JP2003167481A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タブ付シートのタブ部に対し、容易に画像形
成を行うことのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 原稿の画像を読み取る画像読取ユニット
４と、この画像読取ユニット４により読み取った画像を
シートに形成する画像形成部Ｇと、画像読取ユニット４
により、タブ付シートＰｔのタブ部ｔに画像を形成する
ためのタブ情報を画像として有するタブ情報原稿の画像
読み取りを行ったときに、読み取ったタブ情報に基づい
て画像形成ユニット４にタブ付シートＰｔのタブ部ｔに
画像を形成させる制御手段とを有する構成としている。
成を行うことのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 原稿の画像を読み取る画像読取ユニット
４と、この画像読取ユニット４により読み取った画像を
シートに形成する画像形成部Ｇと、画像読取ユニット４
により、タブ付シートＰｔのタブ部ｔに画像を形成する
ためのタブ情報を画像として有するタブ情報原稿の画像
読み取りを行ったときに、読み取ったタブ情報に基づい
て画像形成ユニット４にタブ付シートＰｔのタブ部ｔに
画像を形成させる制御手段とを有する構成としている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、タブ付シートのタ
ブ部に画像を形成させる画像形成装置に関するものであ
る。
ブ部に画像を形成させる画像形成装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】複写機により一連の原稿を複写するとき
に、複写された一連の原稿の区切り毎にタブ部の付いた
シートを挿入できると都合がよい。例えば図８に示すよ
うに、一連の原稿に対して複写されたシート束Ｐｃ中に
タブ付シートＰｔが挿入されていれば、一連の原稿の区
切りを瞬時に見分けることができる。さらに、タブ部に
見出しとしての画像を形成することで、複写するシート
束に見出しを付けるとさらに便利である。
に、複写された一連の原稿の区切り毎にタブ部の付いた
シートを挿入できると都合がよい。例えば図８に示すよ
うに、一連の原稿に対して複写されたシート束Ｐｃ中に
タブ付シートＰｔが挿入されていれば、一連の原稿の区
切りを瞬時に見分けることができる。さらに、タブ部に
見出しとしての画像を形成することで、複写するシート
束に見出しを付けるとさらに便利である。
【０００３】従来は、上記のような操作を行うために、
例えばＡ４サイズのタブ付シートであれば、図９に示す
ように、まず、見出しとしてタブ部に記入する画像を通
常のＡ４サイズのシートのＢ位置に記入できるよう設定
し、次に操作部にてＡ４サイズのシートに対して右に何
ｍｍかずらして画像を形成させ、かつ何ページ目にこの
タブ付シートＰｔを挿入させるかといった情報を操作部
からキー入力してタブ付シートＰｔに画像を形成してい
た。
例えばＡ４サイズのタブ付シートであれば、図９に示す
ように、まず、見出しとしてタブ部に記入する画像を通
常のＡ４サイズのシートのＢ位置に記入できるよう設定
し、次に操作部にてＡ４サイズのシートに対して右に何
ｍｍかずらして画像を形成させ、かつ何ページ目にこの
タブ付シートＰｔを挿入させるかといった情報を操作部
からキー入力してタブ付シートＰｔに画像を形成してい
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
方法では、シート束の見出し情報をタブ部に画像形成さ
せるために操作部から多数のキー入力をしなくてはなら
ず、操作が複雑になってしまっていた。
方法では、シート束の見出し情報をタブ部に画像形成さ
せるために操作部から多数のキー入力をしなくてはなら
ず、操作が複雑になってしまっていた。
【０００５】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
もので、タブ付シートのタブ部に対し、容易に画像形成
を行うことのできる画像形成装置を提供することを目的
としている。
もので、タブ付シートのタブ部に対し、容易に画像形成
を行うことのできる画像形成装置を提供することを目的
としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願発明では、原稿の画像を読み取る画像読取手
