JP3092847B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3092847B2 JP01332593A JP33259389A JP3092847B2 JP 3092847 B2 JP3092847 B2 JP 3092847B2 JP 01332593 A JP01332593 A JP 01332593A JP 33259389 A JP33259389 A JP 33259389A JP 3092847 B2 JP3092847 B2 JP 3092847B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ファクシミリ装置に関する。
[従来の技術] CCITTの勧告では、ファクシミリ通信する際の主走査
方向の画像幅は、A4,B4あるいはA3サイズにおける各短
辺の幅に規定されている。
通常のファクシミリ装置では、上記のうちA4幅とB4幅
とがよく採用されている。また、近年、記録紙として、
ロール紙ではなく定形サイズのカット紙が、A4サイズと
B4サイズというように複数種類配設されたものが実用さ
れている。
このようなファクシミリ装置の場合、受信した原稿画
像がA4幅でもB4幅でも元の原稿幅で受信画像を記録す
る。これにより、送信側において、A4サイズとB4サイズ
が混在した複数ページの原稿を送信した場合でも、受信
側では受信原稿の各ページを元のサイズで記録出力する
ことができる。
受信原稿が元の原稿サイズと同一である場合、例え
ば、縮小率が決っている図面などでは好都合である。そ
の反面、各ペーシのサイズがまちまちになるため、例え
ば、ファイルに綴じて保管する場合など、受信原稿の整
理作業がやりにくくなる。ところが、従来は、複数種類
の記録紙を備えている場合、必ず送信原稿サイズに対応
するもので記録されてしまうという不都合があった。
一方、例えば、第14図に示すように、A4幅とB4幅の記
録紙がセット可能なファクシミリ装置において、A4幅側
にA4サイズの記録紙をセットし、B4幅側にB5サイズの記
録紙をセットする場合がある。
従来は、この場合、B4サイズの原稿画像を受信する
と、同一幅の記録紙すなわちB5サイズの記録紙を選択し
て受信画像を記録していた。このため、受信側では、1
ページの原稿画像が2ページに分割されて記録されてい
た。
この場合、上記と同様に原寸で記録されて好都合であ
るときと、2ページに分割されて不都合が生じるときと
があった。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、従来は、送信原稿サイズと記録紙サイ
ズとの関係で記録画像のサイズが固定的に決定されてい
たため、オペレータが都合のよい受信画像を任意に選択
することができないという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決し、オペレータが都合の
よい受信画像を任意に選択することができるファクシミ
リ装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本願発明は、送信側で、受信側から通知される記録紙
サイズを調べ、分割が禁止されている場合は、送信原稿
を原寸で記録可能な記録紙があるか否かを調べて、有れ
ば等倍送信し、無ければ変倍送信するようにし、また、
分割が許可されている場合は、送信原稿と同一または原
稿幅を有する記録紙が有るか否かを調べ、有れば等倍送
信し、無ければ変倍送信するようにしたものである。
[作用] 送信側あるいは受信側の都合で、送信原稿の分割記録
を任意に選択することが出来る。この結果、絵画のよう
に分割すると理解困難となるような原稿の分割が防止さ
れる一方、余白の多い文字原稿のように分割しても差し
支えないような原稿の縮小が防止され、常に原稿に応じ
た最適な記録画像が得られる。また、送信側では受信側
記録紙のサイズを確認して送信原稿を原寸送信するか、
縮小送信するか決定しているので、受信側が送信原稿と
同じサイズの記録紙を備えていれば必ず送信原稿と同一
サイズの記録紙が得られる一方、同一サイズの記録紙が
ない場合には、受信側に送信原稿幅と同じ記録紙が用意
されているか否かを判断して原寸送信するか縮小送信す
るかを決定しているので、無理な縮小が防止され、画質
の劣化が防止される。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の実施例に係るファクシミリ装置の
ブロック構成図を示したものである。図において、スキ
ャナ1は原稿画像を読み取って画情報を取り出すもの
で、プロッタ2は画情報を記録紙に記録するものであ
る。符号化復号化部3は、送信する画情報の符号化およ
