JP2007074150A - 画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自動設定での画像形成処理の動作が不能になった場合にも、動作を継続できる。
【解決手段】原稿サイズを検知する原稿サイズセンサと、手動設定項目と自動設定項目とを有する通常画面と、少なくとも自動設定項目を有する簡単画面とを表示し、通常画面または簡単画面のいずれかに対する入力を受け付ける表示制御部301と、通常画面モードまたは簡単画面モードのいずれかに従って画像形成処理を行う制御部302と、通常画面モードでの画像形成処理の動作中に、動作が継続可能か否かを判断する判断部303と、を備え、表示制御部301は、簡単画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、制御部302は、自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行う。
【選択図】 図3−2

Description

本発明は、原稿を読み取って、出力する画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラムに関するものであり、特に、原稿に基づいて自動で画像形成処理の設定を行う画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラムに関する。
従来から、画像形成処理の設定を行う操作画面に関して、複数の操作画面を切り替え可能な画像形成装置が知られている。また、原稿画像をスキャニングして印刷を行ったり、電子化データとしてネットワークにて送信することができる画像形成装置においても、複数の操作画面を有し、各種条件で切り替え可能にした装置が知られている。
このように操作画面の切り替えが可能になったのは、近年、多機能化が進んだ画像形成装置の操作が複雑化し、画像形成装置を使用することが困難と感じる利用者が存在するためである。例えば、画像形成装置の応用動作の設定に必要な各種の操作部を表示するよう作成された通常画面と、画像形成装置の基本動作の設定に必要な操作部のみを限定して簡易に表示するよう作成された簡単画面とを有し、これらの画面を切り替え可能にした画像形成装置がある(例えば、特許文献1)。
特開平9−305063号公報
しかし、上記従来技術では、通常画面で、画像形成装置が設定を行う自動動作と、利用者が設定を行う手動設定の双方が可能である設定項目が、簡単画面では、自動動作のみで行われる場合があり、このような場合、簡単画面での自動動作中に、その動作が不能の状態に陥った場合の処理については何ら考慮されておらず、動作が中断され、画像形成処理の動作を継続できない場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、自動設定における画像形成処理の動作が不能になった場合にも、動作を継続できる画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、載置された原稿の画像形成処理に関する原稿情報を検知する検知手段と、複数の項目から利用者によって選択設定を行わせる手動設定項目と前記検知手段によって検知された前記原稿情報に基づいて複数の項目から選択設定を行う自動設定項目とを有する第1画面と、少なくとも前記自動設定項目を有する第2画面とを切替えて表示操作部に表示し、前記第1画面、または前記第2画面のいずれかに対する入力を受け付ける表示制御手段と、前記表示制御手段によって表示操作部に表示した前記第1画面の手動設定項目から受け付けた入力、および前記検知手段によって検知した前記原稿情報とに基づいて画像形成処理を行う第1画面モード、または前記検知手段によって検知した前記原稿情報に基づいて画像形成処理を行う第2画面モードのいずれかに従って画像形成処理を行う制御手段と、前記制御手段による前記第2画面モードに基づく画像形成処理の動作中に、該画像形成処理の動作が継続可能か否かを判断する判断手段と、を備え、前記表示制御手段は、更に、前記判断手段によって前記第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、前記自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、前記制御手段は、更に、前記表示制御手段によって受け付けた前記自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行うこと、を特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記第1画面における前記手動設定項目は、自装置において使用可能なすべての設定項目を有しており、前記第2画面は、前記自動設定項目における一部の設定項目のみ、前記手動モード設定項目として有していること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、載置された原稿の画像を読み取る画像読取手段を備え、前記検知手段は、前記画像読取手段よって読み取る原稿の原稿サイズを検知し、前記第1画面における前記自動設定項目は、前記検知手段によって検知された前記原稿サイズに基づいて複数の項目から原稿サイズの選択設定を行わせるものであり、前記制御手段は、前記表示制御手段によって表示した前記第1画面の手動設定項目から受け付けた入力、および前記検知手段によって検知した前記原稿サイズとに基づいて画像形成処理を行う第1画面モード、または前記検知手段によって検知した前記原稿サイズとに基づいて画像形成処理を行う第2画面モードのいずれかに従って画像形成処理を行い、前記判断手段は、前記制御手段による前記第2画面モードに基づく画像形成処理の動作中に、前記検知手段によって前記原稿サイズが検知できたか否かにより、該画像形成処理の動作が継続可能か否かを判断し、前記表示制御手段は、更に、前記判断手段によって前記検知手段による前記原稿サイズの検知ができなかったことにより、前記第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、前記原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、前記制御手段は、更に、前記表示制御手段によって受け付けた前記原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行うこと、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、載置された原稿の画像形成処理に関する原稿情報を検知する検知ステップと、複数の項目から利用者によって