JP2008263275A - 画像読取システム及び画像読取システムの制御方法 - Google Patents

画像読取システム及び画像読取システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】オートクロップ機能で検知した原稿の領域を、ユーザが変更すると、その操作履歴を保持し、蓄積した操作履歴に基づいて、オートクロップ機能で検知した原稿領域を変更することができる画像読取システムを提供することを目的とする。
【解決手段】原稿台の原稿の領域を検知し、原稿台の特定の領域を読み取り、上記読み取った結果に基づいて、画像データを生成し、原稿を読み取るための制御パラメータを設定し、この設定した設定の履歴を格納する。また、上記格納した設定履歴を取得し、上記取得した設定履歴に基づいて、原稿を読み取るための制御パラメータを変更する画像読取システムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像読取システムに関し、特に、画像読取装置が読み取る領域を設定する方法に関する。
従来、ホストコンピュータとスキャナとの双方を接続する通信インタフェースで構成されている画像読取システムでは、ホストコンピュータ上から、スキャナの画像読み取り動作を制御する。
ホストコンピュータ上で、読取領域を指定すると、指定された領域に基づいて、スキャナが、原稿台の特定の領域を読み取り、読み取った画像データを、ホストコンピュータに転送する。
このような従来の画像読取システムでは、原稿の領域を自動的に検知するオートクロップ機能を備えていることが多い(たとえば、特許文献1参照)。
このようなオートクロップ機能を備えているスキャナでは、原稿台を低解像度で読み取った結果を、ホストコンピュータ上に表示し、検知した原稿の領域を、ユーザに通知する。ホストコンピュータ上で、ユーザが、原稿の領域を確認した上で、読み込みを指示すると、スキャナは、高解像度でその領域を読み取り、取得した画像データをホストコンピュータに転送する。
特開平09−191370号公報
オートクロップ機能によって原稿の領域を正しく検知できないときに、ユーザは、手動で読取領域を指定する。正しく検知できない原稿として、たとえばフチあり写真があり、オートクロップ機能によって原稿の領域を検知すると、フチを除いた画像領域のみを原稿領域として検知する。このようなフォーマットの原稿では、別の画像でも、上記と同じように、フチを除いた画像領域のみを原稿領域として検知することがある。このような現象が発生する度に、ユーザは、フチを含む領域を、読み込み領域として、手動で指定し直す必要があるという問題がある。
一方、オートクロップ機能によって原稿の領域を正しく検知できるが、ユーザが意識的に、原稿の領域と異なる領域を読み取るように指示する場合もある。たとえば、オートクロップ機能によって、フチあり写真の原稿の領域を、フチを含めて正しく検知できるが、フチを除いた画像領域のみを、ユーザが必要とすることがある。この場合には、ユーザは、フチあり写真を読み込む度に、フチを除いた領域を、読み込み領域として、手動で指定し直す必要があるという問題がある。
本発明は、オートクロップ機能で検知した原稿の領域を、ユーザが変更すると、その操作履歴を保持し、蓄積した操作履歴に基づいて、オートクロップ機能で検知した原稿領域を変更することができる画像読取システムを提供することを目的とする。
本発明は、原稿台の原稿の領域を検知し、原稿台の特定の領域を読み取り、上記読み取った結果に基づいて、画像データを生成し、原稿を読み取るための制御パラメータを設定し、この設定した設定の履歴を格納する。また、本発明は、上記格納した設定履歴を取得し、上記取得した設定履歴に基づいて、原稿を読み取るための制御パラメータを変更する画像読取システムである。
本発明によれば、オートクロップ機能で検知した原稿の領域を、ユーザが変更すると、その操作履歴を保持し、蓄積した操作履歴に基づいて、オートクロップ機能で検知した原稿領域を変更することができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である画像読取システムRS1の概略構成を示すブロック図である。
画像読取システムRS1は、スキャナ10とデータ処理装置30とによって構成されている。
