JPH072482Y2 - ゴミ収納容器 - Google Patents

ゴミ収納容器

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Publication number
JPH072482Y2
JPH072482Y2 JP5581191U JP5581191U JPH072482Y2 JP H072482 Y2 JPH072482 Y2 JP H072482Y2 JP 5581191 U JP5581191 U JP 5581191U JP 5581191 U JP5581191 U JP 5581191U JP H072482 Y2 JPH072482 Y2 JP H072482Y2
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JP
Japan
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umbrella bag
opening
mounting frame
dust
main body
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JP5581191U
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JPH051702U (ja
Inventor
篠崎充嗣
河崎淳三郎
Original Assignee
河崎 淳三郎
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はス―パ―マ―ケットやデ
パ―トで、晴天時にはゴミ箱として使用できるととも
に、雨天時には傘を収納する傘袋収納体およびゴミや使
用済みの傘袋を収納できる容器として使用することので
きるゴミ収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ス―パ―マ―ケット等では雨天時
には店内が傘からの雨水によって汚れるのを防止するた
め、入口部分に使い捨ての傘袋を吊り下げ状態で保持す
る傘袋収納棚および使用後の傘袋を収納するゴミ箱が用
意される。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】従来の傘袋収納棚は
傘袋を吊り下げるものであるため、晴天時には見苦し
く、お客の目に付かない場所に保管しておかなければな
らないという欠点があった。また、傘袋を収納するゴミ
箱も傘袋収納棚を設置した近辺に設置しなければなら
ず、設置作業に苦労するという欠点があった。
【0004】本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、
雨天時には傘袋取付け枠を上方に突出させて傘袋を取出
して使用できるとともに、該傘袋取付け枠を上方に突出
させると自動的にゴミ投入口を開放状態にして使用済み
の傘袋の投入を容易にでき、かつ晴天時にはゴミ投入口
が閉状態のゴミ箱として使用できる、常時入口部に美観
を損うことなく設置して使用できるゴミ収納容器を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は上部にゴミ投入口が形成されたゴミ収納容
器本体と、このゴミ収納容器本体の後部側の上面より上
方に出没可能に取付けられた傘袋取付け枠と、この傘袋
取付け枠を上方に突出させた状態の保持および下方に収
納した状態を保持する保持機構と、前記ゴミ収納容器本
体に回動可能に取付けられた前記ゴミ投入口を開閉する
開閉蓋と、前記傘袋取付け枠を上方に突出させると前記
開閉蓋を開放状態にし、傘袋取付け枠を下方に収納する
と開閉可能な閉状態にする開閉蓋作動機構とでゴミ収納
容器を構成している。
【0006】
【作用】上記のように構成されたゴミ収納容器は、ゴミ
収納容器本体の上方に傘袋取付け枠を突出させると、該
突出状態を保持機構で保持して傘袋取付け枠に取付けら
れた傘袋を取出すことができる。傘袋取付け枠を突出さ
せると開閉蓋作動機構によって開閉蓋を開放状態にし、
ゴミ収納容器本体のゴミ投入口を開放する。また、傘袋
取付け枠を収納状態にすると開閉蓋作動機構によって開
閉蓋を閉状態にし、ゴミ収納容器本体のゴミ投入口を開
閉蓋で開閉可能な閉状態にできる。
【0007】
【本考案の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
考案を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図8の本考案の第1の実施例に
おいて、1はゴミ収納容器本体で、このゴミ収納容器本
体1は底面の後方隅部にキャスタ―2、2が、前方隅部
に高さ調整用のストッパ―片3、3が取付けられたベ―
ス板4と、このベ―ス板4に固定された前面に開閉蓋5
が取付けられた筒壁6と、この筒壁6の上部を覆うよう
に取付けられた前方にゴミ投入口7、後方に傘袋取付け
枠挿入孔8および後部中央部に凹部9が形成されたカバ
―体10とから構成されている。
【0009】11は前記ゴミ収納容器本体1のカバ―体
10の傘袋取付け枠挿入孔8の上面より上方に突出可能
に取付けられた傘袋取付け枠で、この傘袋取付け枠11
は前記傘袋取付け枠挿入孔8より上方へ突出可能でかつ
前記ゴミ収納容器本体1内に収納可能な門型の傘袋取付
