JP4529593B2 - アイソレータシステム - Google Patents

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Description

本発明はアイソレータシステムに関し、より詳しくは、アイソレータ(無菌室)とそれに連設した滅菌庫とを備えたアイソレータシステムに関する。
従来、アイソレータとそれに連設した滅菌庫とを備えたアイソレータシステムは知られている(例えば特許文献1)。
従来のアイソレータシステムにおいては、先ずアイソレータ内を閉回路の一部として構成し、この閉回路に滅菌ガスを循環させてアイソレータ内を滅菌し、その後に閉回路に大気を循環させることでアイソレータ内のエアレーション(換気)を行う。さらに、その後にアイソレータ内に細菌が入り込むのを防止するために、給気用と排気用のブロアとを作動させてアイソレータ内を常時陽圧に維持するようにしている。
そして、このように給気用と排気用のブロアによってアイソレータ内を陽圧に維持する際には、無菌状態のアイソレータ内に大気中の細菌が入り込むのを防止するために、従来では上記両ブロアと連通するアイソレータの開口部にそれぞれ除菌フィルタを設けている。
特開2001−340432号公報
ところで、上記特許文献1には明示されていないが、従来のアイソレータシステムにおいては、アイソレータと同様に滅菌庫内も常に陽圧に維持する必要がある。
この場合、上述したアイソレータの場合と同様に給気用と排気用のブロアによって滅菌庫内を陽圧に維持する構成が考えられるが、このような構成とすると、2台のブロアだけでなく、滅菌庫に細菌が入り込むのを防止する除菌フィルタも必要となり、全体として構成が複雑で高価になるという欠点が生じる。
上述した事情に鑑み、本発明は、内部が滅菌されて陽圧に維持されるアイソレータと、このアイソレータに開閉扉を介して接続された滅菌庫と、この滅菌庫内の物品を滅菌する滅菌装置とを備え、外部からアイソレータ内に物品を搬入する際には、該物品を滅菌庫内に収容して上記滅菌装置で滅菌してから、上記開閉扉を開放してアイソレータ内へ搬入するようにしたアイソレータシステムにおいて、
上記滅菌庫とアイソレータとを連通させる連通管を設けるとともに、該連通管を開閉させる開閉弁を設け、この開閉弁は、滅菌庫を滅菌する際には閉じられて滅菌庫とアイソレータとの連通を遮断し、滅菌庫での滅菌操作が終了したら上記開閉扉は開放せずに、上記開閉弁が開かれて滅菌庫内にアイソレータ内の陽圧を導入するようにしたものである。
このような構成によれば、滅菌庫の滅菌操作が終了したら上記開閉弁が開かれて滅菌内にアイソレータから陽圧が導入されるので、簡単な構成により滅菌庫を陽圧に維持することができる。しかも、無菌状態のアイソレータから滅菌庫へ陽圧を導入するので、滅菌庫に細菌が入り込むのを防止する除菌フィルタを設ける必要がない。
以下図示実施例について本発明を説明すると、図1において1はアイソレータシステムであり、このアイソレータシステム1は、筐体からなり内部を無菌状態に維持されるアイソレータ2と、上記アイソレータ2の左右の壁面に連設された筐体からなるインキュベータ3および滅菌庫4と、さらにアイソレータ2、インキュベータ3および滅菌庫4の内部を滅菌ガスで滅菌する滅菌装置5とを備えている。
アイソレータ2とインキュベータ3とを区分する壁面6に開閉扉7を開閉自在に設けてあり、また、アイソレータ2と滅菌庫4とを区分する壁面8およびそれと対向する滅菌庫4の壁面9に開閉扉12、13を開閉自在に設けている。
開閉扉7、12を閉鎖すると、アイソレータ2内は外気、インキュベータ3および滅菌庫4から気密を保持して隔離されるとともに、インキュベータ3は外気およびアイソレータ2から気密を保持して隔離されるようになっている。また、開閉扉12、13を閉鎖すると、滅菌庫4内は外気およびアイソレータ2から気密を保持して隔離されるようになっている。
