JP2003015499A - 複写装置及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

複写装置及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体

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JP2003015499A
JP2003015499A JP2001203572A JP2001203572A JP2003015499A JP 2003015499 A JP2003015499 A JP 2003015499A JP 2001203572 A JP2001203572 A JP 2001203572A JP 2001203572 A JP2001203572 A JP 2001203572A JP 2003015499 A JP2003015499 A JP 2003015499A
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JP2001203572A
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English (en)
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Masaki Kashiwagi
正樹 柏木
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の原稿のうち所望のページを選択的に複
写する際の繁雑さを軽減することができる複写装置等を
提供する。 【解決手段】 ユーザは、コピー不要の原稿25の右下
の隅に読み飛ばしマーク31を付加しておくことで、当
該原稿がコピー不要のページであることを指定する。ス
タートボタン21が押下されると、原稿自動送り装置2
4に載置された原稿25を1ページずつプラテンガラス
26上に搬送し読み取って画像データを生成し、それを
外部記憶装置14に記憶する。そして、予め登録されて
いるマーク付加位置情報及びマークの形状を元に、上記
原稿25の画像データの原稿右下隅に対応する位置にお
けるマーク31の有無を検出し、マーク31がなかった
場合は当該原稿25の画像データを印刷する一方、マー
ク31があった場合は当該原稿25の画像データを破棄
して、印刷を行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、原稿自動送り装
置(ADF)を備えた複写装置及びその制御方法、プロ
グラム並びに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿自動送り装置(ADF)を備
えた複写装置が知られており、この装置におけるコピー
処理では、コピー開始を指示するスタートボタンの押下
により、原稿自動送り装置(ADF)の原稿台に載置さ
れた原稿束の全原稿について、順次1枚ずつ搬送、読み
取り、印刷出力、搬送の一連のコピー処理を行わせるこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の複写装置では、原稿自動送り装置を用いると、原稿
台に載置された原稿のすべてが複写処理の対象となるた
め、原稿束の一部のページだけをコピーしたい場合は、
原稿束から所望のページを手で抜き出してコピーし、コ
ピー終了後、抜き出したページを原稿束の元の位置に戻
さなければならず、煩雑であるという問題があった。
【0004】これを回避すべく、ADF上の原稿を1ペ
ージだけ複写したり、原稿を読み飛ばすたりするような
機構、仕組みをとり入れることが考えられる。しかし、
そのようにしても、オペレータは全原稿の処理が終わる
まで、装置の側にいて、各原稿毎に複写する、しない等
の操作をしなければならず、依然として煩雑さは残る。
【0005】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、複数の原稿のう
ち所望のページを選択的に複写する際の繁雑さを軽減す
ることができる複写装置及びその制御方法、プログラム
並びに記憶媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の複写装置は、原稿載置部に載置さ
れた原稿を前記原稿載置部、原稿読み取り位置及び原稿
排紙位置に順次搬送する搬送手段と、前記原稿読み取り
位置に搬送された原稿を読み取って画像データを生成す
る画像生成手段と、前記画像生成手段により生成された
画像データを印刷出力する印刷手段と、前記原稿読み取
り位置に搬送された原稿上の所定マークの有無を検出す
