JP2000295434A - 画像読取装置、画像読取方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像読取装置、画像読取方法、及び記憶媒体

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JP2000295434A
JP2000295434A JP11103116A JP10311699A JP2000295434A JP 2000295434 A JP2000295434 A JP 2000295434A JP 11103116 A JP11103116 A JP 11103116A JP 10311699 A JP10311699 A JP 10311699A JP 2000295434 A JP2000295434 A JP 2000295434A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の先端(搬送方向の先頭部)より前の部
分にもマージンを付加することができるようにする。 【解決手段】 原稿検知センサ6が、原稿搬送路におけ
るイメージセンサ8よりも上流の所定位置を通過する原
稿を検知する。一方、ホストコンピュータ12から、原
稿サイズと異なる画像読み取り領域を設定するためのマ
ージン量を受け取り、該マージン量と、原稿が原稿検知
センサ6によって検知されたタイミングと、原稿のサイ
ズとに基づいて、画像読み取り領域を設定する。そし
て、イメージセンサ8に対して、前記設定された画像読
み取り領域の画像の読み取りを行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置、画
像読取方法、及び記憶媒体に関し、特に、原稿画像を読
み取る光電変換手段と、該光電変換手段へ原稿を搬送す
る搬送手段とを備えた画像読取装置、該画像読取装置に
適用される画像読取方法、及び該画像読取方法を実行す
るプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスキャナと称される画像読取装置
では、原稿が画像読取装置内に送給され、画像読取装置
内部にあるイメージセンサーにて光電変換され、さらに
A/D変換され、画像読取装置内のイメージメモリに一
旦蓄えられる。その後、画像読取装置に接続されたホス
トコンピュータなどの上位装置にイメージデータとして
送信される。
【0003】読み取られる原稿は、種々の原稿サイズ、
例えばA4、B4、レターなどといった用紙のサイズを
それぞれもっている。一般的には、これから読み取る原
稿のサイズは、上位装置が画像読取装置に対して、画像
を読み取る範囲として指定するものである。
【0004】画像読取装置に対する読み取り領域の範囲
の指定は、一般に横方向をx、縦方向をyとした座標で
指定され、例えば、画像読み取り範囲の左上の座標を
(x1,y1)、右下の座標を(x2,y2)といった形式
で画像読取装置に対して設定される。
【0005】ところで、紙の搬送制御および姿勢制御と
いうものは一般的に困難なものであるため、紙が斜めに
なった状態で画像読取装置内を搬送されるということが
頻発する。図11は、(x1,y1)、(x2,y2)とし
て指定された画像読み取り範囲30に対して、原稿15
が斜めに搬送されたことを示す図である。
【0006】このような場合、図12に示すように、原
稿上の31t,31b,31l,31rで示す三角形の
領域が画像読み取り範囲30から外れているために最終
的にイメージデータには含まれなくなってしまう。図1
2は、図11に示す画像読み取り範囲30から外れた原
稿15の部分領域を示す図である。
【0007】このような問題を解消するために、従来は
読み取る原稿のサイズより一回り大きい領域を画像読取
装置に対して指定していた。すなわち図13に示すよう
に、読み取る原稿15のサイズに対してx方向(横方
向)に左右にマージンMHを加えた領域を画像読み取り
範囲30としてスキャンを行っていた。
【0008】なお、y方向に対しては、特に原稿の搬送
方向の先頭側にはマージンを加えることができない。こ
れは、後述するように、画像読取装置内に設けられた原
稿の進入を検知する原稿検知センサが原稿を検知するこ
とによってイメージセンサが読み取りを開始するように
なっているためである。つまりイメージセンサに対面す
る位置に原稿中央部の先端[図11に示す座標(xc
1)]がさしかかった時点でイメージセンサが読み取
りを開始するため、y方向、特に原稿先頭側に対しては
マージンを指定することができなかった。
【0009】図16は、画像読取装置を制御するホスト
コンピュータ等の上位装置における、従来の読み取りサ
イズの設定画面を示す図である。この設定画面は、上位
装置の一部をなすCRT等の画像表示装置に表示される
画面である。この画面において、読み取る原稿のサイズ
と同じ領域を読み取り領域に指定したい場合は、定形ボ
タン41をクリックし、サイズ選択欄42の中から読み
