JP2007013378A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract


【課題】 マルチクロップコピーする場合、異なるサイズや異なる種別の原稿が混載されていても、制御や装置を複雑にせずに、ユーザにとって使い勝手のよい画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラムを提供することを目的とするものである。

【解決手段】 原稿台上の複数の画像を切り出す切出手段と、上記切出手段によって切り出された複数の原稿を画像データとして記録する記録手段とを有する画像処理装置において、上記原稿台上の原稿に関する情報である原稿情報を検出する原稿情報検出手段と、上記記録手段で使用する記録紙に関する情報である記録紙情報を検出する記録紙情報手段と、上記原稿情報と上記記録紙情報とに応じて、上記原稿台上の原稿の読み取り順序を制御する読取順序制御手段とを有する画像処理装置である。

【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラムに関する。
近年、デジタルカメラやイメージスキャナ等のデジタル入力機器の普及や、インクジェットプリンタ等のデジタル出力機器の普及によって、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という)を用いた画像処理を、一般ユーザでも実行することができる。
また、最近は、スキャナやプリンタが一体になっているマルチファンクションプリンタ(以下「MFP」という)が普及し始め、PC等を使用せずに、写真のコピー等の画像処理を手軽に実行することができる。
上記MFPの中には、マルチクロップスキャンと呼ばれる機能を有するものが知られている(特許文献1参照)。
上記「マルチクロップスキャン」は、フラットベッド状の画像読取装置上に、写真等の小さな原稿を複数、枚並べ、1回操作することによって、上記小さな原稿を連続して読み取る機能であり、これによって、原稿読み取りにおけるユーザの操作性が向上する。
また、マルチクロップコピーも実現されている。この「マルチクロップコピー」は、上記マルチクロップスキャン機能を利用して行うコピーである。上記マルチクロップスキャン機能によって、ユーザは、写真原稿等を簡単に焼き増しプリントすることができる。
ここで、マルチクロップコピーについて簡単に説明する。
図5は、画像読取装置におけるフラットペットスキャナ上に配置されている原稿の例を示す模式図である。
ユーザは、図5に示すように、画像読取装置上に、たとえば原稿D1〜D4の4枚を並べる。次に、ユーザは、MFPの操作部を介して、マルチクロップコピーを指示すると、MFPは、まず、プレスキャンを行い、原稿D1〜D4の位置とサイズとを検出する。そして、原稿D1を本スキャンし、適切な画像変換処理を行った後に、記録紙へ印字する。この操作と同じ操作を、原稿D2、D3、D4のそれぞれについて、原稿枚数分、順番に繰り返し、コピーを終了する。
また、読み取り原稿の種別を判別するために、ヒストグラムを作成し、文字、文字写真混在、写真等を判別し、最適な画像処理を施す例が知られている(たとえば、特許文献2参照)。
また、インクジェット等の複数のインク滴を飛ばして記録する記録装置は、記録紙種別に応じた画像処理のプロファイルを持ち、記録紙種別に応じて、最適な画像処理を行っている。
特開2003−219085号公報 特開2002−218232号公報
上記従来のマルチクロップコピーでは、互いに異なる原稿サイズを等倍コピーする場合、写真の周りに余白ができ、また、写真の一部が切り取られるので、ユーザの意図する写真ができず、インクや記録紙が無駄になるという問題がある。
また、上記従来例では、原稿サイズと記録紙サイズとが異なる場合に、操作者に注意を促し、記録紙を交換させ、作業を継続させる場合がある。たとえば、図5に示すような写真原稿の置き方をし、しかも、原稿D1、D2、D3、D4の順に原稿を読み取る場合、MFPにセットされている記録紙がL判であれば、原稿D1が葉書であるので、ユーザに、記録紙を葉書に交換する要求をし、次に、原稿D2がL判であるので、記録紙の交換を再び要求し、次に、原稿D3が葉書であるので、記録紙の交換の要求が3回目であり、原稿D4がL判であるので、記録紙の交換の要求を4回目に実行する。
したがって、マルチクロップコピーする場合、記録紙サイズが異なると、ユーザにとって大変使いにくいという問題がある。
また、原稿種別と記録紙種別とが一致していない場合、たとえば、単なる文字情報しかない原稿に、光沢紙のような高価なメディア用のプロファイルを用いて印刷する場合があり、写真原稿であるのに、普通紙等の画質を落としたプロファイルで印刷すると、見にくくなる等、ユーザにとって使い勝手が悪いという問題がある。
本発明は、マルチクロップコピーする場合、異なるサイズや異なる種別の原稿が混載されていても、制御や装置を複雑にせずに、ユーザにとって使い勝手のよい画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラムを提供することを目的とするものである。
