JPH085071Y2 - グローブボックス - Google Patents
グローブボックスInfo
- Publication number
- JPH085071Y2 JPH085071Y2 JP14098089U JP14098089U JPH085071Y2 JP H085071 Y2 JPH085071 Y2 JP H085071Y2 JP 14098089 U JP14098089 U JP 14098089U JP 14098089 U JP14098089 U JP 14098089U JP H085071 Y2 JPH085071 Y2 JP H085071Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- box body
- opening
- box
- rear wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、インストルメントパネルに形成されるグロ
ーブボックスに関するものである。
ーブボックスに関するものである。
自動車の前席前方に位置するインストルメントパネル
には、車検証や種々の小物類を収納するためのグローブ
ボックスが設けてある。このグローブボックスの一種
に、第5図に示すものがある。この図に示すグローブボ
ックス(1)は、インストルメントパネル(2)の下部
前席側に、前面が開口したボックスハウジング(3)を
形成し、このボックスハウジング(3)内に、上面が開
口したバケットタイプのボックス本体(4)を、枢軸
(5)を介して回動自在に支持する構造をとっている。
には、車検証や種々の小物類を収納するためのグローブ
ボックスが設けてある。このグローブボックスの一種
に、第5図に示すものがある。この図に示すグローブボ
ックス(1)は、インストルメントパネル(2)の下部
前席側に、前面が開口したボックスハウジング(3)を
形成し、このボックスハウジング(3)内に、上面が開
口したバケットタイプのボックス本体(4)を、枢軸
(5)を介して回動自在に支持する構造をとっている。
そしてグローブボックス(1)を閉じる時には、第5
図二点鎖線に示す如く、ボックス本体(4)を上方(図
中反時計方向)に回動させ、ボックス本体(4)の上面
開口部(4a)をボックスハウジング(3)の上壁(3a)
と対向させることにより、グローブボックス(1)を閉
じさせる。又、グローブボックス(1)を開く時には、
第5図実線に示す如く、ボックス本体(4)を下方(図
中時計方向)に回動させ、ボックス本体(4)の上面開
口部(4a)が前席側を向くように位置させることによ
り、グローブボックス(1)を開き、ボックス本体
(4)内への小物類の出し入れが行えるようにしてあ
る。
図二点鎖線に示す如く、ボックス本体(4)を上方(図
中反時計方向)に回動させ、ボックス本体(4)の上面
開口部(4a)をボックスハウジング(3)の上壁(3a)
と対向させることにより、グローブボックス(1)を閉
じさせる。又、グローブボックス(1)を開く時には、
第5図実線に示す如く、ボックス本体(4)を下方(図
中時計方向)に回動させ、ボックス本体(4)の上面開
口部(4a)が前席側を向くように位置させることによ
り、グローブボックス(1)を開き、ボックス本体
(4)内への小物類の出し入れが行えるようにしてあ
る。
又、上記形式のグローブボックス(1)の中には、イ
ンストルメントパネル(2)のボックスハウジング
(3)の上部に形成される空間(6)をも有効利用する
ため、第6図に示す如く、この空間(6)内にセカンド
ボックス(7)を枢軸(8)を介して回動自在に支持す
ると共に、ボックスハウジング(3)の上壁(3a)に、
セカンドボックス(7)が通過可能な開口部(3b)を設
けたものがある。そして、セカンドボックス(7)の使
用時には、第6図に示す如く、ボックス本体(4)を下
方に回動させ、ボックス本体(4)を開いた状態で、セ
カンドボックス(7)を下方に回動させ、セカンドボッ
クス(7)の上面に設けた開口部(7a)が前席側を向い
て開くようにし、この状態でセカンドボックス(7)へ
の小物類の出し入れを行う。又グローブボックス(1)
を閉じる時には、先ず、セカンドボックス(7)を上方
に回動させ、セカンドボックス(7)を空間(6)内に
収納した後、ボックス本体(4)を上方に回動させ、ボ
