JP3118240B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3118240B2 JP01231369A JP23136989A JP3118240B2 JP 3118240 B2 JP3118240 B2 JP 3118240B2 JP 01231369 A JP01231369 A JP 01231369A JP 23136989 A JP23136989 A JP 23136989A JP 3118240 B2 JP3118240 B2 JP 3118240B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、受信画像のサイズがセットされた記録紙の
寸法に対応した値よりも大きく、かつ、所定の規定値よ
りも小さい場合にその受信画像を縮小して記録出力する
ファクシミリ装置に関する。
[従来の技術] 一般に、ファクシミリ装置では、受信側で送信端末の
識別および受信日時等による受信記録の管理を容易に行
えるようにするために、発信日時、送信端末識別情報お
よびページ表示等からなる付加情報を送信画情報に付加
して伝送している。
多くの場合、このような付加情報は送信原稿の先頭に
表示されるように、送信画情報に先立って同一ページの
画情報として伝送されるため、第10図に示すように、受
信画像RPは、付加情報APの長さL1だけ元の原稿TPよりも
長くなる。
ロール状の記録紙を用いるプロッタを備えたファクシ
ミリ装置では、このように受信画像RPが原稿TPよりも長
くなったとしても、1ページの終わりで記録紙を切断し
て1枚の受信画像RPとして出力するので、標準の長さよ
りも長い受信画像RPを適切に記録出力することができ
る。
また、このようなプロッタを備えたファクシミリ装置
では、記録紙セット誤差およびカット位置誤差等を吸収
するために、第11図に示すように、受信画像RPの先端部
と後端部にそれぞれ長さL2,L3の余白部WT1,WT2をもって
記録しており、そのため、その余白部WT1,WT2の長さL2,
L3の和だけ受信画像RPの長さLL2が原稿TPの長さLL1より
も長くなっている。
さらに、この受信画像RPに上記した付加情報APが付加
されている場合には、この付加情報APの長さL1だけ、さ
らに受信画像RPの長さが長くなる。
ところで、近年、受信画像RPの長さを揃えてファイル
することができるように、シート状の記録紙を用いるフ
ァクシミリ装置が実用されている。かかるファクシミリ
装置では、記録紙の長さが限定されるため、付加情報AP
が付加されたり、余白部WT1,WT2が付加されて元の原稿R
Pよりも長くなっている受信画像RPが送信原稿として用
いられた場合など、受信画像RPが記録紙よりも長くなる
場合には、その長い分の画像を記録できなくなる。
かかる問題を解消するため、記録紙の後端まで純画像
を記録しても同一ページの画情報伝送が継続している場
合には、次の記録紙を給紙して残りの受信画像を記録す
るものが提案されている。
しかしながら、このような従来装置では、次のような
不都合を生じていた。
すなわち、上述のように、受信画像の長くなった部分
は付加情報APあるいは余白部WT1,WT2のようにごく短い
部分であり、2枚目の記録される受信画像の長さがわず
かになるので記録紙の無駄を生じ、とくに、また、2枚
目に余白部WT2のみが記録される場合には、記録紙が全
白の状態で出力されるので全く記録紙が無駄に消費され
るという不都合を生じていた。
そこで、本発明者は、このような従来装置の不都合を
解決するものとして、「ファクシミリ装置」を提案した
(特願昭60−82658号参照)。
この発明では、受信画像の長さを検出し、その検出値
が記録紙の長さよりも大きくかつ所定値よりも小さい場
合には、検出値と記録紙の長さの比率に対応した縮小率
で受信画像を副走査方向に縮小して記録出力する一方、
検出値が所定値よりも大きい場合には、受信画像を分割
して複数の記録紙に記録出力している。
したがって、受信画像の長さが所定値を超えるまで
は、その受信画像を縮小して記録出力するので、付加情
報APや余白部WT1,WT2が付加されて長くなった受信画像
を1枚の記録紙に記録出力することができる。また、受
信画像の長さが所定値を超える場合には、受信画像を分
割して複数の記録紙に記録出力しているので、縮小率が
大きくなって記録画像がみにくくなるような不都合を解
消することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置では、ユーザが1
枚の記録紙にまとめたい受信画像が2枚の記録紙に分割