段と、この画像読取手段により読み取った画像をシート
に形成する画像形成手段と、画像読取手段により、タブ
付シートのタブ部に画像を形成するためのタブ情報を画
像として有するタブ情報原稿の画像読み取りを行ったと
きに、タブ情報に基づいて画像形成手段にタブ付シート
のタブ部に画像を形成させる制御手段とを有するように
している。
めに、本願発明では、原稿の画像を読み取る画像読取手
段と、この画像読取手段により読み取った画像をシート
に形成する画像形成手段と、画像読取手段により、タブ
付シートのタブ部に画像を形成するためのタブ情報を画
像として有するタブ情報原稿の画像読み取りを行ったと
きに、タブ情報に基づいて画像形成手段にタブ付シート
のタブ部に画像を形成させる制御手段とを有するように
している。
【０００７】このような構成によれば、画像読取手段に
より上記タブ情報を画像として有するタブ情報原稿を読
み取るだけで、タブ付シートのタブ部への画像形成に必
要な情報を得ることができ、このタブ情報に基づいて、
従来は手作業での面倒な設定が必要であったタブ付シー
トのタブ部に対する画像形成を容易に行うことが可能な
画像形成装置を実現することができる。
より上記タブ情報を画像として有するタブ情報原稿を読
み取るだけで、タブ付シートのタブ部への画像形成に必
要な情報を得ることができ、このタブ情報に基づいて、
従来は手作業での面倒な設定が必要であったタブ付シー
トのタブ部に対する画像形成を容易に行うことが可能な
画像形成装置を実現することができる。
【０００８】また、通常シートを積載する通常シート積
載部と、タブ付シートを積載するタブ付シート積載部
と、原稿台に積載された原稿を画像読取手段に対して順
次自動給送する自動原稿給送手段とを有し、制御手段
は、原稿台に積載された通常原稿とタブ情報原稿とが混
在している原稿束を自動給送して画像読取手段により順
次読み取る場合において、通常原稿を読み取ったときは
通常シート積載部から通常シートを画像形成手段に給送
させてこの通常シートに画像を形成させ、タブ情報原稿
を読み取ったときはタブ付シート積載部からタブ付シー
トを画像形成手段に給送させてこのタブ付シートのタブ
部に画像を形成させ、画像が形成された通常シートおよ
びタブ付シートを各原稿の原稿台への積載順にシート排
出部に排出するようにしてもよい。
載部と、タブ付シートを積載するタブ付シート積載部
と、原稿台に積載された原稿を画像読取手段に対して順
次自動給送する自動原稿給送手段とを有し、制御手段
は、原稿台に積載された通常原稿とタブ情報原稿とが混
在している原稿束を自動給送して画像読取手段により順
次読み取る場合において、通常原稿を読み取ったときは
通常シート積載部から通常シートを画像形成手段に給送
させてこの通常シートに画像を形成させ、タブ情報原稿
を読み取ったときはタブ付シート積載部からタブ付シー
トを画像形成手段に給送させてこのタブ付シートのタブ
部に画像を形成させ、画像が形成された通常シートおよ
びタブ付シートを各原稿の原稿台への積載順にシート排
出部に排出するようにしてもよい。
【０００９】このような構成によれば、原稿台から順次
給送される原稿が、通常原稿とタブ情報原稿とが混在し
ている原稿束（例えば、一連の通常原稿の束の区切りと
なる部分にタブ情報原稿が挿入された原稿束）である場
合でも、通常原稿であるかタブ情報原稿であるかを判別
し、読み取った原稿が通常原稿であるときには通常シー
トに通常原稿から読み取った画像を形成し、タブ情報原
稿であるときには画像読取手段により読み取ったタブ情
報に基づいてタブ付シートのタブ部に対して見出しとな
る画像を形成し、これら画像形成したシートを順次シー
ト排出部へ排出・積載することにより、原稿台に積載し
た原稿束に対応した順序で、且つ所望のページ位置に見
出しが画像形成されたタブ付シートが挿入された状態の
シート束を得ることができる。
給送される原稿が、通常原稿とタブ情報原稿とが混在し
ている原稿束（例えば、一連の通常原稿の束の区切りと
なる部分にタブ情報原稿が挿入された原稿束）である場
合でも、通常原稿であるかタブ情報原稿であるかを判別
し、読み取った原稿が通常原稿であるときには通常シー
トに通常原稿から読み取った画像を形成し、タブ情報原
稿であるときには画像読取手段により読み取ったタブ情
報に基づいてタブ付シートのタブ部に対して見出しとな
る画像を形成し、これら画像形成したシートを順次シー
ト排出部へ排出・積載することにより、原稿台に積載し
た原稿束に対応した順序で、且つ所望のページ位置に見