ックス本体(4)を閉じるようにする。尚、上記セカン
ドボックスを有するグローブボックスの従来例として
は、実開昭62−185148号公報に開示されたインストルメ
ントパネルがある。
ンストルメントパネル(2)のボックスハウジング
(3)の上部に形成される空間(6)をも有効利用する
ため、第6図に示す如く、この空間(6)内にセカンド
ボックス(7)を枢軸(8)を介して回動自在に支持す
ると共に、ボックスハウジング(3)の上壁(3a)に、
セカンドボックス(7)が通過可能な開口部(3b)を設
けたものがある。そして、セカンドボックス(7)の使
用時には、第6図に示す如く、ボックス本体(4)を下
方に回動させ、ボックス本体(4)を開いた状態で、セ
カンドボックス(7)を下方に回動させ、セカンドボッ
クス(7)の上面に設けた開口部(7a)が前席側を向い
て開くようにし、この状態でセカンドボックス(7)へ
の小物類の出し入れを行う。又グローブボックス(1)
を閉じる時には、先ず、セカンドボックス(7)を上方
に回動させ、セカンドボックス(7)を空間(6)内に
収納した後、ボックス本体(4)を上方に回動させ、ボ
ックス本体(4)を閉じるようにする。尚、上記セカン
ドボックスを有するグローブボックスの従来例として
は、実開昭62−185148号公報に開示されたインストルメ
ントパネルがある。
上記した如く、ボックス本体(4)の上方にセカンド
ボックス(7)を設けるようにすれば、ボックス本体
(4)上部の空間(6)も小物入れとして使用すること
ができ、グローブボックス(1)全体の収容量を増すこ
とができる。しかし、ボックス本体(4)の上方にセカ
ンドボックス(7)を配置する構造をとると、ボックス
本体(4)を開いた後、セカンドボックス(7)を下方
に回動させ、セカンドボックス(7)を開く時、セカン
ドボックス(7)の底面(7b)がボックス本体(4)の
後壁(4b)の上縁部(4b′)と接触してしまい、セカン
ドボックス(7)を大きく開くことができず、セカンド
ボックス(7)への小物類の出し入れがやりにくいとい
った欠点があった。又、ボックス本体(4)の後壁(4
b)を短くすれば、セカンドボックス(7)を大きく開
くことはできるが、このようにすると、ボックス本体
(4)内に収納した小物類が、ボックス本体(4)の後
壁(4b)とボックスハウジング(3)の後壁(3c)との
間に嵌まり込むといったトラブルが発生するといった問
題があった。
ボックス(7)を設けるようにすれば、ボックス本体
(4)上部の空間(6)も小物入れとして使用すること
ができ、グローブボックス(1)全体の収容量を増すこ
とができる。しかし、ボックス本体(4)の上方にセカ
ンドボックス(7)を配置する構造をとると、ボックス
本体(4)を開いた後、セカンドボックス(7)を下方
に回動させ、セカンドボックス(7)を開く時、セカン
ドボックス(7)の底面(7b)がボックス本体(4)の
後壁(4b)の上縁部(4b′)と接触してしまい、セカン
ドボックス(7)を大きく開くことができず、セカンド
ボックス(7)への小物類の出し入れがやりにくいとい
った欠点があった。又、ボックス本体(4)の後壁(4
b)を短くすれば、セカンドボックス(7)を大きく開
くことはできるが、このようにすると、ボックス本体
(4)内に収納した小物類が、ボックス本体(4)の後
壁(4b)とボックスハウジング(3)の後壁(3c)との
間に嵌まり込むといったトラブルが発生するといった問
題があった。
上記問題点を解決するため、本考案はインストルメン
トパネルの下部前席側に形成されるボックスハウジング
に、上面が開口したボックス本体を枢軸を中心として回
動自在に設けてなるグローブボックスに於いて、上記ボ
ックス本体真上のボックスハウジング内に係合軸を中心
としてボックス本体側へ回動自在にトレーを設け、この
トレー底面に横方向全幅に亘って開口部を形成すると共
にこの開口部の前縁部がフレキシブルヒンジとなって開
口部を閉塞できるように開閉蓋を延在する一方、上記ボ
ックス本体の後壁上縁部に、上記トレーの開口部の両側
縁部と対応する一対の切欠き部を形成し、上記ボックス
本体を開いた状態で上記トレーをボックス本体側へ回動
させた時に、ボックス本体の切欠き部間の後壁上縁部が
トレーの開閉蓋をフレキシブルヒンジを中心として回動
させながら開口部からトレー内に進入し、かつ、トレー