スキャナ10とデータ処理装置30とは、インタフェース40を介して接続される。実施例1において、インタフェース40として、シリアルインタフェースであるUSBを想定している。インタフェース40として、IEEE1394、Ethernet(登録商標)、IrDA、IEEE802.11等を使用するようにしてもよく、また、パラレルインタフェースとして、セントロニクス、SCSI等を使用するようにしてもよい。双方向の通信を実現するものであれば、有線/無線を問わずに、どのようなインタフェースであっても、インタフェース40として使用するようにしてもよい。
スキャナ10は、読取部11と、読取制御部12と、インタフェース制御部13とを有する。読取制御部12は、インタフェース制御部13を介して、データ処理装置30から受信した制御パラメータに基づいて、読取部11を制御し、原稿台の原稿を読み取る。読み取ったデータは、インタフェース制御部13を介して、データ処理装置30に転送される。
データ処理装置30は、情報通知部31と、中央制御部32と、インタフェース制御部33と、入力操作部34と、スキャナドライバ35とを有する。
データ処理装置30として、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と記す)を想定している。中央制御部32は、情報通知部31へのデータ表示や入力操作部34からのデータ取得等、PCの各種機能を制御する。
スキャナドライバ35は,中央制御部32を介して、スキャナ10の読み取り動作に関する指示を、ユーザから受け、スキャナ10を制御し、画像をスキャンし、スキャナ10の状態を取得してユーザに通知する。
図2は、実施例1において、オートクロップ機能によって原稿の領域を検知し、この検知結果に基づいて、読み取る領域を自動的に設定する処理の概略を示す図である。
原稿20の一例として、フチあり写真が原稿台にセットされている。原稿20の灰色部分は、写真のフチ領域を示し、斜線部分は、写真の画像領域を示す。
図2(1)は、検知した原稿20の領域を、ユーザが変更したときに、この変更操作を履歴として保存する処理の概略を示す図である。
フチあり写真の領域を正しく検知できずに(フチを除いた画像領域のみを認識し)、ユーザがフチを含む原稿20の領域に読み取る領域を変更すると、検知した原稿20の領域と、ユーザによる変更後の領域とを、操作履歴として保存する。
図2(2)は、検知した原稿20の領域を、図2(1)における操作履歴に基づいて、変更する処理の概略を示す図である。
検知した原稿20の領域に対するユーザの操作履歴に基づいて、検知した原稿20の領域(フチを除いた画像領域)を、フチを含む原稿20の領域に変更した上で、読み取る領域を設定する。
図3は、スキャナ10による読み取り動作を制御するパラメータを、ユーザから受け付けるための読み取り設定画面D1を示す図である。
読み取り設定画面D1には、原稿台プレビュー画面表示部50と、原稿20の種類設定ポップアップメニュー62と、解像度設定ポップアップメニュー63と、保存フォルダ設定ポップアップメニュー64とが表示されている。また、読み取り設定画面D1には、フォーマット設定ポップアップメニュー65と、プレビューボタン66と、読取領域調整ボタン67と、スキャンボタン68とが表示されている。
原稿20の種類設定ポップアップメニュー62では、読み取る原稿20の種類として、カラーか白黒かを設定できる。
解像度設定ポップアップメニュー63では、読み取り解像度として、100dpi、150dpi、300dpi、600dpi、1200dpiを設定できる。
保存フォルダ設定ポップアップメニュー64では、読み取った原稿20の保存先を設定できる。
フォーマット設定ポップアップメニュー65では、読み取った原稿20のデータを保存するときのフォーマットとして、JPEG、TIFF、PNGを設定することができる。
プレビューボタン66を押下すると、スキャナ10に対して原稿台全領域の読み取りと、原稿20領域を検知するように指示する。この結果に基づいて、原稿台に置かれた原稿20の状態を、原稿台プレビュー画面表示部50に表示する。原稿領域51を、実線で囲んだ網点で示してある。
