JP4533473B2 - 画像読取装置、画像読取方法、及び記憶媒体 - Google Patents
画像読取装置、画像読取方法、及び記憶媒体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読取装置、画像読取方法、及び記憶媒体に関し、特に、原稿画像を読み取る光電変換手段と、該光電変換手段へ原稿を搬送する搬送手段とを備えた画像読取装置、該画像読取装置に適用される画像読取方法、及び該画像読取方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にスキャナと称される画像読取装置では、原稿が画像読取装置内に送給され、画像読取装置内部にあるイメージセンサーにて光電変換され、さらにA/D変換され、画像読取装置内のイメージメモリに一旦蓄えられる。その後、画像読取装置に接続されたホストコンピュータなどの上位装置にイメージデータとして送信される。
【0003】
読み取られる原稿は、種々の原稿サイズ、例えばA4、B4、レターなどといった用紙のサイズをそれぞれもっている。一般的には、これから読み取る原稿のサイズは、上位装置が画像読取装置に対して、画像を読み取る範囲として指定するものである。
【0004】
画像読取装置に対する読み取り領域の範囲の指定は、一般に横方向をx、縦方向をyとした座標で指定され、例えば、画像読み取り範囲の左上の座標を(x1,y1)、右下の座標を(x2,y2)といった形式で画像読取装置に対して設定される。
【0005】
ところで、紙の搬送制御および姿勢制御というものは一般的に困難なものであるため、紙が斜めになった状態で画像読取装置内を搬送されるということが頻発する。図11は、(x1,y1)、(x2,y2)として指定された画像読み取り範囲30に対して、原稿15が斜めに搬送されたことを示す図である。
【0006】
このような場合、図12に示すように、原稿上の31t,31b,31l,31rで示す三角形の領域が画像読み取り範囲30から外れているために最終的にイメージデータには含まれなくなってしまう。図12は、図11に示す画像読み取り範囲30から外れた原稿15の部分領域を示す図である。
【0007】
このような問題を解消するために、従来は読み取る原稿のサイズより一回り大きい領域を画像読取装置に対して指定していた。すなわち図13に示すように、読み取る原稿15のサイズに対してx方向(横方向)に左右にマージンMHを加えた領域を画像読み取り範囲30としてスキャンを行っていた。
【0008】
なお、y方向に対しては、特に原稿の搬送方向の先頭側にはマージンを加えることができない。これは、後述するように、画像読取装置内に設けられた原稿の進入を検知する原稿検知センサが原稿を検知することによってイメージセンサが読み取りを開始するようになっているためである。つまりイメージセンサに対面する位置に原稿中央部の先端[図11に示す座標(xc,y1)]がさしかかった時点でイメージセンサが読み取りを開始するため、y方向、特に原稿先頭側に対してはマージンを指定することができなかった。
【0009】
図16は、画像読取装置を制御するホストコンピュータ等の上位装置における、従来の読み取りサイズの設定画面を示す図である。この設定画面は、上位装置の一部をなすCRT等の画像表示装置に表示される画面である。この画面において、読み取る原稿のサイズと同じ領域を読み取り領域に指定したい場合は、定形ボタン41をクリックし、サイズ選択欄42の中から読み取る原稿のサイズに等しいものをひとつ選択する。
【0010】
一方、上述したように読み取り領域にマージンを持たせようとする場合は、読み取りサイズは定形のものではないため、非定形スイッチ43をクリックして、幅設定欄44および長さ設定欄45にマージン量の設定を行うことになる。ここで幅設定欄44に、読み取る原稿のサイズに前出のマージンMHの2倍の値を加えた値を入力すると、図13に示したように、左右にマージンMHが加わった、原稿サイズより一回り広い領域が読み取られることになる。
【0011】
一般的には上位装置の内部にて、この設定された幅および長さが、画像読取装置に固有の座標原点(図11あるいは図13における点Sで示された座標原点)を基にしたx、y座標値に変換されて画像読取装置に指示されることになる。ここでy方向の原点とは、前述したように原稿検知センサが原稿中央部の先端[図11に示す座標(xc,y1)]を検知したタイミングに相当するものである。したがって、図16に示す長さ設定欄45に入力された値は、搬送方向(y方向)の原稿末尾側(図13に示す原稿15の下部)に対してのマージン設定にのみ関連する。
