JPH01241977A - 画像通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は画像通信装置、特に所定の通信回線を介して受
信した画像データを記録出力する画像通信装置に関する
ものである。

［従来の技術］ 従来より、ファクシミリ装置など受信画像を紙などの記
録媒体に記録出力する画像通信装置が知られている。記
録媒体として紙を用いる場合、ロール紙とカット紙の２
種類が使用されていた。

従来では、装置の記録出力部としてカット紙ないしロー
ル紙のいずれか一方のみを用いるものが設けられる。

［発明が解決しようとする課題］ 記録出力に用いられるロール紙、カット紙には、次に示
すように一長一短がある。

まず、カット紙ではＡ４、Ｂ４などの標準サイズのもの
が用いられるが、幅が同じで副走査方向に長い画像、す
なわち長尺原稿を受信した場合、受信画像を複数のカッ
ト紙に分割して記録しなければならなかった。従って、
グラフやプログラムリスト、表などの長尺原稿が分割記
録されると、内容が不鮮明になってしまうという問題が
ある。

また、ロール紙は長尺原稿の受信では分割記録の必要が
ないため有利であるが、通常の定型サイズの原稿を受信
する場合には、カールの問題があって読取や保存の際の
取扱が面倒であるという問題がある。

従来では、いずれかの記録紙しか用いることができなか
ったため、上記のいずれかの問題が生じる。

記録媒体としては主として紙が多いので、以−Ｌでは紙
を例示したが、プラスチックシートなど他の材質が記録
媒体として用いられる場合でも同様の問題がある。

本発明の課題は以」二の問題を解決することである。

［課題を解決するための手段］ 以上の課題を解決するために、本発明においては、所定
の通信回線を介して受信した画像データを記録出力する
画像通信装置において、画像データを定型サイズに切断
された記録媒体に記録出力する第１の記録出力手段と、
画像データをロール状に巻かれた記録媒体に記録出力す
る第２の記録出力手段と、所定の条件に応じて前記第１
および第２の記録出力手段のうち適当な記録出力手段を
選択して記録出力を行わせる制御手段を設けた構成を採
用した。

［作　用］ 以上の構成によれば、所定条件、例えば受信画像データ
量、たとえば副走査方向の長さなどに応じて記録出力手
段を選択し、切断された記録媒体、あるいはロール状の
記録媒体のいずれか適切な方を選択して記録出力を行う
ことができる。

［実施例コ 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明の詳細な説明
する。ただし、以下では記録媒体として紙を例示するも
のとする。

第１図は本発明を採用したファクシミリ装置の構成を示
している。図において符号８はマイクロプロセッサなど
から成る制御部で、以下の各部をＲＯＭ８ａに格納され
た後述のプログラムに従って制御し、画像通信処理を行
う。次に装置の各部につき説明する。

操作部１はテンキー、表示器などからなり、送受信動作
はこの操作部ｌの操作に応じて制御部８によって制御さ
れる。

送信画像の読取はＣＣＤラインセンサおよび原稿搬送系
などから構成された読取部２によって行われる。本実施
例では、受信した画情報の記録のために符号３．４で示
す２つの記録部が設けられている。

記録部３．４の記録方式は熱転写、電子写真方式（レー
ザビームプリンタ）など、種々の所望の方式を採用して
よい。ただし、記録部３は記録紙としてロール紙を、ま
た記録部４はカット紙を用いる。

送受信画像は画像メモリ６に記憶される。すなわち、読
取部２で読み取られた画像は画像メモリ６に格納された
後、変復調器、回線制御部などから構成される公知の通
信制御部７を介して回線１０に送信される。一方、回線
１ｏがら受信した画像データはいったん画像メモリ６に
蓄積され、記録部３．４のいずれかに出力される。いず
れの記録部を用いるかは、スイッチ５によって制御され
る。スイ・ンチ５はデータバスの切り換えにより画像メ
モリ６の出力画像データを記録＠ｌ！３．４のいずれか
に入力するもので、スイッチ５の切換制御は制御部８に
よって行われる。

次に、以上の構成における動作について、第２図のフロ
ーチャート図を参照して説明する。第２図は制御部８の
受信制御手順で、図示した手順は制御部８のプログラム
としてＲＯＭ８ａに格納される。

