JP2009225225A - スキャナシステム、スキャナ制御装置、原稿サイズ特定方法、およびプログラム - Google Patents
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- JP2009225225A JP2009225225A JP2008068951A JP2008068951A JP2009225225A JP 2009225225 A JP2009225225 A JP 2009225225A JP 2008068951 A JP2008068951 A JP 2008068951A JP 2008068951 A JP2008068951 A JP 2008068951A JP 2009225225 A JP2009225225 A JP 2009225225A
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Abstract
【課題】シートスルー型ADFスキャナを有するスキャナシステムにおいて、原稿サイ
ズを自動的に特定する。
【解決手段】スキャナ2のサイズ算出部202は、ADFにセットされた原稿の搬送方
向と直交する方向の原稿幅が検知されると、当該原稿幅を短辺とする定型サイズを特定し
て、スキャナ制御装置1に送信する。スキャナ制御装置1のスキャナ制御部104は、受
信した定型サイズをスキャンサイズとしてスキャナ2に送信し、スキャンを実行させる。
スキャン開始後、スキャナ2の搬送量検知部204は、検知された原稿の搬送量をスキャ
ナ制御装置1に送信する。スキャナ制御装置1のサイズ算出部106は、スキャナ2から
受信した原稿の搬送量と定型サイズとを用いて、実際の原稿の定型サイズを特定する。
【選択図】図3
ズを自動的に特定する。
【解決手段】スキャナ2のサイズ算出部202は、ADFにセットされた原稿の搬送方
向と直交する方向の原稿幅が検知されると、当該原稿幅を短辺とする定型サイズを特定し
て、スキャナ制御装置1に送信する。スキャナ制御装置1のスキャナ制御部104は、受
信した定型サイズをスキャンサイズとしてスキャナ2に送信し、スキャンを実行させる。
スキャン開始後、スキャナ2の搬送量検知部204は、検知された原稿の搬送量をスキャ
ナ制御装置1に送信する。スキャナ制御装置1のサイズ算出部106は、スキャナ2から
受信した原稿の搬送量と定型サイズとを用いて、実際の原稿の定型サイズを特定する。
【選択図】図3
Description
本発明は、スキャナシステムに関し、特に、自動原稿送り装置(ADF:Auto Documen
t Feeder)用いてスキャンを行うスキャナを有するスキャナシステムにおいて、スキャン
対象の原稿の原稿サイズを自動的に検知する技術に関する。
t Feeder)用いてスキャンを行うスキャナを有するスキャナシステムにおいて、スキャン
対象の原稿の原稿サイズを自動的に検知する技術に関する。
従来から、コンピュータとスキャナを備えるスキャナシステムにおいて、スキャナは、
コンピュータ上のスキャナドライバから指定された原稿サイズに従って、スキャン範囲を
特定し、スキャンを行う。
コンピュータ上のスキャナドライバから指定された原稿サイズに従って、スキャン範囲を
特定し、スキャンを行う。
そのため、原稿サイズを自動検知するための自動検知モードが設定されている場合、ス
キャナは、まず、原稿サイズを検知するための動作を行う。その後、検知した原稿サイズ
を用いて、スキャンを開始する。
キャナは、まず、原稿サイズを検知するための動作を行う。その後、検知した原稿サイズ
を用いて、スキャンを開始する。
例えば、ADFを備えるスキャナは、まず、ADFによりページ単位で原稿を原稿台に
搬送し、センサやキャリッジを動作させて、原稿台に載せられた原稿の原稿サイズ検知す
る。その後、検知した原稿サイズを用いて、スキャン開始する。このようなスキャナを、
以下、「ページフィード型ADFスキャナ」と呼ぶ。
搬送し、センサやキャリッジを動作させて、原稿台に載せられた原稿の原稿サイズ検知す
る。その後、検知した原稿サイズを用いて、スキャン開始する。このようなスキャナを、
以下、「ページフィード型ADFスキャナ」と呼ぶ。
例えば、特許文献1には、ページフィード型ADFスキャナを備える複写機において、
原稿サイズを検知した後に、スキャンを開始することが記載されている。
原稿サイズを検知した後に、スキャンを開始することが記載されている。
ところで、ADFを備えるスキャナのスキャン処理の高速化などを目的として、ADF
によりページ単位で原稿を搬送し、原稿を搬送しながらスキャンを行うスキャナが提案さ
れている。このようなスキャナを、以下、「シートスルー型ADFスキャナ」と呼ぶ。
によりページ単位で原稿を搬送し、原稿を搬送しながらスキャンを行うスキャナが提案さ
れている。このようなスキャナを、以下、「シートスルー型ADFスキャナ」と呼ぶ。
シートスルー型ADFスキャナにおいては、ユーザによりスキャンの指示がされると、
直ぐにスキャン処理が開始される。そのため、原稿サイズを自動検知するための自動検知
モードが設定されている場合、スキャナは、予め原稿サイズを検知することができず、ス
キャン動作を開始することができないという問題がある。
直ぐにスキャン処理が開始される。そのため、原稿サイズを自動検知するための自動検知
モードが設定されている場合、スキャナは、予め原稿サイズを検知することができず、ス
キャン動作を開始することができないという問題がある。
一方、スキャナドライバにおいて、スキャナから送られるスキャン後の画像データを、
所定のファイル形式のデータ、例えば、PDF(Portable Document Format)などの文書
データに変換して保存する場合、文書データのサイズを指定する必要がある。そのため、
スキャナドライバは、原稿サイズを特定する必要がある。
所定のファイル形式のデータ、例えば、PDF(Portable Document Format)などの文書
データに変換して保存する場合、文書データのサイズを指定する必要がある。そのため、
スキャナドライバは、原稿サイズを特定する必要がある。
本発明は、シートスルー型ADFスキャナを有するスキャナシステムにおいて、原稿サ
イズを自動的に特定する技術を提供することを目的とする。
イズを自動的に特定する技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するためのスキャナシステムに係る発明は、原稿を読み取るための移
動可能なキャリッジを所定位置に停止させた状態で、自動原稿送り装置により原稿を搬送
させながら当該原稿のスキャン処理を行うスキャナと、前記スキャナを制御するスキャナ
制御装置とを有するスキャナシステムであって、前記スキャナは、セットされた原稿の搬
送方向と直交する方向の原稿幅を検知する原稿幅検知手段と、前記原稿幅を短辺とする定
型サイズを特定して、原稿サイズとして前記スキャナ制御装置に送信する原稿サイズ算出
手段と、スキャン範囲を特定するスキャンサイズを前記スキャナ制御装置から受信するス
キャンサイズ受付手段と、前記スキャンサイズを受け付けた後、前記スキャンサイズにし
たがって前記原稿をスキャンし、画像データを前記スキャナ制御装置に送信する読み取り
手段と、を有し、前記スキャナ制御装置は、前記スキャナから送信される前記原稿サイズ
を受け付ける原稿サイズ受付手段と、前記原稿サイズを前記スキャンサイズとして前記ス
キャナに送信するスキャンサイズ送信手段と、前記スキャナから送信される前記画像デー
タを受け付けて、所定のファイルデータを生成するファイルデータ生成手段と、を有する
ことを特徴とする。
動可能なキャリッジを所定位置に停止させた状態で、自動原稿送り装置により原稿を搬送
させながら当該原稿のスキャン処理を行うスキャナと、前記スキャナを制御するスキャナ
制御装置とを有するスキャナシステムであって、前記スキャナは、セットされた原稿の搬
送方向と直交する方向の原稿幅を検知する原稿幅検知手段と、前記原稿幅を短辺とする定
型サイズを特定して、原稿サイズとして前記スキャナ制御装置に送信する原稿サイズ算出
手段と、スキャン範囲を特定するスキャンサイズを前記スキャナ制御装置から受信するス
キャンサイズ受付手段と、前記スキャンサイズを受け付けた後、前記スキャンサイズにし
たがって前記原稿をスキャンし、画像データを前記スキャナ制御装置に送信する読み取り
手段と、を有し、前記スキャナ制御装置は、前記スキャナから送信される前記原稿サイズ
を受け付ける原稿サイズ受付手段と、前記原稿サイズを前記スキャンサイズとして前記ス
キャナに送信するスキャンサイズ送信手段と、前記スキャナから送信される前記画像デー
タを受け付けて、所定のファイルデータを生成するファイルデータ生成手段と、を有する
ことを特徴とする。
ここで、上記のスキャナシステムにおいて、前記スキャナは、前記自動原稿送り装置に
より搬送される原稿の搬送方向の原稿幅を検知して、搬送量として前記スキャナ制御装置
に送信する搬送量検知手段を有し、前記スキャナ制御装置は、前記スキャナから送信され
