り付
けられていたが、その配設構造は、何等これに限定され
るものではなく、例えば、接着剤等を用いて、蓋体14
や容器本体12に接着するようにして良いのであり、ま
たそれら蓋体14若しくは容器本体12との一体成形品
として、設けるようにすることも、勿論、可能である。
【0053】また、前記実施例では、固定係合部材26
がフック部30からなり、移動係合部材28が、フック
部30と作用部32とから構成されていたが、蓋体14
の容器本体12に対する自由な離脱が阻止され得るもの
であれば、それら係合部材の形状及び構造は、何等これ
に限定されるものではない。
がフック部30からなり、移動係合部材28が、フック
部30と作用部32とから構成されていたが、蓋体14
の容器本体12に対する自由な離脱が阻止され得るもの
であれば、それら係合部材の形状及び構造は、何等これ
に限定されるものではない。
【0054】さらに、前記実施例では、爪部44が、移
動係合部材28の作用部32に対して、ビス止めによっ
て取り付けられていたが、その取付構造は、決してこれ
に限定されるものではなく、例えば、移動係合部材28
の作用部32に対して、爪部44を接着して固定するよ
うにしても良く、また、移動係合部材28の作用部32
の所定部位に、爪部44との対向方向に突出する突出部
を設ける一方、爪部44の該作用部32との対向面に該
突出部に対応する凹部を設け、それら突出部と凹部とを
嵌合せしめることによって、爪部44を移動係合部材2
8に取り付けるようにすることも可能である。なお、移
動係合部材28に凹部を設け、爪部44に突出部を設け
るようにして良いことは、言うまでもない。
動係合部材28の作用部32に対して、ビス止めによっ
て取り付けられていたが、その取付構造は、決してこれ
に限定されるものではなく、例えば、移動係合部材28
の作用部32に対して、爪部44を接着して固定するよ
うにしても良く、また、移動係合部材28の作用部32
の所定部位に、爪部44との対向方向に突出する突出部
を設ける一方、爪部44の該作用部32との対向面に該
突出部に対応する凹部を設け、それら突出部と凹部とを
嵌合せしめることによって、爪部44を移動係合部材2
8に取り付けるようにすることも可能である。なお、移
動係合部材28に凹部を設け、爪部44に突出部を設け
るようにして良いことは、言うまでもない。
【0055】更にまた、前記実施例では、操作部材たる
爪部44が、蓋体14の外側方向に移動可能に配され
て、該爪部44のかかる方向への移動作動に応じて、移
動係合部材28が、かかる方向に突出移動され得るよう
になっていたが、そのような操作部材としては、移動乃
至は変位可能な係合部材の移動乃至は変位を行なわしめ
得るものであれば、如何なる構造のものも採用され得る
のである。即ち、例えば、操作部材を、蓋体14を厚さ
方向に貫通して、上下方向に移動し得るように配すると
共に、その下端面を移動係合部材28から離隔する方向
に向かって下傾する傾斜面若しくは湾曲面と為し、また
かかる操作部材の下端面に、移動係合部材28の作用部
32の先端部を当接せしめ、それによって、操作部材と
移動係合部材28との間でカム機構を構成し、該操作部
材を下方に移動せしめることによって、移動係合部材2
8を蓋体14の外側方向に所定距離だけ突出移動せしめ
得るように為すことも可能である。なお、この場合にあ
っては、操作部材に対して、上方に付勢力を及ぼす付勢
手段を設けることが望ましい。それによって、操作部材
の操作性、ひいてはゴミ容器の使用性が効果的に高めら
れ得ることとなる。
爪部44が、蓋体14の外側方向に移動可能に配され
て、該爪部44のかかる方向への移動作動に応じて、移
動係合部材28が、かかる方向に突出移動され得るよう
になっていたが、そのような操作部材としては、移動乃
至は変位可能な係合部材の移動乃至は変位を行なわしめ
得るものであれば、如何なる構造のものも採用され得る
のである。即ち、例えば、操作部材を、蓋体14を厚さ
方向に貫通して、上下方向に移動し得るように配すると
共に、その下端面を移動係合部材28から離隔する方向
に向かって下傾する傾斜面若しくは湾曲面と為し、また
かかる操作部材の下端面に、移動係合部材28の作用部
32の先端部を当接せしめ、それによって、操作部材と
移動係合部材28との間でカム機構を構成し、該操作部
材を下方に移動せしめることによって、移動係合部材2
8を蓋体14の外側方向に所定距離だけ突出移動せしめ
得るように為すことも可能である。なお、この場合にあ
っては、操作部材に対して、上方に付勢力を及ぼす付勢
手段を設けることが望ましい。それによって、操作部材
の操作性、ひいてはゴミ容器の使用性が効果的に高めら
れ得ることとなる。
【0056】また、前記実施例では、移動係合部材28