されて記録出力されることがあり、受信原稿を整理する
ときに手間がかかるるという不都合を生じることがあっ
た。
本発明は、このような従来装置の不都合を解消し、受
信原稿の整理を効率よく行うことができるファクシミリ
装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、受信画像のサイズがセットされた記録紙の
寸法に対応した値よりも大きく、かつ、所定の規定値よ
りも小さい場合にその受信画像を縮小して記録出力する
ファクシミリ装置において、上記規定値を記憶する記憶
手段と、上記記憶手段に記憶されている規定値を表示出
力する表示手段と、上記表示手段により表示された規定
値の値を変更指示する操作手段と、上記操作手段により
変更指示された後、その変更指示の確定がなされたか否
か判断し、変更指示の確定がなされた場合には上記記憶
手段の規定値を変更指示された値に変更する一方、変更
指示の取り止めがなされた場合には上記記憶手段に記憶
されている規定値をそのまま記憶保持する制御手段を備
えたものである。
また、受信画像のサイズがセットされた記録紙の寸法
に対応した値よりも大きく、かつ、所定の規定値よりも
小さい場合にその受信画像を縮小して記録出力するファ
クシミリ装置において、上記規定値を記憶する記憶手段
と、上記記憶手段に記憶されている規定値を表示出力す
る表示手段と、上記表示手段により表示された規定値の
値を変更指示する操作手段と、上記操作手段により変更
指示された後、その変更指示の確定がなされたか否か判
断し、変更指示の確定がなされた場合には上記記憶手段
の規定値を変更指示された値に変更する一方、変更指示
の取り止めがなされた場合には上記記憶手段に記憶され
ている規定値をそのまま記憶保持する制御手段と、受信
画像のサイズが上記規定値よりも大きいときには、受信
画像を分割して複数の記録紙に記録出力する記録制御手
段を備えたものである。
[作用] したがって、複数に分割する受信画像の長さを、ユー
ザが適宜に設定することができるので、長めの受信画像
を頻繁に受信する場合でも、1枚の受信画像にまとめる
ことができ、受信原稿の整理を容易に行うことができ
る。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装
置を示している。
同図において、システム制御部1は、このファクシミ
リ装置の動作制御を行うものであり、システムメモリ2
は、システム制御部1の制御プログラムを記憶するとと
もにワークエリアを構成するものであり、パラメータメ
モリ3は、このファクシミリ装置に固有な各種の情報を
記憶するためのものである。
スキャナ4は、原稿画像を所定の解像度で読み取るた
めのものであり、プロッタ5は、レーザプリンタ装置な
どのように、シート状の記録紙に画像をページ単位に所
定の解像度で記録出力するのものである。また、プロッ
タ5には、A4判の記録紙またはB4判の記録紙を選択的に
給紙することができる。
操作表示部6は、このファクシミリ装置を操作するた
めのものであり、各種の操作キーおよび表示器を備えて
いる。
符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮するととも
に、符号化圧縮された画情報を元の画信号に復号化する
ためのものであり、画像メモリ8は、プロッタ5で記録
する画像を一時的に記憶するためのものであり、画像蓄
積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数蓄積
するためのものである。
通信制御部10は、所定のグループ3ファクシミリ装置
の伝送制御処理を行うためのものであり、モデム11は、
デジタルデータを公衆電話網などのアナログ伝送路を介
して伝送するための変復調処理を行うためのものであ
り、網制御装置12は、このファクシミリ装置を伝送路と
して公衆電話網に接続するためのものである。また、こ
の網制御装置11は、自動発着信機能も備えている。
これらのシステム制御部1、システムメモリ2、パラ
メータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表示部
6、符号化復号化部7、画像メモリ8、画像蓄積装置
9、および、通信制御部10は、システムバス13に接続さ
れており、これらの各要素間のデータのやりとりは、主
としてこのシステムバス13を介して行われる。
第2図は、操作表示部6に設けられている操作キーお
よび表示器の一例を示している。
同図において、スタートキー6aは、このファクシミリ
装置の送信動作および受信動作などを開始させるための