る前記搬送量を受け付ける搬送量受付手段と、受け付けた前記原稿サイズと前記搬送量と
を用いて、定型サイズを特定する定型サイズ算出手段と、を有し、前記ファイルデータ生
成手段は、前記画像データから前記定型サイズの前記ファイルデータを生成することを特
徴とするものであってよい。
より搬送される原稿の搬送方向の原稿幅を検知して、搬送量として前記スキャナ制御装置
に送信する搬送量検知手段を有し、前記スキャナ制御装置は、前記スキャナから送信され
る前記搬送量を受け付ける搬送量受付手段と、受け付けた前記原稿サイズと前記搬送量と
を用いて、定型サイズを特定する定型サイズ算出手段と、を有し、前記ファイルデータ生
成手段は、前記画像データから前記定型サイズの前記ファイルデータを生成することを特
徴とするものであってよい。
また、上記のスキャナシステムにおいて、前記定型サイズ算出手段は、前記原稿サイズ
の短辺の長さと一致する長さの第1の辺を有する定型サイズを選択し、選択した定型サイ
ズのうち、前記第1の辺と直交する第2の辺の長さが前記搬送量と一致する定型サイズを
特定することを特徴とするものであってよい。
の短辺の長さと一致する長さの第1の辺を有する定型サイズを選択し、選択した定型サイ
ズのうち、前記第1の辺と直交する第2の辺の長さが前記搬送量と一致する定型サイズを
特定することを特徴とするものであってよい。
また、上記のスキャナシステムにおいて、前記定型サイズ算出手段は、前記搬送量が前
記第2の辺を基準とする所定の範囲内であるか否かを判定し、所定の範囲内となる場合に
、前記第2の辺が前記搬送量と一致すると判定することを特徴とするものであってよい。
記第2の辺を基準とする所定の範囲内であるか否かを判定し、所定の範囲内となる場合に
、前記第2の辺が前記搬送量と一致すると判定することを特徴とするものであってよい。
上記の課題を解決するためのスキャナ制御装置に係る発明は、原稿を読み取るための移
動可能なキャリッジを所定位置に停止させた状態で、自動原稿送り装置により原稿を搬送
させながら当該原稿のスキャン処理を行うスキャナと接続され、前記スキャナを制御する
スキャナ制御装置であって、前記スキャナから送信される原稿サイズを受け付ける原稿サ
イズ受付手段と、前記原稿サイズを前記スキャンサイズとして前記スキャナに送信するス
キャンサイズ送信手段と、前記スキャナから送信される、前記自動原稿送り装置により搬
送される原稿の搬送方向の原稿幅である搬送量を受け付ける搬送量受付手段と、受け付け
た前記原稿サイズと前記搬送量とを用いて、定型サイズを特定する定型サイズ算出手段と
、前記スキャナから送信される画像データを受け付けて、前記画像データから前記定型サ
イズのファイルデータを生成するファイルデータ生成手段とを有することを特徴とする。
動可能なキャリッジを所定位置に停止させた状態で、自動原稿送り装置により原稿を搬送
させながら当該原稿のスキャン処理を行うスキャナと接続され、前記スキャナを制御する
スキャナ制御装置であって、前記スキャナから送信される原稿サイズを受け付ける原稿サ
イズ受付手段と、前記原稿サイズを前記スキャンサイズとして前記スキャナに送信するス
キャンサイズ送信手段と、前記スキャナから送信される、前記自動原稿送り装置により搬
送される原稿の搬送方向の原稿幅である搬送量を受け付ける搬送量受付手段と、受け付け
た前記原稿サイズと前記搬送量とを用いて、定型サイズを特定する定型サイズ算出手段と
、前記スキャナから送信される画像データを受け付けて、前記画像データから前記定型サ
イズのファイルデータを生成するファイルデータ生成手段とを有することを特徴とする。
上記の課題を解決するためのプログラムに係る発明は、原稿を読み取るための移動可能
なキャリッジを所定位置に停止させた状態で、自動原稿送り装置により原稿を搬送させな
がら当該原稿のスキャン処理を行うスキャナと接続され、前記スキャナを制御するスキャ
ナ制御装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記スキャナ
から送信される原稿サイズを受け付ける原稿サイズ受付手段と、前記原稿サイズを前記ス
キャンサイズとして前記スキャナに送信するスキャンサイズ送信手段と、前記スキャナか
ら送信される、前記自動原稿送り装置により搬送される原稿の搬送方向の原稿幅である搬
送量を受け付ける搬送量受付手段と、受け付けた前記原稿サイズと前記搬送量とを用いて
、定型サイズを特定する定型サイズ算出手段と、前記スキャナから送信される画像データ
を受け付けて、前記画像データから前記定型サイズのファイルデータを生成するファイル
データ生成手段として、前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
なキャリッジを所定位置に停止させた状態で、自動原稿送り装置により原稿を搬送させな
がら当該原稿のスキャン処理を行うスキャナと接続され、前記スキャナを制御するスキャ
ナ制御装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記スキャナ
から送信される原稿サイズを受け付ける原稿サイズ受付手段と、前記原稿サイズを前記ス
キャンサイズとして前記スキャナに送信するスキャンサイズ送信手段と、前記スキャナか
ら送信される、前記自動原稿送り装置により搬送される原稿の搬送方向の原稿幅である搬
送量を受け付ける搬送量受付手段と、受け付けた前記原稿サイズと前記搬送量とを用いて
、定型サイズを特定する定型サイズ算出手段と、前記スキャナから送信される画像データ
を受け付けて、前記画像データから前記定型サイズのファイルデータを生成するファイル
データ生成手段として、前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
上記の課題を解決するための原稿サイズ特定方法に係る発明は、原稿を読み取るための
移動可能なキャリッジを所定位置に停止させた状態で、自動原稿送り装置により原稿を搬
送させながら当該原稿のスキャン処理を行うスキャナと、前記スキャナを制御するスキャ
ナ制御装置とを有するスキャナシステムにおける、原稿サイズ特定方法であって、前記ス
キャナは、セットされた原稿の搬送方向と直交する方向の原稿幅を検知する原稿幅検知ス
テップと、前記原稿幅を短辺とする定型サイズを特定して、原稿サイズとして前記スキャ
ナ制御装置に送信する原稿サイズ算出ステップと、スキャン範囲を特定するスキャンサイ
ズを前記スキャナ制御装置から受信するスキャンサイズ受付ステップと、前記スキャンサ
イズを受け付けた後、前記スキャンサイズにしたがって前記原稿をスキャンし、画像デー
タを前記スキャナ制御装置に送信する読み取りステップと、を行い、前記スキャナ制御装
置は、前記スキャナから送信される前記原稿サイズを受け付ける原稿サイズ受付ステップ
と、前記原稿サイズを前記スキャンサイズとして前記スキャナに送信するスキャンサイズ
送信ステップと、前記スキャナから送信される前記画像データを受け付けて、所定のファ
イルデータを生成するファイルデータ生成ステップと、を行うことを特徴とする。
移動可能なキャリッジを所定位置に停止させた状態で、自動原稿送り装置により原稿を搬
送させながら当該原稿のスキャン処理を行うスキャナと、前記スキャナを制御するスキャ
ナ制御装置とを有するスキャナシステムにおける、原稿サイズ特定方法であって、前記ス
キャナは、セットされた原稿の搬送方向と直交する方向の原稿幅を検知する原稿幅検知ス
テップと、前記原稿幅を短辺とする定型サイズを特定して、原稿サイズとして前記スキャ
ナ制御装置に送信する原稿サイズ算出ステップと、スキャン範囲を特定するスキャンサイ
ズを前記スキャナ制御装置から受信するスキャンサイズ受付ステップと、前記スキャンサ
イズを受け付けた後、前記スキャンサイズにしたがって前記原稿をスキャンし、画像デー
タを前記スキャナ制御装置に送信する読み取りステップと、を行い、前記スキャナ制御装
置は、前記スキャナから送信される前記原稿サイズを受け付ける原稿サイズ受付ステップ
と、前記原稿サイズを前記スキャンサイズとして前記スキャナに送信するスキャンサイズ
送信ステップと、前記スキャナから送信される前記画像データを受け付けて、所定のファ
イルデータを生成するファイルデータ生成ステップと、を行うことを特徴とする。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用されたスキャナシステムのハードウェア構成の概要
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
本図に示すように、スキャナシステム3は、スキャナ制御装置1とスキャナ2とを備え
る。スキャナ制御装置1とスキャナ2とは、例えば、LAN(Local Area Network)など
のネットワークや、USB(Universal Serial Bus)などにより接続される。もちろん、
スキャナシステム3の構成は、上記の限られない。
る。スキャナ制御装置1とスキャナ2とは、例えば、LAN(Local Area Network)など