取る原稿のサイズに等しいものをひとつ選択する。
【0010】一方、上述したように読み取り領域にマー
ジンを持たせようとする場合は、読み取りサイズは定形
のものではないため、非定形スイッチ43をクリックし
て、幅設定欄44および長さ設定欄45にマージン量の
設定を行うことになる。ここで幅設定欄44に、読み取
る原稿のサイズに前出のマージンMHの2倍の値を加え
た値を入力すると、図13に示したように、左右にマー
ジンMHが加わった、原稿サイズより一回り広い領域が
読み取られることになる。
【0011】一般的には上位装置の内部にて、この設定
された幅および長さが、画像読取装置に固有の座標原点
(図11あるいは図13における点Sで示された座標原
点)を基にしたx、y座標値に変換されて画像読取装置
に指示されることになる。ここでy方向の原点とは、前
述したように原稿検知センサが原稿中央部の先端[図1
1に示す座標(xc,y1)]を検知したタイミングに相
当するものである。したがって、図16に示す長さ設定
欄45に入力された値は、搬送方向(y方向)の原稿末
尾側(図13に示す原稿15の下部)に対してのマージ
ン設定にのみ関連する。
【0012】このような従来装置においてマージンを設
定するには、例えば図13に示す原稿15がA4サイズ
であった場合、非定形ボタン43をまずクリックし、次
にA4サイズの幅に、x方向のマージンMHの2倍を加
えた値を、幅設定欄44に入力することになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置において、例えばA4の原稿に対してマージンを加え
た領域をスキャンした後に、例えばA6サイズの原稿を
スキャンしようとすると、そのままの読み取り領域の設
定では、図14に示すように、画像読み取り範囲30で
示した領域がスキャンされることになる。図14は、A
4の原稿に基づく画像読み取り範囲30と、A6サイズ
の原稿15とを示す図である。
【0014】そこで、A6の領域を読み取るには、図1
6の定形ボタン41を再度クリックした後、サイズ選択
欄42の中からA6をクリックして、新たな読み取りを
行えばよいが、この場合にはマージンが付加されていな
い。A6サイズに対してマージンを付加しようとする
と、図15のように、A6サイズの幅に、x方向のマー
ジンMHの2倍を加えた値を、幅設定欄44に入力する
という作業を、再度行わなければならなかった。図15
は、A6サイズの原稿15にマージンを加えた画像読み
取り範囲30を示す図である。
【0015】また、近年、読み取る原稿のサイズを指定
しなくても、画像読取装置において原稿のサイズを検知
し、該サイズ分のイメージデータを送出する画像読取装
置が存在するが、このような装置においては、読み取り
領域にマージンを付加することが全くできなかった。
【0016】更に、従来の画像読取装置では、y方向の
原点が、前述したように原稿検知センサが原稿中央部の
先端[図11に示す座標(xc,y1)]を検知したタイ
ミイグに相当するものであったため、原稿の先端より手
前の部分(図13に示す原稿15の上部)にマージンを
付加することができなかった。
【0017】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、原稿サイズが変更になってもマージン
の設定が自動的に行えるようにした画像読取装置、画像
読取方法、及び記憶媒体を提供することを第1の目的と
する。
【0018】また、画像読取装置において原稿のサイズ
を自動的に検知し、該サイズ分のイメージデータを送出
する画像読取装置において、読み取り領域にマージンを
付加することができるようにした画像読取装置、画像読
取方法、及び記憶媒体を提供することを第2の目的とす
る。
【0019】また、原稿の先端(搬送方向の先頭部)よ
り前の部分にもマージンを付加することができるように
した画像読取装置、画像読取方法、及び記憶媒体を提供
することを第3の目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、原稿画像を読み取る
光電変換手段と、該光電変換手段へ原稿を搬送する搬送
手段とを備えた画像読取装置において、原稿搬送路にお
ける前記光電変換手段よりも上流の所定位置を通過する
原稿を検知する原稿位置検知手段と、原稿サイズと異な
る画像読み取り領域を設定するためのマージン量を上位
装置から受け取るマージン量受取手段と、前記搬送手段
により搬送された原稿に関する前記マージン量受取手段
が受け取ったマージン量と、前記原稿が前記原稿位置検
知手段によって検知されたタイミングと、前記原稿のサ
イズとに基づいて、画像読み取り領域を設定する領域設
定手段と、前記光電変換手段に対して、前記領域設定手
段により設定された画像読み取り領域の画像の読み取り
を行わせる制御手段とを有することを特徴とする。
【0021】請求項3記載の発明によれば、前記原稿搬
送路にあって、搬送された原稿のサイズを検知する原稿
サイズ検知手段を備え、前記原稿サイズは該原稿サイズ
検知手段から入手されることを特徴とする。