選択設定を行わせる手動設定項目と前記検知ステップによって検知された前記原稿情報に基づいて複数の項目から選択設定を行う自動設定項目とを有する第1画面と、少なくとも前記自動設定項目を有する第2画面とを切替えて表示操作部に表示し、前記第1画面、または前記第2画面のいずれかに対する入力を受け付ける表示制御ステップと、前記表示制御ステップによって表示操作部に表示した前記第1画面の手動設定項目から受け付けた入力、および前記検知ステップによって検知した前記原稿情報とに基づいて画像形成処理を行う第1画面モード、または前記検知ステップによって検知した前記原稿情報に基づいて画像形成処理を行う第2画面モードのいずれかに従って画像形成処理を行う制御ステップと、前記制御ステップによる前記第2画面モードに基づく画像形成処理の動作中に、該画像形成処理の動作が継続可能か否かを判断する判断ステップと、を含み、前記表示制御ステップは、更に、前記判断ステップによって前記第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、前記自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、前記制御ステップは、更に、前記表示制御ステップによって受け付けた前記自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行うこと、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項4に記載の画像形成方法において、前記第1画面における前記手動設定項目は、自装置において使用可能なすべての設定項目を有しており、前記第2画面は、前記自動設定項目における一部の設定項目のみ、前記手動モード設定項目として有していること、を特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項4または5に記載の画像形成方法において、載置された原稿の画像を読み取る画像読取ステップを含み、前記検知ステップは、前記画像読取ステップよって読み取る原稿の原稿サイズを検知し、前記第1画面における前記自動設定項目は、前記検知ステップによって検知された前記原稿サイズに基づいて複数の項目から原稿サイズの選択設定を行わせるものであり、前記制御ステップは、前記表示制御ステップによって表示した前記第1画面の手動設定項目から受け付けた入力、および前記検知ステップによって検知した前記原稿サイズとに基づいて画像形成処理を行う第1画面モード、または前記検知ステップによって検知した前記原稿サイズとに基づいて画像形成処理を行う第2画面モードのいずれかに従って画像形成処理を行い、前記判断ステップは、前記制御ステップによる前記第2画面モードに基づく画像形成処理の動作中に、前記検知ステップによって前記原稿サイズが検知できたか否かにより、該画像形成処理の動作が継続可能か否かを判断し、前記表示制御ステップは、更に、前記判断ステップによって前記検知ステップによる前記原稿サイズの検知ができなかったことにより、前記第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、前記原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、前記制御ステップは、更に、前記表示制御ステップによって受け付けた前記原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行うこと、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、複数の項目から利用者によって選択設定を行わせる手動設定項目と載置された原稿の画像形成装置に関する原稿情報に基づいて複数の項目から選択設定を行う自動設定項目とを有する第1画面と、少なくとも前記自動設定項目を有する第2画面とを切替えて表示操作部に表示し、前記第1画面、または前記第2画面のいずれかに対する入力を受け付ける表示制御ステップと、前記表示制御ステップによって表示操作部に表示した前記第1画面の手動設定項目から受け付けた入力、および前記原稿情報とに基づいて画像形成処理を行う第1画面モード、または前記原稿情報に基づいて画像形成処理を行う第2画面モードのいずれかに従って画像形成処理を行う制御ステップと、前記制御ステップによる前記第2画面モードに基づく画像形成処理の動作中に、該画像形成処理の動作が継続可能か否かを判断する判断ステップと、を含み、前記表示制御ステップは、更に、前記判断ステップによって前記第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、前記自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、前記制御ステップは、更に、前記表示制御ステップによって受け付けた前記自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行うこと、をコンピュータに実行させる。
請求項1にかかる発明によれば、表示制御手段によって、判断手段により第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、制御手段によって、自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行う。従って、第2画面の自動設定項目での画像形成処理動作が不能になった場合でも、手動で項目設定をすることにより、中断された画像形成動作や処理を、最初からやり直すことが不要となり、画像形成動作を継続することができる。このため、画像形成処理の時間を短縮できるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、第1画面における手動設定項目は、自装置において使用可能なすべての設定項目を有し、第2画面は、自動設定項目における一部の設定項目のみ、手動モード設定項目として有している。従って、装置の操作に対して不慣れな利用者が操作の行い易い第2画面を操作している場合に、第2画面の自動設定項目での画像処理動作が不能になった場合でも、手動で項目設定をすることにより、中断された画像形成動作や処理を、最初からやり直すことが不要となり、画像形成動作を継続することができる。このため、操作の簡易化を維持しつつ、画像形成処理の時間を短縮できるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、表示制御手段によって、判断手段により原稿サイズが検知できなかったことにより、第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、制御手段によって、原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行う。