【0012】
このような従来装置においてマージンを設定するには、例えば図13に示す原稿15がA4サイズであった場合、非定形ボタン43をまずクリックし、次にA4サイズの幅に、x方向のマージンMHの2倍を加えた値を、幅設定欄44に入力することになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来装置において、例えばA4の原稿に対してマージンを加えた領域をスキャンした後に、例えばA6サイズの原稿をスキャンしようとすると、そのままの読み取り領域の設定では、図14に示すように、画像読み取り範囲30で示した領域がスキャンされることになる。図14は、A4の原稿に基づく画像読み取り範囲30と、A6サイズの原稿15とを示す図である。
【0014】
そこで、A6の領域を読み取るには、図16の定形ボタン41を再度クリックした後、サイズ選択欄42の中からA6をクリックして、新たな読み取りを行えばよいが、この場合にはマージンが付加されていない。A6サイズに対してマージンを付加しようとすると、図15のように、A6サイズの幅に、x方向のマージンMHの2倍を加えた値を、幅設定欄44に入力するという作業を、再度行わなければならなかった。図15は、A6サイズの原稿15にマージンを加えた画像読み取り範囲30を示す図である。
【0015】
また、近年、読み取る原稿のサイズを指定しなくても、画像読取装置において原稿のサイズを検知し、該サイズ分のイメージデータを送出する画像読取装置が存在するが、このような装置においては、読み取り領域にマージンを付加することが全くできなかった。
【0016】
更に、従来の画像読取装置では、y方向の原点が、前述したように原稿検知センサが原稿中央部の先端[図11に示す座標(xc,y1)]を検知したタイミイグに相当するものであったため、原稿の先端より手前の部分(図13に示す原稿15の上部)にマージンを付加することができなかった。
【0017】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、原稿サイズが変更になってもマージンの設定が自動的に行えるようにした画像読取装置、画像読取方法、及び記憶媒体を提供することを第1の目的とする。
【0018】
また、画像読取装置において原稿のサイズを自動的に検知し、該サイズ分のイメージデータを送出する画像読取装置において、読み取り領域にマージンを付加することができるようにした画像読取装置、画像読取方法、及び記憶媒体を提供することを第2の目的とする。
【0019】
また、原稿の先端(搬送方向の先頭部)より前の部分にもマージンを付加することができるようにした画像読取装置、画像読取方法、及び記憶媒体を提供することを第3の目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の画像読取装置によれば、原稿画像を読み取る画像読取手段と、該画像読取手段へ原稿を搬送する搬送手段と、原稿搬送路における前記画像読取手段よりも上流の所定位置に原稿が達したことを検知する原稿位置検知手段と、前記原稿の4辺において原稿サイズと異なる画像読み取り領域を設定するための設定値である正の値としてのマージン量を外部の上位装置から受け取るマージン量受取手段と、前記搬送手段により搬送される原稿に関する前記マージン量受取手段が受け取ったマージン量と、前記原稿が前記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、前記原稿のサイズとに基づいて、前記原稿の搬送方向における少なくとも先端部を含む4辺にマージンを含めた領域である画像読み取り領域を設定する領域設定手段と、前記搬送手段によって前記原稿を搬送させながら、前記原稿が前記原稿位置検知手段によって検知された後、前記原稿の先端よりもマージン量だけ前の位置が前記画像読取手段の位置に到達するタイミングで前記画像読取手段による前記原稿の画像読み取りを開始させて前記画像読み取り領域の画像を読み取らせるよう制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0021】
