JP4285874B2 - クーラーボックス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クーラーボックスに関し、特に、持ち運ぶ際に把持されるハンドルが装着されたクーラーボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のクーラーボックスとして、例えば、魚等を収納するための箱形の容体部と、容体部に開閉自在又は着脱自在に装着された蓋部と、容体部の対向する2つの側面に装着された概ねコ字形状のハンドルとを備えたものがある。この種のハンドルは、通常、基端部にハンドルの回動軸となる1対の軸部が形成されており、容体部の対向する2つの側面に形成された1対のハンドル軸支持部に回動自在に装着されている。
【0003】
このクーラーボックスでは、両側面のハンドルを上方に回動して使用姿勢とし、これを両手で把持することにより持ち運ぶことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のクーラーボックスのハンドルは、使用時においても非使用時においても係合されておらず自由な状態になっている。
【0005】
しかし、ハンドルを使用していない(非使用時である)運搬時等においてもハンドルが自由になっていると邪魔であり、また自由なハンドルが周囲の物に衝突してハンドルが損傷することも考えられる。
【0006】
本発明の目的は、容体部側面に装着されたハンドルが邪魔にならないクーラーボックスを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明1に係るクーラーボックスは、容体部と、蓋部と、ハンドルと、係合部とを備えている。容体部は上部に開口部を有している。蓋部は容体部の開口部に開閉自在又は着脱自在に装着されている。ハンドルは、容体部の側面に装着されている。そして、ハンドルは、柄部と柄部の先端に設けられた握り部とを有し、柄部の基端を中心として容体部の側面に回動自在に装着され、握り部が下方に回動された非使用姿勢と握り部が上方に回動された使用姿勢とをとり得る。係合部は、容体部の側面に設けられ、非使用姿勢のハンドルを係合保持するためのものである。そして、ハンドルの柄部は所定の間隔をあけて配置された第1構成部及び第2構成部を有し、ハンドルの握り部は第1構成部と第2構成部の先端側を連結するものである。そして、係合部は容体部の側面から外側に突出して第1構成部及び第2構成部の内側に係合するよう形成されている。
【0008】
このクーラーボックスでは、ハンドルを使用していない状態では、ハンドルを非使用姿勢として係合部に係合することにより容体部に保持させることができる。一方、クーラーボックスを持ち運ぶ場合は、ハンドルの係合部への係合を解除し、使用姿勢とする。
【0009】
ここでは、非使用状態において係合部がハンドルを係合保持しており、ハンドルが自由に動いて邪魔になったり、他の物と衝突するのを抑えている。
【0010】
また、このクーラーボックスでは、ハンドルを下方に回動させて係合部に係合することにより非使用姿勢とし、ハンドルを上方に回動させて使用姿勢とすることができる。
【0011】
さらに、このクーラーボックスでは、1つの係合部で1対の構成部を係合保持できるため、簡単な構成でハンドルを容体部に固定できる。また、係合部は1対の構成部の内側に形成されるため、1対の構成部の間の距離を大きくすることができ、ハンドルの操作が容易になる。
【0012】
発明に係るクーラーボックスは、発明のいずれかのクーラーボックスにおいて、容体部の側面に非使用姿勢のハンドルを収納可能な凹部が形成されている。
【0013】
このクーラーボックスでは、ハンドルを凹部に収納することができるため、ハンドルを使用しない場合は他の作業の邪魔にならないようにすることができる。また、クーラーボックスの収容スペースを狭くできる。
【0014】
発明に係るクーラーボックスは、発明のクーラーボックスにおいて、係合部は凹部内に形成されている。ここでは、係合部を凹部内に形成するために、係合部の外側への飛び出しが少なくなる。
【0015】
発明に係るクーラーボックスは、発明1から3のいずれかのクーラーボックスにおいて、凹部に収納されたハンドルの外側の面が容体部の側面と面一になるように、ハンドル厚み及び凹部深さが設定されている。
【0016】
ここでは、ハンドルを凹部内に収納した状態では、容体部側面からの飛び出しが無くなるために、他の作業の邪魔にならず、また見栄えも良好になる。
【0017】
発明に係るクーラーボックスは、発明のクーラーボックスにおいて、係合部は、凹部に収納されたハンドルの外側の面及び容体部の側面と面一になるような高さに形成されている。
【0018】
ここでは、係合部の高さも他の面と面一になるように設定されているので、前記同様に、他の作業の邪魔にならず、見栄えも良好になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明の一実施形態を採用したクーラーボックス1を示す。このクーラーボックス1は、箱形の容体部2と、容体部2の上に載置される蓋部3と、クーラーボックス1を持ち運ぶためのハンドル17とを有している。
【0020】
容体部2は、上部が開口されて内部に空間が形成されており、この空間内に魚等が保存される。容体部2は、断熱効果を必要とするため、内部及び外部表面壁となる1対のポリプロピレン製の部材の間に発泡ポリウレタン製の断熱材(図示せず)を内包する3層構造で構成されている。また、容体部2の対向する側面2a,2bには、蓋部3を着脱自在かつ両開き自在に支持するための1対のヒンジ部4が設けられている。さらに、容体部2の別の対向する側面2c,2dには、ハンドル17を収納するための凹部10が上端から下方に向けて形成されており、両側面2c,2dの上端部には、蓋部3を容体部2に対してロックするための蓋部ロック機構5が設けられている。また、凹部10の上部中央には、側面2c,2dの凹部10以外の面と同一高さに一体形成された係合部15が形成され、さらに凹部10の上端部の両外側には、ハンドル17を支持するための1対の軸支持部13が設けられている。