従って、第2画面において、自動で行われる原稿サイズの検知が不能になった場合でも、手動で原稿サイズを設定することにより、中断された画像形成動作や処理を、最初からやり直すことが不要となり、画像形成動作を継続することができる。このため、画像形成処理の時間を短縮できるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、表示制御ステップによって、判断ステップにより第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、制御ステップによって、自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行う。従って、第2画面の自動設定項目での画像形成処理動作が不能になった場合でも、手動で項目設定をすることにより、中断された画像形成動作や処理を、最初からやり直すことが不要となり、画像形成動作を継続することができる。このため、画像形成処理の時間を短縮できるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、第1画面における手動設定項目は、自装置において使用可能なすべての設定項目を有し、第2画面は、自動設定項目における一部の設定項目のみ、手動モード設定項目として有している。従って、装置の操作に対して不慣れな利用者が操作の行い易い第2画面を操作している場合に、第2画面の自動設定項目での画像処理動作が不能になった場合でも、手動で項目設定をすることにより、中断された画像形成動作や処理を、最初からやり直すことが不要となり、画像形成動作を継続することができる。このため、操作の簡易化を維持しつつ、画像形成処理の時間を短縮できるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、表示制御ステップによって、判断ステップにより原稿サイズが検知できなかったことにより、第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、制御ステップによって、原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行う。従って、第2画面において、自動で行われる原稿サイズの検知が不能になった場合でも、手動で原稿サイズを設定することにより、中断された画像形成動作や処理を、最初からやり直すことが不要となり、画像形成動作を継続することができる。このため、画像形成処理の時間を短縮できるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、表示制御ステップによって、判断ステップにより第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、制御ステップによって、自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行うこと、をコンピュータに実行させる。従って、第2画面の自動設定項目での画像形成処理動作が不能になった場合でも、手動で項目設定をすることにより、中断された画像形成動作や処理を、最初からやり直すことが不要となり、画像形成動作を継続することができる。このため、画像形成処理の時間を短縮できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。以下の実施の形態では、本発明の画像形成装置を複合機に適用した例を示す。但し、複合機に限られず、複写機、インクジェットプリンタ、ファクシミリ等の操作画面を利用した画像形成処理を行うものであれば、本発明を適用することができる。
図1は、本実施の形態にかかる複合機100とその周辺機器を含めたシステム全体の構成を示すネットワーク構成図である。図1に示すように、複合機100と、クライアントPC(Personal Computer)と、通信サーバと、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバと、FTP(File Transfer Protocol)サーバとが、バス型のLAN(Local Area Network)であるイーサネット(R)を介して接続されている。
複合機100は、スキャナ機能や、コピー、ファックス、プリンタなどの複数の機能を一つの筐体に収納したものであり、原稿ガラスや自動原稿給紙台を使用して、原稿や写真などの紙媒体の画像を、光学的にスキャニングして電子データ化することができる。また、複合機100は、ネットワークに接続するためのシステム(例えば、IPアドレスの割り当てや、ネットワーク・インターフェース・カードの装備等)を有し、利用者のPCから接続することで遠隔操作を行うことができる。また、複合機100は、種々のネットワークプロトコルに従って、外部との画像データの送受信や、その他利用者情報などのデータの送受信を行い、内部にHDD(Hard Disk Drive)が設けられている。
クライアントPCは、利用者が使用する様々な手段で複合機100から画像データ等を受信するPCである。また、クライアントPCは、ネットワークプロトコルの一つであるSMB(Server Message Block)に従って、ファイル共有が可能となり、複合機100からの画像データを受信できる。
配信サーバは、スキャンした画像の配信機能を実現するための専用サーバである。すなわち、配信サーバのサーバPCにインストールされたサーバソフトウェアが、複合機100の情報と利用者情報を管理し、また、その利用者情報に基づいて複合機100から送信された画像データを利用者のメールアドレスへ送信したり、利用者用の専用フォルダへ格納する。また、配信サーバは、複合機100からスキャン画像データを受信して、受信したスキャン画像データのファックスによる送信機能も有している。
SMTPサーバは、SMTPに従って、電子メールの受信を管理する機能を備えたサーバである。すなわち、SMTPによって、複合機100から利用者特有のメールアドレスの指定を受けて画像データを受信し、また、POP(Post Office Protocol)によって、利用者からの要求で受信している電子メールを利用側のクライアントPCに送信する。
FTPサーバは、ファイルを転送するプロトコルであるFTPによって、ファイル管理をする機能を備えたサーバである。すなわち、FTPによって、複合機100はFTPサーバに画像データを格納することができる。また、FTPサーバは、利用者のクライアントPCからFTPによって、その画像データを取得することができる。