に対して、容器本体12のフランジ部18への係合位置
に移動する方向に付勢力を及ぼす付勢手段が、合成樹脂
製の板バネ42によって、構成されていたが、そのよう
な付勢手段としては、従来より公知の付勢手段が何れも
採用され得るのであり、例えば油圧機構や空気バネ等の
流体圧を利用したものや、天然ゴムや合成ゴム等のゴム
弾性特性を利用したもの、更にはコイルバネ等の金属バ
ネ手段等が、かかる板バネ42に代えて、適宜に用いら
れ得るのである。
に対して、容器本体12のフランジ部18への係合位置
に移動する方向に付勢力を及ぼす付勢手段が、合成樹脂
製の板バネ42によって、構成されていたが、そのよう
な付勢手段としては、従来より公知の付勢手段が何れも
採用され得るのであり、例えば油圧機構や空気バネ等の
流体圧を利用したものや、天然ゴムや合成ゴム等のゴム
弾性特性を利用したもの、更にはコイルバネ等の金属バ
ネ手段等が、かかる板バネ42に代えて、適宜に用いら
れ得るのである。
【0057】さらに、そのような付勢手段の配設構造
も、前記実施例のものに、何等限定されるものでない。
も、前記実施例のものに、何等限定されるものでない。
【0058】更にまた、前記実施例では、固定係合部材
26と移動係合部材28における各フック部30の下面
に対して、蓋体14の外側方向に向かって下傾する傾斜
面状の案内面48が形成されていたが、かかる案内面4
8の傾斜角度は、特に限定されるものではないが、望ま
しくは20〜25°程度とされる。
26と移動係合部材28における各フック部30の下面
に対して、蓋体14の外側方向に向かって下傾する傾斜
面状の案内面48が形成されていたが、かかる案内面4
8の傾斜角度は、特に限定されるものではないが、望ま
しくは20〜25°程度とされる。
【0059】加えて、前記実施例では、合成樹脂からな
り、略矩形状の角形形状を呈するゴミ容器10に対し
て、本発明を適用したものの具体例を示したが、本発明
は、金属製のものや円筒形形状を呈するもの等、如何な
る材質及び形状からなるゴミ容器に対しても、有利に適
用され得ることは、勿論である。
り、略矩形状の角形形状を呈するゴミ容器10に対し
て、本発明を適用したものの具体例を示したが、本発明
は、金属製のものや円筒形形状を呈するもの等、如何な
る材質及び形状からなるゴミ容器に対しても、有利に適
用され得ることは、勿論である。
【0060】その他、一々列挙はしないが、本発明が、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【図1】本発明に従うゴミ容器の一例を示す正面説明図
である。
である。
【図2】図1に示されたゴミ容器の平面説明図である。
【図3】図1に示されたゴミ容器の縦断面説明図であ
る。
る。
【図4】図1に示されたゴミ容器の要部拡大断面説明図
である。
である。
【図5】本発明に従うゴミ容器の別の例を示す図であっ
て、その蓋体の内面形態を説明するための要部拡大説明
図である。
て、その蓋体の内面形態を説明するための要部拡大説明
図である。
【図6】図5におけるA矢視説明図である。
【図7】図5に示されたゴミ容器に取り付けられる付勢
手段を示す斜視説明図である。
手段を示す斜視説明図である。
【図8】従来のゴミ容器を示す図1に対応する図であ
る。
る。
10 ゴミ容器 12 容器本体 14 蓋体 16 開口部 18 フランジ部 22 把手 26 固定係合部材 28 移動係合部
材 30 フック部 32 作用部 42 板バネ 44 爪部 48 案内面 60 支柱部 66 付勢部材
材 30 フック部 32 作用部 42 板バネ 44 爪部 48 案内面 60 支柱部 66 付勢部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−193702(JP,A) 実開 昭48−77303(JP,U) 実開 昭57−169707(JP,U) 実開 昭61−41103(JP,U) 実開 昭61−62701(JP,U) 実開 昭55−82205(JP,U) 実開 昭50−136974(JP,U) 実開 昭50−136973(JP,U) 実開 昭48−69578(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65F 1/00 B65F 1/16
Claims (1)
- 【請求項1】 上部が開口せしめられた、ゴミが収容さ
れる容器本体と、該容器本体の上部開口に装着されて、
該上部開口を覆蓋する蓋体とを含み、且つ該蓋体の外面
に、該容器本体の上部開口を該蓋体にて開閉する際に把
持される把手を設けてなるゴミ容器において、 前記蓋体に設けられ、前記容器本体の上部開口の周縁部
に外方に突出するように設けたフランジ部に対して、フ
ック部にて係合せしめられることによって、該蓋体の該