【0022】請求項6記載の発明によれば、前記領域設
定手段は、旧原稿と異なるサイズの新原稿が画像読み取
り対象になったとき、前記マージン量受取手段が受け取
った前記旧原稿に関するマージン量と、前記新原稿が前
記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、
前記新原稿のサイズとに基づいて、画像読み取り領域を
設定することを特徴とする。
【0023】また、請求項9記載の発明によれば、原稿
画像を読み取る光電変換手段と、該光電変換手段へ原稿
を搬送する搬送手段と、原稿搬送路における前記光電変
換手段よりも上流の所定位置を通過する原稿を検知する
原稿位置検知手段とを備えた画像読取装置に適用される
画像読取方法において、原稿サイズと異なる画像読み取
り領域を設定するためのマージン量を上位装置から受け
取るマージン量受取ステップと、前記搬送手段により搬
送された原稿に関する前記マージン量受取ステップで受
け取ったマージン量と、前記原稿が前記原稿位置検知手
段によって検知されたタイミングと、前記原稿のサイズ
とに基づいて、画像読み取り領域を設定する領域設定ス
テップと、前記光電変換手段に対して、前記領域設定ス
テップで設定された画像読み取り領域の画像の読み取り
を行わせる制御ステップとを有することを特徴とする。
【0024】さらに、請求項17記載の発明によれば、
原稿画像を読み取る光電変換手段と、該光電変換手段へ
原稿を搬送する搬送手段と、原稿搬送路における前記光
電変換手段よりも上流の所定位置を通過する原稿を検知
する原稿位置検知手段とを備えた画像読取装置に適用さ
れる画像読取方法をプログラムとして記憶した、コンピ
ュータにより読み出し可能な記憶媒体において、前記画
像読取方法が、原稿サイズと異なる画像読み取り領域を
設定するためのマージン量を上位装置から受け取るマー
ジン量受取ステップと、前記搬送手段により搬送された
原稿に関する前記マージン量受取ステップで受け取った
マージン量と、前記原稿が前記原稿位置検知手段によっ
て検知されたタイミングと、前記原稿のサイズとに基づ
いて、画像読み取り領域を設定する領域設定ステップ
と、前記光電変換手段に対して、前記領域設定ステップ
で設定された画像読み取り領域の画像の読み取りを行わ
せる制御ステップとを有することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0026】図1は、本発明に係る画像読取装置の機械
的構成の概要を示す断面図である。図2は、該画像読取
装置の電気的構成を示すブロック図である。図3は、該
画像読取装置を制御するホストコンピュータの画像表示
装置に表示される読み取りサイズの設定画面を示す図で
ある。図4は、原稿と画像読み取り範囲との関係を示す
図である。以下、図3及び図4を適宜参照しながら、図
1及び図2に基づいて画像読取装置を説明する。
【0027】画像読取装置であるスキャナ1は、図1に
示す全体構成を持ち、図2に示すようにホストコンピュ
ータ12に接続されている。制御手段であるホストコン
ピュータ12では、図3に示す読み取りサイズの設定画
面を使用して、まず読み取りが行われる原稿のサイズ
が、原稿サイズ選択欄47を使用して指定される。指定
されたサイズは、図4における点Sを原点とするx,y
座標に変換されて、原稿15の左上の座標として、図4
の点P1(x1,0)がスキャナ1に伝達され、原稿15
の右下の座標として、点P2(x2,y2)がスキャナ1
に伝達される。
【0028】スキャナ1ではCPU2の制御により、こ
の伝達された2点の座標をRAM4に格納する。
【0029】同様に、図3におけるx方向マージン欄4
8およびy方向マージン欄49に所要の各マージン量が
入力されると、それらの各値がスキャナ1に伝達され、
RAM4に格納される。
【0030】読み取りサイズおよびマージン量の設定が
なされた後、ホストコンピュータ12より読み取り開始
の指示があると、CPU2は駆動部5を制御することに
より、給紙ローラー16を回転駆動させ、原稿台13上
に積まれた原稿14のうち1枚の原稿15がスキャナ1
内に搬送される。原稿15はやがてフォトセンサなどで
構成される原稿検知センサ6にさしかかり、原稿を検知
した旨の情報がCPU2へ送られる。
【0031】従来の画像読取装置では、原稿の搬送速度
および原稿検知センサが原稿を検知したタイミングか
ら、原稿がイメージセンサにさしかかるタイミングを算
出し、イメージセンサの駆動を開始していた。よってy
方向にマージンが付加できなかったが、本発明のスキャ
ナ1では、原稿15の先端が原稿検知センサ6にさしか
かったタイミングおよび原稿15の搬送速度に基づい
て、原稿15の先端がイメージセンサ8よりy方向のマ
ージンMV分だけ手前の位置(すなわち図1に示す点S
2)を通過するタイミングを算出し、このタイミングで
イメージセンサ8の駆動を開始する。
【0032】次に、x方向の読み取り領域をどのように
設定するかについて説明する。図2に示すようにCPU