本発明は、原稿台上の複数の画像を切り出す切出手段と、上記切出手段によって切り出された複数の原稿を画像データとして記録する記録手段とを有する画像処理装置において、上記原稿台上の原稿に関する情報である原稿情報を検出する原稿情報検出手段と、上記記録手段で使用する記録紙に関する情報である記録紙情報を検出する記録紙情報手段と、上記原稿情報と上記記録紙情報とに応じて、上記原稿台上の原稿の読み取り順序を制御する読取順序制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
本発明によれば、複数の原稿サイズのマルチクロップコピー時に、原稿サイズと記録紙サイズとが同じものをまとめてコピーするので、マルチクロップコピーする場合、異なるサイズや異なる種別の原稿が混載されていても、制御や装置を複雑にせずに、ユーザにとって使い勝手がよいという効果を奏する。
また、本発明によれば、原稿サイズに合った記録紙サイズへ印刷するので、インクや記録紙が無駄にならず、ユーザの意図したコピーを実行することができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1であるMFP装置100の構成を示すブロック図である。
MFP装置100は、マルチクロップコピーが可能である画像処理装置であり、CPU101と、ROM102と、RAM103と、画像メモリ104と、データ変換部105と、読取制御部106と、読取部107と、操作パネル制御部108と、操作パネル部109と、通信制御部110と、解像度変換処理部111と、符号復号化処理部112と、記録制御部113と、記録部114と、USBファンクション制御部115と、USBホスト制御部116と、メモリカードスロット117と、メモリカード制御部118とを有する。
CPU101は、システム制御部であり、MFP装置100の全体を制御する。
ROM102は、CPU101が実行する制御プログラムや、組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。ROM102に格納されている各制御プログラムは、ROM102に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウエア制御を行う。
RAM103は、SRAM(static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、オペレータが登録した設定値やMFP装置100の管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域を有する。また、RAM103は、原稿情報管理エリア301と、記録紙情報管理エリア302とを有する。
画像メモリ104は、DRAM(dynamic RAM)等で構成され、画像データを蓄積する。データ変換部105は、ページ記述言語(PDL)等の解析や、キャラクタデータのCG(computer graphics)展開等、画像データを変換する。
読取部107は、CCDやCIS等によって構成され、原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換し、出力する。読取制御部106は、読取部107が出力した画像信号を、図示しない画像処理制御部を介して、2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力し、原稿台にある原稿をスキャンするブック読取制御方式に対応している。
操作パネル制御部108は、オペレータによる各種入力操作の表示や、MFP装置100の動作状況、エラー等のステータス状況の表示や、画像メモリ104に蓄積された画像データの表示等を行い、画像送信相手先データの決定や設定データの登録動作を行う。
操作パネル部109は、数値入力キー、文字入力キー、ワンタッチ電話番号キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー等を備え、LED(発光ダイオード)とLCD(液晶ディスプレイ)等によって構成される。
通信制御部110は、MODEM(変復調装置)や、NCU(網制御装置)等によって構成され、アナログの通信回線(PSTN)131に接続され、T30プロトコルでの通信制御、通信回線に対する発呼、着呼等の回線制御を行う。
解像度変換処理部111は、画像データのミリ−インチ解像度変換等の解像度変換制御を行い、画像データの拡大縮小処理も可能である。符号復号化処理部112は、MFP装置100で扱う画像データ(MH、MR、MMR、JBIG、JPEG等)を符号復号化処理し、拡大縮小処理を行う。
記録制御部113は、印刷される画像データを、図示しない画像処理制御部を介して、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施し、印刷用の画像データに変換し、画像メモリ104に蓄積する。また、定期的に、記録部114の状態情報データを取得する。
記録部114は、インクジェットプリンタ等によって構成されている印刷装置であり、記録制御部113で変換され、画像メモリ104に蓄積されている印刷用の画像データを取り出し、カラー画像データ、またはモノクロ画像データを記録紙に印刷する。