の開口部の両側縁部がボックス本体の後壁上縁部の切欠
き部に嵌合するように構成している。
トパネルの下部前席側に形成されるボックスハウジング
に、上面が開口したボックス本体を枢軸を中心として回
動自在に設けてなるグローブボックスに於いて、上記ボ
ックス本体真上のボックスハウジング内に係合軸を中心
としてボックス本体側へ回動自在にトレーを設け、この
トレー底面に横方向全幅に亘って開口部を形成すると共
にこの開口部の前縁部がフレキシブルヒンジとなって開
口部を閉塞できるように開閉蓋を延在する一方、上記ボ
ックス本体の後壁上縁部に、上記トレーの開口部の両側
縁部と対応する一対の切欠き部を形成し、上記ボックス
本体を開いた状態で上記トレーをボックス本体側へ回動
させた時に、ボックス本体の切欠き部間の後壁上縁部が
トレーの開閉蓋をフレキシブルヒンジを中心として回動
させながら開口部からトレー内に進入し、かつ、トレー
の開口部の両側縁部がボックス本体の後壁上縁部の切欠
き部に嵌合するように構成している。
ボックス本体を枢軸を中心として前席側に回動させ、
トレーを係合軸を中心としてボックス本体側へ回動させ
る。このとき、ボックス本体に形成された一対の切欠き
部間の後壁上縁部は、トレー底面に摺接しながらトレー
底面前部へと移動していく。
トレーを係合軸を中心としてボックス本体側へ回動させ
る。このとき、ボックス本体に形成された一対の切欠き
部間の後壁上縁部は、トレー底面に摺接しながらトレー
底面前部へと移動していく。
一対の切欠き部間の後壁上縁部がトレーの開口部に到
達すると、フレキシブルヒンジを中心として回動自在な
開閉蓋が上方に持ち上げられる。開閉蓋が上方に持ち上
げられて、後壁上縁部の一部がトレー内に進入した分だ
け、トレーが係合軸を中心としてさらに下方に回動可能
となる。
達すると、フレキシブルヒンジを中心として回動自在な
開閉蓋が上方に持ち上げられる。開閉蓋が上方に持ち上
げられて、後壁上縁部の一部がトレー内に進入した分だ
け、トレーが係合軸を中心としてさらに下方に回動可能
となる。
一方、ボックス本体の後壁上縁部には、一対の切欠き
部が形成されているから、トレーの両側縁部は後壁上縁
部と抵触することなく、この切欠き部に嵌合していく。
部が形成されているから、トレーの両側縁部は後壁上縁
部と抵触することなく、この切欠き部に嵌合していく。
そして、切欠き部の下端にトレーの両側縁部が当接し
たときに、トレーの回動が停止される。
たときに、トレーの回動が停止される。
このようにボックス本体の後壁上縁部の一部がトレー
の開口部に進入し、かつ、トレー開口部の両側縁部がボ
ックス本体の切欠き部に嵌合するため、トレーはボック
ス本体側にさらに大きく回動可能となる。
の開口部に進入し、かつ、トレー開口部の両側縁部がボ
ックス本体の切欠き部に嵌合するため、トレーはボック
ス本体側にさらに大きく回動可能となる。
本考案の一実施例を第1図乃至第4図に基づいて説明
する。このグローブボックス(20)は、ボックスハウジ
ング(22)内に回動自在に設けられたボックス本体(2
3)と、このボックス本体(23)真上のボックスハウジ
ング(22)内にボックス本体(23)側へ回動自在に設け
られた浅い箱状のトレー(26)等から構成される。
する。このグローブボックス(20)は、ボックスハウジ
ング(22)内に回動自在に設けられたボックス本体(2
3)と、このボックス本体(23)真上のボックスハウジ
ング(22)内にボックス本体(23)側へ回動自在に設け
られた浅い箱状のトレー(26)等から構成される。
ボックス本体(23)は、図1(a)に示すように、前
壁(23a)と後壁(23b)によって上面が開口したバケッ
ト状に構成されている。この前壁(23a)下端は、枢軸
(24)によってボックスハウジング(22)下端に軸着さ
れている。後壁(23b)には、図1(b)(c)及び図
2に示すように、後壁上縁部(23b′)へ通じる切欠き
部(32)(32)が縦方向に一対形成されている。この一
対の切欠き部(32)(32)の間隔は、後述するトレー
(26)の両側縁部(26c)(26c)の間隔とほぼ同じかや
や広い。また、切欠き部(32)の切欠幅は、両側縁部
(26c)の肉厚よりもやや大きい程度とする。なお、こ
のボックス本体(23)は、前壁(23a)上部に組込まれ
たロック機構(25)によってインストルメントパネル
