JPH11109794A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11109794A
JPH11109794A JP9271429A JP27142997A JPH11109794A JP H11109794 A JPH11109794 A JP H11109794A JP 9271429 A JP9271429 A JP 9271429A JP 27142997 A JP27142997 A JP 27142997A JP H11109794 A JPH11109794 A JP H11109794A
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JP
Japan
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mark sheet
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sheet
mark
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Withdrawn
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JP9271429A
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English (en)
Inventor
Ryosuke Miyamoto
了介 宮本
Hideaki Shimizu
秀昭 清水
Hiroyuki Yaguchi
博之 矢口
Yasuhiro Takiyama
康弘 瀧山
Katsuya Suzuki
勝也 鈴木
Naotsugu Itou
直紹 伊藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿にその処理内容が指示された特定の用紙
が混在され、その処理内容に従って画像形成を行う画像
形成装置において、その特定の用紙から認識された情報
をユーザーが確認できるようにする。 【解決手段】 マークシート認識回路204により挿入
されたマークシート上のマーキング箇所を確認し、指定
された機能を表示部219に表示する。また、指定され
た機能が適切でない場合には表示部219にそのエラー
内容及びリカバリー処理内容を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に原稿の中に施
されるべき処理内容を指示するマークシート等が挿入さ
れる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、複写機のデジタル化、システム化
により多機能化が図られている。その中でユーザーが所
望の機能を設定できるように多くの工夫が盛り込まれて
いる。例えば、機能設定のための操作部に大型液晶パネ
ルを搭載して操作性の向上を図ったり、メニューの階層
化により誤操作なく適切な設定を可能にしている。ま
た、多用する複数の機能設定についてはカスタマイズを
行うモードメモリーを設けている。
【0003】このような操作性向上のアプローチの1つ
として、マークシートがある。マークシートはユーザー
が処理したい原稿に、処理したいモードを指定したマー
クシートを挿入して所望の処理を行うものである。
【0004】このマークシートへ所望の機能を指定する
方法は2つである。1つは何もマーキングされていない
ブランクマークシートを複写機から出力して、所望の機
能設定箇所にユーザーがマーキングする。もう一つは次
回の同じ機能設定を利用するために、通常の操作部への
設定された機能に対応する箇所が予めマーキングされた
マークシートを出力する。どちらの場合にもマークシー
トを複数回利用することを可能にしている。
【0005】また、マークシートには設定される機能に
より、ページ単位で機能指定するページマークシートと
原稿全体に機能指定を行うジョブマークシートがある。
ページマークシートは所望のページの直前に挿入され、
ジョブマークシートは原稿の先頭に挿入される。そし
て、所望の機能を施されるべき原稿読み込み時には、そ
の指定機能を認識している必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像形成装置においては、マークシートが
複数回利用されることにより、マーキングした箇所が不
鮮明になったり、マーキングしていない箇所が汚れたり
して、所望の機能(マーキングした箇所)を認識できな
い場合があり、それをユーザーが確認するのは困難であ
るという問題点があった。
【0007】また、本来、原稿の先頭で認識されるべき
ジョブマークシートが原稿の途中で認識された場合に、
ユーザーの挿入ミスか指定していない機能(処理内容)
が誤認されたかの判断は装置側では困難であるという問
題点があった。
【0008】また、マークシートによる機能指定が不適
切で実行不可能な場合にそれを確認するのに時間がかか
り、リカバリー処理が遅れるという問題点があった。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、マークシートから認識され
