JPH11225247A - 原稿読み取り装置及び画像形成装置 - Google Patents

原稿読み取り装置及び画像形成装置

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JPH11225247A
JPH11225247A JP10027182A JP2718298A JPH11225247A JP H11225247 A JPH11225247 A JP H11225247A JP 10027182 A JP10027182 A JP 10027182A JP 2718298 A JP2718298 A JP 2718298A JP H11225247 A JPH11225247 A JP H11225247A
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JP10027182A
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Ryosuke Miyamoto
了介 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な操作を必要とすることなく所望の見出
し項目をタブ紙に印字し、そのタブ紙を所望のページに
挿入することができる原稿読み取り装置及び画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 タブ紙に見出し項目を印字するためのタ
ブ指定シートを検出するタブシート検知センサ(検出手
段)208と、そのタブ指定シートの情報内容を認識す
る画像処理部(認識手段)204を備え、前記指定シー
トの情報内容に基づいて原稿送り動作及び複写動作を制
御するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像を読み取
る原稿読み取り装置及び画像データに従って画像形成を
行う画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機のデジタル化、システム化
により多機能化が図られている。その中でユーザーが所
望の機能を設定できるように多くの工夫が盛り込まれて
いる。そのような傾向の中で、出力紙も多くのマテリア
ルに対応している。特に大量ページ数の原稿を複写する
場合には1つのセクションの区切りの位置に色紙を挿入
したり(合い紙モード)、見出しを記入できるようなタ
ブ紙の挿入を行っている。
【0003】ここで、指定されたページに指定された給
紙位置から指定紙を給紙して挿入する場合は、単なる給
紙制御を行えばよく、その制御は比較的容易である。一
方、原稿からの複写動作を伴う場合には、挿入される用
紙によってその制御は変わってくる。特にタブ紙の見出
し位置への複写を行うためには、その見出しの位置が用
紙によって異なるため複雑である。それを実現させるた
めに以下のような2つの方法が考えられる。
【0004】1つは、あらかじめ原稿側も見出しが記入
されたタブ紙を用いる場合である。
【0005】2つめは、原稿と同じ用紙を用いてあらか
じめそのページはタブ紙への複写であることを指示する
ことにより、紙送りタイミングを制御することでタブ紙
の突起部分への複写を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の原稿読み取り装置及び画像形成装置におい
ては、以下に示すような問題点があった。
【0007】1つめの原稿にタブ紙を用いて見出しへの
複写動作を行う場合には、多くの問題点があり、まず、
最初に、その原稿がタブ紙であるということを検知する
必要がある。そこで、1つは光学センサを用いてその検
知を行う場合には多数のセンサを直線上に並べてタブ紙
の見出しの突起部分を見つけなければならない。あるい
は画像データからタブ紙であることを認識しなければな
らない。
【0008】また、複写されるタブ紙と原稿のタブ紙の
タブ位置が同一とは限らないため、原稿のタブ位置を検
知してその位置の画像を読み込んでから、複写タブ位置
へずらして書き込み制御をしなければならない。
【0009】また、あらかじめ操作部を用いて原稿の中
のタブ紙のページを指定しておき、原稿と複写の各々タ
ブ位置を対応させるようにすれば、上記問題は解決する
が、その操作性はきわめて悪く、実用に耐えるものでは
ない。
【0010】2つめの原稿と同一サイズの用紙を用いて
タブ紙への複写を行う場合にも操作性という点で多くの
問題がある。
【0011】繰り返しになるが、まずあらかじめタブ紙
のページ指定を行わなければならない。また、原稿と同
一サイズの用紙のタブ位置に相当する場所を考慮しなが
ら、見出しへの複写を行えるように原稿を作成しなけれ
ばならない。これも実用に耐えられるような操作性とは
いえない。
【0012】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、複雑な操作を必要とするこ