(21)と面一状態に係合可能である。
壁(23a)と後壁(23b)によって上面が開口したバケッ
ト状に構成されている。この前壁(23a)下端は、枢軸
(24)によってボックスハウジング(22)下端に軸着さ
れている。後壁(23b)には、図1(b)(c)及び図
2に示すように、後壁上縁部(23b′)へ通じる切欠き
部(32)(32)が縦方向に一対形成されている。この一
対の切欠き部(32)(32)の間隔は、後述するトレー
(26)の両側縁部(26c)(26c)の間隔とほぼ同じかや
や広い。また、切欠き部(32)の切欠幅は、両側縁部
(26c)の肉厚よりもやや大きい程度とする。なお、こ
のボックス本体(23)は、前壁(23a)上部に組込まれ
たロック機構(25)によってインストルメントパネル
(21)と面一状態に係合可能である。
一方、トレー(26)は、第4図に示す如く、上面が開
口した浅い箱状を呈し、後部先端に側面略u字形状をな
す一対の係合爪(27)(27)を備えている。この係合爪
(27)(27)を、デフロスタノズル(28)下方の係合軸
(29)に係合させることによってトレー(26)をボック
ス本体(23)真上に配置し、ボックス本体(23)上方の
空間(34)を有効利用できる構成になっている。また、
トレー(26)の底面(26a)前部に横方向全幅に亘る開
口部(26b)を形成し、この開口部(26b)の前縁部がフ
レキシブルヒンジ(30)となって開口部(26b)を閉塞
できるように開閉蓋(31)を一体的に延在している。
口した浅い箱状を呈し、後部先端に側面略u字形状をな
す一対の係合爪(27)(27)を備えている。この係合爪
(27)(27)を、デフロスタノズル(28)下方の係合軸
(29)に係合させることによってトレー(26)をボック
ス本体(23)真上に配置し、ボックス本体(23)上方の
空間(34)を有効利用できる構成になっている。また、
トレー(26)の底面(26a)前部に横方向全幅に亘る開
口部(26b)を形成し、この開口部(26b)の前縁部がフ
レキシブルヒンジ(30)となって開口部(26b)を閉塞
できるように開閉蓋(31)を一体的に延在している。
なお、インストルメントパネル(21)の内側下端に
は、第3図に示すように、トレー(26)の前部中央を係
合するロック爪(33)が取付けられている。
は、第3図に示すように、トレー(26)の前部中央を係
合するロック爪(33)が取付けられている。
次に、本実施例の作用について説明する。ロック機構
(25)を解除してボックス本体(23)を枢軸(24)を中
心として図1中右方向へ回動させて開いた後、図3に示
すロック爪(33)を解除してトレー(26)を係合軸(2
9)を中心としてボックス本体(23)側へ回動させる。
(25)を解除してボックス本体(23)を枢軸(24)を中
心として図1中右方向へ回動させて開いた後、図3に示
すロック爪(33)を解除してトレー(26)を係合軸(2
9)を中心としてボックス本体(23)側へ回動させる。
これに伴って一対の切欠き部(32)(32)間の後壁上
縁部(23b′)がトレー(26)の底面(26a)に当接しな
がらトレー(26)の前方に移動する。この後壁上縁部
(23b′)がトレー(26)の開口部(26b)に到達する
と、第1図(a)中二点鎖線に示すように、開閉蓋(3
1)が後壁上縁部(23b′)によって持ち上げられフレキ
シブルヒンジ(30)を中心として上方に回動される。開
閉蓋(31)の回動によって開口された開口部(26b)か
らトレー(26)内に、一対の切欠き部(32)(32)間の
後壁上縁部(23b′)が進入する。
縁部(23b′)がトレー(26)の底面(26a)に当接しな
がらトレー(26)の前方に移動する。この後壁上縁部
(23b′)がトレー(26)の開口部(26b)に到達する
と、第1図(a)中二点鎖線に示すように、開閉蓋(3
1)が後壁上縁部(23b′)によって持ち上げられフレキ
シブルヒンジ(30)を中心として上方に回動される。開
閉蓋(31)の回動によって開口された開口部(26b)か
らトレー(26)内に、一対の切欠き部(32)(32)間の
後壁上縁部(23b′)が進入する。
その一方、トレー(26)の両側縁部(26c)(26c)
は、ボックス本体(23)の後壁上縁部(23b′)に設け
た切欠き部(32)(32)に次第に深く嵌合していく。ト