た情報をユーザーが確認できる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置は
次のように構成したものである。
【0011】(1)原稿にその処理内容が指示された特
定の用紙が混在され、その処理内容に従って画像形成を
行う画像形成装置であって、その特定の用紙から認識さ
れた情報に応じた表示を行う表示部とを備えた。
【0012】(2)上記(1)の画像形成装置におい
て、指定された処理が対応できない場合に、表示部にそ
の旨を表示するようにした。
【0013】(3)上記(1)の画像形成装置におい
て、指定された処理が対応できない場合に、表示部にそ
の復帰手段を表示するようにした。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)図1は、本発明に係る原稿読み取り装
置の構成を示す断面図である。同図において、100は
原稿搬送部、101は原稿読み取り部であり、装置本体
は2つの部分から構成される。以下、図1に従って原稿
の搬送と読み取りについて説明を行う。
【0015】まず、原稿置き台102に複写する原稿が
フェースアップで置かれる。そして、図示していない原
稿有無検知センサにより原稿が有りと検知されるとピッ
クアップローラ103によって先頭ページが搬送路に送
られる。次に、搬送された原稿が分離ローラ104まで
送られると、そこで重送防止のために確実に先頭ページ
だけが分離されて送られる。そして、引き抜きローラ1
05で分離ローラ104で分離された先頭ページが引き
抜かれる。次に、搬送ローラ106を介してスキュー補
正ローラ107まで送られる。
【0016】引き抜きローラ105の後段にはマークシ
ート検知センサ(S1)108,(S2)109があ
る。ここで、紙搬送路内を通過する原稿面上を反射型の
フォトセンサで読み取って、予め記憶されたマークシー
トパターンと比較をして、原稿内にマークシートが挿入
されているかどうかを判断する。ここでのマークシート
検知に関しては、後ほど詳述する。
【0017】また、2ページ目以降の原稿についても、
前の原稿との紙間隔を制御するように所定のタイミング
でピックアップローラ103でピックアップされる。分
離ローラ104で分離されて所定量の紙間を保持するよ
うに搬送ローラ106で紙搬送路内を送られる。
【0018】そして、スキュー補正用ローラ107が原
稿を噛んでいる状態でスキュー量検知センサ110位置
の所に原稿の先端部が到達する。このスキュー量検知セ
ンサ110は透過型或いは反射型のフォトセンサが用い
られる。そして、原稿の両端の位置でのフォトセンサを
通過するタイミングのズレ量をタイマーで検出して、そ
のズレを補正する方向でスキュー補正用ローラ110を
加減速制御し、原稿の先端が読み取り位置111に達す
る前にスキュー量補正は終了する。
【0019】次に、スキュー補正終了後の原稿の先端が
読み取り位置111に達すると原稿の画像は原稿読み取
り部101の第1,第2,第3の3つのミラー112,
113,114を介してレンズ115を通過してCCD
116面上への投射がスタートする。そして、原稿を搬
送しながら画像データを読み込んでいく。読み込みが終
了すると原稿は搬送ローラ117により図示していない
排出口に搬送される。
【0020】次に、図2は図1の原稿読み取り部101
の詳細構成を示すブロックダイアグラムである。以下、
図2を用いて原稿読み取り動作について説明する。
【0021】最初に図1の原稿読み取り位置上の画像が
CCD201上に投射され、CCD201により光電変
換される。そしてCCD201により光電変換された画
像データが読み出されてA/Dコンバータ202に入力
され、ここでデジタル画像データに変換される。シェー
ディング補正部203では、黒レベルのオフセット調整
とランプ特性も含めた白レベルのシェーディング補正が
行われる。この補正後の画像データがマークシート認識
回路204に入力される。ここでの動作については、後
で説明する。
【0022】また、シェーディング補正後の画像データ
は画像処理部205において、変倍、リピート、合成、
各種の装飾処理(網掛け,網のせ、網敷き、影付けな
ど)が行われる。そして、最後にルックアップテーブル
206によって各モードにおける画像データの濃度補正
を行って、プリンタへ出力される。これらがCCD20
1からプリンタまでの画像データの流れである。
【0023】また、シェーディング補正以降の処理部
(シェーディング補正部203,マークシート認識回路
204,画像処理部205,ルックアップテーブル20
6)は図3に示すようにCPU210とバスで接続され
ており、パラメータ,モード,テーブルデータの設定及
び処理データの読み書きができるような構成になってい
る。CPU210には図1で説明したマークシート検知
センサ208や、スキュー量検知センサや図示されない
紙搬送路中に置かれたフォトセンサといったその他のセ
ンサ209による出力が、センサI/F207を介して
入力される。センサI/F207ではフォトセンサ出力
をコンパレータで受けて、そのスレッショルドレベルが
調整されてCPU210のタイマー回路へ入力される。
その他のフォトセンサ209とは、原稿の後端,先端検
知及びジャム検知などに使われるものである。
【0024】また、このCPU210は図1で説明した