ものであり、コピーキー6bは、コピー動作を開始させる
ためのものであり、ストップキー6cは、このファクシミ
リ装置の動作を中断/停止させるためのものである。
テンキー6dは、電話番号などの数値情報を操作入力す
るためのものであり、機能キー6eは、画像テスト動作な
どの各種の動作の実効を選択するためのものであり、YE
Sキー6fおよびNOキー6gは、ガイダンスメッセージに対
する回答をオペレータが操作入力するためのものであ
る。
液晶表示器6hは、ガイダンスメッセージなどの各種の
情報を表示するためのものである。
また、第3図に示すように、プロッタ5に記録紙を供
給する記録紙カセット15は、収納している記録紙のサイ
ズをあらわすマーク16がその先端部に形成されており、
このマーク16がファクシミリ装置の筐体20の内部に配設
されたサイズ検出器17により検出され、このサイズ検出
器17の検出信号がプロッタ5の制御部に通知され、プロ
ッタ5よりシステム制御部1に記録紙のサイズが通知さ
れる。
以上の構成で、このファクシミリ装置は、記録紙より
も長い受信画像を記録したときには、その長さが規定値
よりも長い場合に、その受信画像を分割して記録する分
割記録モードを備えており、受信画像を分割記録すると
きの長さの基準値は、オペレータが設定することができ
る。なお、この基準値には、初期値が設定されており、
とくにオペレータの操作がないときには、その初期値が
使用される。
この基準値の設定の一例を第4図に示す。
オペレータが、操作表示部6の機能キー6eを操作し
て、同一ページに記録する画像の最大記録長を入力する
モードを選択すると、システム制御部1は、最大記録長
さを入力するためのガイダンスメッセージを表示して
(処理101)、オペレータにその長さの基準値ADを入力
させる(処理102)。このガイダンスメッセージの一例
を第5図に示す。
この場合には、記録紙よりも長い部分の寸法を記録入
力させるために、そのときにパラメータメモリ3に記憶
されている基準値ADの値を欄R1に表示する。この欄R1の
表示内容は、オペレータがテンキー6dを操作する度に変
更される。また、YESキー6fが操作入力されるとその操
作処理を終了し、また、YESキー6fが操作される前にNO
キー6gが操作されたときには、そのときの操作を取りや
めたものとみなして、基準値ADを操作前の値に戻す。
このようにして、オペレータが基準値ADの入力を終了
すると、システム制御部1は、液晶表示器6hの表示を元
の状態に復帰し、そのときに入力された基準値AD(mm)
に、ファクシミリ装置の副走査方向の解像度の7.7(ラ
イン/mm)を乗じて、基準値ADに対応したライン数Aを
算出し(処理103)、基準値ADおよびライン数Aをパラ
メータメモリ3に保存する(処理104)。
そして、送信端末から画情報を受信するときには、第
6図に示した処理を実行して、受信画像を記録出力す
る。
すなわち、受信画情報を符号化復号化部7で元の画信
号に復号化すると、ライン単位に画信号を画像メモリ8
に蓄積し(処理201)、その蓄積した受信ライン数Lを
算出する(処理202)。
そして、このとき給紙カセット15に収納されている記
録紙のサイズがA4判であるかどうかを判定し(判断20
3)、この判断203の結果がYESになるときには、受信ラ
イン数Lが、A4判の記録紙の全ライン数LA4に基準値AD
のライン数Aを加えた値以下になっているかどうかを調
べる(判断204)。
判断204の結果がYESになるときには、1ページ分の画
像受信が終了するまで処理201に戻ってそれ以下の処理
を繰返し行う(判断205のNOループ)。
判断204の結果がNOになるときには、受信画像の長さ
が、1ページに記録する長さを超えた場合なので、その
ときに画像メモリ8に蓄積している画信号を、その先頭
から全ライン数LA4に相当する分読み出してプロッタ5
に転送して、1ページ分の受信画像を等倍に記録出力さ
せる(処理206)。
そして、受信ライン数Lを(L−(LA4))に更新し
たのちに(処理207)、処理201に戻る。
そして、1ページ分の画情報の受信を終了して、判断
205の結果がYESになるときには、受信ライン数Lが全ラ
イン数LA4以下になっているかどうかを判断し(判断20
8)、判断208の結果がYESになるときには、そのときに
画像メモリ8に蓄積されている画信号を1ページ分プロ
ッタ5に転送して、1ページ分の受信画像を等倍に記録
出力させる(処理209)。
また、判断208の結果がNOになるときには、画像を副
走査方向に(LA4/L)なる変倍率で縮小した状態に画像