2はタイミング発生部7に接続されている。タイミング
発生部7の内部構成は図5に示すようになっている。
【0033】図5において、20は、イメージセンサ8
の走査1ラインの周期でパルスを発生する水平同期クロ
ック発信器(Hclk)であり、21は、イメージセンサ
8の1画素分のクロックを発生する画像クロック発信器
(Gclk)である。22および24はカウンタであり、
水平同期クロック発信器20からの水平同期クロックに
よって0にそれぞれリセットされ、以降、画像クロック
発信器21からの画像クロック1パルスごとに1、2、
3、とカウントアップしてゆく。23は、原稿15の読
み取りが開始されるx方向の座標x1に相当する画像ク
ロック分だけのカウント数Hscntを格納する開始カウン
トレジスタであり、該カウント数HscntはCPU2によ
って書き込まれる。25は、原稿15の読み取りが終了
されるx方向の座標x2に相当する画像クロック分だけ
のカウント数Hecntを格納する終了カウントレジスタで
あり、やはり該カウント数HecntはCPU2から書き込
まれる。
【0034】イメージセンサ8は多数のCCDが直線状
に配置された光電変換器であり、前記水平同期クロック
および画像クロックが与えられることにより、水平同期
クロックの立ち上がりのタイミングで一端側の画素から
走査を開始し、画像クロックのパルス入力毎に1画素ず
つ他端側に走査を移して行く。
【0035】開始カウントレジスタ23は、カウンタ2
2から出力されるカウント値がカウント数Hscntに一致
するまでは、出力信号Hstartを低レベルにしており、
カウント数Hscntに一致すると、出力信号Hstartを高
レベルにする。同様に、終了カウントレジスタ25は、
カウンタ24から出力されるカウント値がカウント数H
ecntに一致するまでは、出力信号Hendを低レベルにし
ており、カウント数Hecntに一致すると、出力信号Hen
dを高レベルにする。出力信号Hstartと、出力信号Hen
dをインバータ26で反転した信号とはゲート27に入
力され、AND回路構成のゲート27で、図6で示した
ような区間信号Henbが生成される。この区間信号Henb
はイメージセンサ8に入力され、イメージセンサ8は、
区間信号Henbが高レベルの間だけ、画像データを出力
する。なおゲート27には、CPU2から、y方向の走
査期間を制限するためのy方向区間信号Venbが入力さ
れる。y方向区間信号Venbは、図1に示す点S2を原
稿15の先端が通過するタイミングで高レベルになる信
号である。
【0036】このようにしてx方向における指定領域の
画像信号がイメージセンサ8から得られると、その画像
信号は、A/D変換やエッジ強調などを含んだ画像処理
部9を経て、ぺージメモリ10に格納される。
【0037】原稿15の搬送が進み、ホストコンピュー
タ12から指定されたy座標値y2にy方向マージンMV
を加えた座標値(y2+MV)に相当するタイミングに
て、これは図1に示す点S3に相当するタイミングであ
り、また、y方向区間信号Venbを立ち上げてから(y2
+2*MV)だけ搬送を行ったタイミングであるが、そ
のタイミングにてCPU2はゲート27に送るy方向区
間信号Venbのレベルを低レベルにする。よってy方向
のマージンMvが原稿15後端に付加された領域30が
読み取られることになる。
【0038】上記した開始カウントレジスタ23と終了
カウントレジスタ25とにCPU2が書き込むカウント
数Hscnt,Hecnt、および原稿検知センサ6が原稿15
を検知したタイミングに基づいてCPU2が制御するy
方向区間信号Venbの高レベル期間は、図4に示した点
3および点P4を対角とする矩形領域を定義するもので
あり、したがって、図4に示したように、原稿15が斜
行した場合でも、原稿15の全部が読み取られ得ること
になる。
【0039】ところで、次に読み取られるべき原稿サイ
ズが前回と異なった場合、本実施形態では、図3に示し
た原稿サイズ選択欄47から、例えばA6を選択するだ
けで、マージンの設定を再度行う必要はない。これを、
図7を参照して説明する。
【0040】図7は、原稿サイズが前回と異なった場合
の画像読み取り範囲30と、A6サイズの原稿15とを
示す図である。指定されたサイズは、図7における点S
を原点とするx、y座標に変換されて、原稿15の左上
の座標として、点P1がスキャナ1に伝達され、原稿の
右下の座標として、点P2がスキャナ1に伝達される。
そして、原稿サイズ変更前の設定マージン量が流用され
て、前述と同様な制御がCPU2で行われ、図7に示し
た点P3、P4を対角とするマージンを含む矩形領域30
が読み取られることになる。
【0041】なお、本実施の形態では、読み取るべき原
稿のサイズを操作者が指定しなくても、スキャナ1が自
動的に原稿のサイズを検知し、読み取りマージン領域を
付加してスキャンを行うことができる。これを以下に説
明する。
【0042】図3に示す自動サイズ検知ボタン50は、
スキャナ1に対して操作者が、読み取り対象の原稿のサ