るマーク有無検出手段と、前記マーク有無検出手段によ
る前記所定マークの有無の検出結果に基づいて、前記印
刷手段による印刷出力を制御する制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】また、請求項2の複写装置は、上記請求項
1記載の構成において、前記制御手段は、前記画像生成
手段により読み取られた原稿について、前記所定マーク
が無しの場合は、当該原稿の画像データの前記印刷手段
による印刷出力を実行させる一方、前記所定マークが有
りの場合は、当該原稿の画像データの前記印刷手段によ
る印刷出力を禁止することを特徴とする。
【0008】また、請求項3の複写装置は、上記請求項
2記載の構成において、前記制御手段は、前記印刷手段
による印刷出力を禁止する場合は、当該原稿について前
記画像生成手段により生成された画像データを破棄する
ことを特徴とする。
【0009】また、請求項4の複写装置は、上記請求項
1〜3のいずれか1項に記載の構成において、前記マー
ク有無検出手段は、各原稿毎に、前記画像生成手段によ
り生成された画像データから前記所定マークの有無を検
出することを特徴とする。
【0010】また、請求項5の複写装置は、上記請求項
4記載の構成において、前記所定マークを予め登録して
おく登録手段を備え、前記マーク有無検出手段は、前記
登録手段により登録されている所定マークが前記画像生
成手段により生成された画像データ中に存在する場合
に、前記所定マークが有りと検出することを特徴とす
る。
【0011】また、請求項6の複写装置は、上記請求項
1〜5のいずれか1項に記載の構成において、前記マー
ク有無検出手段は、前記原稿の所定位置において前記所
定マークの有無を検出することを特徴とする。
【0012】また、請求項7の複写装置は、上記請求項
1〜6のいずれか1項に記載の構成において、前記原稿
は、ユーザによって、前記所定位置に予め選択的に前記
所定マークが付されたものであることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために本発明の請求項
8の複写装置の制御方法は、原稿載置部に載置された原
稿を前記原稿載置部、原稿読み取り位置及び原稿排紙位
置に順次搬送する搬送工程と、前記原稿読み取り位置に
搬送された原稿を読み取って画像データを生成する画像
生成工程と、前記画像生成工程により生成された画像デ
ータを印刷出力する印刷工程と、前記原稿読み取り位置
に搬送された原稿上の所定マークの有無を検出するマー
ク有無検出工程と、前記マーク有無検出工程による前記
所定マークの有無の検出結果に基づいて、前記印刷工程
による印刷出力を制御する制御工程とを有することを特
徴とする。
【0014】また、請求項9の複写装置の制御方法は、
上記請求項8記載の構成において、前記制御工程は、前
記画像生成工程により読み取られた原稿について、前記
所定マークが無しの場合は、当該原稿の画像データの前
記印刷工程による印刷出力を実行させる一方、前記所定
マークが有りの場合は、当該原稿の画像データの前記印
刷工程による印刷出力を禁止することを特徴とする。
【0015】また、請求項10の複写装置の制御方法
は、上記請求項9記載の構成において、前記制御工程
は、前記印刷工程による印刷出力を禁止する場合は、当
該原稿について前記画像生成工程により生成された画像
データを破棄することを特徴とする。
【0016】また、請求項11の複写装置の制御方法
は、上記請求項8〜10のいずれか1項に記載の構成に
おいて、前記マーク有無検出工程は、各原稿毎に、前記
画像生成工程により生成された画像データから前記所定
マークの有無を検出することを特徴とする。
【0017】また、請求項12の複写装置の制御方法
は、上記請求項11記載の構成において、前記所定マー
クを予め登録しておく登録工程を有し、前記マーク有無
検出工程は、前記登録工程により登録されている所定マ
ークが前記画像生成工程により生成された画像データ中
に存在する場合に、前記所定マークが有りと検出するこ
とを特徴とする。
【0018】また、請求項13の複写装置の制御方法
は、上記請求項8〜12のいずれか1項に記載の構成に
おいて、前記マーク有無検出工程は、前記原稿の所定位
置において前記所定マークの有無を検出することを特徴
とする。
【0019】また、請求項14の複写装置の制御方法
は、上記請求項8〜13のいずれか1項に記載の構成に
おいて、前記原稿は、ユーザによって、前記所定位置に
予め選択的に前記所定マークが付されたものであること
を特徴とする。
【0020】上記目的を達成するために本発明の請求項
15のプログラムは、複写装置の制御方法をコンピュー
タに実現させるためのプログラムであって、原稿載置部