上記目的を達成するために、本発明の画像読取方法によれば、原稿画像を読み取る画像読取手段と、該画像読取手段へ原稿を搬送する搬送手段と、原稿搬送路における前記画像読取手段よりも上流の所定位置を通過する原稿を検知する原稿位置検知手段とを備えた画像読取装置に適用される画像読取方法において、前記原稿の4辺において原稿サイズと異なる画像読み取り領域を設定するための設定値である正の値としてのマージン量を外部の上位装置から受け取るマージン量受取ステップと、前記搬送手段により搬送される原稿に関する前記マージン量受取ステップで受け取ったマージン量と、前記原稿が前記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、前記原稿のサイズとに基づいて、前記原稿の搬送方向における少なくとも先端部を含む4辺にマージンを含めた領域である画像読み取り領域を設定する領域設定ステップと、前記搬送手段によって前記原稿を搬送させながら、前記原稿が前記原稿位置検知手段によって検知された後、前記原稿の先端よりもマージン量だけ前の位置が前記画像読取手段の位置に到達するタイミングで前記画像読取手段による前記原稿の画像読み取りを開始させて前記画像読み取り領域の画像を読み取らせるよう制御する制御ステップと、を備えたことを特徴とする。
【0022】
上記目的を達成するために、本発明の記憶媒体によれば、原稿画像を読み取る画像読取手段と、該画像読取手段へ原稿を搬送する搬送手段と、原稿搬送路における前記画像読取手段よりも上流の所定位置を通過する原稿を検知する原稿位置検知手段とを備えた画像読取装置に適用される画像読取方法をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、前記画像読取方法が、前記原稿の4辺において原稿サイズと異なる画像読み取り領域を設定するための設定値である正の値としてのマージン量を外部の上位装置から受け取るマージン量受取ステップと、前記搬送手段により搬送される原稿に関する前記マージン量受取ステップで受け取ったマージン量と、前記原稿が前記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、前記原稿のサイズとに基づいて、前記原稿の搬送方向における少なくとも先端部を含む4辺にマージンを含めた領域である画像読み取り領域を設定する領域設定ステップと、前記搬送手段によって前記原稿を搬送させながら、前記原稿が前記原稿位置検知手段によって検知された後、前記原稿の先端よりもマージン量だけ前の位置が前記画像読取手段の位置に到達するタイミングで前記画像読取手段による前記原稿の画像読み取りを開始させて前記画像読み取り領域の画像を読み取らせるよう制御する制御ステップと、を備えたことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0026】
図1は、本発明に係る画像読取装置の機械的構成の概要を示す断面図である。図2は、該画像読取装置の電気的構成を示すブロック図である。図3は、該画像読取装置を制御するホストコンピュータの画像表示装置に表示される読み取りサイズの設定画面を示す図である。図4は、原稿と画像読み取り範囲との関係を示す図である。以下、図3及び図4を適宜参照しながら、図1及び図2に基づいて画像読取装置を説明する。
【0027】
画像読取装置であるスキャナ1は、図1に示す全体構成を持ち、図2に示すようにホストコンピュータ12に接続されている。制御手段であるホストコンピュータ12では、図3に示す読み取りサイズの設定画面を使用して、まず読み取りが行われる原稿のサイズが、原稿サイズ選択欄47を使用して指定される。指定されたサイズは、図4における点Sを原点とするx,y座標に変換されて、原稿15の左上の座標として、図4の点P1(x1,0)がスキャナ1に伝達され、原稿15の右下の座標として、点P2(x2,y2)がスキャナ1に伝達される。
【0028】
スキャナ1ではCPU2の制御により、この伝達された2点の座標をRAM4に格納する。
【0029】
同様に、図3におけるx方向マージン欄48およびy方向マージン欄49に所要の各マージン量が入力されると、それらの各値がスキャナ1に伝達され、RAM4に格納される。
【0030】
読み取りサイズおよびマージン量の設定がなされた後、ホストコンピュータ12より読み取り開始の指示があると、CPU2は駆動部5を制御することにより、給紙ローラー16を回転駆動させ、原稿台13上に積まれた原稿14のうち1枚の原稿15がスキャナ1内に搬送される。原稿15はやがてフォトセンサなどで構成される原稿検知センサ6にさしかかり、原稿を検知した旨の情報がCPU2へ送られる。
【0031】