のネットワークや、USB(Universal Serial Bus)などにより接続される。もちろん、
スキャナシステム3の構成は、上記の限られない。
スキャナ制御装置1は、スキャナ2を制御するための装置である。スキャナ制御装置1
は、例えば、PC(Personal Computer)などの一般的なコンピュータである。
は、例えば、PC(Personal Computer)などの一般的なコンピュータである。
スキャナ制御装置1は、例えば、CPU(Central Processing Unit)10と、RAM
(Random Access Memory)11と、ROM(Read Only Memory)12と、補助記憶装置1
3と、表示装置14と、入力装置15と、メディア読取装置16と、通信インタフェース
(I/F)17とを備える。
(Random Access Memory)11と、ROM(Read Only Memory)12と、補助記憶装置1
3と、表示装置14と、入力装置15と、メディア読取装置16と、通信インタフェース
(I/F)17とを備える。
CPU10は、各種演算を実行する装置である。RAM11は、CPU10が実行する
プログラムやデータを格納する装置である。ROM12は、起動に必要なプログラムやデ
ータを予め格納する装置である。補助記憶装置13は、ハードディスクなどの大容量な記
憶装置である。表示装置14は、ユーザインタフェース画面などを表示するLCD(Liqu
id Crystal Display)などの装置である。入力装置15は、キーボードやマウスなどの装
置である。メディア読取装置16は、CD−ROMなどの可搬性を有する可搬型記憶媒体
の情報を読み出す装置である。通信I/F17は、ネットワークを介して外部装置と通信
を行う装置である。
プログラムやデータを格納する装置である。ROM12は、起動に必要なプログラムやデ
ータを予め格納する装置である。補助記憶装置13は、ハードディスクなどの大容量な記
憶装置である。表示装置14は、ユーザインタフェース画面などを表示するLCD(Liqu
id Crystal Display)などの装置である。入力装置15は、キーボードやマウスなどの装
置である。メディア読取装置16は、CD−ROMなどの可搬性を有する可搬型記憶媒体
の情報を読み出す装置である。通信I/F17は、ネットワークを介して外部装置と通信
を行う装置である。
なお、スキャナ制御装置1の構成は、上記に限られない。
スキャナ2は、文書や写真などの原稿をスキャンし、画像データを生成してスキャナ制
御装置1に送信するための装置である。ここでは、スキャナ2は、シートスルー型ADF
スキャナである。
御装置1に送信するための装置である。ここでは、スキャナ2は、シートスルー型ADF
スキャナである。
スキャナ2は、例えば、CPU20と、RAM21と、ROM22と、通信I/F23
と、操作パネル24と、読取エンジン25と、ADF26とを備える。
と、操作パネル24と、読取エンジン25と、ADF26とを備える。
CPU20は、各種演算を実行する装置である。RAM21は、CPU20が実行する
プログラムやスキャンされたデータ等を一時的に記憶する装置である。ROM22は、ス
キャナ2を制御するための各種データや各種プログラムなどを予め格納する装置である。
通信I/F23は、ネットワークを介して外部装置と通信を行う装置である。操作パネル
24は、ユーザインタフェースなどを表示するLCDなどのディスプレイと、ディスプレ
イ上に取り付けられた、ユーザの操作を受け付けるタッチパネルなどから構成される装置
である。
プログラムやスキャンされたデータ等を一時的に記憶する装置である。ROM22は、ス
キャナ2を制御するための各種データや各種プログラムなどを予め格納する装置である。
通信I/F23は、ネットワークを介して外部装置と通信を行う装置である。操作パネル
24は、ユーザインタフェースなどを表示するLCDなどのディスプレイと、ディスプレ
イ上に取り付けられた、ユーザの操作を受け付けるタッチパネルなどから構成される装置
である。
読み取りエンジン25は、CPU20に制御されて、原稿のスキャンを行う装置である
。読み取りエンジン25は、例えば、光源、キャリッジ、走査用モータ、レンズ、CCD
(Charge Coupled Device)センサ、A/D変換部などを有する。
。読み取りエンジン25は、例えば、光源、キャリッジ、走査用モータ、レンズ、CCD
(Charge Coupled Device)センサ、A/D変換部などを有する。
図2を参照して、読み取りエンジン25の概要を説明する。
本図に示すように、読み取りエンジン25は、移動部25bに沿って移動可能なキャリ
ッジ25a、A/D変換部25cなどを有する。キャリッジ25aは、光源やCCDセン
サなどを備える。CCDセンサは、光源から原稿に対して当てられた光の反射光を読み取
って、赤(R)、緑(G)、青(B)それぞれについての濃淡のアナログ情報に変換して
出力する。A/D変換部25cは、CCDセンサから出力されたアナログ情報をデジタル
信号化して画像データとして出力する。出力された画像データは、CPU20(図示しな
い)などにより所定の画像処理が施され、通信I/F23を介してスキャナ制御装置1に
送られる。
ッジ25a、A/D変換部25cなどを有する。キャリッジ25aは、光源やCCDセン
サなどを備える。CCDセンサは、光源から原稿に対して当てられた光の反射光を読み取
って、赤(R)、緑(G)、青(B)それぞれについての濃淡のアナログ情報に変換して
出力する。A/D変換部25cは、CCDセンサから出力されたアナログ情報をデジタル
信号化して画像データとして出力する。出力された画像データは、CPU20(図示しな
い)などにより所定の画像処理が施され、通信I/F23を介してスキャナ制御装置1に
送られる。
ADF26にセットされた原稿をスキャンする場合、読み取りエンジン25は、キャリ
ッジ25aを筐体2aの読み取り窓2bの直下に停止させた状態で、ADF26により搬
送されて読み取り口部26dを通過する原稿を、読み取り窓2bを介して読み取る。なお
、筐体2aの読み取り面2c上にセットされた原稿をスキャンする場合、読み取りエンジ
ン25は、キャリッジ25aを移動部25bに沿って移動させて、原稿を読み取り面2c
を介して読み取る。もちろん、読み取りエンジン25の構成は上記に限られない。
ッジ25aを筐体2aの読み取り窓2bの直下に停止させた状態で、ADF26により搬
送されて読み取り口部26dを通過する原稿を、読み取り窓2bを介して読み取る。なお
、筐体2aの読み取り面2c上にセットされた原稿をスキャンする場合、読み取りエンジ
ン25は、キャリッジ25aを移動部25bに沿って移動させて、原稿を読み取り面2c
を介して読み取る。もちろん、読み取りエンジン25の構成は上記に限られない。
図1に戻って、ADF26は、CPU20に制御されて、セットされた原稿を1ページ
単位で搬送する装置である。ADF26は、用紙幅センサ27、搬送量センサ28を有す
る。
単位で搬送する装置である。ADF26は、用紙幅センサ27、搬送量センサ28を有す
る。
用紙幅センサ27は、スキャン動作が開始される前に、セットされたスキャン対象の原
稿の幅を検知して出力する。ここで、用紙幅センサ27により検知される原稿の幅とは、
原稿が搬送される方向と直交する方向の原稿の幅である。
稿の幅を検知して出力する。ここで、用紙幅センサ27により検知される原稿の幅とは、
原稿が搬送される方向と直交する方向の原稿の幅である。
搬送量センサ28は、スキャン動作が開始された後、搬送される原稿の搬送量を検知し
て出力する。ここで、搬送量センサ28により検知される原稿の搬送量とは、原稿が搬送
される方向と平行な方向の原稿の幅である。
て出力する。ここで、搬送量センサ28により検知される原稿の搬送量とは、原稿が搬送
される方向と平行な方向の原稿の幅である。
図2を参照して、ADF26の概要を説明する。
本図に示すように、ADF26は、例えば、原稿給紙トレイ26a、給紙口部26b、
搬送経路26c、読み取り口部26d、排紙口部26e、原稿排紙トレイ26f、搬送ロ
ーラ26r、用紙幅センサ27、搬送量センサ28などを有する。
搬送経路26c、読み取り口部26d、排紙口部26e、原稿排紙トレイ26f、搬送ロ
ーラ26r、用紙幅センサ27、搬送量センサ28などを有する。
ADF26は、原稿給紙トレイ26aに原稿がセットされると、給紙口部26bの上部
に設けられた用紙幅センサ27により原稿の幅を検知して出力する。CPU20からスキ
ャンの開始の指示を受け付けると、ADF26は、搬送経路26cの随所に設けられた搬
送ローラ26rを回転させ、原稿の搬送を行う。原稿は、給紙口部26bから、搬送経路
26cを通って搬送され、読み取り口部26dの上部を通過し、排紙口部26eから原稿
排紙トレイ26f上に排出される。ADF26は、搬送経路26cの所定の位置に設けら
れた搬送量センサ28により、搬送される原稿の先端および終端を検知して搬送量を出力
