JP5243163B2 - アイソレータ - Google Patents

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Description

本発明は、アイソレータに関する。
アイソレータは、無菌環境にある作業室をその内部に有し、作業室において無菌環境であることが要求される作業、たとえば細胞培養などの生体由来材料を対象とする作業を行うためのものである。ここで、無菌環境とは、作業室で行われる作業に必要な物質以外の混入を回避するために限りなく無塵無菌に近い環境をいう。
アイソレータでは、作業室の無菌環境を保つために、過酸化水素などの滅菌物質を作業室内に供給し、作業室内を滅菌する滅菌処理を実施している(特許文献1および2参照)。特許文献1に記載のアイソレータシステムは、液状の過酸化水素に乾燥した高温の空気を当てて気化させ、過酸化水素ガスをアイソレータに供給している。また、特許文献2に記載の除染装置は、加熱部により過酸化水素水を蒸発させて過酸化水素ガスを発生させ、当該過酸化水素ガスをアイソレータに供給している。
また、滅菌処理中に作業室を含む被滅菌空間から滅菌物質が多量に漏出すると、滅菌物質濃度が減少し、十分な滅菌ができない場合がある。また、過酸化水素などの滅菌物質は人体に有害であるため、アイソレータ外部に滅菌物質が漏出しないことが望まれる。そこで、特許文献2に記載の除染装置では、滅菌物質を供給する前に、アイソレータの漏れテスト(リークテスト)を実施している。
特開2006−68122号公報 特開2005−218548号公報
上述のような状況下において、本発明者らは以下の課題を認識するに至った。上述の特許文献1および2の構成において、均一な濃度の過酸化水素ガスを安定的に生成するためには、乾燥空気もしくは過酸化水素水自体を加熱するヒータが所望の温度にまで昇温した後に、過酸化水素ガスの生成を開始する必要があった。
一方、アイソレータのリークテストを実施している最中にヒータの昇温を開始すると、ヒータの熱によってアイソレータ内の圧力が変動してしまう。またヒータの熱によるヒータ周辺の空間の圧力変動によってアイソレータ内の圧力が変動してしまう。そのため、信頼性の高いリークテストを実施することができない。よって、まずアイソレータのリークテストを実施し、リークテストが終了した後にヒータの昇温を開始し、そして、ヒータが所望の温度となってから過酸化水素ガスを生成して滅菌処理を行う必要があった。
ところで、アイソレータでは、滅菌処理に長い時間がかかると次回の作業を開始可能な状態となるまでに長い時間がかかり、作業効率が低下してしまう。そのため、アイソレータでの作業効率の向上を図るためには、滅菌処理に要する時間の短縮化が求められる。特許文献1および2の構成では、リークテストの終了を待ってからヒータの予熱を開始しており、滅菌処理に要する時間を短縮する余地があった。
本発明は本発明者らによるこのような認識に基づいてなされたものであり、その目的は、アイソレータにおける滅菌処理に要する時間をより短縮することができる技術の提供にある。
本発明のある態様は、アイソレータである。このアイソレータは、生体由来材料を対象とする作業を行うための作業室と、作業室を含む気体流路に熱的および圧力的に独立した状態で設けられ、滅菌物質を加熱して気化するためのヒータを有し、気体流路に気化された滅菌物質を供給する滅菌物質供給部と、気体流路内を加圧もしくは減圧する気体流路圧調整部と、気体流路内の圧力を検知する気体流路圧検知部と、気体流路圧調整部により気体流路内を加圧もしくは減圧し、その後気体流路圧検知部の検知結果に基づいて、気体流路の気体漏れを確認する気体流路リークテストの実施と、滅菌物質供給部による滅菌物質の供給と、を制御する制御部と、を備え、制御部は、気体流路リークテストと並行して滅菌物質の供給にともなうヒータの昇温を行うことを特徴とする。
この態様によれば、アイソレータにおける滅菌処理に要する時間をより短縮することができる。