原稿認識領域52は、スキャナ10が原稿領域を検知した結果、原稿20であると認識した領域であり、破線で示してある。読取領域53は、スキャナ10が原稿20であると認識した領域に基づいて、スキャナドライバ35が自動的に設定した読取領域であり、一点鎖線で示してある。
図3に示す実施例1では、原稿認識領域52が内側に記載され、読取領域53が外側に記載されているが、原稿認識領域52が外側に、読取領域53が内側に設けられていてもよい。また、これら2つの原稿認識領域52、読取領域53が、互いに重なっていてもよい。
図3には、実施例1における処理を説明するために、原稿認識領域52と読取領域53とが記載されているが、実際の原稿台プレビュー画面表示部50では、原稿認識領域52を表示せず、読取領域53のみが表示される。
読取領域調整ボタン67を押下すると、読取領域53をドラッグし、読取領域53の大きさを変更することができる。スキャンボタン68を押下すると、読取領域53を、原稿20の種類設定ポップアップメニュー62と解像度設定ポップアップメニュー63とによって、設定された値に基づいて、読み取るように、スキャナ10に指示する。読み取った結果を、スキャナ10から取得すると、フォーマット設定ポップアップメニュー65で設定された形式で、保存フォルダ設定ポップアップメニュー64で設定されたフォルダに保存する。
図4は、プレビューボタン66を押下した後に、原稿台に置かれている原稿20の状態が原稿台プレビュー画面表示部50に表示されている読取設定画面D1を示す図である。
図4は、仮に、原稿20がフチあり写真であると想定し、スキャナ10がフチあり写真の領域を正しく検知できずに、フチあり写真の画像領域を原稿領域と判断した場合の状態を示す図である。
斜線領域54は、原稿20の画像領域である。原稿認識領域52(破線)は、スキャナ10が原稿20であると認識した領域であり、読取領域53(一点鎖線)は、スキャナ10が原稿20であると認識した領域に基づいて、スキャナドライバ35が設定した読取領域である。
図5は、図4に示す読取領域を変更するために、読取領域調整ボタン67を押下し、読取領域53を原稿領域51に合わせた状態を示す図である。
原稿認識領域52(破線)は、スキャナ10が原稿20であると認識した領域であり、読取領域53(一点鎖線)は、ユーザが変更した読取領域である。図5において、スキャンボタン68を押下すると、ユーザによる変更後の読取領域53を読み取るように、スキャナ10に指示する。また、スキャナ10が原稿20であると認識した領域(原稿認識領域52)と、ユーザによって変更された読取領域(読取領域53)とを対応付けて、履歴として保存する。この処理については、後述する。
図6は、任意のフチあり写真を原稿台に再度置いて、プレビューボタン66を押下し、原稿台プレビュー画面表示部50が表示されたときの状態を示す図である。
原稿認識領域52(破線)は、スキャナ10が原稿領域であると認識した領域を示し、図4に示す原稿認識領域52(破線)の領域と同じである。読取領域53(一点鎖線)は、スキャナドライバ35がスキャナ10によって認識された原稿領域を履歴に基づいて、変更した上で、設定した読取領域を示す。この処理については後述する。
図7は、ユーザが読み取り設定画面D1において、プレビューボタン66を押してから、原稿20を読み取るまでの処理を示すフローチャートである。
ユーザが、読み取り設定画面D1において、プレビューボタン66を押すと、S1で、原稿台の全領域を読み取り(プレスキャンし)、S2で、プレスキャンした結果に基づいて、原稿台に置かれている原稿20の領域を検知する。S3では、S2で認識した原稿20の領域(図3又は図4の原稿認識領域52)を取得する。
S4で、変更操作履歴テーブルファイルを検索する。変更操作履歴テーブルファイルは、S3で取得した原稿20の領域に基づいて、スキャナドライバ35が自動的に設定した読取領域をユーザが変更したときの操作履歴が、保存されている。S5では、S4で検索した結果に基づいて、変更操作履歴テーブルファイルがあるかどうかを判断する。変更操作履歴テーブルファイルがないと判断すると、S10に進む。
変更操作履歴テーブルファイルがあると判断すると、S6では、S3で取得した原稿領域に対応する操作履歴を検索する。S7では、S6で検索した結果に基づいて、対応する操作履歴があるか否かを判断する。操作履歴がないと判断すると、S10に進む。操作履歴があると判断すると、S8に進む。S8では、S3で取得した原稿領域に対応する操作履歴を取得する。