出しが画像形成されたタブ付シートが挿入された状態の
シート束を得ることができる。
【００１０】なお、タブ情報原稿は、タブ付シートのタ
ブ部に画像を形成するためのタブ情報をバーコード形式
もしくはマークシート形式で表示したものであることが
好ましい。
ブ部に画像を形成するためのタブ情報をバーコード形式
もしくはマークシート形式で表示したものであることが
好ましい。
【００１１】このような構成とすることで、タブ付シー
トのタブ部に画像を形成するために必要なタブ情報を画
像として画像読取手段により読み取り易いように画像表
示することができる。なお、バーコード形式での表示
は、タブ情報の設定が流用できるような類似した複数枚
のタブ付シートへの画像形成を行うときに特に効果を発
揮し、マークシート形式による表示は、タブ付シート毎
に異なったタブ情報の設定が必要なとき（すなわち、タ
ブ情報の設定変更が頻繁に必要なとき）に特に効果を発
揮する。
トのタブ部に画像を形成するために必要なタブ情報を画
像として画像読取手段により読み取り易いように画像表
示することができる。なお、バーコード形式での表示
は、タブ情報の設定が流用できるような類似した複数枚
のタブ付シートへの画像形成を行うときに特に効果を発
揮し、マークシート形式による表示は、タブ付シート毎
に異なったタブ情報の設定が必要なとき（すなわち、タ
ブ情報の設定変更が頻繁に必要なとき）に特に効果を発
揮する。
【００１２】また、制御手段は、外部機器から入力され
た情報に基づいて、タブ情報またはタブ情報を作成可能
とする画像を画像形成手段に通常シートに形成させるよ
うにしてもよく、これによれば、通常シートから簡便に
所望のタブ情報原稿を得ることができる。
た情報に基づいて、タブ情報またはタブ情報を作成可能
とする画像を画像形成手段に通常シートに形成させるよ
うにしてもよく、これによれば、通常シートから簡便に
所望のタブ情報原稿を得ることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】（第１実施形態）図１は、本発明
の第１実施形態である画像形成装置の本体断面図であ
る。以下、本画像形成装置における画像形成プロセスに
ついての具体的説明は割愛し、タブ付シートに画像を形
成するための一連の動作について詳細に説明する。
の第１実施形態である画像形成装置の本体断面図であ
る。以下、本画像形成装置における画像形成プロセスに
ついての具体的説明は割愛し、タブ付シートに画像を形
成するための一連の動作について詳細に説明する。
【００１４】図１に示すように、本実施形態による画像
形成装置は、装置本体側面からのシート給送を可能とす
るタブ付シート積載部としてのマルチトレイ１と、装置
下部に配置され通常の略矩形のシート（以下、通常シー
トと呼ぶ）を積載する通常シート積載部としての給送デ
ッキ２とからのシート給送が可能となっている。
形成装置は、装置本体側面からのシート給送を可能とす
るタブ付シート積載部としてのマルチトレイ１と、装置
下部に配置され通常の略矩形のシート（以下、通常シー
トと呼ぶ）を積載する通常シート積載部としての給送デ
ッキ２とからのシート給送が可能となっている。
【００１５】これらマルチトレイ１および給送デッキ２
から給送されるシートは、レーザ露光方式による画像形
成手段としての画像形成部Ｇにて画像を形成される。こ
の画像形成部Ｇにより画像を形成されたシートは、必要
に応じてシートを表裏反転可能な反転排出部５により表
裏を反転させた状態で、若しくはそのまま表裏を反転さ
せない状態でシート排出部としての排出トレイ６へと排
出される。
から給送されるシートは、レーザ露光方式による画像形
成手段としての画像形成部Ｇにて画像を形成される。こ
の画像形成部Ｇにより画像を形成されたシートは、必要
に応じてシートを表裏反転可能な反転排出部５により表
裏を反転させた状態で、若しくはそのまま表裏を反転さ
せない状態でシート排出部としての排出トレイ６へと排
出される。
【００１６】また、本画像形成装置上部には原稿を読み
取るための走査光学系４１を有する画像読取手段として
の原稿読取ユニット４が配置されており、この原稿読取
ユニット４において読み取った原稿の画像情報を画像メ
モリに蓄積し、その後画像メモリから画像形成部Ｇに送
信することにより複写機としての機能を実現可能となっ
ている。
取るための走査光学系４１を有する画像読取手段として
の原稿読取ユニット４が配置されており、この原稿読取
ユニット４において読み取った原稿の画像情報を画像メ