び受信した画情報の復号化を行なうものである。画像メ
モリ4は、蓄積送信の場合に送信する画情報を一旦蓄積
するものである。
網制御装置5は、電話回線が接続され、発着信の際に
所定の回線制御を行なうものである。モデム6は、画情
報を変復調して伝送すると共に、伝送制御手順における
各種手順信号を伝送するものである。通信制御部7は、
これら網制御装置5とモデム6を制御して所定の伝送制
御手順により、ファクシミリ伝送を実行するものであ
る。
操作表示部8は、装置が動作状態を表示すると共に、
オペレータが各種操作を行なうものである。システムメ
モリ9は、送受信処理において必要な各種情報を記憶す
るものである。システム制御部11は、マイクロコンピュ
ータシステムから構成され、上記各部を制御するもので
ある。
以上の構成で、次に、本実施例のファクシミリ装置相
互間での通信動作を説明する。
第2図は、原稿画像を蓄積送信する際の送信側動作を
示したものである。この場合、オペレータは、まず、送
信原稿をスキャナ1にセットし画像蓄積動作を起動す
る。
これにより、ファクシミリ装置は、原稿画像を読み取
って画像メモリ4に蓄積すると共に(処理101)、原稿
画像の主走査方向の幅とその長さを判別する(処理10
2)。
次いで、オペレータは、所定のダイヤル操作で送信宛
先を設定する(処理103)。
ところで、送信側の原稿サイズと受信側の記録紙サイ
ズが、第14図で説明したような状態になると、1ページ
の原稿画像が受信側において2ページに分割される虞れ
がある。
本実施例では、ここで、オペレータは上記のように原
稿画像が分割されることを許可するか禁止するかを任意
に設定する(処理104)。
ファクシミリ装置は、この後、設定された宛先に発呼
する(処理105)。そして、相手先が応答するとG3ファ
クシミリの既知の伝送制御手順を実行する。この伝送制
御手順において、受信側は送信側にNSF信号を送出す
る。このNSF信号には、第3図に示すように、受信側が
記録紙を何種類備えているかという記録紙段数と、それ
ぞれの記録紙サイズの情報をセットするようにしてい
る。
送信側であるこのファクシミリ装置は、上記NSF信号
により受信側の記録紙の種類を判別した後(処理10
6)、上記原稿画像の分割に対するオペレータの設定を
判別する(処理107)。
いま、その分割が許可されているとすると(処理107
のN)、受信側の各種記録紙の内、送信原稿の幅に対応
したものがあるかどうか判別する(処理108)。ここ
で、対応した幅の記録紙があると、NSS信号により画像
幅を受信側に通知して、その原稿幅で蓄積している画情
報を送信する(処理109)。
いま、例えば、第4図に示すように、送信原稿がB4サ
イズで、受信側は、A4幅とB4幅の記録機能を備え、A4サ
イズとB4サイズの記録紙がセットされているとする。す
ると、この場合、元のB4サイズで受信原稿が記録出力さ
れるようになる。
一方、受信側において、第14図で説明したように、B4
幅の記録紙としてB5サイズの用紙がセットされている
と、2ページに分割した受信原稿が記録出力されるよう
になる。
また、第5図に示すように、受信側がA4サイズの記録
紙しか備えていないというように、記録紙サイズが原稿
サイズより小さい場合がある。この場合には(処理108
のN)、NSS信号により画像幅をA4幅というように受信
側に通知し、その通知した画像幅に原稿画像を縮小して
送信する(処理110)。
一方、オペレータにより前記原稿画像の分割が禁止さ
れている場合(処理107のY)、受信側において、原稿
画像を原寸で1ページの記録紙に記録可能であるかどう
か判定する(処理111)。
例えば、いま、受信側の記録紙サイズがA4とB5である
場合、記録幅はCCITTの勧告によりA4幅,B4幅あるいはA3
幅のいずれかであることから、第6図に示すように、B5
の記録紙は長辺が記録幅にセットされているこが分か
る。従って、この場合、B4サイズの原稿画像送信する
と、B5の記録紙で2ページに分割して記録されることを
判定することができる。
このように原稿画像を原寸で1ページの記録紙に記録
できないと判定した場合(処理111のN)、画像幅を小
さい方の記録紙つまりこの例では、A4幅というように受
信側に通知し、その画像幅に原稿画像を縮小して送信す
る(処理110)。
これにより、第6図に示すように、B4サイズの原稿画
像がA4サイズに縮小送信され、受信側では、A4サイズの
記録紙1ページに記録出力されるようになる。
以上のように、本実施例では、画像送信の際に、オペ
レータが原稿画像の分割の許可と禁止とを任意に設定す
るようにしている。そして、ファクシミリ装置は、原稿
画像の分割許可に設定されている場合には、従来と同様
に、受信側に原稿幅に対応する記録紙があれば、原稿画