する。もちろん、ADF26の構成は上記に限られない。例えば、原稿の搬送量は、搬送
ローラの回転量から算出するようにしてもよい。
に設けられた用紙幅センサ27により原稿の幅を検知して出力する。CPU20からスキ
ャンの開始の指示を受け付けると、ADF26は、搬送経路26cの随所に設けられた搬
送ローラ26rを回転させ、原稿の搬送を行う。原稿は、給紙口部26bから、搬送経路
26cを通って搬送され、読み取り口部26dの上部を通過し、排紙口部26eから原稿
排紙トレイ26f上に排出される。ADF26は、搬送経路26cの所定の位置に設けら
れた搬送量センサ28により、搬送される原稿の先端および終端を検知して搬送量を出力
する。もちろん、ADF26の構成は上記に限られない。例えば、原稿の搬送量は、搬送
ローラの回転量から算出するようにしてもよい。
スキャナ2は上記のように構成される。もちろん、スキャナ2の構成は上記に限られな
い。
い。
図3は、スキャナシステム3の機能構成を示すブロック図である。
本図に示すように、スキャナ制御装置1は、スキャナドライバ部100を有する。もち
ろん、必要に応じて、アプリケーションプログラムなどの他の機能構成を備えるようにし
てもよい。
ろん、必要に応じて、アプリケーションプログラムなどの他の機能構成を備えるようにし
てもよい。
スキャナドライバ部100は、例えば、CPU10が、補助記憶装置13からRAM1
1に読み出したスキャナドライバプログラムを実行することにより構築される。スキャナ
ドライバプログラムは、例えば、CD−ROM等の可搬型の記録媒体に記録することで流
通させることができる。そして、スキャナドライバプログラムは、この記録媒体をスキャ
ナ制御装置1のメディア読取装置16が読み取ることにより、インストールされることが
できる。また、例えば、インターネット等の通信ネットワークを介してインストールされ
ることもできる。
1に読み出したスキャナドライバプログラムを実行することにより構築される。スキャナ
ドライバプログラムは、例えば、CD−ROM等の可搬型の記録媒体に記録することで流
通させることができる。そして、スキャナドライバプログラムは、この記録媒体をスキャ
ナ制御装置1のメディア読取装置16が読み取ることにより、インストールされることが
できる。また、例えば、インターネット等の通信ネットワークを介してインストールされ
ることもできる。
本実施形態では、スキャナドライバ部100は、設定受付部102と、スキャナ制御部
104と、サイズ算出部106と、文書データ生成部108とを有する。
104と、サイズ算出部106と、文書データ生成部108とを有する。
設定受付部102は、入力装置15を介したユーザの操作によりスキャナドライバ部1
00が起動されると、スキャナに関する設定を受け付けるためのユーザインタフェース画
面を表示装置14に表示させる。また、入力装置15を介して、ユーザインタフェース画
面上のユーザのスキャナ設定を受け付ける。受け付けたスキャナ設定は、スキャナ制御部
104に送られて使用される。
00が起動されると、スキャナに関する設定を受け付けるためのユーザインタフェース画
面を表示装置14に表示させる。また、入力装置15を介して、ユーザインタフェース画
面上のユーザのスキャナ設定を受け付ける。受け付けたスキャナ設定は、スキャナ制御部
104に送られて使用される。
スキャナドライバ部100が起動された場合、設定受付部102は、ユーザインタフェ
ース画面として、例えば、図7に示すような、スキャナ設定画面1000を表示する。ス
キャナ設定画面1000上には、スキャナに関する様々な設定を受け付けるためのメニュ
ー予め用意されている。
ース画面として、例えば、図7に示すような、スキャナ設定画面1000を表示する。ス
キャナ設定画面1000上には、スキャナに関する様々な設定を受け付けるためのメニュ
ー予め用意されている。
図7に示すように、スキャナ設定画面1000は、原稿サイズ設定欄1100と、スキ
ャン実行ボタン1200とを有する。原稿サイズ設定欄1100は、原稿に対応する定型
サイズ(例えば、A4、A3)を設定したり、原稿のサイズを自動的に検知させる自動検
知モードを設定したりするための欄である。本実施形態では、ユーザにより自動検知モー
ドが設定される。スキャン実行ボタン1200は、スキャナによる原稿のスキャン処理を
実行するためのボタンである。もちろん、スキャナ設定画面1000は、必要に応じて、
他の設定欄やボタンを備えていてもよい。
ャン実行ボタン1200とを有する。原稿サイズ設定欄1100は、原稿に対応する定型
サイズ(例えば、A4、A3)を設定したり、原稿のサイズを自動的に検知させる自動検
知モードを設定したりするための欄である。本実施形態では、ユーザにより自動検知モー
ドが設定される。スキャン実行ボタン1200は、スキャナによる原稿のスキャン処理を
実行するためのボタンである。もちろん、スキャナ設定画面1000は、必要に応じて、
他の設定欄やボタンを備えていてもよい。
図3に戻って、スキャナ制御部104は、設定受付部102がスキャナ設定画面100
0上のスキャン実行ボタン1200のクリックを受け付けると、制御コマンドを通信I/
F17を介してスキャナ2に送り、設定された設定内容に従ってスキャンが実行されるよ
うにスキャナ2を制御する。
0上のスキャン実行ボタン1200のクリックを受け付けると、制御コマンドを通信I/
F17を介してスキャナ2に送り、設定された設定内容に従ってスキャンが実行されるよ
うにスキャナ2を制御する。
例えば、スキャナ制御部104は、スキャナ2に対して、スキャンすべきサイズを送っ
たり、スキャンを開始する指示を送ったりする。また、スキャナ制御部104は、スキャ
ナ2から、スキャンされた画像データを受け付けたり、原稿の搬送量を受け付けたりする
。
たり、スキャンを開始する指示を送ったりする。また、スキャナ制御部104は、スキャ
ナ2から、スキャンされた画像データを受け付けたり、原稿の搬送量を受け付けたりする
。
サイズ算出部106は、スキャナ制御部104がスキャナ2から受け付けた、原稿サイ
ズと原稿の搬送量に基づいて、スキャンされた画像データに対応する定型サイズを特定す
る。サイズ算出部106は、例えば、図4に示すような、定型サイズデータ1060を予
め有し、この定型サイズデータ1060を用いて、スキャンされた画像データに対応する
定型サイズを特定する。
ズと原稿の搬送量に基づいて、スキャンされた画像データに対応する定型サイズを特定す
る。サイズ算出部106は、例えば、図4に示すような、定型サイズデータ1060を予
め有し、この定型サイズデータ1060を用いて、スキャンされた画像データに対応する
定型サイズを特定する。
図4に示すように、定型サイズデータ1060は、定型サイズごとに、定型サイズ10
62と、長辺の長さ1064と、長辺の閾値1065と、短辺の長さ1066と、短辺の
閾値1067とが対応付けられて構成される。定型サイズ1062は、定型サイズを識別
するための情報である。長辺の長さ1064は、定型サイズの長辺の長さを示す情報であ
る。長辺の閾値1065は、長辺と一致するとみなす長さを判定するための所定の範囲を
示す情報である。短辺の長さ1066は、定型サイズの短辺の長さを示す情報である。短
辺の閾値1067は、短辺と一致するとみなす長さを判定するための所定の範囲を示す情
報である。もちろん、定型サイズデータ1060の構成は上記に限られない。
62と、長辺の長さ1064と、長辺の閾値1065と、短辺の長さ1066と、短辺の
閾値1067とが対応付けられて構成される。定型サイズ1062は、定型サイズを識別
するための情報である。長辺の長さ1064は、定型サイズの長辺の長さを示す情報であ
る。長辺の閾値1065は、長辺と一致するとみなす長さを判定するための所定の範囲を
示す情報である。短辺の長さ1066は、定型サイズの短辺の長さを示す情報である。短
辺の閾値1067は、短辺と一致するとみなす長さを判定するための所定の範囲を示す情
報である。もちろん、定型サイズデータ1060の構成は上記に限られない。
図3に戻って、文書データ生成部108は、スキャナ制御部104がスキャナ2から受
け付けた画像データや、サイズ算出部106が特定した定型サイズに基づいて、所定のフ
ァイルデータを生成する。すなわち、定型サイズのファイルデータを生成する。所定のフ
ァイルデータは、例えば、PDFなどの文書データである。もちろん、PDFに限られず
、様々な画像ファイル形式であってもよい。
け付けた画像データや、サイズ算出部106が特定した定型サイズに基づいて、所定のフ
ァイルデータを生成する。すなわち、定型サイズのファイルデータを生成する。所定のフ
ァイルデータは、例えば、PDFなどの文書データである。もちろん、PDFに限られず
、様々な画像ファイル形式であってもよい。
一方、スキャナ2は、読み取り制御部200と、読み取り実行部210とを有する。も
ちろん、必要に応じて、他の機能構成を備えるようにしてもよい。
ちろん、必要に応じて、他の機能構成を備えるようにしてもよい。