モリに蓄積し、その後画像メモリから画像形成部Ｇに送
信することにより複写機としての機能を実現可能となっ
ている。
【００１７】なお、原稿読取ユニット４の上方にはＡＤ
Ｆユニット３が配置されており、このＡＤＦユニット３
にセットした複数枚の原稿を、原稿読取ユニット４の走
査光学系４１により自動的に読み取ることもできるよう
になっている。
Ｆユニット３が配置されており、このＡＤＦユニット３
にセットした複数枚の原稿を、原稿読取ユニット４の走
査光学系４１により自動的に読み取ることもできるよう
になっている。
【００１８】次に、このような本実施形態による画像形
成装置において、タブ付シートＰｔへの画像形成を行う
場合の動作について説明する。
成装置において、タブ付シートＰｔへの画像形成を行う
場合の動作について説明する。
【００１９】まず図２で示すように、マルチトレイ１に
Ａ４サイズのタブ付シートＰｔをタブ部ｔがシート給送
方向Ｆにおいて上流側を向くようにセットする。一方、
本画像形成装置の下部に配置された給送デッキ２には、
図１で示すように、Ａ４サイズのコピー用紙である通常
シートＰｃをセットしておく。
Ａ４サイズのタブ付シートＰｔをタブ部ｔがシート給送
方向Ｆにおいて上流側を向くようにセットする。一方、
本画像形成装置の下部に配置された給送デッキ２には、
図１で示すように、Ａ４サイズのコピー用紙である通常
シートＰｃをセットしておく。
【００２０】次に、不図示の操作部におけるキー操作に
より、マルチトレイ１にセットしたタブ付シートＰｔの
サイズ（例えば、Ａ４）、タブ部ｔは何連になっている
か（例えば、５連）、およびタブ付シートＰｔのタブ部
ｔのシート端辺からの突出寸法は何ｍｍか（例えば、１
２ｍｍ）といった情報、すなわち画像形成部Ｇにタブ付
シートＰｔのタブ部ｔに所望の画像を形成させるために
必要な情報（以下、タブ情報と呼ぶ）を入力する。
より、マルチトレイ１にセットしたタブ付シートＰｔの
サイズ（例えば、Ａ４）、タブ部ｔは何連になっている
か（例えば、５連）、およびタブ付シートＰｔのタブ部
ｔのシート端辺からの突出寸法は何ｍｍか（例えば、１
２ｍｍ）といった情報、すなわち画像形成部Ｇにタブ付
シートＰｔのタブ部ｔに所望の画像を形成させるために
必要な情報（以下、タブ情報と呼ぶ）を入力する。
【００２１】このキー操作により入力されたタブ情報
は、不図示のメモリに記憶されるよう構成されており、
ユーザが使用しようとするタブ付シートＰｔに関するタ
ブ情報が過去に入力されていれば、再度入力操作をする
必要がなく、すでに過去に入力したタブ情報を読み出し
て、再利用もしくは編集して利用可能となっている。
は、不図示のメモリに記憶されるよう構成されており、
ユーザが使用しようとするタブ付シートＰｔに関するタ
ブ情報が過去に入力されていれば、再度入力操作をする
必要がなく、すでに過去に入力したタブ情報を読み出し
て、再利用もしくは編集して利用可能となっている。
【００２２】上記操作部に配置されているタブ情報原稿
の出力ボタンを押すと、先程の入力されたタブ情報に従
って画像形成部Ｇにより通常シートＰｃに画像が形成さ
れ、図３に示すようなタブ情報原稿が排出トレイ６に排
出される。このタブ情報原稿には、図示のようにバーコ
ードが記録されており、このバーコードには先に入力さ
れた情報であるタブ付シートＰｔのサイズ、タブが何連
タブか、タブ付シートＰｔのタブ部ｔの突出寸法、およ
びどの位置のタブ部に見出しを画像形成させるか等のタ
ブ情報が記録されている。さらに、図４で示すようにタ
ブ情報原稿にあらかじめ形成されている枠内にタブ付シ
ートＰｔのタブ部に見出しとして画像形成したい内容を
記入しておく。
の出力ボタンを押すと、先程の入力されたタブ情報に従
って画像形成部Ｇにより通常シートＰｃに画像が形成さ
れ、図３に示すようなタブ情報原稿が排出トレイ６に排
出される。このタブ情報原稿には、図示のようにバーコ
ードが記録されており、このバーコードには先に入力さ
れた情報であるタブ付シートＰｔのサイズ、タブが何連
タブか、タブ付シートＰｔのタブ部ｔの突出寸法、およ
びどの位置のタブ部に見出しを画像形成させるか等のタ
ブ情報が記録されている。さらに、図４で示すようにタ
ブ情報原稿にあらかじめ形成されている枠内にタブ付シ
ートＰｔのタブ部に見出しとして画像形成したい内容を
記入しておく。
【００２３】このように見出しを記入したタブ情報原稿
を、複写しようとする一連の複数枚の通常の原稿（以
下、通常原稿と呼ぶ）のタブ付シートＰｔを挿入したい
ページ間に挿入する。そして、このタブ情報原稿を混入