像を原寸で送信し、分割禁止に設定されている場合、必
要に応じて原稿画像を縮小送信し、受信側で1ページの
原稿画像が必ず1ページで記録出力されるようにしてい
る。
これにより、オペレータが都合のよい受信画像を任意
に選択することができるようになる。
次に、本発明の第2の実施例を説明する。
第7図は、本実施例の蓄積送信動作を示したものあ
る。同図において、第2図と同一符号は同一処理を示し
ており、この場合、オペレータが宛先を設定すると(処
理103)、ファクシミリ装置は直ちに発呼する(処理10
5)。
ところで、本実施例では、受信側オペレータは、予め
ファクシミリ装置に対して、1ページの原稿画像が2ペ
ージに分割されることを許可するか禁止するかを任意に
設定するようにしている。
そして、この場合、受信側ファクシミリ装置から送信
側に送出されるNSF信号には、第8図に示すように、原
稿画像の分割可否の設定状態および記録紙の種類の情報
がセットされる。
送信側ファクシミリ装置は、発呼した後、所定の伝送
制御手順を実行する。そして、ここで受信するNSF信号
により、受信側の記録紙の種類を判別すると共に(処理
106)、原稿画像の分割可否の指定を判別する(処理11
3)。
この後、その受信側における原稿画像の分割可否の指
定状態に応じて、第2図の場合と同様に画情報の送信動
作を実行する(第2図、処理107へ)。
このように本実施例では、受信側ファクシミリ装置に
対して、原稿画像の分割の許可または禁止を設定するよ
うにしたので、受信側オペレータが都合のよい受信画像
を任意に選択することができるようになる。
なお、上述の各実施例では、原稿画像を原寸で送信す
るとページ分割される場合、他の小さい記録紙に応じて
原稿画像を縮小するようにしたが、他の記録紙が大きい
場合には、原稿画像を拡大するようにすればよい。
また、受信側から送信側に記録紙サイズ情報としてA4
やB4などの定形サイズの種別を通知するようにしたが、
記録幅と記録長さの情報を通知するようにしてもよい。
これにより、本発明を多種の記録紙サイズのに対して適
用することができる。
さらに、原稿画像を一旦蓄積した後送信するようにし
たが、原稿サイズを検知する手段があれば、画像蓄積し
ないで直ちに画像送信してもよいことは当然である。ま
た、原稿サイズを検知する場合、原稿幅のみ検知して処
理することも可能である。例えば、原稿幅がB4幅のとき
には必ずA4幅に縮小して画像送信する。このとき、実際
の原稿がB5サイズであったとしても、受信側でA4サイズ
の記録紙1ページに画像記録することができる。
次に、本発明の第3の実施例を説明する。
第9図は、本実施例の蓄積送信動作を示したものであ
る。本実施例では、送信原稿の各ページは、各サイズが
混在しているものとする。
この場合、オペレータは、その送信原稿をスキャナ1
にセットして画像蓄積動作を起動する。
これにより、ファクシミリ装置は、まず原稿画像を1
ページ読み取ってその画情報を画像メモリ4に蓄積する
(処理201)。また、このとき読み取った1ページの原
稿サイズつまり原稿幅と長さとを判別して記憶する(処
理202)。そして、次ページの有無をチェックして(処
理203)、次ページがある場合(処理203のY)、上記処
理を繰り返す(処理201へ)。
上記処理が終わると(処理203のN)、オペレータ
は、宛先を設定すると共に(処理204)、受信側での記
録サイズ統一の要否を設定する(処理205)。この設定
は、送信する各ページの原稿画像を受信側で同一サイズ
の記録紙に記録するかしないかを任意に指定するもので
ある。
この後、オペレータの起動操作により、ファクシミリ
装置は、設定された宛先に発呼し(処理206)、相手先
が応答すると、記録サイズ統一の指定があるかどうか判
別する(処理207)。
いま、その指定がないものとすると(処理207の
N)、所定のメッセージ前の伝送制御手順を実行する
(処理208)。ここで1ページ目の原稿幅が相手先に通
知される。
次いで、蓄積している画情報を1ページ分送信し(処
理209)、次ページの有無を判別する(処理210)。次ペ
ージがある場合(処理210のY)、そのページ画像が、
いま送信したページ画像と同一サイズであるかどうか判
別し(処理211)、同一サイズの場合(処理211のY)、
所定の手順で次ページの画情報を送出する(処理209
へ)。また、次ページの画像サイズが異なっていた場合
(処理211のN)、その画像サイズを通知するためにメ
ッセージ前手順を再実行した後(処理208)、その画情
報を送信する(処理209)。
このようにして、全ページの画情報の送信が完了する
と(処理210のN)、所定のメッージ後手順を実行して
(処理212)、以上の送信処理を終了する。
いま、例えば、第10図に示すように、送信側から、1