イズを自動的に検知するように指示するためのボタンで
あり、自動サイズ検知ボタン50をクリックすれば、操
作者は、原稿サイズ選択欄47を用いた原稿サイズ指定
を行う必要はない。さらに、x方向マージン欄48およ
びy方向マージン欄49に所望のマージン量を入力する
ことにより、ホストコンピュータ12はスキャナ1に対
して、原稿のサイズを自動的に検知するモードが指定さ
れた旨と、x、y方向の2つのマージン量MHおよびMV
をスキャナ1に伝達する。
【0043】図8は、スキャナ1の斜視図である。また
図9は、スキャナ1の原稿台13上にあって、原稿を両
端から挟む原稿規制板19−1,19−2、及びこれら
に接続された摺動抵抗体19−3を示す図である。
【0044】操作者は原稿を原稿台13に積んだ後、原
稿の両端を挟むように原稿規制板19−1,19−2を
スライドさせて原稿に当接させる。原稿規制板19−
1,19−2は、図9に示すように2つの摺動抵抗体1
9−3に、接点によりそれぞれ接し、原稿規制板19−
1のスライド位置に応じた電圧XRが、また原稿規制板
19−2のスライド位置に応じた電圧XLがそれぞれA
/Dコンバータ(図示せず)を経て、図2の幅検知セン
サ部19の出力としてCPU2に伝えられる。
【0045】図4においてマージンを含めた読み取り領
域30、すなわち点P3(x1−MH,−Mv)および点P
4(x2+MH,y2+MV)を対角とする矩形領域を設定
するには、x1,x2,y2,MH,MVの5つの情報が必
要であるが、このうちx1,x 2は上述したように原稿規
制板19−1,19−2の位置に基づいて得られ、
H,MVはホストコンピュータ12から伝えられること
によって得られる。
【0046】y2の情報は、図1において原稿15の後
端が原稿検知センサ6にさしかかるタイミングをCPU
2が検知することによって得られる。すなわちy方向に
おいて、y2+MVの位置まで読み取りを行うには、原稿
15の後端が原稿検知センサ6にさしかかるタイミング
と原稿15の搬送速度とから、図1における点S3、す
なわち原稿15の後端がイメージセンサ8の下流側のM
Vだけ離れた点を通過するタイミングを、CPU2が算
出する。このタイミングにてCPU2は、y方向区間信
号Venbを低レベルにする。これによって読み取りが、
y方向のy2+M Vの点まで行われることになる。
【0047】このようにして、原稿規制板19−1,1
9−2によって得られるx方向データおよび原稿検知セ
ンサ6が原稿の先端および後端を検知するタイミングに
基づき、更にホストコンピュータ12から伝達されるマ
ージン量を加えた座標位置に応じて、CPU2が開始カ
ウントレジスタ23、終了カウントレジスタ25および
y方向区間信号Venbを操作し、これによって、自動的
に原稿サイズに対して適切なマージンをとった領域を読
み取ることができる。その後、例えば図7に示したよう
な小さい原稿を読み取る場合でも、この原稿の両端を挟
むように原稿規制板19−1,19−2をスライドさせ
るだけで、原稿サイズに対してマージンをとった領域を
自動的に読み取ることができる。
【0048】上述した実施形態では、x方向のマージン
とy方向のマージンとをホストコンピュータ12におい
て個別に設定する事例を説明したが、これらの値は同一
であってもよい。つまりホストコンピュータ12におい
てx方向、y方向に共通なマージン量を操作者が入力
し、これがスキャナ1に伝達されるものであってもよ
い。
【0049】また、上述の実施形態では原稿の左右のマ
ージンが互いに同一であり、また原稿の上下のマージン
が互いに同一であるが、これに代わって、各マージンを
それぞれ個別に設定するようにしてもよい。
【0050】さらに、これまでの説明では、マージン量
はかならず原稿の外側に対して設定されるものであった
が、マージン量を負の値に指定すれば、読み取り領域を
原稿の内側に指定することもできる。
【0051】図10は、その指定例のひとつを示す図で
あり、バインダーに綴じる原稿を示している。ここで
は、原稿の左側のマージン量のみを−Mleftに指定す
る。これによって、原稿の左側にあるバインダーに綴じ
るための穴の部分だけ、読み取り領域から外すことが可
能である。
【0052】また、以上の説明では選択された定型サイ
ズまたは自動検知されたサイズに対してマージン設定を
行う例を説明したが、これに代わって、ユーザによる非
定型サイズの設定に対してマージン設定を行う構成でも
よい。
【0053】なお、前述した実施形態の機能を実現する
ソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0054】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
が本発明を構成することになる。
【0055】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0056】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれることは言うまでもない。