となく、所望の見出し項目をタブ紙に印字し、そのタブ
紙を所望のページに挿入することができる原稿読み取り
装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の原稿読み取り装
置及び画像形成装置は、次のように構成したものであ
る。
【0014】(1) 原稿画像を読み取る原稿読み取り
装置において、特定のモードを指定するための指定シー
トを検出する検出手段と、前記指定シートの情報内容を
認識する認識手段を備え、前記指定シートの情報内容に
基づいて原稿送り動作を制御するようにした。
【0015】(2) 画像データに基づいて画像形成を
行う画像形成装置において、特定のモードを指定するた
めの指定シートを検出する検出手段と、前記指定シート
の情報内容を認識する認識手段を有し、前記指定シート
の情報内容に基づいて原稿送り動作を制御する原稿読み
取り装置を備えるとともに、前記指定シートの情報内容
に基づいて複写動作を制御するようにした。
【0016】(3) 上記(2)の画像形成装置におい
て、指定シートは見出し項目をタブ紙に印字するモード
を指定するためのシートであり、前記指定シートが検出
された場合には、該読み取った指定シート上の見出し項
目の画像データを格納し、該画像データをタブ紙の所定
の見出し位置に印字するようにした。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)図1は、本発明
の画像形成装置内の原稿読み取り装置の構成を示す縦断
面図であり、上部の原稿搬送部100、下部の原稿読み
取り部101との2つの部分から構成される。図1に従
って原稿の搬送と読み取りについて説明を行う。
【0018】まず、原稿置き台102に複写する原稿が
フェースアップで置かれる。そこで図示していない原稿
有無検知センサにより原稿が有りと検知されるとピック
アップローラ(M1)103によって先頭ページが搬送
路に送られる。次に搬送された原稿が分離ローラ(M
2)104まで送られると、そこで重送防止のために確
実に先頭ページだけが分離されて送られる。そして引き
抜きローラ(M3)105で分離ローラ104で分離さ
れた先頭ページが引き抜かれる。
【0019】次に、搬送ローラ(M4)106を介して
スキュー補正用ローラ(M5)107まで送られる。引
き抜きローラ105の後段には見出し項目をタブ紙の突
起部に印字する指定を行うためのタブ指定シートを検知
するタブ指定シート検知センサ(検出手段)(S1)1
08,(S2)109がある。ここで、紙搬送路内を通
過する原稿面上を反射型のフォトセンサで読み取って、
予め記憶されたマークシートパターンと比較をして、原
稿内にタブ指定シートが挿入されているかどうかを判断
する。このタブ指定シート検知に関しては、後ほど詳述
する。
【0020】一方、2ページ目以降の原稿についても、
前の原稿との紙間隔を制御するように所定のタイミング
でピックアップローラ103でピックアップされる。そ
して、分離ローラ104で分離されて所定量の紙間を保
持するように搬送ローラ106で紙搬送路内を送られ
る。
【0021】ここで、スキュー補正用ローラ107が原
稿を噛んでいる状態でスキュー量検知センサS3位置の
所に原稿の先端部が到達する。このスキュー量検知セン
サ(S3)110は透過型あるいは反射型のフォトセン
サが用いられる。
【0022】ここで原稿の両端の位置でのフォトセンサ
を通過するタイミングのズレ量をタイマーで検出して、
そのズレを補正する方向でスキュー補正用ローラ107
を加減速制御する。そして、原稿の先端が読み取り位置
111に達する前にスキュー量補正は終了する。
【0023】ここで、スキュー補正終了後の原稿の先端
が読み取り位置に達すると原稿の画像は原稿読み取り部
101の第1,第2,第3の3つのミラー112,11
3,114を介してレンズ115を通過してCCD11
6面上への投射がスタートする。そして原稿を搬送しな
がら画像データを読み込んでいく。
【0024】図2は、原稿読み取り装置の詳細構成を示
すブロック図であり、以下この原稿読み取り部101の
動作について説明する。
【0025】図2において、201はCCD(図1のC
CD116に対応)であり、最初に図1の原稿読み取り
位置111上の画像がCCD201上に投射されて、光
電変換されて読み出されて次のA/Dコンバータ202
に入力される。ここでデジタル画像データに変換され
る。次のシェーディング補正部203において、黒レベ
ルのオフセット調整とランプ特性も含めた白レベルのシ
ェーディング補正が行われる。この補正後の画像データ
が次の画像処理部204へ入力され、変倍、リピート、
合成、各種の装飾処理(網掛け、網のせ、網敷き、影付
けなど)が行われる。そして、最後にルックアップテー
ブル206によって、文字、写真など所定の原稿の種類