に載置された原稿を前記原稿載置部、原稿読み取り位置
及び原稿排紙位置に順次搬送する搬送手順と、前記原稿
読み取り位置に搬送された原稿を読み取って画像データ
を生成する画像生成手順と、前記画像生成手順により生
成された画像データを印刷出力する印刷手順と、前記原
稿読み取り位置に搬送された原稿上の所定マークの有無
を検出するマーク有無検出手順と、前記マーク有無検出
手順による前記所定マークの有無の検出結果に基づい
て、前記印刷手順における印刷出力を制御する制御手順
とをコンピュータに実行させるためのプログラムである
ことを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するために本発明の請求項
16の記憶媒体は、複写装置の制御方法をコンピュータ
に実現させるためのプログラムを記憶したコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体において、原稿載置部に載置さ
れた原稿を前記原稿載置部、原稿読み取り位置及び原稿
排紙位置に順次搬送する搬送手順と、前記原稿読み取り
位置に搬送された原稿を読み取って画像データを生成す
る画像生成手順と、前記画像生成手順により生成された
画像データを印刷出力する印刷手順と、前記原稿読み取
り位置に搬送された原稿上の所定マークの有無を検出す
るマーク有無検出手順と、前記マーク有無検出手順によ
る前記所定マークの有無の検出結果に基づいて、前記印
刷手順における印刷出力を制御する制御手順とをコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記憶したことを
特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施の形態に係る複写
装置の構成を示すブロック図である。
【0024】同図において、11はCPU(中央演算処
理装置)(画像生成手段、マーク有無検出手段、制御手
段)で、本複写装置全体の制御及び演算処理等を行う。
12はROM(リードオンリーメモリ)で、システム起
動プログラム、文字データ、文字コード情報等の記憶領
域である。13はRAM(登録手段)、即ちランダムア
クセスメモリである。RAM13は、使用制限のないデ
ータ記憶領域として、様々な処理毎に後述する各制御処
理のプログラム及びデータがロードされ実行される領域
である。RAM13はまた、原稿の画像データを一時的
に蓄積することも可能である。
【0025】14は例えばハードディスク等の外部記憶
装置で、複写装置が受け付けたジョブをスプールした
り、プログラムや各種情報ファイル等を格納したり、原
稿の画像データを蓄積したりするほか、作業用の領域と
しても利用される。15は液晶表示器(タッチパネル)
等の表示部で、複写装置のモード設定を行ったり、モー
ド設定状態や、現在の複写装置内部の処理状態や、エラ
ー状態等を表示する。16はスタートキー等を有する操
作部で、各種のコマンドの投入、複写装置の設定の変
更、及びリセット等を行う。
【0026】17はエンジンインターフェース(エンジ
ンI/F)で、不図示のスキャナエンジンやプリンタエ
ンジン等、実際にエンジンを制御するコマンド等をやり
取りする。18はネットワークインターフェース(ネッ
トワークI/F)で、このネットワークI/F18を介
して本装置がネットワークに接続される。19は外部イ
ンターフェース(外部I/F)で、パラレル(またはシ
リアル)等のインターフェースを介してホストコンピュ
ータと接続される。10はシステムバスで、上述した各
構成要素間のデータの通路となる。
【0027】図2は、本複写装置の平面図、図3は本複
写装置の側面図である。
【0028】本装置は、原稿自動送り装置(ADF)2
4(搬送手段)を備える。原稿自動送り装置24の原稿
載置部24aには、複写すべき1枚以上の原稿25が載
置される。スタートボタン21の押下により、原稿載置
部24aにセットされた原稿25が、設定されたコピー
モード、例えば、両面/片面印刷モードに応じて、搬
送、複写処理され得る。すなわち、原稿載置部24aに
載置された原稿は、1枚ずつ搬送可能で、複写(コピ
ー)処理が指示されると原稿読み取り位置であるプラテ
ンガラス26上に搬送される。プラテンガラス26上の
原稿25は、不図示の複写機構部(画像生成手段の一
部、印刷手段)によって、原稿画像が読み取られ、読み
取られた画像は出力用紙に印刷されて排紙部27に排紙
される。一方、プラテンガラス26上の原稿は、原稿載
置部24a(元の原稿束の上)に搬送、排紙される。本
実施の形態では、原稿載置部24aが原稿排紙位置にも
なっている。
【0029】なお、通常の複写機と同様に、原稿排紙位