上記態様において、滅菌物質供給部内を加圧もしくは減圧する供給部圧調整部と、滅菌物質供給部内の圧力を検知する供給部圧検知部と、を備え、制御部は、ヒータが常温時に、供給部圧調整部により滅菌物質供給部内を加圧もしくは減圧し、供給部圧検知部の検知結果に基づいて、滅菌物質供給部の気体漏れを確認する供給部リークテストの実施を制御してもよい。
なお、上述した各要素を適宜組み合わせたものも、本件特許出願によって特許による保護を求める発明の範囲に含まれうる。
本発明によれば、アイソレータにおける滅菌処理に要する時間をより短縮することができる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係るアイソレータ100の構成を示す概略図である。
図1に示すように、実施形態1に係るアイソレータ100は、作業室10と、気体供給部20と、気体排出部30と、滅菌物質供給部40と、制御部50とを備える。
作業室10は、細胞抽出、細胞培養などの生体由来材料を対象とする作業を行うための空間である。作業室10には前面扉12が開閉可能に設けられており、前面扉12の所定の位置には、作業室10内で作業を行うための作業用グローブ14が設けられている。作業者は前面扉12に設けられた図示しない開口部から作業用グローブ14に手を挿入して、作業用グローブ14を通じて作業室10内で作業を行うことができる。ここで、生体由来材料とは、細胞を含む生物そのもの、あるいは生物を構成する物質、または生物が生産する物質などを含む材料を意味する。また、作業室10には、作業室10内の温度を検知する作業室温度計16と、作業室10を含む気体流路内の圧力を検知する気体流路圧検知部としての作業室気圧計18とが設けられている。
気体供給部20は、吸気口22と、シロッコファンなどの吸気ファン24とを備え、吸気ファン24によってアイソレータ100外部の気体を吸気口22から取り込み、アイソレータ100内に供給する。気体供給部20における作業室10との連結部には、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタなどの微粒子捕集フィルタ26が設けられている。吸気口22には吸気弁23が開閉可能に設けられており、吸気弁23の開閉によって吸気口22からの外気の取り入れが制御される。また、気体供給部20には循環口60が設けられており、循環口60には循環路弁61が開閉可能に設けられている。
気体排出部30は、排気口32と、シロッコファンなどの排気ファン34とを備え、排気ファン34によって作業室10内の気体を排気口32からアイソレータ100外に排出する。気体排出部30の排気ファン34よりも気体流れ上流側には、HEPAフィルタなどの微粒子捕集フィルタ36が設けられている。排気口32には排気弁33が開閉可能に設けられており、排気弁33の開閉によって排気口32からの気体の排出が制御される。また、排気口32の排気弁33よりも気体流れ上流側には、活性炭、白金触媒などを含む滅菌物質除去フィルタ38が設置されている。本実施形態に係るアイソレータ100では、吸気ファン24と排気ファン34とによって、作業室10を含む気体流路内を加圧もしくは減圧するための気体流路圧調整部が構成されている。ここで、作業室10を含む気体流路とは、たとえば気体供給部20および気体排出部30を含む、吸気口22から排気口32までの領域をいう。
滅菌物質供給部40は、気化された滅菌物質を作業室10を含む気体流路内に供給するためのものであり、一方の端部が滅菌物質供給管42を介して作業室10に連結され、他方の端部が滅菌物質循環路44を介して作業室10と気体排出部30との間の気体流路に連結されている。滅菌物質供給管42にはバルブ428が設けられ、滅菌物質循環路44にはバルブ474が設けられている。アイソレータ100は、滅菌物質供給部40から滅菌物質を供給することで、作業室10を含む気体流路内を無菌環境とすることができる。ここで、無菌環境とは、作業室で行われる作業に必要な物質以外の混入を回避するために限りなく無塵無菌に近い環境をいう。
本実施形態において滅菌物質は過酸化水素であり、滅菌物質供給部40は、たとえば図2に示すような構成を備える。図2は、滅菌物質供給部40の構成を示す概略図である。