に応じた画像データの濃度補正を行って、プリンタへ出
力される。これがCCD201からプリンタまでの画像
データの流れである。
【0026】一方、タブ指定シート検知センサ208
(図1のタブ指定シート検知センサ108,109に対
応)によって読み取られた原稿がタブ指定シートである
と判断された場合には、画像処理部(認識手段)204
に含まれるタブ指定シート認識回路により、タブ指定シ
ート内の見出し内容記入箇所部分の画像データだけが、
一旦見出しプリント格納部205へストアされる。同時
に指定ページ位置を読み取って、その情報に基づいて所
定のページの所定の見出しプリントタイミングに合わせ
て見出しプリンタ格納部205から読み出されて所定の
見出し位置にプリントが行われる。この動作について
は、後に詳細に述べる。
【0027】また、シェーディング補正以降の処理部は
CPU210とバスで接続されて、パラメータ、モー
ド、テーブルデータの設定及び処理データの読み書きが
できるような構成になっている。加えて図1で説明した
ようにCPU210にはタブ指定シート検知センサ20
8や、スキュー量検知センサ110や図示されない紙搬
送路中に置かれたフォトセンサといったその他のセンサ
209の出力が、センサI/F207を介して入力され
る。センサI/F207ではフォトセンサ出力をコンパ
レータで受けて、そのスレッショルドレベルが調整され
てCPU210のタイマー回路へ入力される。その他の
フォトセンサ209とは、原稿の後端、先端検知及びジ
ャム検知などに使われるものである。
【0028】また、このCPU210は図1で説明した
ように原稿搬送部100のモータ(1)212,(2)
213,(3)214,(4)215,(5)216,
(6)217の駆動を行う負荷ドライバ211の制御も
行うものである。なお、218は、ユーザーが各種の機
能設定を行うための操作部、219は表示部である。
【0029】次にタブ指定シート検知センサ208に関
して説明する。
【0030】図5は、第1の実施例によるタブ指定シー
トを示す説明図である。図5において、(a)はページ
レベルタブ指定シートで、タブ紙を挿入したいページの
原稿位置に挿入されるものである。(b)はジョブレベ
ルタブ指定シートで、原稿の先頭に置かれて見出し内容
記入箇所とタブ紙挿入ページ位置を対応させて指定する
ものである。
【0031】(a),(b)のタブ指定シートにおい
て、バーコード部分が、各々のタブ指定シート検知セン
サ(S1)108及び(S2)109の被検出領域を示
している。(a)のページレベルタブ指定シートでは中
央部に所望の見出し内容を記入してそれがタブシートの
タブ位置に複写されるものである。(b)のジョブレベ
ルタブ指定シートでは見出し内容記入箇所とページ指定
記入箇所が対応しており、図5では1つのジョブに4つ
のタブ位置を指定する場合である。ページ指定記入箇所
ではページ数を桁ごとにマークするものである。
【0032】原稿置き台102は図示していない原稿ガ
イドが設けられており、原稿サイズに応じて原稿ガイド
の幅を変えることにより、主走査方向の中央部基準に原
稿が配置される。
【0033】そこで、図5に示すような原稿サイズに対
して中央基準のマークシートパターンにすると、原稿サ
イズ及び原稿置き台102に配置される原稿の向きに応
じてタブ指定シート検知センサ(S1)108,(S
2)109の位置を動かす必要がない。
【0034】次にこのタブ指定シートを検知するタブ指
定シート検知センサ(S1)108,(S2)109に
ついて、図3の回路図を用いて説明する。図3は、タブ
指定シート検知センサ(S1)108,(S2)109
の回路構成を示す回路図であり、この回路はセンサイン
タフェース回路207に含まれるものである。
【0035】図3において、301はタブ指定シート検
知センサ(S1)108,(S2)109のセンサ出力
を波形整形してカウンタのイネーブル信号を生成するセ
ンサ出力コンパレータである。センサ出力はノイズ成分
を含むものであるため、マークシートの被検出領域の黒
部分及び白部分の反射率に対応させて、センサ出力コン
パレータ301においてスレッショルドレベルを調整し
てカウンタのイネーブル信号のハイレベル及びローレベ
ルを確定させる必要がある。本実施例では、タブ指定シ
ート検知センサ出力は黒部分の検出はハイレベル、白部
分の検出はローレベルとして説明を進めていく。
【0036】図3において、Clk及びClr信号は、
各々図2のCPU210から出力されるものである。C
lkは原稿の搬送速度と被検出パターンの黒部分と白部
分の幅に対して、十分な検出精度がでるように選択され
る。また、Clrは原稿台上の原稿が1枚ずつピックア
ップローラ103で給紙される度に、タブ指定シート検
知回路のカウンタやシフトレジスタをクリアするもので
ある。ディテクトイネーブル信号はタブ指定シート検知
回路の動作の許可をCPU210側から制御するもので
ある。