け枠本体12と、この傘袋取付け枠本体12の背面部を
覆う背面板13と、この背面板13のほぼ中央部に固定
されたハット形鋼形状の補強板14と、この補強板14
内に一端が該補強板14に取付けられ、他端が前記ゴミ
収納容器本体1に取付けられた油圧ダンパ―15と、前
記背面板13の上部寄りの部位に固設された使い捨て用
の傘袋16を吊り下げ状態で支持する傘袋支持片17、
17と、この傘袋支持片17、17部位を開閉可能に覆
う前記傘袋取付け枠本体12の上部に開閉可能に取付け
られたカバ―18とから構成されている。
【0010】19は前記傘袋取付け枠11の収納状態お
よび突出状態を保持する保持機構で、この保持機構19
は前記傘袋取付け枠本体12の両側部材20、20の下
部寄りの部位に形成した一対の透孔21、21と、前記
両側部材20、20のほぼ中央部で枢支ピン22、22
で枢支され、先端部に前記透孔21、21よりそれぞれ
突出する係止片23、23が形成され、後端部に前記カ
バ―体10の凹部9より指先で操作できる操作部24が
形成されたロック部材25と、このロック部材25の係
止片23、23を常時前記透孔21、21より突出する
ように付勢する付勢スプリング26、26と、前記傘袋
取付け枠11の収納状態位置および突出状態位置で前記
両側部材20、20の透孔21、21と対応する部位の
前記ゴミ収納容器本体1に形成された前記係止片23、
23が着脱可能に係止する下部係止孔27、27および
上部係止孔28、28とから構成されている。
【0011】29は前記ゴミ収納容器本体1に枢支ピン
30で回動可能に取付けられた前記ゴミ投入口7を開閉
する開閉蓋である。
【0012】31は前記傘袋取付け枠11を上方に突出
させると前記開閉蓋29を開放状態にし、傘袋取付け枠
11を下方に収納すると開閉蓋29を開閉可能な閉状態
にする開閉蓋作動機構で、この開閉蓋作動機構31は前
記開閉蓋29に取付けられた該開閉蓋29を常時閉蓋状
態に付勢する該開閉蓋29の後方に位置する重り32
と、前記傘袋取付け枠11を上方へ突出させた状態で前
記重り32を押し上げ、前開閉蓋29を開放状態に保持
する前記傘袋取付け枠本体12に取付けられた押し上げ
片33とから構成されている。
【0013】34は前記ゴミ収納容器本体1内に収納さ
れた前記ゴミ投入口7からのゴミを収納するゴミ箱であ
る。
【0014】上記構成のゴミ収納容器35は傘袋取付け
枠11を収納状態にすると、図2に示すように普通のゴ
ミ収納容器と同様にゴミ投入口7が開閉蓋29で開閉可
能な閉状態となる。したがって、開閉蓋29を押し付け
てゴミ投入口7を開放して内部にゴミを投入することが
できる。
【0015】傘袋16を使用する場合、カバ―体10の
凹部9に指先を挿入し、保持機構19のロック部材25
の操作部24を操作すると、係止片23、23が下部係
止孔27、27との係合が解除される。このため、ダン
パ―15によって、図3に示すように傘袋取付け枠11
が中間部位まで突出する。しかる後、傘袋取付け枠11
を上方へ突出させることにより、係止片23、23が上
部係止孔28、28と自動的に係止し、突出状態を保持
し、傘袋の取出し使用が可能となる。
【0016】この傘袋取付け枠11の突出状態では開閉
蓋作動機構31が作動して開閉蓋29が開放状態とな
る。このため、ゴミ投入口7は常時開放状態となり、使
用済みの傘袋16をゴミ投入口7より投入することがで
きる。
【0017】傘袋取付け枠11を収納状態にするには保
持機構19のロック部材25の操作部24を操作する
と、係止片23、23が上部係止孔28、28との係合
が解除し、傘袋取付け枠11の自重によって指を挟んだ
りすることがない、ダンパ―15が作動する中間部まで
自動的に下降する。しかる後、ダンパ―15に抗して傘
袋取付け枠11を押込み、係止片23、23と下部係止
孔27、27とを自動的に係止させる。
【0018】
【本考案の異なる実施例】次に図9および図10の本考
案の異なる実施例につき説明する。なお、この本考案の
異なる実施例の説明に当って、前記本考案の第1の実施
例と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を
省略する。
【0019】図9および図10の本考案の第2の実施例
において、前記本考案の第1の実施例と主に異なる点
は、補強板14にダンパ―のかわりに圧縮スプリング3
6を取付けた点で、この圧縮スプリング36を用いても
同様な作用効果が得られるゴミ収納容器35Aにでき
る。なお、ダンパ―や圧縮スプリングを使用しないゴミ
収納容器にしてもよい。
【0020】
【本考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考
案にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0021】(1)上部にゴミ投入口が形成されたゴミ
収納容器本体と、このゴミ収納容器本体の後部側の上面
より上方に出没可能に取付けられた傘袋取付け枠と、こ
の傘袋取付け枠を上方に突出させた状態の保持および下
方に収納した状態を保持する保持機構と、前記ゴミ収納
容器本体に回動可能に取付けられた前記ゴミ投入口を開
閉する開閉蓋と、前記傘袋取付け枠を上方に突出させる
と前記開閉蓋を開放状態にし、傘袋取付け枠を下方に収
納すると開閉可能な閉状態にする開閉蓋作動機構とで構