図2に示すように、滅菌物質供給部40は、霧化部410および気化部420からなる滅菌ガス生成部402と、過酸化水素水を貯蔵する過酸化水素水カートリッジ460と、供給部圧調整部としての空気供給ファン470と、を有する。
霧化部410は、収容部材411、蓋部材412、超音波振動子413、カップ414、および漏斗部材415を有する。
収容部材411の底面に超音波振動子413が設けられている。超音波振動子413は、電気エネルギーを超音波領域の機械振動に変換する素子である。蓋部材412の上面に滅菌物質供給部40内の圧力を検知する供給部圧検知部としての供給部気圧計419が設けられている。
収容部材411の上部外周にフランジ416が形成されている。また、フランジ416に対応して、蓋部材412の下部外周にフランジ417が形成されている。フランジ416とフランジ417とをネジなどの締結部材418によって締め付けることにより、フランジ416とフランジ417との間が封止され、収容部材411および蓋部材412の内部に空間が形成されている。
収容部材411および蓋部材412の内部空間は、カップ414によって上側の空間432と下側の空間434とに仕切られている。具体的には、カップ414の周縁部分は、フランジ416とフランジ417との間に挿入されており、フランジ416とフランジ417とを締結部材418によって締め付けることにより固定されている。
下側の空間434には、超音波振動子413で発生した超音波領域の機械振動を伝播する超音波伝播用液440が満たされている。なお、超音波伝播用液440としては、例えば水のような粘性の小さいものが好適である。一方、上側の空間432には、配管480と漏斗状部482とからなる漏斗部材415が設けられている。漏斗部材415については後述する。
蓋部材412の側面には、開口450および開口452が設けられている。また、蓋部材412の上面に開口454が設けられている。開口450には、過酸化水素水カートリッジ460に貯留された過酸化水素水を空間432に供給するための配管462が挿入されている。配管462の途中には過酸化水素水カートリッジ460に貯留された過酸化水素水を汲み上げるためのポンプ464が設けられている。ポンプ464は、後述する供給部リークテスト時に滅菌物質供給部内を気密に保つことができるように、配管462内の通路を気密に遮蔽するもの、例えばペリスタポンプなどが好ましい。ポンプ464が配管462内の通路を気密に遮蔽するものでない場合には、たとえば配管462のポンプ464よりも過酸化水素水カートリッジ460側にバルブなどの遮蔽手段をもうけることで、配管462内の通路を気密に遮蔽してもよい。
また、開口452には、途中に軸流ファンなどの空気供給ファン470が設けられ、空気供給ファン470から送出された空気を空間432に送る配管472が接続されている。配管472の開口452と反対側の端部は、断熱性樹脂などからなる断熱性連結部475を介して滅菌物質循環路44に接続されている。滅菌物質循環路44の断熱性連結部475側の端部領域には、バルブ474が設けられている。したがって、滅菌物質供給部40の滅菌物質循環路44側は、断熱性連結部475およびバルブ474により、作業室10を含む気体流路に対して熱的および圧力的に独立した状態で設けられている。空気供給ファン470は、正回転で空間432に空気を送出して滅菌物質供給部40内を加圧し、逆回転で空間432から空気を吸引して滅菌物質供給部40内を減圧する供給部圧調整部としても機能する。また、空気供給ファン470は、作業室10内に滅菌物質を供給するために用いられる。
また、開口454には、漏斗部材415の配管480が挿入されており、漏斗状部482の開口484が下方に向くように漏斗部材415が固定されている。配管480の一方の端部は気化部420に固定されている。なお、開口452の位置は、漏斗状部482の開口484の位置よりも上方に設けられている。これにより、開口452から送り込まれた空気は、開口484に直接吹き込まず、漏斗状部482の外側を下方に流れた後、漏斗状部482の下方で折り返した後、漏斗状部482の内側を上方に流れる。