レー(26)の両側縁部(26c)(26c)が切欠き部(32)
(32)の下端に当接することにより、トレーが所定角度
で支持される。
は、ボックス本体(23)の後壁上縁部(23b′)に設け
た切欠き部(32)(32)に次第に深く嵌合していく。ト
レー(26)の両側縁部(26c)(26c)が切欠き部(32)
(32)の下端に当接することにより、トレーが所定角度
で支持される。
本実施例によれば、ボックス本体(23)の後壁上縁部
(23b′)の一部がトレー(26)の開口部(26b)に進入
し、かつ、トレー(26)の両側縁部(26c)(26c)がボ
ックス本体(23)の切欠き部(32)(32)に嵌合する分
だけ、トレー(26)がボックス本体(23)側にさらに回
動することができる。その結果、トレー(26)は従来例
よりも下方に大きく開くことになり、トレー(26)への
小物類の出し入れを一層容易に行うことが可能となる。
又、グローブボックス(20)を閉じる時には、先ず、ト
レー(26)を上方へ回動させ、ロック爪(33)をインス
トルメントパネル(21)の所定の個所に係合させること
により、トレー(26)の下方への回動を防止できる。
尚、この時、トレー(26)の開口部(26b)は、開閉蓋
(31)によって閉塞されるため、この開口部(26b)か
らトレー(26)上に収納した小物類が下方に落ちること
はない。そしてこの後、ボックス本体(23)を上方に回
動させ、ボックス本体(23)を閉じれば、第1図実線に
示す如く、グローブボックス(20)を閉じることができ
る。
(23b′)の一部がトレー(26)の開口部(26b)に進入
し、かつ、トレー(26)の両側縁部(26c)(26c)がボ
ックス本体(23)の切欠き部(32)(32)に嵌合する分
だけ、トレー(26)がボックス本体(23)側にさらに回
動することができる。その結果、トレー(26)は従来例
よりも下方に大きく開くことになり、トレー(26)への
小物類の出し入れを一層容易に行うことが可能となる。
又、グローブボックス(20)を閉じる時には、先ず、ト
レー(26)を上方へ回動させ、ロック爪(33)をインス
トルメントパネル(21)の所定の個所に係合させること
により、トレー(26)の下方への回動を防止できる。
尚、この時、トレー(26)の開口部(26b)は、開閉蓋
(31)によって閉塞されるため、この開口部(26b)か
らトレー(26)上に収納した小物類が下方に落ちること
はない。そしてこの後、ボックス本体(23)を上方に回
動させ、ボックス本体(23)を閉じれば、第1図実線に
示す如く、グローブボックス(20)を閉じることができ
る。
上記した如く、本考案に係るグローブボックスは、ボ
ックス本体の上方に配置されるトレーの底面にボックス
本体の後壁上縁部の一部が進入できるように開閉蓋付き
の開口部を形成し、ボックス本体の後壁上縁部にトレー
の両側縁部が嵌合できるように切欠き部を形成したの
で、トレーの下方への回動量を従来よりも増加させるこ
とができる。そのため、トレーをボックス本体側に開く
時の開口部の面積を増大し、グローブボックス全体の収
容量が増加する。その結果、ボックス本体の上方に設け
たトレーへの小物類の出し入れが非常に容易に行なえる
ようになり、この種のグローブボックスの使い勝手を大
幅に向上できる。
ックス本体の上方に配置されるトレーの底面にボックス
本体の後壁上縁部の一部が進入できるように開閉蓋付き
の開口部を形成し、ボックス本体の後壁上縁部にトレー
の両側縁部が嵌合できるように切欠き部を形成したの
で、トレーの下方への回動量を従来よりも増加させるこ
とができる。そのため、トレーをボックス本体側に開く
時の開口部の面積を増大し、グローブボックス全体の収
容量が増加する。その結果、ボックス本体の上方に設け
たトレーへの小物類の出し入れが非常に容易に行なえる
ようになり、この種のグローブボックスの使い勝手を大
幅に向上できる。
第1図乃至第3図は本考案に係るグローブボックスを示
す断面図等であり、第1図(a)はグローブボックスの
開閉状態を示す図面、第1図(b)はボックス本体及び
トレーの平面図、第1図(c)はボックス本体及びトレ
ーの正面図、第2図はボックス本体に設けた切欠き部で
切断した図面、第3図はトレーのロック爪の部分で切断
した図面である。第4図は本考案に係るトレーの斜視
図、第5図及び第6図は、グローブボックスの従来例を