なお、本実施の形態では、上述したプロトコルを使用しているが、これに限定されるものではなく、様々なネットワークプロトコルによって画像データ等が送受信可能なシステムである。
次に複合機100について説明する。図2は、本実施の形態にかかる複合機100の断面概略構成図である。図2に示すように、複合機100は、スキャナ部10と、プリント部40と、給紙部50と、排紙部60と、とを主に備えている。
スキャナ部10は、載置された原稿の画像を読み取るものであり、更に、自動原稿送り装置であるADF(Automatic Document Feed)11と、原稿台12と、給送ローラ13と、給送ベルト14と、コンタクトガラス16と、原稿セット検知センサ17とを主に備えている。また、スキャナ部10は、露光ランプ21と、第1ミラー22と、第2ミラー23と、第3ミラー24と、レンズ25と、CCDイメージセンサ26とからなる光学走査系を備えており、露光ランプ21および第1ミラー22は第1キャリッジ(図示せず)上に固定され、第2ミラー23および第3ミラー24は第2のキャリッジ(図示せず)上に固定されている。
また、コンタクトガラス16の下には、数個の反射式の原稿サイズセンサ(図示せず)が設置されており、各センサの出力の組み合わせによりコンタクトガラス上に載置された原稿の原稿サイズを検知できるようになっている。さらに、スキャナ部10は、レーザ出力ユニット31と、結像レンズ32と、反射ミラー33とを備えており、レーザ出力ユニット31の内部には、レーザ光源であるレーザダイオードおよびモータによって、高速で定速回転するポリゴンミラーが設置されている。
また、複合機100は、CCDイメージセンサ26で変換された画像データを記憶する記憶装置を備え、画像データは、一旦、この記憶装置に記憶され、そこから読み出されてレーザダイオードの出射光を変調する。変調されたレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーによって偏向、走査され、結像レンズ32を通って反射ミラー33で折り返され、プリント部40の感光体ドラム41に集光する。
プリント部40は、感光体ドラム41と、現像ユニット42と、転写ユニット43と、定着ユニット44と、排紙ユニット45とを主に備えている。感光体ドラム41は、帯電チャージャ(図示せず)により表面が高電位に帯電し、レーザ光は、ポリゴンミラーによって感光体ドラム41が回転する方向と直交する主走査方向に偏向、走査され、感光体ドラム41の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すと、表面電位は照射された光の強度に応じて変化し、感光体ドラム41上に原稿の濃淡分布に対応する静電潜像が形成される。静電潜像は、現像ユニット42のトナーにより現像され、転写ユニット43で、給紙部50から搬送されてきた転写紙に転写される。
給紙部50は、第1トレイ51と、第2トレイ52と、第3トレイ53と、第1給紙装置54と、第2給紙装置55と、第3給紙装置56と、縦搬送ユニット57とを主に備えている。利用者により所定サイズの転写紙が指定されると、指定サイズの転写紙のトレイが選択され、そこから指定サイズの転写紙が当該給紙装置、縦搬送ユニット57を経て転写ユニット43へと搬送される。転写ユニット43でトナー像が転写された転写紙は、定着ユニット44に搬送される。定着ユニット44は、加熱ローラと加圧ローラ(図示せず)を有し、加熱ローラはヒーター(図示せず)により予め加熱されている。トナー像が転写された転写紙は、これらローラ間に挟まれて通過する間にトナーが熱融着し、転写紙に定着する。トナー像が定着した転写紙は、排紙ユニット45により排紙部60に排紙される。
排紙部60は、搬送された転写紙を排紙する排紙トレイ61と、ステープル台62と、紙揃え用のジョガー68と、ステープラ69と、ステープル完了排紙トレイとを主に備えている。排紙ユニット45によって搬送された転写紙は、切り替え板63を下に切り替えることにより、搬送ローラ64及び65を経由して排紙トレイ61側に排紙し、切り替え板63を上に切り替えることで、搬送ローラ66を経由してステープル台62に排紙する。ステープル台62に排紙、積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー67によって、紙端面が揃えられ、1部のコピー完了と共にステープラ68によって綴じられる。ステープラ68で綴じられた転写紙群は、自重によってステープル完了排紙トレイ69に収納される。排紙トレイ61は、転写紙搬送方向に対し直角に移動可能な構成を有し、このため、転写紙搬送方向に対し直角に移動し、排出されてくるコピー紙を簡単に仕分けることができる。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ51〜53から給紙され画像形成された転写紙を排紙トレイ61側に導かないで、経路切り替えのための分岐爪71を上側にセットすることで、スイッチバック反転し、一旦両面給紙ユニット72にストックする。その後、両面給紙ユニット72にストックされた転写紙を、再びプリント部40に再給紙し、静電潜像の生成、現像、転写、定着を行って、経路切り替えの為の分岐爪71を今度は下側にセットし、排紙トレイ61に導く。
図3−1は、本実施の形態にかかる複合機100の機械的構成を示すブロック図である。図3−1に示すように、メインコントローラ80は、液晶型の表示操作部70と、ADF11と、画像データを画像メモリ87(図4参照)に書き込む制御および画像メモリ87に記憶された画像データを用いて作画する制御等を行う画像処理ユニットであるIPU(Image Processing Unit)90と接続されており、複合機100全体を制御する。表示操作部70は、操作部I/F77と、液晶表示部75と、キー入力部76とを備えている。IPU90には、HDD96と,CD−R、DVDなどの外部記憶装置98とが接続されている。なお、図示を省略しているが、メインコントローラ80は、CPU、該CPUが実行するプログラムを記憶するROM、各種データを記憶するRAM、現在時刻を計時するタイマー等を有する。
次に、メモリコントローラ80の詳細について説明する。図3−2は、本実施の形態にかかる複合機100のメモリコントローラ80における表示制御に関するソフトウェア構成を示す機能ブロック図である。図3−2に示すように、メインコントローラ80のソフトウェア構成としては、表示制御部301と、制御部302と、判断部303とを主に備えている。