【0037】センサ出力コンパレータ301によるコン
パレータ出力は黒カウンタ302のイネーブル出力とな
る。
【0038】カウントイネーブルがハイの時に黒カウン
タ302はカウントアップ動作を行う。そして、カウン
トイネーブルがハイからローに変化すると、その立ち下
がりエッジによりその時の黒カウンタ302の値がレジ
スタ306に格納される。同様に次に黒カウントイネー
ブルがハイになると、黒カウンタ306は再びカウント
アップ動作を行い、またローに変化する立ち下がりエッ
ジでその時の黒カウンタの値がシフトレジスタ306に
格納される。そして、前回のレジスタ306の格納デー
タは、レジスタ307へシフトして格納される。図3で
はシフトレジスタ306,307,308の3つとして
いるが、これは被検出パターンに応じてシフトレジスタ
の段数を決めればよい。図3において、3つのシフトレ
ジスタ306,307,308に対応して所定の値をレ
ジスタ303,304,305にCPU210の指示に
より格納しておく。この所定の値は被検出パターンの黒
部分の幅に対応したクロック数である。
【0039】同様にして、白部分の幅の検知も行われ
る。白カウントイネーブルに対応して白カウンタがカウ
ントアップ動作を行い、白カウントイネーブルの立ち下
がりエッジでシフトレジスタ313に白カウンタ309
の値が格納される。以下カウントイネーブルの立ち下が
りエッジでシフトレジスタ314,315へと白カウン
トの値がシフトして格納される。
【0040】CPU210よりディテクトイネーブルが
ローになると、カウンタ動作もシフトレジスタのシフト
動作も行われない。この時所定の値をCPU210より
格納しているレジスタ303,304,305,31
0,311,312の各々の値と、対応するシフトレジ
スタ306,307,308,313,314,315
の値との比較出力であるEX−OR出力が全てローとな
るため、7入力OR316の出力はローとなる。この信
号がCPU210の割込端子に接続されているため、C
PU210はこの割込信号の発生によって、搬送中の原
稿をタブ指定シートとして以後の制御を行うものであ
る。
【0041】図3のタブ指定シート検知回路の動作説明
では、黒カウンタ及び白カウンタのクリア動作は原稿の
給紙される度に行うこととしていたが、第一の黒部分の
幅を検出する際の誤差を第二の検出時に含んでしまうた
め、カウントイネーブルの立ち下がりで、対応するカウ
ンタはクリアする構成としても良い。
【0042】また、黒カウンタ及び白カウンタは各々
n,mビットカウンタとして、ビット幅をそのままシフ
トレジスタへ格納して、対応する所定のレジスタ値と比
較するような構成としていたが、実際にはカウントデー
タには検出誤差が数カウントは含まれているため、n−
1,n−2あるいはm−1,m−2ビットをシフトレジ
スタに格納して、所定値との比較時に下位の1あるいは
2ビットを無視するようにしてタブ指定シート検知を行
うようにしても良い。
【0043】図4は図2の画像処理部204内のタブ指
定シート認識回路を示すブロック図である。
【0044】次に、図5のタブ指定シートパターンの
(b)ジョブレベルタブ指定シートを用いて説明する。
タブ指定シート内は前述のように見出し内容記入箇所と
ページ指定記入箇所からなる。見出し内容記入箇所位置
に相当するH及びVウィンドウ区間信号は、Hウィンド
ウ区間発生部404及びVウィンドウ区間発生部405
から見出しプリント格納部205へ出力される。この信
号に対応して見出し格納部205へ画像データがストア
される。図6では『日程』、『仕様』、『コスト』、
『予算』の4つが見出し内容としてストアされる。それ
らの見出し内容に対応してページ指定位置記入箇所の読
み取りのためのH及びVウィンドウ信号が発生される。
【0045】図5のタブ指定シートではページ指定方法
として1,10,100の桁ごとに数値に対応した箇所
をマークすることで行う。そのため、1つのページ指定
に対してHウィンドウでは3つ、Vウィンドウでは11
で、データカウンタ部406には合計33箇所でマーク
の有無が確認される。この動作を図4のブロック図で説
明する。ページ指定位置記入箇所に対応してHウィンド
ウ区間発生部404、Vウィンドウ発生部405でカウ
ントイネーブル信号がデータカウンタ部406へ出力さ
れる。一方、シェーディング補正部203から出力され
た画像データが2値化部401で所定のスレッショルド
レベルに従って2値化されてデータカウンタ部406へ
入力される。このデータカウンタ部406ではマークが
ある場合には対応する箇所のカウンタがカウントアップ
される。図5の『日程』に対応するページ指定位置記入
箇所では、1の桁で5、10と100桁で0の箇所に対
応するカウンタがカウントアップ動作して、その他カウ
ンタはカウントアップしない。そして、カウントデータ
比較部408では、あらかじめCPU210により設定