USBファンクション制御部115は、USBインタフェースの通信制御を行うものであり、USB通信規格に従って、プロトコル制御を行い、CPU101が実行するUSB制御タスクからのデータを、パケットに変換し、外部の情報処理端末に、USBパケット送信を行い、逆に、外部の情報処理端末からのUSBパケットを、データに変換し、CPU101に送信する。パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)132に接続され、PC上からメモリカードへアクセスし、PC上の画像データを印刷する。
USBホスト制御部116は、USB通信規格で定められているプロトコルで通信するための制御部である。USB通信規格は、双方向のデータ通信を高速に実行することができる規格であり、1台のホスト(マスター)に、複数のハブまたはファンクション(スレーブ)を接続することができる。USBホスト制御部116は、USB通信におけるホストの機能を有する。
メモリカードスロット117は、USBインタフェースを介して、USBホスト制御部116に接続され、着脱可能なメモリカードが装着される。
メモリカード制御部118は、メモリカードスロット117に装着されているメモリカードに格納されているデータファイルにアクセスし、読み出すことができる。
つまり、読取部107と読取制御部106とは、読取装置上の原稿に関する情報である原稿情報を検出する原稿情報検出手段の例である。画像メモリ104は、原稿情報を記憶する原稿情報記憶手段の例である。記録制御部113は、上記画像処理装置にセットされている記録紙に関する情報である記録紙情報を検出する記録紙情報手段の例である。
RAM103は、記録紙情報を記憶する記録紙情報記憶手段の例である。ROM102とCPU101とは、記録紙情報に応じて、上記読取装置上の原稿の読み取り順序を制御する読取順序制御手段の例である。
また、実施例1は、上記原稿情報が、原稿位置と原稿サイズとであり、上記記録紙情報が、記録紙サイズである場合、上記検出された記録紙サイズと等しい原稿サイズの原稿をまとめてコピーする実施例である。
さらに、実施例1は、上記原稿情報が、原稿位置と原稿種別とであり、上記記録紙情報が、記録紙種別である場合、上記検出された記録紙種別に応じた原稿種別の原稿をコピーする実施例である。
そして、実施例1は、上記原稿情報が、原稿位置と原稿サイズと原稿種別とであり、上記記録紙情報が、記録紙サイズと記録紙種別とである場合、上記検出された記録紙サイズと等しい原稿サイズであり、かつ、上記記録紙種別に応じた原稿種別の原稿をコピーする実施例である。
次に、MFP装置100の動作について説明する。
図2は、MFP装置100におけるマルチクロップコピー制御動作を示すフローチャートである。
まず、不図示のAC電源が投入されると、CPU101がROM102のプログラムに従い、RAM103等に各種初期設定を行う。
次に、操作者が、操作パネル部109を介して、電源オンを指示すると、各種メカ機構等の初期化動作を行い、初期化動作が終了すると、操作パネル部109上のLEDが点灯し、読み取り動作と印字動作とが可能になる。
S10で、操作者は、読取部107の原稿台上に、図5に示すように、原稿サイズの異なった写真原稿D1〜D4を並べたとする。もちろん、原稿台に並べることができる限り、もっと多くの原稿を並べるようにしてもよい。実施例1では、原稿の枚数、サイズ、並べる順番、並べる方向、傾き等を意識することなく、原稿台に自由に配置することができる。
次に、S11で、操作者は、操作パネル部109を介して、マルチクロップコピー(等倍)を指示する。ここで、マルチクロップコピーにおける自動変倍等の指定も考えられるが、通常写真をコピー(焼き増し)する場合、人にあげるためにコピーする場合が多く、変倍すると、写真の雰囲気が変わるので、操作者の意図しない写真を人にあげることになり、したがって、写真原稿を含んでマルチクロップコピーする場合、等倍を指示する。
次に、S12では、原稿の位置やサイズ等を検出するために、読取部107、読取制御部108に、プレスキャンさせる。
図3は、実施例1におけるRAM103上の原稿情報管理エリア301に格納されている内容例を示す模式図である。
原稿情報管理エリア301は、「原稿の番号」と、「原稿位置」と、「原稿サイズ」と、「原稿種別」と、「コピー実行結果」とを格納する領域を有する。
上記プレスキャン後に、エッジ検出等の公知の検出手段によって、「原稿位置」と「原稿サイズ」と「原稿種別」とを、図3に示すように、RAM103上の原稿情報管理エリア301へ記憶する。また、ヒストグラム等を用いて、「原稿種別」等を検出し、原稿情報管理エリア301へ記憶する。
次に、S13で、原稿情報管理エリア301を検索し、原稿があるかどうかを判断し、原稿がなければ、S14へ進み、原稿があれば、S15を実行する。この判断を行うことによって、原稿がなかった場合におけるごみデータ印刷を防止することができる。
S14では、原稿が検出できなかった場合に、その旨を、操作パネル部109で表示し、操作者が、原稿を読取部107へセットし、コピーの再実行を、操作パネル部109を介して指示した後に、S12へ戻る。
S15では、原稿情報管理エリア301における「コピー実行結果」を検索し、全ての原稿のコピーが終了したかどうか(全てが「済み」になったかどうか)を判断し、終了していれば、操作パネル部109に待機メニューを表示させ、マルチクロップコピー処理を終了する。全部の原稿のコピーが終了していなければ、S16に進む。