画像受信の場合、公知の通信前手順に続いて、第２図に
示した１ページの画像の受信ルーチンが実行される。受
信した画像データは従来装置と同様に、画像メモリ６に
記憶される。その際、ステップＳ２におけるページ終端
（ＥＯＰ）符号の検出によって、１ページの終端部が検
出される。

１ページの画像データを画像メモリ６に格納するとステ
ップＳ３に移る。ステップＳ３ではまず、画像メモリ６
内のデータ量の検出、あるいは行端（Ｅ　ＯＬ）符号の
検出などによる副走査方向にならぶ走査線数の計数など
よって、受信した１ページの画像データの量を計測する
。そして、この計測値に基づき力・ント紙を用いる記録
部４に装填されているカット紙の副走査方向の長さを原
稿ページの画像データが長尺原稿の場合にはステップＳ
４に、そうでない場合にはステップＳ５に移る。

ステップＳ４では長尺原稿を分割記録せずにそのまま記
録するため、ロール紙を用いる記録部３に画像メモリ６
のデータが出力されるようスイッチ５を切り換え、記録
部３を用いて記録を行う。

一方、ステップＳ５ではカット紙を用いる記録部４に画
像メモリ６のデータを出力するようスイッチ５を切り換
え、記録部４で記録処理を行う。

以りの構成によれば、長尺原稿は必ずロール紙を用いる
記録部３で記録され、それ以外の原稿画像は記録部４で
記録される。このため、定型原稿は取扱の容易なカット
紙に記録でき、また、プログラムリスト、表、グラフな
ど、分割記録が望ましくない長尺原稿はロール紙に記録
することができる。

すなわち、原稿画像の長さによって適切な記録紙を選択
して記録を行うことができ、従来のロール紙ないしカッ
ト紙のみを用いる装置で生じていた問題を回避でき、受
信画像の判読、保存などの際の取扱を非常に容易にする
ことができる。

以上ではスイッチ５の選択を制御部８の受信画像長の判
定によって自動的に切り換えているが、スイッチ５を操
作者が所望に操作できるように、操作部１に設けるよう
にしてもよい。また、ロール紙およびカット紙を用いる
２つの記録部の選択は、上記の原稿画像の長さの条件の
みではなく、種々の条件に応じて行える。例えば、一方
の記録部の記録紙がなくなった場合に、無条件に他方の
記録部を用いる、あるいは原稿分割の枚数に制限を設け
、分割記録がカット紙３ページ以十にわたる時のみロー
ル紙による記録を行うなど、種々の制御が可能である。

以上では記録媒体の材質として、紙を例示したが、プラ
スチックシートなど他の材質が記録媒体として用いられ
る場合でも同様の構成を実施できるのはもちろんである
。

［発明の効果］ 以上から明らかなように、本発明によれば、所定の通信
回線を介して受信した画像データを記録出力する画像通
信装置において、画像データを定型サイズに切断された
記録媒体に記録出力する第１の記録出力手段と、画像デ
ータをロール状に巻かれた記録媒体に記録出力する第２
の記録出力手段と、所定の条件に応じて前記第１および
第２の記録出力手段のうち適当な記録出力手段を選択し
て記録出力を行わせる制御手段を設けた構成を採用して
いるので、所定条件に応じて切断された記録媒体ないし
ロール状の記録媒体のうち適切な記録媒体を用いて記録
出力を行えるという優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を採用したファクシミリ装置のブロック
図、第２図は第１図の制御部の受信制御手順を示したフ
ローチャート図である。 ■・・・操作部　　　　　２・・・読取部３・・・記録
部　　　　　４・・・記録部５・・・スイッチ　　　　
６・・・画像メモリ７・・・通信制御部　　　８・・・
制御部１０・・・回線

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）所定の通信回線を介して受信した画像データを記録
   出力する画像通信装置において、画像データを定型サイ
   ズに切断された記録媒体に記録出力する第１の記録出力
   手段と、画像データをロール状に巻かれた記録媒体に記
   録出力する第２の記録出力手段と、所定の条件に応じて
   前記第１および第２の記録出力手段のうち適当な記録出
   力手段を選択して記録出力を行わせる制御手段を設けた
   ことを特徴とする画像通信装置。