開閉扉7、12を開放した状態において滅菌装置5からアイソレータ2内に滅菌ガスを供給することで、アイソレータ2内とインキュベータ3内および滅菌庫4内が滅菌されるようになっている。そして、両開閉扉7,12を閉鎖した状態において後述する2台のブロア35,37によってアイソレータ2を陽圧にして無菌状態を維持するようになっている。
また、両開閉扉7、12を閉鎖した状態からアイソレータ2内に物品として培養容器を搬入する場合には、開閉扉13を開放して滅菌庫4内に培養容器を収容してから開閉扉13を閉鎖したのち、滅菌装置5によって滅菌庫4内および培養容器を滅菌し、その後に開閉扉12を開放してから滅菌後の培養容器を滅菌庫4からアイソレータ2内へ搬入して開閉扉12を閉鎖するようにしている。
滅菌装置5は、従来公知の滅菌ガス供給手段14と、この滅菌ガス供給手段14とアイソレータ2および滅菌庫4とを接続するガス通路15とから構成してあり、アイソレータ2と滅菌庫4に滅菌ガスを選択的に供給できるようになっている。
滅菌ガス供給手段14は、液状の過酸化水素を蒸発させるための蒸発器16と、この蒸発器16に液状の過酸化水素を滴下させて注入する注入器17と、蒸発器16に向けて送風するブロア18と、このブロア18から送風される空気を乾燥させる乾燥機21と、さらに乾燥機21を通過した空気を加熱するヒータ22とを備えている。
一方、ガス通路15は、蒸発器16の吐出口とアイソレータ2内とを接続する供給管23と、蒸発器16の吸引口とアイソレータ2内とを接続する排出管24とを備えている。上記蒸発器16、供給管23、アイソレータ2内と排出管24とによって、滅菌ガスあるいは空気が反時計回りに循環する閉回路20が構成されている。そして、蒸発器16よりも順次上流側に上記ヒータ22、乾燥機21、ブロア18および過酸化水素成分を取り除く触媒25を設けている。
本実施例のガス通路15は、上記供給管23と排出管24および後述する第1分岐管26、第2分岐管27、連通管28、29およびバイパス管31とによって構成されている。また、本実施例においては、ブロア18、乾燥機21およびヒータ22によって、アイソレータ2あるいは滅菌庫4内を換気するエアレーション手段を構成している。
上記供給管23が接続されるアイソレータ2の供給口2Aには、空気中の細菌を除去する除菌フィルタ32を取り付けてあり、また、排出管24が接続されるアイソレータ2の排出口2Bにも、空気中の細菌を除去する除菌フィルタ33を取り付けている。
また、蒸発器16の隣接下流側となる供給管23に三方電磁弁34を設けてあり、この三方電磁弁34とそこよりも下流側となる供給管23とをバイパス管31によって連通させてあり、さらにこのバイパス管31の途中に空気中の細菌を除去する除菌フィルタ36を設けている。
上記三方電磁弁34の作動は制御装置によって制御されるようになっている。後述するアイソレータ2の滅菌時とその後のエアレーション時(換気時)および滅菌庫4の滅菌工程後のエアレーション工程時には、三方電磁弁34は第2位置に位置して、その前後の供給管23の連通が阻止されるとともに、三方電磁弁34よりも上流側の供給管23とバイパス管31とが連通するようになっている。その状態でブロア18が作動されると、滅菌ガスとしての過酸化水素あるいは触媒25を通過した後の空気がバイパス管31とそこに設けた除菌フィルタ36を通過して、上記閉回路20を循環し、または、第1分岐管26、滅菌庫4、第2分岐管27を流通するようになっている。
他方、後述する滅菌庫4の滅菌工程時には三方電磁弁34が第1位置に位置して、その前後の供給管23が連通する一方、三方電磁弁34よりも上流側の供給管23とバイパス管31との連通が阻止されるようになっている。その状態でブロア18が作動されると、滅菌ガスとしての過酸化水素蒸気はバイパス管31と除菌フィルタ36を介することなく流通するようになっている。