ページ目P1と3ページ目P3がA4サイズで、2ページ目P2
がB4サイズの原稿が送信されたとする。また、受信側に
おいて、記録紙がA4サイズとB4サイズが備えられていた
とすると、受信画像は、各ページそれぞれ元の原稿サイ
ズで画像記録されるようになる。
一方、上記において、記録サイズ統一の指定があった
場合(処理207のY)、各ページの原稿画像の内の最小
サイズを識別して、その最小サイズを統一サイズに決定
する(処理213)。例えば、前記のように原稿画像がA4
サイズとB4サイズの場合、統一サイズをA4サイズにす
る。そして、メッセージ前手順を実行して、その統一サ
イズを受信側に通知する(処理214)。
次いで、原稿画像の1ページ目が上記統一サイズであ
るかどうか判別し(処理215)、その統一サイズである
場合には(処理215のY)、そのページの原稿画像をそ
のまま原寸で送信する(処理216)。また、統一サイズ
より大きい場合には(処理215のN)、その原稿画像を
統一サイズに縮小して送信する(処理217)。
このようにして1ページの送信が終わると、次ページ
の原稿画像の有無を判別し(処理218)、次ページがあ
る場合(処理218のY)、そのページに対して同様に処
理する(処理215へ)。そして、全ページの処理が終わ
ると(処理218のN)、所定のメッセージ後手順を実行
して(処理212)、送信処理を終了する。
いま、例えば、第11図に示すように、前記の例と同様
に送信原稿のサイズおよび受信側の記録紙がA4とB4であ
ったとすると、受信画像は、各ページともA4サイズに統
一して画像記録されるようになる。
以上のように、本実施例では、送信側において、受信
側で画像記録する際に記録サイズを統一するかどうか選
択するようにしたので、オペレータは、都合のよい受信
画像を任意に選択することができるようになる。
第12図は、本発明の第4の実施例における蓄積送信動
作を示したもので、第9図と同一符号は同一処理を示し
ている。この場合、第9図の実施例と同様に、まず原稿
画像を蓄積する(処理201〜処理203)。そして、オペレ
ータが宛先を設定すると(処理204)、ファクシミリ装
置は直ちに発呼する(処理206)。
ところで、本実施例では、受信側オペレータは、予め
受信側ファクシミリ装置に対して、1つの相手先から画
像受信する際に記録紙サイズを統一するかしないかを任
意に設定するようにしている。
そして、この場合、受信側ファクシミリ装置から送信
側に送出されるNSF信号には、第13図に示すように、記
録紙サイズ統一要求の有無および記録紙の種類等の情報
がセットされる。
送信側ファクシミリ装置は、発呼した後、所定の伝送
制御手順を実行する。そして、ここで受信するNSF信号
により、上記記録紙サイズ統一の要求を判別する(処理
219)。
この後、その受信側における設定状態に応じて、第9
図の場合と同様に画情報の送信動作を実行する(第9
図、処理207へ)。
このように、本実施例によれば、受信側ファクシミリ
装置において、画像記録する際の記録サイズを統一する
かどうかを任意に設定するようにしたので、受信側オペ
レータは、都合のよい受信画像を任意に選択することが
できるようになる。
なお、上述の第3および第4の実施例では、原稿画像
を一旦蓄積した後、各ページの画像サイズの内から統一
サイズを決定する場合、最小サイズに統一するようにし
たが、他のサイズに統一して、そのサイズより小さい画
像は拡大するようにしてもよい。
また、原稿画像を蓄積送信するようにしたが、読み取
った原稿画像を直ちに送信する際には、全ページの画像
を1ページ目のサイズに統一すれば本発明が同様に適用
できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、送信側あるいは受信
側の都合で、送信原稿の分割記録を任意に選択すること
が出来る。この結果、絵画のように分割すると理解困難
となるような原稿の分割が防止される一方、余白の多い
文字原稿のように分割しても差し支えないような原稿の
縮小が防止され、常に原稿に応じた最適な記録画像が得
られる。また、送信側では受信側記録紙のサイズを確認
して送信原稿を原寸送信するか、縮小送信するか決定し
ているので、受信側が送信原稿と同じサイズの記録紙を
備えていれば必ず送信原稿と同一サイズの記録紙が得ら
れる一方、同一サイズの記録紙がない場合には、受信側
に送信原稿幅と同じ記録紙が用意されているか否かを判
断して原寸送信するか縮小送信するかを決定しているの
で、無理な縮小が防止され、画質の劣化が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係るファクシミリ装置
のブロック構成図、第2図はその実施例における蓄積送
信処理の動作フローチャート、第3図はその実施例にお