メモリ8に蓄積されている画信号を縮小処理し、その縮
小処理後の画信号をプロッタ5に転送して、1ページ分
の受信画像を縮小記録させる(処理210)。
また、プロッタ5にセットされている給紙カセット15
にB4判の記録紙がセットされているときには、判断203
の結果がNOになり、このときには、受信ライン数Lが、
B4判の記録紙の全ライン数LB4に基準値ADのライン数A
を加えた値以下になっているかどうかを調べる(判断21
1)。
判断211の結果がYESになるときには、1ページ分の画
像受信が終了するまで処理201に戻ってそれ以下の処理
を繰返し行う(判断212のNOループ)。
判断211の結果がNOになるときには、受信画像の長さ
が、1ページに記録する長さを超えた場合なので、その
ときに画像メモリ8に蓄積している画信号を、その先頭
から全ライン数LB4に相当する分読み出してプロッタ5
に転送して、1ページ分の受信画像を等倍に記録出力さ
せる(処理213)。
そして、受信ライン数Lを(L−(LB4))に更新し
たのちに(処理214)、処理201に戻る。
そして、1ページ分の画情報の受信を終了して、判断
205の結果がYESになるときには、受信ライン数Lが全ラ
イン数LB4以下になっているかどうかを判断し(判断21
5)、判断215の結果がYESになるときには、そのときに
画像メモリ8に蓄積されている画信号を1ページ分プロ
ッタ5に転送して、1ページ分の受信画像を等倍に記録
出力させる(処理216)。
また、判断215の結果がNOになるときには、画像を副
走査方向に(LB4/L)なる変倍率で縮小した状態に画像
メモリ8に蓄積されている画信号を縮小処理し、その縮
小処理後の画信号をプロッタ5に転送して、1ページ分
の受信画像を縮小記録させる(処理217)。
このようにして、受信画像が記録紙よりも長く、か
つ、ユーザが規定した長さよりも短い場合には、その受
信画像が記録紙に収まるように、副走査方向に縮小され
て記録される。
また、受信画像の長い部分の長さが基準値ADを超える
場合には、受信画像を複数に分割し、それらの受信画像
を等倍に記録するようにしている。
ところで、このファクシミリ装置のスキャナ4および
プロッタ5における副走査方向の画像の解像度は、上述
したように、7.7(ライン/mm)に設定されており、A4判
の原稿のライン数LA4およびB4判の原稿のライン数LB4
は、それぞれ2287、および、2803になる。
第7図は、画像メモリ8における画信号の蓄積例を示
している。
この画像メモリ8は、B4判の原稿の1ライン分の画信
号を蓄積可能な256バイトのラインメモリを、M個連続
して配置して構成されている。ここで、Mは、基準値AD
として設定可能な最大値を40(mm)とすると、3111にな
る。
また、システム制御部1は、この画像メモリ8をアク
セスするために、受信画像の画信号を蓄積している領域
の先頭ラインおよび後端ラインをそれぞれあらわすスタ
ートアドレスSおよびエンドアドレスEと、画信号を読
み出しているラインをあらわす出力ラインポインタNを
それぞれ形成し、第8図に示すように、システムメモリ
2に記憶している。
したがって、ある時点では、画像メモリ8に蓄積され
ている画信号のライン数Lは、(E+1−S)によって
算出することができる。
また、システム制御部1は、画像メモリ8の物理的な
最終記憶領域まで画信号を蓄積した後は、記憶領域の先
頭に画信号を蓄積する領域を移動し、この画像メモリ8
を循環メモリとして使用している。
これによって、受信画像が画像メモリ8の容量を超え
て入力されるような場合でも、上述した受信処理のよう
に、1枚分の画像を逐次記録することで、受信画像をと
りこぼすことなく受信することができる。
第9図は、受信画像を副走査方向に縮小して記録出力
する縮小記録処理の一例を示している。なお、同図は、
記録紙のサイズがA4判の場合について示している。
まず、出力ラインポインタNをスタートアドレスSに
設定し(処理301)、間引きするラインを判別するため
のカウンタCの値を1に初期化する(処理302)。
次ぎに、そのときの受信画像のライン数Lを算出し
(処理303)、このライン数Lに基づいて、受信画像を
副走査方向に縮小するために画信号を間引くライン間隔
Rを算出する(処理304)。
そして、出力ラインポインタNがエンドアドレスEに
等しくなるまで(判断305の結果がNOになるまで)、以
下の処理を繰返し行う。
すなわち、まず、出力ラインポインタNが示している
ラインの画信号を画像メモリ4から読み出してプロッタ
5に転送し(処理306)、出力ラインポインタNおよび
カウンタCをインクリメントする(処理307,308)。