表示制御部301は、通常画面または簡単画面を表示するものであり、電源投入時には通常画面を表示しているが、利用者による簡単画面への切り替えボタンが押下されると、簡単画面に切替えて表示するものである。また、表示制御部301は、利用者による通常画面または簡単画面からの入力、即ち、印刷指示、印刷設定等を受け付けるものである。さらに、表示制御部301は、後述する判断部303によって、原稿サイズセンサにより原稿サイズが検知できなった場合に、利用者による原稿サイズの選択設定の入力を受け付けるものである。
ここで、通常画面とは、複合機100で使用可能な全ての設定項目から利用者によって選択設定を行わせる手動設定項目と、原稿サイズセンサによって検知された原稿サイズに基づいて複数の設定項目から複合機100が選択設定を行う自動設定項目とを有する画面をいう。また、簡単画面とは、少なくとも自動設定項目を有する画面をいい、表示文字や設定ボタンが通常画面の表示文字や設定ボタンのサイズよりも大きくなっているなど、利用者が簡易に設定を行うことができる画面である。各画面の詳細な設定項目は、後述する。なお、本実施の形態では、自動設定項目を原稿サイズの設定としているが、これに限定されることなく、原稿の解像度や濃度等を自動設定項目としてもよい。
表示制御部301に表示された通常画面の手動設定項目から受け付けた利用者による選択設定の入力、および原稿サイズセンサによって検知した原稿サイズとに基づいて画像形成処理を行う通常画面モード、または原稿サイズセンサによって検知した原稿サイズに基づいて画像形成処理を行う簡単画面モードがあり、制御部302は、それらのモードの設定内容に従って画像形成処理を行うものである。また、制御部302は、自動設定項目である原稿サイズが検知できなかった場合、原稿サイズを手動設定項目として、表示制御部301から受け付けた利用者の選択設定による原稿サイズで、画像形成処理を行う。
判断部303は、制御部302による簡単画面モードに基づく画像形成処理の動作中に、原稿サイズセンサによって原稿サイズが検知できたか否かにより、該画像形成処理の動作が継続可能か否かを判断する。すなわち、判断部303は、原稿サイズセンサによって原稿サイズが検知できなかった場合は、画像形成処理の動作が継続不可能と判断し、原稿サイズが検知できた場合は、画像形成処理の動作が継続可能であると判断する。
図4は、IPU90の構成を示すブロック構成図である。図4に示すように、A/Dコンバータ81は、CCDイメージセンサ26からの画像データ信号をデジタル信号に変換する。シェーディング補正部82は、デジタル信号に変換された画像データをシェーディング補正し、MTF・γ補正部83によりMTF補正、γ補正する。補正された信号は、更に変倍処理部84で表示操作部70で指示された変倍条件に合わせて拡大又は縮小する。拡大又は縮小された画像データは、セレクタ85に渡される。セレクタ85は、画像データの送り先を、書き込みγ補正ユニット89、または画像メモリコントローラ86へ切り換える。書き込みγ補正ユニット89を経由した画像データは、作画条件に合わせて書き込みγ補正がなされ、書き込みユニットに送られる。画像メモリコントローラ86とセレクタ85との間は、双方向に画像データを入出力可能な構成となっている。
また、IPU90は、画像メモリコントローラ86の制御やスキャナ部10の制御等を行うCPU88と、そのプログラムや画像データを格納するROM91と、RAM92と、NV−RAM93とを主に備えている。画像メモリコントローラ86は、CPU88の指示により画像メモリ87の画像データ書き込み、読み出しを制御する。
ここで、画像メモリコントローラ86へ送られた画像データは、画像メモリコントローラ86内にある画像圧縮装置によって圧縮され、画像メモリ87へ送られる。画像データの圧縮により限られた画像メモリを有効に利用できるが、その他に一度の多くの画像データを記憶することができるために、例えば、ソート機能を用いる際、画像データをページ順に出力したり、また複数枚の画像データを画像メモリ87の転写紙1枚分のエリアを分割したエリアに書込むことができるため集約コピーが可能になる。なお、HDD96,CDーR等の外部記憶装置98の画像データをSCSIコントローラ97を介して読み出して使用することもある。
画像メモリ87の画像データは、CPU88からアクセス可能な構成となっている。このため、画像メモリ87の画像データを間引き処理、切り出し処理等のほか、本実施の形態に係る転写紙サイズデータと変倍した画像データに基いて画像データの印刷プレビュー画像を作画加工することができる。この加工は、画像メモリコントローラ86内のレジスタ(図示せず)に加工用データを書込むことにより行う。作画加工された画像データは、再度画像メモリ87に記憶する。CPU88は、画像メモリ87の画像データを読み出し、I/Oポート94を経て表示操作部70へ転送し、表示可能になる。なお、画像データをそのまま表示するときは、表示操作部70の画面表示解像度が低いため間引き処理が行われて転送される。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる複合機100における画像形成処理について説明する。図5は、本実施の形態にかかる複合機100における画像形成処理の手順を示すフローチャートである。
まず、電源が投入されると、表示制御部301は、通常画面の表示をする(ステップS501)。ここで、通常画面の詳細な設定項目について説明する。図6は、本実施の形態にかかる複合機100における通常画面の一例を示す模式図である。図6に示すように、通常画面には、複合機100の機能を利用するための設定項目、設定結果、動作結果等を利用者に示すための表示パネル(表示操作部)と、通常画面から簡単画面に切り替えるための簡単画面切り替えボタンと、電源を投入するための電源ボタンが主に表示されている。
この通常画面の表示パネルにはさまざまな設定項目が表示されている。「読み取り条件」は、読み取りを行う原稿をどのような条件で電子化するかの設定項目である。「濃度」は、その原稿を読み取った結果の画像の色の濃さを設定する項目である。また、「ファイル形式」は、原稿を読み取った後、電子化した画像データを送信する場合、その送信された画像データをPCなどで閲覧するために必要なファイルのフォーマットを設定する項目である。さらに、「原稿送り」は、ADFによってどのように搬送するかを設定する項目で原稿の片面のみか、両面を読み取るかを設定できる。
また、「本文」「件名」「送信者」「受信者」は、電子メールに画像データを添付して送信する場合の詳細な設定である。そして、「メール」「ファイル」が表記されたタブには、送信先のリストが表示されており、画像データを添付して送信する場合のあて先となる。