読み取り制御部200は、例えば、CPU20が、ROM22からRAM21に読み出
した所定のプログラムを実行することにより構築される。読み取り実行部210は、例え
ば、読み取りエンジン25、ADF26などから構成される。
した所定のプログラムを実行することにより構築される。読み取り実行部210は、例え
ば、読み取りエンジン25、ADF26などから構成される。
読み取り制御部200は、スキャナ制御装置1のスキャナドライバ部100からの指示
に従って、読み取り実行部210に原稿の読み取りを行わせる。また、読み取られた画像
データに所定の画像処理を行ってスキャナドライバ部100に、通信I/F23を介して
出力する。
に従って、読み取り実行部210に原稿の読み取りを行わせる。また、読み取られた画像
データに所定の画像処理を行ってスキャナドライバ部100に、通信I/F23を介して
出力する。
また、読み取り制御部200は、サイズ算出部202と、搬送量検知部204とを有す
る。
る。
サイズ算出部202は、読み取り実行部210の用紙幅センサ27から送られてくる原
稿の幅を示すデータに基づいて、原稿サイズを特定して出力する。サイズ算出部202は
、例えば、図5に示すような、定型サイズデータ2020を予め有し、この定型サイズデ
ータ2020を用いて、原稿の幅を短辺とする定型サイズを特定して出力する。出力され
た定型サイズは、読み取り制御部200によりスキャナドライバ部100に送信される。
稿の幅を示すデータに基づいて、原稿サイズを特定して出力する。サイズ算出部202は
、例えば、図5に示すような、定型サイズデータ2020を予め有し、この定型サイズデ
ータ2020を用いて、原稿の幅を短辺とする定型サイズを特定して出力する。出力され
た定型サイズは、読み取り制御部200によりスキャナドライバ部100に送信される。
図5に示すように、定型サイズデータ2020は、定型サイズごとに、定型サイズ20
22と、長辺の長さ2024と、短辺の長さ2026とが対応付けられて構成される。定
型サイズ2022は、定型サイズを識別するための情報である。長辺の長さ2024は、
定型サイズの長辺の長さを示す情報である。短辺の長さ2026は、定型サイズの短辺の
長さを示す情報である。もちろん、定型サイズデータ2020の構成は上記に限られない
。
22と、長辺の長さ2024と、短辺の長さ2026とが対応付けられて構成される。定
型サイズ2022は、定型サイズを識別するための情報である。長辺の長さ2024は、
定型サイズの長辺の長さを示す情報である。短辺の長さ2026は、定型サイズの短辺の
長さを示す情報である。もちろん、定型サイズデータ2020の構成は上記に限られない
。
搬送量検知部204は、読み取り実行部210の搬送量センサ28から送られてくる原
稿の搬送量を示すデータを取得して出力する。出力された搬送量は、読み取り制御部20
0によりスキャナドライバ部100に送信される。
稿の搬送量を示すデータを取得して出力する。出力された搬送量は、読み取り制御部20
0によりスキャナドライバ部100に送信される。
読み取り実行部210は、ADF26、読み取りエンジン25によるスキャン処理を行
い、画像データを読み取り制御部200に出力する。用紙幅センサ27により原稿の幅を
検知し、読み取り制御部200に出力する。また、搬送量センサ28により原稿の搬送量
を検知し、読み取り制御部200に出力する。
い、画像データを読み取り制御部200に出力する。用紙幅センサ27により原稿の幅を
検知し、読み取り制御部200に出力する。また、搬送量センサ28により原稿の搬送量
を検知し、読み取り制御部200に出力する。
次に、上記の構成により実現されるスキャナシステム3の動作について説明する。
図6は、スキャナ制御装置1およびスキャナ2の処理の流れを示すシーケンス図である
。本シーケンスは、説明を分かり易くするため、1ページの原稿のスキャンを行う処理の
流れを示している。もちろん、複数ページの原稿のスキャンを行う場合、S102〜13
6の処理を繰り返せばよい。なお、複数ページの原稿のスキャンを行う場合、S104の
ユーザの操作は、スキャンを開始する際に1度行われればよい。
。本シーケンスは、説明を分かり易くするため、1ページの原稿のスキャンを行う処理の
流れを示している。もちろん、複数ページの原稿のスキャンを行う場合、S102〜13
6の処理を繰り返せばよい。なお、複数ページの原稿のスキャンを行う場合、S104の
ユーザの操作は、スキャンを開始する際に1度行われればよい。
まず、スキャナ2において、読み取り実行部210にスキャン対象の原稿が、ユーザに
よりセットされる(S100)。具体的には、ADF26の原稿給紙トレイ26aに原稿
がセットされる。
よりセットされる(S100)。具体的には、ADF26の原稿給紙トレイ26aに原稿
がセットされる。
原稿がセットされると(S100)、サイズ算出部202は、セットされた原稿の原稿
サイズを特定する(S102)。
サイズを特定する(S102)。
具体的には、まず、サイズ算出部202は、ADF26の用紙幅センサ27が出力した
原稿の幅を取得する。そして、定型サイズデータ2020の中から、取得した原稿の幅と
一致する短辺の長さ2026を有する定型サイズ2022を特定する。すなわち、取得し
た原稿の幅を短辺とする定型サイズを特定して出力する。
原稿の幅を取得する。そして、定型サイズデータ2020の中から、取得した原稿の幅と
一致する短辺の長さ2026を有する定型サイズ2022を特定する。すなわち、取得し
た原稿の幅を短辺とする定型サイズを特定して出力する。
例えば、A4(210mm×297mm)の長辺が原稿の幅となるように原稿給紙トレ
イ26aにセットされた場合、A3(297mm×420mm)を原稿サイズとして選択
する。一方、A3(297mm×420mm)の短辺が原稿の幅となるようにセットされ
た場合も、A3(297mm×420mm)を原稿サイズとして選択する。
イ26aにセットされた場合、A3(297mm×420mm)を原稿サイズとして選択
する。一方、A3(297mm×420mm)の短辺が原稿の幅となるようにセットされ
た場合も、A3(297mm×420mm)を原稿サイズとして選択する。
一方、スキャナ制御装置1の設定受付部102は、ユーザの操作によりスキャナ設定を
受け付ける(S104)。具体的には、スキャナ設定画面1000(図7参照)を表示し
、原稿サイズ設定欄1100において自動検知モードが設定された状態で、スキャン実行
ボタン1200のクリックを受け付ける。
受け付ける(S104)。具体的には、スキャナ設定画面1000(図7参照)を表示し
、原稿サイズ設定欄1100において自動検知モードが設定された状態で、スキャン実行
ボタン1200のクリックを受け付ける。
設定受付部102を介してスキャンの開始操作を受け付けると(S104)、スキャナ
制御部104は、スキャナ2に原稿サイズを取得するためのコマンドを送る(S106)
。
制御部104は、スキャナ2に原稿サイズを取得するためのコマンドを送る(S106)
。
原稿サイズを取得するためのコマンドをスキャナ制御装置1から受け付けると(S10
8)、読み取り制御部200は、サイズ算出部202が特定した原稿サイズ(S102)
を取得して、スキャナ制御装置1に送信する(S110)。
8)、読み取り制御部200は、サイズ算出部202が特定した原稿サイズ(S102)
を取得して、スキャナ制御装置1に送信する(S110)。
原稿サイズをスキャナ2から受け付けると(S112)、スキャナ制御部104は、受
け付けた原稿サイズを、スキャンすべきサイズとして設定するためのコマンドをスキャナ
2に送る(S114)。
け付けた原稿サイズを、スキャンすべきサイズとして設定するためのコマンドをスキャナ
2に送る(S114)。
スキャンサイズを設定するためコマンドをスキャナ制御装置1から受け付けて、読み取
り制御部200は、受け付けたサイズをスキャンする範囲として設定する(S116)。
り制御部200は、受け付けたサイズをスキャンする範囲として設定する(S116)。
スキャンサイズをスキャナ2に送った(S114)後、スキャナ制御部104は、スキ
ャンの開始を指示するコマンドをスキャナ2に送る(S118)。
ャンの開始を指示するコマンドをスキャナ2に送る(S118)。
スキャンの開始を指示するコマンドをスキャナ制御装置1から受け付けて、読み取り制
御部200は、読み取り実行部210を制御して、指定されたスキャンサイズによりスキ
ャン処理を開始させる(S120)。
御部200は、読み取り実行部210を制御して、指定されたスキャンサイズによりスキ
ャン処理を開始させる(S120)。
読み取り制御部200から指示を受け付けて、読み取り実行部210は、スキャン処理
を実行する(S122)。
を実行する(S122)。
具体的には、ADF26によりセットされた原稿が搬送されるとともに、読み取りエン
ジン25により原稿の画像データが生成されて、読み取り制御部200に出力される。読
み取り制御部200は、読み取り実行部210から出力された画像データ(スキャンデー