以上のような構成の霧化部410では、カップ414に供給された過酸化水素水が超音波領域の機械振動によりミスト化され、ミスト化された過酸化水素は空気供給ファン470から送出された空気により、漏斗状部482の開口484および配管480を経由して、気化部420に送り込まれる。空間432と気化部420との連結部に漏斗部材415が設けられ、開口484が漏斗状となっているため、ミスト化された過酸化水素は効率よく捕集されて気化部420に送られる。この際、ミスト化されずに、漏斗状部482の内側に付着した比較的大きな粒子の過酸化水素は、重力によりカップ414に落下し、再びミスト化される。
気化部420は、加熱管421、ヒータ422、流路形成板423、配管424、および温度計425を有する。
加熱管421は軸方向が鉛直方向になるように配管480と接続されている。加熱管421の内部には、配管480から送出された過酸化水素および空気が下方から上方へ流れる流路426が形成されている。加熱管421の内部には、加熱管421の内面から加熱管421の軸と垂直な方向に突出する流路形成板423が互い違いに設けられている。これにより、加熱管421の内部に形成された流路426が蛇行し、流路426が長くなる。この結果、流路426に過酸化水素が滞留する時間が長くなり、流路426内で過酸化水素が確実にガス化される。
本実施形態では、加熱管421は空間432の直上に設けられている。このため、加熱管421内で過酸化水素がガス化せずに液化した場合に、液化した過酸化水素が重力により空間432に落下する。空間432に戻った過酸化水素は超音波領域の機械振動により再びミスト化され、加熱管421に送られる。これにより、加熱管421内で液化した過酸化水素を簡便な構造で空間432に戻し、再びミスト化することにより、カップ414内の過酸化水素水を無駄なく、確実にガス化することができる。
加熱管421の中央部分に加熱管421の軸に沿って、ミスト化した過酸化水素を加熱して気化するためのヒータ422が設けられている。ヒータ422は、たとえば、過酸化水素の気化に適した温度である150℃にまで温度上昇が可能であり、制御部50によるオンオフの制御により温調される。ヒータ422には複数のフィンが設けられていることが望ましい。これにより、ヒータ422と流路426を流れる過酸化水素との接触面積が増加し、過酸化水素のガス化を促進することができる。
加熱管421の上部側面には、配管424の一方の端部が接続されている。配管424には、配管424の内部温度を測定するための温度計425が設けられている。配管424の他方の端部は、断熱性樹脂などからなる断熱性連結部427を介して滅菌物質供給管42に接続されている。滅菌物質供給管42の断熱性連結部427側の端部領域には、バルブ428が設けられている。したがって、滅菌物質供給部40の滅菌物質供給管42側は、断熱性連結部427およびバルブ428により、作業室10を含む気体流路に対して熱的および圧力的に独立した状態で設けられている。
以上のような構成の滅菌物質供給部40において、滅菌ガスを供給する動作について説明する。
まず、ヒータ422のスイッチがオンにされ、ヒータ422の昇温が開始されるとともに、ポンプ464を駆動して過酸化水素水カートリッジ460に貯留された過酸化水素水が汲み上げられ、空間432に向けて過酸化水素水が送出される。
ヒータ422のスイッチがオンになることにより、配管424の内部温度が常温から上昇し始める。また、過酸化水素水が配管462を通過して空間432に到達すると、カップ414の底部に過酸化水素水が貯まり始め、カップ414内の過酸化水素水量が上昇し始める。
配管424の内部温度を計測する温度計425が、過酸化水素ガスが再凝結しない温度、たとえば90℃に達すると、超音波振動子413の駆動が開始され、超音波伝播用液440を介して空間432に超音波領域の機械振動が伝播される。また、空気供給ファン470による送風が開始され、滅菌物質循環路44を介して気体流路内の空気が空間432に送り込まれる。これにより、空間432において過酸化水素がミスト化(霧化)し、ミスト化した過酸化水素が空気供給ファン470からの送風により加熱管421に供給される。加熱管421に供給されたミスト状の過酸化水素は、ヒータ422により加熱されてガス化(気化)する。ガス状になった過酸化水素は、配管424を経由して滅菌物質供給管42に供給される。