従来の画像読取装置では、原稿の搬送速度および原稿検知センサが原稿を検知したタイミングから、原稿がイメージセンサにさしかかるタイミングを算出し、イメージセンサの駆動を開始していた。よってy方向にマージンが付加できなかったが、本発明のスキャナ1では、原稿15の先端が原稿検知センサ6にさしかかったタイミングおよび原稿15の搬送速度に基づいて、原稿15の先端がイメージセンサ8よりy方向のマージンMV分だけ手前の位置(すなわち図1に示す点S2)を通過するタイミングを算出し、このタイミングでイメージセンサ8の駆動を開始する。
【0032】
次に、x方向の読み取り領域をどのように設定するかについて説明する。図2に示すようにCPU2はタイミング発生部7に接続されている。タイミング発生部7の内部構成は図5に示すようになっている。
【0033】
図5において、20は、イメージセンサ8の走査1ラインの周期でパルスを発生する水平同期クロック発信器(Hclk)であり、21は、イメージセンサ8の1画素分のクロックを発生する画像クロック発信器(Gclk)である。22および24はカウンタであり、水平同期クロック発信器20からの水平同期クロックによって0にそれぞれリセットされ、以降、画像クロック発信器21からの画像クロック1パルスごとに1、2、3、とカウントアップしてゆく。23は、原稿15の読み取りが開始されるx方向の座標x1に相当する画像クロック分だけのカウント数Hscntを格納する開始カウントレジスタであり、該カウント数HscntはCPU2によって書き込まれる。25は、原稿15の読み取りが終了されるx方向の座標x2に相当する画像クロック分だけのカウント数Hecntを格納する終了カウントレジスタであり、やはり該カウント数HecntはCPU2から書き込まれる。
【0034】
イメージセンサ8は多数のCCDが直線状に配置された光電変換器であり、前記水平同期クロックおよび画像クロックが与えられることにより、水平同期クロックの立ち上がりのタイミングで一端側の画素から走査を開始し、画像クロックのパルス入力毎に1画素ずつ他端側に走査を移して行く。
【0035】
開始カウントレジスタ23は、カウンタ22から出力されるカウント値がカウント数Hscntに一致するまでは、出力信号Hstartを低レベルにしており、カウント数Hscntに一致すると、出力信号Hstartを高レベルにする。同様に、終了カウントレジスタ25は、カウンタ24から出力されるカウント値がカウント数Hecntに一致するまでは、出力信号Hendを低レベルにしており、カウント数Hecntに一致すると、出力信号Hendを高レベルにする。出力信号Hstartと、出力信号Hendをインバータ26で反転した信号とはゲート27に入力され、AND回路構成のゲート27で、図6で示したような区間信号Henbが生成される。この区間信号Henbはイメージセンサ8に入力され、イメージセンサ8は、区間信号Henbが高レベルの間だけ、画像データを出力する。なおゲート27には、CPU2から、y方向の走査期間を制限するためのy方向区間信号Venbが入力される。y方向区間信号Venbは、図1に示す点S2を原稿15の先端が通過するタイミングで高レベルになる信号である。
【0036】
このようにしてx方向における指定領域の画像信号がイメージセンサ8から得られると、その画像信号は、A/D変換やエッジ強調などを含んだ画像処理部9を経て、ぺージメモリ10に格納される。
【0037】
原稿15の搬送が進み、ホストコンピュータ12から指定されたy座標値y2にy方向マージンMVを加えた座標値(y2+MV)に相当するタイミングにて、これは図1に示す点S3に相当するタイミングであり、また、y方向区間信号Venbを立ち上げてから(y2+2*MV)だけ搬送を行ったタイミングであるが、そのタイミングにてCPU2はゲート27に送るy方向区間信号Venbのレベルを低レベルにする。よってy方向のマージンMvが原稿15後端に付加された領域30が読み取られることになる。
【0038】
上記した開始カウントレジスタ23と終了カウントレジスタ25とにCPU2が書き込むカウント数Hscnt,Hecnt、および原稿検知センサ6が原稿15を検知したタイミングに基づいてCPU2が制御するy方向区間信号Venbの高レベル期間は、図4に示した点P3および点P4を対角とする矩形領域を定義するものであり、したがって、図4に示したように、原稿15が斜行した場合でも、原稿15の全部が読み取られ得ることになる。
【0039】
ところで、次に読み取られるべき原稿サイズが前回と異なった場合、本実施形態では、図3に示した原稿サイズ選択欄47から、例えばA6を選択するだけで、マージンの設定を再度行う必要はない。これを、図7を参照して説明する。