した一連の原稿束を、上記のＡＤＦユニット３にセット
する。
を、複写しようとする一連の複数枚の通常の原稿（以
下、通常原稿と呼ぶ）のタブ付シートＰｔを挿入したい
ページ間に挿入する。そして、このタブ情報原稿を混入
した一連の原稿束を、上記のＡＤＦユニット３にセット
する。
【００２４】次に、不図示の操作部においてタブ付シー
ト混入原稿のボタンを押してコピー動作を開始させる。
このコピー動作開始の指令を受けると、ＡＤＦユニット
３はセットされた原稿を画像読取手段へと順次給送す
る。このとき、原稿読取ユニット４において読み取る原
稿が通常原稿のときは給送デッキ２からＡ４サイズの通
常シートを給送し、この給送した通常シートに対して通
常原稿から読み取った画像の画像形成（すなわちコピー
動作）を行い、原稿が上記のバーコードが記載されたタ
ブ情報原稿であるときは、マルチトレイ１よりタブ付シ
ートＰｔを給送し、このタブ情報原稿上にバーコード表
示されているタブ情報に基づいて、そのタブ部にタブ情
報原稿の枠内にあらかじめ記入されている見出し内容を
画像形成させる。
ト混入原稿のボタンを押してコピー動作を開始させる。
このコピー動作開始の指令を受けると、ＡＤＦユニット
３はセットされた原稿を画像読取手段へと順次給送す
る。このとき、原稿読取ユニット４において読み取る原
稿が通常原稿のときは給送デッキ２からＡ４サイズの通
常シートを給送し、この給送した通常シートに対して通
常原稿から読み取った画像の画像形成（すなわちコピー
動作）を行い、原稿が上記のバーコードが記載されたタ
ブ情報原稿であるときは、マルチトレイ１よりタブ付シ
ートＰｔを給送し、このタブ情報原稿上にバーコード表
示されているタブ情報に基づいて、そのタブ部にタブ情
報原稿の枠内にあらかじめ記入されている見出し内容を
画像形成させる。
【００２５】具体的に、タブ付シートＰｔのタブ部ｔへ
の画像形成動作は、タブ付シートＰｔが図２に示すよう
に、タブ部ｔが給送方向上流側を向くようにマルチトレ
イ１上に配置されているので、画像形成部Ｇによる画像
形成のタイミングを通常シートＰｃよりも所定期間だけ
遅らせることにより、簡便にタブ部ｔへの画像形成を行
うことができる。
の画像形成動作は、タブ付シートＰｔが図２に示すよう
に、タブ部ｔが給送方向上流側を向くようにマルチトレ
イ１上に配置されているので、画像形成部Ｇによる画像
形成のタイミングを通常シートＰｃよりも所定期間だけ
遅らせることにより、簡便にタブ部ｔへの画像形成を行
うことができる。
【００２６】このようにして、タブ付シートＰｔのタブ
部ｔに所望の見出し内容を画像形成させ、図１に示す反
転排出部５において表裏を反転させた後、表裏が反転さ
せられた状態のタブ付シートＰｔを通常シート束Ｐｃと
同様に排出トレイ６に排出し、タブ付シートＰｔが通常
シート束Ｐｃの所望のページ位置に挿入された一連の複
数枚の書類として積載される。なお、本実施形態におい
ては、原稿読取ユニット４、画像形成部Ｇ等の動作、お
よび原稿読取ユニット４により読み取った原稿の判別等
の動作は不図示の制御手段により制御されている。図５
は、この不図示の制御手段による一連の制御の流れをフ
ローチャートにより示したものである。
部ｔに所望の見出し内容を画像形成させ、図１に示す反
転排出部５において表裏を反転させた後、表裏が反転さ
せられた状態のタブ付シートＰｔを通常シート束Ｐｃと
同様に排出トレイ６に排出し、タブ付シートＰｔが通常
シート束Ｐｃの所望のページ位置に挿入された一連の複
数枚の書類として積載される。なお、本実施形態におい
ては、原稿読取ユニット４、画像形成部Ｇ等の動作、お
よび原稿読取ユニット４により読み取った原稿の判別等
の動作は不図示の制御手段により制御されている。図５
は、この不図示の制御手段による一連の制御の流れをフ
ローチャートにより示したものである。
【００２７】また、本実施形態ではタブ付シートＰｔを
マルチトレイ１から給送させているが、タブ付シートＰ
ｔのセット位置はこれに限られるものではなく、例えば
給送デッキを複数備えた構成である場合は、これら複数
配置された給送デッキのうちいずれかの給送デッキにタ
ブ付シートＰｔをセットすることもできる。
マルチトレイ１から給送させているが、タブ付シートＰ
ｔのセット位置はこれに限られるものではなく、例えば
給送デッキを複数備えた構成である場合は、これら複数
配置された給送デッキのうちいずれかの給送デッキにタ
ブ付シートＰｔをセットすることもできる。
【００２８】（第２実施形態）次に、本発明の第２実施