タ)を、通信I/F23を介して、スキャナ制御装置1に送る。
ジン25により原稿の画像データが生成されて、読み取り制御部200に出力される。読
み取り制御部200は、読み取り実行部210から出力された画像データ(スキャンデー
タ)を、通信I/F23を介して、スキャナ制御装置1に送る。
また、原稿が搬送される間に、搬送量センサ28により搬送量が検知され、読み取り制
御部200に出力される。読み取り制御部200の搬送量検知部204は、読み取り実行
部210から出力された原稿の搬送量を保持しておく。
御部200に出力される。読み取り制御部200の搬送量検知部204は、読み取り実行
部210から出力された原稿の搬送量を保持しておく。
指定されたスキャンサイズのスキャン処理が終了した場合、読み取り制御部200は、
スキャナ制御装置1に、画像データの読み取りが終了したことを示す情報を送る。また、
スキャナ制御装置1からの指示を受け付けて、読み取り制御部200は、読み取り実行部
210によるスキャン処理を停止する。
スキャナ制御装置1に、画像データの読み取りが終了したことを示す情報を送る。また、
スキャナ制御装置1からの指示を受け付けて、読み取り制御部200は、読み取り実行部
210によるスキャン処理を停止する。
スキャンが開始されると(S118)、スキャナ制御部104は、スキャナ2から画像
データを受け付け、RAM11などに格納する(S124)。
データを受け付け、RAM11などに格納する(S124)。
スキャナ2から画像データの読み取りが終了したことを示す情報を受け付けると、スキ
ャナ制御部104は、スキャン処理を停止するためのコマンドをスキャナ2に送る。
ャナ制御部104は、スキャン処理を停止するためのコマンドをスキャナ2に送る。
なお、実際の原稿の搬送量(原稿の長さ)が、指定されたスキャンサイズから特定され
る原稿の長さよりも短い場合、読み取り実行部210は、実際の原稿の終端まで読み取り
が終了したことを検知してもよい。この場合、読み取り制御部200は、実際の原稿の終
端まで読み取りが終了した時点で、スキャナ制御装置1にその旨を通知する。この通知を
受け付けると、スキャナ制御部104は、スキャン処理をキャンセルするためのコマンド
をスキャナ2に送る。スキャナ制御装置1からのキャンセル指示を受け付けて、読み取り
制御部200は、読み取り実行部210によるスキャン処理を終了する。
る原稿の長さよりも短い場合、読み取り実行部210は、実際の原稿の終端まで読み取り
が終了したことを検知してもよい。この場合、読み取り制御部200は、実際の原稿の終
端まで読み取りが終了した時点で、スキャナ制御装置1にその旨を通知する。この通知を
受け付けると、スキャナ制御部104は、スキャン処理をキャンセルするためのコマンド
をスキャナ2に送る。スキャナ制御装置1からのキャンセル指示を受け付けて、読み取り
制御部200は、読み取り実行部210によるスキャン処理を終了する。
スキャン処理(S122、S124)が終了すると、スキャナ制御部104は、スキャ
ナ2に原稿の搬送量を取得するためのコマンドを送る(S126)。
ナ2に原稿の搬送量を取得するためのコマンドを送る(S126)。
原稿の搬送量を取得するためのコマンドをスキャナ制御装置1から受け付けると(S1
28)、読み取り制御部200は、搬送量検知部204が検知した原稿の搬送量(S12
2)を取得して、スキャナ制御装置1に送信する(S130)。
28)、読み取り制御部200は、搬送量検知部204が検知した原稿の搬送量(S12
2)を取得して、スキャナ制御装置1に送信する(S130)。
原稿の搬送量をスキャナ2から受け付けると(S132)、スキャナ制御部104は、
サイズ算出部106に、スキャンされた画像データに対応する定型サイズを特定させる(
S134)。
サイズ算出部106に、スキャンされた画像データに対応する定型サイズを特定させる(
S134)。
具体的には、まず、サイズ算出部106は、スキャナ2から送られた原稿サイズ(S1
12)を取得する。そして、定型サイズデータ1060の中から、取得した原稿サイズの
短辺の長さと一致する、長辺の長さ1064もしくは短辺の長さ1066を有する定型サ
イズ1062を特定する。すなわち、取得した原稿サイズの短辺と同じ長さの辺(第1の
辺)を有する定型サイズを選択する。
12)を取得する。そして、定型サイズデータ1060の中から、取得した原稿サイズの
短辺の長さと一致する、長辺の長さ1064もしくは短辺の長さ1066を有する定型サ
イズ1062を特定する。すなわち、取得した原稿サイズの短辺と同じ長さの辺(第1の
辺)を有する定型サイズを選択する。
例えば、スキャナ2から送られたが原稿サイズがA3(297mm×420mm)であ
る場合、短辺(297mm)と同じ長さの辺を有する定型サイズを選択する。すなわち、
A4(210mm×297mm)と、A3(297mm×420mm)とが選択される。
る場合、短辺(297mm)と同じ長さの辺を有する定型サイズを選択する。すなわち、
A4(210mm×297mm)と、A3(297mm×420mm)とが選択される。
次に、サイズ算出部106は、選択された定型サイズごとに、長辺の長さ1064およ
び短辺の長さ1066のうち、第1の辺の長さでない方の辺の長さを特定する。すなわち
、第1の辺と直交する第2の辺の長さを取得する。
び短辺の長さ1066のうち、第1の辺の長さでない方の辺の長さを特定する。すなわち
、第1の辺と直交する第2の辺の長さを取得する。
例えば、選択された定型サイズA4については、短辺(210mm)が取得され、A3
については、長辺(420mm)が取得される。
については、長辺(420mm)が取得される。
次に、サイズ算出部106は、選択された定型サイズごとに、取得された長辺の長さ1
064に対応する長辺の閾値1065、もしくは、取得された短辺の長さ1066に対応
する短辺の閾値1067と、スキャナ2から送られた搬送量(S132)とを比較する。
そして、搬送量が、長辺の閾値1065もしくは短辺の閾値1067の範囲内である場合
、当該長辺の閾値1065もしくは短辺の閾値1067を有する定型サイズ1062を、
画像データに対応するサイズとして特定する。すなわち、取得された第2の辺の長さに対
応する閾値と、スキャナ2から送られた搬送量とを比較し、閾値の範囲内である場合、そ
の閾値に対応する第2の辺の長さを有する定型サイズを、画像データに対応するサイズと
して特定する。
064に対応する長辺の閾値1065、もしくは、取得された短辺の長さ1066に対応
する短辺の閾値1067と、スキャナ2から送られた搬送量(S132)とを比較する。
そして、搬送量が、長辺の閾値1065もしくは短辺の閾値1067の範囲内である場合
、当該長辺の閾値1065もしくは短辺の閾値1067を有する定型サイズ1062を、
画像データに対応するサイズとして特定する。すなわち、取得された第2の辺の長さに対
応する閾値と、スキャナ2から送られた搬送量とを比較し、閾値の範囲内である場合、そ
の閾値に対応する第2の辺の長さを有する定型サイズを、画像データに対応するサイズと
して特定する。
より具体的には、上記の比較処理では、搬送量X(mm)が、取得された第2の辺の長
さL(mm)を基準とする所定の範囲内であるか否かを判定する。すなわち、搬送量Xが
、所定の閾値L1〜所定の閾値L2(L1≧L≧L2)の範囲内であるか否かを判定する
。そして、搬送量Xが所定の範囲内である場合、一致するものとして、その範囲の基準と
なる辺の長さLを選択する。また、選択した辺の長さLを有する定型サイズを選択する。
さL(mm)を基準とする所定の範囲内であるか否かを判定する。すなわち、搬送量Xが
、所定の閾値L1〜所定の閾値L2(L1≧L≧L2)の範囲内であるか否かを判定する
。そして、搬送量Xが所定の範囲内である場合、一致するものとして、その範囲の基準と
なる辺の長さLを選択する。また、選択した辺の長さLを有する定型サイズを選択する。
例えば、辺の長さLがA4の短辺(210mm)である場合、L1=250mm、L2
=200mmと予め設定することができる。辺の長さLがA3の長辺(420mm)であ
る場合、L1=460mm、L2=410mmと予め設定することができる。なお、L1
およびL2の値は、定型サイズごとに、予め設定されてもよいし、ユーザが変更できるよ
うにしてもよい。
=200mmと予め設定することができる。辺の長さLがA3の長辺(420mm)であ
る場合、L1=460mm、L2=410mmと予め設定することができる。なお、L1
およびL2の値は、定型サイズごとに、予め設定されてもよいし、ユーザが変更できるよ
うにしてもよい。
上記のようにして、サイズ算出部106は、画像データに対応する定型サイズを特定す
る。なお、上記のように所定の閾値を用いて定型サイズの判定を行うことにより、ADF
26により搬送される原稿の角度の傾きや、搬送ローラの滑りなどにより、定型サイズの
辺の長さと一致する正確な搬送量が検知されない場合でも、定型サイズを認識することが
できる。