S9では、S8で取得した操作履歴に基づいて、S3で取得した原稿領域を変更する。S10では、S3で取得した領域又はS9で変更した領域を、原稿領域として決定する。S11で、原稿台のプレビューと共にS10で決定した原稿領域に基づいた読取領域(図3又は図4の読取領域53)を画面に表示する。S12で、ユーザは、原稿20を読み取る領域を設定する。
S11で表示した読取領域でよければ、スキャンボタン68を押す。S11で表示した読取領域を変更したければ、読取領域調整ボタン67を押し、所望の領域を画面上で指定した後に、スキャンボタン68を押す。S13では、S12で設定した読取領域に基づいて、スキャンする(本スキャンする)。S14では、ユーザがS10で決定した原稿領域をS12で変更したか否かを、判断する。変更していないと判断すると終了する。変更したと判断すると、S15に進む。
S15では、S3で取得した原稿20の領域(図5の原稿認識領域52)と、S12で設定した読取領域(図5の読取領域53)とに関する情報を、操作履歴として、変更操作履歴テーブルファイルに保存する。既にS3で取得した原稿20の領域に操作履歴が存在する場合、操作履歴を上書きする。
図8は、図7のS6又はS15で参照する変更操作履歴テーブルファイルの構造を示す図である。
変更操作履歴テーブルファイルは、プレスキャンによってスキャナ10が認識した原稿20の領域と、この領域に基づいて、スキャナドライバ35が自動的に設定した読取領域を、ユーザが変更したときの変更後の読取領域とが対応付けて格納されている。なお、プレスキャンによってスキャナ10が認識した原稿20の領域は、図5に示す原稿認識領域52であり、ユーザが変更したときの変更後の読取領域は、図5に示す読取領域53の領域である。
格納されるパラメータには、操作履歴の総数と、変更領域と、変更前領域座標と、変更後領域座標とが含まれている。上記変更領域は、スキャナ10が認識した原稿20の縦と横のサイズである。上記変更前領域座標は、スキャナ10が認識した原稿20の領域の左上と右下との座標値である。上記変更後領域座標は、ユーザによる変更後の読取領域の左上と右下との座標である。
スキャナドライバ35は、スキャナ10が認識した原稿20の縦と横とのサイズに基づいて、対応する操作履歴を検索する。検索時は、スキャナ10が原稿20を認識する精度に基づいて、その誤差を考慮する。
画像読取システムは、単体の装置ではなく、PCとスキャナ10とが特定の双方向インタフェースで接続されているが、この例に限られず、このようなPCとスキャナ10との機能が一体となっている装置一体型の画像読取システムに適用することができる。
上記実施例によれば、オートクロップ機能で検知した原稿の領域を、ユーザが変更すると、その操作履歴を保持し、蓄積した操作履歴に基づいて、オートクロップ機能で検知した原稿領域を変更することができる。
また、設定した制御パラメータを設定履歴として格納することができ、原稿読取手段が原稿を読み取るための制御パラメータを、設定履歴に基づいて、変更することができる。
また、自動的に設定した原稿読取手段が読み取る領域を、ユーザに通知することができ、自動的に設定した原稿読取手段によって読み取る領域を変更することができ、自動的に設定した原稿読取手段が読み取る領域を、ユーザが変更したか否かを判断できる。
さらに、原稿台の原稿の領域を検知した結果と、ユーザが変更した原稿読取手段によって読み取る領域とを対応付けて設定履歴として格納でき、また、原稿台の原稿の領域を検知した結果に対応する設定履歴を検索し、取得できる。
そして、原稿台の原稿の領域を検知した結果と、設定履歴とに基づいて、自動的に設定する原稿読み取り手段によって、読み取る領域を変更することができる。
つまり、上記実施例は、画像読取装置とデータ処理装置とが、所定の通信媒体を介して、通信可能である画像読取システムにおいて、原稿台の原稿の領域を検知する原稿領域検知手段と、原稿台の特定の領域を読み取る原稿読取手段とを有する。また、上記実施例は、上記原稿読取手段が読み取った結果に基づいて、画像データを生成する画像データ生成手段と、上記原稿読取手段が原稿を読み取るための制御パラメータを設定する制御パラメータ設定手段とを有する。さらに、上記実施例は、上記制御パラメータ設定手段が設定した設定の履歴を格納する設定履歴格納手段と、上記設定履歴格納手段が格納した設定履歴を取得する設定履歴取得手段とを有する。そして、上記実施例は、上記設定履歴取得手段が取得した設定履歴に基づいて、上記原稿読取手段が原稿を読み取るための制御パラメータを補正する制御パラメータ変更手段を有する画像読取システムの例である。