形態である画像形成装置について説明する。
形態である画像形成装置について説明する。
【００２９】本実施形態は、上記の第１実施形態の応用
である。具体的に、本実施形態による画像形成装置で
は、タブ付シートに画像を形成する際に使用するタブ情
報原稿の構成が異なる。
である。具体的に、本実施形態による画像形成装置で
は、タブ付シートに画像を形成する際に使用するタブ情
報原稿の構成が異なる。
【００３０】本実施形態による画像形成装置において、
タブ付シートＰｔへの画像形成を行う場合の動作につい
て説明する。まず、上記の第１実施形態と同様に、図２
で示すようにマルチトレイ１に例えばＡ４サイズのタブ
付シートＰｔのタブ部ｔを給送方向Ｆにおける上流側を
向くようにセットする。一方、給送デッキ２にはＡ４サ
イズの通常シートＰｃをセットする。
タブ付シートＰｔへの画像形成を行う場合の動作につい
て説明する。まず、上記の第１実施形態と同様に、図２
で示すようにマルチトレイ１に例えばＡ４サイズのタブ
付シートＰｔのタブ部ｔを給送方向Ｆにおける上流側を
向くようにセットする。一方、給送デッキ２にはＡ４サ
イズの通常シートＰｃをセットする。
【００３１】次に、不図示の操作部に配置されているタ
ブ情報原稿の出力ボタンを押すと、図６に示すように、
画像形成部Ｇにより通常シートＰｃに所定のタブ情報原
稿の画像が形成され、排出トレイ６に排出される。本実
施形態におけるタブ情報原稿には、図示のようにマーク
シート方式の情報記入欄およびタブ情報原稿としての認
識用バーコードが記録されている。
ブ情報原稿の出力ボタンを押すと、図６に示すように、
画像形成部Ｇにより通常シートＰｃに所定のタブ情報原
稿の画像が形成され、排出トレイ６に排出される。本実
施形態におけるタブ情報原稿には、図示のようにマーク
シート方式の情報記入欄およびタブ情報原稿としての認
識用バーコードが記録されている。
【００３２】このようにして出力されたタブ情報原稿に
は、タブ付シートＰｔのサイズ（例えば、Ａ４）、タブ
部ｔは何連になっているか（例えば、５連）、タブ付シ
ートＰｔのタブ部ｔのシート端辺からの突出寸法は何ｍ
ｍか（例えば、１２ｍｍ）、およびどの位置のタブに見
出しを画像形成させるかといった内容のタブ情報を作成
可能とする画像としてのマークシート方式の情報記入欄
が設けられており、このマークシート欄を図７に示すよ
うに鉛筆等で塗りつぶすようになっている。さらに、タ
ブ情報原稿にあらかじめ形成されている枠内にタブ付シ
ートＰｔのタブ部に見出しとして画像形成したい内容を
記入しておく。
は、タブ付シートＰｔのサイズ（例えば、Ａ４）、タブ
部ｔは何連になっているか（例えば、５連）、タブ付シ
ートＰｔのタブ部ｔのシート端辺からの突出寸法は何ｍ
ｍか（例えば、１２ｍｍ）、およびどの位置のタブに見
出しを画像形成させるかといった内容のタブ情報を作成
可能とする画像としてのマークシート方式の情報記入欄
が設けられており、このマークシート欄を図７に示すよ
うに鉛筆等で塗りつぶすようになっている。さらに、タ
ブ情報原稿にあらかじめ形成されている枠内にタブ付シ
ートＰｔのタブ部に見出しとして画像形成したい内容を
記入しておく。
【００３３】図７に示すように、タブ情報をマークシー
ト欄に記入して完成するタブ情報原稿を上記の第１実施
形態と同様に、複写しようとする一連の複数枚の原稿の
タブ付シートＰｔを挿入したいページ間に挿入する。そ
して、このタブ情報原稿を挿入した一連の原稿を、上記
のＡＤＦユニット３にセットし、上記第１実施形態と同
様な複写動作を行うことにより、タブ部ｔに所望の見出
しを画像形成したタブ付シートＰｔを所望のページ間に
挿入された一連の複数枚の書類を得ることができる。
ト欄に記入して完成するタブ情報原稿を上記の第１実施
形態と同様に、複写しようとする一連の複数枚の原稿の
タブ付シートＰｔを挿入したいページ間に挿入する。そ
して、このタブ情報原稿を挿入した一連の原稿を、上記
のＡＤＦユニット３にセットし、上記第１実施形態と同
様な複写動作を行うことにより、タブ部ｔに所望の見出
しを画像形成したタブ付シートＰｔを所望のページ間に
挿入された一連の複数枚の書類を得ることができる。
【００３４】なお、上述の各実施形態による画像形成装
置に適用可能なシートとしては、上述した通常のコピー
用紙に限られるものではなく、プリンタ用紙、インクジ
ェット用紙（光沢紙等を含む）、およびＯＨＰシート等
を適用することが可能である。
置に適用可能なシートとしては、上述した通常のコピー