次に、表示制御部301は、通常画面から簡単画面への切り替えを受け付けたか否かを判断する(ステップS502)。そして、通常画面から簡単画面への切り替えを受け付けなかった場合は(ステップS502:No)、表示制御部301は、通常画面モードで選択設定等を受け付けて表示入力処理を行う(ステップS503)。
ここで、通常画面における通常画面モードでの設定について説明する。図7は、通常画面表示モードでの「読み取り条件」の「原稿種類」の設定項目の一例を示す模式図である。図7に示すように、通常画面の手前に「原稿種類」の設定項目が表示され、載置された原稿の種類が白黒またはカラーによって区別され、更に、文字または写真等を設定するためのボタンが表示されている。
図8は、通常画面表示モードでの「読み取り条件」の「読取サイズ」の設定項目の一例を示す模式図である。図8に示すように、通常画面の手前に「読取サイズ」の設定項目が表示され、載置された原稿の原稿サイズの自動設定、または、手動でA4、B5等に設定するためのボタンが表示されている。
図9は、通常画面表示モードでの「読み取り条件」の「解像度」の設定項目の一例を示す模式図である。図9に示すように、通常画面の手前に「解像度」の設定項目が表示され、載置された原稿の解像度の数値を設定するためのボタンが表示されている。
図10は、通常画面表示モードでの「読み取り条件」の「編集」の設定項目の一例を示す模式図である。図10に示すように、通常画面の手前に「編集」の設定項目が表示され、載置された原稿の編集方法を設定するためのボタンが表示されている。
上記図7〜図10に示した読み取り条件における原稿種類、読取サイズ、解像度、編集の各項目には、ある初期設定値が設定されており、利用者が選択設定を行わなければ初期設定値が選択されている。また、利用者が画像形成処理の条件を変更したければ、各項目を選択して、初期設定値とは別の設定に設定をすることが可能となっている。
図11は、通常画面表示モードでの「原稿送り」の設定項目の一例を示す模式図である。図11に示すように、通常画面の手前に「原稿送り」の設定項目が表示され、片面、両面の設定のほかに、スタンプを印字するか否か(ON/OFF)、原稿開きは上下開きか左右開きか、両面時の最終原稿は表面か裏面かなどの設定するためのボタンが表示されている。このように通常画面モードでは、載置された原稿の読み取りを行う場合の詳細な条件や、読み取り後の画像データを送信する場合の詳細な設定を行うことが必要である。
一方、利用者により通常画面の「簡単画面切り替えボタン」を押下されることにより、通常画面から簡単画面への切り替えを受け付けた場合は(ステップS502:Yes)、表示制御部301は、通常画面を簡単画面に切替えて表示し(ステップS504)、簡単画面モードで選択設定等を受け付けて表示入力処理を行う(ステップS505)。
ここで、簡単画面の詳細な設定項目について説明する。図12は、本実施の形態にかかる複合機100における簡単画面の一例を示す模式図である。図12に示すように、簡単画面では、表示文字やボタンの大きさが大きくなり見やすくなっており、この簡単画面から設定できるのは、「読み取り条件」と「ファイル形式」と、送信先に限定される。
また、簡単画面における簡単画面モードでの設定について説明する。図13は、簡単画面表示モードでの「読み取り条件」の「原稿種類」および「解像度」の設定項目の一例を示す模式図である。図13に示すように、簡単画面の手前に「原稿種類」および「解像度」の設定項目が表示され、白黒またはカラーなどの原稿の種類、または解像度の数値を設定するためのボタンが表示されている。
このように、簡単画面では、設定できる項目が通常画面よりも限定されている。従って、通常画面モードで設定できていた設定項目はある決められた設定値となる。この場合、読取サイズは「自動サイズ」となり、原稿サイズセンサで検知した原稿サイズが読取サイズとして選択されることになる。
また、編集方法を設定する「枠消去」については設定できないようになっている。更に、原稿送りについては、「片面」「両面」のみの選択となり、設定項目としてON/OFFがある場合には(例えば、図11における原稿送りの「スタンプ」のように印字するか否かを選択する項目)常に、OFFに設定される。また、「両面」の際に設定が必要な「原稿開き」「最終原稿」については、それぞれ「左右開き」「両面」と設定されている。なお、図12の状態で、再度、「簡単画面切り替えボタン」を押下すると、通常画面(図6)に切替えられて表示される。
ここで、簡単画面モードでの表示入力処理(ステップS505)の詳細について、図14を参照して説明する。図14は、本実施の形態にかかる複合機100の簡単画面における原稿サイズの決定処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS505において、表示制御部301により簡単画面が表示されると、原稿サイズセンサは、載置された原稿の原稿サイズを検知する(ステップS1401)。次に、判断部303は、原稿サイズセンサによる原稿サイズの検知が可能か否か判断をする(ステップS1402)。そして、判断部303によって、原稿サイズセンサによる原稿サイズの検知が可能であると判断した場合は(ステップS1402:Yes)、制御部302は、検知した原稿サイズを読取サイズと決定する(ステップS1406)。なお、拡大/縮小機能や集約機能がある場合はこれらを考慮して読取サイズを決定するが、ここでは等倍の読み取り機能のみを想定し、原稿サイズと同一サイズを読取サイズとする。
一方、判断部303によって、原稿サイズセンサによる原稿サイズの検知が不能であると判断した場合は(ステップS1402:No)、表示制御部301は、原稿サイズ入力画面を表示する(ステップS1403)。ここで、原稿サイズ入力画面について説明する。図15は、本実施の形態にかかる複合機100の原稿サイズ入力画面を示す模式図である。図15に示すように、「読取サイズがわかりません。サイズを指定してください。」等、原稿サイズが検知不能であるために、読取サイズが決定できない旨、および利用者に原稿サイズの選択設定を促すメッセージが表示され、A4縦、A5縦等の選択設定するためのボタンが表示されている。
そして、表示制御部301は、利用者による原稿サイズの入力を受け付けたか否かを判断し(ステップS1404)、利用者による原稿サイズの入力を受け付けない場合(ステップS1404:No)は、受け付けるまでそのまま待機する。
一方、表示制御部301によって、利用者による原稿サイズの入力を受け付けた場合(ステップS1404:Yes)、制御部302は、入力を受け付けた原稿サイズを読取サイズと決定する(ステップS1405)。このように、原稿サイズセンサによる原稿サイズの検知が不能であった場合、利用者による原稿サイズの選択設定を受け付けることにより読取サイズを決定する。