る。なお、上記のように所定の閾値を用いて定型サイズの判定を行うことにより、ADF
26により搬送される原稿の角度の傾きや、搬送ローラの滑りなどにより、定型サイズの
辺の長さと一致する正確な搬送量が検知されない場合でも、定型サイズを認識することが
できる。
サイズが特定されると(S134)、文書データ生成部108は、文書データを生成す
る(S136)。具体的には、文書データ生成部108は、スキャナ制御部104により
RAM11などに格納された画像データ(S124)と、サイズ算出部106が特定した
定型サイズ(S134)とを用いて、文書データを生成してRAM11などに格納する。
る(S136)。具体的には、文書データ生成部108は、スキャナ制御部104により
RAM11などに格納された画像データ(S124)と、サイズ算出部106が特定した
定型サイズ(S134)とを用いて、文書データを生成してRAM11などに格納する。
ここで、画像データが定型サイズの範囲内に納まらない場合、例えば、搬送量が、定型
サイズの対応する方向の第2の辺の長さを超えている場合、定型サイズの範囲外の画像デ
ータを削除して文書データを生成する。一方、画像データが定型サイズよりも小さい範囲
内に納まる場合、例えば、搬送量が、定型サイズの対応する方向の第2の辺の長さより小
さい場合、画像データが不足する範囲に余分な画像データ(例えば、白色データ)を埋め
込んで文書データを生成する。
サイズの対応する方向の第2の辺の長さを超えている場合、定型サイズの範囲外の画像デ
ータを削除して文書データを生成する。一方、画像データが定型サイズよりも小さい範囲
内に納まる場合、例えば、搬送量が、定型サイズの対応する方向の第2の辺の長さより小
さい場合、画像データが不足する範囲に余分な画像データ(例えば、白色データ)を埋め
込んで文書データを生成する。
以上のようにして、自動的に原稿に対応する定型サイズが特定され、スキャンされた画
像データから、特定された定型サイズの文書データが生成される。
像データから、特定された定型サイズの文書データが生成される。
以上、本発明の一実施形態について説明した。本実施形態によれば、シートスルー型A
DFスキャナを有するスキャナシステムにおいて、原稿サイズを自動的に特定することが
できる。
DFスキャナを有するスキャナシステムにおいて、原稿サイズを自動的に特定することが
できる。
すなわち、スキャン処理が開始される前に、原稿の幅に基づいて定型サイズが特定され
、スキャンサイズとしてスキャナに設定される。これにより、シートスルー型ADFスキ
ャナは、スキャン処理を開始する前に、予め原稿幅しか検知できなくても、スキャン処理
を開始することができる。
、スキャンサイズとしてスキャナに設定される。これにより、シートスルー型ADFスキ
ャナは、スキャン処理を開始する前に、予め原稿幅しか検知できなくても、スキャン処理
を開始することができる。
また、スキャンサイズとして設定された原稿サイズと、スキャナにおいて検知された原
稿の搬送量とを用いて、最終的な定型サイズが特定される。これにより、スキャン後の画
像データを、実際の原稿のサイズと同じ定型サイズにより、ファイルデータとして保存す
ることができる。
稿の搬送量とを用いて、最終的な定型サイズが特定される。これにより、スキャン後の画
像データを、実際の原稿のサイズと同じ定型サイズにより、ファイルデータとして保存す
ることができる。
さらに、最終的な定型サイズを特定する際に、原稿の搬送量と定型サイズの対応する辺
の長さが一致しない場合であっても、近似する定型サイズが特定される。これにより、複
数の原稿をスキャンした場合に、各ページのファイルデータのサイズが一致する。このよ
うにすることで、例えば、PDFなどの文書データの各ページを、同一の定型サイズで揃
えたいというユーザの要望に応えることができる。
の長さが一致しない場合であっても、近似する定型サイズが特定される。これにより、複
数の原稿をスキャンした場合に、各ページのファイルデータのサイズが一致する。このよ
うにすることで、例えば、PDFなどの文書データの各ページを、同一の定型サイズで揃
えたいというユーザの要望に応えることができる。
以上、本発明について、例示的な実施形態と関連させて記載した。多くの代替物、修正
および変形例が当業者にとって明らかであることは明白である。したがって、上に記載の
本発明の実施形態は、本発明の要旨と範囲を例示することを意図し、限定するものではな
い。
および変形例が当業者にとって明らかであることは明白である。したがって、上に記載の
本発明の実施形態は、本発明の要旨と範囲を例示することを意図し、限定するものではな
い。
1:スキャナ制御装置、2:スキャナ、3:スキャナシステム、10:CPU、11:R
AM、12:ROM、13:補助記憶装置、14:表示装置、15:入力装置、16:メ
ディア読取装置、17:通信I/F、20:CPU、21:RAM、22:ROM、23
:通信I/F、24:操作パネル、25:読取エンジン、26:ADF、27:用紙幅セ
ンサ、28:搬送量センサ、
2a:筐体、2b:読み取り窓、2c:読み取り面、25a:キャリッジ、25b:移動
部、25c:A/D変換部、26a:原稿給紙トレイ、26b:給紙口部、26c:搬送
経路、26d:読み取り口部、26e:排紙口部、26f:原稿排紙トレイ、26r:搬
送ローラ、
100:スキャナドライバ部、102:設定受付部、104:スキャナ制御部、106:
サイズ算出部、108:文書データ生成部、200:読み取り制御部、202:サイズ算
出部、204:搬送量検知部、210:読み取り実行部、
1060:定型サイズデータ、1062:定型サイズ、1064:長辺の長さ、1065
:長辺の閾値、1066:短辺の長さ、1067:短辺の閾値、
2020:定型サイズデータ、2022:定型サイズ、2024:長辺の長さ、2026
:短辺の長さ、
1000:スキャナ設定画面、1100:原稿サイズ設定欄、1200:スキャン実行ボ
タン
AM、12:ROM、13:補助記憶装置、14:表示装置、15:入力装置、16:メ
ディア読取装置、17:通信I/F、20:CPU、21:RAM、22:ROM、23
:通信I/F、24:操作パネル、25:読取エンジン、26:ADF、27:用紙幅セ
ンサ、28:搬送量センサ、
2a:筐体、2b:読み取り窓、2c:読み取り面、25a:キャリッジ、25b:移動
部、25c:A/D変換部、26a:原稿給紙トレイ、26b:給紙口部、26c:搬送
経路、26d:読み取り口部、26e:排紙口部、26f:原稿排紙トレイ、26r:搬
送ローラ、
100:スキャナドライバ部、102:設定受付部、104:スキャナ制御部、106:
サイズ算出部、108:文書データ生成部、200:読み取り制御部、202:サイズ算
出部、204:搬送量検知部、210:読み取り実行部、
1060:定型サイズデータ、1062:定型サイズ、1064:長辺の長さ、1065
:長辺の閾値、1066:短辺の長さ、1067:短辺の閾値、
2020:定型サイズデータ、2022:定型サイズ、2024:長辺の長さ、2026
:短辺の長さ、
1000:スキャナ設定画面、1100:原稿サイズ設定欄、1200:スキャン実行ボ
タン
Claims (7)
- 原稿を読み取るための移動可能なキャリッジを所定位置に停止させた状態で、自動原稿
送り装置により原稿を搬送させながら当該原稿のスキャン処理を行うスキャナと、前記ス
キャナを制御するスキャナ制御装置とを有するスキャナシステムであって、
前記スキャナは、
セットされた原稿の搬送方向と直交する方向の原稿幅を検知する原稿幅検知手段と、
前記原稿幅を短辺とする定型サイズを特定して、原稿サイズとして前記スキャナ制御装
置に送信する原稿サイズ算出手段と、
スキャン範囲を特定するスキャンサイズを前記スキャナ制御装置から受信するスキャン
サイズ受付手段と、
前記スキャンサイズを受け付けた後、前記スキャンサイズにしたがって前記原稿をスキ
ャンし、画像データを前記スキャナ制御装置に送信する読み取り手段と、を有し、
前記スキャナ制御装置は、
前記スキャナから送信される前記原稿サイズを受け付ける原稿サイズ受付手段と、
前記原稿サイズを前記スキャンサイズとして前記スキャナに送信するスキャンサイズ送
信手段と、
前記スキャナから送信される前記画像データを受け付けて、所定のファイルデータを生
成するファイルデータ生成手段と、を有すること、
を特徴とするスキャナシステム。 - 請求項1記載のスキャナシステムであって、
前記スキャナは、
前記自動原稿送り装置により搬送される原稿の搬送方向の原稿幅を検知して、搬送量と
して前記スキャナ制御装置に送信する搬送量検知手段を有し、
前記スキャナ制御装置は、
前記スキャナから送信される前記搬送量を受け付ける搬送量受付手段と、
受け付けた前記原稿サイズと前記搬送量とを用いて、定型サイズを特定する定型サイズ
算出手段と、を有し、
前記ファイルデータ生成手段は、
前記画像データから前記定型サイズの前記ファイルデータを生成すること、
を特徴とするスキャナシステム。 - 請求項2記載のスキャナシステムであって、