そして、このときにカウンタCがライン間隔Rに等し
くなったかどうかを調べ(判断309)、判断309の結果が
NOになるときには、次のラインの画信号を出力するため
に判断305に戻る。
また、判断309の結果がYESになるときには、次のライ
ンは間引くラインなので、このときには、出力ラインポ
インタNをインクリメントするとともに(処理310)、
カウンタCを1に初期化することで(処理311)、次の
ラインをスキップし、判断305に戻る。
このようにして、間引き間隔に相当する部分の画信号
が出力されなくなるので、プロッタ5から記録出力され
る画像は、副走査方向に(LA4/L)の変倍率で縮小され
る。
なお、記録紙のサイズがB4判の場合には、処理304に
おける定数2287を2803に変更すればよい。
ところで、上述した実施例では、プロッタに給紙カセ
ットを1つ備えているが、2つ以上の給紙カセットを備
えたプロッタを用いた場合にも、本発明を同様にして適
用することができる。また、給紙カセットに収納した記
録紙のサイズを検出する機構は、上述したものに限るこ
とはない。
また、プロッタに用いる画像記録装置としては、シー
ト上の記録紙を用いるものであればよく、静電記録プリ
ンタ、レーザビームプリンタ、液晶プリンタ、および、
熱転写プリンタなど、その記録方式に限定されない。
また、画像縮小処理も、上述のように、変倍率に対応
したライン間隔で画信号を間引く方法に限ることはな
く、周知の同等な他の方法を用いこともできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、受信画像のサ
イズがセットされた記録紙の寸法に対応した値よりも大
きく、かつ、所定の規定値よりも小さい場合にその受信
画像を縮小して記録出力するファクシミリ装置におい
て、上記規定値を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に
記憶されている規定値を表示出力する表示手段と、上記
表示手段により表示された規定値の値を変更指示する操
作手段と、上記操作手段により変更指示された後、その
変更指示の確定がなされたか否か判断し、変更指示の確
定がなされた場合には上記記憶手段の規定値を変更指示
された値に変更する一方、変更指示の取り止めがなされ
た場合には上記記憶手段に記憶されている規定値をその
まま記憶保持する制御手段を備えたので、1ページ分の
受信記録紙に記録する受信画像のサイズをユーザが適宜
に設定することができるので、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置を
示すブロック図、第2図は操作表示部の一例を示す概略
図、第3図は給紙カセットに収納されている用紙サイズ
を検出する機構の一例を示す概略図、第4図は長さ基準
値を入力するときの処理例を示すフローチャート、第5
図はガイダンスメッセージの一例を示す概略図、第6図
は受信画像の記録時の処理例を示すフローチャート、第
7図は画像メモリの構成例を示す概略図、第8図は画像
メモリの読み出し管理のための各種情報を例示した概略
図、第9図は縮小記録処理の一例を示すフローチャー
ト、第10図は付加情報の一例を示す概略図、第11図は元
の原稿と受信画像の寸法の違いを説明するための概略図
である。 1……システム制御部、2……システムメモリ、3……
パラメータメモリ、5……プロッタ、6……操作表示
部、8……画像メモリ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信画像のサイズがセットされた記録紙の
    寸法に対応した値よりも大きく、かつ、所定の規定値よ
    りも小さい場合にその受信画像を縮小して記録出力する
    ファクシミリ装置において、 上記規定値を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されている規定値を表示出力する表
    示手段と、 上記表示手段により表示された規定値の値を変更指示す
    る操作手段と、 上記操作手段により変更指示された後、その変更指示の
    確定がなされたか否か判断し、変更指示の確定がなされ
    た場合には上記記憶手段の規定値を変更指示された値に
    変更する一方、変更指示の取り止めがなされた場合には
    上記記憶手段に記憶されている規定値をそのまま記憶保
    持する制御手段を備えたことを特徴とするファクシミリ
    装置。
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