【0040】
図7は、原稿サイズが前回と異なった場合の画像読み取り範囲30と、A6サイズの原稿15とを示す図である。指定されたサイズは、図7における点Sを原点とするx、y座標に変換されて、原稿15の左上の座標として、点P1がスキャナ1に伝達され、原稿の右下の座標として、点P2がスキャナ1に伝達される。そして、原稿サイズ変更前の設定マージン量が流用されて、前述と同様な制御がCPU2で行われ、図7に示した点P3、P4を対角とするマージンを含む矩形領域30が読み取られることになる。
【0041】
なお、本実施の形態では、読み取るべき原稿のサイズを操作者が指定しなくても、スキャナ1が自動的に原稿のサイズを検知し、読み取りマージン領域を付加してスキャンを行うことができる。これを以下に説明する。
【0042】
図3に示す自動サイズ検知ボタン50は、スキャナ1に対して操作者が、読み取り対象の原稿のサイズを自動的に検知するように指示するためのボタンであり、自動サイズ検知ボタン50をクリックすれば、操作者は、原稿サイズ選択欄47を用いた原稿サイズ指定を行う必要はない。さらに、x方向マージン欄48およびy方向マージン欄49に所望のマージン量を入力することにより、ホストコンピュータ12はスキャナ1に対して、原稿のサイズを自動的に検知するモードが指定された旨と、x、y方向の2つのマージン量MHおよびMVをスキャナ1に伝達する。
【0043】
図8は、スキャナ1の斜視図である。また図9は、スキャナ1の原稿台13上にあって、原稿を両端から挟む原稿規制板19−1,19−2、及びこれらに接続された摺動抵抗体19−3を示す図である。
【0044】
操作者は原稿を原稿台13に積んだ後、原稿の両端を挟むように原稿規制板19−1,19−2をスライドさせて原稿に当接させる。原稿規制板19−1,19−2は、図9に示すように2つの摺動抵抗体19−3に、接点によりそれぞれ接し、原稿規制板19−1のスライド位置に応じた電圧XRが、また原稿規制板19−2のスライド位置に応じた電圧XLがそれぞれA/Dコンバータ(図示せず)を経て、図2の幅検知センサ部19の出力としてCPU2に伝えられる。
【0045】
図4においてマージンを含めた読み取り領域30、すなわち点P3(x1−MH,−Mv)および点P4(x2+MH,y2+MV)を対角とする矩形領域を設定するには、x1,x2,y2,MH,MVの5つの情報が必要であるが、このうちx1,x2は上述したように原稿規制板19−1,19−2の位置に基づいて得られ、MH,MVはホストコンピュータ12から伝えられることによって得られる。
【0046】
y2の情報は、図1において原稿15の後端が原稿検知センサ6にさしかかるタイミングをCPU2が検知することによって得られる。すなわちy方向において、y2+MVの位置まで読み取りを行うには、原稿15の後端が原稿検知センサ6にさしかかるタイミングと原稿15の搬送速度とから、図1における点S3、すなわち原稿15の後端がイメージセンサ8の下流側のMVだけ離れた点を通過するタイミングを、CPU2が算出する。このタイミングにてCPU2は、y方向区間信号Venbを低レベルにする。これによって読み取りが、y方向のy2+MVの点まで行われることになる。
【0047】
このようにして、原稿規制板19−1,19−2によって得られるx方向データおよび原稿検知センサ6が原稿の先端および後端を検知するタイミングに基づき、更にホストコンピュータ12から伝達されるマージン量を加えた座標位置に応じて、CPU2が開始カウントレジスタ23、終了カウントレジスタ25およびy方向区間信号Venbを操作し、これによって、自動的に原稿サイズに対して適切なマージンをとった領域を読み取ることができる。その後、例えば図7に示したような小さい原稿を読み取る場合でも、この原稿の両端を挟むように原稿規制板19−1,19−2をスライドさせるだけで、原稿サイズに対してマージンをとった領域を自動的に読み取ることができる。
【0048】
上述した実施形態では、x方向のマージンとy方向のマージンとをホストコンピュータ12において個別に設定する事例を説明したが、これらの値は同一であってもよい。つまりホストコンピュータ12においてx方向、y方向に共通なマージン量を操作者が入力し、これがスキャナ1に伝達されるものであってもよい。
【0049】
また、上述の実施形態では原稿の左右のマージンが互いに同一であり、また原稿の上下のマージンが互いに同一であるが、これに代わって、各マージンをそれぞれ個別に設定するようにしてもよい。