次に、除菌フィルタ32の上流側の供給管23に三方電磁弁38を設けるとともに、この三方電磁弁38に給気用のブロア35を接続している。また、他方の除菌フィルタ33の下流側の排出管24に三方電磁弁39を設けてあり、この三方電磁弁39に排気用のブロア37を接続している。
両三方電磁弁38、39は制御装置によって作動を制御されるようになっており、後述するアイソレータ2内の滅菌時とその後のエアレーション時においては、両三方電磁弁38、39は第1位置に位置して、それらの前後の供給管23および排出管24を連通させるようになっている。
他方、アイソレータ2内の滅菌とエアレーションが終了した後に制御装置によって両三方電磁弁38、39が第2位置に切り換えられるとともに、両ブロア35、37も作動されるようになっている。その際には、三方電磁弁38の前後の供給管23の連通が阻止されるとともに、ブロア35とアイソレータ2内が連通してブロア35から給送される空気がアイソレータ2内に給送される。また、三方電磁弁39の前後の排出管24の連通が阻止されるとともに排気用のブロア37とアイソレータ2内が連通するので、アイソレータ2内の空気がブロア37によって吸引されてアイソレータ2の外部へ排出される。
ブロア35からアイソレータ2に供給される空気は、供給口2Aのフィルタ32を通過することで除菌されるようになっており、また、アイソレータ2の排出口2Bにはフィルタ33を設けているので、ブロア37から細菌がアイソレータ2内に入り込むことが防止されるようになっている。
また、ブロア35とブロア37の送気流量を調節することでアイソレータ2の内圧を制御するようになっており、給気用のブロア35からの単位時間当りの空気の給送量を、排気用のブロア37による単位時間当りの空気の排出量よりも大きく設定することで、両ブロア35,37が作動されている状態では、アイソレータ2の内部は外部よりも陽圧で無菌状態に維持されるようになっている。
三方電磁弁38よりも上流側となる供給管23は第1分岐管26によって滅菌庫4と連通させてあり、この第1分岐管26の接続箇所よりも上流側となる供給管23に三方電磁弁41を設けている。
また、三方電磁弁39よりも下流側となる排出管24は第2分岐管27により滅菌庫4と連通させてあり、この第2分岐管27の接続箇所よりも下流側となる排出管24に三方電磁弁42を設けている。上記両三方電磁弁41、42は制御装置によって作動を制御されるようになっている。
上記両三方電磁弁41,42は連通管28によって連通できるようになっている。後述するアイソレータ2と滅菌庫4の滅菌工程時およびその後のエアレーション工程の際には、両三方電磁弁41、42は第1位置に位置して、それらの前後の供給管23および排出管24を連通させるとともに連通管28と供給管23および排出管24との連通が阻止されている。他方、両三方電磁弁41,42が第2位置に位置すると、それらの前後の供給管23および排出管24の連通が阻止される一方、三方電磁弁41よりも上流の供給管23および三方電磁弁42よりも下流側の排出管24と連通管28が連通するようになっている。そして、その際に三方電磁弁34を第2位置に位置させることで、蒸発器16の隣接下流側の供給管23、バイパス通路31、連通管28、および三方電磁弁42より下流の排出管24とによって閉回路43が構成されるようになっている。
さらに、本実施例においては、滅菌庫4内とアイソレータ2とを連通させる連通路として連通管29を設けてあり、この連通管29に開閉手段として電磁開閉弁44を設けている。この電磁開閉弁44の作動は制御装置によって制御されるようになっており、制御装置は、滅菌庫4内のエアレーション工程後に電磁開閉弁44を開放する一方、それ以外の状態では電磁開閉弁44を閉鎖するようにしている。
本実施例においては、上記連通管29の全長は、該連通管29の内径の6倍までの寸法に設定している。これにより、電磁開閉弁44を閉鎖した状態においてアイソレータ2あるいは滅菌庫4内を過酸化水素により滅菌する際に、上記連通管29の両端の開口部から連通管29内に過酸化水素蒸気が入り込んで、連通管29内が滅菌されるようになっている。