【0057】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1、請求項9
または請求項17記載の発明によれば、原稿位置検知手
段が、原稿搬送路における光電変換手段よりも上流の所
定位置を通過する原稿を検知する。一方、上位装置か
ら、原稿サイズと異なる画像読み取り領域を設定するた
めのマージン量を受け取り、該マージン量と、原稿が前
記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、
原稿のサイズとに基づいて、画像読み取り領域を設定す
る。そして、光電変換手段に対して、前記設定された画
像読み取り領域の画像の読み取りを行わせる。
【0059】これによって、原稿の先端より手前の部分
にもマージンを付加することができる。
【0060】請求項3、請求項11または請求項19記
載の発明によれば、原稿搬送路にあって、搬送された原
稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段を備え、原稿
サイズは該原稿サイズ検知手段から入手される。
【0061】これにより、原稿のサイズを自動的に検知
し、該サイズ分のイメージデータを送出する画像読取装
置において、読み取り領域にマージンを付加することが
できる。
【0062】また、請求項6、請求項14または請求項
22記載の発明によれば、旧原稿と異なるサイズの新原
稿が画像読み取り対象になったとき、旧原稿に関するマ
ージン量と、新原稿が原稿位置検知手段によって検知さ
れたタイミングと、新原稿のサイズとに基づいて、画像
読み取り領域を設定する。
【0063】これによって、原稿サイズが変更になって
もマージンの設定が自動的に行える。
【0064】また、請求項7、請求項15または請求項
23記載の発明によれば、マージン量は、原稿の4辺に
おいて任意に設定される値である。
【0065】よって、例えば原稿の斜行が比較的少ない
場合はマージン量もすくなく、逆に斜行しやすい場合は
マージン量を大きくとるといった調節が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置の機械的構成の概要
を示す断面図である。
【図2】本発明に係る画像読取装置の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図3】画像読取装置を制御するホストコンピュータの
画像表示装置に表示される読み取りサイズの設定画面を
示す図である。
【図4】原稿と画像読み取り範囲との関係を示す図であ
る。
【図5】タイミング発生部の内部構成を示すブロックで
ある。
【図6】タイミング発生部の各部における信号のタイミ
ングチャートである。
【図7】原稿サイズが前回と異なった場合の画像読み取
り範囲と、原稿とを示す図である。
【図8】スキャナの斜視図である。
【図9】スキャナの原稿台上にあって原稿を両端から挟
む原稿規制板、及びこれらに接続された摺動抵抗体を示
す図である。
【図10】負の値のマージン量が設定される原稿を示す
図である。
【図11】従来の画像読み取り範囲に対して、原稿が斜
めに搬送されたことを示す図である。
【図12】図11に示す画像読み取り範囲から外れた原
稿の部分領域を示す図である。
【図13】従来の原稿のx方向(横方向)にマージンを
加えた画像読み取り範囲を示す図である。
【図14】A4の原稿に基づく画像読み取り範囲と、A
6サイズの原稿とを示す図である。
【図15】A6サイズの原稿にマージンを加えた画像読
み取り範囲を示す図である。
【図16】画像読取装置を制御するホストコンピュータ
等の上位装置における、従来の読み取りサイズの設定画
面を示す図である。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 CPU(マージン量受取手段、領域設定手段、制御
手段) 3 ROM 4 RAM 5 駆動部 6 原稿検知センサ(原稿位置検知手段) 7 タイミング発生部 8 イメージセンサ(光電変換手段) 9 画像処理部9 10 ページメモリ 11 I/F部 12 ホストコンピュータ(上位装置) 19 幅検知センサ部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る光電変換手段と、該
    光電変換手段へ原稿を搬送する搬送手段とを備えた画像
    読取装置において、 原稿搬送路における前記光電変換手段よりも上流の所定
    位置を通過する原稿を検知する原稿位置検知手段と、 原稿サイズと異なる画像読み取り領域を設定するための
    マージン量を上位装置から受け取るマージン量受取手段
    と、 前記搬送手段により搬送された原稿に関する前記マージ
    ン量受取手段が受け取ったマージン量と、前記原稿が前
    記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、