用紙に限られるものではなく、プリンタ用紙、インクジ
ェット用紙（光沢紙等を含む）、およびＯＨＰシート等
を適用することが可能である。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように、本願各発明によれ
ば、画像読取手段により上記タブ情報を画像として有す
るタブ情報原稿を読み取るだけで、タブ付シートのタブ
部への画像形成に必要な情報を得ることができ、このタ
ブ情報に基づいて、従来は手作業での面倒な設定が必要
であったタブ付シートのタブ部に対する画像形成を容易
に行うことが可能な画像形成装置を実現することができ
る。
ば、画像読取手段により上記タブ情報を画像として有す
るタブ情報原稿を読み取るだけで、タブ付シートのタブ
部への画像形成に必要な情報を得ることができ、このタ
ブ情報に基づいて、従来は手作業での面倒な設定が必要
であったタブ付シートのタブ部に対する画像形成を容易
に行うことが可能な画像形成装置を実現することができ
る。
【００３６】また、原稿台から順次給送される原稿が、
通常原稿とタブ情報原稿とが混在している原稿束（例え
ば、一連の通常原稿の束の区切りとなる部分にタブ情報
原稿が挿入された原稿束）である場合でも、通常原稿で
あるかタブ情報原稿であるかを判別し、読み取った原稿
が通常原稿であるときには通常シートに通常原稿から読
み取った画像を形成し、タブ情報原稿であるときには画
像読取手段により読み取ったタブ情報に基づいてタブ付
シートのタブ部に対して見出しとなる画像を形成し、こ
れら画像形成したシートを順次シート排出部へ排出・積
載することにより、原稿台に積載した原稿束に対応した
順序で、且つ所望のページ位置に見出しが画像形成され
たタブ付シートが挿入された状態のシート束を得ること
ができる。
通常原稿とタブ情報原稿とが混在している原稿束（例え
ば、一連の通常原稿の束の区切りとなる部分にタブ情報
原稿が挿入された原稿束）である場合でも、通常原稿で
あるかタブ情報原稿であるかを判別し、読み取った原稿
が通常原稿であるときには通常シートに通常原稿から読
み取った画像を形成し、タブ情報原稿であるときには画
像読取手段により読み取ったタブ情報に基づいてタブ付
シートのタブ部に対して見出しとなる画像を形成し、こ
れら画像形成したシートを順次シート排出部へ排出・積
載することにより、原稿台に積載した原稿束に対応した
順序で、且つ所望のページ位置に見出しが画像形成され
たタブ付シートが挿入された状態のシート束を得ること
ができる。
【図１】本発明の第１実施形態である画像形成装置の本
体断面図。
体断面図。
【図２】本実施形態によるタブ付シートのセット方向を
説明するための図。
説明するための図。
【図３】本実施形態によるタブ情報原稿を説明するため
の図。
の図。
【図４】本実施形態によるタブ情報原稿を説明するため
の図。
の図。
【図５】本実施形態によるタブ付シートが挿入されてい
るときの動作フローチャート。
るときの動作フローチャート。
【図６】本発明の第２実施形態である画像形成装置にお
いて使用されるマークシート方式のタブ情報原稿。
いて使用されるマークシート方式のタブ情報原稿。
【図７】本実施形態によるマークシート方式のタブ情報
原稿の説明図。
原稿の説明図。
【図８】従来のタブ付シートを用いた一連の原稿の区切
りへの見出し付与方法を説明するための図。
りへの見出し付与方法を説明するための図。
【図９】従来のタブ付シートのタブ部への画像形成方法
を説明するための図。
を説明するための図。
１ マルチトレイ
２ 給送デッキ
３ ＡＤＦユニット
４ 原稿読取ユニット
４１ 走査光学系
５ 反転排出部
６ 排出トレイ
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 2H027 DA21 DA32 DB01 DB04 DE02
DE07 DE09 EC06 EC07 ED06
ED11 ED17 EE01 EE07 EF09
FA27 FA35 FB05 FB13 FD10
ZA07
2H076 BA19 BA35 BA56 BA87 BA91
5C062 AA05 AB17 AB22 AB30 AC11
BA04
Claims (5)
- 【請求項１】 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
この画像読取手段により読み取った画像をシートに形成
する画像形成手段と、 前記画像読取手段により、タブ付シートのタブ部に画像