示す断面図である。 (20)……グローブボックス、(21)……インストルメ
ントパネル、(22)……ボックスハウジング、(23)…
…ボックス本体、(23b′)……後壁上縁部、(26)…
…トレー、(26a)……底面、(26b)……開口部、(26
c)……開口部の両側縁部、(30)……フレキシブルヒ
ンジ、(31)……開閉蓋、(32)……切欠き部
す断面図等であり、第1図(a)はグローブボックスの
開閉状態を示す図面、第1図(b)はボックス本体及び
トレーの平面図、第1図(c)はボックス本体及びトレ
ーの正面図、第2図はボックス本体に設けた切欠き部で
切断した図面、第3図はトレーのロック爪の部分で切断
した図面である。第4図は本考案に係るトレーの斜視
図、第5図及び第6図は、グローブボックスの従来例を
示す断面図である。 (20)……グローブボックス、(21)……インストルメ
ントパネル、(22)……ボックスハウジング、(23)…
…ボックス本体、(23b′)……後壁上縁部、(26)…
…トレー、(26a)……底面、(26b)……開口部、(26
c)……開口部の両側縁部、(30)……フレキシブルヒ
ンジ、(31)……開閉蓋、(32)……切欠き部
Claims (1)
- 【請求項1】インストルメントパネルの下部前席側に形
成されるボックスハウジングに、上面が開口したボック
ス本体を回動自在に設けてなるグローブボックスに於い
て、 上記ボックス本体真上のボックスハウジング内に、ボッ
クス本体側へ回動自在にトレーを設け、該トレー底面に
横方向全幅に亘って開口部を形成すると共に該開口部の
前縁部がフレキシブルヒンジとなって開口部を閉塞でき
るように開閉蓋を延在する一方、 上記ボックス本体の後壁上縁部に、上記トレーの開口部
の両側縁部と対応する一対の切欠き部を形成し、 上記ボックス本体を開いた状態で上記トレーをボックス
本体側へ回動させた時に、ボックス本体の切欠き部間の
後壁上縁部がトレーの開閉蓋をフレキシブルヒンジを中
心として回動させながら開口部からトレー内に進入し、
かつ、トレーの開口部の両側縁部がボックス本体の後壁
上縁部の切欠き部に嵌合するようにしたグローブボック
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14098089U JPH085071Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | グローブボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14098089U JPH085071Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | グローブボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0378649U JPH0378649U (ja) | 1991-08-09 |
JPH085071Y2 true JPH085071Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=31687914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14098089U Expired - Lifetime JPH085071Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | グローブボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085071Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4548274B2 (ja) * | 2005-08-22 | 2010-09-22 | 三菱自動車エンジニアリング株式会社 | 車両の収納構造 |
-
1989
- 1989-12-05 JP JP14098089U patent/JPH085071Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0378649U (ja) | 1991-08-09 |
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