以上の構成において、本実施例においては、先ず次のようにしてアイソレータ2内の滅菌とエアレーションを行う。
すなわち、図1に示すように、制御装置によって電磁開閉弁44を閉鎖し、かつ三方電磁弁38、39、41、42を第1位置に位置させるとともに三方電磁弁34を第2位置に位置させた状態において、注入器17によって蒸発器16へ所定濃度の過酸化水素水を滴下させながら制御装置によってブロア18、乾燥機21およびヒータ22を作動させる。これにより、ブロア18から送り出される空気は、乾燥機21で乾燥されてからヒータ22により加熱されて蒸発器16へ送り込まれる。
そして、この加熱された空気によって蒸発器16内で過酸化水素水が気化して過酸化水素蒸気となり、この滅菌ガスとしての過酸化水素蒸気が、蒸発器16と三方電磁弁34との間の供給管23、バイパス管31、その下流側の供給管23とアイソレータ2の壁面の供給口2Aを介してアイソレータ2内に供給される。
このときには、開閉扉7、12は開放されてインキュベータ3、滅菌庫4内も同時に滅菌されるようになっており、アイソレータ2内に供給された過酸化水素ガスは壁面の排出口2Bから排出管24へ排出されて再度蒸発器16に向けて戻されるようになっている。排出管24の途中には、触媒25を設けているので、排出管24を流通する過酸化水素成分は触媒25によって除去されるようになっている。
このように滅菌ガス供給手段14によりバイパス管31を経由する供給管23と排出管24を介して過酸化水素蒸気を所要時間だけアイソレータ2内に流通させることで、該アイソレータ2内を過酸化水素によって滅菌するようにしている。この時には、除菌フィルタ32、33,36にも過酸化水素蒸気が流通するので、これら除菌フィルタ32、33,36も過酸化水素によって滅菌されるようになっている。
そして、上記滅菌作業のための所要時間が経過したら、上記注入器17から蒸発器16への過酸化水素水の滴下を停止させるとともに、エアレーション手段としての乾燥機21、ヒータ22およびブロア18を継続して所要時間だけ作動させる。
これにより、ブロア18から給送される空気は、乾燥機21で乾燥された後にヒータ22で加熱されて、上述した滅菌時と同じ流通経路によってアイソレータ2内に供給され、アイソレータ2の過酸化水素蒸気を含む空気は排気管24を介してブロア18に向けて戻され、その過程において触媒25によって過酸化水素成分が除去されるようになっている。
このようにブロア18を所要時間だけ作動させてアイソレータ2内へ空気を供給管23と排出管24とで循環させることでアイソレータ2内およびインキュベータ3、滅菌庫4内の過酸化水素成分が除去されるようになっている。また、このようにアイソレータ2内のエアレーションを行うことに伴って、三箇所の除菌フィルタ32、33、36にも空気が流通されるので、それらの除菌フィルタ32、33、36が前工程の滅菌時において過酸化水素蒸気によって湿った状態であっても、エアレーションに伴って乾燥され過酸化水素成分が除去されるようになっている。
上述のようにしてアイソレータ2内の滅菌とエアレーションが完了したら、制御装置は、三方電磁弁38,39を第2位置に切り換えるとともに、ブロア35、37を作動させる(図2の状態)。また、これとともに、制御装置は、エアレーション手段としてのブロア18、乾燥機21およびヒータ22の作動を停止させるとともに、三方電磁弁34を図2に示した第1位置に切り換える。
これにより、アイソレータ2と滅菌ガス供給手段14との連通が阻止される一方、ブロア35によってアイソレータ2内に空気が給送されるとともに他方のブロア37によってアイソレータ37によってアイソレータ2内の空気が吸引された外部に排出されるので、アイソレータ2内は無菌状態で陽圧に維持される。