なお、カップ414内の過酸化水素水量が超音波領域の機械振動によるミスト化に適した量になるように、ポンプ464によって空間432に向けて送出される過酸化水素水の流量を調節することが望ましい。これにより、カップ414内の過酸化水素水を効率的にミスト化することができる。
過酸化水素水カートリッジ460に貯留された過酸化水素水が徐々に消費され、過酸化水素水カートリッジ460の過酸化水素水の残量がなくなると、空間432への過酸化水素水の補給が停止する。上側の空間432への過酸化水素水の補給停止後、カップ414内の過酸化水素水量が徐々に減少し、カップ414内の過酸化水素水の残量がゼロになる。
カップ414内の過酸化水素水の残量がゼロになると、霧化部410から気化部420に送られるミスト状の過酸化水素の量が徐々に減少するため、加熱管421において過酸化水素が気化することにより奪われる熱量が徐々に減少する。これにより、配管424の内部温度が過酸化水素の気化温度からさらに上昇する。
温度計425によって計測された配管424の内部温度が所定の判定温度に達したら、ヒータ422のスイッチがオフにされ、ヒータ422による加熱が停止される。なお、当該判定温度は、加熱管421内の過酸化水素のガス化が完了し、加熱管421内を空気のみが移動し始めるときの配管424の内部温度である。すなわち、配管424の内部温度が所定の判定温度に達することは、カップ414内の過酸化水素水の残量がゼロになり、ガス化すべき過酸化水素水が滅菌物質供給部40に存在しないことを意味する。ヒータ422がオフにされた後、配管424の内部温度は徐々に低下し、常温に戻る。
なお、滅菌物質供給部40は上述の構成に限らず、たとえば過酸化水素水を加熱した容器内に供給して気化させることで過酸化水素ガスを発生させるものであってもよい。また、滅菌物質は過酸化水素に限定されず、たとえばオゾンなどの活性酸素種を含む物質であってもよい。
制御部50は、吸気弁23、排気弁33、および循環路弁61の開閉と、吸気ファン24および排気ファン34のオンオフと、滅菌物質供給部40のポンプ464の駆動と、バルブ428、474の開閉と、ヒータ422、空気供給ファン470、および超音波振動子413のオンオフとを制御する。
続いて、上述の構成を備えたアイソレータ100における滅菌処理について説明する。図3は、アイソレータ100のリークテストを説明するための図である。図4は、滅菌物質供給時のアイソレータ100の状態を示す図である。
まず、作業室10で作業が実施されている状態では、図1に示すように、制御部50が、吸気弁23および排気弁33を開状態に、循環路弁61を閉状態になるように制御している。また、制御部50は、吸気ファン24および排気ファン34を駆動している。これにより、図1中の矢印で示すように、外気が吸気口22から作業室10内に供給され、作業室10内の気体が排気口32からアイソレータ100外に排出されるという気体流路がアイソレータ100内に形成されている。
アイソレータ100では、初回の作業の開始前と、作業室10内での作業(前回の作業)が終了した後、次回の作業を開始する前に作業室10を含む気体流路内の滅菌処理が行われる。アイソレータ100の滅菌処理は、前処理工程と、滅菌工程と、除去工程とを含む。
前処理工程では、まず、制御部50の制御のもと、過酸化水素ガスが充満することになる作業室10を含む気体流路における、気体漏れ(リーク)を確認する気体流路リークテストが実施される。以下、図3を用いて気体流路リークテストについて説明する。