いてNSF信号にセットする情報の説明図、第4図〜第6
図はその実施例の各場合における画像記録状態を示す説
明図、第7図は本発明の第2の実施例における蓄積送信
処理の動作フローチャート、第8図はその実施例におい
てNSF信号にセットする情報の説明図、第9図は本発明
の第3の実施例における蓄積送信処理の動作フローチャ
ート、第10図および第11図はその実施例の各場合におけ
る画像記録状態を示す説明図、第12図は本発明の第4の
実施例における蓄積送信処理の動作フローチャート、第
13図はその実施例においてNSF信号にセットする情報の
説明図、第14図は従来の画像記録状態の一例を示す説明
図である。 1……スキャナ、2……プロッタ、3……符号化復号化
部、4……画像メモリ、5……網制御装置、6……モデ
ム、7……通信制御部、8……操作表示部、9……シス
テムメモリ、11……システム制御部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の異なるサイズの記録紙を備えた受信
    側に送信側から送信画像を等倍または変倍して送信する
    ファクシミリ装置において、 予め送信原稿画像の分割の可否を設定する分割可否設定
    手段と、 原稿画像送信前の制御手順で受信側から通知される情報
    に基づき受信側に用意されている記録紙のサイズを判別
    する受信側記録紙判別手段と、 前記分割可否設定手段による設定情報に基づき、送信す
    る原稿画像の分割の可否を判定する分割可否判定手段
    と、 前記分割可否判定手段による判定の結果、分割が許可さ
    れている場合に、前記受信側記録紙判別手段による判別
    結果を参照して送信原稿幅を有する受信側の対応記録紙
    の有無を判定する対応記録紙有無判定手段と、 分割可否判定手段による判定の結果、分割が禁止されて
    いる場合に、前記受信側記録紙判別手段による判別結果
    を参照して原稿を原寸で記録可能な受信側記録紙の有無
    を判定する原寸記録可能記録紙有無判定手段と、 前記対応記録紙有無判定手段あるいは前記原寸記録可能
    記録紙有無判定手段による判定の結果、対応記録紙ある
    いは原寸記録可能記録紙が存在する場合にはその対応記
    録紙あるいは原寸記録可能記録紙を指定した上で、原稿
    画像を原寸で送信する原稿画像原寸送信手段と、 前記対応記録紙有無判定手段あるいは前記原寸記録可能
    記録紙有無判定手段による判定の結果、対応記録紙ある
    いは原寸記録可能記録紙が存在しない場合には受信側に
    存在する他の記録紙を指定した上で、原稿画像を当該記
    録紙に合わせて変倍して送信する原稿画像変倍送信手段
    と、 を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】複数の異なるサイズの記録紙を備えた受信
    側に送信側から送信画像を等倍または変倍して送信する
    ファクシミリ装置において、 原稿画像送信前の制御手順で受信側から通知される情報
    に基づき受信側に用意されている記録紙のサイズを判別
    する受信側記録紙判別手段と、 原稿画像送信前の制御手順で受信側から通知される情報
    に基づき送信原稿画像の分割の可否を判定する分割可否
    判定手段と、 前記分割可否判定手段による判定の結果、分割が許可さ
    れている場合に、前記受信側記録紙判別手段による判別
    結果を参照して原稿幅を有する受信側の対応記録紙の有
    無を判定する対応記録紙有無判定手段と、 前記分割可否判定手段による判定の結果、分割が禁止さ
    れている場合に、前記受信側記録紙判別手段による判別
    結果を参照して原稿を原寸で記録可能な受信側記録紙の
    有無を判定する原寸記録可能記録紙有無判定手段と、 前記対応記録紙有無判定手段あるいは前記原寸記録可能
    記録紙有無判定手段による判定の結果、対応記録紙ある
    いは原寸記録可能記録紙が存在する場合にはその対応記
    録紙あるいは原寸記録可能記録紙を指定した上で、原稿
    画像を原寸で送信する原稿画像原寸送信手段と、 前記対応記録紙有無判定手段あるいは前記原寸記録可能
    記録紙有無判定手段による判定の結果、対応記録紙ある
    いは原寸記録可能記録紙が存在しない場合には受信側に
    存在する他の記録紙を指定した上で、原稿画像を当該記
    録紙に合わせて変倍して送信する原稿画像変倍送信手段
    と、 を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
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