置に排紙された原稿は、未搬送の原稿とは不図示の爪部
で区分けされ、そのままでは再度搬送の対象とはならな
いようになっている。
【0030】なお、原稿自動送り装置24は、装置後部
を中心に回動可能に構成され、蓋のようにして持ち上げ
ることができる。プラテンガラス26上に原稿を直接載
置すれば、原稿自動送り装置24を用いない1ページず
つのコピー(圧板コピー)が行える。
【0031】なお、原稿自動送り装置24を持ち上げて
開いた状態を原稿自動送り装置24のオープン、閉じた
状態をクローズと称し、オープン/クローズは不図示の
検知部で常に検知される。また、原稿自動送り装置24
の原稿載置部24a上の原稿の有無も、不図示の検知部
で常に検知される。
【0032】図4は、原稿25の表面の一例を示す図で
ある。
【0033】同図に示すように、原稿25の右下の隅
(所定位置)には、読み飛ばしマーク31(所定マー
ク)が付されている。これは、ユーザによってペンやス
タンプ等によって付され得るものであり、例えば、
「●」等の所定の形状をしたマークである。本実施の形
態では、読み飛ばしマーク31を、印刷を不要とする原
稿25のみに付す。後述するように、読み飛ばしマーク
31が付された原稿は、読み取りがされても印刷されず
に排紙される。読み飛ばしマーク31を付す位置は同図
に示す右下の隅に指定されている。なお、上記読み飛ば
しマーク31は一例であり、「●」に限定されず、ま
た、付す位置も右下の隅に限定されるものではない。
【0034】読み飛ばしマーク31の形状は、定義され
たパターンとしてRAM13に予め登録されている。ま
た、マーク付加位置が原稿右下の隅であることを示す位
置情報も登録されている。なお、形状及び位置の登録内
容は随時変更可能であり、ユーザは、登録されているマ
ーク及び位置情報に合わせて原稿25にマークを付せば
よい。
【0035】かかる構成において、コピー処理を行う場
合、ユーザは、原稿載置部24aに原稿25をセットし
てスタートボタン21を押下する。その際、ユーザは、
コピー不要の原稿25の右下の隅にマーク31を付加し
ておくことで、当該原稿がコピーしないページであるこ
との指定を行える。
【0036】原稿25は、1枚ずつプラテンガラス26
に搬送され、上記不図示の複写機構部によって、原稿画
像が読み取られ、画像データが生成されて該画像データ
が外部記憶装置14に記憶される。CPU11は、原稿
25から読み取られた画像データの原稿右下隅に対応す
る位置に、RAM13に予め登録されたマーク31と略
同一のマークが存在するか否かを判別する。この判別
は、公知のパターンマッチング等により行える。そし
て、その結果によって印刷可否を判断する。すなわち、
マーク31が存在しない場合は、その原稿25について
はエンジンインターフェース17を介して上記プリンタ
エンジン等に印刷を実行させる。一方、マーク31が存
在する場合は、読み取られた画像データを破棄する。そ
の後、原稿25が原稿載置部24a(元の原稿束の上)
に搬送、排紙される。
【0037】本実施の形態では、「読み飛ばしモード」
の設定/設定解除が選択可能に構成され、この読み飛ば
しモードが設定されている場合にのみ、読み飛ばしマー
ク31が付された原稿25の印刷を禁止するように制御
する。なお、モード設定を省略し、一律に読み飛ばしモ
ードで制御するようにしてもよい。
【0038】図5は、読み飛ばしモードでのコピー処理
のフローチャートを示す図である。
【0039】まず、スタートボタン21が押下されたか
否かを判別し(ステップS501)、スタートボタン2
1が押下されるまでその判別を繰り返して、スタートボ
タン21が押下された場合は、ADFクローズ、すなわ
ち、原稿自動送り装置24が閉じた状態となっているか
否かを判別する(ステップS502)。
【0040】その判別の結果、ADFクローズである場
合は、原稿自動送り装置24(の原稿載置部24a)に
原稿が載置されているか否かを判別し(ステップS50
3)、その判別の結果、原稿自動送り装置24に原稿が
載置されている場合は、ステップS506に進む。
【0041】一方、前記ステップS502の判別の結
果、ADFクローズでない、すなわち、原稿自動送り装
置24が開いた状態となっている場合は、ステップS5
04に進む。また、前記ステップS503の判別の結
果、原稿自動送り装置24に原稿が載置されていない場
合も前記ステップS504に進む。
【0042】前記ステップS504では、いわゆる圧板
スキャン処理、すなわち、プラテンガラス26上に載置
された原稿を読み取って画像データを生成する処理を行
い、続くステップS505では、上記読み込み、生成し
た画像データを印刷して、本処理を終了する。
【0043】前記ステップS506では、ADFスキャ