容器本体に対する自由な離脱を阻止し得る係合部材の複
数を配し、そのうちの少なくとも一つを、該蓋体の外周
縁部に位置するフック部と、該蓋体の外周縁部より前記
把手の形成部位側に延びる作用部とから構成して、該蓋
体の外周縁部の所定部位に、該容器本体に係合せしめら
れる係合位置と、かかる係合状態が解除される解除位置
との間で移動し得るように配置し、該フック部が前記蓋
体の外周縁部から所定距離外方に突出移動せしめられる
ことによって前記解除位置となるように構成する一方、
該少なくとも一つの係合部材の前記係合位置と前記解除
位置との間での移動を行なわしめる操作部材を、前記把
手又はその近傍に設けて、該少なくとも一つの係合部材
の作用部に対する該操作部材の移動作動によって、該作
用部の延びる方向に該少なくとも一つの係合部材が移動
せしめられるように構成し、更に、該少なくとも一つの
係合部材の前記フック部の下面に、前記フランジ部の突
出方向に向かって下傾する傾斜面乃至は湾曲面状の案内
面を形成すると共に、該少なくとも一つの係合部材に対
して、前記係合位置に移動せしめる方向に付勢力を及ぼ
す付勢手段を設け、かかるフック部が、その案内面を前
記フランジ部に当接せしめた状態で、前記蓋体を前記容
器本体に対して押し下げることによって、該付勢手段の
付勢力に抗して、前記解除位置に移動せしめられて、該
フランジ部に係合させられ得るようにしたことを特徴と
するゴミ容器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27497494A JP3274299B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | ゴミ容器 |
TW85103353A TW289015B (ja) | 1994-11-09 | 1996-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27497494A JP3274299B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | ゴミ容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08133401A JPH08133401A (ja) | 1996-05-28 |
JP3274299B2 true JP3274299B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=17549161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27497494A Expired - Fee Related JP3274299B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | ゴミ容器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3274299B2 (ja) |
TW (1) | TW289015B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW200844406A (en) | 2007-05-02 | 2008-11-16 | Univ Nat Chiao Tung | Sensing apparatus |
TW200843992A (en) | 2007-05-02 | 2008-11-16 | Univ Nat Chiao Tung | Carrier with barrier-overpassing |
KR100948541B1 (ko) * | 2009-10-26 | 2010-03-18 | 전창균 | 휴지통 캡 |
JP6960597B2 (ja) * | 2017-05-30 | 2021-11-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 蓋 |
-
1994
- 1994-11-09 JP JP27497494A patent/JP3274299B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-03-20 TW TW85103353A patent/TW289015B/zh active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08133401A (ja) | 1996-05-28 |
TW289015B (ja) | 1996-10-21 |
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