前記定型サイズ算出手段は、
前記原稿サイズの短辺の長さと一致する長さの第1の辺を有する定型サイズを選択し、
選択した定型サイズのうち、前記第1の辺と直交する第2の辺の長さが前記搬送量と一致
する定型サイズを特定すること、
を特徴とするスキャナシステム。 - 請求項3記載のスキャナシステムであって、
前記定型サイズ算出手段は、
前記搬送量が前記第2の辺を基準とする所定の範囲内であるか否かを判定し、所定の範
囲内となる場合に、前記第2の辺が前記搬送量と一致すると判定すること、
を特徴とするスキャナシステム。 - 原稿を読み取るための移動可能なキャリッジを所定位置に停止させた状態で、自動原稿
送り装置により原稿を搬送させながら当該原稿のスキャン処理を行うスキャナと接続され
、前記スキャナを制御するスキャナ制御装置であって、
前記スキャナから送信される原稿サイズを受け付ける原稿サイズ受付手段と、
前記原稿サイズを前記スキャンサイズとして前記スキャナに送信するスキャンサイズ送
信手段と、
前記スキャナから送信される、前記自動原稿送り装置により搬送される原稿の搬送方向
の原稿幅である搬送量を受け付ける搬送量受付手段と、
受け付けた前記原稿サイズと前記搬送量とを用いて、定型サイズを特定する定型サイズ
算出手段と、
前記スキャナから送信される画像データを受け付けて、前記画像データから前記定型サ
イズのファイルデータを生成するファイルデータ生成手段と、を有すること、
を特徴とするスキャナ制御装置。 - 原稿を読み取るための移動可能なキャリッジを所定位置に停止させた状態で、自動原稿
送り装置により原稿を搬送させながら当該原稿のスキャン処理を行うスキャナと接続され
、前記スキャナを制御するスキャナ制御装置として、コンピュータを機能させるためのプ
ログラムであって、
前記スキャナから送信される原稿サイズを受け付ける原稿サイズ受付手段と、
前記原稿サイズを前記スキャンサイズとして前記スキャナに送信するスキャンサイズ送
信手段と、
前記スキャナから送信される、前記自動原稿送り装置により搬送される原稿の搬送方向
の原稿幅である搬送量を受け付ける搬送量受付手段と、
受け付けた前記原稿サイズと前記搬送量とを用いて、定型サイズを特定する定型サイズ
算出手段と、
前記スキャナから送信される画像データを受け付けて、前記画像データから前記定型サ
イズのファイルデータを生成するファイルデータ生成手段として、前記コンピュータを機
能させること、
を特徴とするプログラム。 - 原稿を読み取るための移動可能なキャリッジを所定位置に停止させた状態で、自動原稿
送り装置により原稿を搬送させながら当該原稿のスキャン処理を行うスキャナと、前記ス
キャナを制御するスキャナ制御装置とを有するスキャナシステムにおける、原稿サイズ特
定方法であって、
前記スキャナは、
セットされた原稿の搬送方向と直交する方向の原稿幅を検知する原稿幅検知ステップと
、
前記原稿幅を短辺とする定型サイズを特定して、原稿サイズとして前記スキャナ制御装
置に送信する原稿サイズ算出ステップと、
スキャン範囲を特定するスキャンサイズを前記スキャナ制御装置から受信するスキャン
サイズ受付ステップと、
前記スキャンサイズを受け付けた後、前記スキャンサイズにしたがって前記原稿をスキ
ャンし、画像データを前記スキャナ制御装置に送信する読み取りステップと、を行い、
前記スキャナ制御装置は、
前記スキャナから送信される前記原稿サイズを受け付ける原稿サイズ受付ステップと、
前記原稿サイズを前記スキャンサイズとして前記スキャナに送信するスキャンサイズ送
信ステップと、
前記スキャナから送信される前記画像データを受け付けて、所定のファイルデータを生
成するファイルデータ生成ステップと、を行うこと、
を特徴とする原稿サイズ特定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008068951A JP2009225225A (ja) | 2008-03-18 | 2008-03-18 | スキャナシステム、スキャナ制御装置、原稿サイズ特定方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008068951A JP2009225225A (ja) | 2008-03-18 | 2008-03-18 | スキャナシステム、スキャナ制御装置、原稿サイズ特定方法、およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009225225A true JP2009225225A (ja) | 2009-10-01 |
Family
ID=41241521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008068951A Withdrawn JP2009225225A (ja) | 2008-03-18 | 2008-03-18 | スキャナシステム、スキャナ制御装置、原稿サイズ特定方法、およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009225225A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03280658A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-11 | Canon Inc | 画像読取装置 |
JPH07273947A (ja) * | 1994-03-30 | 1995-10-20 | Toshiba Corp | 画像読取装置および画像読取システム |
JPH0983739A (ja) * | 1995-09-07 | 1997-03-28 | Ricoh Co Ltd | 画像読取システム |
JPH09139810A (ja) * | 1995-11-13 | 1997-05-27 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置 |
JP2000295434A (ja) * | 1999-04-09 | 2000-10-20 | Canon Electronics Inc | 画像読取装置、画像読取方法、及び記憶媒体 |
JP2001339544A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Canon Inc | 画像読取システム、データ処理装置、データ処理方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
JP2005136851A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Toshiba Corp | 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法及び画像形成方法 |
-
2008
- 2008-03-18 JP JP2008068951A patent/JP2009225225A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03280658A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-11 | Canon Inc | 画像読取装置 |
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JP2000295434A (ja) * | 1999-04-09 | 2000-10-20 | Canon Electronics Inc | 画像読取装置、画像読取方法、及び記憶媒体 |
JP2001339544A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Canon Inc | 画像読取システム、データ処理装置、データ処理方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
JP2005136851A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Toshiba Corp | 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法及び画像形成方法 |
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---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110124 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120203 |
|
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|
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