ン処理、すなわち、原稿載置部24aに載置された原稿
25を1ページずつプラテンガラス26上に搬送し読み
取って画像データを生成し、それを外部記憶装置14に
記憶すると共に、原稿25を原稿載置部24aに排紙す
る処理を行う。次に、ステップS507に進み、予め登
録されているマーク付加位置情報及びマークの形状を元
に、上記原稿25について読み取って生成した画像デー
タの原稿右下隅に対応する位置における読み飛ばしマー
ク31の有無を検出する。
【0044】次に、前記ステップS507での検出結果
に基づき、読み飛ばしマーク31があったか否かを判別
し(ステップS508)、読み飛ばしマーク31がなか
った場合は、通常通り、当該原稿25について読み込
み、生成した(外部記憶装置14に記憶された)画像デ
ータを印刷して(ステップS510)、ステップS51
1に進む。一方、読み飛ばしマーク31があった場合
は、当該原稿25について読み込み、生成した(外部記
憶装置14に記憶された)画像データを破棄して、印刷
を行うことなくステップS511に進む。これにより、
個々のページを抜き差しすることなくページ毎のコピー
の選択的禁止が自動的になされる。
【0045】ステップS511では、原稿載置部24a
に画像読み込みの対象とすべき次の原稿25が有るか否
かを判別し、次の原稿25が有る場合は前記ステップS
506に戻る一方、次の原稿25がない場合は、本処理
を終了する。
【0046】なお、読み飛ばしモードが設定されていな
い場合は、前記ステップS507〜S509を省略し、
前記ステップS506の後、前記ステップS510を実
行して前記ステップS511に進むように制御される。
【0047】本実施の形態によれば、読み飛ばしモード
では、原稿載置部24aに載置された原稿25を搬送し
読み取って、その読み取り画像データから、右下隅に対
応する位置に読み飛ばしマーク31が付されているか否
かを判別し、マーク31が付されている原稿については
通常通り印刷出力がされ、マーク31が付されていない
原稿については読み取り画像データが破棄されて印刷が
なされないように制御する。従って、ユーザは、コピー
不要の原稿25についてだけ、右下隅の位置にマーク3
1を付してから原稿載置部24aに原稿束を載置してス
タートさせればよい。これにより、原稿束の一部のペー
ジだけをコピーしたい場合は、原稿束から所望のページ
を手で抜き出してコピーし、コピー終了後、抜き出した
ページを原稿束の元の位置に戻す等の煩雑な作業が不要
となり、また、全原稿の処理が終わるまで、装置の側に
いて、何らかの操作を各原稿毎にするという必要もな
く、ユーザの労力も少ない。よって、複数の原稿のうち
所望のページを選択的に複写する際の繁雑さを軽減する
ことができる。
【0048】なお、本実施の形態では、読み飛ばしマー
ク31が印刷内容として反映されることを回避する観点
から、読み飛ばしマーク31をコピー不要の原稿に付す
ようにしたが、これとは逆に、コピー必要原稿に付し、
マーク有りの原稿については印刷が実行されるようにし
てもよい。
【0049】なお、上述した各実施形態の機能を実現す
るソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を複写装置に供給し、その装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読み出し実行することによっても、本発明の目的
が達成されることはいうまでもない。
【0050】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。また、プログラムコードが
電送媒体等を介して供給される場合は、プログラムコー
ド自体が本発明を構成することになる。
【0051】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカー
ド、ROM等を用いることができる。
【0052】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより上述した各実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とはいうまでもない。
【0053】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることはいうまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の原稿のうち所望のページを選択的に複写する際の