この場合、上記制御パラメータ設定手段は、上記原稿読取手段が読み取る領域を設定する読取領域設定手段を有する手段である。また、上記読取領域設定手段は、上記原稿領域検知手段が検知した領域に基づいて、上記原稿読取手段が読み取る領域を自動的に設定する自動読取領域設定手段と、上記自動読取領域設定手段が設定した読取領域を、ユーザに通知する読取領域通知手段とを有する。そして、上記読取領域設定手段は、上記自動読取領域設定手段が設定した読取領域を、変更するための自動読取領域変更手段を有する。さらに、上記設定履歴格納手段は、上記自動読取領域変更手段が読取領域を変更したか否かを判断する自動読取領域変更判断手段を有する。また、上記設定履歴格納手段は、上記自動読取領域変更判断手段が判断した判断結果に基づいて、上記原稿領域検知手段が検知した領域と、上記自動読取領域変更手段が変更した読取領域とを対応付けて格納する自動読取領域変更設定履歴格納手段を有する。上記設定履歴取得手段は、上記原稿領域検知手段が検知した領域と対応する設定履歴を検索する検知領域対応設定履歴検索手段と、上記検知領域対応設定履歴検索手段が検索した検索結果に基づいて、設定履歴を取得する検知領域対応設定履歴取得手段とを有する。
そして、上記制御パラメータ変更手段は、上記原稿領域検知手段が検知した領域と、上記検知領域対応設定履歴取得手段が取得した設定履歴とに基づいて、上記自動読取領域設定手段が自動的に設定する読取領域を、変更する自動読取領域変更手段とを有する。
また、上記実施例を方法の発明として把握することができる。つまり、上記実施例は、画像読取装置とデータ処理装置とが、所定の通信媒体を介して、通信可能である画像読取システムの制御方法において、原稿台の原稿の領域を検知する原稿領域検知工程と、原稿台の特定の領域を読み取る原稿読取工程とを有する。そして、上記実施例は、上記原稿読取工程で読み取った結果に基づいて、画像データを生成する画像データ生成工程と、上記原稿読取工程で原稿を読み取るための制御パラメータを設定する制御パラメータ設定工程とを有する。さらに、上記実施例は、上記制御パラメータ設定工程で設定した設定の履歴を格納する設定履歴格納工程と、上記設定履歴格納工程で格納した設定履歴を取得する設定履歴取得工程とを有する。加えて、上記実施例は、上記設定履歴取得工程で取得した設定履歴に基づいて、上記原稿読取工程で原稿を読み取るための制御パラメータを変更する制御パラメータ変更工程を有する。
本発明の実施例1である画像読取システムRS1の概略構成を示すブロック図である。 実施例1において、オートクロップ機能によって原稿の領域を検知し、この検知結果に基づいて、読み取る領域を自動的に設定する処理の概略を示す図である。 スキャナ10による読み取り動作を制御するパラメータを、ユーザから受け付けるための読み取り設定画面D1を示す図である。 プレビューボタン66を押下した後に、原稿台に置かれている原稿20の状態が、原稿台プレビュー画面表示部50に表示されている読取設定画面D1を示す図である。 図4に示す読取領域を変更するために、読取領域調整ボタン67を押下し、読取領域を原稿領域に合わせた状態を示す図である。 再度任意のフチあり写真を原稿台に置いて、プレビューボタン66を押下し、原稿台プレビュー画面表示部50が表示されたときの状態を示す図である。 ユーザが読み取り設定画面D1において、プレビューボタン66を押してから、原稿20を読み取るまでの処理を示すフローチャートである。 図7のS6又はS15で参照する変更操作履歴テーブルファイルの構造を示す図である。
符号の説明
10…スキャナ、
11…読取部、
12…読取制御部、
13…I/F制御部、
20…原稿、
30…データ処理装置、
31…情報通知部、
32…中央制御部、
33…I/F制御部、
34…入力操作部、
35…スキャナドライバ、
D1…読み取り設定画面、
50…原稿台プレビュー画面表示部、