気体流路リークテストでは、吸気弁23が開状態、排気弁33が閉状態で吸気ファン24がオンにされ、アイソレータ100の気体流路内に外気が取り込まれる。このとき、バルブ428、474は閉状態とされてる。これにより、気体流路内の圧力が上昇する。気体流路内の圧力は、作業室10内の圧力と略同一であり、作業室気圧計18によって検知することができる。制御部50は、作業室気圧計18の検知結果から気体流路内の圧力がリークテストに必要なテスト圧となったことを検知する。気体流路内の圧力がテスト圧となったら、制御部50は、吸気弁23を閉じて吸気ファン24をオフにする。なお、吸気弁23を閉状態、排気弁33を開状態として、排気ファン34を駆動し、気体流路内を陰圧にするようにしてもよい。
続いて、所定時間、たとえば10分間、アイソレータ100はそのままの状態が維持される。所定時間経過後、制御部50が作業室気圧計18の検知結果に基づいて、漏れ判定を実施する。所定時間経過後の気体流路内の圧力が許容圧力低下量cを上回っていた場合(曲線a)、制御部50は、滅菌処理を続行する。一方、所定時間経過後の気体流路内の圧力が許容圧力低下量cを下回っていた場合(曲線b)、制御部50は、滅菌処理を中止し、図示しない報知部にて気体漏れが発生している旨を提示して滅菌処理の中止を作業者に報知する。以上で気体流路リークテストが終了する。
また、前処理工程では、ヒータ422のスイッチがオンにされ、ヒータ422の昇温が開始される。従来のアイソレータでは、ヒータ422の昇温を気体流路リークテスト実施中に開始すると、ヒータ422の熱によって気体流路内の圧力が変化し、またヒータ422の熱による滅菌物質供給部40内の圧力変動によって気体流路内の圧力が変化してしまい、正確な気体流路リークテストを実施することができなかった。そのため、気体流路リークテストの終了を待ってからヒータ422の昇温を開始する必要があった。一方、本実施形態に係るアイソレータ100では、気体流路とヒータ422を含む滅菌物質供給部40とが断熱性連結部427、475およびバルブ428、474を介して熱的および圧力的に独立した状態で連結されている。そのため、気体流路リークテストの最中にヒータ422の昇温を開始することができる。
ヒータ422の温度が所定温度まで上昇したら、図4に示すように、吸気弁23および排気弁33が閉状態、循環路弁61が開状態にされ、吸気ファン24がオンにされるとともに、バルブ428、474が開状態にされ、過酸化水素ガスの生成が開始される。生成された過酸化水素ガスは滅菌物質供給管42から作業室10内に供給され、図4中の矢印で示すように、気体流路内を循環する。ここで、当該所定温度は、配管424の内部温度が過酸化水素ガスが再凝結しない温度である。
過酸化水素ガスが気体流路内に供給され、作業室10を含む気体流路内における過酸化水素ガス濃度が滅菌処理に必要な濃度以上となったら、滅菌工程が開始される。滅菌工程では、図4に示すように、吸気弁23および排気弁33が閉状態、循環路弁61が開状態で、滅菌物質供給部40から送り出された過酸化水素ガスが、作業室10、循環口60、排気ファン34、作業室10へと循環して滅菌が行われる。滅菌工程が終了した後、滅菌処理は除去工程に入る。
除去工程では、滅菌物質供給部40からの過酸化水素ガスの供給が停止されるとともに、吸気弁23および排気弁33が開状態、循環路弁61が閉状態にされ、吸気ファン24および排気ファン34がオンにされる。これにより、アイソレータ100外部の空気が吸気口22から取り込まれて気体流路内に供給されるとともに、気体流路内の過酸化水素ガスが気体排出部30に送られ、滅菌物質除去フィルタ38にて吸着、もしくは分解されて除去される。
除去工程で気体流路内の気体が空気に置換されて、気体流路内の過酸化水素ガス濃度が所定濃度以下となった場合に、作業室10が使用可能な状態となり、滅菌処理が終了する。ここで、作業室10が使用可能な状態となる過酸化水素ガスの濃度は、作業に用いられる生体由来材料に、作業上無視できない程度の影響を与えない濃度である。この濃度は、たとえばACGIH(American Conference of Governmental Industrial Hygienists)によって規定されている1ppm(TWA:時間加重平均値)以下の濃度である。