されたスレッショルドレジスタ407の値とデータカウ
ンタ部406のカウンタ値が比較される。所定のスレッ
ショルドレベルを越えたカウンタに対応したページ位置
フラグレジスタ409がセットされる。そして、ページ
位置フラグレジスタ409の値をCPU210から読み
出して所望のページ位置にタブ紙を挿入する。
【0046】次に、図6のフローチャートを用いて第1
の実施例によるジョブレベルのタブ指定シートが原稿に
挿入された場合の全体のシーケンス動作を説明する。こ
こで、原稿置き台102上に原稿有無センサ(図示せ
ず)により、原稿があることが判断される(ステップS
601)。そのとき、CPU210はピックアップロー
ラ103を駆動して給紙を開始する(ステップS60
2)。次にタブ指定シート検知センサ108,109に
より、マークシートであるかどうかを判断する(ステッ
プS603)。ここで、タブ指定シートでない場合には
給紙された原稿を本来の原稿として扱い、CCD201
から読み込みを行い(ステップS604)、また次の原
稿の給紙に備えるために、原稿置き台102上に原稿が
あるかどうかを確認して(ステップS605)、原稿が
ない場合にはそこで、終了する。原稿がある場合にステ
ップS602へ戻る。
【0047】そして一方タブ指定シート検知センサ10
8,109によりタブ指定シートであると判断された場
合には、次の原稿の給紙を止める(ステップS60
6)。そして、タブ指定シート認識回路により、タブ指
定シート上の見出し内容項目を見出しプリント格納部2
05へストアする(ステップS607)。さらにタブ紙
挿入ページ位置をタブ指定シート上のマーキングから読
み取り、前記見出し項目と対応づけてCPU210のメ
モリ(図示せず)へ格納する(ステップS608)。
【0048】その後、原稿給紙を再開する(ステップS
609)。そして、原稿読み取りを行い(ステップS6
10)、タブ紙挿入指定ページ位置まで原稿の読み取
り、複写動作を繰り返し行う(ステップS611→61
2→613→609)。そして、指定ページ位置まで達
したら、原稿の給紙を停止する(ステップS614)。
そして、プリンタ側ではタブ紙のカセット(図示せず)
からタブ紙を給紙する(ステップS615)。そして、
タブ指定シートからストアされた見出し内容を挿入ペー
ジ位置に対応させて見出しプリント格納部205から読
み出してタブ紙の所定の見出し項目位置へプリントする
(ステップS616)。そして、ステップS609へ戻
って次の原稿の給紙をスタートする。
【0049】(第2の実施例)次に第2の実施例による
ページレベルのジョブ指定シートの全体シーケンスを図
7のフローチャートを用いて説明する。まず、原稿置き
台102上の原稿有無センサ(図示せず)により原稿が
置かれたことが判断される(ステップS701)とCP
U210は原稿給紙動作を開始する(ステップS70
2)。次にタブ指定シート検知センサ108,109よ
りタブ指定シートであることが判明する(ステップS7
03)と、次の原稿の給紙を止める(ステップS70
7)。そして、ページレベルの見出し項目内容(図5の
『日程』に相当)を見出しプリント格納部205へスト
アする(ステップS708)。そして、プリンタ側では
タブ紙のカセット(図示せず)からタブ紙を給紙する
(ステップS709)。そして、所定の位置に見出しプ
リンタ格納部205から読み出してタブ紙の所定の見出
し項目位置へプリントする(ステップS710)。そし
て、また、原稿有無検知センサによって原稿の有無を確
認する(ステップS706)。
【0050】一方、給紙された原稿がタブ指定シートで
ない場合には(ステップS703)、通常原稿として読
み込み(ステップS704)、所定の複写動作を行った
(ステップS705)後にステップS706へ進む。
【0051】この動作は原稿がなくなるまで繰り返され
る。この実施例では、ページレベルのタブ指定シートで
は当然ながら、タブ紙挿入ページ位置情報はないため、
ページレベルだけのサポートならばタブ指定シート認識
回路構成も簡易化されるものである。しかし、2種類の
ジョブ指定シートを検知回路によって判断する必要があ
る。
【0052】一方、ジョブレベルタブ指定シートによっ
て原稿の途中ページに挿入することにより、ページレベ
ルタブ指定シートとして使用する場合について説明す
る。このときは、ページ指定位置の1,10,100桁
のマーク位置として『*』を選ぶことにより実現され
る。これにより、2種類のタブ指定シート検知を行う必
要はない。
【0053】本実施例では原稿送り装置として先頭ペー
ジ処理を想定して説明を進めてきたが、原稿送り装置の
給紙方法に限定されるものではない。
【0054】このように上記実施例では、タブ紙に見出
し項目を印字するためのタブ指定シートを検出するタブ
シート検知センサ(検出手段)208と、そのタブ指定
シートの情報内容を認識する画像処理部(認識手段)2
04を備え、前記指定シートの情報内容に基づいて原稿