    前記原稿のサイズとに基づいて、画像読み取り領域を設
    定する領域設定手段と、 前記光電変換手段に対して、前記領域設定手段により設
    定された画像読み取り領域の画像の読み取りを行わせる
    制御手段とを有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿サイズは、前記上位装置から送
    られることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿搬送路にあって、搬送された原
    稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段を備え、前記
    原稿サイズは該原稿サイズ検知手段から入手されること
    を特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記領域設定手段は、前記搬送手段によ
    り搬送された原稿に関する前記マージン量受取手段が受
    け取ったマージン量と、前記原稿の先端が前記原稿位置
    検知手段によって検知されたタイミングと、前記原稿の
    サイズと、前記原稿が前記搬送手段により搬送される速
    度とに基づいて、画像読み取り領域を設定することを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像
    読取装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記原稿の先端よりも
    マージン量だけ前の位置が前記光電変換手段の位置に到
    達するタイミングで、前記光電変換手段に対して、前記
    原稿の画像読み取りを開始させることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記領域設定手段は、旧原稿と異なるサ
    イズの新原稿が画像読み取り対象になったとき、前記マ
    ージン量受取手段が受け取った前記旧原稿に関するマー
    ジン量と、前記新原稿が前記原稿位置検知手段によって
    検知されたタイミングと、前記新原稿のサイズとに基づ
    いて、画像読み取り領域を設定することを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記マージン量は、原稿の4辺において
    任意に設定される値であることを特徴とする請求項1乃
    至請求項6のいずれかに記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記マージン量は、負の値であることを
    特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画
    像読取装置。
  9. 【請求項9】 原稿画像を読み取る光電変換手段と、該
    光電変換手段へ原稿を搬送する搬送手段と、原稿搬送路
    における前記光電変換手段よりも上流の所定位置を通過
    する原稿を検知する原稿位置検知手段とを備えた画像読
    取装置に適用される画像読取方法において、 原稿サイズと異なる画像読み取り領域を設定するための
    マージン量を上位装置から受け取るマージン量受取ステ
    ップと、 前記搬送手段により搬送された原稿に関する前記マージ
    ン量受取ステップで受け取ったマージン量と、前記原稿
    が前記原稿位置検知手段によって検知されたタイミング
    と、前記原稿のサイズとに基づいて、画像読み取り領域
    を設定する領域設定ステップと、 前記光電変換手段に対して、前記領域設定ステップで設
    定された画像読み取り領域の画像の読み取りを行わせる
    制御ステップとを有することを特徴とする画像読取方
    法。
  10. 【請求項10】 前記原稿サイズは、前記上位装置から
    送られることを特徴とする請求項9記載の画像読取方
    法。
  11. 【請求項11】 前記画像読取装置は、前記原稿搬送路
    にあって、搬送された原稿のサイズを検知する原稿サイ
    ズ検知手段を備え、 前記原稿サイズは該原稿サイズ検知手段から入手される
    ことを特徴とする請求項9記載の画像読取方法。
  12. 【請求項12】 前記領域設定ステップは、前記搬送手
    段により搬送された原稿に関する前記マージン量受取ス
    テップで受け取ったマージン量と、前記原稿の先端が前
    記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、
    前記原稿のサイズと、前記原稿が前記搬送手段により搬
    送される速度とに基づいて、画像読み取り領域を設定す
    ることを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれか
    に記載の画像読取方法。
  13. 【請求項13】 前記制御ステップは、前記原稿の先端