【0021】
蓋部3は、容体部2と同様に、内部及び外部表面壁となる1対のポリプロピレン製の部材の間に発泡ポリウレタン製の断熱材(図示せず)を内包する3層構造で構成されている。蓋部3の上部には、魚等を容体部2の空間に入れることができる小蓋9が開閉自在に設けられている。この小蓋9の近傍には、小蓋9をワンタッチで開くためのプッシュボタン12が配置されている。蓋部3の下面の周囲にはシール用のパッキン(図示せず)が装着されている。パッキンは、蓋部3を閉めたときに圧縮され、容体部2の開口端部と密着する。
【0022】
ハンドル17は、1対の柄部19(第1構成部及び第2構成部)と、1対の柄部19の他端部を連結するように設けられた握り部20とが一体に形成された概ねコ字形状の部材であり、樹脂等の僅かに可撓性を有する材質により形成されている。1対の柄部19のそれぞれの基端部は、容体部2側の1対の軸支持部13に回動自在に装着されており、ハンドル17を使用しない場合の状態(握り部20を下方に回動した状態)である非使用姿勢(図1参照)と、ハンドル17を使用する場合の状態(握り部20を上方に回動した状態)である使用姿勢(図2参照)とをとり得る。
【0023】
次に、ハンドル17の1対の柄部19及び握り部20と、凹部10と、係合部15との関係について詳細に説明する。
【0024】
まず、ハンドル17は、握り部20が下方に回動されて非使用姿勢にあるとき、全体が凹部10内に収納可能な大きさに形成されている。しかも、ハンドル17の厚みと凹部10の深さとは、ハンドル17が凹部10内に収納された状態で、ハンドル17の外側の面と容体部20の側面2c,2dの面とが面一になるように設定されている。また、1対の柄部19の間の距離(図2においてWiで示すように、柄部19の内側面間の距離)は、係合部15の横幅Woよりも僅かに短い。したがって、ハンドル17を下方に回動して凹部10内に収納する際は、ハンドル17の1対の柄部19の内側面が係合部15に当接しながらわずかに弾性変形して横方向に広がり、1対の柄部19によって係合部15を挟むようにして凹部10内にはめ込まれる。
【0025】
次に、このクーラボックス1の使用方法について説明する。
【0026】
クーラーボックス1を持ち運ばない場合は、ハンドル17を下方に回動し、非使用姿勢とする。この状態では、前述のように、ハンドル17は凹部10内に収納され、かつ係合部15に1対の柄部19が係合保持されて容体部2に固定されている。したがって、クーラーボックス1を車両のトランク等に載置して運搬する際に、ハンドル17が容体部2と衝突して不快な音が発生するのを防止できる。また、ハンドル17は凹部10内に収納されて容体部2の側面2c,2dから外側に突出しないため、クーラーボックスの近傍で作業を行っても、ハンドルが作業の妨げになることはない。しかもクーラーボックスを狭いスペースにおくことができる。
【0027】
クーラーボックス1を持ち運ぶ場合は、ハンドル17の握り部20を、1対の柄部19と係合部15との間の摩擦力に抗して上方に回動する。これにより、ハンドル17と係合部15との係合保持状態が解除され、このハンドル17を利用してクーラーボックス1を持ち運ぶことができる。
【0028】
[他の実施形態]
前記実施形態では、1対の柄部19の内側面と係合部15とを係合して、ハンドル17を容体部2に保持するようにしたが、ハンドルの保持のための構成はこれに限定されない。例えば、ハンドルの1対の柄部の外側面を凹部の横側面に係合して容体部に保持するようにしても良い。
【0029】
また、ハンドル及び係合部の形状も前記実施形態に限定されない。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、ハンドルを使用しない場合にハンドルを容体部に固定することができる。このため、ハンドルが容体部と衝突して不快な音が発生するのを防止できる。また、ハンドルは、容体部側面から突出せずに収納されるため、クーラーボックス近傍での作業の妨げとなることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態が採用された、ハンドルが非使用姿勢の場合のクーラーボックスの斜視図。
【図2】 本発明の一実施形態が採用された、ハンドルが使用姿勢の場合のクーラーボックスの斜視図。
【符号の説明】
1 クーラーボックス
2 容体部
3 蓋部
15 係合部
17 ハンドル
19 柄部(第1構成部、第2構成部)
20 握り部

Claims (5)

  1. 上部に開口部を有する容体部と、
    前記容体部の開口部に開閉自在又は着脱自在に装着された蓋部と、
    柄部と前記柄部の先端に設けられた握り部とを有し、前記柄部の基端を中心として前記容体部の側面に回動自在に装着され、前記握り部が下方に回動された非使用姿勢と前記握り部が上方に回動された使用姿勢とをとり得るハンドルと、
    前記容体部の側面に設けられ、非使用姿勢の前記ハンドルを係合保持するための係合部と、
    を備え、
    前記ハンドルの柄部は所定の間隔をあけて配置された第1構成部及び第2構成部を有し、
    前記ハンドルの握り部は前記第1構成部と第2構成部の先端側を連結するものであり、
    前記係合部は前記容体部の側面から外側に突出してかつ前記第1構成部及び第2構成部の内側に係合するよう形成されている、
    クーラーボックス。
  2. 前記容体部の側面に、非使用姿勢の前記ハンドルを収納可能な凹部が形成されている、請求項に記載のクーラーボックス。
  3. 前記係合部は前記凹部内に形成されている、請求項に記載のクーラーボックス。
  4. 前記凹部に収納されたハンドルの外側の面が前記容体部の側面と面一になるように、前記ハンドル厚み及び凹部深さが設定されている、請求項1から3のいずれかに記載のクーラーボックス。
  5. 前記係合部は、前記凹部に収納されたハンドルの外側の面及び前記容体部の側面と面一になるような高さに形成されている、請求項に記載のクーラーボックス。
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