ここで、バルブ428、474を開状態にして、上述の気体流路リークテストと同様の工程を実施することで、気体流路と滅菌物質供給部40とを合わせた空間の気体漏れを確認する一括リークテストを実施することができる。なお、一括リークテストは、バルブ428、474を開状態にして、後述する供給部リークテストと同様の工程を実施する構成であってもよい。
続いて、供給部リークテストについて説明する。本実施形態に係るアイソレータ100では、気体流路リークテストおよび一括リークテストに加えて、滅菌物質供給部40の気体漏れを気体流路の気体漏れとは独立に確認する供給部リークテストが実施される。本実施形態に係るアイソレータ100では、滅菌物質供給部40が空気供給ファン470および供給部気圧計419を備え、また、作業室10を含む気体流路と滅菌物質供給部40とがバルブ428、474によって圧力的に独立している。そのため、気体流路リークテストと独立して供給部リークテストを実施することができる。
供給部リークテストでは、バルブ428が閉状態、バルブ474が開状態で、空気供給ファン470がオンにされ、滅菌物質供給部40内に空気が取り込まれる。配管462については、ポンプ464もしくは上述の遮蔽手段によって気密性が保たれている。これにより、滅菌物質供給部40内の圧力が上昇する。滅菌物質供給部40内の圧力は、供給部気圧計419によって検知される。制御部50は、供給部気圧計419の検知結果から滅菌物質供給部40内の圧力がリークテストに必要なテスト圧となったことを検知する。滅菌物質供給部40内の圧力がテスト圧となったら、制御部50は、バルブ474を閉じて空気供給ファン470をオフにする。なお、バルブ428を開状態、バルブ474を開状態として、空気供給ファン470を駆動し、滅菌物質供給部40内を陰圧にするようにしてもよい。
続いて、所定時間、たとえば10分間、滅菌物質供給部40はそのままの状態が維持される。所定時間経過後、制御部50が供給部気圧計419の検知結果に基づいて、気体流路リークテストと同様に漏れ判定を実施する。制御部50は、所定時間経過後の滅菌物質供給部40内の圧力が許容圧力低下量を上回っていた場合は次に行われる処理を続行し、許容圧力低下量を下回っていた場合は作業者に報知する。
一括リークテストもしくは供給部リークテストによる滅菌物質供給部40における気体漏れの確認は、たとえば以下のタイミングで実施される。図5は、滅菌物質供給部40における気体漏れの確認タイミングについて説明する図である。
作業室10を含む気体流路は、前面扉12など手動操作により密閉性を確保する部分が存在するため、滅菌処理毎に気体流路リークテストを実施することが望ましい。一方、滅菌物質供給部40では、供給部リークテストの基準を満たさない気体漏れが発生する原因としては、たとえば開口450、452、454などに設けられた、図示しないパッキンの経年劣化などしかない。そのため、滅菌物質供給部40の気体漏れの確認は、気体流路リークテストほど頻繁に実施しなくてもアイソレータ100の安全性を確保することができる。
そこで、本実施形態に係るアイソレータ100では、図5に示すように、ヒータ422が常温時に、定期的に滅菌物質供給部40の気体漏れの確認を実施するようにした。すなわち、たとえば一日の作業のうち、初回の作業を開始する前に、一括リークテストを実施し(図5中のタイミングI)、作業変更時には、作業室リークテストのみを実施するようにした(図5中のタイミングII、III)。なお、図5中のタイミングIにおいて、一括リークテストの代わりに、気体流路リークテストと供給部リークテストとを並行して実施するようにしてもよい。
このように気体流路における気体漏れの確認と滅菌物質供給部40における気体漏れの確認とを実施する場合において、滅菌物質供給部40における気体漏れの確認回数を減らすことで、滅菌物質供給部40における気体漏れの確認を実施しないときに気体流路リークテストと並行してヒータ422の加熱を開始できるため、滅菌処理にかかる時間を短縮することができる。また、供給部リークテストのみを、たとえばアイソレータ100のメンテナンス時に実施するようにしてもよく、滅菌物質供給部40を気体流路とは熱的および圧力的に独立に設けたことで、供給部リークテストを自由に設定することができる。