成されているので、傘袋を使用できる傘袋取付け枠を上
方に突出させた状態で、ゴミ投入口の開閉蓋を自動的に
開放状態にできる。したがって、使用済みの傘袋等のゴ
ミをゴミ投入口より容易にゴミ収納容器本体内に投入で
き、従来のように開閉蓋の開放作業で手を濡らしたりし
て汚れるのを防止できる。
【0022】(2)前記(1)によって、傘袋取付け枠
を収納状態にすると、ゴミ投入口を開閉蓋で開閉可能な
閉状態にできる。したがって、ゴミ投入口よりタバコ等
の吸い殻が投入されるのを効率よく防止できる。
【0023】(3)前記(1)によって、ゴミ投入口の
開放状態、開閉可能な閉状態に自動的にできるので、楽
で正確な使用状態で使用することができる。
【0024】(4)前記(1)によって、ス―パ―マ―
ケット等の入口部に設置することにより、雨天時にはゴ
ミ収納部を備えた傘袋収納容器として使用することがで
きるとともに、晴天時には傘袋取付け枠を収納してゴミ
収納容器として使用できる。したがって、美観を損うこ
となく常時ス―パ―マ―ケット等の入口に設置して使用
することができる。
【0025】(5)請求項2も前記(1)〜(4)と同
様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の動作状態を示す断面
図。
【図2】本考案の第1の実施例を示す斜視図。
【図3】本考案の第1の実施例を示す側面図。
【図4】本考案の第1の実施例を示す背面図。
【図5】本考案の第1の実施例を示す平面図。
【図6】本考案の第1の実施例を示す底面図。
【図7】本考案の第1の実施例を示す縦断面図。
【図8】本考案の第1の実施例の保持機構の説明図。
【図9および図10】本考案の第2の実施例を示す説明
図。
【符号の説明】
1:ゴミ収納容器本体、 2:キャスタ―、
3:ストッパ―片、 4:ベ―ス板、5:開閉蓋、
6:筒壁、7:ゴミ投入口、
8:傘袋取付け枠挿入孔、9:凹部、
10:カバ―体、11:傘袋取付け
枠、 12:傘袋取付け枠本体、13:背
面板、 14:補強板、15:油圧
ダンパ―、 16:傘袋、17:傘袋支持片、
18:カバ―、19:保持機構、
20:両側部材、21:透孔、
22:枢支ピン、23:係止片、
24:操作部、25:ロック部材、
26:付勢スプリング、27:下部係止孔、
28:上部係止孔、29:開閉蓋、
30:枢支ピン、31:開閉蓋作動機構、
32:重り、33:押し上げ片、 34:
ゴミ袋、35、35A:コミ収納容器、 36:圧
縮スプリング。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部にゴミ投入口が形成されたゴミ収納
    容器本体と、このゴミ収納容器本体の後部側の上面より
    上方に出没可能に取付けられた傘袋取付け枠と、この傘
    袋取付け枠を上方に突出させた状態の保持および下方に
    収納した状態を保持する保持機構と、前記ゴミ収納容器
    本体に回動可能に取付けられた前記ゴミ投入口を開閉す
    る開閉蓋と、前記傘袋取付け枠を上方に突出させると前
    記開閉蓋を開放状態にし、傘袋取付け枠を下方に収納す
    ると開閉可能な閉状態にする開閉蓋作動機構とからなる
    ことを特徴とするゴミ収納容器。
  2. 【請求項2】 上部にゴミ投入口が形成されたゴミ収納
    容器本体と、このゴミ収納容器本体の後部側の上面より
    上方に出没可能に取付けられた傘袋取付け枠と、この傘
    袋取付け枠を上方に突出させた状態の保持および下方に
    収納した状態を保持する保持機構と、前記ゴミ収納容器
    本体に回動可能に取付けられた前記ゴミ投入口を開閉す
    る開閉蓋と、この開閉蓋に取付けられた該開閉蓋を常時
    前記ゴミ投入口を閉状態に付勢する重り、および前記傘
    袋取付け枠に取付けられた該傘袋取付け枠を上方に突出
    させた場合に前記重りを押し上げ、前記開閉蓋を開放状
    態にする押し上げ片とからなる開閉蓋作動機構とを備え
    たことを特徴とするゴミ収納容器。
JP5581191U 1991-06-21 1991-06-21 ゴミ収納容器 Expired - Lifetime JPH072482Y2 (ja)

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JP5581191U JPH072482Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 ゴミ収納容器

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JP5581191U JPH072482Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 ゴミ収納容器

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JPH051702U JPH051702U (ja) 1993-01-14
JPH072482Y2 true JPH072482Y2 (ja) 1995-01-25

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ID=13009317

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