繁雑さを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る複写装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】同形態に係る複写装置の平面図である。
【図3】同形態に係る複写装置の側面図である。
【図4】原稿の表面の一例を示す図である。
【図5】読み飛ばしモードでのコピー処理のフローチャ
ートを示す図である。
【符号の説明】 11 CPU(画像生成手段の一部、マーク有無検出手
段、制御手段) 13 RAM(登録手段) 14 外部記憶装置 21 スタートボタン 24 自動原稿送り装置(ADF)(搬送手段) 24a 原稿載置部 25 原稿 26 プラテンガラス 31 読み飛ばしマーク(所定マーク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 H04N 1/04 107B 1/04 G03G 21/00 372 107 H04N 1/12 Z Fターム(参考) 2C061 AP04 BB10 HH03 HJ06 HN02 HN08 HN23 2H027 DB01 ED12 ED13 EE02 EE07 FA22 FA33 FA35 FB03 FB05 FB19 FD06 FD10 2H076 AA06 AA58 BA15 BA21 BA33 BA35 BA36 BB07 5C062 AA05 AB02 AB17 AB22 AB32 AB46 AC02 AC11 AC22 AC58 AF16 5C072 AA01 AA05 BA02 EA05 FB23 LA01 NA01 VA07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿載置部に載置された原稿を前記原稿
    載置部、原稿読み取り位置及び原稿排紙位置に順次搬送
    する搬送手段と、 前記原稿読み取り位置に搬送された原稿を読み取って画
    像データを生成する画像生成手段と、 前記画像生成手段により生成された画像データを印刷出
    力する印刷手段と、 前記原稿読み取り位置に搬送された原稿上の所定マーク
    の有無を検出するマーク有無検出手段と、 前記マーク有無検出手段による前記所定マークの有無の
    検出結果に基づいて、前記印刷手段による印刷出力を制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記画像生成手段によ
    り読み取られた原稿について、前記所定マークが無しの
    場合は、当該原稿の画像データの前記印刷手段による印
    刷出力を実行させる一方、前記所定マークが有りの場合
    は、当該原稿の画像データの前記印刷手段による印刷出
    力を禁止することを特徴とする請求項1記載の複写装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記印刷手段による印
    刷出力を禁止する場合は、当該原稿について前記画像生
    成手段により生成された画像データを破棄することを特
    徴とする請求項2記載の複写装置。
  4. 【請求項4】 前記マーク有無検出手段は、各原稿毎
    に、前記画像生成手段により生成された画像データから
    前記所定マークの有無を検出することを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の複写装置。
  5. 【請求項5】 前記所定マークを予め登録しておく登録
    手段を備え、前記マーク有無検出手段は、前記登録手段
    により登録されている所定マークが前記画像生成手段に
    より生成された画像データ中に存在する場合に、前記所
    定マークが有りと検出することを特徴とする請求項4記
    載の複写装置。
  6. 【請求項6】 前記マーク有無検出手段は、前記原稿の
    所定位置において前記所定マークの有無を検出すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の複写
    装置。
  7. 【請求項7】 前記原稿は、ユーザによって、前記所定
    位置に予め選択的に前記所定マークが付されたものであ
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載
    の複写装置。
  8. 【請求項8】 原稿載置部に載置された原稿を前記原稿
    載置部、原稿読み取り位置及び原稿排紙位置に順次搬送
    する搬送工程と、 前記原稿読み取り位置に搬送された原稿を読み取って画
    像データを生成する画像生成工程と、 前記画像生成工程により生成された画像データを印刷出
    力する印刷工程と、 前記原稿読み取り位置に搬送された原稿上の所定マーク