図5に戻って、ステップS503における通常画面モードでの表示入力処理、またはステップS504における簡単画面モードでの表示入力処理がなされると、スキャナ部10は、載置された原稿の内容を読み取る(ステップS506)。次に、スキャナ部10により原稿を読み取ると、制御部302は、原稿データをプリント部40に送出する(ステップS507)。そして、プリント部40は、制御部302によって送出された原稿データを受信して、決定された読取サイズで原稿データを印刷する(ステップS508)。
このように、本実施の形態における複合機100は、表示制御部301によって判断部303により原稿サイズが検知できなかったことにより、簡単画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、制御部302によって、原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行う。従って、複合機100の操作に対して不慣れな利用者が操作の行い易い簡単画面において、自動で行われる原稿サイズの検知が不能になった場合でも、手動で原稿サイズを設定することにより、中断された画像形成動作や処理を、最初からやり直すことが不要となり、画像形成動作を継続することができる。このため、操作の簡易化を維持しつつ、画像形成処理の時間を短縮できる。
本実施の形態にかかる複合機100とその周辺機器を含めたシステム全体の 構成を示すネットワーク構成図である。 本実施の形態にかかる複合機100の断面概略構成図である。 図3−1は、本実施の形態にかかる複合機100の機械的構成を示すブ ロック図である。 本実施の形態にかかる複合機100のメモリコントローラ80における ソフトウェア構成を示す機能ブロック図である。 IPU90の構成を示すブロック構成図である。 本実施の形態における複合機100における画像形成処理の手順を示すフロ ーチャートである。 本実施の形態にかかる複合機100における通常画面の一例を示す模式図で ある。 通常画面表示モードでの「読み取り条件」の「原稿種類」の設定項目の一例 を示す模式図である。 通常画面表示モードでの「読み取り条件」の「読取サイズ」の設定項目の一 例を示す模式図である。 通常画面表示モードでの「読み取り条件」の「解像度」の設定項目の一例を 示す模式図である。 通常画面表示モードでの「読み取り条件」の「編集」の設定項目の一例を 示す模式図である。 通常画面表示モードでの「原稿送り」の設定項目の一例を示す模式図であ る。 本実施の形態にかかる複合機100における簡単画面の一例を示す模式図 である。 簡単画面表示モードでの「読み取り条件」の「原稿種類」および「解像度 」の設定項目の一例を示す模式図である。 本実施の形態にかかる複合機100の簡単画面における原稿サイズの決定 処理の手順を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかる複合機100の原稿サイズ入力画面を示す模式図で ある。
符号の説明
100 複合機
10 スキャナ部
11 ADF
12 原稿台
13 給送ローラ
14 給送ベルト
16 コンタクトガラス
17 原稿セット検知センサ
21 露光ランプ
22 第1ミラー
23 第2ミラー
24 第3ミラー
25 レンズ
26 CCDイメージセンサ
31 レーザ出力ユニット
32 結像レンズ
33 反射ミラー
40 プリント部
41 感光体ドラム
42 現像ユニット
43 転写ユニット
44 定着ユニット
45 排紙ユニット
50 給紙部
51 第1トレイ
52 第2トレイ
53 第3トレイ
54 第1給紙装置
55 第2給紙装置
56 第3給紙装置
57 縦搬送ユニット
60 排紙部
61 排紙トレイ
62 ステープル台
63 切り替え板
64 搬送ローラ
65 搬送ローラ
66 搬送ローラ
67 ジョガー
68 ジョガー
69 ステープラ
70 表示操作部
71 分岐爪
72 両面給紙ユニット
75 液晶画面
76 スタートキー
77 操作部I/F
80 メインコントローラ
81 A/Dコンバータ
82 シェーディング補正
83 MTF・γ補正部
84 変倍処理部
85 セレクタ
86 画像メモリコントローラ
87 画像メモリ
88 CPU
89 書込みγ補正ユニット
90 IPU
91 ROM
92 RAM
93 NV−RAM
94 I/Oポート
96 ハードディスク装置
97 SCSIコントローラ
98 外部記憶装置
301 表示制御部
302 制御部
303 判断部

Claims (7)

  1. 載置された原稿の画像形成処理に関する原稿情報を検知する検知手段と、
    複数の項目から利用者によって選択設定を行わせる手動設定項目と前記検知手段によって検知された前記原稿情報に基づいて複数の項目から選択設定を行う自動設定項目とを有する第1画面と、少なくとも前記自動設定項目を有する第2画面とを切替えて表示操作部に表示し、前記第1画面、または前記第2画面のいずれかに対する入力を受け付ける表示制御手段と、
    前記表示制御手段によって表示操作部に表示した前記第1画面の手動設定項目から受け付けた入力、および前記検知手段によって検知した前記原稿情報とに基づいて画像形成処理を行う第1画面モード、または前記検知手段によって検知した前記原稿情報に基づいて画像形成処理を行う第2画面モードのいずれかに従って画像形成処理を行う制御手段と、
    前記制御手段による前記第2画面モードに基づく画像形成処理の動作中に、該画像形成処理の動作が継続可能か否かを判断する判断手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、更に、前記判断手段によって前記第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、前記自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、
    前記制御手段は、更に、前記表示制御手段によって受け付けた前記自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1画面における前記手動設定項目は、自装置において使用可能なすべての設定項目を有しており、
    前記第2画面は、前記自動設定項目における一部の設定項目のみ、前記手動モード設定項目として有していること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 載置された原稿の画像を読み取る画像読取手段を備え、
    前記検知手段は、前記画像読取手段よって読み取る原稿の原稿サイズを検知し、