ように原稿搬送部のモータ(1)212,(2)21
3,(3)214,(4)215,(5)216,
(6)217の駆動を行う負荷ドライバ211の制御も
行うものである。218はユーザが各種の機能設定を行
うための操作部、219は表示部である。
【0025】次に、マークシート検知センサ208に関
して詳しく説明する。図6はマークシートの被検出領域
パターンを示す図であり、同図に示すマークシートは本
実施例において使用されるマークシートである。図6に
おいて、(a)は原稿置き台102にポートレートで置
かれた場合、(b)はランドスケープで置かれた場合の
各々のマークシート検知センサ(S1)108及び(S
2)109の被検出領域を示している。
【0026】原稿置き台102は図示していない原稿ガ
イドが設けられており、原稿サイズに応じて原稿ガイド
の幅を変えることにより、主走査方向の中央部基準に原
稿が配置される。
【0027】そこで、図6に示すような原稿サイズに対
して中央部基準のマークシートパターンにすると、原稿
サイズ及び原稿台に配置される原稿の向きに応じてマー
クシート検知センサ(S1)108,(S2)109の
位置を動かす必要がない。
【0028】次に、このマークシートを検知するマーク
シート検知回路について、図3の回路図及び図7のタイ
ミングチャートを用いて説明する。
【0029】図3において、301はセンサ出力コンパ
レータであり、マークシート検知センサ(S1)10
8,(S2)109のセンサ出力波形を波形整形してカ
ウンタのイネーブル信号を生成する。センサ出力波形は
図7に示すようにノイズ成分を含むものであるため、マ
ークシートの被検出領域の黒部分及び白部分の反射率に
対応させて、センサ出力コンパレータ301においてス
レッショルドレベルを調整してカウンタのイネーブル信
号のハイレベル及びローレベルを確定させる必要があ
る。本実施例では、マークシート検知センサ出力は黒部
分の検出はハイレベル、白部分の検出はローレベルとし
て説明を進めていく。
【0030】図3において、Clk及びClrは、図2
のCPU210から出力される信号であり、十分な検出
精度がでるように選択される。また、Clrは原稿置き
台102上の原稿が1枚ずつピックアップローラで給紙
される度に、マークシート検知回路のカウンタやシフト
レジスタをクリアするための信号である。ディテクトイ
ネーブル信号はマークシート検知回路の動作の許可をC
PU210側から制御するための信号である。
【0031】センサ出力コンパレータ301の出力は黒
カウンタ302のイネーブル出力となり、黒カウンタイ
ネーブル信号がハイの時に黒カウンタ302はカウント
アップ動作を行う。そして、黒カウンタイネーブル信号
がハイからローに変化すると、その立ち下がりエッジに
よりその時の黒カウンタの値(=b1)がシフトレジス
タ306に格納される。そして、再び黒カウンタイネー
ブル信号がハイになると、黒カウンタ302は再びカウ
ントアップ動作を行い、ローに変化する立ち下がりエッ
ジでその時の黒カウンタの値(=b2)がシフトレジス
タ306に格納される。そして、シフトレジスタ306
に格納されている前回の格納データ(b1)は、シフト
レジスタ307へシフトして格納される。本実施例では
シフトレジスタ306,307,308の3つとしてい
るが、これは被検出パターンに応じてシフトレジスタの
段数を決めれば良い。図3において、3つのシフトレジ
スタに対応して303,304,305に所定の値をC
PU210の指示により格納しておく。この所定の値は
被検出パターンの黒部分の幅に対応したクロック数であ
る。
【0032】同様にして、マークシートパターンの白部
分の幅の検知も行われる。白カウントイネーブル信号に
対応して白カウンタ309がカウントアップ動作を行
い、白カウントイネーブル信号の立ち下がりエッジでシ
フトレジスタ313に白カウンタ309の値(=w1)
が格納される。以下、同様にカウントイネーブル信号の
立ち下がりエッジでシフトレジスタ314,315へと
白カウントの値がシフトして格納される。
【0033】CPU210よりディテクトイネーブル信
号がローになると、カウンタ動作もシフトレジスタのシ
フト動作も行われない。この時、所定の値をCPU21
0より格納されたレジスタ303,304,305,3
10,311,312に各々b1,b2,b3,w1,
w2,w3という値が格納されていた場合には、対応す
るシフトレジスタ306,307,308,313,3
14,315の値と比較出力であるEX−OR信号が全
てローとなるため、7入力OR316の出力はローとな
る。この信号がCPU210の割込端子に接続されてい
るため、CPU210はこの割込信号の発生によって、
搬送中の原稿をマークシートとして以後の制御を行う。
【0034】図3のマークシート検知回路の動作説明で
は、黒カウンタ及び白カウンタのクリア動作は原稿の給
紙される度に行うこととしていたが、第一の黒部分の幅
を検出する際の誤差を第二の検出時に含んでしまうた
め、カウントイネーブルの立ち下がりで、対応するカウ
ンタはクリアする構成としても良い。
【0035】また、黒カウンタ及び白カウンタは各々
n,mビットカウンタとして、ビット幅をそのままシフ
トレジスタへ格納して、対応する所定のレジスタ値と比
較するような構成としていたが、実際にはカウントデー