次に、このようにアイソレータ2の内部を陽圧にした状態において、アイソレータ2内に培養容器を搬入する場合には、滅菌庫4において物品を滅菌する滅菌操作を行う。
先ず、開閉扉12は閉鎖した状態で開閉扉13を開放して滅菌庫4内に培養容器を収容して開閉扉13を閉鎖する。この状態から注入器17によって所定濃度の過酸化水素水を蒸発器16に滴下するとともに制御装置によってブロア18、乾燥機21およびヒータ22を作動させて滅菌ガスを供給し、滅菌工程を開始する。
この時には、蒸発器16から第1分岐管26の接続箇所に至るまでの供給管23と第1分岐管26とを介して蒸発器16と滅菌庫4内が連通するとともに、第2分岐管27とその接続箇所よりも下流側の排出管24とによって蒸発器16と滅菌庫4が連通する。そのため、蒸発器16で生じた過酸化水素蒸気が供給管23と第1分岐管26を経由して滅菌庫4に供給されるとともに、滅菌庫4内の空気は第2分岐管27と排出管24とを介して滅菌庫4の外部へ排出される(図2の状態)。本実施例においては、バイパス管31と除菌フィルタ36を介することなく過酸化水素蒸気を滅菌庫4に供給して、滅菌庫4およびそこに収容した培養容器を滅菌するようにしている。
このようにして、所要時間だけ過酸化水素蒸気を滅菌庫4内に供給して滅菌庫内4とその内部に収容した培養容器を滅菌したら、注入器17から過酸化水素水の滴下を中止する一方、ブロア18、乾燥機21およびヒータ22の作動はそのまま継続させて、エアレーション工程に移行する。この際、制御装置が三方電磁弁34を第2位置に切り換える(図3参照)。これにより、バイパス管31を経由して滅菌庫4と蒸発器16とが連通する。
そのため、ブロア18から給送される空気は、乾燥機21で乾燥されてヒータ22によって加熱されてから蒸発器16とバイパス管31を経由して滅菌庫4に供給されるとともに、滅菌庫4内の空気は第2分岐管27と排出管24を介して庫外へ排出される。これにより、滅菌庫4から排出された空気は排出管24に設けた触媒25によって過酸化水素成分が除去されるとともに、滅菌庫4に給送される空気は除菌フィルタ36によって細菌が除去されて、無菌状態の空気が滅菌庫4に供給されるようになっている。
このようにして、バイパス管31を経由する閉回路によって空気が循環されるので、上述したアイソレータ2の場合と同様に滅菌庫4内のエアレーション(換気)が行われる。このエアレーション工程中および前記滅菌工程中は、ブロア18によって空気が滅菌庫4に吹き込まれているので、該滅菌庫4内は陽圧に維持されている。
そして、上述したように滅菌庫4のエアレーション工程が所要時間だけ行われたら、制御装置はブロア18、乾燥機21、ヒータ22の作動を停止させると同時に電磁開閉弁44を開放させる。
すなわち、ブロア18による送風が停止した時点で滅菌庫4内が陽圧である保証はなくなるため、連通管29を介して滅菌庫4内をアイソレータ2内と連通させて、滅菌庫4内にアイソレータ2内と同じ陽圧を導入し、その陽圧の状態を維持するようになっている。
このように本実施例においては、滅菌庫4の滅菌操作終了によりブロア18を停止させた際には、連通管29を介してアイソレータ2側の陽圧を滅菌庫4に導入して滅菌庫4を確実に陽圧に維持することができる。
本実施例によれば、アイソレータ2のような専用のブロア35、37を設けることなく滅菌庫4を確実に陽圧に維持することができ、しかも両分岐管26,27と滅菌庫4の接続部に空気中から細菌を除去する除菌フィルタを設ける必要がない。
また、本実施例によれば、滅菌庫4のエアレーション工程の際には、バイパス管31に設けた除菌フィルタ36を用いるようにしてあり、その除菌フィルタ36はアイソレータ2の滅菌時に滅菌するとともにその後のエアレーション時に乾燥させている。したがって、滅菌庫4の滅菌工程後のエアレーション工程の際には、除菌フィルタ36に付着した過酸化水素成分を除去するために要する時間が不要となり、その分だけ滅菌庫4での滅菌操作に要する時間を短縮することができる。