【0050】
さらに、これまで、原稿が斜行した場合でも原稿15の全部を読み取り得るための構成について説明したが、このスキャナ1のマージン量の設定機能は、本発明の目的以外の他の用途にも利用できる。例えば、スキャナ1のマージン量の設定機能を利用してマージン量を負の値に指定すれば、読み取り領域を原稿の内側に指定することもできる。これにより、原稿の左側にあるバインダーに綴じるための穴の部分だけ、読み取り領域から外して、綴じるための穴の部分が画像に表れないようにすることができる。
【0051】
図10は、その指定例のひとつを示す図であり、バインダーに綴じる原稿を示している。ここでは、原稿の左側のマージン量のみを−Mleftに指定する。これによって、原稿の左側にあるバインダーに綴じるための穴の部分だけ、読み取り領域から外すことが可能である。
【0052】
また、以上の説明では選択された定型サイズまたは自動検知されたサイズに対してマージン設定を行う例を説明したが、これに代わって、ユーザによる非定型サイズの設定に対してマージン設定を行う構成でもよい。
なお、本実施の形態によれば、原稿搬送路にあって、搬送された原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段を備え、原稿サイズは該原稿サイズ検知手段から入手される。
これにより、原稿のサイズを自動的に検知し、該サイズ分のイメージデータを送出する画像読取装置において、読み取り領域にマージンを付加することができる。
また、旧原稿と異なるサイズの新原稿が画像読み取り対象になったとき、旧原稿に関するマージン量と、新原稿が原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、新原稿のサイズとに基づいて、画像読み取り領域を設定する。
これによって、原稿サイズが変更になってもマージンの設定が自動的に行える。
また、マージン量は、原稿の4辺において任意に設定される値である。
よって、例えば原稿の斜行が比較的少ない場合はマージン量もすくなく、逆に斜行しやすい場合はマージン量を大きくとるといった調節が可能となった。
【0053】
なお、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、本発明が達成されることは言うまでもない。
【0054】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が、前述の実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体が本発明を構成することになる。
【0055】
プログラムコードを供給するための記憶媒体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0056】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0057】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、原稿位置検知手段が、原稿搬送路における光電変換手段よりも上流の所定位置を通過する原稿を検知する。一方、上位装置から、原稿サイズと異なる画像読み取り領域を設定するためのマージン量を受け取り、該マージン量と、原稿が前記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、原稿のサイズとに基づいて、画像読み取り領域を設定する。そして、光電変換手段に対して、前記設定された画像読み取り領域の画像の読み取りを行わせる。
【0059】
これによって、原稿の先端より手前の部分にもマージンを付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置の機械的構成の概要を示す断面図である。
【図2】本発明に係る画像読取装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】画像読取装置を制御するホストコンピュータの画像表示装置に表示される読み取りサイズの設定画面を示す図である。
【図4】原稿と画像読み取り範囲との関係を示す図である。
【図5】タイミング発生部の内部構成を示すブロックである。
【図6】タイミング発生部の各部における信号のタイミングチャートである。
【図7】原稿サイズが前回と異なった場合の画像読み取り範囲と、原稿とを示す図である。