    の有無を検出するマーク有無検出工程と、 前記マーク有無検出工程による前記所定マークの有無の
    検出結果に基づいて、前記印刷工程による印刷出力を制
    御する制御工程とを有することを特徴とする複写装置の
    制御方法。
  9. 【請求項9】 前記制御工程は、前記画像生成工程によ
    り読み取られた原稿について、前記所定マークが無しの
    場合は、当該原稿の画像データの前記印刷工程による印
    刷出力を実行させる一方、前記所定マークが有りの場合
    は、当該原稿の画像データの前記印刷工程による印刷出
    力を禁止することを特徴とする請求項8記載の複写装置
    の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記制御工程は、前記印刷工程による
    印刷出力を禁止する場合は、当該原稿について前記画像
    生成工程により生成された画像データを破棄することを
    特徴とする請求項9記載の複写装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記マーク有無検出工程は、各原稿毎
    に、前記画像生成工程により生成された画像データから
    前記所定マークの有無を検出することを特徴とする請求
    項8〜10のいずれか1項に記載の複写装置の制御方
    法。
  12. 【請求項12】 前記所定マークを予め登録しておく登
    録工程を有し、前記マーク有無検出工程は、前記登録工
    程により登録されている所定マークが前記画像生成工程
    により生成された画像データ中に存在する場合に、前記
    所定マークが有りと検出することを特徴とする請求項1
    1記載の複写装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記マーク有無検出工程は、前記原稿
    の所定位置において前記所定マークの有無を検出するこ
    とを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載の
    複写装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記原稿は、ユーザによって、前記所
    定位置に予め選択的に前記所定マークが付されたもので
    あることを特徴とする請求項8〜13のいずれか1項に
    記載の複写装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 複写装置の制御方法をコンピュータに
    実現させるためのプログラムであって、 原稿載置部に載置された原稿を前記原稿載置部、原稿読
    み取り位置及び原稿排紙位置に順次搬送する搬送手順
    と、 前記原稿読み取り位置に搬送された原稿を読み取って画
    像データを生成する画像生成手順と、 前記画像生成手順により生成された画像データを印刷出
    力する印刷手順と、 前記原稿読み取り位置に搬送された原稿上の所定マーク
    の有無を検出するマーク有無検出手順と、 前記マーク有無検出手順による前記所定マークの有無の
    検出結果に基づいて、前記印刷手順における印刷出力を
    制御する制御手順とをコンピュータに実行させるための
    プログラム。
  16. 【請求項16】 複写装置の制御方法をコンピュータに
    実現させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読
    み取り可能な記憶媒体において、 原稿載置部に載置された原稿を前記原稿載置部、原稿読
    み取り位置及び原稿排紙位置に順次搬送する搬送手順
    と、 前記原稿読み取り位置に搬送された原稿を読み取って画
    像データを生成する画像生成手順と、 前記画像生成手順により生成された画像データを印刷出
    力する印刷手順と、 前記原稿読み取り位置に搬送された原稿上の所定マーク
    の有無を検出するマーク有無検出手順と、 前記マーク有無検出手順による前記所定マークの有無の
    検出結果に基づいて、前記印刷手順における印刷出力を
    制御する制御手順とをコンピュータに実行させるための
    プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010147796A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Sharp Corp 画像形成装置及び画像処理システム

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