62…原稿20の種類設定ポップアップメニュー、
63…解像度設定ポップアップメニュー、
64…保存フォルダ設定ポップアップメニュー、
65…フォーマット設定ポップアップメニュー、
66…プレビューボタン、
67…読取領域調整ボタン、
68…スキャンボタン、
51…原稿領域、
52…原稿認識領域、
53…読取領域、
54…原稿20の画像領域。

Claims (7)

  1. 画像読取装置とデータ処理装置とが、所定の通信媒体を介して、通信可能である画像読取システムにおいて、
    原稿台の原稿の領域を検知する原稿領域検知手段と;
    原稿台の特定の領域を読み取る原稿読取手段と;
    上記原稿読取手段が読み取った結果に基づいて、画像データを生成する画像データ生成手段と;
    上記原稿読取手段が原稿を読み取るための制御パラメータを設定する制御パラメータ設定手段と;
    上記制御パラメータ設定手段が設定した設定の履歴を格納する設定履歴格納手段と;
    上記設定履歴格納手段が格納した設定履歴を取得する設定履歴取得手段と;
    上記設定履歴取得手段が取得した設定履歴に基づいて、上記原稿読取手段が原稿を読み取るための制御パラメータを変更する制御パラメータ変更手段と;
    を有することを特徴とする画像読取システム。
  2. 請求項1において、
    上記制御パラメータ設定手段は、上記原稿読取手段が読み取る領域を設定する読取領域設定手段を有する手段であることを特徴とする画像読取システム。
  3. 請求項2において、
    上記読取領域設定手段は、
    上記原稿領域検知手段が検知した領域に基づいて、上記原稿読取手段が読み取る領域を、自動的に設定する自動読取領域設定手段と;
    上記自動読取領域設定手段が設定した読取領域を、ユーザに通知する読取領域通知手段と;
    上記自動読取領域設定手段が設定した読取領域を、変更するための自動読取領域変更手段と;
    を有する手段であることを特徴とする画像読取システム。
  4. 請求項3において、
    上記設定履歴格納手段は、
    上記自動読取領域変更手段が読取領域を変更したか否かを判断する自動読取領域変更判断手段と;
    上記自動読取領域変更判断手段が判断した判断結果に基づいて、上記原稿領域検知手段が検知した領域と、上記自動読取領域変更手段が変更した読取領域とを対応付けて格納する自動読取領域変更設定履歴格納手段と;
    を有する手段であることを特徴とする画像読取システム。
  5. 請求項4において、
    上記設定履歴取得手段は、
    上記原稿領域検知手段が検知した領域と対応する設定履歴を検索する検知領域対応設定履歴検索手段と;
    上記検知領域対応設定履歴検索手段が検索した検索結果に基づいて、設定履歴を取得する検知領域対応設定履歴取得手段と;
    を有する手段であることを特徴とする画像読取システム。
  6. 請求項5において、
    上記制御パラメータ変更手段は、上記原稿領域検知手段が検知した領域と、上記検知領域対応設定履歴取得手段が取得した設定履歴とに基づいて、上記自動読取領域設定手段が自動的に設定する読取領域を、変更する自動読取領域変更手段を有する手段であることを特徴とする画像読取システム。
  7. 画像読取装置とデータ処理装置とが、所定の通信媒体を介して、通信可能である画像読取システムの制御方法において、
    原稿台の原稿の領域を検知する原稿領域検知工程と;
    原稿台の特定の領域を読み取る原稿読取工程と;
    上記原稿読取工程で読み取った結果に基づいて、画像データを生成する画像データ生成工程と;
    上記原稿読取工程で原稿を読み取るための制御パラメータを設定する制御パラメータ設定工程と;
    上記制御パラメータ設定工程で設定した設定の履歴を格納する設定履歴格納工程と;
    上記設定履歴格納工程で格納した設定履歴を取得する設定履歴取得工程と;
    上記設定履歴取得工程で取得した設定履歴に基づいて、上記原稿読取工程で原稿を読み取るための制御パラメータを変更する制御パラメータ変更工程と;
    を有することを特徴とする画像読取システムの制御方法。
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