送り動作及び複写動作を制御するようにしたため、複雑
な操作を必要とすることなく所望の見出し項目をタブ紙
に印字し、そのタブ紙を所望のページに挿入することが
可能となる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿画像を読み取る原稿読み取り装置において、特定の
モードを指定するための指定シートを検出する検出手段
と、前記指定シートの情報内容を認識する認識手段を備
え、前記指定シートの情報内容に基づいて原稿送り動作
を制御するようにしたため、複雑な操作を必要とするこ
となく、所望の見出し項目をタブ紙に印字し、そのタブ
紙を所望のページに挿入することができるという効果が
ある。
【0056】また、画像データに基づいて画像形成を行
う画像形成装置において、特定のモードを指定するため
の指定シートを検出する検出手段と、前記指定シートの
情報内容を認識する認識手段を有し、前記指定シートの
情報内容に基づいて原稿送り動作を制御する原稿読み取
り装置を備えるとともに、前記指定シートの情報内容に
基づいて複写動作を制御するようにしたため、複雑な操
作を必要とすることなく、所望の見出し項目をタブ紙に
印字し、そのタブ紙を所望のページに挿入することがで
きることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置内の原稿読み取り装置
の構成を示す縦断面図
【図2】 図1の原稿読み取り装置の詳細構成を示すブ
ロック図
【図3】 タブ指定シート検知センサの回路構成を示す
回路図
【図4】 図2の画像処理部内のタブ指定シート認識回
路を示すブロック図
【図5】 第1の実施例によるタブ指定シートを示す説
明図
【図6】 第1の実施例によるジョブレベルタブ指定に
よる複写動作を示すフローチャート
【図7】 第2の実施例によるページレベルタブ指定に
よる複写動作を示すフローチャート
【符号の説明】
100 原稿搬送部 101 原稿読み取り部 108 タブ指定シート検知センサ(検出手段) 109 タブ指定シート検知センサ(検出手段) 201 CCD 204 画像処理部(認識手段) 208 タブ指定シート検知センサ(検出手段) 210 CPU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定のモードを指定するための指定シー
    トを検出する検出手段と、前記指定シートの情報内容を
    認識する認識手段を備え、前記指定シートの情報内容に
    基づいて原稿送り動作を制御することを特徴とする原稿
    読み取り装置。
  2. 【請求項2】 特定のモードを指定するための指定シー
    トを検出する検出手段と、前記指定シートの情報内容を
    認識する認識手段を有し、前記指定シートの情報内容に
    基づいて原稿送り動作を制御する原稿読み取り装置を備
    えるとともに、前記指定シートの情報内容に基づいて複
    写動作を制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 指定シートは見出し項目をタブ紙に印字
    するモードを指定するためのシートであり、前記指定シ
    ートが検出された場合には、該読み取った指定シート上
    の見出し項目の画像データを格納し、該画像データをタ
    ブ紙の所定の見出し位置に印字することを特徴とする請
    求項2記載の画像形成装置。
JP10027182A 1998-02-09 1998-02-09 原稿読み取り装置及び画像形成装置 Withdrawn JPH11225247A (ja)

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JP10027182A JPH11225247A (ja) 1998-02-09 1998-02-09 原稿読み取り装置及び画像形成装置

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JP (1) JPH11225247A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7650108B2 (en) 2006-11-08 2010-01-19 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus

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US7650108B2 (en) 2006-11-08 2010-01-19 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus

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Effective date: 20050510