つまり、細かなメッシュから成る除菌フィルタ(HEPAフィルタ)は、過酸化水素を吸収しやすく、かつ、除去に時間を要する。よって、滅菌工程時に除菌フィルタに過酸化水素蒸気を通した場合には、エアレーションが長時間に及び、滅菌庫4での滅菌対象が、細胞を収容した培養容器のように冷暗所で保管すべき物品である場合には、内容物が変質する等の不具合が生じるおそれがあった。
よって、本実施例の構成によれば、除菌フィルタ36を滅菌した清浄な状態に保ちながらも、滅菌庫4での滅菌操作に要する時間を短時間とすることができるものである。
なお、上記実施例においては、連通管29によって滅菌庫4とアイソレータ2とを直接連通させているが、図1に想像線で示すように、連通管50によってアイソレータ2内と第2分岐管27とを連通させ、それら連通管50と第2分岐管27との接続部に三方電磁弁51を設けても良い。この場合、滅菌庫4の滅菌操作中においては三方電磁弁51を第1位置に位置させて、該三方電磁弁51の前後の第2分岐管27を連通させるとともに第2分岐管27と連通管50との連通を阻止し、その後、滅菌庫4のエアレーション工程が終了したら三方電磁弁51を第2位置に位置させて、三方電磁弁51の前後の第2分岐管27の連通を阻止するとともに、三方電磁弁51と滅菌庫4との間の第2分岐管27と連通管50とを連通させて滅菌庫4とアイソレータ2を連通させれば良い。
また、上記実施例においては、アイソレータ2の滅菌時にバイパス管31に滅菌ガスを流通させて除菌フィルタ36を滅菌するようにしているが、アイソレータ2、滅菌庫4が滅菌装置5を使用しない時に滅菌しても良い。つまり、三方電磁弁41,42を第2位置に位置させるとともに、三方電磁弁34を第2位置に位置させて、バイパス管31とその前後の供給管23、連通管28、三方電磁弁42よりも下流側の排出管24によって構成される閉回路43によって過酸化水素蒸気を循環させて、除菌フィルタ36を滅菌し、また、エアレーションするようにしても良い。
本発明の一実施例を示す回路図。 図1に示した滅菌庫を滅菌する状態を示した回路図。 図1に示した滅菌庫のエアレーション時を示した回路図。
符号の説明
1…アイソレータシステム 2…アイソレータ
4…滅菌庫 5…滅菌装置
12…開閉扉 29…連通管(連通路)
44…電磁開閉弁(開閉手段)

Claims (3)

  1. 内部が滅菌されて陽圧に維持されるアイソレータと、このアイソレータに開閉扉を介して接続された滅菌庫と、この滅菌庫内の物品を滅菌する滅菌装置とを備え、外部からアイソレータ内に物品を搬入する際には、該物品を滅菌庫内に収容して上記滅菌装置で滅菌してから、上記開閉扉を開放してアイソレータ内へ搬入するようにしたアイソレータシステムにおいて、
    上記滅菌庫とアイソレータとを連通させる連通管を設けるとともに、該連通管を開閉させる開閉弁を設け、この開閉弁は、滅菌庫を滅菌する際には閉じられて滅菌庫とアイソレータとの連通を遮断し、滅菌庫での滅菌操作が終了したら上記開閉扉は開放せずに、上記開閉弁が開かれて滅菌庫内にアイソレータ内の陽圧を導入することを特徴とするアイソレータシステム。
  2. 上記滅菌装置は、滅菌ガスを滅菌庫に供給する滅菌ガス供給手段と、除菌フィルタを通過させた空気を滅菌庫へ供給してエアレーションを行うエアレーション手段とを備えて、滅菌工程とエアレーション工程とからなる滅菌操作を行い、
    滅菌庫での滅菌操作時以外の時に、上記除菌フィルタに滅菌ガスを供給して該除菌フィルタを滅菌することを特徴とする請求項1に記載のアイソレータシステム。
  3. 上記滅菌装置は、滅菌ガスをアイソレータと滅菌庫とに選択的に供給可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアイソレータシステム。
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