    前記第1画面における前記自動設定項目は、前記検知手段によって検知された前記原稿サイズに基づいて複数の項目から原稿サイズの選択設定を行わせるものであり、
    前記制御手段は、前記表示制御手段によって表示した前記第1画面の手動設定項目から受け付けた入力、および前記検知手段によって検知した前記原稿サイズとに基づいて画像形成処理を行う第1画面モード、または前記検知手段によって検知した前記原稿サイズとに基づいて画像形成処理を行う第2画面モードのいずれかに従って画像形成処理を行い、
    前記判断手段は、前記制御手段による前記第2画面モードに基づく画像形成処理の動作中に、前記検知手段によって前記原稿サイズが検知できたか否かにより、該画像形成処理の動作が継続可能か否かを判断し、
    前記表示制御手段は、更に、前記判断手段によって前記検知手段による前記原稿サイズの検知ができなかったことにより、前記第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、前記原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、
    前記制御手段は、更に、前記表示制御手段によって受け付けた前記原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行うこと、
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 載置された原稿の画像形成処理に関する原稿情報を検知する検知ステップと、
    複数の項目から利用者によって選択設定を行わせる手動設定項目と前記検知ステップによって検知された前記原稿情報に基づいて複数の項目から選択設定を行う自動設定項目とを有する第1画面と、少なくとも前記自動設定項目を有する第2画面とを切替えて表示操作部に表示し、前記第1画面、または前記第2画面のいずれかに対する入力を受け付ける表示制御ステップと、
    前記表示制御ステップによって表示操作部に表示した前記第1画面の手動設定項目から受け付けた入力、および前記検知ステップによって検知した前記原稿情報とに基づいて画像形成処理を行う第1画面モード、または前記検知ステップによって検知した前記原稿情報に基づいて画像形成処理を行う第2画面モードのいずれかに従って画像形成処理を行う制御ステップと、
    前記制御ステップによる前記第2画面モードに基づく画像形成処理の動作中に、該画像形成処理の動作が継続可能か否かを判断する判断ステップと、を含み、
    前記表示制御ステップは、更に、前記判断ステップによって前記第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、前記自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、
    前記制御ステップは、更に、前記表示制御ステップによって受け付けた前記自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行うこと、
    を特徴とする画像形成方法。
  5. 前記第1画面における前記手動設定項目は、自装置において使用可能なすべての設定項目を有しており、
    前記第2画面は、前記自動設定項目における一部の設定項目のみ、前記手動モード設定項目として有していること、
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成方法。
  6. 載置された原稿の画像を読み取る画像読取ステップを含み、
    前記検知ステップは、前記画像読取ステップよって読み取る原稿の原稿サイズを検知し、
    前記第1画面における前記自動設定項目は、前記検知ステップによって検知された前記原稿サイズに基づいて複数の項目から原稿サイズの選択設定を行わせるものであり、
    前記制御ステップは、前記表示制御ステップによって表示した前記第1画面の手動設定項目から受け付けた入力、および前記検知ステップによって検知した前記原稿サイズとに基づいて画像形成処理を行う第1画面モード、または前記検知ステップによって検知した前記原稿サイズとに基づいて画像形成処理を行う第2画面モードのいずれかに従って画像形成処理を行い、
    前記判断ステップは、前記制御ステップによる前記第2画面モードに基づく画像形成処理の動作中に、前記検知ステップによって前記原稿サイズが検知できたか否かにより、該画像形成処理の動作が継続可能か否かを判断し、
    前記表示制御ステップは、更に、前記判断ステップによって前記検知ステップによる前記原稿サイズの検知ができなかったことにより、前記第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、前記原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、
    前記制御ステップは、更に、前記表示制御ステップによって受け付けた前記原稿サイズを手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行うこと、
    を特徴とする請求項4または5に記載の画像形成方法。
  7. 複数の項目から利用者によって選択設定を行わせる手動設定項目と載置された原稿の画像形成装置に関する原稿情報に基づいて複数の項目から選択設定を行う自動設定項目とを有する第1画面と、少なくとも前記自動設定項目を有する第2画面とを切替えて表示操作部に表示し、前記第1画面、または前記第2画面のいずれかに対する入力を受け付ける表示制御ステップと、
    前記表示制御ステップによって表示操作部に表示した前記第1画面の手動設定項目から受け付けた入力、および前記原稿情報とに基づいて画像形成処理を行う第1画面モード、または前記原稿情報に基づいて画像形成処理を行う第2画面モードのいずれかに従って画像形成処理を行う制御ステップと、
    前記制御ステップによる前記第2画面モードに基づく画像形成処理の動作中に、該画像形成処理の動作が継続可能か否かを判断する判断ステップと、を含み、
    前記表示制御ステップは、更に、前記判断ステップによって前記第2画面モードでの画像形成処理の動作が継続可能でないと判断された場合、前記自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定を受け付け、
    前記制御ステップは、更に、前記表示制御ステップによって受け付けた前記自動設定項目を手動設定項目として利用者による選択設定で、画像形成処理を行うこと、
    をコンピュータに実行させる画像形成プログラム。
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