【図8】スキャナの斜視図である。
【図9】スキャナの原稿台上にあって原稿を両端から挟む原稿規制板、及びこれらに接続された摺動抵抗体を示す図である。
【図10】負の値のマージン量が設定される原稿を示す図である。
【図11】従来の画像読み取り範囲に対して、原稿が斜めに搬送されたことを示す図である。
【図12】図11に示す画像読み取り範囲から外れた原稿の部分領域を示す図である。
【図13】従来の原稿のx方向(横方向)にマージンを加えた画像読み取り範囲を示す図である。
【図14】A4の原稿に基づく画像読み取り範囲と、A6サイズの原稿とを示す図である。
【図15】A6サイズの原稿にマージンを加えた画像読み取り範囲を示す図である。
【図16】画像読取装置を制御するホストコンピュータ等の上位装置における、従来の読み取りサイズの設定画面を示す図である。
【符号の説明】
1 スキャナ
2 CPU(マージン量受取手段、領域設定手段、制御手段)
3 ROM
4 RAM
5 駆動部
6 原稿検知センサ(原稿位置検知手段)
7 タイミング発生部
8 イメージセンサ(光電変換手段)
9 画像処理部9
10 ページメモリ
11 I/F部
12 ホストコンピュータ(上位装置)
19 幅検知センサ部
Claims (15)
- 原稿画像を読み取る画像読取手段と、該画像読取手段へ原稿を搬送する搬送手段と、
原稿搬送路における前記画像読取手段よりも上流の所定位置に原稿が達したことを検知する原稿位置検知手段と、
前記原稿の4辺において原稿サイズと異なる画像読み取り領域を設定するための設定値である正の値としてのマージン量を外部の上位装置から受け取るマージン量受取手段と、
前記搬送手段により搬送される原稿に関する前記マージン量受取手段が受け取ったマージン量と、前記原稿が前記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、前記原稿のサイズとに基づいて、前記原稿の搬送方向における少なくとも先端部を含む4辺にマージンを含めた領域である画像読み取り領域を設定する領域設定手段と、
前記搬送手段によって前記原稿を搬送させながら、前記原稿が前記原稿位置検知手段によって検知された後、前記原稿の先端よりもマージン量だけ前の位置が前記画像読取手段の位置に到達するタイミングで前記画像読取手段による前記原稿の画像読み取りを開始させて前記画像読み取り領域の画像を読み取らせるよう制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像読取装置。 - 前記原稿サイズは、前記上位装置から送られることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 前記原稿搬送路にあって、搬送される原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段を備え、前記原稿サイズは該原稿サイズ検知手段から入手されることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 前記領域設定手段は、旧原稿と異なるサイズの新原稿が画像読み取り対象になったとき、前記マージン量受取手段が受け取った前記旧原稿に関するマージン量と、前記新原稿が前記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、前記新原稿のサイズとに基づいて、画像読み取り領域を設定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
- 前記マージン量は、原稿の4辺において任意に設定される正の値であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
- 原稿画像を読み取る画像読取手段と、該画像読取手段へ原稿を搬送する搬送手段と、原稿搬送路における前記画像読取手段よりも上流の所定位置を通過する原稿を検知する原稿位置検知手段とを備えた画像読取装置に適用される画像読取方法において、
前記原稿の4辺において原稿サイズと異なる画像読み取り領域を設定するための設定値である正の値としてのマージン量を外部の上位装置から受け取るマージン量受取ステップと、
前記搬送手段により搬送される原稿に関する前記マージン量受取ステップで受け取ったマージン量と、前記原稿が前記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、前記原稿のサイズとに基づいて、前記原稿の搬送方向における少なくとも先端部を含む4辺にマージンを含めた領域である画像読み取り領域を設定する領域設定ステップと、