    よりもマージン量だけ前の位置が前記光電変換手段の位
    置に到達するタイミングで、前記光電変換手段に対し
    て、前記原稿の画像読み取りを開始させることを特徴と
    する請求項9乃至請求項12のいずれかに記載の画像読
    取方法。
  14. 【請求項14】 前記領域設定ステップは、旧原稿と異
    なるサイズの新原稿が画像読み取り対象になったとき、
    前記マージン量受取ステップで受け取った前記旧原稿に
    関するマージン量と、前記新原稿が前記原稿位置検知手
    段によって検知されたタイミングと、前記新原稿のサイ
    ズとに基づいて、画像読み取り領域を設定することを特
    徴とする請求項9乃至請求項13のいずれかに記載の画
    像読取方法。
  15. 【請求項15】 前記マージン量は、原稿の4辺におい
    て任意に設定される値であることを特徴とする請求項9
    乃至請求項14のいずれかに記載の画像読取方法。
  16. 【請求項16】 前記マージン量は、負の値であること
    を特徴とする請求項9乃至請求項15のいずれかに記載
    の画像読取方法。
  17. 【請求項17】 原稿画像を読み取る光電変換手段と、
    該光電変換手段へ原稿を搬送する搬送手段と、原稿搬送
    路における前記光電変換手段よりも上流の所定位置を通
    過する原稿を検知する原稿位置検知手段とを備えた画像
    読取装置に適用される画像読取方法をプログラムとして
    記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体
    において、 前記画像読取方法が、 原稿サイズと異なる画像読み取り領域を設定するための
    マージン量を上位装置から受け取るマージン量受取ステ
    ップと、 前記搬送手段により搬送された原稿に関する前記マージ
    ン量受取ステップで受け取ったマージン量と、前記原稿
    が前記原稿位置検知手段によって検知されたタイミング
    と、前記原稿のサイズとに基づいて、画像読み取り領域
    を設定する領域設定ステップと、 前記光電変換手段に対して、前記領域設定ステップで設
    定された画像読み取り領域の画像の読み取りを行わせる
    制御ステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記原稿サイズは、前記上位装置から
    送られることを特徴とする請求項17記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記画像読取装置は、前記原稿搬送路
    にあって、搬送された原稿のサイズを検知する原稿サイ
    ズ検知手段を備え、 前記原稿サイズは該原稿サイズ検知手段から入手される
    ことを特徴とする請求項17記載の記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記領域設定ステップは、前記搬送手
    段により搬送された原稿に関する前記マージン量受取ス
    テップで受け取ったマージン量と、前記原稿の先端が前
    記原稿位置検知手段によって検知されたタイミングと、
    前記原稿のサイズと、前記原稿が前記搬送手段により搬
    送される速度とに基づいて、画像読み取り領域を設定す
    ることを特徴とする請求項17乃至請求項19のいずれ
    かに記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記制御ステップは、前記原稿の先端
    よりもマージン量だけ前の位置が前記光電変換手段の位
    置に到達するタイミングで、前記光電変換手段に対し
    て、前記原稿の画像読み取りを開始させることを特徴と
    する請求項17乃至請求項20のいずれかに記載の記憶
    媒体。
  22. 【請求項22】 前記領域設定ステップは、旧原稿と異
    なるサイズの新原稿が画像読み取り対象になったとき、
    前記マージン量受取ステップで受け取った前記旧原稿に
    関するマージン量と、前記新原稿が前記原稿位置検知手
    段によって検知されたタイミングと、前記新原稿のサイ
    ズとに基づいて、画像読み取り領域を設定することを特
    徴とする請求項17乃至請求項21のいずれかに記載の
    記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記マージン量は、原稿の4辺におい
    て任意に設定される値であることを特徴とする請求項1
    7乃至請求項22のいずれかに記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記マージン量は、負の値であること
    を特徴とする請求項17乃至請求項23のいずれかに記
    載の記憶媒体。
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