図4は、実施例1におけるDRAM上の記録紙情報管理エリア302に格納されている内容例を示す模式図である。
記録紙情報管理エリア302は、「紙種」(記録紙種類)と、「記録紙サイズ」とを格納する領域を有する。
次に、S16では、原稿情報管理エリア301に格納されている「コピー実行結果」が「未」である原稿について、RAM103上の記録紙情報管理エリア302の記録紙サイズ402と同じ原稿サイズを検索し、該当する原稿がなければ、S17へ進み、同じサイズの原稿があれば、S18を実行する。
ところで、従来例のように、原稿の読み取り順序が固定されていれば、他に記録紙サイズと同じサイズの原稿があったとしても、次に読み取られる原稿サイズと記録紙サイズとが異なる場合、その都度、記録紙の交換を要求されるので、操作性を著しく損なう。
実施例1では、上記のように、記録紙サイズと等しい原稿サイズの有無を判断する(S16)ことによって、記録紙サイズに応じた原稿から読み取りする(記録紙サイズと同じサイズの原稿を読み取る)ので、操作性が向上する。
S17では、記録紙サイズと同じサイズの原稿がないか、または原稿種別に適した記録紙種別がない場合、原稿サイズと同じサイズの記録紙に交換するか、または原稿種別に適した記録紙種別に交換することを、操作パネル部109に表示し、操作者が、記録紙を交換し、記録紙情報管理エリア302の記録紙サイズ402または記録紙種別401を変更した後に、操作者が再実行を指示することを待ち、この指示がなされると、S16へ戻り、処理を継続する。
次に、S18では、記録紙サイズと原稿サイズとが同じであり、しかも、記録紙情報管理エリア302の記録紙種別401に適した原稿種別を検索し、該当する原稿がなければ、S17へ進み、適した原稿があれば、S19を実行する。
ところで、従来例のように、原稿種別に関係なく記録紙種別に応じた画像処理を実行すると、高価な記録紙に文字原稿等を印字するか、または、普通紙のような画像品位の低い記録紙に、写真原稿を印字するので、ユーザにとって不親切である。
実施例1では、上記のように、記録紙種別に適した原稿種別が有るかどうかを判断する(S18)ことによって、原稿に応じた適切な記録紙に印刷するので、ユーザの利便性が向上する。
S19では、S17で検索した原稿情報管理エリア301の原稿に対応した原稿位置から原稿サイズ分の本スキャンを実行し、JPG等の画像ファイルとして画像メモリ104へ蓄積する。もちろん、JPGファイルに限らず、TiFFやビットマップファイルの画像ファイルとして画像メモリ104へ蓄積するようにしてもよく、また、画像データとして画像メモリへ直接記憶するようにしてもよい。
次に、S20では、S19で蓄積された画像ファイルを、記録紙情報管理エリア302の「紙種」401に応じたスムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施した後に、印刷用の画像データへ変換し、記録部114が記録紙に印刷する。印刷が終了した後に、原稿情報管理エリア301の「コピー実行結果」を、「未」から「済み」へ変更する。そして、S15へ戻る。
実施例1によれば、複数の原稿サイズ、原稿種別のマルチクロップコピーにおいて、原稿サイズと記録紙サイズとが同じ場合、記録紙種別に応じた原稿種別のものからコピーする(記録紙種別に応じた原稿種別の原稿をまとめてコピーする)ので、複雑な制御や装置構成にすることなく、ユーザの操作性が向上し、また、インクや記録紙が無駄にならないので、ユーザの意図したコピーを実行することができる。
また、本発明は、上記実施例の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行することによっても、達成される。
この場合、上記記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が、上記実施例の機能を実現し、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は、本発明を構成する。
つまり、上記実施例は、マルチクロップコピーが可能である画像処理装置の制御プログラムにおいて、読取装置上の原稿に関する情報である原稿情報を検出する原稿情報検出手順と、上記原稿情報を記憶する原稿情報記憶手順と、上記画像処理装置にセットされている記録紙に関する情報である記録紙情報を検出する記録紙情報手順と、上記記録紙情報を記憶する記録紙情報記憶手順と、上記記録紙情報に応じて、上記読取装置上の原稿の読み取り順序を制御する読取順序制御手順とを画像処理装置に実行させるプログラムの例である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、上記実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって、上記実施例の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後に、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって、上記実施例の機能が実現される場合も含まれる。