前記搬送手段によって前記原稿を搬送させながら、前記原稿が前記原稿位置検知手段によって検知された後、前記原稿の先端よりもマージン量だけ前の位置が前記画像読取手段の位置に到達するタイミングで前記画像読取手段による前記原稿の画像読み取りを開始させて前記画像読み取り領域の画像を読み取らせるよう制御する制御ステップと、
を備えたことを特徴とする画像読取方法。 - 前記原稿サイズは、前記上位装置から送られることを特徴とする請求項6記載の画像読取方法。
- 前記画像読取装置は、前記原稿搬送路にあって、搬送される原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段を備え、前記原稿サイズは該原稿サイズ検知手段から入手されることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像読取方法。
- 前記領域設定ステップは、前記搬送手段により搬送される原稿に関する前記マージン量受取ステップで受け取ったマージン量と、前記原稿の先端が前記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、前記原稿のサイズと、前記原稿が前記搬送手段により搬送される速度とに基づいて、画像読み取り領域を設定することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像読取方法。
- 前記マージン量は、原稿の4辺において任意に設定される正の値であることを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像読取方法。
- 原稿画像を読み取る画像読取手段と、該画像読取手段へ原稿を搬送する搬送手段と、原稿搬送路における前記画像読取手段よりも上流の所定位置を通過する原稿を検知する原稿位置検知手段とを備えた画像読取装置に適用される画像読取方法をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、
前記画像読取方法が、前記原稿の4辺において原稿サイズと異なる画像読み取り領域を設定するための設定値である正の値としてのマージン量を外部の上位装置から受け取るマージン量受取ステップと、
前記搬送手段により搬送される原稿に関する前記マージン量受取ステップで受け取ったマージン量と、前記原稿が前記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、前記原稿のサイズとに基づいて、前記原稿の搬送方向における少なくとも先端部を含む4辺にマージンを含めた領域である画像読み取り領域を設定する領域設定ステップと、
前記搬送手段によって前記原稿を搬送させながら、前記原稿が前記原稿位置検知手段によって検知された後、前記原稿の先端よりもマージン量だけ前の位置が前記画像読取手段の位置に到達するタイミングで前記画像読取手段による前記原稿の画像読み取りを開始させて前記画像読み取り領域の画像を読み取らせるよう制御する制御ステップと、
を備えたことを特徴とする記憶媒体。 - 前記原稿サイズは、前記上位装置から送られることを特徴とする請求項11記載の記憶媒体。
- 前記画像読取装置は、前記原稿搬送路にあって、搬送される原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段を備え、前記原稿サイズは該原稿サイズ検知手段から入手されることを特徴とする請求項11又は12に記載の記憶媒体。
- 前記領域設定ステップは、前記搬送手段により搬送される原稿に関する前記マージン量受取ステップで受け取ったマージン量と、前記原稿の先端が前記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、前記原稿のサイズと、前記原稿が前記搬送手段により搬送される速度とに基づいて、画像読み取り領域を設定することを特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれか1項に記載の記憶媒体。
- 前記マージン量は、原稿の4辺において任意に設定される正の値であることを特徴とする請求項11乃至請求項14のいずれか1項に記載の記憶媒体。
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