を形成するためのタブ情報を画像として有するタブ情報
原稿の画像読み取りを行ったときに、前記タブ情報に基
づいて前記画像形成手段にタブ付シートのタブ部に画像
を形成させる制御手段とを有することを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項２】 通常シートを積載する通常シート積載部
と、 タブ付シートを積載するタブ付シート積載部と、 原稿台に積載された原稿を前記画像読取手段に対して順
次自動給送する自動原稿給送手段とを有し、 前記制御手段は、前記原稿台に積載された通常原稿とタ
ブ情報原稿とが混在している原稿束を自動給送して前記
画像読取手段により順次読み取る場合において、前記通
常原稿を読み取ったときは前記通常シート積載部から通
常シートを前記画像形成手段に給送させてこの通常シー
トに画像を形成させ、前記タブ情報原稿を読み取ったと
きは前記タブ付シート積載部からタブ付シートを前記画
像形成手段に給送させてこのタブ付シートのタブ部に画
像を形成させ、画像が形成された前記通常シートおよび
タブ付シートを前記各原稿の前記原稿台への積載順にシ
ート排出部に排出することを特徴とする請求項１に記載
の画像形成装置。 - 【請求項３】 前記タブ情報原稿は、前記タブ付シート
のタブ部に画像を形成するためのタブ情報をバーコード
形式で表示したものであることを特徴とする請求項１ま
たは２に記載の画像形成装置。 - 【請求項４】 前記タブ情報原稿は、前記タブ付シート
のタブ部に画像を形成するためのタブ情報をマークシー
ト形式で表示したものであることを特徴とする請求項１
または２に記載の画像形成装置。 - 【請求項５】 前記制御手段は、外部機器から入力され
た情報に基づいて、前記タブ情報またはタブ情報を作成
可能とする画像を前記画像形成手段に通常シートに形成
させることを特徴とする請求項１から４のいずれかに記
載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001369423A JP2003167481A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001369423A JP2003167481A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003167481A true JP2003167481A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19178819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001369423A Pending JP2003167481A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003167481A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009294299A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Murata Mach Ltd | トナー攪拌用アジテータ、トナー収容容器および画像形成装置 |
| JP2010181639A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
-
2001
- 2001-12-04 JP JP2001369423A patent/JP2003167481A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009294299A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Murata Mach Ltd | トナー攪拌用アジテータ、トナー収容容器および画像形成装置 |
| JP2010181639A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041125 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070515 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070717 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070821 |