以上説明した構成による作用効果を総括すると、本実施形態に係るアイソレータ100は、作業室10を含む気体流路に熱的および圧力的に独立した状態で設けられた滅菌物質供給部40を備えている。そして、気体流路リークテストと並行してヒータ422の昇温を行っている。そのため、アイソレータ100における滅菌処理に要する時間をより短縮することができ、その結果、アイソレータ100の使用効率が向上し、被処理物の生成量を増大させることができる。
また、アイソレータ100では、滅菌物質供給部40が空気供給ファン470と供給部気圧計419とを備えており、バルブ428、474によって気体流路と圧力的に独立しているため、滅菌物質供給部40内の気体漏れを確認する供給部リークテストを気体流路リークテストと独立して実施することが可能である。これにより、供給部リークテストの設定自由度が増すため、アイソレータ100の使い勝手が一層向上する。また、供給部リークテストと気体流路リークテストとを独立に実施することで、気体漏れ箇所の特定が容易にできるようになるため、アイソレータ100の使い勝手が一層向上する。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
実施形態1に係るアイソレータの構成を示す概略図である。 滅菌物質供給部の構成を示す概略図である。 アイソレータのリークテストを説明するための図である。 滅菌物質供給時のアイソレータの状態を示す図である。 滅菌物質供給部における気体漏れの確認タイミングについて説明する図である。
符号の説明
10 作業室、 16 作業室温度計、 18 作業室気圧計、 20 気体供給部、 22 吸気口、 23 吸気弁、 24 吸気ファン、 26 微粒子捕集フィルタ、 30 気体排出部、 32 排気口、 33 排気弁、 34 排気ファン、 36 微粒子捕集フィルタ、 38 滅菌物質除去フィルタ、 40 滅菌物質供給部、 42 滅菌物質供給管、 44 滅菌物質循環路、 50 制御部、 60 循環口、 61 循環路弁、 100 アイソレータ、 402 滅菌ガス生成部、 410 霧化部、 413 超音波振動子、 414 カップ、 419 供給部気圧計、 420 気化部、 421 加熱管、 422 ヒータ、 423 流路形成板、 424 配管、 425 温度計、 427、475 断熱性連結部、 428、474 バルブ、 460 過酸化水素水カートリッジ、 462 配管、 464 ポンプ、 470 空気供給ファン、 474 バルブ。

Claims (2)

  1. 生体由来材料を対象とする作業を行うための作業室と、
    前記作業室を含む気体流路に熱的および圧力的に独立した状態で設けられ、滅菌物質を加熱して気化するためのヒータを有し、前記気体流路に気化された滅菌物質を供給する滅菌物質供給部と、
    前記気体流路内を加圧もしくは減圧する気体流路圧調整部と、
    前記気体流路内の圧力を検知する気体流路圧検知部と、
    前記気体流路圧調整部により前記気体流路内を加圧もしくは減圧し、その後前記気体流路圧検知部の検知結果に基づいて、前記気体流路の気体漏れを確認する気体流路リークテストの実施と、前記滅菌物質供給部による前記滅菌物質の供給と、を制御する制御部と、
    を備え、前記制御部は、前記気体流路リークテストと並行して前記滅菌物質の供給にともなう前記ヒータの昇温を行うことを特徴とするアイソレータ。
  2. 前記滅菌物質供給部内を加圧もしくは減圧する供給部圧調整部と、
    前記滅菌物質供給部内の圧力を検知する供給部圧検知部と、
    を備え、前記制御部は、前記ヒータが常温時に、前記供給部圧調整部により前記滅菌物質供給部内を加圧もしくは減圧し、前記供給部圧検知部の検知結果に基づいて、前記滅菌物質供給部の気体漏れを確認する供給部リークテストの実施を制御することを特徴とする請求項1に記載のアイソレータ。
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