タには検出誤差が数カウントは含まれているため、n−
1,n−2あるいはm−1,m−2ビットをシフトレジ
スタに格納して、所定値との比較時に下位の1あるいは
2ビットを無視するようにしてマークシート検知を行う
ようにしても良い。
【0036】図4は図2のマークシート認識回路204
の回路構成を示すブロック図である。また、図5(a)
は図4の動作を説明するためのタイミングチャート、図
5(b)はマーキングされたマークシートを示す図であ
る。シェーディング補正部203から出力された画像デ
ータが2値化部401で所定のスレッショルドレベルに
従って2値化されてデータカウンタ部406へ入力され
る。このデータカウンタ部406へはHウィンドウ発生
部404とVウィンドウ発生部405から各々カウント
アップイネーブル区間信号が接続されている。これにつ
いては、図5(a)のタイミングチャートを用いて説明
する。
【0037】また、図5(b)ではマークシートのマー
キングする箇所とH及びVウィンドウ信号の関係を示し
ている。このH,Vは読み取りの主走査、副走査方向に
対応するものである。図5では主副各々5つのウィンド
ウ信号を発生させており、マークされる箇所としては全
部で25カ所となっている。FR0〜24は、図4のフ
ラグレジスタ409であり、CPU210側から読み出
されるものである。
【0038】図5(a)のタイミングチャートにおい
て、1Hsync区間内にはHウィンドウ信号はマーキ
ングされる箇所に対応するように5回発生しており、ま
たVウィンドウ信号は複数Hsync区間発生してい
る。現在マーキングされている箇所は、FR1,3,
5,7,14である。この時2値化部401による画像
データ2値化出力信号はHsyncに対して、マーキン
グされているところでハイレベルが出力される。これに
対応してデータカウンタ部406の5つのデータカウン
タは各々図5(a)のタイミングチャートのような動作
をする。2値化データ出力に対応してデータカウンタ
(2)及び(4)がH,Vウィンドウのアンド区間(両
者がハイ)でカウントアップ動作を行い、右上がりの斜
線部分、右下がりの斜線部分、網線部分、黒塗り部分へ
と変わるに従ってカウントアップが行われたことを示し
ている。そして、予めCPU210側から設定されたス
レッショルドレジスタ407の値とデータカウンタ40
6の出力値との比較がカウントデータ比較部408で行
われる。そして、カウントデータ比較出力として(2)
及び(4)がスレッショルドを越えてハイレベルが出力
される。この値は、対応する409フラグレジスタのF
R1とFR3に格納される。
【0039】同様に次のVウィンドウ区間では、データ
カウンタ部406の(1)と(3)がカウントアップ動
作をするため、対応するフラグレジスタFR5とFR7
にマーク箇所を示すように格納される。そして、次のV
ウィンドウ区間ではFR14に格納される。このよう
に、Vウィンドウ区間ごとに対応するフラグレジスタ4
09への格納が行われ、また、データカウンタ部406
はクリアされる。
【0040】このようにして、全てのVウィンドウ区間
についてマークシート認識が終了するとCPU210は
全てのフラグレジスタを読み出して、マークシート上の
どの箇所にマーキングされたかを知ることになる。
【0041】次に、図8を用いて原稿全体に対する処理
の指定であるジョブマークシートについて説明する。
【0042】図8に示すように、20ページの原稿の先
頭のジョブマークシートに対してパンフレットモードの
指定が施されている。この時、原稿置き台102上に置
かれた原稿が、まず先頭のマークシートからピックアッ
プローラ103によって給紙される。続いて、分離ロー
ラ104で確実に先頭のページ(マークシート)だけが
分離され、そこから引き抜きローラ105で、引き抜か
れる。
【0043】そして、マークシート検知センサ(S1)
108,(S2)109を介して図6で説明したよう
に、マークシートパターンが図3のマークシート検知回
路によって検知される。その際、給紙した原稿がマーク
シートであると検知されると、CPU210は次の原稿
の給紙を停止させる。搬送ローラ106、スキュー補正
ローラ107を通過して読み取り位置111上を搬送さ
れてCCD116により読み取られる。
【0044】次に、図4で説明したようにマークシート
認識回路204により、どの箇所がマーキングされたか
をCPU210はフラグレジスタ409の読み出しを行
う。この場合、フラグレジスタ409のFR3の位置に
マーキングされていることが認識されるため、先頭のマ
ークシートにより指定された処理モードは「パンフレッ
トモード」ということが認められる。
【0045】マークシートに指定された機能が認識され
て始めて次の2ページ目以降の給紙を行う。ここで、パ
ンフレットモードとは図8の右下に示すように20ペー
ジ分の原稿が複写紙に対して以下のように対応する。先
頭の複写紙の片側は1と20ページで、その裏面は2と
19ページ。以下図8に示したように順番に10枚の複
写紙に面づけされる。通常このようなパンフレットモー
ドサポートするためには原稿の全ページを一度読み込ん
で、指定されたページ順に従ってプリンタへ出力するよ
うな画像データバッファが必要となる。これはプリンタ
側にハードディスクのような大容量のメディアを設ける