また、上記プログラムを、CD、DVD、HD、半導体メモリ等の記憶媒体に記憶するようにしてもよい。
さらに、コンピュータ等の情報処理機器と単機能の読取装置と単機能のインクジェット式画像記録装置とを組合せた複写装置に、上記実施例を適用するようにしてもよい。
本発明の実施例1であるMFP装置100の構成を示すブロック図である。 MFP装置100におけるマルチクロップコピー制御動作を示すフローチャートである。 実施例1におけるRAM103上の原稿情報管理エリア301に格納されている内容例を示す模式図である。 実施例1におけるDRAM上の記録紙情報管理エリア302に格納されている内容例を示す模式図である。 画像読取装置におけるフラットペットスキャナ上に配置されている原稿の例を示す模式図である。
符号の説明
100…MFP装置、
101…CPU、
102…ROM、
103…RAM、
104…画像メモリ、
106…読取制御部、
107…読取部、
109…操作パネル部、
113…記録制御部、
114…記録部。

Claims (9)

  1. 原稿台上の複数の画像を切り出す切出手段と、上記切出手段によって切り出された複数の原稿を画像データとして記録する記録手段とを有する画像処理装置において、
    上記原稿台上の原稿に関する情報である原稿情報を検出する原稿情報検出手段と;
    上記記録手段で使用する記録紙に関する情報である記録紙情報を検出する記録紙情報手段と;
    上記原稿情報と上記記録紙情報とに応じて、上記原稿台上の原稿の読み取り順序を制御する読取順序制御手段と;
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1において、
    上記原稿情報は、原稿位置と原稿サイズとであり、
    上記記録紙情報は、記録紙サイズであり、
    上記検出された記録紙サイズと等しい原稿サイズの原稿を、上記記録手段によってまとめて記録することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1において、
    上記原稿情報は、原稿位置と原稿種別とであり、
    上記記録紙情報は、記録紙種別であり、
    上記検出された記録紙種別に応じた原稿種別の原稿を、上記記録手段によって記録することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1において、
    上記原稿情報は、原稿位置と原稿サイズと原稿種別とであり、
    上記記録紙情報は、記録紙サイズと記録紙種別とであり、
    上記検出された記録紙サイズと等しい原稿サイズであり、かつ、上記記録紙種別に応じた原稿種別の原稿を、上記記録手段によって記録することを特徴とする画像処理装置。
  5. 原稿台上の複数の画像を切り出す切出手段と、上記切出手段によって切り出された複数の原稿を画像データとして記録する記録手段とを有する画像処理装置の制御方法において、
    上記原稿台上の原稿に関する情報である原稿情報を検出する原稿情報検出工程と;
    上記記録手段で使用する記録紙に関する情報である記録紙情報を検出する記録紙情報工程と;
    上記原稿情報と上記記録紙情報とに応じて、上記原稿台上の原稿の読み取り順序を制御する読取順序制御工程と;
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  6. 請求項5において、
    上記原稿情報は、原稿位置と原稿サイズとであり、
    上記記録紙情報は、記録紙サイズであり、
    上記検出された記録紙サイズと等しい原稿サイズの原稿を、上記記録手段によってまとめて記録することを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項5において、
    上記原稿情報は、原稿位置と原稿種別とであり、
    上記記録紙情報は、記録紙種別であり、
    上記検出された記録紙サイズと等しい原稿サイズの原稿を、上記記録手段によってまとめて記録することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 請求項5において、
    上記原稿情報は、原稿位置と原稿サイズと原稿種別とであり、
    上記記録紙情報は、記録紙サイズと記録紙種別とであり、
    上記検出された記録紙種別に応じた原稿種別の原稿を、上記記録手段によって記録することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 原稿台上の複数の画像を切り出す切出手段と、上記切出手段によって切り出された複数の原稿を画像データとして記録する記録手段とを有する画像処理装置の制御プログラムにおいて、
    上記原稿台上の原稿に関する情報である原稿情報を検出する原稿情報検出手順と;
    上記記録手段で使用する記録紙に関する情報である記録紙情報を検出する記録紙情報手順と;
    上記原稿情報と上記記録紙情報とに応じて、上記原稿台上の原稿の読み取り順序を制御する読取順序制御手順と;
    を画像処理装置に実行させるプログラム。
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