ことが多いが、このデータバッファの動作については、
ここでは省略する。このようにしてジョブマークシート
による機能の指定が行われる。
【0046】次に、図9に示すような原稿の一部のペー
ジに対して機能を指定するページマークシートについて
説明する。
【0047】図9に示すように、18ページ目に写真モ
ードの処理を指定したページマークシートが挿入されて
いる。ここで、ページマークシートを含んだ原稿は原稿
置き台102に置かれると17ページ目までは所定の給
紙タイミングで紙送りが行われる。そして、18ページ
目が給紙され、マークシート検知センサ(S1)10
8,(S2)109及びマークシート検知回路によりマ
ークシートであると検知されるとジョブマークシートと
同様に次の原稿の給紙を止める。ページマークシート上
のマーキング箇所を確認して指定された処理モードは
「写真モード」であるということが認められる。この
時、CPU210は19ページ目以降の原稿に対して写
真モードとしてルックアップテーブル206を写真モー
ドに切り替える。参考までにルックアップテーブル20
6は写真,文字,文字/写真という3つのモードに対し
て図12のように切り替えられる。このルックアップテ
ーブル206の切り替えに連動するように画像処理部2
05の切り替え(例えばデジタルフィルタの係数)を行
うこともある。
【0048】次に、図10に示すような本来ジョブマー
クシートとして先頭に置かれるパンフレットモード指定
のマークシートが原稿の途中18ページ目に挿入された
場合について、図13のフローチャートに従って説明す
る。
【0049】図13において、まず、原稿置き台102
上に原稿有無センサ(図示せず)により、原稿があるこ
とが判断される(ステップS101)。その時、CPU
210はピックアップローラ103を駆動させて給紙を
開始する(ステップS102)。次に、マークシート検
知回路により、マークシートであるかどうかを判断する
(ステップS103)。そして、マークシートでない場
合には給紙された原稿を本来の原稿として扱い、CCD
116から読み込みを行い(ステップS104)、また
次の原稿の給紙に備えるために、原稿置き台102上に
原稿があるかどうかを確認して(ステップS105)、
原稿がない場合にはそこで、終了する。原稿がある場合
にはステップS102へ戻る。
【0050】一方、ステップS103においてマークシ
ート検知回路によりマークシートであると判断された場
合には、次の原稿の給紙を止める(ステップS10
6)。そして、マークシート認識回路204により、マ
ークシート上のマーキング箇所を確認する(ステップS
107)。
【0051】次に、フラグレジスタ409の値から指定
された処理モードを確認する(ステップS108)。そ
して、指定されたモードの処理が適切かどうかを判断す
る(ステップS109)。指定モードにエラーがない場
合には指定の処理モードを設定して(ステップS11
0)、原稿置き台102上の残りの原稿の有無を確認す
る(ステップS105)。
【0052】一方、図10のようにジョブマークシート
が原稿の途中にあった場合のように適切でないと判断さ
れたら、図11に示すように、表示部219にエラーが
あったこと及び、その内容を表示する(ステップS11
1)。この時の表示は、図11の501のようになる。
次に、ユーザーにリカバリー処理の内容を表示して、ど
ちらで処理すべきかを決定する(ステップS112)。
この時、ユーザーが本来ジョブマークシートとして先頭
ページに挿入すべきところを誤った場合には、502の
リカバリー1表示し(ステップS113)、それに従っ
て原稿の先頭にマークシートを挿入して再び最初から原
稿読み込みを開始する(ステップS114)。
【0053】一方、マークシートの挿入の位置は正しい
もののマークシートのマーキングが間違いかもしくはユ
ーザーが期待しないような箇所に汚れ等によりマーキン
グされているかのようなマークシートになっている場合
は、503のリカバリー2表示を行い(ステップS11
5)、ブランクマークシートを出力して再度ユーザーに
マーキングを指示して原稿の読み込みを開始する(ステ
ップS114)。
【0054】このように本実施例では、適切なマークシ
ートでないと判断した場合には、その後の処理(復帰手
段)を表示することにより、ユーザーは迅速なリカバリ
ーを行うことができる。
【0055】(第2の実施例)第1の実施例では、マー
クシートで指定されたモードが不適切であるという場合
に、表示部219にそのエラー内容とリカバリー方法を
表示して操作性を向上させるというものである。
【0056】本実施例では、図14の601のようにマ
ークシートから認識された処理モードを表示部219に
予め表示する。ここでは、ユーザーによるキャンセルを
可能としている。これにより正しく認識されていない場
合には、キャンセルしてまた新たにブランクシートにマ
ーキングしてそのマークシートを原稿に挿入して再セッ
トする。
【0057】このように本実施例では、マークシートか
ら認識された処理モードを予め表示することにより、ユ
ーザーは指定モードが正しく認識されたかどうかを確認
することができる。
【0058】(第3の実施例)本実施例では、図4のマ
ークシート認識回路204のスレッショルドレベルを複
数設けて、下側のスレッショルドレベル近傍で現在のマ
ークシートを再び使用することが処理モードの誤認にな
ると判断した場合には、同処理モードがマーキングされ
たマークシートを出力して、今使用したマークシートと
の差し替えを指示する表示を表示部219に行うように
する。
【0059】このように本実施例では、現在のマークシ
ートを再び使用することが処理モードの誤認になると判
断した場合には同処理モードがマーキングされたマーク
シート出力し、今使用したマークシートと差し替えを指
示することにより、未然に処理モードの誤認の可能性を
低下させることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿にその処理内容が指示された特定の用紙が混在さ
れ、その処理内容に従って画像形成を行う画像形成装置
であって、その特定の用紙から認識された情報に応じた
表示を行う表示部とを備えたため、ユーザーは所望の処
理内容が正しく認識されたかを確認することができると
いう効果がある。
【0061】また、指定された処理が対応できない場合
に、表示部にその旨を表示するようにしたため、迅速な
リカバリー処理が可能になるという効果がある。
【0062】また、指定された処理が対応できない場合
に、表示部にその復帰手段を表示するようにしたため迅
速かつ確実なリカバリー処理が可能になるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る原稿読み取り装置の構成を示す
縦断面図
【図2】 図1の原稿読み取り部の詳細構成を示すブロ
ック図
【図3】 マークシート検知回路の回路構成を示す回路
【図4】 図2のマークシート認識回路の詳細構成を示
すブロック図
【図5】 図4のマークシート認識回路の動作を示すタ
イミングチャート
【図6】 マークシート被検出領域パターンを示す説明
【図7】 図3のマークシート検知回路の動作を示すタ
イミングチャート
【図8】 ジョブマークシートとパンフレットモードを
示す説明図
【図9】 ページマークシートと写真モードを示す説明
【図10】 ページマークシートとパンフレットモード
を示す説明図
【図11】 第1の実施例による表示内容を示す説明図
【図12】 ルックアップテーブルに設定された特性を
示す図
【図13】 第1の実施例の処理動作を示すフローチャ
ート
【図14】 第2の実施例による表示内容を示す説明図
【符号の説明】
107 スキュー量検知センサ 108 マークシート検知センサ 109 マークシート検知センサ 201 CCD 204 マークシート認識回路 205 画像処理部 210 CPU 219 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B41J 29/42 B41J 29/42 F (72)発明者 瀧山 康弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 勝也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 伊藤 直紹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿にその処理内容が指示された特定の
    用紙が混在され、その処理内容に従って画像形成を行う
    画像形成装置であって、その特定の用紙から認識された
    情報に応じた表示を行う表示部とを備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 指定された処理が対応できない場合に、
    表示部にその旨を表示することを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 指定された処理が対応できない場合に、
    表示部にその復帰手段を表示することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
JP9271429A 1997-10-03 1997-10-03 画像形成装置 Withdrawn JPH11109794A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8514414B2 (en) 2006-02-28 2013-08-20 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus and input operating device for use in the same having a universal mode in which limited functions can be set with recognition higher than in a standard mode
US8614801B2 (en) 2007-08-07 2013-12-24 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, control method, and control program

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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